巨人(2対2)ロッテ =交流戦3回戦(2026.06.07)・東京ドーム=
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ロッテ
0000100010002701
巨人
0100001000002800
勝利投手:-
敗戦投手:-

本塁打
【ロッテ】安田 尚憲(2号・9回表ソロ)

  DAZN
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◆巨人は1-1で迎えた7回裏、松本が適時打を放ち、勝ち越しに成功する。一方のロッテは、1点を追う9回に安田のソロが飛び出し、土壇場で同点とした。その後は延長戦に突入するも、両軍の投手陣が互いに得点を許さず、試合は規定により引き分けに終わった。

◆巨人のトリックプレーが失敗に終わった。1点リードの5回1死一塁、ロッテ先発ロングが犠打を試みるも、三塁・坂本勇人内野手(37)の前への飛球となった。これを坂本は直接捕球せずに、ワンバウンドさせて一塁に送球した。打者走者のロングは飛球が上がった時点であきらめて走っておらず、一塁走者の友杉も一塁に戻っていた。しかし一塁のボビー・ダルベック内野手(30)が一塁ベースを踏みながら捕球してしまう痛恨のミス。その後で一走・友杉にタッチするも、その時点では二塁への進塁義務がなくなってしまっていた。一塁ベースを踏まずに捕球して走者をタッチし、その後で一塁ベースを踏めば悠々アウトでダブルプレーだったが、ロッテの攻撃が続く結果となった。すると直後の2死一塁から小川に右翼への適時三塁打を浴びて同点に追いつかれた。

◆コハダの独走に待ったをかけた。巨人西舘勇陽投手(24)が今季2勝目を目指し、4回まで無失点の好投を見せる中、「すしレース」はファン対抗の交流戦となった。9貫が横並びでスタートすると、レースを引っ張ったのはロッテファンのコハダとマグロ。今季ハーラートップの6勝と強さを見せるコハダが、中盤から仕掛け前に出たが、くらいつくのはマグロ。最後までデッドヒートを繰り広げたが、マグロが米粒1粒差でコハダをかわした。今季5勝目をあげ、トップのコハダに1勝差に迫った。2着にコハダ、3着にウニが入線した。今季の戦績はコハダ6勝、マグロ5勝、かんぴょう4勝、エビ4勝、イカ4勝、タマゴ3勝、アナゴ3勝、芽ネギ1勝、ウニ1勝となった。▽すしレース 4回表終了時にイニング間イベントとして、米国の「ホットドッグレース」のような「すしレース」を開催している。ファン参加型のアクティベーションで出場者は「江戸前スーシーズ」に扮(ふん)して競走する。メンバーはマグロ、コハダ、タマゴ、エビ、アナゴの5貫に加え、今季から新メンバーのイカ、ウニ、芽ネギ、かんぴょうの計9貫。参加対象は公式ファンクラブ「CLUB GIANTS KIDS MEMBER」で当日の開場から1回裏終了まで応募受け付けし、東京ドーム内ファンクラブブースで抽選によって決定する。今シーズンからオフィシャルプレミアムスポンサー「DAZN」が提供する「DAZN presentsすしレース」として開催される。DAZNをご利用中の方および新規ご加入いただいた方の中から、毎試合抽選で1名(13歳未満)に、その日のペア観戦チケットとすしレースへの参加券がプレゼントされる。

◆ロッテの先発サム・ロング投手(30)が、巨人打線を相手に5回1失点、8奪三振の快投を見せた。試合前、「回数は関係なく、初回から全力でいく」と話していた通りの熱投だった。 本塁打の出やすい東京ドームの特性にも「特に気にせず、自分の投球に集中する」と臨んだマウンド。警戒していた巨人の左打者を恐れず攻め立てると、圧巻は3回2死から始まった。岸田を空振り三振に仕留めると、4回には坂本、中山、吉川を3者連続三振に退け、5回先頭の西舘まで、5者連続三振をマークした。代名詞の150キロ近い直球を軸にスライダーを織り交ぜ、付け入るスキを与えなかった。ロングは5回で降板。奪三振8、球数89球は来日後最多で、先発の役割を果たした。

◆ロッテ小川龍成内野手(28)が同点適時打を放った。5回2死一塁から、巨人西舘の146キロ直球を捉え、右翼へ同点の適時三塁打。「何とか後ろにつなぐことだけを考えて打ちにいきました。(一塁走者の)友杉がよく走ってくれました」と話した。チームは、4日ヤクルト戦の5回にソトが放って以来、本塁打を除けば30イニングぶりの適時打となった。

