| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
西武 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 7 | 13 | 0 | 3 |
楽天 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1X | 8 | 13 | 2 | 1 |
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勝利投手:中込 陽翔(1勝0敗0S) 敗戦投手:上田 大河(2勝1敗0S) 本塁打 | ||||||||||||||||
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◆楽天が4時間38分の熱戦を制し、連敗を5で止めた。楽天は6-7で迎えた延長11回裏、浅村のソロで同点とする。続く12回には2死二塁から黒川の適時打が飛び出し、サヨナラ勝利を収めた。投げては、7番手・中込がプロ初勝利。敗れた西武は、救援陣が精彩を欠いた。
◆欠場が続く西武タイラー・ネビン内野手(29)が22日、楽天戦(東京ドーム)の試合前練習で強度を上げた。21日の練習ではフリー打撃を早々にやめていたが、この日は30スイング以上。徐々に強度を上げ、最後のひと振りではスタンドインさせた。「もう試合っていうところにしっかりと準備をしながら、テストの段階でもあるので、だんだん出力を上げていきながら」と現状を口にした。春先に左脇腹の張りで出遅れ、関係者によると、現在も春先の患部と近い箇所に不安があるという。ただこの日は一塁ノックを受け、二塁送球も行い、ベースランニングもしっかりと行った。今季は5月から合流し、すでに32試合で11本塁打を放つなど、チームの得点力への影響力は高い。この日の楽天戦は欠場する見込みだが、西口文也監督(53)は「東北に連れて行く」と23日から山形、仙台と続く楽天戦にも同行予定。実戦復帰のタイミングを見極めていくことになる。【金子真仁】
◆楽天が年に1度の東京ドームで主催試合を開催する。楽天グループによる冠協賛デー「楽天スーパーナイター」と銘打たれた一戦。普段はなかなか仙台まで試合観戦に行けないという関東のファンを主なターゲットにする。楽天グループの社員らも来場し、近年では年に1度のペースで同地で試合を行っている。これまで主催試合13戦を開催した。この日はピンク色の「サードユニホーム2026」が入場者3万人に配布され、台湾にあるプロ野球球団「楽天モンキーズ」の公式チアリーダーグループ「Rakuten Girls」も来場する。【写真特集】台湾チアがセレモニアルピッチ サンドウィッチマンも観戦/楽天スーパーナイター
◆台湾から来場したチアが、年に1度の東京ドーム楽天主催試合を花を添えた。台湾にあるプロ野球球団「楽天モンキーズ」の公式チアリーダーグループ「Rakuten Girls」の高橋佳帆(たかはしかほ)穎樂(インルー)笑笑(シャオシャオ)Kira(キラ)若潼(ロートン)??(ウィニー)の6人が来場した。試合前のグラウンドで「Rakuten Girls」は楽天の公式チアリーダー「東北ゴールデンエンジェルス」とのスペシャルパフォーマンスを披露し、会場を盛り上げた。さらに高橋佳帆と穎樂はセレモニアルピッチを行った。唯一の日本人メンバーである高橋は「これからも台湾での生活を頑張るので、皆さん、応援お願いします」と話した。穎樂は「皆さん、こんにちは。大好き。ありがとうございます」と日本語であいさつした。
◆西武西口文也監督(53)は練習前、三塁側ベンチ裏からグラウンドに現れると、一目散に一塁側ベンチのほうへ早足になった。ホームベース後ろで打撃練習を見守る楽天吉井理人監督(61)にあいさつするためだった。シーズン途中の吉井監督の電撃就任が発表された17日、大阪市内のグラウンドで目を丸くした。「いや、ビックリしました」。7歳差で高校も違うが、同じ和歌山の出身だ。昨季はロッテ監督だった吉井氏と対戦した。西武の13勝10敗2分け。勝ち越したものの「大先輩だし、理論派といいますか、本当に頭を使った野球という感じを受けました」と決して組みやすい相手ではなかったという。ソフトバンク小久保監督も含め、再び紀州出身の3人の監督がパ・リーグで戦う。「今度球場で会った時にあいさつさせていただこうと思います」西口監督が身を縮めてから5日、早くもそんなタイミングが。楽天の打撃練習中だったため、長い時間ではなかったが言葉をかわした。どんな言葉をかわしたのか。西口監督は「まさかこんなに早く、またグラウンドでお会いできるとは思わなかったです、みたいな感じで」と、楽しそうに会話を再現した。【金子真仁】
