| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 10 | 0 | 0 |
阪神 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 |
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勝利投手:武内 夏暉(5勝2敗0S) (セーブ:甲斐野 央(1勝2敗5S)) 敗戦投手:才木 浩人(5勝4敗0S) | |||||||||||||
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◆西武が初の交流戦優勝を決めた。西武は5回表、桑原が適時打を放ち、1点を先制する。投げては、先発・武内が6回無失点10奪三振の好投。その後は3人の継投で完封リレーを展開し、武内は今季5勝目を挙げた。敗れた阪神は、打線が再三の好機を生かせなかった。
◆阪神が西武の交流戦優勝阻止をかけて戦う。この日は雨天中止になった2日の振替試合。西武は引き分け以上で初優勝、さらに勝利すれば14勝3敗1分けの勝率8割2分4厘。11年ソフトバンクがマークした交流戦歴代最高勝率の8割1分8厘を上回る。屈辱の新記録献上だけは避けたい。先週はビジター6連戦で1勝5敗だったが、本拠地で巻き返しを図りたい。リーグ戦順位では1位巨人、2位阪神、3位ヤクルトが0・5ゲーム差以内という大混戦。巨人とヤクルトは試合がなく、阪神は負ければ3位転落、勝てば勝率5割4分8厘で巨人と同率首位になる。
◆西武が交流戦初Vをかけ、午後6時開始の阪神戦に挑む。すでに阪神戦には勝ち越しが決定。敵地での3連勝もかかる。交流戦で2試合連続サヨナラ打、3試合連続決勝打など印象的な活躍が多い長谷川信哉外野手(24)は優勝を目指しつつも「まずは何より勝ちにこだわって。阪神に3連勝できるようにやっていきたいです」と冷静に話した。交流戦打率は全体2位で、巨人松本を追う立場。長谷川は「もう無理だと思うんで」と苦笑いしつつ「とにかくチーム打撃というところを意識してやりたいです」。14日の巨人戦(ベルーナドーム)でも2死からセーフティーバントを仕掛けて成功させた。上半身に張りがあるタイラー・ネビン内野手(29)はこの日から復帰予定ながら、ネビンだけに頼れない。長谷川が最後も決めるか-。ルーキーながらすでに18セーブの岩城颯空投手(22)に疲れが見える中、交流戦ではセットアッパーの甲斐野央投手(29)がクローザーを任されるケースも多かった。甲斐野は「(起用は)今だけじゃないですか?」と淡々とし「どこに配置されても行けるように、ここまでの経験を生かして準備していくだけですよ」と見すえた。岩城は前回の阪神2連戦でともに失点した。この夜、優勝がかかるセーブシチュエーションになった場合、岩城にリベンジを促すか。甲斐野に託すか。別の投手を選ぶか。首脳陣の決断はいかに-。【金子真仁】
◆阪神伊原陵人投手(25)、下村海翔投手(24)、今朝丸裕喜投手(20)、育成ドラフト1位ルーキー神宮僚介投手(23=東農大北海道オホーツク)が1軍の試合前練習に姿を見せた。阪神はこの日から雨天中止で流れた西武、楽天との2連戦。18日を空けて、19日からリーグ戦が再開する。
◆阪神ドラフト1位ルーキーの立石正広内野手(22)が、早出特打を行った。全体練習が始まる前に、グラウンドに姿を見せると打撃ケージの中へ。藤川球児監督(45)が見守る中で、黙々と打ち込んだ。立石は10日ソフトバンク戦(みずほペイペイドーム)を最後に安打が出ておらず13、14日オリックス戦(京セラドーム大阪)では2戦連続のベンチスタートも経験した。交流戦もラスト2試合。この日の試合に向けては「どのチームもいいバッターがたくさんいますし、ピッチャーもしっかりアウトを取ってくるので、そういう中で、結果を残したい」と話していた。
◆阪神伊原陵人投手(25)、下村海翔投手(24)、今朝丸裕喜投手(20)、育成ドラフト1位ルーキー神宮僚介投手(23=東農大北海道オホーツク)が1軍の試合前練習に姿を見せた。藤川球児監督(45)は試合前に取材に応じ「現状把握でしょうね。投手コーチ含めて。本来であればこの4日間は交流戦からレギュラーシーズンに戻る期間ですけれども、現状の戦力とそれから1軍をまだ経験していなくて今後1軍で戦う可能性のある選手。研修といいますかね」と明かした。開幕ローテーション入りした伊原は腰部の張りから復帰した立場だが、他の3投手は1軍未経験。「1軍の経験がない選手はもちろん緊張もするだろうし、1軍昇格でいきなり緊張するのを防ぐために日米どの球団もやっていることですから」と説明。1軍の環境に早めに慣れて、スムーズな活躍につなげることを目的とした。育成ルーキーの神宮について、支配下登録の可能性があるかと問われた指揮官は「それでドラフトで獲得したわけですから。いる選手のレベルを引き上げながら、1年間戦って他球団と勝負するわけですから」と答えた。
◆西武の西口文也監督(53)が阪神戦の試合前、主砲のタイラー・ネビン内野手(29)が欠場する旨を報道陣に明かした。球場には訪れ練習には参加する。ネビンは上半身の張りがあり、このところ途中交代や欠場が多くなっている。西口監督は「張りというか不安のほうが強いみたい」と13日の試合後に状況を話していた。この日は勝ちか引き分けで交流戦初優勝が決まる。DH制のない試合でネビンの長打力に頼りたい部分は多いが、不在に。西口監督は「そこはなんとかつないでいきたい」と、研究してきた阪神才木への対策を実行する構えだ。
◆トミー・ジョン手術から完全復活を目指す23年ドラフト1位の阪神下村海翔投手(24)が、1軍の試合前練習に参加した。「1軍の雰囲気を経験させてもらいました。すごくありがたみを感じます。もちろんそこ(1軍)を目指していますけど、まだ数試合しか投げてない。次に向けて準備をひとつずつやっていくだけ」右ひじ手術から約2年半。12日の2軍ソフトバンク戦(筑後)ではプロ最長の5回73球を投じ、3失点にまとめていた。藤川球児監督(45)は、同じく練習参加した今朝丸、神宮とともに「現状把握でしょうね。投手コーチ含めて。本来であればこの4日間は交流戦からレギュラーシーズンに戻る期間ですけれども、現状の戦力とそれから1軍をまだ経験していなくて今後1軍で戦う可能性のある選手。研修といいますかね」と明かした。リハビリ組を外れ、1軍舞台を目指して実戦で結果を残していく段階に。右腕は「今まではトレーナーさんや投手コーチに『次はこうして』と従うような形で、右も左も分からない中で道を示してもらっていた。そこから外れるとなると、自分で先発投手がどう調整しているかとか勉強したり、先輩に聞いたり。もっと自分で学んでいって、経験もして、試合に慣れていくことが必要だと思っています」と力を込めた。」
