阪神(★0対4☆)日本ハム =交流戦1回戦(2026.05.26)・阪神甲子園球場=
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日本ハム
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阪神
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勝利投手:伊藤 大海(6勝2敗0S)
敗戦投手:西 勇輝(3勝1敗0S)

本塁打
【日本ハム】レイエス(9号・6回表ソロ)

  DAZN
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◆日本ハムは両軍無得点で迎えた6回表、レイエスのソロで先制する。続く7回には代打・カストロの適時打などで3点を挙げ、リードを広げた。投げては、先発・伊藤が9回無失点13奪三振の完封で今季6勝目。敗れた阪神は先発・西勇が好投を見せるも、打線が援護できなかった。

◆阪神岡田彰布オーナー付顧問(68)が、立石正広内野手(22)の2番起用への首脳陣の意図を推察した。「3カードDHがあるんで、そういうことを考慮しての2番かもしわからないし。まあ、だれが何番打ってもあまり変わらない。並びだけだからね。みんなやることわかってるんで」と分析した。

◆阪神ドラフト1位の立石正広内野手(22)が甲子園で初の三塁守備に就き、いきなり好プレーを見せた。0-0の2回2死一、二塁、日本ハム細川凌平内野手(24)が打ち上げた三塁側ファウルゾーンへの飛球をキャッチ。風で流され、視界にフェンスが入るなかでの捕球だった。このプレーに場内の阪神ファンは大喝采。前日25日は甲子園でのピックアップ練習に参加し、入念に三塁守備の確認を行っていた。

◆阪神のチーム初安打は、古巣対決となった伏見寅威捕手(36)のバットからだった。日本ハム先発の伊藤大海投手(28)を前に2回まで無安打。3回1死で5球目、内角低めの150キロを三遊間へ。懸命に駆け抜け、遊撃内野安打でこの日初めてHランプをともした。オフにトレードで日本ハムから加入。昨季、パ・リーグの最優秀バッテリーを受賞した伊藤から安打を放った。

◆阪神岡田彰布オーナー付顧問(68)が読売テレビのテレビ解説を務め、日本ハム新庄剛志監督(54)の心情を推察した。24年の交流戦時、新庄監督は阪神のユニホーム姿で登場。甲子園をあっと言わせ、してやったりの表情で当時の阪神岡田監督と写真に収まった。この日もサプライズの再現を期待? されたが、ここまで仕掛けはなし。「首位やったら、着て来たんとちゃうか。4位では...」と岡田顧問は苦笑しながら、心境を想像していた。

◆読売テレビのゲスト解説を務めた阪神岡田彰布オーナー付顧問(68)が5回の日本ハムの走塁に疑問符をつけた。日本ハムが細川の安打と伊藤の絶妙な犠打で2死二塁の先制機を迎えた。打順は1番に戻り、水野が左前に安打を放ったが、左翼・森下の強肩を警戒したのか、二塁走者の細川は三塁ストップ。岡田顧問は「今のは回さなあかん」と残念がり「どうなんやろな...」とつぶやいた。結局2死一、三塁で矢沢は凡退し、日本ハムは先制機を逃した。

◆阪神西勇輝投手(35)が日本ハム打線相手に5回まで無失点。初回は清宮幸太郎内野手(27)を見逃し三振に仕留めるなど三者凡退。2回、3回は2死から安打を許しながらも後続を抑えて切り抜けると、4回は中野拓夢内野手(29)の好守にも助けられて3者凡退。5回は先頭の万波中正外野手(26)を見逃し三振。その後安打、犠打、安打で2死一、三塁のピンチを招くも、2番矢沢宏太投手(25)を二ゴロに仕留めた。相手先発の昨季沢村賞・日本ハム伊藤大海投手(28)も初回、2回、5回と三者凡退など5回無失点。5回終了時点で両チームスコアボードに0が並ぶ投手戦となっている。

◆読売テレビのゲスト解説を務めた阪神岡田彰布オーナー付顧問(68)が、活躍を続ける立石正広内野手(22)の長所と物足りない点を指摘した。まずは長所について「準備がいいよね」ときっぱり。一方で「スタンスが物足りない」と指摘。「差し込まれたときに後ろの足が浮いてしまう」と考察した。