◆ロッテ安田尚憲内野手(27)が土壇場で同点の2号ソロ本塁打を放った。1-2で迎えた9回2死走者なし、安田は2ボールから巨人マルティネスの3球目、155キロ真っすぐを捉え、右翼席へ放り込んだ。打者有利のカウントから値千金の1発となった。実況中継しているニッポン放送「ショウアップナイタースペシャル」の清水久嗣アナウンサーは「安田記念でしたね!」と興奮気味に話した。この日は東京競馬場でG1の安田記念が開催されていた。

◆巨人ライデル・マルティネス投手(29)がセーブを失敗した。1点リードの9回2死、ロッテ安田尚憲内野手(27)に155キロ直球を捉えられた。今季初被弾となる右翼席へ飛び込む同点ソロを浴び、悔しさをあらわにした。4月18日ヤクルト戦(神宮)以来となる今季2度目のセーブ失敗となった。

◆ロッテ安田尚憲内野手(27)が土壇場で同点ソロを放った。9回2死後にマルティネスの155キロ直球を右翼席中断へ運んだ。打った瞬間、それと分かるフルスイング。巨人ファンで埋まったスタンドが静まりかえった。5日阪神戦以来となる今季2本目。同戦で今季1軍初昇格を果たすと、即アーチを放った。「真っすぐをしっかりはじけるようにということを心がけてきた」と話した。今春からお尻を後ろに突き出すようなフォームに変更。2軍の福浦監督、堀、細谷両コーチからアドバイスを受け、フォームを固めてきた。この日は8回から守備固めで一塁に入った。初打席でチャンスをものにし、大きな仕事をやってのけた。これで2日連続の延長に突入した。

◆鳴り響く安田コールライトへ確信弾安田尚憲 9回2死から同点ホームラン??巨人×ロッテ#chibalotte #だったらDAZN pic.twitter.com/w0RbzRWxDV

◆交流戦で異例とも言える接戦づくしだ。東京ドームで行われている巨人-ロッテが延長戦に突入。同カードは2試合連続での延長戦となった。さらにバンテリンドームで行われている中日-西武、横浜スタジアムでのDeNA-ソフトバンクも延長戦となった。甲子園での阪神-楽天は中止のため、開催されている5試合のうち、3試合が延長戦という事態となった。

◆巨人が22年以来4年ぶりとなる2試合連続での引き分けに終わった。1点リードの9回2死、勝利まであとアウト1つの状況からロッテ安田に同点弾を被弾。今週は6試合で4勝2分けと負けなしも、勝ちきれずに交流戦は7勝3敗2分けとなった。先発の西舘勇陽投手(24)が粘った。1回に1死二、三塁のピンチを背負うも、ロッテ山口を空振り三振、続くソトを投ゴロに仕留めた。4回にも1死三塁とされながらもソトを空振り三振、寺地を二ゴロに打ち取って無失点。たぐいまれな奪三振能力で0を並べた。しかし味方のミスで同点の追いつかれる。1点リードの5回1死一塁、ロッテ先発ロングが犠打を試みるも、三塁・坂本勇人内野手(37)の前への飛球となった。これを坂本は直接捕球せずに、ワンバウンドさせて一塁に送球した。しかし一塁のボビー・ダルベック内野手(30)が一塁ベースを踏みながら捕球してしまう痛恨のミス。その後で一走・友杉にタッチするも、その時点では二塁への進塁義務がなくなっており、セーフに。すると直後の2死一塁から小川に右翼への適時三塁打を浴びて同点に追いつかれた。それでも6回、7回と続投し、自己最多タイの7回、111球を投げて6安打1失点7奪三振だった。打線も粘投に呼応した。2回2死一、二塁、吉川尚輝内野手(31)が5月10日中日戦以来約1カ月ぶりの適時打となる左前へのタイムリーで先制に成功。西舘が投げ終えた直後の7回には2死三塁から松本剛外野手(32)が左前への勝ち越し適時打とした。しかし9回2死、勝利まであと1アウトで守護神のライデル・マルティネス投手(29)が安田に同点弾を浴びた。今季初被弾で西舘の白星も消滅。延長戦はお互いに1点が遠くそのまま試合終了。前夜に続く2試合連続引き分けは22年8月31日ヤクルト戦、9月2日阪神戦以来4年ぶりとなった。