◆交流戦初優勝がかかる1試合に、関東からも多くの西武ファンが甲子園に詰めかけた。雨天中止による振替の1試合。1試合のためだけに甲子園を1泊2日または深夜バスの強行軍で訪れているファンも多い。甲子園は今季の交流戦では、西武戦での左翼ビジター応援席は380人分しか用意されておらず、3日と4日の1回戦、2回戦も380人のみだった。そんな密集度の高い中でこの日も380人の席がびっしり埋まった。都内在住のファンによると「ほとんど発売即完売でした」という状況で、開門後すぐに席が埋まった。日刊スポーツの調べでは、3日の試合での先制得点時、甲子園から700メートル近く離れた阪神電鉄「鳴尾・武庫川女子大前」駅近くまで、西武ファンの歓声や得点歌が届いていた。2万人超の阪神ファンと比較して「桶狭間の戦いに少数で挑んだ織田信長軍のようだ」という声も、西武担当記者Xに寄せられた。【金子真仁】
◆交流戦Vがかかる一戦で、西武ベンチは4番をプロ2年目の渡部聖弥外野手(23)に託した。このところ調子を落としているものの、タイラー・ネビン内野手(29)は上半身の張りのため、この日も欠場する。打力のいい古賀悠斗捕手(26)が4番に座るケースも増えていたが、この日はDH制のないセ主催の試合で、スタメンマスクは小島大河捕手(22)がかぶるため、古賀悠もスタメンでは起用できず。指揮官は「4番? 誰でしょうね? びっくりするよ」と予告していたが、正解は渡部だった。雨天中止によって巡ってきた、当初はなかった阪神才木との対戦。とはいえしっかりと戦略を練り、つないで初Vをつかみに行く。
◆阪神は連敗阻止へ、打順を変更した。1番に熊谷敬宥内野手(30)が入り、「7番三塁」で立石正広内野手(22)が3試合ぶりにスタメン復帰した。交流戦はラスト2試合。連勝で締めて、リーグ戦再開へと向かえるか。
◆阪神才木浩人投手(27)が今季2安打目を放った。0-0の3回先頭。西武武内夏暉投手(24)の5球目、高めツーシームを中前にはじき返した。自らを援護する安打。上位打線に回すも、先制はならなかった。これが今季2安打目。先発陣では高橋遥人投手(30)が20打数4安打でトップ。大竹耕太郎投手(30)、村上頌樹投手(27)、伊藤将司投手(30)、伊原陵人投手(25)も1安打を放っている。
◆阪神熊谷敬宥内野手(30)が、果敢なプレーで先発の才木浩人投手(27)を救った。両チーム無得点で迎えた4回の守備。1死一塁で西武アレクサンダー・カナリオ内野手(26)の三遊間を襲った痛烈な打球をダイビングで止め、二塁へ送球。一塁走者の渡部聖弥外野手(23)を間一髪でアウトにした。打球が外野に抜けるか、止めても二塁送球が間に合わなければ1死一、二塁のピンチになっていた。相手に流れを渡さない好プレーだった。
◆最近ブレイク中です10試合連続スタメンの熊谷敬宥スーパープレーを披露!才木を守備で援護!??阪神×西武#阪神タイガース #だったらDAZN pic.twitter.com/A6J30Bj1Nx
◆6月2日の中止分の振替試合として開催された。12日からインターネットで発売されたチケットは完売。この日は平日の振替試合とは思えないほどの観客が甲子園に押し寄せ、試合前から球場周辺をにぎわせた。プレーボール時には外野席を含めて大半の席が客で埋まった。ただ試合序盤、バックネット裏や内野席に目を向けると、空席がいくつもあった。チケットは「完売」したのになぜ? これらはほとんどが年間指定席。オーナーは振替日程で使える「予備券」を持つが、来場の都合をつけられなかったことが理由とみられる。
◆阪神才木浩人投手(27)が先制点を献上した。0-0の5回、先頭西川に中前打を浴び、1死二塁で1番桑原に中前適時打を許した。西武は勝利か引き分けで交流戦初優勝が決まる。阪神にとっては本拠地での優勝阻止を狙いたいが、先手を奪われる形になった。
◆阪神の育成ドラフト1位ルーキー神宮僚介投手(23=東農大北海道オホーツク)が初めて1軍の試合前練習に参加した。藤川球児監督(45)らが見守る中、ブルペンで30球。「かなり貴重な時間でした。結構緊張したんですけど、緊張した中でもそこそこ思うようなボールは投げられた」と充実感を漂わせた。サイド右腕は、下半身のコンディション不良で出遅れるも、ここまで2軍戦11試合に救援登板して、防御率2・79。7月末の支配下期限が迫る中、登録の可能性があるかと問われた指揮官は「それでドラフトで獲得したわけですから。いる選手のレベルを引き上げながら、1年間戦って他球団と勝負するわけですから」と答えた。甲子園で1軍投手陣と濃密な時間を過ごした神宮。「すごくありがたいことだと思いますし、自分のアピールできるところをどんどん出していこうかなと思いました。ファームで結果を出し続けていきたい」と力を込めた。
◆阪神の内野コンビが隠れた好守を見せた。5回、1点を先制されてなお1死一塁。滝沢夏央内野手(22)の打球を一塁ベースのすぐ横で捕球した大山悠輔内野手(31)は、迷わず二塁に送球した。一塁走者の走路とちょうど重なるラインだったため、走者に当たらないようにオーバースローで走者の頭上を通すように投げた。二塁カバーに入った小柄な熊谷敬宥内野手(30)も、走りながら体を目いっぱい上に伸ばして捕球。難しい体勢から一塁に投げた。一塁は間に合わなかったが、その後、追加点は許さなかった。
◆阪神佐藤輝明内野手(27)が体を張った好守で、甲子園をわかせた。0-1の6回の守備。2死一塁で右中間に飛んだ西武石井一成内野手(32)の大飛球を、外野フェンスぎりぎりでスライディング・キャッチ。抜けていれば西武の2点目はほぼ確実な状況で、身をていして阻止した。先発の才木浩人投手(27)に対し、野手陣は援護点は贈れずも、懸命の好守でもり立てている。