◆日本ハムが、フランミル・レイエス外野手(30)の1発で先制した。伊藤大海投手(28)と阪神西勇との投げ合いで、スコアが動かないまま迎えた6回。1死からレイエスが西勇の変化球をとらえ、豪快にセンターバックスクリーンへ放り込む9号ソロ。5回まで阪神打線を2安打無失点に抑えていた伊藤に貴重な援護点をプレゼントした。レイエスは「伊藤)ヒロミが良いピッチングを続けてくれているので、何としても先制点がほしいと思っていた。仕留められてよかったよ」とコメントした。さらに守備でも見せた。この日はセ・リーグの本拠地で、一塁守備についた助っ人は、先制直後の6回、先頭中野の一塁ゴロをキャッチすると、カバーに入った伊藤にトス。きわどいタイミングで、アウトのジャッジに阪神からリクエストがあったが、結果は判定通り。ピンチを未然に防いだ。

◆阪神西勇輝投手(35)が日本ハムのフランミル・レイエス外野手(30)に今季9号のソロ本塁打を浴び先制点を許した。6回1死で迎え、初球122キロのスライダーをバックスクリーンに運ばれた。

◆阪神西勇輝投手(35)がが6回1失点で降板した。今季初めての本拠地・甲子園。無傷の3連勝で迎えた今季4試合目の登板も、昨年まで日本ハムに所属した伏見寅威捕手(36)と90年生まれの同学年バッテリーで臨んだ。走者を出しながらも粘った。5回まで無失点に抑えた。だが、6回、フランミル・レイエス外野手(30)にバックスクリーンへの先制ソロを許した。結局、6回5安打1失点で降板。24年7月28日中日戦以来となる甲子園での勝ち星は逃したものの、先発としての役割は果たした。偉業にも、また一歩近づいた。初回2死、清宮幸太郎内野手(27)を140キロシュートで見逃し三振に仕留めた。5回、先頭の万波中正外野手(26)も138キロシュートで見逃し三振。2奪三振で、通算1500奪三振まで残り3とした。達成すれば、阪神では小山正明、村山実、権藤正利、江夏豊に次ぐ5人目の偉業となる。12日ヤクルト戦(神宮)で史上3人目となる300試合連続先発登板を記録したばかり。この日が302試合で、日本記録の311試合まで残り9試合と迫る。無傷の4連勝はつかめなかったが、プロ18年目右腕の挑戦は終わらない。

◆阪神工藤泰成投手(24)にヒヤリとする場面があった。7回から2番手で登板し、先頭の万波中正外野手(26)はピッチャー強襲の内野安打で出塁。打球を受けて安藤投手コーチがマウンドに駆けつけたが、工藤は投球練習を行って無事を確認。プレーを続行した。一塁走者の万波は、工藤に頭を下げて謝罪。この行動にX上では「万波いいやつだな。工藤に気遣ってくれてありがとう」など称賛の声が上がった。

◆日本ハム伊藤大海投手(28)がプロ初犠打を決めた。0-0の5回1死一塁、初球はファウルとなったが、2球目をしっかり投前に転がし、一塁走者の細川を二塁に進めた。昨年「1回も決めたことがないので、バントを決めたい」と意気込んでいたが、DeNA戦ではバントを失敗し、試合も1-2で惜敗していた。約1年ぶりのチャンスで"雪辱"を果たした。

◆阪神工藤泰成投手(24)がアクシデントも重なり、今季10試合目で初めて失点した。0-1で迎えた7回、2番手で登板した。先頭打者・万波中正外野手(26)の打球がライナーで右太もも付近を直撃し、投手強襲の安打となった。続く細川凌平内野手(24)に四球を与えて無死一、二塁。伊藤大海投手(28)のスリーバント失敗で1死を奪ったところで、桐敷拓馬投手(26)に交代した。代わった桐敷は水野達稀内野手(25)に四球を与えて1死満塁とされ、続く代打ロドルフォ・カストロ内野手(27)に左前2点タイムリーを許した。工藤は9試合目までは防御率0・00だったが、今季初めて失点がつき、防御率は1・74となった。

◆阪神桐敷拓馬投手(26)が痛恨の暴投で追加点を許した。工藤泰成投手(24)の後を受け、3番手で登板。7回1死一、二塁から水野達稀内野手(25)に四球を与えて1死満塁とし、続く代打ロドルフォ・カストロ内野手(27)に左前2点適時打を許した。清宮幸太郎内野手(27)を遊ゴロに仕留め、フランミル・レイエス外野手(30)を申告敬遠して2死満塁。ここで踏ん張りたいところだったが、奈良間大己内野手(26)への初球に暴投。4点目を失った。

◆次々と折れたバットが、甲子園をどよめきに包んだ。2回に日本ハム田宮裕涼捕手(25)がバットを折りながら阪神西勇輝投手(35)の外角の球を左前に運んだ。その裏、阪神佐藤輝明内野手(27)も日本ハム伊藤大海投手(28)の132キロを振り抜き、真っ二つ。一方が二塁手の後方まで飛んだ。5回までに4本が折れ、7回には日本ハム清宮幸太郎内野手(27)も阪神桐敷拓馬投手(26)の高め直球につまらされ、遊ゴロで折れた。これには、読売テレビのゲスト解説を務めた阪神岡田彰布オーナー付顧問(68)も「よう折れんなあ」と話した。

