楽天(★2対8☆)巨人 =交流戦1回戦(2026.06.09)・楽天モバイルパーク宮城=
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  1 2 3 4 5 6 7 8 9
巨人
0 0 3 0 0 2 1 1 1 8 15 0 4
楽天
0 0 0 0 0 0 2 0 0 2 7 0 0
勝利投手:則本 昂大(2勝3敗0S)
敗戦投手:荘司 康誠(4勝6敗0S)

本塁打
【巨人】ダルベック(10号・3回表3ラン),佐々木 俊輔(5号・6回表2ラン),岸田 行倫(3号・7回表ソロ),大城 卓三(6号・9回表ソロ)

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◆投打のかみ合った巨人が5連勝。巨人は3回表、ダルベックの3ランで先制に成功する。その後は6回に佐々木の2ラン、7回に岸田のソロが飛び出すなど、小刻みに得点を重ねた。投げては、先発・則本が7回途中2失点の好投で今季2勝目。敗れた楽天は、投打ともに振るわなかった。

◆巨人田中将大投手(37)と則本昂大投手(35)が古巣に凱旋した。敵地・仙台での古巣・楽天との交流戦を前に、元チームメートや三木肇監督(49)と交流。笑顔で談笑したり、ハグする場面も見られた。ともに先発での古巣との初対決が予定されている。

◆楽天三木肇監督(49)が、田中将大投手(37)、則本昂大投手(35)との再会に、士気を鼓舞した。。試合前練習の際に笑顔で言葉を交わした指揮官は「特別な思いと言いますか、自分もですけど選手たちも2人から色々学んだことはあると思います。一緒に共闘してたメンバーなんで今は違うチームで戦うところで、色んな心情があると思いますけど、そこは置いといて、しっかり自分の出来る事に集中して、正々堂々と戦っていこうという気持ちで臨んでほしいと思います」と力を込めた。先発・則本の凱旋初登板には「ここで則本相手に試合が出来るとこは、イーグルスファンの方にとっても貴重な1試合になると思いますので、本当にしっかり力をぶつけ合って、いい試合ができたらと思います」と気を引き締めた。

◆巨人ボビー・ダルベック内野手(30)が先制の10号3ランを放った。3回2死一、三塁、楽天荘司康誠投手(25)の初球144キロスプリットを捉えた。左中間席に運ぶ先制の3ラン。キャベッジに続くチーム2人目の2ケタ本塁打を達成し、古巣との初対決で凱旋(がいせん)登板の先発・則本昂大投手(35)を援護した。

◆オレンジが舞う初球を見事に振り抜いたボビー・ダルベック 先制の10号3ラン??楽天×巨人#ジャイアンツ #だったらDAZN pic.twitter.com/bnuNIXQE5U

◆ジョージの一撃佐々木俊輔 5号2ラン二塁から加速し16秒で一周????楽天×巨人#ジャイアンツ #だったらDAZN pic.twitter.com/bhdU2zuFoY

◆巨人岸田行倫捕手(29)がプロ初の3番起用に猛打賞で応えた。「3番DH」で起用されると、1回1死一塁、いきなり左前打でチャンスを拡大する一打を放った。5回2死からも中前打。さらに7回先頭、楽天荘司から左翼席へ3号ソロ。今季3度目の猛打賞でリードを大きく広げた。チームはこの日、ダルベックの3ラン、佐々木の2ランとあわせて3本塁打目。満塁弾を残して、チームでのサイクルホームランに王手をかけた。

◆女房役の一発岸田行倫 3号ソロジャイアンツ 一発攻勢荘司康誠はガックリ肩落とす??楽天×巨人#ジャイアンツ #だったらDAZN pic.twitter.com/oeLBgUNGvf

◆自己最多タイ5勝目を目指した楽天荘司康誠投手(25)は悔しいマウンドとなった。1、2回と先頭の出塁を許すも後続を断つ。しかし、3回も先頭に安打を打たれ、2死一、三塁から巨人ダルベックに左越えの3ラン。さらには6回1死二塁から佐々木に2ランを浴び、7回には岸田にソロを打たれた。昨季までの同僚だった則本との投げ合いに「絶対負けたくない。全力を出し切ってしっかりと投げたい」と話していたが、本塁打による失点を重ねた。

