ヤクルト(★1対2☆)西武 =交流戦1回戦(2026.05.26)・明治神宮野球場=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 1234567891011
西武
000000100012910
ヤクルト
000000001001511
勝利投手:黒田 将矢(2勝0敗0S)
(セーブ:佐藤 隼輔(1勝1敗1S))
敗戦投手:キハダ(1勝1敗14S)

本塁打
【ヤクルト】モンテル(1号・9回裏ソロ)

  DAZN
チケットぴあ ヤクルト戦チケット予約 西武戦チケット予約
◆西武は0-0で迎えた7回表、渡部の適時打で1点を先制する。その後同点を許すも、延長11回に渡部が適時二塁打を放ち、再びリードを奪った。投げては、先発・平良が8回無失点の快投。敗れたヤクルトは9回に追いつく粘りを見せるも、続く10回の好機を生かせなかった。

◆ヤクルト丸山和郁外野手(26)が試合前にサイクル安打達成を表彰された。1日のDeNA戦で右前打、右中間三塁打、右越えソロ、左二塁打の順に放ち達成。プロ野球では昨年8月19日ヤクルト戦で達成した巨人丸佳浩以来73人目、78度目で、球団では21年の塩見以来だった。その後も活躍していたが22日に「右太もも裏の肉離れ」で出場選手登録を抹消されていた。観客の拍手に包まれながら歩いてグラウンドに登場。本塁付近で表彰を受けた。

◆西武平良海馬投手(26)がうれしいプロ初安打を放った。6回無死での第2打席、ヤクルト松本健に追い込まれながらもフォークに合わせ、しぶとく一、二塁間を破る安打とした。アプリNPBプラスによると打球速度は約151キロだった。第1打席は豪快なスイングで空振り三振に倒れていた平良は、交流戦での目標に「全打席本塁打」を掲げるなど、打席を楽しみにしていた。練習では飛距離130メートル超の当たりを放っていたこともあり、左翼席の西武ファンからは「ホームランホームラン平良!」のかけ声も届く中での見事な初安打。一塁上で両手を挙げて喜んでいた。

◆西武平良海馬投手(26)が6回までノーヒットノーランピッチングを継続している。交流戦の開幕戦となったこの日、直球は150キロ台中盤を安定したマークするなど球が走り、時折制球が乱れて四死球を出しながらも、ヤクルト打線に決定的な当たりを許さずにいる。球界では過去103度のノーヒットノーランがあり、交流戦では過去4度の同記録がある。西武では14年5月2日の岸孝之投手の記録を最後に、ノーヒットノーランは達成されていない。

◆西武平良海馬投手(26)が6回までノーヒットノーランピッチングを継続していたが、7回1死からサンタナに左前打を許し、大記録はならなかった。交流戦の開幕戦となったこの日、直球は150キロ台中盤を安定したマークするなど球が走り、時折制球が乱れて四死球を出しながらも、ヤクルト打線に決定的な当たりを許さずに試合を進めていた。高めのつり球も生かしながら、7回まで8奪三振無失点と試合を作り上げた。球界では過去103度のノーヒットノーランがあり、交流戦では過去4度の同記録がある。西武では14年5月2日の岸孝之投手の記録を最後に、ノーヒットノーランは達成されていない。今回も惜しくも大記録達成はならなかった。

◆ヤクルト松本健吾投手(27)が立ち上がりは完璧に、首位で交流戦に突入した西武打線を抑えた。試合開始前時点で防御率2・08、5勝負けなしだった右腕。1回から3回までは出塁を許さない完全投球だった。4、5、6回は先頭打者に安打を放たれるも、後続を打ちとって無失点。6回までに投じたのは71球と球数を少なく進めた。

◆ヤクルト・モンテル外野手(26)が古巣西武相手に、値千金のプロ初本塁打を放った。0-1で迎えた9回2死走者なし。代走から途中出場したモンテルが第1打席に入った。2ボールからの3球目。低め154キロ直球を捉えた。昨季は西武で支配下昇格するも戦力外通告を受け、今季からヤクルトに育成で加入し、22日に支配下登録されたモンテル。プロ初アーチは左翼スタンドへの同点ソロとなった。

◆ヤクルトの守護神ホセ・キハダ投手(30)が今季18試合目の登板で初失点を喫した。同点の延長11回に登板。1死二塁から西武渡部に右翼線へ適時二塁打を浴び、18イニング目で初めて点を失った。試合前時点で1勝0敗14セーブ、25奪三振の成績を残していた。