◆阪神才木浩人投手(27)が6回97球、6安打1失点でマウンドを降りた。初回、2回と走者を得点圏に進められるも、150キロ台の直球を軸に踏ん張った。だが、0-0の5回。西武先頭の西川に中前打を浴び、1死二塁で1番桑原に高めフォークを中前に運ばれた。それでも続く滝沢を一ゴロ、最後は長谷川を151キロ直球で右邪飛に仕留め、最少失点にとどめた。西武は勝利か引き分けで交流戦初優勝が決まる一戦。阪神にとっては本拠地での優勝阻止へ。エースが6回1失点と粘り、7回から2番手の工藤泰成投手(24)につないだ。
◆交流戦初優勝に向け桑原将志 初球攻撃で先制となるタイムリー!※引き分け以上で交流戦優勝??阪神×西武#seibulions #だったらDAZN pic.twitter.com/irKGwrSvQs
◆阪神佐藤輝明内野手(27)の二盗失敗をめぐるリプレー検証が"紛糾"した。0-1の7回1死一塁で佐藤はスタート。左脚を伸ばしたが寸前でタッチアウトと判定された。佐藤はすぐさまベンチにリクエストを依頼した。リプレーセンターでの映像検証はかなり長引いた。その間にさまざまな角度からのリプレーがビジョンに流れたが、いつも大きな拍手でアシストする阪神ファンが珍しくあまり騒がないほど微妙な映像が流れた。甲子園にはあきらめに近いムードが流れていたが、責任審判の真鍋勝已はグラウンドに戻ると、ゆっくりと手を開いてセーフのジェスチャー。一転、大盛り上がりとなった。
◆西武長谷川信哉外野手(24)が8回1死走者なし、遊撃内野安打を放ち、交流戦の打撃成績を60打数22安打とした。4打数2安打で打率を3割6分6厘まで上げて、巨人松本の3割6分5厘を上回った。このまま終われば、初の交流戦首位打者に輝く。投手の頭をワンバウンドで越える当たり。長谷川は一塁へ全力疾走すると前のめりにヘッドスライディング。スコアボードに「H」のランプがともった。塁上で顔に土がついたまま、満面の笑顔を見せた。
◆イマキュレートイニング達成!工藤泰成 3者連続3球三振!最後は159km/hのストレート!??阪神×西武#阪神タイガース #だったらDAZN pic.twitter.com/gTsZG64SRU
◆阪神木下里都投手(25)が4試合連続登板を無失点で切り抜けた。8回に3番手で登板。1死一、二塁のピンチを背負ったが、小島を遊ゴロ、2死二、三塁でカナリオを遊ゴロに仕留めた。木下は前カードの12~14日のオリックス戦(京セラドーム大阪)で3連投。中1日を空けてこの日のマウンドに上がった。
◆阪神工藤泰成投手(24)が、プロ野球史上24人、26度目となる、3者連続3球三振「イマキュレート(欠点のない)イニング」を達成した。0-1の7回に2番手で登板。先頭の西武西川、続く代打山村をフォークで2者連続空振り三振。最後は桑原を内角159キロで見逃し三振に仕留めた。3者連続3球三振は、5月13日中日戦の島田(DeNA)以来、プロ野球24人、26度目。阪神では62年5月3日中日戦の石川緑、05年9月6日中日戦の桟原に次いで3人目。
◆阪神が今季4度目の完封負けを喫し、4月1日以来の3位転落となった。今カードは0勝3敗。交流戦は1試合を残して、球団歴代ワーストとなる12敗を喫した。試合は阪神才木浩人投手(27)、西武武内夏暉投手(24)による投手戦。試合が動いたのは5回だった。0-0の5回、才木が先頭西川に中前打を浴び、犠打で1死二塁とされると、1番桑原に初球を捉えられ、中前適時打を許した。阪神は7回、この回からマウンドに上がった2番手工藤泰成投手(24)が、先頭西川から3者連続で3球三振のイマキュレートイニングを達成。その直後、先頭の佐藤輝明内野手(27)が左前打を放つと、二盗に成功。1度はアウト判定も藤川球児監督(45)がリクエストし見事に覆った。さらに高寺望夢内野手(23)の右前打で1死一、三塁と絶好機をつくったが、立石が見逃し三振。代打嶋村も二ゴロに倒れて得点はならなかった。西武はこの日の勝利で、交流戦初優勝が決定。本拠地で目の前で決められてしまった。
◆西武が阪神を破り、交流戦21度目で初の優勝に輝いた。18試合を14勝3敗1分け。セ6球団に全て勝ち越す優勝で、11年のソフトバンクを抜いて交流戦歴代最高勝率となった。24年はシーズン91敗とどん底まで落ちたチームが、わずか2年で「優勝」まで盛り返した。この日は先発の武内夏暉投手(24)が見事な投球。佐藤、大山から連続見逃し三振を奪うなど抜群の切れ味で、阪神打線に致命的な当たりを許さなかった。阪神才木を打ちあぐねた打線は5回、桑原将志外野手(32)の適時打で先制し、試合の主導権を握った。西口文也監督(53)就任2年目の今季、シーズン序盤は課題の得点力が高まらず、最大で借金が5(4月16日終了時点で6勝11敗1分け)まで膨らんだ。主砲と期待した入団2年目のタイラー・ネビン内野手(29)のコンディション不良による出遅れが響いた。1、2軍の選手入れ替えを活発にする中で、移籍1年目の昨季は7試合の出場にとどまった平沢大河内野手(28)が、大きな存在感を見せた。一時は4割超まで打率を上げ、平沢の活躍とともにチームも急上昇。27勝20敗1分けのパ・リーグ首位で交流戦を迎えた。交流戦は、5月26日のヤクルト戦(神宮)で9回2死から甲斐野央投手(29)が、昨季まで西武に在籍したヤクルト・モンテルに同点被弾を浴びる衝撃の幕開け。西口監督も「想像ができていない中で打たれてしまって。ガクって来そうなところだった」と正直に明かす。ただ、そこを延長戦の末に勝って好調ヤクルトに勝ち越すと、DeNA、敵地での阪神、中日、ホームに戻っての広島、巨人と全6カードで押し込まれることなく、むしろ接戦を制して白星を重ねていった。長谷川信哉外野手(24)は2試合連続サヨナラ打を含む、3試合連続決勝打で盛り上げた。7日の中日戦(バンテリンドーム)では延長11回裏2死満塁の大ピンチで、上田大河投手(24)や柘植世那捕手(29)、一塁のネビンが見事にサインプレーでピックオフを完成。その前日6日の中日戦では隅田知一郎投手(26)がセーフティースクイズに成功した。選手の自主性に加え、選手層の厚さ、組織力の高さも優勝の要因となった。西口監督は攻撃の作戦については「こっちは(ベンチで)分からない部分もあるので、そこは選手に任せようという部分もある」とチームの好調を支えるさい配の一端を明かした。交流戦を終え、41勝23敗2分けの貯金18に。リーグ戦は19日のオリックス3連戦(京セラドーム大阪)から再開。長期遠征も含めた夏場の戦いへ挑み、リーグ優勝を目指す。【金子真仁】