◆巨人則本昂大投手(35)が古巣相手に好投をみせた。力強い直球を中心に打者をねじ伏せ、7回途中7安打2失点。今季先発陣でも、個人でも最多の126球に気迫を込めた。王手をかけていた全12球団からの勝利の権利を手にし、マウンドを後続に託した。1、2回と先頭打者を出すが、要所を締めた。2回は1死一、三塁を背負うが8番太田の初球スクイズに素早く反応。グラブトスで大城卓三捕手(33)に送り、本塁でタッチアウトに仕留めた。5回にも2死から連打で二、三塁とされるも、3番平良を遊ゴロで押さえ込んだ。対戦を楽しみにしていた同学年の浅村も2打数無安打1四球に封じた。前日8日は「個人的な感情を言えば、楽しみはあるんですけど、それを出している余裕はないので。チームが状態がいいので、チームが勝てるピッチングをやりたい」と誓っていた。7回に1死から3連打で2点を返されたが、この回に今季最速151キロを連発するなど気持ちを感じさせる一夜だった。

◆巨人則本昂大投手(35)が初の凱旋(がいせん)登板で勝利を収めた。古巣楽天相手にかつての本拠地・仙台で7回途中7安打2失点。今季先発陣でも、個人でも最多の126球の熱投で、王手をかけていたNPB全12球団からの勝利を達成した。フィールディングで自らを助けた。2回1死一、三塁、8番太田の初球セーフティースクイズに素早く反応。グラブトスで本塁でタッチアウトに仕留めた。対戦を楽しみにしていた同学年の浅村も、闘争心を前面に出しながら、2打数無安打1四球に封じた。7回には120球を超えながらも今季最速の151キロを2度マーク。1死二、三塁から右翼への2点適時二塁打を浴びて降板するも、先発の役割を全うした。打線も本塁打攻勢で主導権を握った。3回2死一、三塁、ボビー・ダルベック内野手(30)が先制の10号3ラン。6回1死二塁からは佐々木俊輔外野手(26)が逆方向の左翼へ5号2ラン、7回1死一塁からはプロ初3番起用の岸田行倫捕手(29)が3号ソロ。9回1死、大城卓三捕手(33)が6号ソロで仕上げ、4本塁打を放って投打で圧倒した。交流戦はこれで13試合で8勝3敗2分け。交流戦で上位につけるソフトバンク、西武、日本ハムも勝利したため、順位は4位のままだが交流戦での勝率5割以上は確定させた。さらにリーグ戦でも今季最多を更新する貯金7とした。

◆楽天が4連敗で今季最多の借金15、あと6戦を残し交流戦負け越しが決まった。先発の荘司が3回2死一、三塁からダルベックに左越えの先制3ラン。6回には、1死二塁から佐々木に2ラン。7回には先頭の岸田にソロ本塁打を浴び、7回12安打今季ワースト6失点で降板。2番手の津留崎、3番手西垣も失点を許したリードを広げられた。打線は初の凱旋(がいせん)登板となった則本に6回まで4安打無得点。7回1死一、二塁から佐藤の適時二塁打で2点を返すも、反撃及ばなかった。

◆巨人則本昂大投手(35)が古巣楽天戦での初登板で勝利を挙げ、現12球団から白星をマークした。セ、パ12球団となった58年以降、全球団勝利は今年の4月11日上沢(ソフトバンク)以来24人目。最後の未勝利球団を相手に初対戦で勝って達成は、83年5月15日大洋戦の野村(阪神)02年5月7日中日戦の武田(巨人)13年5月20日巨人戦の木佐貫(日本ハム)14年4月26日広島戦の大竹(巨人)同6月9日阪神戦のスタンリッジ(ソフトバンク)に次いで6人目。