◆西武渡部聖弥外野手(23)が事実上の「予告ホームラン」を達成した。0-0の3回無死、7番打者として先頭で打席に立ち、フルカウントからの高め直球を豪快に左翼席へ。2試合連続、先制の6号ソロとなった。21日のオリックス戦(京セラドーム大阪)で5月6日以来となる5号3ランを放ったばかり。不調に苦しんでいたが、西口文也監督(53)には「1本出たらポンポン行くと思います」と5号ソロを打つ前に宣言していた。見事な5号、そして本当に"ポンポン"の6号。「浮いたまっすぐをしっかりと捉えることができました」と先制点の喜びをコメントした。
◆楽天が年に1度の東京ドームで主催試合を開催した。台湾から来場したチアが、年に1度の東京ドーム楽天主催試合を花を添えた。試合は延長戦の末に劇的なサヨナラ勝ちとなった。
◆楽天早川隆久投手(27)は勝利投手の権利を持って降板も、4勝目はならなかった。初回、西武先頭の桑原、2番滝沢、3番長谷川を3者連続三振と好発進。2回もテンポのいい投球で3者凡退に封じた。しかし、3回につかまった。先頭渡部にフルカウントから左中間席に先制ソロを運ばれる。さらに自身の失策が絡み2死一、三塁とすると、長谷川に2点適時二塁打を許し、3点ビハインドを背負った。7回には渡部にこの日2本目となるソロを浴びた。それでも、7回を108球、4安打4失点(自責2)10奪三振と力投した。7回裏に味方打線が一挙4得点で逆転し、1点リードでマウンドを降りたが、2番手のドラフト6位九谷瑠投手(26)が8回に勝ち越しを許し、5月15日ソフトバンク戦以来の勝利はならなかった。
◆楽天吉井理人新監督(61)が、三度目の正直で初勝利を挙げた。1点を追う9回、西武甲斐野を相手に同点に追いつき、延長戦の末に劇的なサヨナラ勝ち。年に1度の東京ドーム主催試合で首位西武に勝ち、連敗を5で止めた。吉井監督は就任3試合目での初白星となった。3点を追う7回、集中打で意地を見せた。1死一、二塁から1番佐藤直樹外野手(27)が中前適時打、2死満塁となり、4番カーソン・マッカスカー外野手(28)が同点の2点適時打。なおも2死一、二塁で5番渡辺佳明内野手(29)が一時勝ち越しの右前適時打を放った。8回にドラフト6位九谷瑠投手(26)が再逆転を許したが、9回は1死三塁から浅村栄斗内野手(35)の二ゴロの間に三塁走者が生還して同点に追いつくと、延長11回に浅村が再度同点に追いつくソロ。12回2死二塁、黒川史陽内野手(25)が左越えサヨナラ打を放った。12回を抑えた2年目の中込陽翔投手(24)がプロ初勝利。「浅村さんの姿を画面越しに見て、鳥肌が立った。今日は来れなかった父親に(ウイニングボールを)渡したい」。殊勲打の黒川は「この場面で打てなかったら、この先の野球人生はない、というくらいの気持ちで入った。最後、打席に立たせてくれた監督に感謝したい」と振り返った。【写真特集】台湾チアがセレモニアルピッチ サンドウィッチマンも観戦/楽天スーパーナイター
◆楽天吉井理人新監督(61)が、三度目の正直で初勝利を挙げた。1点を追う9回、西武甲斐野を相手に同点に追いつき、延長戦の末に劇的なサヨナラ勝ち。年に1度の東京ドーム主催試合で首位西武に勝ち、連敗を5で止めた。吉井監督は就任3試合目での初白星となった。3点を追う7回、集中打で意地を見せた。1死一、二塁から1番佐藤直樹外野手(27)が中前適時打、2死満塁となり、4番カーソン・マッカスカー外野手(28)が同点の2点適時打。なおも2死一、二塁で5番渡辺佳明内野手(29)が一時勝ち越しの右前適時打を放った。8回にドラフト6位九谷瑠投手(26)が再逆転を許したが、9回は1死三塁から浅村栄斗内野手(35)の二ゴロの間に三塁走者が生還して同点に追いつくと、延長11回に浅村が再度同点に追いつくソロ。12回2死二塁、黒川史陽内野手(25)が左越えサヨナラ打を放った。12回を抑えた2年目の中込陽翔投手(24)がプロ初勝利。元監督の平石洋介氏(46=日刊スポーツ評論家)がBS朝日の解説で劇的な勝利を見届けた。「素晴らしい。もともと力はある。こんなゲーム差がつくチームじゃない」とたたえつつ「勝った直後に言うことじゃないかもしれませんけど...カバーディフェンスに全力疾走。当たり前のことを、もっと当たり前にやってほしい」と注文も忘れなかった。