◆1点を守り切った甲斐野央 最後は三振で締める!2026シーズン交流戦優勝は埼玉西武ライオンズ!??阪神×西武#seibulions #だったらDAZN pic.twitter.com/PCz7ewrQEq
◆阪神が敗れ、西武が交流戦初優勝を飾った。阪神にとっては本拠地甲子園で屈辱の敗戦となったが、昨年も交流戦最終戦でソフトバンクに敗戦。勝利したソフトバンクが甲子園で優勝を決めた。日程の巡り合わせもあるが、阪神にとっては2年連続本拠地甲子園でVを献上してしまう形になった。
◆阪神立石正広内野手(22)に当たりが戻らない。3試合ぶりにスタメン出場したが大苦戦。とくに1点を追う7回1死一、三塁では西武トレイ・ウィンゲンター投手(32)の外角低め直球に手が出ず、3球三振に倒れた。1点を追う9回2死一塁も三振。4打席連続三振で試合を終え「悔しいです」とクラブハウスへ引き揚げた。この日は全体練習前に甲子園のグラウンドに姿を見せると藤川球児監督(45)の前で早出特打を行っていた。修正は図っているが光が見いだせない。「技術も足りないですし、もったいない打席も多いなと思っています」。今後に向けては「もう技術で解決するしかない。練習します」と結んだ。
◆阪神が今季4度目の完封負けを喫し、3位転落となった。今カードは0勝3敗。交流戦は1試合を残して、球団ワーストとなる12敗目を喫した。打線は西武武内夏暉投手(24)を前に10三振を喫すなど、計14三振。好機をつくるも要所で封じ込められた。1点を追う7回には1死一、三塁と絶好機をつくったが、立石正広内野手(22)が見逃し三振。代打嶋村麟士朗捕手(22)も二ゴロに倒れて得点はならなかった。9回は最後の打者となり空振り三振に倒れるなど、この日は4三振。目を潤ませているようにも見えたルーキーについて、藤川球児監督(45)は「1人ずつ選手の成長具合も違いますので、一番重要なことはタイガースの中で、しっかり活躍できる選手になっていく、心も強く、体も強く。キャンプもね、なかなか送れてない状態で来てますから」と話した。誰もが通り、乗り越えてきた壁がやってきた。
◆阪神栄枝裕貴捕手(28)が今季初出場した。0-1の8回の守備からマスクをかぶり、試合完了まで出場した。「展開によらず、投げている投手は必死なので、流れを作るような守りをできればと思っていた。走者は出したけどゼロに抑えられたので、それは良かった」と振り返った。先発した坂本誠志郎捕手(32)に代わって、7回のチャンスで嶋村麟士朗捕手(22)が代打出場。その嶋村に代わる出場だった。現在1軍には捕手4人がいるが伏見寅威捕手(36)はコンディション不安もあって10日を最後に試合から離れている。
◆阪神木下里都投手(25)が初の4試合連続登板で期待に応えた。0-1の8回に登板。内野安打など2安打されたが遊ゴロ2つでしのいだ。前のオリックスで3連投。1日空けての救援で、4試合全て1点差の展開。「連投は僕からしたらありがたいこと。投げさせてもらえるところで頑張って投げるだけです。しっかりケアして、次もしっかり準備したいです」と意気に感じていた。
◆阪神遊撃の熊谷敬宥内野手(30)が再三の好守で投手陣を支えた。4回1死一塁で西武カナリオの打球を横っ飛びで抑え、一塁走者の二進を阻止。8回2死二、三塁では三遊間の深い位置でカナリオの打球をさばき、一塁へジャンピングスロー。2点目を防ぎ、木下も最敬礼で出迎えた。ただ今季初の1番起用も無安打に終わり「結果通りの...良くはなかったです」とくちびるをかみしめた。
◆阪神工藤泰成投手(24)がプロ野球史上24人、26度目となる、3者連続3球三振「イマキュレートイニング」を達成した。0-1の7回に登板。先頭西川、代打山村をフォークで2者連続空振り三振。最後は桑原を内角159キロで見逃し三振に仕留めた。「投げている途中は意識しなかった」。球団では05年桟原以来3人目。5試合連続無失点と好調だ。3者連続3球三振は、5月13日中日戦の島田(DeNA)以来、プロ野球24人、26度目。阪神では62年5月3日中日戦の石川緑、05年9月6日中日戦の桟原に次いで3人目。
◆阪神・下村海翔投手(24)、伊原陵人投手(25)、今朝丸裕喜投手(20)、育成ドラフト1位・神宮僚介投手(23)=東農大北海道オホーツク=が16日、西武戦を戦う1軍本隊に合流した。2024年ドラフト1位の下村は同年4月に右肘内側側副じん帯再建術(通称:トミー・ジョン手術)を受け、5月22日の2軍・オリックス戦(SGL)で実戦復帰。その後は順調に投球イニングを伸ばし、12日の2軍・ソフトバンク戦(タマスタ筑後)では5回5安打3失点、計73球を投じていた。伊原は4月19日の中日戦(甲子園)で腰部の張りを発症し、出場選手登録を抹消。リハビリを経て3日の2軍・ソフトバンク戦(SGL)で復帰し3イニングを投げると、10日の2軍・広島戦(由宇)で5回無失点の好投を披露した。高卒2年目の今朝丸はシーズンでは初の1軍合流。今季はファーム・リーグ11試合に登板して3勝2敗、防御率2・95。2日に20歳になったばかりの期待の右腕の1軍初登板にも期待がかかる。育成ドラフト1位の神宮は下半身のコンディション不良で出遅れるも、復帰後は2軍戦11試合に登板して防御率2・79を記録。1軍の空気を体感する。
◆阪神・藤川球児監督(45)が練習前に取材に応じ、1軍本体に合流した下村海翔投手(24)、伊原陵人投手(25)、今朝丸裕喜投手(20)、育成ドラフト1位・神宮僚介投手(23)=東農大北海道オホーツク=について説明した。「本来であればこの4日間は交流戦からレギュラーシーズンに戻る期間ですけれども、現状の戦力とそれから1軍をまだ経験していなくて今後1軍で戦う可能性のある選手。研修といいますかね」順調に交流戦の日程を消化していれば14日に終了していたが、雨天中止2試合があるため、阪神は17日の楽天戦(甲子園)まで試合がある。「1軍の経験がない選手はもちろん緊張もするだろうし、1軍昇格でいきなり緊張するのを防ぐために日米どの球団もやっていること」と19日からのリーグ再開に向けて、期待の若手を呼び寄せた。育成選手の神宮については「タイガースは育成選手だから1軍に上がらないというのは全くないチーム。いる選手のレベルを引き上げながら、1年間戦って他球団と勝負する」と話した。