◆楽天は4連敗を喫し、借金は今季最多の15に膨らんだ。先発の荘司康誠投手(25)が3回2死一、三塁からダルベックに左越えの先制3ラン。6回には、1死二塁から佐々木に2ラン。7回には先頭の岸田にソロ本塁打を浴び、7回12安打今季ワーストタイの6失点で降板。「要所のミス、先頭を出す多さ。全ての全ての要素がこの結果つながってしまった」と、5試合連続で勝ち星を逃し唇をかんだ。三木肇監督(49)も「今後にどうつなげていけるかが彼の大きなミッション。整理して次に進んで欲しい」と話した。打線は初の凱旋登板となった則本に6回まで4安打無得点。7回1死一、二塁から佐藤の適時二塁打で2点を返すも、反撃は及ばず。則本と同学年、西武時代ラストイヤーは対則本13打数7安打だった浅村も、この日は2打数無安打に抑えられた。「僕個人としては楽しみだったので、打ちたかったんですけど...」と唇をかんだ悔しさをにじませながら、連敗脱出に向け「現実なんでしっかり受け止めて、切り替えてやりたいと思います」と次戦の巻き返しを誓った。

◆巨人則本昂大投手(35)が初の凱旋(がいせん)登板で勝利を収めた。古巣楽天相手にかつての本拠地・仙台で7回途中7安打2失点。今季先発陣でも、個人でも最多の126球の熱投で、王手をかけていたNPB全12球団からの勝利を達成した。「もう、自分は巨人の一員になっているんで。相手の事を思ってばかりではいけない」。試合後に則本がかみしめるように言った。楽天時代から目をかけてきた荘司との投げ合いだった。22年ドラフト1位の右腕に、楽天のエースに成長してほしいと願ってきた。23、24年はともに先発ローテを組み、自身が抑えに転向した25年からは後輩の勝利のために腕を振った。いまでも「特別な感情はある」と明かす。ただ同時に「試合が始まれば、相手の打線をどう抑えるかに集中している」と感情を排した。「明日、会えたら話をしたいな」とマウンドを降りて、思いやった。13年間を過ごした球場、チーム。荘司に限らず、特別だが、いまは新たな仲間がいる。登板前夜は、同じく楽天から移籍した田中将の主催で、投手陣で焼き肉へ。「めちゃくちゃに楽しかった。本当にバカみたいに笑って、バカみたいに食って」。この日は7回に今季最速151キロを出したが、「そのパワーのおかげで出ました」と破顔した。両軍のユニホームを着たファンが見つめたお立ち台から、伝えた。「巨人のために、巨人を応援してくださるファンの方のために頑張ろうと思ってマウンドに上がったんですけど、やっぱり仙台は好きなので楽しく投げることができました」。過去もいまもかみしめた1勝だった。【阿部健吾】

◆巨人則本昂大投手(35)が初の凱旋(がいせん)登板で勝利を収めた。古巣楽天相手にかつての本拠地・仙台で7回途中7安打2失点。今季先発陣でも、個人でも最多の126球の熱投で、王手をかけていたNPB全12球団からの勝利を達成した。橋上秀樹監督代行(60)は「いろいろな思いがある中、最初は力みを感じましたけども、うまく修正して投げられたと思います」とたたえた。フィールディングで自らを助けた。2回1死一、三塁、8番太田の初球セーフティースクイズに素早く反応。グラブトスで本塁でタッチアウトに仕留めた。7回には120球を超えながらも今季最速の151キロを2度マーク。1死二、三塁から右翼への2点適時二塁打を浴びて降板するも、先発の役割を全うした。打線も本塁打攻勢で主導権を握った。3回にダルベックが先制の10号3ラン、6回に佐々木が逆方向の左翼へ5号2ラン、7回には岸田が3号ソロ、9回には大城が6号ソロで仕上げた。今季最多の1試合4本塁打で圧倒し、引き分け2つを挟んで5連勝とした。今季最多を更新する貯金7。首位阪神と0・5差に肉薄し、4月以降では初となる2位浮上。橋上監督代行は「なんとかいい形で交流戦を終われるように頑張りたい」と見据えた。