◆ロッテが土壇場での1発で追いつき、2日連続の引き分けに持ち込んだ。敗色濃厚の9回表2死走者なし。東京ドームを静まり返らせる衝撃のアーチが飛び出した。8回から一塁の守備に入っていた安田尚憲内野手(27)が、マルティネスの155キロ直球を強振。「最後ツーアウトだったので思い切って行くだけだった。いい結果になって良かった。打った感触は完ぺきでした」。打った瞬間それと分かる確信の今季2号ソロを右翼席中段へ運んだ。この日は先発のロングが5回1失点、圧巻の5者連続三振を含む8Kと試合をつくった。打線も小川の30イニングぶりの適時打(本塁打を除く)で一時同点とするなど、全員で1点を奪いにいった。7回に勝ち越され、重苦しい空気が漂った中での安田の1発は、チームの連敗を阻止する価値ある一撃となった。延長戦ではリリーフ陣が踏ん張り、巨人に勝ち越しを許さなかった。価値ある引き分けを手に、次戦からは本拠地で中日を迎え撃つ。

◆巨人のトリックプレーが失敗に終わった。1点リードの5回1死一塁、ロッテ先発ロングが犠打を試みるも、三塁・坂本勇人内野手(37)の前への飛球となった。これを坂本は直接捕球せずに、ワンバウンドさせて一塁に送球した。打者走者のロングは飛球が上がった時点であきらめて走っておらず、一塁走者の友杉も一塁に戻っていた。しかし一塁のボビー・ダルベック内野手(30)が一塁ベースを踏みながら捕球してしまう痛恨のミス。その後で一走・友杉にタッチするも、その時点では二塁への進塁義務がなくなっており、セーフ。一塁ベースを踏まずに捕球して走者をタッチし、その後で一塁ベースを踏めばダブルプレーだったが、ロッテの攻撃が続く結果となった。すると直後の2死一塁から小川に右翼への適時三塁打を浴びて同点に追いつかれた。橋上秀樹監督代行(60)はダルベックの判断について「ファーストは急だったのでなかなか機転がきかなかったかなっていうところはありますけども。ボーンヘッドとは言い難いですね」と責めず。続けて「結果的にあれが失点になっちゃいましたからね。ちょっと大きくクローズアップされちゃう感じはしますけど、次回は今日のことを教訓としてそういうことがないようにすると思います」と改善策を打っていく。

◆手にしかけた勝利が滑り落ちた。巨人が22年以来4年ぶりとなる2試合連続での引き分けに終わった。1点リードの9回2死、勝利まであとアウト1つの状況から守護神マルティネスがロッテ安田に同点弾を被弾。橋上秀樹監督代行(60)は「まあまあ、たまにはこういうこともありますよね」と絶対的守護神を責めなかった。判断ミスも重くのしかかった。1点リードの5回1死一塁、ロッテ先発ロングが犠打を試みるも、三塁・坂本への飛球となった。これを捕球せずに、ワンバウンドさせて一塁に送球。しかし一塁のダルベックが一塁ベースを踏みながら捕球してしまう痛恨のミス。その後で一走・友杉にタッチするも、その時点では二塁への進塁義務がなくなってしまっており、ダブルプレーとはならなかった。指揮官は「なかなか機転が利かなかったかなと。ボーンヘッドとは言い難いです。次回は今日のことを教訓にすると思います」とこちらも責めず。勝ちきれなかったが、今週は6試合で4勝2分けと負けなし。橋上監督代行は「勝てはしませんでしたけど、昨日同様負けずによく踏ん張ってくれた」とディフェンス面を評価した。【巨人】橋上監督代行はトリックプレー失敗のダルベック判断責めず「なかなか機転きかなかった」

◆巨人西舘勇陽投手(24)が7回1失点の粘投も2勝目とはならなかった。1回に1死二、三塁のピンチを背負うも、ロッテ山口を空振り三振、続くソトを投ゴロに仕留めた。4回にも1死三塁とされながらもソトを空振り三振、寺地を二ゴロに打ち取って無失点。たぐいまれな奪三振能力で0を並べた。1点リードの5回、味方のミスから1点を失い同点に追いつかれたが、6回以降も続投。「ピンチも多かったんですけど、バックに守ってもらいながら、最少失点でいけたのはよかった」と自己最多タイの7回、111球を投げて6安打1失点7奪三振でマウンドを降りた。7回に味方が勝ち越し、2勝目の権利を持って、ベンチで戦況を見つめていた。ただ1点リードの9回、守護神マルティネスが同点被弾を許した。白星は消えたが「12球団で1番いいリリーフ陣だと思っている。ライデルが打たれるのはしょうがない」と話した。