◆ヤクルトがパ・リーグ首位の西武との投手戦に敗れ、交流戦黒星スタートとなった。5月の火曜日の試合は4戦4敗となった。先発は松本健吾投手(27)。初回から3回までは出塁を許さない完全投球だった。4、5、6回は先頭に安打を放たれるも後続を打ちとって無失点。7回は三塁手の武岡龍世内野手(24)の悪送球で無死二塁のピンチを迎え、ネビンを空振り三振、小島を遊ゴロで2死を奪った。平沢に四球を与え一、三塁となると渡部に中前打を浴び先制点献上。7回4安打1四球8奪三振1失点(自責0)だった。相手先発は平良海馬投手(26)。4回に先頭長岡秀樹内野手(24)が四球で出塁したが、続く内山壮真内野手(23)が三ゴロ併殺打となった。2死から古賀優大捕手(27)、ドミンゴ・サンタナ外野手(33)が連続四球で出塁。一、二塁のチャンスをつくるも、岩田幸宏外野手(28)が一ゴロに打ちとられ得点にはつながらなかった。7回1死走者なしからサンタナが左前打を放ち、平良のノーヒットは阻止した。8回は先頭ホセ・オスナ内野手(33)が4月22日以来約1カ月ぶりで再昇格後初の長打となる、左翼線二塁打を放った。無死二塁から沢井廉外野手(25)が進塁打となる一ゴロで1死三塁。武岡が左飛、長岡が空振り三振で点を入れられなかった。0-1で迎えた9回2死走者なし。代走から途中出場したモンテル外野手(26)が第1打席に入った。2ボールからの3球目。低め154キロ直球を捉えた。打球はくしくも古巣西武ファンのいる左翼スタンドへ。プロ初本塁打となる値千金の同点ソロとなった。昨季は西武で支配下昇格するも戦力外通告を受け、今季からヤクルトに育成で加入し、22日に支配下登録されたモンテル。ほえながらダイヤモンドを1周し、その後目に光るものもあった。延長11回にホセ・キハダ投手(30)が1死二塁から渡部に右翼線二塁打を浴びた。18試合目で来日初失点。チームは敗れ初の敗戦投手となった。

◆西武が「あと1アウト」から一度は勝利をこぼしたものの、延長戦で再びつかみ直した。交流戦初戦を勝利し、リーグ順位も首位をキープした。平良海馬投手(26)が6回までノーヒットノーランの快投を見せ、結局8回2安打無失点で、交流戦開幕投手の役目を十二分に果たした。この日はクローザー岩城がベンチ入りしておらず、代わってここまで12ホールドを挙げている甲斐野央投手(29)が9回のマウンドへ。2死を奪ったものの、途中出場のヤクルト・モンテルにまさかの同点本塁打を喫した。モンテルは昨年まで西武に在籍し、オフに戦力外通告を受けていた。意地を見せられ、つかみかけた白星が滑り落ちた。しかし西武は延長11回、ここまでのシーズンで無失点のヤクルト・キハダから1死二塁のチャンスを作ると、先制適時打を放っていた7番の渡部聖弥外野手(23)が勝ち越しの右翼線適時二塁打を放ち、勝負を決めた。延長10回のピンチをしのいだ黒田将矢投手(22)が今季2勝目。延長11回のピンチを抑えた佐藤隼輔投手(26)がプロ初セーブをマークした。

◆勝ち負けを超越したところで、西武平良海馬投手(26)がプロ野球のすごさを伝えた。神宮でのヤクルト戦は150キロ台中盤の直球がうなりを上げ、6回までノーヒットノーランを狙える投球を展開した。「(記録の意識は)全然なかったです。何とか抑えられて良かったです」。8回2安打無失点。パ・リーグ序盤で防御率0・80をマークした能力を、セ界にも余すことなく発揮した。「ピッチングに関しては」と言ったのは「もう、バッティングすね」と交流戦への楽しみの中心が打撃にあったから。練習では130メートル級の放物線を描いた左の強打者は、第1打席で豪快な空振り三振でスタンドをわかせると、第2打席では見事にプロ初安打となる右前打。「全打席本塁打」を野望にしていた男は「相手投手の動画を長い時間見ることができていたので、ヒットにつなげることができたと思います」と胸を張って振り返った。9回2死から甲斐野がヤクルト・モンテルに同点本塁打を浴び、平良の勝利投手はなくなった。それでも渡部聖弥外野手(23)の決勝適時打で延長11回の末にチームは勝利。西武が都心の夜を大いにわかせた。