◆阪神・今朝丸裕喜投手(20)が西武戦が行われる甲子園の試合前練習に参加した。高卒2年目の右腕は春季キャンプやオープン戦期間中の1軍合流はあるものの、シーズンでは初の合流。緊張感のある面持ちでグラウンドに入ると、キャッチボールやランメニュー、三塁側ファウルゾーンでの投ゴロ処理などをこなした。「キャンプ以来(の1軍での練習)だったので、緊張感のある練習になりました。(甲子園の)雰囲気を味わいながら練習しました」。今季2軍公式戦では11試合に登板し、3勝2敗、防御率2・95。1軍の空気を身をもって味わった20歳は「一緒に練習させてもらって、(1軍登板への)少し実感がわいたというか、そういうのはありました。2軍でしっかり結果を出して、1軍に呼ばれたらいいかなと思います」と意気込んだ。
◆阪神の伊原陵人投手(25)が1軍の全体練習に参加。キャッチボールやランニングなどで汗を流した。「練習に参加させていただけるってことだったので。投げる投げないにかかわらず、この空間で練習できるってことは非常に自分にとってはプラスかなと思います」2年目の今季は開幕ローテをつかんで開幕2連勝を飾ったが、4月18日の中日戦(甲子園)で臀部の張りを発症して離脱。この日が約2カ月ぶりの甲子園だった。現在リハビリを経て復帰しており、10日のファーム・広島戦(由宇)では復帰後初先発で5回無失点と好投。ステップを確実に踏む中で「納得いってるわけでもないですし、色々足りない部分だったり、もう少し練習で補わなきゃいけない部分もあるのは確かですけど、状態は少しずつ上がってきている。チームには迷惑かけてるんでしっかり取り返せるように、今はきっちり練習している感じです」と心境を明かした。昨季ルーキーイヤーで優勝に貢献した若虎の、完全復活が期待される。
◆阪神の育成ドラフト1位・神宮僚介投手(23)=東農大北海道オホーツク=が西武戦に臨む1軍の試合前練習に参加した。「かなり貴重な時間でした。すごくありがたいことだと思いますし、自分のアピールできるところをどんどん出していこうかなと思いました」この日は藤川監督や安藤投手チーフコーチらが見守る中でブルペン入り。「結構緊張したんですけど、緊張した中でもそこそこ思うようなボールは投げられたので良かった」と、右打者斬りをテーマに掲げ、30球を投じた。育成ドラフト1位の神宮は下半身のコンディション不良で出遅れるも、復帰後は2軍戦11試合に救援登板して防御率2・79を記録。石井や湯浅、畠が負傷離脱中の1軍ブルペン事情については「複雑な気持ちですけど、勝負の世界でチャンスだと思って。結果をファームの方で出し続けていきたいなと思います」と力を込めた。
◆2024年のドラフト1位・下村海翔投手(24)が甲子園での1軍練習に参加した。24年4月に受けた「内側側副じん帯再建術(通称トミー・ジョン手術)」からリハビリを重ねてきた期待の右腕。1軍練習参加は今季3度目となった。前回登板の12日のファームリーグ・ソフトバンク戦(筑後)では73球を投じて5回3失点と試合を作り、無事にリハビリプログラムもクリア。「球数だったり、イニングを伸ばすっていうところをリハビリプログラムとしてやって、それを達成というかクリアできたのは良かった。今までは全部トレーナーさんだったり、投手コーチに組んでもらっている中で、それに従うような形で道を示してもらっていた。そこから外れるとなると、自分で先発投手がどう調整しているかとか勉強したり、先輩に聞いたり、もっと自分でいろいろ学んでいって、経験もして、試合に慣れていくことが必要だと自分では思っています」と完全復活を見据えた。
◆阪神のドラフト1位・立石正広内野手(22)=創価大=が全体練習前に早出での打撃練習を行った。通常は室内で全体練習前の打撃練習を行っている熊谷敬宥内野手(30)、高寺望夢内野手(23)とともに、屋外でフリー打撃を実施。藤川球児監督(45)や小谷野栄一打撃チーフコーチ(45)、上本博紀打撃コーチ(39)も視線を送る前で快音を響かせた。直近2試合ベンチスタートが続き、10日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)を最後に12打席連続無安打と苦しんでいる中で、復調へのきっかけとする。
◆17日の楽天戦に先発する阪神・大竹耕太郎投手(30)は16日、試合前練習でキャッチボールなどで調整した。前回登板の10日ソフトバンク戦(みずほペイペイ)は5回3失点で今季5敗目。ここまで9試合の先発で防御率2・41も、わずか2勝にとどまっている。チームは試合前時点で交流戦5勝11敗と大きく負け越し。首位の巨人を0・5ゲーム差で追いかける立場だが、「負けが続いたり、チームとしてちょっと流れとか...。そういうところはありますけど、そこをまた切り替えられるいいポイントではあるかなと思うので。その辺は良く捉えていきたいなと思っています」と前を向き、交流戦の締めで流れを変える好投を誓った。
◆2日の雨天中止分の振替試合に臨む阪神は才木浩人投手(27)が先発する。前回9日のソフトバンク戦では、まさかの3回3被弾5失点で3敗目を喫した。西武とは過去2度の対戦で通算14イニングで無失点。2024年には八回途中までノーノー投球を披露した。打線は「1番・遊撃」に熊谷敬宥内野手(30)。1番に入るのは昨年8月19日の中日戦(京セラD)以来となる。D1位・立石正広内野手(22)=創価大=は「7番・三塁」で3試合ぶりにスタメンに名を連ねた。
◆勝つか引き分けで交流戦初優勝が決まる西武は、主砲のタイラー・ネビン内野手(29)がまたもベンチ入りメンバーから外れ欠場。4番には渡部聖弥外野手(23)が入った。
◆阪神は序盤三回まで毎回得点圏に走者を置くも、先制はならなかった。勝てば交流戦優勝という西武を迎えての一戦。先発・武内の前に一回から中野が安打と盗塁で2死二塁とチャンスを作るも、佐藤が三振で無得点。二回は大山の安打などで再び2死二塁とするも、坂本が見逃し三振。三回は投手の才木の安打と熊谷の犠打で3イニング連続で二塁に走者を置いたが、中野が三ゴロ、森下がとらえた当たりは一直となり無得点い終わった。
◆阪神・熊谷敬宥内野手(30)の好守が好投を続ける才木浩人投手(27)を救った。0-0の四回、先頭の4番・渡部に中前打を許したが、続く小島を犠打失敗に仕留めて1死一塁。カナリオには三遊間への鋭い当たりのゴロをはじき返されるも、これを遊撃・熊谷がダイビングキャッチ。素早く二塁へ送球し、封殺した。好守に助けられた才木は7番・石井を153キロ内角直球で見逃し三振に。四回まで無失点、5奪三振と、前回登板の9日・ソフトバンク戦(みずほペイペイD)で3回5失点と苦しんだ右腕が、本来の投球を披露している。