◆ロッテ安田尚憲内野手(27)が競馬のG1「安田記念」当日に劇的な同点ソロを放った。試合前にはサブロー監督ら周囲から「今日、安田記念やな」とイジられた。本人は「もう全然(競馬で)勝てなくて、『単勝5番』はやめました」と笑わせたが、本番で見事に大穴をあけた。9回2死。「サブロー監督にも割り切っていいと言われていた」と後押しを受け、狙い通り2ボールからの155キロ直球を一閃(いっせん)してみせた。サブロー監督は「安田記念が関係あるのかよう分からんけど、彼にとってもチームにとっても良かった。速い真っすぐを打てるように頑張っていたので、それが出せた」とマルティネス撃ちを評価した。「1打席1打席が勝負」と発破をかけられた安田は「打席数を多くもらえるためには打つしかない」と、本拠地6連戦での量産を誓った。【鳥谷越直子】

◆ロッテが土壇場で見せた驚異の粘りで、2日連続となった延長12回の死闘をドローに持ち込んだ。1点ビハインドで迎えた9回2死走者なし。あと1人でゲームセットという窮地を救ったのは、8回から守備に入っていた安田尚憲内野手(27)だった。マウンド上の守護神マルティネスが投じた155キロ直球を完璧に捉え、右翼席中段へと突き刺した。起死回生の今季2号同点ソロで、東京ドームを静まり返らせた。投手陣は先発ロングが5回1失点、5者連続を含む8奪三振の力投で試合をつくった。6回以降は、八木-中森-坂本-横山-鈴木-小野-沢田の7人をつぎ込み、踏みとどまった。サブロー監督は2日連続の延長戦を投げ抜いた投手陣に「ロングは合格。リリーフ陣も強くなったというか、成長が感じられる。簡単に負けなくなった。これをずっと続けていってくれれば面白いと思う」と手応えを口にした。1敗2分けで2カードぶり負け越しも、価値ある引き分けを手に、次戦から中日、DeNAとのホーム6連戦に臨む。サブロー監督は「1つでも借金を減らす。5割を目指して、突き抜けていけるような戦いをしたい」と前を向いた。

◆巨人・坂本勇人内野手(37)が「6番・三塁」で4試合ぶりに先発起用された。最近7試合で4本塁打のキャベッジはベンチスタートとなった。松本も4試合ぶりの先発となった。ロッテの先発は左腕のロング。

◆巨人・吉川尚輝内野手(31)が「8番・二塁」で先発出場。0―0の二回2死一、二塁で迎えた第1打席に左前適時打を放った。カウント2―1からの4球目、ロングの146㌔の直球を巧みに逆方向へはじき返した。二塁から坂本が激走し、一気に本塁へ生還。吉川は今季5打点目を記録し「二塁から(坂本)勇人さんがいいスタートでホームまでかえってきてくれたおかげで、先制できました。勇人さんに感謝です」とコメントした。

◆ロッテが0-1の五回に小川龍成内野手(28)の右越え同点三塁打で追いついた。ロッテは先頭の友杉が左前打で出塁。1死からロングのバントが小フライになったところを、三塁手坂本があえてバウンドさせ、一塁走者をタッチアウト、一塁を踏んで打者をアウトの変則ダブルプレーを狙った。だが一塁手ダルベックが一塁を踏みながら送球を捕球し、打者走者だけがアウトに。一塁に帰塁していた友杉が生き残った。かろうじてつながった2死一塁で打席に立った小川は、巨人先発の西舘が投じた146キロ直球を叩き右越えの三塁打。一塁から友杉が快速を飛ばして同点の本塁を陥れた。その後、さらに2死満塁と好機を広げたが、勝ち越しまではいかなかった。