◆ヤクルト・モンテル外野手(26)が9回2死からプロ初本塁打の同点ソロを放った。昨季は西武で支配下昇格するも戦力外通告を受け、今季からヤクルトに育成で加入し、22日に支配下登録。ほえながらダイヤモンドを1周し、その後目には光るものがあった。モンテルは感情をこらえきれなかった場面を「育成で苦しんでいた時期が多かった。去年戦力外になって、こうやって支配下に上がれて、その相手チームがライオンズだったということもあった。そこでホームラン打ったのは良かった」と振り返った。さらに感極まった場面で思い起こしたことについては「いままで応援してくれてた人たちとか。1月に僕のおばあちゃんが亡くなってしまって。そのおばあちゃんの誕生日が一昨日だったので、それもあってホームラン打てたのかなと思ったので。うれしかったですね」と話し、祖母については「小さい時から本当にいつも優しくて。本当におばあちゃん子だったので、本当に...天国で見ていてくれたのかなとは思いますね」と語った。

◆モンテル、持ってる! ヤクルト・モンテル外野手(26)はヘルメットのツバで顔を隠すようにしてベンチ前に向かった。0-1で迎えた9回2死走者なし。西武甲斐野の2ボールからの3球目の低め154キロ直球を捉えた。打球はくしくも古巣西武ファンのいる左翼スタンドへ。ほえながらダイヤモンドを1周。ベンチ前でナインとハイタッチした男の目には光るものがあった。プロ初本塁打となる起死回生の同点弾。「チャンスをいただいたので絶対に結果を出したかった。古巣相手に最高の結果を出せて良かった」とコメントした。昨年は西武で支配下昇格するも戦力外通告を受けた。育成契約で今季からヤクルトに加入。昨季まで2軍監督で対戦相手としてモンテルを見ていた池山監督の期待は大きかった。2月の春季キャンプは1軍組。指揮官からは「モンテル、持ってる」と声をかけられ、直接打撃の指導も受けた。「大きく構えろ」「思い切って」。授かったのは強振するようにとの"ブンブン指令"。「意思と合っている。本当にやりやすい」。感謝しながら取り入れ練習し2軍でも結果を残した。22日に支配下登録。発表当日には「(西武戦では)感謝の意味を込めて絶対打ちたい」と話し有言実行だ。チームは敗戦もモンテルの"シンデレラストーリー"が始まった。【塚本光】

◆ヤクルト池山隆寛監督(60)が西武先発の平良海馬投手(26)について話した。4回に先頭長岡秀樹内野手(24)が四球で出塁したが、続く内山壮真内野手(23)が三ゴロ併殺打となった。2死から古賀優大捕手(27)、ドミンゴ・サンタナ外野手(33)が連続四球で出塁。一、二塁のチャンスをつくるも、岩田幸宏外野手(28)が一ゴロに打ちとられ得点にはつながらなかった。6回まで無安打。7回1死走者なしからサンタナが左前打を放ち、平良のノーヒットは阻止した。8回は先頭ホセ・オスナ内野手(33)が4月22日以来約1カ月ぶりで再昇格後初の長打となる、左翼線二塁打を放った。無死二塁から沢井廉外野手(25)が進塁打となる一ゴロで1死三塁。武岡が左飛、長岡が空振り三振で点を入れられず敗れた。結果的には平良の前に2安打無得点。池山監督は「左バッターはあの150キロの真っすぐと、右はやはりボール球になるあのスライダー。本当によくケアしながら、ヒットは助っ人の2本しか打てなかったけど。さすが平良投手というところだと思います。(打順組み替えは)どうやって点とるかというところをしっかり考えながらというところだった。やっぱり相手の方が1枚上だったというところですね」と話した。

◆ヤクルトが接戦を落とした。0-1の9回2死から22日に支配下昇格のモンテル外野手(26)がプロ初本塁打の同点ソロ。だが、延長11回にホセ・キハダ投手(30)が18試合目でNPB初失点し初の敗戦投手となった。池山隆寛監督(60)はモンテルについて「プロ野球選手としてね、今日の感激を忘れずにしっかり自分のものにしてもらいたい。あそこは2アウトになってもモンテルをいかせると決めていた。本当にいい結果になった」と話した。キハダについては「10回もキハダ投手がいく予定だったんですけど打順の兼ね合いと、フォアボールというところがずっと気になっていた。やはり先頭打者にフォアボールを出した形になって、失点につながったんだけど。彼のスタイルと言えばスタイルなんですけど、1人目からなんとか抑えきれるように今後はしていかないといけないと思います。打たれないところを見せていたので、打たれて失点することによって反省を生かして、しっかり次回につなげてくれると思います」と語った。