◆西武はあと1アウトで延長12回引き分けだったが、サヨナラ負けした。3回、7回、9回の失点はいずれも四球が起因。西口文也監督(53)も「失点の仕方が。四球からの失点は防げたと思う。最後の最後まで何があるか分からない怖さを思い知ります」と悔しそうに話した。先発平良の制球が落ち着かず、5回1失点ながら96球で降板。リリーフ8人投入が今後にどう影響するか。
◆首位西武が敗れた。ただの1敗ではない。9回は甲斐野央投手(29)が、延長11回は岩城颯空投手(22)が、それぞれ1点のリードを守れなかった。12回は上田大河投手(24)が2死後、四球、盗塁、サヨナラ打。西口文也監督(53)は試合を通しての与四球の多さを指摘しつつ「最後の最後まで何があるか分からない怖さを思い知ります」と悔しそうに話した。午後10時39分37秒、サヨナラのホームを踏まれた。翌23日には山形でナイターがある。相手の楽天も同条件とはいえ、重い雰囲気とリリーフ8人投入の疲労をもって、一夜明けての新幹線に乗り込むことになってしまった。渡部聖弥外野手(23)が2本塁打し、長谷川信哉外野手(24)も一時再逆転となる2ランを打った。ネビンは25日から実戦復帰予定。主砲不在の打線は十分働いただけに、投手陣の乱れが痛い。平良海馬投手(26)の5回96球降板で、早い継投を強いられる状況ではあった。シーズン70試合を終え、救援陣に疲れもたまる。2軍ではエマニュエル・ラミレス投手(31)や黒木優太投手(31)の実績組が着々と備え、育成契約の森脇亮介投手(33)は21日に2失点するまでは2軍で防御率0・00を続けた。誰を選び、誰を休ませ、勝負の夏や秋を迎えるか。優勝への課題が如実に見える、長い夜だった。【金子真仁】
◆楽天が終盤に驚異の粘りを見せ、吉井理人新監督(61)体制で初勝利を飾った。就任3戦目、東京ドームでの主催試合で首位西武を延長12回に競り落とした。連敗を5で止め、18年以来8年ぶりの借金20到達を回避した。引き分けまであと1人の延長12回2死一塁。代走の小深田大翔内野手(30)が二盗。黒川史陽内野手(25)が、上田のスプリットを左翼へ運ぶサヨナラ打を放った。「もうあの場面で決められないと、この先の野球人生はないというぐらいの気持ちで入りました」と振り返った。3点を追う7回の攻撃から意地を見せた。1死一、二塁から1番佐藤直樹外野手(27)が中前適時打、2死満塁から4番カーソン・マッカスカー外野手(28)が同点の2点適時打。なお2死一、二塁で5番渡辺佳明内野手(29)が一時勝ち越しの右前適時打とたたみかけた。再び勝ち越されたが、延長11回1死から浅村栄斗内野手(35)が中越えの同点6号ソロ。チームをよみがえらせた。先発の早川隆久投手(27)は4勝目はならなかったが、7回4安打4失点(自責2)と粘投。延長12回から登板した2年目の中込陽翔投手(24)が3者凡退に抑え、プロ初勝利を挙げた。指揮官からウイニングボールを受け取った右腕は「すごくうれしい」と初々しく話した。