◆巨人は一塁手・ダルベックの判断ミスから同点に追いつかれた。1―0の五回1死一塁での守備。送りバントを試みたロングの打球は小飛球となり、三塁手の坂本は意図的にワンバウンドで捕球し一塁へ送球した。進塁義務が生じた一塁走者の友杉はほとんど一塁ベースから離れておらず、送球を受けた一塁手のダルベックが先に友杉にタッチしてから一塁ベースを踏めば併殺が成立し、3アウトチェンジとなるトリックプレーを狙ったが、ダルベックが一塁ベースを踏んでから友杉にタッチする判断ミスを犯した。結果的に、打者走者だけがアウトで、一塁走者が残る形となり、2死一塁から続く小川が右翼線への適時三塁打。巨人が手痛いプレーで同点に追いつかれた。

◆巨人・西舘勇陽投手(24)が今季2度目の先発。自己最多タイの111球を投げ、7回6安打1失点、7奪三振の力投を見せた。代打を送られた七回裏に松本が勝ち越し打を放ち、今季2勝目の権利を手にしたが、九回2死で守護神のマルティネスが安田に同点弾を浴びて勝ち星は目前で消えた。「昨日の試合が延長十二回までいったということもあり、できるだけ長いイニングを投げたかったので、7回まで投げ切ることができてよかった。ピンチの場面も多かったが、バックにも助けられ最少失点で粘ることができてよかった」一回いきなり1死二、三塁のピンチを招くも4番山口、5番ソトを打ち取り無失点。四回は無死二塁、五回は1点を失いなお2死満塁のピンチを招いたが、土俵際で粘りを見せた。

◆巨人の抑え、ライデル・マルティネス投手(29)が2―1の九回に3番手で登板。2死無走者から安田に右翼席への同点ソロを浴び、セーブに失敗した。昨季は球団新記録となる46セーブで自身3度目の最多セーブに輝き、今季もリーグトップの18セーブを挙げている絶対的守護神。勝利まであと1死での同点被弾に、直後の高部を抑えベンチへ戻る際にはグラブに顔をうずめて何度も絶叫し、悔しさをあらわにした。

◆巨人は逃げ切りに失敗し、2試合連続の引き分け。先発の西舘が自己最多タイ111球を投げ、7回1失点の力投。七回に松本が勝ち越し打を放ち2―1としたが、九回に絶対的守護神のマルティネスが2死無走者から安田に同点ソロを浴びた。6日の同戦は午後6時開始のナイターで、試合時間4時間の激闘の末に引き分け。一夜明け、午後2時開始のデーゲームはまたも試合時間3時間58分に及ぶ戦いとなり、両軍お疲れの痛み分けに終わった。

◆ロッテが2試合連続の引き分けに持ち込んだ。1―2の九回2死から途中出場の安田のソロ本塁打で追い付いた。救援陣の粘りも光った。巨人は抑えのマルティネスがリードを守れず、九回のサヨナラ勝ちの好機で一本が出なかった。

◆セ・リーグで唯一勝ち越している巨人は2試合連続のドロー。橋上秀樹監督代行(60)は1-0から同点を許した五回の守備について聞かれ、判断ミスをしたダルベックをかばった。「ファーストは急だったのでなかなか機転が利かなかったかな。まあボーンヘッドとは言い難いですね。準備しておかないといけないことなんでしょうけども、ちょっと咄嗟だったもんで、なかなか準備が追いつかなかったですね。結果的にあれが失点になっちゃいましたから、クローズアップされちゃうなっていう感じはしますけども。次回は今日のことを教訓としてそういうことがないようにすると思います」1死一塁、送りバントを試みたロッテ・ロングの打球は小飛球となり、三塁手の坂本は意図的にワンバウンドで捕球して一塁へ送球。進塁義務が生じた一塁走者の友杉はほとんど一塁ベースから離れておらず、送球を受けた一塁手のダルベックが先に友杉にタッチしてから一塁ベースを踏めば併殺が成立し、3アウトとなるトリックプレーを狙ったが、ダルベックが一塁ベースを踏んでから友杉にタッチする判断ミスを犯した。結果的に、打者走者だけがアウトで、一塁走者が残る形となり、2死一塁から続く小川が右翼線への適時三塁打を浴びて同点を許した。坂本の〝IQプレー〟をフイにした痛恨のプレーだったが、橋上監督代行は責めなかった。試合は2-1の九回2死、勝利目前で守護神マルティネスが安田に同点ソロを浴びた。延長戦は両軍無安打で終わり、チームでは2022年以来4季ぶりの2戦連続引き分けとなった。指揮官は「完全勝ちパターンのライバルですからね。まあまあ、たまにはこういうこともあります。勝てはしませんでしたけど、昨日同様、負けなかった」と4勝2分けだった今週を振り返った。