◆西武佐藤隼輔投手(26)が緊迫の場面で堂々と投げ込み、プロ初セーブをマークした。「こういうイレギュラーな形ですけど、素直にうれしいです」延長11回、5番手上田が2死一、二塁としたところで「もう、腹くくって」とマウンドへ。打者は代打中村。「(バッテリーで話して)アウトコースまっすぐ4つの配球でしたけど、ここは力勝負で行くしかないなと」。その力勝負で左飛に打ち取り、チームの勝利を決めた。23年、24年と2年連続で19ホールドポイントをマークしたセットアッパー左腕は、昨季は指などのコンディション不良もあり、状態が上がらず。20試合に投げるも防御率6点台と精彩を欠くシーズンになった。今季もファームでなかなか成績が上がらず、不安定なままでの1軍昇格に。それでも堂々と投げ込み、1軍で結果を出している。一方で4月は岩城、篠原ら若手リリーフ陣がチームを救ってきた。「岩城とシノ、甲斐野さんもですけど、僕は4月は働いてなかったんで。その3人、すごく頑張ってると思うので、その登板数に追いつけるように」そして続けた。「去年、苦しい1年だったので、しっかり走り抜けて、いい1年にしたいですね」佐藤隼が力強くブルペンに備えていると、西武の勝ちパターンがさらに柔軟になってくる。【金子真仁】

◆ヤクルト・モンテル外野手(26)はヘルメットで顔を隠すようにして本塁を踏んだ。0-1の9回2死。プロ初アーチの同点弾はくしくも古巣のファンがいる左翼スタンドへ。背番号90の目には光るものがあった。「(思い起こしたのは)今まで応援してくれてた人たちとか。1月に亡くなったおばあちゃんの誕生日が一昨日だった。それもあってホームラン打てたのかなと思った。うれしかった」祖母は小さい頃から常に優しかった存在。「本当におばあちゃん子だったので、本当に...天国で見ていてくれたのかなとは思いますね」と思いがあふれ出た。プロ3年目の昨季は西武で念願の支配下昇格を果たすも戦力外通告を受けた。育成でヤクルトに加入。1軍キャンプで池山監督から指導されたことも取り入れ、今月22日に支配下登録された。「育成で苦しんでいた時期が多かった。相手がライオンズでホームランを打てたのは良かった。最高の恩返しになった」。古巣からの1発に感情をこらえきれず。指揮官は「今日の感激を忘れずに自分のものにしてほしい」と願った。「次はチームが勝てる一打をしっかり打ちたい」チームはキハダが延長11回にNPB初失点し敗戦。"シンデレラストーリー"は始まったばかり。勝利に貢献していく。【塚本光】

◆西武桑原将志外野手(32)が1軍に復帰し、さっそく元気な姿を見せた。左ふくらはぎ肉離れで4月22日から戦線離脱し、当初は「実戦復帰まで1カ月」と見込まれていたが、1軍復帰までほぼ1カ月と早いペースに「体も頭も心も、もう不安なところはないです」と万全を強調し、この日を迎えた。離脱前は1番に座り続けたが、この日は3番打者としてのスタメン。それでも「どんな打順でも自分らしく行ければ」とアグレッシブさは失わず、さっそく攻守にいいプレーを見せた。久々の1軍舞台に。試合後にはスタンドから「おかえり、おかえり、桑原!」のコールも飛び「いや、もう、本当に幸せだと思いました」と喜んでいた。【金子真仁】

◆西武渡部聖弥外野手(23)が先制適時打に加え、延長11回には決勝の適時二塁打を放ち、交流戦初戦の白星に大きく貢献した。延長戦の決勝打は同時に、これまで今シーズン無失点投球を続けていたヤクルト・キハダに初めて失点をつける一打となった。相手は直球攻め。「しっかりスピンのかかった内側のボールは手が出なくて見逃したんですけど、まっすぐの回転がほどけたような外側のボールを打つことができました」。見事に右翼線へのライナーとした。なかなか調子が上がらず、交流戦開幕は7番打者としてスタート。「悔しいです」としつつ「試合に出してもらえている以上、打てば打順も上がれるチャンスはあるので。すごく前向きな気持ちでした」。気持ちで引かず、歓喜の夜を演出した。【金子真仁】

◆西武は左ふくらはぎ肉離れで離脱していた桑原将志外野手が4月21日以来の1軍復帰。移籍後初となる3番で先発出場する。平沢大河内野手は二塁で出場、渡部は7番に下がった。西武は神宮の交流戦で、2022、24年に3連敗し、21年も3戦目に敗れ7連敗中、同年6月5日以来の勝利を目指す。