◆吉井新監督が楽天での初勝利をもぎ取った。3度追いつく意地を見せ、延長12回2死二塁から黒川がサヨナラ打。就任3戦目、ルーズベルト・ゲームでの白星に「ほんと、みんな頑張ったと思います。粘り強く戦ってくれました」。この日は年に1度の東京ドームでの主催試合。観戦に訪れた三木谷浩史オーナー(61)にも勝利を届けた。冷静な指摘も忘れなかった。同点の延長10回1死一、三塁で黒川がサヨナラの場面を逃した場面。「外野フライでもいいところを引っ張って、ファーストゴロになってしまった。あれは素人のバッティングなんですよね。だけど、反省を生かして、しっかりおっつけてライナーを打ってくれた。そういうところは評価したいと思います」と力を込めた。7人の継投で勝利をもぎ取った。「みんな緊張してましたよね。藤平は別として。だけど、失敗したのを野手がカバーして盛り返してくれた。ああいうプレッシャーの中で自分の実力を出していかないと若い選手は育たない。今日はチームで若いピッチャーを育てたという感じで、すごく意味のあるゲームだったと思います」と話した。新天地での初勝利だったが「今日はホント、選手が頑張ったと思います。私は邪魔しないようにしてただけです。彼らのものです。ウイニングボールも中込が持っていったんで」。劇的な第一歩をきっかけに巻き返しを図る。【山田愛斗】【写真特集】台湾チアがセレモニアルピッチ サンドウィッチマンも観戦/楽天スーパーナイター
◆2年目の楽天中込陽翔投手(24)がプロ初勝利をつかんだ。同点の延長12回に7番手として登板。先頭長谷川を中飛、西川も中飛に仕留め、最後は古賀悠を右飛と、わずか9球で3者凡退とし、その裏の攻撃につなげた。延長12回裏には黒川史陽内野手(25)が劇的なサヨナラ打を放ち、吉井理人新監督(61)に白星を届けた。右腕は指揮官からウイニングボールを受け取った。好リリーフし、プロ初勝利を飾った中込は「めちゃくちゃうれしいです。本当、なかなかプロ入って、去年も投げられずに悔しい思いしてたんで。ファームでもすごいいろんな人に見てもらって、それが少しずつ形になってきてるんで、これからどんどん成長していきたい」と力を込めた。【写真特集】台湾チアがセレモニアルピッチ サンドウィッチマンも観戦/楽天スーパーナイター
◆楽天黒川史陽内野手(25)が延長12回にサヨナラ打を放ち、吉井理人新監督(61)に初勝利を届けた。雪辱を果たした。引き分けまであと1人となった延長12回2死二塁。西武上田の3球目、スプリットを捉えた。打球は前進守備の左翼手の頭を越え、サヨナラ打となった。連敗を5で止める殊勲の一打に「自分のせいで負けるところだったんで。最後の打席は自分にプレッシャーをかけて打席に立ちました」と話した。同点の延長10回1死一、三塁で打席に立ったが、一ゴロに倒れてサヨナラのチャンスを逸した。それでも、再び勝ち越された直後の延長11回に浅村栄斗内野手(35)が起死回生の同点ソロ。黒川は「浅村さんのホームランで、なんとかあの打席に立つことができたんで感謝しています」と振り返った。チームは3度追いつく執念を見せ、勝利をもぎ取った。「シーソーゲームだったんで。今日は絶対勝ちたかった。ずっと連敗してたんで、今日は勝ちたかったっていう思いが強いです」と力を込めた。【写真特集】台湾チアがセレモニアルピッチ サンドウィッチマンも観戦/楽天スーパーナイター
◆楽天吉井理人新監督(61)が、三度目の正直で新天地での初勝利をつかんだ。試合終盤に3度追いつく執念を見せ、最後は延長12回に黒川史陽内野手(25)のサヨナラ打で総力戦を制した。吉井新監督は「本当にみんな頑張ったと思います。粘り強く戦ってくれました」とナインをたたえた。先発早川が7回まで投げた後、8回から九谷、西垣、藤平、藤原、柴田、中込の6投手でつないだ。「皆さんの知らないような名前のピッチャーが出てきたと思うんですけども、みんな緊張してましたよね。藤平は別として」と振り返った。投手陣が失点しても、野手が得点を取り返しカバーした。「その失敗したのを野手がカバーして盛り返してくれたんで、ああいうプレッシャーの中で自分の実力を出していかないと、若い選手は育たない。今日はそういう意味では、チームで若いピッチャーを育てたって感じになったんで、すごく意味のあるゲームだったかなと思います」とうなずいた。楽天監督として就任3戦目での勝利となった。チームは最下位と苦しんでいるが「ちょっとずつ前に進んでると思います」と力を込めた。【写真特集】台湾チアがセレモニアルピッチ サンドウィッチマンも観戦/楽天スーパーナイター
◆この日の西武戦は年に一度の恒例イベント「楽天スーパーナイター」と銘打たれ、東京ドームで楽天の主催試合として行われた。観戦チケット持参の先着3万人に「サードユニホーム2026」がプレゼントされ、スタンドは鮮やかなピンク色に染まった。試合前セレモニーでは、球団チアの東北ゴールデンエンジェルスと、台湾から駆けつけた楽天モンキーズのチア・楽天ガールズがダンスで共演。オペラ歌手の高橋維(ゆい)が国歌独唱を務めた。