◆粘りの投球を続けていた阪神の先発・才木浩人投手(27)が、試合中盤に先制を許した。0-0で迎えた五回、先頭の西川に中前打で出塁を許すと、9番の投手・武内に追い込んでから犠打を決められて1死二塁。トップバッターに戻り、桑原に初球の高めスライダーを中前にはじき返された。先制こそ許したが、その後は滝沢を一ゴロ、長谷川を右邪飛に仕留めて最少失点で切り抜けた。援護した打線は、西武の先発左腕・武内の前に四回終了時で3安打、7三振と苦戦している。
◆右翼で出場した阪神・佐藤輝明内野手(27)が守備で超ファインプレー。さらなる失点を防いだ。0-1の六回、先発の才木浩人投手(27)が2死からカナリオに左前打で出塁を許すと、続く石井に右中間へ大飛球を運ばれた。強く吹く浜風を切り裂き伸びる白球を右翼・佐藤が懸命に追うと、フェンスギリギリでスライディングキャッチ。抜けていれば2点目を失う場面で好守を披露し、ベンチで才木らナインに迎え入れられた。
◆西武は勝てば交流戦初優勝の大一番で、再びネビンがベンチ入りメンバーから外れ欠場した。遠征には同行しているが、西口監督は「張りというか、不安の方が大きいみたい」と説明。これで3試合連続、ここ5試合で4試合目の欠場で、捕手は小島を起用したため、ネビン欠場の試合で4番・DHに入っていた古賀悠はベンチスタートとなった。「(打順は)今日が一番迷った。どうするか。大事な一戦というのもあるし、DHがないし。4番・古賀(悠)は使えないから。いないのは痛いわ。(4番は)誰でしょうね? びっくりするよ」と西口監督は話したが、代役に4月15日以来5試合目となる渡部を据えた。渡部は交流戦は試合前まで17試合で打率・235、8打点。13日の巨人戦は8番で、5月6日の4号本塁打を最後に一発もない2年目に託した。「(才木には)去年、一昨年とやられているから。甘い球を一発で仕留められるかどうか。積極的にいってもらう。早く試合が終わっちゃうかもしれないけど。それぐらいの覚悟でいってもらう」と指揮官は指示。五回、先頭の西川が中前打で出塁し、武内の犠打で二進。続く桑原が初球のスライダーを中前に弾き返し、待望の先制点を奪った。(塚沢健太郎)
◆阪神の先発・才木浩人投手(27)は6回1失点で降板となった。序盤は四回まで毎回三振を奪って無失点だったが、五回先頭の西川に安打を許すと、犠打で1死二塁となり、桑原に先制となる中前打を浴びた。失点はこの1点のみで6回97球、6三振を奪う好投だったが、味方の援護がなく降板。2023年から交流戦で勝利を記録していたが、今季は白星ゼロで交流戦終了を迎えることが決定的となった。七回のマウンドには工藤が上がった。
◆阪神・工藤泰成投手(24)がイマキュレートイニングを達成した。0-1の七回に、先発・才木の後を継いで2番手で登板。まずは8番・西川をフォークで空振り三振に斬ると、代打・山村も同じくフォークで三球三振。最後は1番・桑原を内角159キロで見逃し三振を奪った。最速161キロを誇る右腕が5月13日のDeNA・島田以来、史上24人目、26度目となる「イマキュレート(汚れのない、欠点のない)イニング」といわれる3者連続三球三振を達成。甲子園に詰めかけた4万2569人の大観衆が背番号49のパフォーマンスにどよめき、惜しみない拍手を送った。
◆西武は七回を終えて1-0でリード。勝てば交流戦初優勝の大一番で、再びネビンがベンチ入りメンバーから外れ欠場した。遠征には同行しているが、西口監督は「張りというか、不安の方が大きいみたい」と説明。これで3試合連続、ここ5試合で4試合目の欠場で、捕手は小島を起用したため、ネビン欠場の試合で4番・DHに入っていた古賀悠はベンチスタートとなった。「(打順は)今日が一番迷った。どうするか。大事な一戦というのもあるし、DHがないし。4番・古賀(悠)は使えないから。いないのは痛いわ。(4番は)誰でしょうね? びっくりするよ」と西口監督は話したが、代役に4月15日以来5試合目となる渡部を据えた。渡部は交流戦は試合前まで17試合で打率・235、8打点。13日の巨人戦は8番で、5月6日の4号本塁打を最後に一発もない2年目に託した。「(才木には)去年、一昨年とやられているから。甘い球を一発で仕留められるかどうか。積極的にいってもらう。早く試合が終わっちゃうかもしれないけど。それぐらいの覚悟でいってもらう」と指揮官は指示。五回、先頭の西川が中前打で出塁し、武内の犠打で二進。続く桑原が初球のスライダーを中前に弾き返し、待望の先制点を奪った。桑原は「チャンスの場面だったので、なんとかしようと思い打席に入りました。先取点をあげることができてよかったです」とコメント。FAで加入したガッツマンが、大事なところで持ち味を発揮した。(塚沢健太郎)
◆阪神は0-1の七回、絶好のチャンスを作ったが、得点を挙げることはできなかった。西武の投手は六回まで好投された武内に代わってウィンゲンターに。先頭の佐藤が156キロの直球をはじき返して左前で出塁する。1死となって高寺への初球でスタートを切った。二塁の判定はアウトとなったが、藤川監督がリプレー検証を要求。長い協議の結果判定は覆りセーフとなると、高寺も右前打で続いて1死一、三塁のチャンスを迎えた。しかしD1位・立石(創価大)が3球で見逃し三振。2死から代打・嶋村も粘った末に二ゴロに倒れ、同点に追いつくことはできなかった。
◆阪神の先発・才木浩人投手(27)は6回1失点で降板となった。序盤は四回まで毎回三振を奪って無失点だったが、五回先頭の西川に安打を許すと、犠打で1死二塁となり、桑原に先制となる中前打を浴びた。失点はこの1点のみで6回97球、6三振を奪う好投だったが、味方の援護がなく降板。2023年から交流戦で勝利を記録していたが、今季は白星ゼロで交流戦終了を迎えることが決定的となった。「調子が良くない中でも、(坂本)誠志郎さんのリードやバックの良い守りにも助けられて、なんとか六回まで投げることができましたが、先制点を取られてしまい、良い流れをチームにもってくることができませんでした」とコメントした。