◆ヤクルト・高橋奎二投手が27日の西武戦で今季2度目の先発マウンドに上がる。オフシーズンからの度重なる故障で、開幕は2軍スタート。19日の巨人戦(いわき)で今季初登板し、5回6安打2失点で負け投手となっていた。降板後には「次回チャンスをもらえるなら、しっかり初回からゼロに抑えられるようにやっていきたい」と決意を明かしており、9年連続勝利をつかむ。

◆左ふくらはぎの肉離れで離脱していた西武・桑原将志外野手(32)が4月21日以来の1軍復帰を果たし、「3番・左翼」でスタメン出場を果たした。15日から2、3軍戦の5試合に出場。「みんなの頑張りで首位にいますし、その勢いに乗っかりたい。体の状態はいいので、あとは何とか結果で恩返しできるように」と満を持して1軍の舞台に帰ってきた。開幕から打線の調子が上がらない中で、1番として奮闘。しかし、不在の間に打線は調子を上げ首位に浮上。移籍後初の3番に入った。「今までと変わらず。自分のベストを尽くすだけ。自分の100%のプレーで、チームに貢献できたら」と持ち味のハッスルプレーを誓った。昨年までDeNAでプレー。「知っている投手もいますし。そのイメージはあるので。今年は(去年とは)違うかもしれないですけど。1回対戦があるか、ないかなので。割り切ってやっていきます」。ヤクルト先発の松本健と対戦し、一回2死は中飛。四回1死二塁の先制機は見逃し三振に倒れた。(塚沢健太郎)

◆体重の公称表記を変更し、さらにスケールの大きい選手になる。ヤクルトは25日に、増田珠外野手(27)の体重を85キロから93キロに変更したことを発表した。シーズン中では異例の発表。チームメートにも「8キロ増」といじられたと明かし、笑顔で思いを語った。「4月くらいにはもう伝えていてビジョンの表記はすでに変えてもらっていました。やはり自分の納得した数字で。(体重で)相手の受け取り方も変わると思うので。冗談ですけど(笑)」これまでの85キロはソフトバンク時代の数字。ヤクルトに移籍して2年目の昨季は88キロだったといい、今季に向けて大幅に増量している。2024年にヤクルトに加入後は体の機能を生かすためのトレーニングにフォーカスしていたが、「右バッターですし、外野のレギュラーとなると、パンチ力、長打が必要」とこのオフに3年ぶりにウエートトレーニングを解禁。シーズン入ってからも週に2、3度のペースで継続している。今季は試合前時点で33試合に出場し、打率・299、13打点で、本塁打数はキャリアハイの3本。15日の中日戦(バンテリン)では右越え2ランも放っており「逆方向にホームランが出ているし、打球速度も上がってきている」とにやり。努力の成果ははっきりと結果になって表れている。パワーアップした燕の元気印がハッスルプレーでチームを活気づける。(武田千怜)

◆ヤクルトのドラフト6位・石井巧内野手(24)=NTT東日本=が、7個上の兄で西武の一成内野手と1軍の舞台で戦う夢をかなえた。シーズン前から心待ちにしていた兄との対戦に「交流戦でできたら最高だなって話をしていた。実現させられてうれしいです」と喜んだ。家族も夢見た日だ。ともにベンチスタートとなったが、試合前に両親から連絡があったといい「今日スタメンか?って、めっちゃLINEが入っていた。そんな早まんなって(と思った)」と心温まるエピソードを明かした。

◆交流戦での全打席本塁打を宣言していた西武・平良がプロ9年目、通算8打席目で初安打を放った。六回先頭で松本健のフォークボールを右前へ。一塁に到達するとベンチに向けて両手を上げて喜んだ。開幕から打撃練習を行い、三回の初打席ではフルスイングでヘルメットを飛ばす場面も。27日に先発登板する渡辺が「平良さんだけ(打撃への)熱量が違う」と苦笑していた中、3年ぶりの打席で練習の成果をみせた。

◆ヤクルトのドミンゴ・サンタナ外野手(33)が「4番・左翼」で先発出場し、七回1死からチーム初安打となる左前打を放った。打線は、西武先発・平良海馬投手(26)に、直前まで無安打に抑えられていた。頼れる助っ人がノーヒットノーランを阻止。直後、代走にモンテルが送られて、ベンチに退いた。