◆楽天荘司康誠投手(25)がまたも5勝目を逃した。5月5日の日本ハム戦で4勝目を挙げて以来、5試合勝ち星がなく、4連敗となった。1、2回は先頭に出塁を許すも、要所を締めた。しかし、3回2死一、三塁からダルベックに左越えの先制3ラン。6回には、1死二塁から佐々木に2ラン。7回には先頭の岸田にソロ本塁打を浴び、本塁打での失点を重ねた。「ボールの強さ、投げている感覚としては先週から修正できて悪くはなかったところではあるんですが、対打者という中で投げきる必要のある場面、そういうコマンドの部分にどうしても甘さがでた」と反省。7回115球、12安打今季ワーストタイの6失点で降板となり「本当に要所のミスだったり、先頭を出す多さだったり、全ての要素がこの結果につながってしまった」と悔しさをにじませた。今季最多の3被弾で、直近4試合連続被弾。「気持ちよく振られているところが間違いなくある。配球なのかどうなのかは相手があることなので分からないですけど、色々試行錯誤している中で本塁打の数が減らない。何が原因なのか突き止めていきたい」と、軌道修正を図る。

◆楽天は10日、三木肇監督(49)と双方の協議により同監督が休養に入ることを発表した。なお、10日の巨人戦からは塩川達也ヘッドコーチ(43)が監督代行として指揮を執ると説明した。楽天は今季現時点で21勝36敗1引き分けで、パリーグと交流戦ともに最下位に沈んでいる。前日の巨人戦では4連敗を喫し、借金は15と苦境に立たされていた。

◆巨人則本昂大投手(35)が初の凱旋(がいせん)登板で勝利を収めた。古巣楽天相手にかつての本拠地・仙台で7回途中7安打2失点。今季先発陣でも、個人でも最多の126球の熱投で、王手をかけていたNPB全12球団からの勝利を達成した。橋上秀樹監督代行(60)が引き分け挟み5連勝。監督代行で5連勝以上したのは18年7月16~21日の平石監督代行(楽天)以来となり、巨人では三原監督が出場停止処分中の49年4月16~20日に5連勝の中島監督代行以来、77年ぶり2度目。10年8月に小川監督代行(ヤクルト)が10連勝しているが、橋上監督代行は連勝をどこまで伸ばせるか。

◆楽天は4連敗を喫し、借金は今季最多の15に膨らんだ。先発の荘司康誠投手(25)が3回2死一、三塁からダルベックに左越えの先制3ラン。6回には、1死二塁から佐々木に2ラン。7回には先頭の岸田にソロ本塁打を浴び、7回12安打今季ワーストタイの6失点で降板。「要所のミス、先頭を出す多さ。全ての全ての要素がこの結果つながってしまった」と、5試合連続で勝ち星を逃し唇をかんだ。三木監督も「今後にどうつなげていけるかが彼の大きなミッション。整理して次に進んで欲しい」と改善を促した。

◆巨人・岸田行倫捕手(29)が自身初のDHで起用された。打率.289、2本塁打、10打点と打力でも存在感を示しており、マスクをかぶる大城とそろって先発する。昨オフに海外フリーエージェント権を行使して加入した則本昂大投手(35)が移籍後初めて古巣を相手に先発する。

◆巨人のボビー・ダルベック内野手(30)が三回に先制の10号3ランを放った。「4番・一塁」で先発した右の大砲は、2死一、三塁で、右腕の荘司がど真ん中に投じた初球のフォークボールを左翼席へ放り込んだ。6月3日のオリックス戦以来のアーチで来日1年目の2桁本塁打を達成した。最近出場した3試合で12打数1安打と元気がなかったが、豪快な一発で〝お目覚め〟だ。

◆得点力向上のため、最善の形を模索し続ける。巨人・岸田がプロ初の「3番・DH」で先発出場。ここまで32試合で打率・289、2本塁打、10打点と好成績を収めている正捕手候補が打席に専念する形をとった。則本が古巣相手に先発したこの日、スタメンマスクをかぶったのは大城。38試合で打率・321、5本塁打、15打点の好成績で打線を牽引(けんいん)しているだけに、橋上監督代行も「大城は使わざるを得ない」とその存在の大きさを強調する。一方、岸田も打撃好調で「成績からしても2人はできれば打線の中に入れておきたい」。試合前のシートノックでは内外野のユーティリティー、増田大が一塁に入るなど、岸田と大城の同時起用に備える形でベンチスタート組も準備していた。今季から第21代主将に就任した岸田は2-9の大敗を喫した5月8日の中日戦(バンテリンドーム)後に1軍選手全員を招集して緊急ミーティングを行うなど、グラウンド内外でリーダーシップを発揮する。シーズン序盤は打率1割台に低迷していたが、5月以降は持ち前の粘り強い打撃で息を吹き返した。試合前までチームは交流戦で7勝3敗2分け。首位阪神と1・5ゲーム差のリーグ3位と上位に食らいついているが、チーム打率・229、得点183はいずれもリーグ5位。投手陣の踏ん張りがここまでの健闘を支えている。「今まで以上に周りから見られているという意識がある。試合に出て引っ張っていく姿を見せないといけない」と岸田。頼れる主将の打棒がチームを勝利に導く。(依田雄太)