◆西武が交流戦初優勝を果たした。14勝3敗1分けで、勝率.824は交流戦史上最高。リーグ優勝した2019年最終戦以来の貯金18とし、2位のソフトバンクとの差を3.5に広げた。打線は阪神先発の才木から五回、先頭の西川が出塁し、武内の犠打で二進。桑原の中前適時打で1点を先制した。先発の武内は6回3安打無失点の好投で5勝目(2敗)。ウィンゲンター、篠原、甲斐野の零封リレーで1点を守り切り、2試合連続の1-0で勝利となった。長谷川は4打数2安打で交流戦打率を.366とし、巨人・松本を抜き、トップに立った。
◆阪神は西武投手陣に抑え込まれ、同一カード3連敗。今季4度目の零封負けで3位に転落した。先発した才木浩人投手(27)は6回1失点と好投したが、打線の援護に恵まれず今季4敗目を喫した。四回までスコアボードにゼロを刻むも、0-0で迎えた五回、先頭の西川に中前打で出塁を許すと、犠打で得点圏に走者を置き、1番・桑原に決勝の中前適時打を浴びた。打線は西武の先発・武内の前に沈黙。散発3安打に抑え込まれ、6回で10三振。1点を負う七回に2番手・ウィンゲンターから1死一、三塁の絶好機を作ったが、立石が三球三振、代打・嶋村は二ゴロに倒れて本塁を踏むことはできなかった。七回に2番手で登板した工藤泰成投手(24)が、5月13日のDeNA・島田以来、史上24人目、26度目となる「イマキュレートイニング(3者連続三球三振)」を達成。八回は木下が、九回は及川が西武打線を無得点に抑えたが、1点が遠かった。
◆3勝、16日、甲子園)西武が交流戦初優勝を果たした。14勝3敗1分けで、勝率.824は交流戦史上最高。リーグ優勝した2019年最終戦以来の貯金18とし、2位のソフトバンクとの差を3.5に広げた。?西武が勝利し、交流戦初優勝を決めた。交流戦優勝球団は9球団目で、これでパ・リーグの全6球団が交流戦で優勝した。セで優勝経験がないのは、阪神、中日、広島の3球団。?最終成績は14勝3敗1分けの勝率・824。交流戦の勝率で2011年のソフトバンクの・818(18勝4敗2分け)を上回る歴代最高勝率での優勝。現行の18試合制となった15年以降では22年のヤクルトの・778(14勝4敗)を更新した。?西武の交流戦防御率は12球団トップの1.53となり、11年の日本ハムの1.35(24試合制)に次ぐ歴代2位。先発陣は3日の渡辺からチーム12試合連続クオリティースタート(先発で6回以上、自責点3以下)をマーク。平良と渡辺が防御率0.86など先発した6人全員が防御率1点以下。先発陣の防御率1.33は24年の広島の1.49を抜く歴代1位と抜群の安定感で優勝の原動力となった。?交流戦は残り1試合を残してパ65勝、セ38勝4分け。パの勝ち越しは4年連続18度目。15年以降、パの65勝は昨年のパの63勝を上回る最多勝利。この日のパの2勝で勝利数差が27となり、10年の22勝差(パ81、セ59、4分け)を上回り最大差が確定した。
◆阪神が3位転落。交流戦18試合制になった2015年以降、最多の12敗を喫し、14勝3敗1分の西武が初優勝を飾った。五回2死二塁、才木浩人投手(27)が桑原将志外野手(32)に浴びた中前適時打が決勝打となった。今季2度目の「0-1敗戦」を喫した打線は6回3安打の左腕・武内夏暉投手(24)の前に10三振。七回は2番手から左前打の佐藤輝明内野手(27)の二盗と高寺望夢内野手(23)の右前打で1死一、三塁としたが、「7番・三塁」で3戦ぶりスタメンのD1位・立石正広内野手(22)=創価大=が空振り三振、代打嶋村麟士朗捕手(22)が二ゴロに倒れた。立石は4打数4三振で16打席連続無安打。
◆阪神が3位転落。交流戦18試合制になった2015年以降、最多の12敗を喫し、14勝3敗1分の西武が初優勝を飾った。五回2死二塁、才木浩人投手(27)が桑原将志外野手(32)に浴びた中前適時打が決勝打となった。今季2度目の「0-1敗戦」を喫した打線は6回3安打の左腕・武内夏暉投手(24)の前に10三振。七回は2番手から左前打の佐藤輝明内野手(27)の二盗と高寺望夢内野手(23)の右前打で1死一、三塁としたが、「7番・三塁」で3戦ぶりスタメンのD1位・立石正広内野手(22)=創価大=が空振り三振、代打嶋村麟士朗捕手(22)が二ゴロに倒れた。立石は4打数4三振で16打席連続無安打。4月9日以来の「貯金4」。
◆現役時代は南海、西武に所属し、引退後は西武、ダイエー、阪神の3球団でヘッドコーチを務めたサンケイスポーツ専属評論家・黒田正宏氏(78)は4三振を喫した阪神D1位・立石正広内野手(22)=創価大=に言及した。西武は登板した投手が全員、球威があるし、制球も素晴らしかった。交流戦優勝にふさわしい投手陣だ。阪神打線が苦労したのも仕方がないが、その中で4三振のルーキー立石に触れたい。タイミングが全く合わない空振りもあった。声を上げたくなるような鋭いスイングもあった。ただ追い込まれると、中途半端なスイングになってしまうケースが目立った。狙い球と違った時にバットを止められること。見極めるようになること。それさえできれば心配はいらない。4三振を気にする必要はない。この先も、何度もあるだろう。深く考える必要はない。そんな時間は、この先対戦するであろう相手投手の研究に充ててもらいたい。守備は合格点、肩は一級品。それ以上に打撃の非凡さは、スイングを見ただけで伝わってくる。阪神ベンチは我慢して使い続けてもらいたい。「使って育てる」。今の立石に一番必要なのは実戦で経験を積むことだ。
<交流戦順位表推移>
| 順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 (-) |
西武 |
14 | 3 | 1 | 0.824 (↑0.011) | - (-) |
0 | 66 (+1) | 31 (-) | 10 (-) | 12 (+1) |
0.246 (↑0.001) | 1.530 (↑0.08) |
| 2 (-) |
ソフトバンク |
14 | 4 | 0 | 0.778 (-) | 0.5 (↑0.5) |
0 | 81 (-) | 51 (-) | 26 (-) | 12 (-) |
0.258 (-) | 2.730 (-) |
| 2 (1↑) |
日本ハム |
14 | 4 | 0 | 0.778 (↑0.013) | 0.5 (-) |
0 | 64 (+2) | 36 (-) | 18 (+1) | 8 (+1) |
0.257 (↓0.001) | 1.790 (↑0.1) |
| 4 (-) |
ロッテ |