◆22日に支配下選手登録されたばかりのモンテル外野手(26)が九回にプロ初本塁打となる同点ソロをマーク。神宮球場が大歓声に包まれる中、雄たけびを挙げながらダイヤモンドを一周した。0-1の七回1死一塁で一走・サンタナの代走として途中出場。1点を追う九回2死走者なしで回ってきた第1打席に、西武の2番手・甲斐野が投じた2ボールからの3球目を引っ張り、左翼スタンドに向かって起死回生のアーチを描いた。昨季まで3年間所属した古巣西武から、神宮での初打席で放った豪快な一発。ベンチに戻ると、こらえ切れずに涙を流して喜んだ。球団を通じて「チャンスをいただいたので、絶対に結果を出したかった。古巣相手に最高の結果を出せて良かったです」とコメントした。

◆西武平良海馬投手(26)が投打で活躍した。投げては七回1死まで無安打投球。球団では2014年5月2日の岸孝之以来(ロッテ戦、QVCマリン)。神宮では06年5月25日にヤクルト・ガトームソンが楽天戦で達成して以来の快挙もみえてきたが、22人目のサンタナに左前打を浴びた。8回2安打無失点の好投も、1-0の九回2死で2番手の甲斐野がモンテルに同点1号ソロを浴び、4勝目はならず。しかし防御率は0・68に下がった。平良は六回に松本健からプロ初安打となる右前打。「四死球を3つ出してしまった点は反省点ですが、それ以外はまとまった投球ができていたと思います。打撃に関しては相手投手(松本健)の動画を長い時間みることができていたのでヒットにつなげることができたと思います」とコメントした。

◆ヤクルトは接戦を落として交流戦開幕を白星で飾れなかった。0-1の九回2死、モンテル外野手が劇的な同点ソロ、プロ初アーチを放った。しかし、守護神のキハダ投手が延長十一回に決勝打を許した。先発の松本健吾投手が7回4安打1失点と好投した。

◆西武は延長十一回、渡部の適時二塁打で決勝点を挙げ、チームは3連勝。西武は神宮の交流戦で、2022、24年に3連敗し、21年も3戦目に敗れ7連敗中だったが、同年6月5日以来の勝利となった。西武先発の平良は七回1死まで無安打投球。球団では2014年5月2日の岸孝之以来(ロッテ戦、QVCマリン)、神宮では06年5月25日にヤクルト・ガトームソンが楽天戦で達成して以来の快挙もみせてきたが、22人目のサンタナに左前打を浴びた。平良は六回にプロ初安打となる右前打も放ち投打で活躍したが、九回2死で2番手の甲斐野がモンテルに1号ソロを浴び1ー1の同点に追いつかれた。しかし延長十一回、ヤクルト5番手のキハダから先頭の古賀悠が四球で出塁し、源田の犠打で1死二塁の好機に、渡部が右翼へ適時二塁打を放ち、十一回二死一、二塁のピンチで6番手として登板した佐藤隼が5年目でプロ初セーブを挙げた。

◆セ・リーグ2位のヤクルトは、1点を追う九回2死から途中出場のモンテル外野手(26)が左翼席へのプロ初アーチを放ち、一時同点に追いついたが、延長十一回にキハダ投手(30)=前エンゼルス=1点を勝ち越されて連敗を喫した。池山隆寛監督(60)は試合後、同点に追いついた場面について「あそこは、もうツーアウトになってもモンテルを行かせるというふうに決めていたので。本当にいい結果になった」と説明。モンテルの一発に「まあ九回ツーアウトからね、モンテルが持っていたというか、ああいうところでの一本。これからプロ野球選手として、あの感激を忘れずにしっかり自分のものにしていってもらいたいなと思います」と賛辞を贈った。

◆西武が交流戦初戦に延長戦の末、渡部聖弥外野手の決勝二塁打で競り勝ち、7連敗中の神宮で2021年以来の勝利を挙げた。試合後、西口文也監督の一問一答。ーー渡部が先制打(七回)に決勝打と素晴らしい活躍「欲しいところで最後打ってくれたので、非常によかった」ーー打順が変わったところに回ってきた「打順は関係ないので。どれだけ自分の仕事をしてくれるかなので。今日はいい仕事をしてくれた」ーー3番から7番に替えた理由は「理由はあれじゃん、簡単じゃん。そんなに打ってないから(報道陣笑)。そこまでね。いい当たりがあまりなかったので、1回打順を下げてもようと思った」ーー交流戦初戦白星「本来なら九回で終わりたかったけど、2死から甲斐野が一発打たれてしまいましたけど。そのあと投手陣みんなで頑張ってくれた」ーー岩城のベンチ外は「休養。篠原も今日はなるべく使いたくなかった。あそこまでいったら使わないでおこうと思って」ーー平良は途中までノーヒットノーラン(六回まで無安打、8回無失点)をやるかという投球「本当に今日の投球内容は非常によかった。打つ方でもヒットを打ったし、楽しそうに打席に入っていたので、非常によかった」