◆巨人・佐々木俊輔外野手(26)が「9番・右翼」で先発出場。3-0の六回1死二塁で左翼スタンドに飛び込む5号2ランを放った。楽天先発・荘司が投じた真ん中付近のカットボールを強振。打球は逆方向へぐんぐんと伸び、楽天モバイル最強パーク宮城に今季から新設された「ホームランゾーン」に飛び込んだ。打った佐々木は打球がフェンスを越えてもなお、全力疾走でダイヤモンドを一周。今季本塁打を打った後にはお馴染みとなっている光景だ。瞬く間に本塁に生還した。先発の則本が昨季まで13年間在籍した古巣・楽天相手に五回まで無失点と好投。「12球団勝利」がかかるマウンドだけに、佐々木の一発は貴重な援護点となった。

◆楽天ファンが沈黙した。0-0の三回2死一、三塁。先発した荘司康誠投手(25)が、巨人・ダルベックに左越え先制3ランを被弾した。尊敬する則本との投げ合い。荘司が楽天に入団した2023年、則本はエースとして君臨。当時を振り返り「一番お世話になった先輩で、プロに入ってから道しるべ的な存在です」と最敬礼していた。試合となれば真剣勝負。特別な一戦を前に「投げ合えることは光栄ですが、絶対に負けたくないですし、則本さんよりも長くマウンドに立ちたい。全力を出し切って、勝つことのみを意識する」と静かに闘志を燃やした。恒例イベント「がんばろう東北 ろっけんまつり」が正面広場で開催。宮城・聖和学園高の雀組が、特設やぐらで「仙台すずめ踊り」を披露した。出店では、青森・十和田バラ焼きなど、東北の食材を使用した料理が販売され、一帯は香ばしい匂いに包まれた。球場周辺は盛り上がる一方、チームは8日時点で今季ワーストの借金14。三木監督は「則本相手の試合は、イーグルスファンにとっても、貴重な一試合になると思う。力をしっかりぶつけ合って、いい試合ができたら」と臨んだ。

◆巨人・岸田行倫捕手(29)が「3番・DH」で初めて指名打者として起用され、5-0の七回に荘司から左翼席へ7号ソロを放り込んだ。この1本でこの日3安打をマークし、今季3度目の猛打賞を獲得した。今季は打撃好調の大城卓三捕手(33)の先発機会が増え、岸田は試合前まで打率.289、2本塁打、10打点の数字を残しながらも控えに回る試合が多かったが、「5番・捕手」で先発した大城との〝打てる捕手〟コンビでクリーンアップを形成。首脳陣の期待に岸田がこの日はバットだけで応えた。

◆巨人は投打がかみ合い、2つの引き分けを挟んで今季2度目の5連勝。先発の則本昂大投手(35)が今季最多の126球を投げ、七回途中7安打2失点5奪三振の熱投で今季2勝目。昨季まで13年間在籍した古巣・楽天から白星を挙げ、史上24人目の12球団勝利を達成した。「13年間投げてきたので、自分を成長させてくれた場所」と振り返ったかつての本拠地で序盤から力強く腕を振った。3点リードの五回2死二、三塁では力強い直球で平良を遊ゴロに打ち取り、雄たけびを上げた。その後七回に2点を失うも、リードを保ったままマウンドを降りた。則本からバトンを受けた救援陣は高梨、船迫、赤星、堀田の4投手による無失点リレー。危なげない継投を見せた。打線は15安打8得点の猛攻で楽天投手陣を粉砕。ダルベックの10号3ラン、佐々木の5号2ラン、岸田の3号ソロ、大城の6号ソロと4本塁打が飛び出す一発攻勢で試合を決めた。