◆今季の西武は、東京ドームでこの日の楽天戦、6月30日にソフトバンク、そして球団主催で8月18日にオリックス戦と、3試合が組まれている。最後の日本一となった2008年は巨人に東京ドームで日本シリーズ第6、7戦に連勝しているが、日本ハムが本拠地を北海道に移転した04年以降は鬼門。巨人との交流戦と、パ・リーグとの対戦で実に14勝39敗2分けと大きく負け越している。通算182勝の西口監督も現役時代は、1997年から2006年まで、登板数は少ないものの、東京ドームで10年間勝利投手になることができないと話題になったことがあった。ただ、そんなデータも今年の西武には関係ない。楽天先発の早川に、二回まで6人で抑えられたが、三回先頭の渡部は、左翼席に2戦連発の6号ソロ本塁打。「浮いた真っすぐをしっかりと捉えることができました」と喜んだ。さらに、小島の中前打と源田の犠打、滝沢の打球を早川が失策し、2死一、三塁の好機に長谷川が中越えの2点二塁打。「チャンスの場面でしっかりとランナーを返し、追加点をあげることができてよかったです」と交流戦MVP男は、リーグ戦が再開しても好調を続けている。(塚沢健太郎)
◆西武のアラン・ワイナンス投手(30)が楽天・前田健太投手(38)と再会した。昨年はヤンキース3Aで同僚。前田が練習開始前のワイナンスの元を訪れ、通訳を交えずに談笑した。ワイナンスは5月17日に1軍初昇格。前田がオープン戦の西武戦で登板したときは不在だった。前田は交流戦終盤に1軍合流したばかりで、ワイナンスは「『日本はどう?』『久しぶりに会えてよかった』という会話だった。イーグルスと試合をやるときに会えなくて、今回会えた。再会を喜び合いました」と明かした。
◆ため息と歓声が交錯した。好投していた楽天・早川が一転、三回先頭の渡辺に先制ソロを被弾。さらに、後続の長谷川にも中越え2点二塁打を許した。楽天は21日に5連敗を喫し、借金は今季ワーストの19に膨らんでいた。八回に同点に追いつくも、吉井新監督は就任から2連敗で、白星はお預けとなっていた。一夜明け、東京ドームでの主催試合は「楽天スーパーナイター」として開催。楽天グループ協賛とあって、多くの楽天本社社員らが応援に駆け付けた。くしくも、東京ドームでの主催試合は4連敗中で、見えないプレッシャーに包まれていた。気を吐いたのは佐藤。3点を先制された直後の三回無死一、二塁から中堅へ適時二塁打。西武・平良の初球をはじき返し「チャンスの場面で回してもらったので、思い切っていった」と静かに振り返った。23日の西武戦は山形に移動して行われる。先発を任された滝中は「リズムを作って、テンポよくストライクゾーンで勝負したい。山形で投げる機会は多くないので、ファンの皆さんに楽しんでもらえるような投球をしたい」と口元を引き締めた。(広岡浩二)
◆西武・平良海馬投手(26)が5回1失点で6勝目の権利を持ち降板も、リリーフが打たれ消滅した。防御率は0.82から0.89に変わった。一回は3者連続三振。二回はマッカスカー、渡辺に連続四球も。村林の二直併殺で無失点に切り抜けた。3点の援護をもらった三回は、堀内の左前打、黒川の四球で無死一、二塁とされ、佐藤の適時二塁打で失点。五回まで3安打、4四球で96球を要し「初回の入りはよかったのですが、以降は状態が悪いなかでも、球数を使って甘く入らないようにコースを狙って投球することができたので、最少失点で終えることができたと思います。次回に向けてしっかりとコンディションを整えていきます」と振り返った。
◆楽天がサヨナラ勝ちで連敗を5で止めた。1―4の七回に4得点。5―6の九回は内野ゴロで同点。7―7の延長十二回に小深田の盗塁で好機を広げ、黒川の適時打で試合を決めた。西武は再三、リードを奪うも逃げ切りに失敗した。
