ロッテ(☆8対5★)楽天 =リーグ戦9回戦(2026.06.19)・ZOZOマリンスタジアム=
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楽天
2020000015902
ロッテ
01210400X8913
勝利投手:八木 彬(6勝0敗0S)
敗戦投手:鈴木 翔天(0勝3敗0S)

本塁打
【楽天】マッカスカー(4号・1回表2ラン),佐藤 直樹(6号・9回表ソロ)
【ロッテ】佐藤 都志也(8号・2回裏ソロ),山口 航輝(9号・4回裏ソロ),愛斗(1号・6回裏満塁)

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◆ロッテは1-4で迎えた3回裏、ソトの適時二塁打で2点を返す。その後は4回に山口のソロで同点とすると、そのまま迎えた6回には愛斗のグランドスラムで勝ち越しに成功した。投げては、2番手・八木が2回無失点で今季6勝目。敗れた楽天は、投手陣が振るわなかった。

◆打球は右中間!習志野高吹奏楽部の元へ佐藤都志也 第8号ホームラン??ロッテ×楽天 #chibalotte #だったらDAZN pic.twitter.com/PmPeuZUjNM

◆泳ぎながらラグーンへ持っていった山口航輝 第9号ホームラン??ロッテ×楽天 #chibalotte #だったらDAZN pic.twitter.com/QJ1rBGPUq5

◆ロッテ山口航輝外野手(25)の打ち直し弾で同点に追いついた。1点ビハインドの4回、楽天荘司の初球を捉えた打球は右翼ポール際へ飛んだものの、惜しくも右に切れた。だが、その後カウント2-2としてから変化球を捉えた打球は、左翼ホームランラグーンへ消え同点弾となった。

◆新体制の初陣を託された楽天荘司康誠投手(25)は、6試合連続で未勝利となった。リーグ戦再開初戦&吉井新監督の初陣となるロッテ戦に先発したが、序盤から苦しんだ。2回、先頭の佐藤に初球の149キロ直球を捉えられてソロ本塁打を浴びる。3回2死からは長短3連打で2点を返された。4回には先頭山口に7球目のフォークをすくい上げられて同点ソロを被弾した。荘司は5回5安打4失点で降板。「点を取ってもらった中でリードを守り切れず申し訳ないです」。本塁打を許すのは5試合連続。4-4の同点でマウンドを降り、5月5日の日本ハム戦以来となる勝利は逃した。荘司は22年ドラフト1位で立大から楽天に入団。同年のドラフト会議では楽天とロッテの2球団が競合し、当時ロッテ指揮官としてくじ引き役を務めたのが吉井新監督だった。

◆熱い抱擁幕張は最高の盛り上がり愛斗 第1号満塁ホームラン??ロッテ×楽天 #chibalotte #だったらDAZN pic.twitter.com/7m3tEII6yk

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◆今年も美爆音が帰ってきた。地域振興活動「ALL FOR CHIBA」の一環として、習志野高校学校吹奏楽部が来場した。今回で8度目の実施となる。試合前にグラウンドで演奏を行い球場を沸かせた。試合中も、ホーム外野応援指定席に設置する特別パフォーマンスエリアで、マリーンズ応援団とともに応援に参加した。同校出身の池田来翔内野手(26)は試合前に生徒達と交流。「あいさつとか聞いたらよみがえりますね」と高校時代を思い返した。「スタメンじゃないですけど、出たらそれは頑張りますし、チームが勝つことが(後輩たち)みんなにとってうれしいことだと思う」と後輩達を思いやった。【動画】レッツゴー習志野に応えた!ロッテ愛斗が打った瞬間の満塁弾

◆ロッテ愛斗外野手(29)がプロ入り後、自身初となる満塁弾を放った。同点で迎えた6回2死満塁。習志野吹奏楽部「レッツゴー習志野」の美爆音が球場全体に響き渡る。3球で追い込まれたが、ボールをしっかり見極めフルカウントとし、6球目、直球を完璧に捉え左翼席中段へ放り込んだ。球場は大歓声に包まれた。移籍後1号が勝ち越しの満塁本塁打となった。「みんなでつないだチャンスでしたし、代打を出さずに信じてくれたので、集中していきました。打てて良かったです」と振り返った。