◆巨人の則本昂大投手(35)が9日、楽天モバイル最強パーク宮城で行われた楽天1回戦で6回?を2失点で勝利投手となり、プロ野球24人目の全球団勝利を達成した。4月の上沢直之(ソフトバンク)に続いて、現存する12球団全てから白星を挙げた。則本は滋賀・八幡商高から三重中京大を経て2013年にドラフト2位で楽天に入団。1年目に15勝を挙げるなど長く投手陣の中心を担った。昨オフに海外フリーエージェント(FA)権を行使して巨人に移籍した。

◆巨人が4本塁打で突き放し5連勝。三回にダルベックが3ラン、六回に佐々木が2ランを放ち、以降も岸田と大城のソロでリードを広げた。則本が七回途中まで2失点と力投し2勝目を挙げた。楽天は4連敗で負け越しは15になった。以下に巨人・則本のデータ。巨人・則本が今季2勝目(3敗)。昨季まで所属していた楽天から初勝利を挙げて、全12球団から白星を挙げた。セ・パが各6球団となった1958年以降、全球団勝利は、4月11日のソフトバンク・上沢直之(対日本ハム)に続いて史上24人目。巨人在籍時に達成したのは、2002年5月7日の武田一浩(対中日、セ・パ各2球団に所属しての達成)、10年5月3日の藤井秀悟(対ヤクルト)、12年7月27日の杉内俊哉(対広島、近鉄を含む13球団勝利)、14年4月26日の大竹寛(対広島)に次いで12年り5人目。

◆楽天は借金が今季ワーストの15に膨らんだ。荘司が先発し、7回6失点、6奪三振で6敗目。1試合12安打、3被弾は、ともに自己ワーストで「要所でミスをして、すべての要素がこういう結果になった」と猛省した。浅村は同学年の則本と3度対戦し、2打数無安打1四球。「対戦を楽しみにしていた。1本打ちたかったけど、精度の高い直球に押し込まれた」と振り返った。

◆巨人は引き分けを挟んで今季2度目の5連勝を飾った。交流戦を8勝3敗2分けとし、12年ぶりの優勝に望みをつないだ。橋上秀樹監督代行(60)は「カードの初戦をとれれば3連勝も見えますし。とりあえず明日、勝ち越しをして、今まで以上に集中して、なんとかいい形で交流戦を終われるように頑張りたい」とうなずいた。昨季まで楽天で13年間プレーした則本が七回途中2失点で2勝目。古巣を相手に好投した右腕に、楽天で計5年間指導した経験のある橋上監督代行は「色んな思いがある中、最初はちょっと力みを感じましたけども、うまく修正してスイスイと。いい形で攻撃陣も早めに援護できましたので、いい感じで投げられたんじゃないか」とねぎらった。七回は本人が志願して続投したといい、126球の熱投だった。今季は好調の大城にスタメンマスクを譲る試合が多かった捕手の岸田をプロ初の3番&DHで先発起用。岸田は七回にソロ本塁打を放つなど3安打で応えた。指揮官は「やはりね、DHで大城と岸田と両方とも調子いいですから、なんとか打席に入れたかった。バッテリーの方で捕手は大城選手でということを(担当コーチから)言われていたもので」と起用の理由を説明した。