◆ヤクルトは1―1の延長十一回に、リーグトップの14セーブを挙げているホセ・キハダ投手(30)=前エンゼルス=が登板したが、先頭・古賀悠に四球を与えると、1死二塁から渡部に決勝の右翼線適時二塁打を浴びた。助っ人左腕のデビューからの連続無失点試合も「17」でストップ。池山監督は「やはりフォアボールがずっと気になっていた。1人目から何とか抑えきれるようにしていかないといけない。反省を次につなげてくれると思う」と今後に期待した。

◆西武が渡部聖弥外野手(23)の先制打と決勝打の活躍で3連勝を飾り、首位を守った。1―1の延長十一回1死二塁で右翼線に決勝の二塁打。「絶対自分が返すと強い気持ちで、真っすぐを狙った」とこれまで失点がなかった難敵キハダの直球をはじき返し、初黒星をつけた。3番起用が続いていたが、打率は2割5分台に下がり、交流戦初戦は7番に降格。「最近は内容の悪い打席が続いていたので修正して挑んだ。悔しい思いもあったけど、試合に出してもらっている以上は打てば打順も上がる」と切り替え、七回の先制の中前打に続き、結果を残した。神宮は広島・広陵高1年時と大阪・大商大2、3年時に出場した明治神宮大会などで涙をのんだ球場。「負けるのは神宮だったので、悔しい思いはあった。プロに入って初戦を勝利で飾って、もっといいイメージがある球場にしたい」。チームは神宮で2021年から7連敗中だったが、昨年の交流戦は故障で欠場した渡部が5年ぶりの勝利に導いた。(塚沢健太郎)

◆絶叫のち涙のアーチを描いた。0-1の九回2死走者なしで、22日に支配下選手登録されたばかりのヤクルト・モンテル外野手(26)が左翼席へ一時同点のソロ。チームは延長十一回の末に敗れたが、昨季まで3年間在籍した古巣西武からプロ4年目で初の一発を放ち、ベンチでこらえきれずに男泣きした。「今まで育成で苦しんできた時期が長かった。ライオンズ相手にホームランを打ててよかった。最高の恩返しになった」50メートル5秒69の俊足が売りの外野手。七回1死一塁で一走サンタナの代走として途中出場し、九回2死で回ってきた神宮初打席で結果を残した。「ファームで2ボールからでも思い切っていくよう(2軍打撃コーチの)川端慎吾さんに言われていた」と、2ボールから西武の2番手、甲斐野の速球を一閃。低めの球に体勢を崩されながら左翼席にぶち込み、課題の打撃で進化を示した。祖母にささげるアーチだった。「(今年)1月におばあちゃんが亡くなってしまって。そのおばあちゃんの誕生日が一昨日(5月24日)だった。それもあって打てたと思う」。育成で西武に入団して3年目の昨年5月に支配下選手登録されたが、オフには戦力外を受けた26歳。苦しいときも祖母はいつも味方だった。「優しくて、小さいときからおばあちゃん子だった。天国で見てくれていたと思う」。涙の理由はここにもあった。池山監督が「モンテル、持ってる」と期待する苦労人が神宮で花を咲かせる。(武田千怜)

◆西武・平良海馬投手(26)が8回2安打無失点、9奪三振。勝ち星はつかなかったが、防御率0・68でリーグトップに躍り出た。七回1死まで無安打投球に「いい投球だったと思います。高めに投げられたのが空振りを取れた要因だった」と納得の表情。一回は遊撃・滝沢の失策、四回は2四球に死球で満塁のピンチを招いたこともあり「(無安打の)意識は全然なかった。(スコアボードの)どこに書いてあるかもわからなかったので」と気にすることなく投球を続けた。六回には松本健から右前打を放ち、待望のプロ初安打。打席に入ると「ホームラン、ホームラン、タ・イ・ラ」のコールが続き、空振りにはどよめきが起こり「VR(ゴーグル)で相手投手を見ていたけど、実際はもっと速くて難しかった。しっかり振れたのでよかった」と振り返った。全打席本塁打狙いを宣言したが、順調なら次回登板は6月2日の阪神戦(甲子園)。「またちょっと、やります」と聖地で初アーチに挑む。