◆ロッテ山口航輝外野手(25)が打ち直し弾を放った。1点ビハインドの4回、楽天荘司の初球を捉えた打球は右翼ポール際へ飛んだものの、惜しくも右に切れた。だが、その後カウント2-2としてからフォークを捉えた打球は、高く上がり左翼ホームランラグーンへ消え同点弾となった。今季9号を放ち「前の回良い感じで点を取れていたので、追いつけて良かったです」と振り返った。

◆楽天は吉井理人新監督(61)体制初戦で逆転負けを喫した。借金は今季ワーストの18に膨らんだ。17日に就任が発表された吉井新監督は、リーグ再開初戦となる古巣ロッテ戦から初采配を振るった。初回2死一塁からカーソン・マッカスカー外野手(28)の4号2ランで幸先良く先制。1点リードの3回2死二、三塁では、渡辺佳明内野手(29)が左中間を破る2点適時二塁打でリードを広げた。しかし、先発の荘司康誠投手(25)が振るわなかった。2回先頭の佐藤に初球を捉えられてソロ本塁打を浴びる。3回2死からは長短3連打で2点を返される。4回には先頭山口に7球目のフォークをすくい上げられ、同点ソロを被弾。5試合連続で本塁打献上となった荘司は5回5安打4失点で降板した。同点の6回から2番手の鈴木翔天投手(29)が登板。ソト、佐藤を封じて2死としたが、そこから2四球と安打で満塁を招いて交代を告げられた。火消し役としてマウンドに上がった3番手の柴田大地投手(28)は、フルカウントから愛斗に勝ち越し満塁弾を浴びた。

◆ロッテは愛斗外野手(29)の1発で試合を決めた。同点で迎えた6回2死満塁。フルカウントから6球目、直球を完璧に捉え、左翼席中段へ放り込んだ。愛斗の移籍1号、自身初満塁弾がチームを勝利に導く1発となった。野手陣が集中力を切らさなかった。2点ビハインドの2回には佐藤都志也捕手(28)のソロ本塁打で1点を返す。再び突き放され3点ビハインドの3回には2死一、二塁からネフタリ・ソト内野手(37)の左中間への適時二塁打で1点差とした。4回には山口航輝外野手(25)のソロ本塁打で同点に追いついていた。先発のアンドレ・ジャクソン投手(30)は4回6安打4失点。初回にマッカスカーに2ランを浴び先制を許す。3回にも渡辺佳に2点適時打を浴びた。2番手の八木彬投手(29)が2回無安打無失点と完璧な投球で流れを渡さずチームトップの6勝目を挙げた。

◆ロッテは愛斗外野手(29)の1発で試合を決めた。同点で迎えた6回2死満塁。フルカウントから6球目、直球を完璧に捉え、左翼席中段へ放り込んだ。愛斗の移籍1号、自身初満塁弾がチームを勝利に導く1発となった。5位ロッテが4月3日以来の貯金をつくり、これでパ・リーグは楽天以外が貯金。5球団が貯金は交流戦の影響や1球団が弱い時に見られる珍現象で、22年7月29日のパ・リーグ以来、4年ぶり。シーズン途中では13年や18年のパ・リーグでもあるが、全日程終了時に5球団が貯金は8球団制だった50年のセ・リーグが最後。今季のパ・リーグは交流戦で貯金26を稼いでおり、6球団制では初の珍事が見られるか。

◆楽天は吉井理人新監督(61)体制初戦で逆転負けを喫した。借金は今季ワーストの18に膨らんだ。吉井新監督は「みんな頑張ってくれました」と話した。17日に就任が発表された指揮官は、リーグ戦再開初戦となる古巣ロッテ戦から初采配を振るった。初回2死一塁からカーソン・マッカスカー外野手(28)の4号2ランで幸先良く先制。1点リードの3回2死二、三塁では、渡辺佳明内野手(29)が左中間を破る2点適時二塁打でリードを広げた。4点を追う9回には佐藤直樹外野手(27)が6号ソロで意地を見せた。先発の荘司康誠投手(25)が振るわなかった。2回先頭佐藤に初球を捉えられてソロ本塁打を浴びる。3回2死からは長短3連打で2点を返される。4回には先頭山口に同点ソロを被弾。5回5安打4失点で降板した荘司は「点を取ってもらった中でリードを守り切れず申し訳ないです」と振り返った。リリーフ陣も踏ん張れなかった。同点の6回、2番手の鈴木翔天投手(29)が2死を奪いながら2四球と安打で満塁を招き、交代を告げられた。火消し役でマウンドに上がった3番手の柴田大地投手(28)は、フルカウントから愛斗に勝ち越し満塁弾を浴びた。5位ロッテが4月3日以来の貯金をつくり、これでパ・リーグは楽天以外が貯金。5球団が貯金は交流戦の影響や1球団が弱い時に見られる珍現象で、22年7月29日のパ・リーグ以来、4年ぶり。シーズン途中では13年や18年のパ・リーグでもあるが、全日程終了時に5球団が貯金は8球団制だった50年のセ・リーグが最後。今季のパ・リーグは交流戦で貯金26を稼いでおり、6球団制では初の珍事が見られるか。