◆巨人は楽天に快勝し、2位に浮上。首位阪神に0・5ゲーム差に迫った。昨オフに海外フリーエージェント(FA)権を行使して加入した則本昂大投手(35)が今季最多の126球を投げ、七回途中7安打2失点で2勝目。昨季まで13年間所属した古巣相手に勝利し、プロ野球史上24人目の全球団勝利を達成した。ひたむきに腕を振るその姿が何よりの恩返し-。則本が昨季まで13年間所属した楽天相手に七回途中2失点と好投し、史上24人目の12球団勝利を達成。かつての本拠地で成し遂げ、喜びもひとしおだ。「この地で勝てたことが感慨深い。幸せやなと思います」ユニホームは変わっても闘志を前面に出すスタイルを貫いた。3―0の五回に2死二、三塁のピンチを招いたが、代名詞の浮き上がるような直球で平良を遊ゴロに仕留めた。「13年間投げてきたので、自分を成長させてくれた場所」と振り返る楽天モバイルの夜空に、背番号43の雄たけびがこだました。昨オフに海外FA権を行使して巨人に移籍。前回2日のオリックス戦(東京ドーム)で今季7戦目にしてようやく移籍後初勝利を収め、連勝2勝目をマークした。交流戦では2年に1度しかない杜の都での登板。六回終了時で105球を投じていたが「1球でも多くこのマウンドで投げたい。次はいつになるか分からないし、もう投げられないかも。特別な思いはあった」と志願した七回のマウンドで151キロを計測した。スタミナの秘訣(ひけつ)は焼肉パワーにあった。仙台への移動日だった8日にチーム最年長37歳の田中将が呼びかけて投手会が行われた。高級焼き肉を囲みながら笑い合い「本当にばかみたいに笑って、ばかみたいに食って、そのおかげで151(キロ)出ました」と則本。「僕も出そうかなと思ったんですけど、財布を出させてもらえなかったです」と同じく前楽天の先輩の粋な計らいに感謝。第3戦の田中将の先発登板を前に上昇気流を作った。この日、セ・リーグで唯一勝利したチームは2分けを挟んで今季2度目の5連勝となり、首位阪神と0・5ゲーム差の2位に浮上した。交流戦も8勝3敗2分けで首位ソフトバンクと2ゲーム差の4位。12年ぶり3度目の交流戦優勝の目も残されている。「今週の初戦だから、最初を取れるのは非常に大きい」と橋上監督代行。新加入のベテランの好投で追い風に乗った。(依田雄太)

◆巨人・岸田行倫捕手(29)が、どちらもプロ初の3番・DHで先発出場し、七回に3号ソロを放つなど3安打1打点。「初めての3番ですごく早く回ってくるなと。DHの過ごし方が分からなかったです」と頭をかいた。新主将には発奮材料があった。父・辰則さんの兵庫・川西明峰高で1学年後輩だったヤクルト黄金期の名捕手、古田敦也氏がこの日、テレビ中継の解説を務めた。試合前にはグラウンドで激励を受けた。幼少時から面識があり、シーズンオフには2人で食事に行くレジェンドの前で打ちまくり「途中で『あ、そうや(見られている)』と思って。良かった」と喜んだ。(谷川直之)

<交流戦順位表推移>

順位 チーム名 勝数 負数 引分 勝率 首位差 残試合 得点 失点 本塁打 盗塁 打率 防御率
1
(-)
ソフトバンク
11 2 0 0.846
(↑0.013)
-
(-)
5 62
(+10)
38
(+4)
18
(+6)
10
(+1)
0.267
(↑0.007)
2.780
(↓0.1)
2
(-)
西武
9 2 1 0.818
(↑0.018)
1
(-)
6 51
(+4)
24
(+3)
9
(-)
7
(-)
0.245
(↑0.008)
1.710
(↓0.11)
3
(-)
日本ハム
9 3 0 0.750
(↑0.023)
1.5
(-)
6 43
(+4)
21
(+1)
10
(+1)
6
(-)
0.246
(↑0.008)
1.530
(↑0.04)
4
(-)
巨人
8 3 2 0.727
(↑0.027)
2
(-)
5 50
(+8)
39
(+2)
12
(+4)
11
(+1)
0.250
(↑0.014
2.880
(↑0.07)
5
(-)
ロッテ
7 4 2 0.636
(↑0.036)
3
(-)
5 39
(+3)
30
(+1)
5
(-)
5
(-)
0.215
(-)
2.080
(↑0.09)
6
(2↑)
ORIX
5 7 1 0.417
(↑0.053)
5.5
(-)
5 43
(+4)
44
(+3)
5
(-)
3
(-)
0.249
(↑0.003)
3.320
(↑0.02)
7
(1↓)
中日
5 8 0 0.385
(↓0.032)
6
(↓1)
5 32
(+1)
39
(+3)
7
(-)
3
(-)
0.207
(↓0.001)
2.720
(↓0.04)
8
(1↓)
阪神
4 7 0 0.364
(↓0.036)
6
(↓1)
7 28
(+4)
38
(+10)
8
(+2)
8
(-)
0.207
(↓0.001)
2.970
(↓0.75)
9
(1↓)
ヤクルト
4 8 1 0.333
(↓0.031)
6.5
(↓1)
5 28
(+3)
48
(+4)
5
(-)
9
(+2)
0.229
(-)
2.850
(↓0.11)
10
(-)
DeNA
4 9 0 0.308
(↓0.025)
7
(↓1)
5 41
(+1)
65
(+4)
10
(+1)
2
(-)
0.238
(↓0.006)
4.770
(↑0.02)
11
(-)
広島
3 8 1 0.273
(↓0.027)
7
(↓1)
6 33
(+3)
41
(+4)
9
(+3)
8
(-)
0.202
(↓0.006)
2.940
(↓0.12)
12
(-)
楽天
2 10 0 0.167
(↓0.015)
8.5
(↓1)
6 32
(+2)
55
(+8)
8
(-)
2
(-)
0.221
(↓0.001)
4.730
(↓0.31)