◆巨人・西舘勇陽投手(24)が今季2度目の先発で自己最多タイの111球を投げ、7回6安打1失点、7奪三振の力投。代打を送られた七回裏に松本が勝ち越し打を放ち、今季2勝目の権利を手にしたが、九回2死で守護神のマルティネスが安田に同点弾を浴びた。勝ち星は目前で消えたが「12球団で一番良いリリーフ陣だと思っている。大勢さんやライデルが打たれるのはしょうがないというか、それ以上の投手はいないので」と語った。一回いきなり1死二、三塁のピンチを招くも4番山口、5番ソトを打ち取り無失点。四回は無死二塁、五回は1点を失いなお2死満塁のピンチを招いたが、土俵際で粘りを見せた。「ピンチも多かったけど、バックに守ってもらいながら、何とか最少失点でいけたのはよかった」とうなずいた。

◆巨人の守護神、ライデル・マルティネス投手(29)が2―1の九回に3番手で登板。2死無走者から安田に155キロの直球を右翼席へ運ばれ、同点ソロを浴びてセーブに失敗した。「やはりそれは野球をやっていれば起こりうることなので。きょうは結果が良くなかったということ。明日はまた新しい日がくるので、明日のことを考えてやっていきたい」と前を向いた。昨季は球団新記録となる46セーブで自身3度目の最多セーブに輝き、今季もリーグトップの18セーブを挙げている絶対的クローザー。勝利まであと1死での同点被弾に、直後の高部を抑えベンチへ戻る際にはグラブに顔をうずめて何度も絶叫し、悔しさをあらわにした。チームが連勝中で、直近6試合は井上が完投した試合を除いて3連投を含む5試合に登板。疲労も心配されるが「特に問題なくできているので、そこは大丈夫だと思う。また次、新しいシリーズ(3連戦)が始まるので、そこにフォーカスしたいと思います」と言い訳は一切しなかった。

◆巨人は6日のロッテ戦(1-1、東京ドーム)に続いて引き分け。巨人の2試合連続の引き分けは、2022年8月31日のヤクルト戦(8-8、京セラ、十二回)、9月2日の阪神戦(2-2、甲子園、十二回)以来4年ぶり。同一カードでの延長十二回の2試合連続引き分けは、09年6月2、3日のロッテ戦(0-0→1-1、千葉マリン)以来17年ぶり。

◆巨人・吉川尚輝内野手(31)が二回の第1打席で左前適時打を放ち、先取点をもたらした。九回に追いつかれた直後の攻撃では、先頭で左前打を放って出塁。打率2割前半と苦戦が続く中で3安打、今季2度目の猛打賞をマークした。だが「まだまだ。しっかり練習して、チームに貢献できるように頑張りたい」と気を引き締めた。

◆セ・リーグ3位の巨人は2試合連続で引き分けた。2-1の九回2死、勝利目前でマルティネスが安田に同点ソロを浴び、今季2度目のセーブ失敗。それでも橋上秀樹監督代行(60)は「勝ちパターンのライデルですから」と、今季18セーブの守護神を責めなかった。八回以降、救援した5投手で被安打はその1本だけ。打線は1得点の6日の第2戦に続き、またも投手陣の踏ん張りに応えられなかった。チームでは2022年8月31日のヤクルト戦(京セラ)、9月2日の阪神戦(甲子園)以来4年ぶりの2戦連続ドローとなった。東京ドーム6連戦を4勝2分けで終え、橋上監督代行は「最低(勝率)5割、毎週貯金ができるようにと(チームに)話はした。今週は負けずに終われた」と前向きに捉えた。交流戦は7勝3敗2分け。セ・リーグで唯一勝ち越しており、2位ヤクルトに0・5ゲーム差に近づいた。12年ぶりの交流戦制覇を視野に入れ、9日から楽天3連戦(楽天モバイル)に臨む。(谷川直之)