◆楽天吉井理人新監督(61)が、平良竜哉内野手(27)の連続盗塁を狙ったシーンを振り返った。1点リードの4回1死。平良が遊撃への内野安打で出塁する。続く辰己が右飛に倒れて2死一塁となり、平良は次打者佐藤の2球目に頭から滑り込んで二盗を成功。さらに3球目に三盗を狙ったが、捕手佐藤の好送球に阻まれ盗塁死した。吉井新監督は「あの三盗に関しては、2アウトで走ったところで何も起こらない三盗なんで。ああいうのはほんとはこっちが止めるサインを出しておけば良かったんですけど。ちょっと走塁の意識、前へ前へっていうのを選手に伝えていたんで。それで走っちゃったんですけど」と説明した。その上で「野球のことをよく考えると、あの場面、アウトになったら終わってしまうし、2アウト二塁で足の速いランナーだったら別にいく必要もないんで。今回は私が行けって言ったんで走っちゃったんですけど、ゲームの流れや状況を考えてプレーできるようにしていきたいと思っています」と続けた。

◆ロッテ愛斗外野手(29)が値千金の満塁本塁打でチームを勝利に導いた。同点の6回2死満塁で、自身初のグランドスラム、移籍後初本塁打となった。豪快な1発で注目を集めたが、魅力はプレーだけではない。打撃練習中の何げない行動にも、その人柄が表れている。通常、選手たちは打撃練習の最後に打撃投手へ「ありがとうございました」とあいさつをする。しかし、愛斗は打席に入って打ち終えるたびに、毎回欠かさず、打撃投手に感謝の言葉を伝えている。意識的にやっているわけではなく、自然と感謝を伝えているのだという。「多分、癖付いているんですよね」。高校時代から続けてきた習慣で「高校生の時からずっとやってました。意識は全然してないです」と明かした。周囲から「そこまでしなくていいよ」と言われることもあるそうだが、それでも自然と口から出る。「ありがとうございます」が特別なものではなく、当たり前の行動として身についている。グラウンドでは豪快な1発でファンを沸かせる。一方で、練習では1打席ごとに裏方へ感謝を伝える。そんな何げない振る舞いに、誠実さと謙虚さが詰まっている。【星夏穂】

◆楽天は吉井理人新監督(61)がZOZOマリンで初采配を振るった。就任会見から2日、相手は昨季まで3年率いた古巣ロッテ。慣れ親しんだピンストライプではなく、レッド基調のビジターユニホーム姿で三塁ベンチから戦況を見つめた。早くも「吉井カラー」を打ち出した。今季、遊撃で全試合スタメン出場していた村林がベンチスタート。同ポジションには高卒3年目のワォーターズを抜てきした。「若い選手もある程度のプレッシャーの中でプレーしないと育たない。よく頑張ったと思う」。ワォーターズは8回の第4打席でプロ2安打目となる中前打。起用に応えてみせた。捕手は荘司の登板日に全11試合でバッテリーを組んできた太田ではなく、堀内をスタメンに起用した。「今日の打順はコーチ陣と会う機会がなかったので、自分が勝手に決めちゃいました」と種明かししていた。試合前のスタメン紹介やメンバー表交換では、ロッテファンから温かい拍手が送られた。黒星発進となったが「可能性を持っている選手がたくさんいる。これからのチームだと思う」。指揮官としての第2章が、かつての本拠地・幕張から始まった。【山田愛斗】