◆西武が今季3度目のサヨナラ負けを喫した。楽天先発の早川から三回、渡部の6号ソロ本塁打で先制。さらに2死一、三塁の好機に長谷川の中超え2点適時二塁打で、この回3点を挙げた。七回には渡部の7号ソロで4-1とリード。先発の平良は5回1失点で降板したが、3番手の佐藤隼が佐藤の左前適時打、4番手の黒田がマッカスターの左前2点適時打で4-4の同点とされ、渡辺佳の右前適時打で勝ち越しを許した。八回に2番手の九谷から先頭の滝沢が右前打で出塁すると、長谷川の9号2ラン本塁打で逆転。しかし九回に甲斐野が6-6の同点に追いつかれた。延長十一回、相手失策の間に二走の茶野が好走塁で生還も、その裏に岩城が浅村に6号ソロを被弾し7-7の同点に追いつかれ、十二回に上田が2死から石原に四球を与え、代走の小深田が二盗。黒川がサヨナラ打を浴びた。
◆西武が今季3度目のサヨナラ負けを喫した。東京ドームでの試合は、日本ハム移転後の2004年以降で、14勝40敗2分けとなった。2度のリードを救援陣が守れず。西口監督は「今日は失点の仕方。打たれて、打たれて、打たれてよりも、四球からの失点だったので、そこは防げたかなと思います。しっかりと勝負にいっていればわからない。野球は最後の最後まで何があるかわからない。怖さを改めて知りました。勝ちきれなかった感じ」と敗因を分析した。4-1の七回に3番手の佐藤隼が佐藤の左前適時打、4番手の黒田がマッカスターの左前2点適時打で4-4の同点とされ、渡辺佳の右前適時打で勝ち越しを許した。八回に長谷川の2ランで逆転も、九回に6番手の甲斐野が先頭の佐藤に四球を与えピンチを招き同点に。延長十一回、相手失策の間に二走の茶野が好走塁で生還も、その裏に8番手の岩城が浅村に6号ソロを被弾。十二回は9番手の上田が2死から石原に四球を与え、代走の小深田に二盗され、黒川にサヨナラ打を浴びた。欠場が続くネビンは打撃練習を行ったが、西口監督は「普通に行けば、仙台(25日の楽天戦)から出る予定」と話した。
◆7番手で延長十二回に登板した中込が三者凡退に封じて、プロ初勝利をつかんだ。2年目右腕は延長十一回の浅村の同点弾に「こんなことが起こるのかと鳥肌が立って、勇気をいただいた」と感激。記念球を手に、「(21日の)父の日に父親が観戦しに来てくれたが、今日は来ていない。野球を教えてくれた父にプレゼントする」と胸を張った。
<パ・リーグ順位表推移>
| 順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 (-) |
西武 |
43 | 25 | 2 | 0.632 (↓0.004) | - (-) |
73 | 267 (+12) | 202 (+11) | 56 (+4) | 30 (+1) |
0.249 (-) | 2.450 (↓0.08) |
| 2 (-) |
ソフトバンク |
39 | 27 | 0 | 0.591 (↑0.006) | 3 (↑0.5) |
77 | 296 (+8) | 233 (-) | 71 (+1) | 33 (+2) |
0.250 (↑0.001) | 3.180 (↑0.05) |
| 3 (-) |
ORIX |
36 | 30 | 1 | 0.545 (↓0.009) | 6 (↓0.5) |
76 | 236 (+3) | 234 (+5) | 38 (+1) | 24 (-) |
0.247 (-) | 3.310 (↓0.02) |
| 4 (-) |
日本ハム |
38 | 32 | 0 | 0.543 (↓0.008) | 6 (↓0.5) |
73 | 274 (-) | 258 (+8) | 82 (-) | 34 (-) |
0.243 (↓0.001) | 3.430 (↓0.03) |
| 5 (-) |
ロッテ |
33 | 31 | 2 | 0.516 (↑0.008) | 8 (↑0.5) |
77 | 227 (+7) | 255 (+4) | 53 (+1) | 27 (-) |
0.238 (↑0.001) | 3.510 (-) |
| 6 (-) |
楽天 |
24 | 42 | 1 | 0.364 (↑0.005) | 18 (-) |
76 | 208 (+12) | 268 (+14) | 42 (+1) | 35 (+2) |
0.237 (↑0.001) | 3.770 (↓0.04) |



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