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
1020 0.833
(↑0.015)
-
(-)
652
(+4)
34
(+2)
12
(-)
9
(-)
0.260
(↓0.006)
2.680
(↑0.14)
2
(-)
西武
821 0.800
(↑0.022)
1
(-)
747
(+4)
21
(+1)
9
(+1)
7
(-)
0.237
(↓0.006)
1.600
(↑0.11)
3
(-)
日本ハム
830 0.727
(↑0.027)
1.5
(-)
739
(+7)
20
(+1)
9
(+2)
6
(+2)
0.238
(↑0.003)
1.570
(↑0.06)
4
(1↓)
巨人
732 0.700
(-)
2
(↓0.5)
642
(+2)
37
(+2)
8
(-)
10
(-)
0.236
(↓0.005)
2.950
(↑0.17)
5
(-)
ロッテ
642 0.600
(-)
3
(↓0.5)
636
(+2)
29
(+2)
5
(+1)
5
(-)
0.215
(↓0.005)
2.170
(↑0.08)
6
(-)
中日
570 0.417
(↓0.038)
5
(↓1)
631
(+1)
36
(+4)
7
(-)
3
(-)
0.208
(↓0.013)
2.680
(↓0.04)
7
(-)
阪神
460 0.400
(-)
5
(↓0.5)
824
(-)
28
(-)
6
(-)
8
(-)
0.208
(-)
2.220
(-)
8
(1↓)
ORIX
471 0.364
(↓0.036)
5.5
(↓1)
639
(+2)
41
(+5)
5
(-)
3
(-)
0.246
(↓0.007)
3.340
(↓0.19)
8
(1↓)
ヤクルト
471 0.364
(↓0.036)
5.5
(↓1)
625
(+1)
44
(+7)
5
(-)
7
(-)
0.229
(↓0.007)
2.740
(↓0.11)
10
(-)
DeNA
480 0.333
(↓0.031)
6
(↓1)
640
(+2)
61
(+4)
9
(-)
2
(-)
0.244
(↓0.002)
4.790
(↑0.22)
11
(-)
広島
371 0.300
(↑0.078)
6
(-)
730
(+5)
37
(+2)
6
(-)
8
(+1)
0.208
(↑0.005)
2.820
(↑0.08)
12
(-)
楽天
290 0.182
(-)
7.5
(↓0.5)
730
(-)
47
(-)
8
(-)
2
(-)
0.222
(-)
4.420
(-)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
32231 0.582
(-)
-
(-)
87213
(-)
181
(-)
42
(-)
38
(-)
0.250
(-)
3.000
(-)
2
(-)
ヤクルト
32251 0.561
(↓0.01)
1
(↓0.5)
85188
(+1)
194
(+7)
35
(-)
41
(-)
0.240
(↓0.002)
3.020
(↓0.02)
3
(-)
巨人
31252 0.554
(-)
1.5
(-)
85183
(+2)
190
(+2)
45
(-)
42
(-)
0.229
(↓0.001)
3.060
(↑0.03)
4
(-)
DeNA
25312 0.446
(↓0.009)
7.5
(↓0.5)
85207
(+2)
231
(+4)
32
(-)
27
(-)
0.246
(-)
3.510
(↑0.01)
5
(-)
広島
21313 0.404
(↑0.012)
9.5
(↑0.5)
88161
(+5)
177
(+2)
32
(-)
37
(+1)
0.215
(↑0.001)
2.910
(↑0.02)
6
(-)
中日
20371 0.351
(↓0.006)
13
(↓0.5)
85187
(+1)
217
(+4)
40
(-)
22
(-)
0.233
(↓0.003)
3.470
(↑0.01)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
西武
35222 0.614
(↑0.007)
-
(-)
84227
(+4)
175
(+1)
50
(+1)
24
(-)
0.247
(↓0.002)
2.480
(↑0.04)
2
(-)
ソフトバンク
33240 0.579
(↑0.008)
2
(-)
86246
(+4)
205
(+2)
53
(-)
28
(-)
0.248
(↓0.001)
3.220
(↑0.04)
3
(-)
ORIX
30271 0.526
(↓0.01)
5
(↓1)
85203
(+2)
202
(+5)
34
(-)
21
(-)
0.242
(↓0.001)
3.340
(↓0.04)
4
(-)
日本ハム
31290 0.517
(↑0.009)
5.5
(-)
83238
(+7)
221
(+1)
69
(+2)
32
(+2)
0.238
(-)
3.460
(↑0.05)
5
(-)
ロッテ
27292 0.482
(-)
7.5
(↓0.5)
85187
(+2)
210
(+2)
40
(+1)
27
(-)
0.234
(↓0.002)
3.260
(↑0.04)
6
(-)
楽天
21351 0.375
(-)
13.5
(↓0.5)
86176
(-)
213
(-)
38
(-)
27
(-)
0.240
(-)
3.640
(-)