◆ロッテは愛斗外野手(29)の1発で試合を決めた。同点で迎えた6回2死満塁。フルカウントから6球目を左翼席中段へ放り込んだ。移籍1号、自身初満塁弾がチームを勝利に導く1発となった。サブロー監督(50)は前の2打席で2三振していた愛斗への代打は「考えてなかったですよ。むしろ、ポランコに考えてたぐらいで。愛斗は守れる選手なんで、1回出たら最後までいってもらおうとはいつも思っています」と起用について明かした。6回の猛攻は「2アウトからっていうのが特に良くて、相手は嫌な攻撃だったと思うので、うちとしては最高でしたね」と評価した。リーグ戦再開前日には中堅のポジション争いがポイントになると語っていた。「今日は愛斗がちょっとだけ出たかなっていう感じですかね。あと当該選手は、もっと頑張ってもらわないと」と奮起を促した。先発のアンドレ・ジャクソン投手(30)は4回6安打4失点。それでも2番手の八木彬投手(29)が2回無安打無失点と完璧な投球で流れを渡さずチームトップの6勝目を挙げた。サブロー監督は「八木はいつもこういうビハインドのところでいって、流れを引き寄せてくれるんで、すごい貴重なピッチャーだと思います」とたたえた。

◆楽天吉井理人新監督(61)が6回2死満塁の継投について言及した。同点の6回。2番手で鈴木翔天投手(29)を送り出したが、2死を奪いながら2四球と安打で満塁を招き、交代を告げた。火消し役として3番手でマウンドに送ったのは柴田大地投手(28)だった。「思いっきりいけ」と自らマウンドで声かけしたが、結果的にフルカウントから愛斗に直球を捉えられ、勝ち越し満塁弾を被弾した。吉井新監督は「あそこ、勝負だったんで、右ピッチャーの方がいいと思って出したんですけど。結果はダメだったですけど、みんな、実力は精いっぱい出してくれたかなと思います」と話した。その上で「(カウント)3ー2になったんで向こうも真っすぐ1本で(待って)。しかも一番、愛斗が打ちやすいコースにいっちゃったんで。ああいうところ、思い切りいったとしても一番確率のいいところに投げられるように」と反省を促した。

◆不思議な巡り合わせ。楽天・吉井理人監督(61)の初陣の相手は昨季まで指揮を執ったロッテ、そしてZOZOマリンスタジアムでの一戦となった。「初めは『ああっ』と思いましたけど、いずれ来なきゃいけないんで、早い方がいいかな。やる気になっています、もちろん」。試合前練習ではロッテのユニホームを着たファンから大きな声援が送られ、「うれしかつたですね」と手を振る場面も。ロッテでの最後の試合となった昨年10月5日(対ソフトバンク、ZOZOマリン)以来、257日ぶりにタクトを振るった。不思議な巡り合わせといえば、もう一つ。先発の荘司はロッテの新監督として臨んだ2022年秋のドラフト会議で楽天と1位指名で競合し、抽選で外した。「あの時は立教カラーの紫のネクタイをして張り切っていったんですけど...。でも、こうやって(楽天で)巡り合えて、この先、彼が成長していく姿を見ていくのが楽しみです」と目を細めた。この日のスタメンは「コーチ陣と会う機会がなかったし、昨日のうちに選手に伝えたかったんで、自分で勝手に決めちゃいました(笑)」と、17日の阪神戦(甲子園)から渡辺佳、ワォーターズ、堀内と新たに3選手を入れ替えた。チームは借金17で、首位・西武まで17.5ゲーム差の最下位(18日現在)。「まずは自分たちで責任を持って行動できるような選手を育てていきたい。プロフェッショナルなチームを作っていきたい」とした上で、残り79試合に向けて「可能性がある限りはてっぺん(=優勝)を目指してやっていきます。もちろん、選手も勝ちにこだわって、前のめりに頑張ってほしい。勝つ、勝つという気持ちを前面に出して戦ってほしい」と改めて所信表明した。(東山貴実)

◆敵となった恩師に、成長した姿を見せる。ロッテは19日、昨季まで指揮を執った吉井理人新監督(61)が就任した楽天と対戦する。吉井監督が退任を明かした昨季の最終戦後、ハグを交わしてエールを送ったのが小川龍成内野手(28)だった。昨年10月5日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)のあと、選手、コーチ、関係者と別れのあいさつを交わした吉井監督は、監督室を訪れた小川を抱きしめ、「一番頑張ってたもんなあ」と涙を流してねぎらった。小川も「ありがとうございます」と涙声で返していた。それから8カ月。吉井監督は敵軍の将として三塁側のベンチに座る。小川は「びっくりしましたけど、相手チームの監督さんは、そこまで意識することではないと思う。しっかり相手チームに勝てるように、特に意識せずにやっていきたい」。小川にとって吉井政権の3年間はレギュラー獲りへの基盤を作った期間。「しっかり結果を出せば試合に出られるなと感じたので、そこは評価していただいて、試合に出られたので、良かった。いい意味で自分で練習する時間がすごく長かった。自分なりに考えて、どうしたらうまくなるかっていうところを考えて、練習することができた」と振り返る。「本当敵なんで、負けないように頑張りたい」と情を断ち切るように語った。恩師を倒して成長の跡を見せるだけだ。(片岡将)