10 | 6 | 2 | 0.625 (-) | 3.5 (↓0.5) |
0 | 61 (-) | 65 (-) | 14 (-) | 5 (-) |
0.227 (-) | 3.400 (-) |
| 4 (-) |
巨人 |
10 | 6 | 2 | 0.625 (-) | 3.5 (↓0.5) |
0 | 61 (-) | 52 (-) | 14 (-) | 15 (-) |
0.230 (-) | 2.740 (-) |
| 6 (-) |
ORIX |
9 | 8 | 1 | 0.529 (-) | 5 (↓0.5) |
0 | 63 (-) | 59 (-) | 7 (-) | 6 (-) |
0.258 (-) | 3.040 (-) |
| 7 (-) |
中日 |
7 | 11 | 0 | 0.389 (-) | 7.5 (↓0.5) |
0 | 58 (-) | 58 (-) | 13 (-) | 4 (-) |
0.220 (-) | 3.040 (-) |
| 8 (-) |
ヤクルト |
6 | 11 | 1 | 0.353 (-) | 8 (↓0.5) |
0 | 43 (-) | 70 (-) | 9 (-) | 11 (-) |
0.213 (-) | 3.270 (-) |
| 9 (-) |
広島 |
5 | 12 | 1 | 0.294 (↓0.019) | 9 (↓1) |
0 | 44 (-) | 54 (+2) | 12 (-) | 13 (+1) |
0.206 (↓0.003) | 2.710 (↑0.04) |
| 9 (-) |
阪神 |
5 | 12 | 0 | 0.294 (↓0.019) | 9 (↓1) |
1 | 41 (-) | 56 (+1) | 9 (-) | 11 (+3) |
0.213 (↓0.003) | 2.910 (↑0.12) |
| 11 (-) |
DeNA |
5 | 13 | 0 | 0.278 (-) | 9.5 (↓0.5) |
0 | 65 (-) | 87 (-) | 14 (-) | 3 (-) |
0.240 (-) | 4.760 (-) |
| 12 (-) |
楽天 |
4 | 13 | 0 | 0.235 (-) | 10 (↓0.5) |
1 | 42 (-) | 70 (-) | 9 (-) | 6 (-) |
0.214 (-) | 4.020 (-) |
<セ・リーグ順位表推移>
| 順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 (-) |
巨人 |
34 | 28 | 2 | 0.548 (-) | - (-) |
79 | 202 (-) | 205 (-) | 51 (-) | 47 (-) |
0.228 (-) | 2.990 (-) |
| 2 (1↑) |
ヤクルト |
34 | 29 | 1 | 0.540 (-) | 0.5 (-) |
79 | 206 (-) | 220 (-) | 39 (-) | 45 (-) |
0.235 (-) | 3.150 (-) |
| 3 (1↓) |
阪神 |
33 | 29 | 1 | 0.532 (↓0.009) | 1 (↓0.5) |
80 | 230 (-) | 209 (+1) | 45 (-) | 41 (+3) |
0.247 (↓0.001) | 3.100 (↑0.03) |
| 4 (-) |
DeNA |
26 | 36 | 2 | 0.419 (-) | 8 (-) |
79 | 232 (-) | 257 (-) | 37 (-) | 28 (-) |
0.245 (-) | 3.620 (-) |
| 5 (-) |
広島 |
23 | 36 | 3 | 0.390 (↓0.007) | 9.5 (↓0.5) |
81 | 175 (-) | 194 (+2) | 38 (-) | 42 (+1) |
0.214 (↓0.001) | 2.870 (↑0.01) |
| 6 (-) |
中日 |
22 | 41 | 1 | 0.349 (-) | 12.5 (-) |
79 | 214 (-) | 239 (-) | 46 (-) | 23 (-) |
0.234 (-) | 3.500 (-) |
<パ・リーグ順位表推移>
| 順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 (-) |
西武 |
41 | 23 | 2 | 0.641 (↑0.006) | - (-) |
77 | 246 (+1) | 185 (-) | 51 (-) | 29 (+1) |
0.249 (-) | 2.370 (↑0.03) |
| 2 (-) |
ソフトバンク |
37 | 26 | 0 | 0.587 (-) | 3.5 (↓0.5) |
80 | 275 (-) | 222 (-) | 67 (-) | 31 (-) |
0.248 (-) | 3.180 (-) |
| 3 (-) |
ORIX |
35 | 28 | 1 | 0.556 (-) | 5.5 (↓0.5) |
79 | 227 (-) | 220 (-) | 36 (-) | 24 (-) |
0.246 (-) | 3.250 (-) |
| 4 (-) |
日本ハム |
37 | 30 | 0 | 0.552 (↑0.007) | 5.5 (-) |
76 | 263 (+2) | 237 (-) | 78 (+1) | 34 (+1) |
0.243 (-) | 3.320 (↑0.06) |
| 5 (-) |
ロッテ |
31 | 31 | 2 | 0.500 (-) | 9 (↓0.5) |
79 | 212 (-) | 246 (-) | 49 (-) | 27 (-) |
0.236 (-) | 3.510 (-) |
| 6 (-) |
楽天 |
23 | 39 | 1 | 0.371 (-) | 17 (↓0.5) |
80 | 188 (-) | 236 (-) | 39 (-) | 31 (-) |
0.236 (-) | 3.610 (-) |



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