◆ヤクルト・モンテル外野手(26)が七回に代走で出塁し、1点を追う九回2死で左翼席へプロ初本塁打を放った。ダイヤモンドを一周し、思わず涙してしまったほど感情がこもった一発。実兄の元ヤクルト・日隈ジュリアス氏(29)が、メモリアルアーチを放った弟を祝福した。「うれしいです。めっちゃうれしいという言葉しかありません。1軍でプレーすることができなかった僕からしたら、はるか上の存在になってしまいましたけど、いつまでたっても、幼い頃から一緒に育ってきた弟に変わりはありません。サインミスはしないかなとか、いつもハラハラしながら見ています。今でも誕生日には連絡をくれたり、律義で家族思いのところがあるからこそ、こういう最高の結果につながったのだと思います」ジュリアス氏は、高知中央高から2016年にドラフト4位で入団。1軍登板がないまま、2020年限りで戦力外通告を受けた。21年にはモンテルも所属していた独立リーグの琉球ブルーオーシャンズ入りし、23年は社会人クラブチーム、REVENGE99に所属していた。現在は、沖縄県西原町の合同会社QOLSに所属。障がい福祉事業「ライフサポートロウル」で訪問介護員として勤務するかたわら、「ロウルベースボールスクール」で小中学生の野球指導にも携わっており、福祉と野球の〝二刀流〟で、地元・沖縄への恩返しをしている。モンテルはこの日の試合前、「ドラフトで指名されて、プロに入ったときに『練習はしっかりやって、他の選手と比べないで、自分のやるべきことをやれば大丈夫』と言われたので、それをずっと意識してやってきました」とジュリアス氏からの言葉を胸にここまで歩んできたことを明かしていた。東京と沖縄。遠く離れていても、兄弟の絆は変わらない。

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
ソフトバンク
100 1.000- 178332 0.2652.000
1
日本ハム
100 1.0000 174010 0.2730.000
1
ORIX
100 1.0000 177100 0.2651.000
1
西武
100 1.0000 172100 0.2250.820
1
ロッテ
100 1.0000 173100 0.2631.000
1
中日
100 1.0000 171010 0.2140.000
7
楽天
010 0.0001 170100 0.1881.130
7
広島
010 0.0001 171310 0.1331.000
7
阪神
010 0.0001 170400 0.2004.000
7
DeNA
010 0.0001 171700 0.1005.000
7
巨人
010 0.0001 173800 0.2978.000
7
ヤクルト
010 0.0001 171212 0.1350.820

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
28181 0.609
(↓0.013)
-
(-)
96189
(-)
157
(+4)
36
(-)
30
(-)
0.258
(↓0.001)
3.190
(↓0.02)
2
(-)
ヤクルト
28190 0.596
(↓0.013)
0.5
(-)
96164
(+1)
152
(+2)
31
(+1)
36
(+2)
0.241
(↓0.002)
3.040
(↑0.06)
3
(-)
巨人
24230 0.511
(↓0.011)
4.5
(-)
96144
(+3)
161
(+8)
37
(-)
32
(-)
0.229
(↑0.002)
3.190
(↓0.1)
4
(-)
DeNA
21242 0.467
(↓0.01)
6.5
(-)
96168
(+1)
177
(+7)
23
(-)
25
(-)
0.244
(↓0.003)
3.210
(↓0.04)
5
(-)
広島
18252 0.419
(↓0.01)
8.5
(-)
98132
(+1)
143
(+3)
27
(+1)
29
(-)
0.215
(↓0.002)
2.890
(↑0.04)
6
(-)
中日
16301 0.348
(↑0.015)
12
(↑1)
96157
(+1)
181
(-)
34
(+1)
19
(-)
0.238
(↓0.001)
3.610
(↑0.08)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
西武
28201 0.583
(↑0.009)
-
(-)
94182
(+2)
155
(+1)
41
(-)
17
(-)
0.249
(↓0.001)
2.650
(↑0.05)
2
(-)
ORIX
27200 0.574
(↑0.009)
0.5
(-)
96171
(+7)
162
(+1)
29
(-)
18
(-)
0.241
(-)
3.290
(↑0.05)
3
(-)
ソフトバンク
24220 0.522
(↑0.011)
3
(-)
97202
(+8)
174
(+3)
44
(+3)
21
(+2)
0.245
(↑0.001)
3.340
(↑0.04)
4
(-)
日本ハム
24260 0.480
(↑0.011)
5
(-)
93203
(+4)
201
(-)
61
(+1)
26
(-)
0.239
(↑0.001)
3.840
(↑0.08)
5
(-)
ロッテ
22250 0.468
(↑0.011)
5.5
(-)
96154
(+3)
182
(+1)
35
(-)
22
(-)
0.240
(-)
3.510
(↑0.05)
6
(-)
楽天
19271 0.413
(↓0.009)
8
(↓1)
96146
(-)
167
(+1)
30
(-)
25
(-)
0.243
(↓0.001)
3.420
(↑0.05)