◆楽天・吉井理人監督(61)はロッテ監督時代と同様に半袖、半パン姿で試合前練習を見守った。古巣の今季の印象については「去年も途中から攻撃の方はサブロー(ヘッドコーチ)に任せていたんでね。同じようにアグレッシブな、若い子をうまく使った野球をやっているなというふうに。そしてまた、その若い連中がちょっと強くなっているんで、手ごわいチームになったなあと感じています」と話していた。

◆〝美爆音〟で知られる習志野高校吹奏楽部が来場した。試合前にグラウンドで演奏を行ったほか、ホーム外野席の特別パフォーマンスエリアで、ロッテ応援団とともに応援に参加した。地域振興活動「ALL FOR CHIBA」の一環として、今回で8度目の来場となる。試合前に交流した同高OBの池田は「あいさつを聞くと(思い出が)蘇りますね。チームが勝つことがみんなにとってもうれしいことだと思う」と勝利を誓った。

◆楽天が吉井理人監督の初陣でいきなり一回に先制した。2死一塁から4番のカーソン・マッカスカー外野手(28)が左翼席に4号2ラン。「打ったのはチェンジアップ。まずは先制することができてよかったよ。交流戦が終わってからの大事な1試合目だから勝てるように頑張るよ」とコメントした。楽天は試合前まで191得点、打率・235、39本塁打はすべてリーグワースト。

◆日本サッカー協会元会長で現相談役の川淵三郎氏(89)が始球式に登板。年齢にちなんだ89番の背番号に背ネームは監督と同じ「SABURO」で臨み、ワンバウンド投球で大きな拍手を浴びた。「3年連続3回目の始球式でしたが、ここを目標にして一生懸命身体を鍛えてきたのでいい投球ができました」と納得のコメント。サッカーW杯を戦う日本代表には「決勝トーナメントに出るのは絶対条件。そのためにも選手が一致団結して頑張ってくれることを、ものすごく期待しています」とエールを送った。

◆ロッテは3-4の四回に山口航輝外野手(25)のソロで同点に追い付いた。昨季まで指揮を執った楽天・吉井理人監督(61)の初陣となったこの試合。一回に楽天の4番マッカスカーの2ランで先制されるも二回に佐藤のソロで1点を返す。三回には失策絡みで2点を失ったが、直後にソトに左中間2点二塁打で1点差。そして四回、先頭の山口が楽天先発の荘司が投じたカウント2-2からのスプリットに泳ぎながらも左越え同点ソロ。「打ったのはフォーク。前の回に良い感じで点を取れていたし、まず追いつけて良かったです。次、勝ち越しましょう!」と山口。敵将となった前指揮官の初白星を阻止する。

◆ロッテは4-4と同点の六回2死満塁の好機で愛斗外野手(29)が今季初本塁打となる勝ち越しの満塁弾を放った。12日に昇格し、「9番・中堅」で今季7度目のスタメン出場を果たしていた愛斗だったが第1、2打席は空振り三振に倒れていた。しかし、六回に2死から山口が四球を選び、安田は右前打。さらにポランコも四球でつないで満塁の好機。愛斗はカウント3-2からの6球目、153キロを完璧にとらえて左翼席に放り込むグランドスラム。西武からの移籍後初本塁打かつ自身初満塁本塁打の愛斗は「打ったのは真っすぐです。みんなで繋いだチャンスでしたし、代打を出さずに信じてくれたので、集中していきました。打てて良かったです」とコメント。〝美爆音〟で知られる習志野高校吹奏楽部の来場で満員となっているスタンドは熱狂に包まれた。

◆ロッテが逆転勝ち。1点を追う四回に山口のソロ本塁打で追い付き、六回に愛斗の3季ぶりの一発となる満塁本塁打で勝ち越した。2番手で2回無失点と好救援を見せた八木が6勝目を挙げた。楽天は投手陣が踏ん張れずに4連敗。