<セ・リーグ順位表推移>

順位 チーム名 勝数 負数 引分 勝率 首位差 残試合 得点 失点 本塁打 盗塁 打率 防御率
1
(-)
阪神
32 24 1 0.571
(↓0.011)
-
(-)
86 217
(+4)
191
(+10)
44
(+2)
38
(-)
0.249
(↓0.001)
3.130
(↓0.13)
2
(1↑)
巨人
32 25 2 0.561
(↑0.007)
0.5
(↓1)
84 191
(+8)
192
(+2)
49
(+4)
43
(+1)
0.233
(↑0.004
3.040
(↑0.02)
3
(1↓)
ヤクルト
32 26 1 0.552
(↓0.009)
1
(-)
84 191
(+3)
198
(+4)
35
(-)
43
(+2)
0.240
(-)
3.040
(↓0.02)
4
(-)
DeNA
25 32 2 0.439
(↓0.007)
7.5
(-)
84 208
(+1)
235
(+4)
33
(+1)
27
(-)
0.245
(↓0.001)
3.530
(↓0.02)
5
(-)
広島
21 32 3 0.396
(↓0.008)
9.5
(-)
87 164
(+3)
181
(+4)
35
(+3)
37
(-)
0.214
(↓0.001)
2.930
(↓0.02)
6
(-)
中日
20 38 1 0.345
(↓0.006)
13
(-)
84 188
(+1)
220
(+3)
40
(-)
22
(-)
0.232
(↓0.001)
3.470
(-)

<パ・リーグ順位表推移>

順位 チーム名 勝数 負数 引分 勝率 首位差 残試合 得点 失点 本塁打 盗塁 打率 防御率
1
(-)
西武
36 22 2 0.621
(↑0.007)
-
(-)
83 231
(+4)
178
(+3)
50
(-)
24
(-)
0.249
(↑0.002)
2.490
(↓0.01)
2
(-)
ソフトバンク
34 24 0 0.586
(↑0.007)
2
(-)
85 256
(+10)
209
(+4)
59
(+6)
29
(+1)
0.249
(↑0.001)
3.240
(↓0.02)
3
(-)
ORIX
31 27 1 0.534
(↑0.008)
5
(-)
84 207
(+4)
205
(+3)
34
(-)
21
(-)
0.243
(↑0.001)
3.330
(↑0.01)
4
(-)
日本ハム
32 29 0 0.525
(↑0.008)
5.5
(-)
82 242
(+4)
222
(+1)
70
(+1)
32
(-)
0.240
(↑0.002)
3.420
(↑0.04)
5
(-)
ロッテ
28 29 2 0.491
(↑0.009)
7.5
(-)
84 190
(+3)
211
(+1)
40
(-)
27
(-)
0.234
(-)
3.220
(↑0.04)
6
(-)
楽天
21 36 1 0.368
(↓0.007)
14.5
(↓1)
85 178
(+2)
221
(+8)
38
(-)
27
(-)
0.239
(↓0.001)
3.720
(↓0.08)