◆楽天は吉井新監督の初陣を白星で飾ることができなかった。交流戦が始まった2005年以降、交流戦明けのリーグ内対戦再開初戦の成績は通算4勝16敗1分け。15年の勝利(6月19日のロッテ戦=○2-1)を最後に、16年から1分けを挟んで9連敗となった。リーグ内対戦再開初戦で9連敗以上したのは、05-15年のロッテの11連敗に次いで11年ぶり2度目。

◆ロッテは同点の六回に愛斗外野手(29)が移籍後初本塁打となる勝ち越し満塁弾を放つなど、3本塁打で打ち勝って連勝を飾り、4月3日以来の貯金1とした。サブロー監督(50)が「2アウトからっていうのが特に良くて、相手は嫌な攻撃だったと思う」と振り返ったように、六回2死から山口の四球、安田が右前打で続き、ポランコも四球でつないだ満塁のチャンス。相手投手は3番手の速球派、柴田に代わり、愛斗の頭には「代打もあるかな」とちらついたというが、指揮官は「全く考えてなかったですよ」と一顧だにせず。「愛斗は守れる選手なんで。一度出たら最後まで行ってもらう」と信頼して送り出した。「代打を出さないで信じてくれたんで。そこはやっぱり、ピッチャーとの勝負に集中できた」と愛斗。3-2からの6球目の153キロに「バットに当てることを最優先」とコンタクトして左中間スタンドに放り込んだ。16日に自身のインスタグラムを更新し、昨年6月5日に結婚した夫人との間に第1子の長女が誕生したことを報告。新米パパは「自分らしく、父親として家族を支えたい」と話した。幸せいっぱいの6月にさらに活躍を重ねたいところだ。

◆古巣相手の初陣で逆転負けを喫した楽天・吉井理人監督(61)は「みんな頑張ってくれました。可能性を持っている選手がたくさんいる。これからのチーム」とナインをねぎらった。同点の六回2死満塁で左腕の鈴木翔から3番手・柴田に継投。「あそこは勝負だったので、右投手の方がいいと思って出した」と自らマウンドに足を運んでゲキを飛ばしたが、愛斗に被弾。結果的に継投は失敗した。序盤は優位に試合を進めた。コーチ陣との顔合わせができていなかった中で、18日中に選手に翌日の打順を伝えたいという意向から「今日に関しては自分で勝手に決めちゃいました(笑)」という打線が三回までに4得点。しかし、四回2死二塁で平良が三盗に失敗して流れが変わった。指揮官は「2アウトで走ったところで何も起こらない三盗なんで。そういうところの野球の頭ですよね。(試合前に)走塁の意識、前へ前へというのを選手に伝えていたんで、こっちが止めるサインを出しておけばよかったんですけど...」と自戒を込めて振り返った。試合前練習ではロッテのユニホームを着たファンから大きな声援が送られ、スタンドに手を振る場面も。ロッテでの最後の指揮となった昨年10月5日(対ソフトバンク、ZOZOマリン)以来、257日ぶりのタクトで勝利をつかめなかった。チームの借金は18。火中の栗を拾えるのか、それともキャリアにやけどを負うのか。いずれにしても前途は多難だ。(東山貴実)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
西武
41242 0.631
(↓0.01)
-
(-)
76251
(+5)
191
(+6)
52
(+1)
29
(-)
0.249
(-)
2.400
(↓0.03)
2
(-)
ソフトバンク
37270 0.578
(↓0.009)
3.5
(-)
79278
(+3)
226
(+4)
67
(-)
31
(-)
0.247
(↓0.001)
3.200
(↓0.02)
3
(-)
ORIX
36281 0.563
(↑0.007)
4.5
(↑1)
78233
(+6)
225
(+5)
37
(+1)
24
(-)
0.249
(↑0.003)
3.270
(↓0.02)
4
(-)
日本ハム
38300 0.559
(↑0.007)
4.5
(↑1)
75267
(+4)
240
(+3)
80
(+2)
34
(-)
0.243
(-)
3.320
(-)
5
(-)
ロッテ
32312 0.508
(↑0.008)
8
(↑1)
78220
(+8)
251
(+5)
52
(+3)
27
(-)
0.237
(↑0.001
3.510
(-)
6
(-)
楽天
23411 0.359
(↓0.006)
17.5
(-)
78196
(+5)
254
(+8)
41
(+2)
33
(+2)
0.236
(↑0.001
3.730
(↓0.07)