◆阪神の26年度公式戦入場者数が26日の日本ハム1回戦で100万人に到達した。入場人員は103万3775人(甲子園は89万4811人 地方球場は13万8964人)。25試合目での到達だった(甲子園21試合、地方球場4試合)。なお、過去最速は04年5月21日に20試合で103万1000人に到達。実数発表後の最速は19年5月18日の23試合で100万7001人。

◆読売テレビのゲスト解説を務める阪神岡田彰布オーナー付顧問(68)が交流戦自慢を披露した。「交流戦の(監督)100勝一番乗りはオレなんよ」と自ら切り出した。「オリックスのときに優勝してるからなあ」と「優勝」の言葉を「アレ」に置き換えて頂点に立った2010年を思い起こした。ただ、なんと1年前の6月5日、日本ハム-阪神戦のBS朝日の解説を行った際に「交流戦の100勝一番乗りはオレですけどね」と全く同じことを話していた。昨年はエスコンフィールド、今年は甲子園と場所は違えど、2年連続のアピールとなった。

◆日本ハムが、交流戦初戦を制し、新庄剛志監督(54)は監督通算300勝に到達した。フランミル・レイエス外野手(30)の1発で先制した。伊藤大海投手(28)と阪神西勇との投げ合いで、スコアが動かないまま迎えた6回。1死からレイエスが西勇の変化球をとらえ、豪快にセンターバックスクリーンへ放り込む9号ソロ。先手を取った。打線は7回にも2番手工藤らを攻め、相手バッテリーミスもあり3点を追加。阪神打線を抑え込んだ伊藤はリーグ単独トップの6勝目。ソフトバンクに3連敗を喫し、借金3で突入した交流戦。セ・リーグ首位の阪神に快勝発進で、巻き返しをはかる。

◆阪神の交流戦初戦は打線が振るわず、今季3度目の完封負けとなった。ドラフト1位の立石正広外野手(22)は1軍デビューから続いていた連勝が「5」でストップした。打線は日本ハム先発の伊藤に2ケタ三振を喫し、3回1死まで無安打。4回1死から森下翔太外野手(25)の左前打と二塁手の失策で出塁した佐藤輝明内野手(27)で好機をつくり、同2死一、二塁で5番大山悠輔内野手(31)が空振り三振、6番木浪聖也内野手(S31)が一ゴロに倒れた。1点を先制されて迎えた7回には3番手の桐敷拓馬1死満塁で2番代打カストロに左前適時打で2失点。この回3点を失った。

◆日本ハムが、交流戦初戦を制し、新庄剛志監督(54)は監督通算300勝に到達した。新庄監督が監督通算300勝を達成した。通算成績は300勝302敗15分け。日本ハムで300勝以上は栗山監督684勝、大沢監督631勝、水原監督526勝、ヒルマン監督349勝、上田監督310勝、梨田監督301勝に次いで7人目。過去の6人は日本ハムでプレーしておらず、選手でも在籍したOB監督では初の300勝。

◆阪神藤川球児監督(45)が中継ぎの工藤泰成投手(24)と桐敷拓馬投手(26)に苦言を呈した。工藤は0-1の7回からマウンドに上がり、先頭の7番万波に内野安打を献上。続く8番細川を四球で歩かせ、無死一、二塁のピンチを背負った。藤川監督は「結局は工藤にしても『投手・伊藤』が打席に入るのが見えてるところで、先頭ピッチャー強襲で次フォアボール。どちらかでもアウトを取っておけば2アウト二塁という状況ですけど、そうじゃないというのが、うーん」と首をひねった。さらに3番手の桐敷は1死一、二塁でマウンドに上がり、1番水野に四球。続く代打カストロに左前2点適時打を浴びた。その後も暴投でさらに1点献上。7回の3失点が重く響いた。藤川監督は「桐敷もフォアボールですけど、そこで勝負してもらわないとね。出している方に責任はありますけど、やらなければいけないことは彼らにもあるでしょうね」と語った。阪神工藤(7回に登板し先頭からの安打、四球でピンチを招き、今季10試合目で初失点)「(四球が絡んだのは)反省しないといけないところでもありますし、次の投球にも生かしていかないといけないところ」阪神桐敷(7回1死一、二塁で工藤を救援も満塁にピンチを広げ、カストロに2点適時打)「工藤には申し訳ないことしたなと思っています。もっと、勉強していきたいと思っています」

◆阪神は投打がかみ合わず、今季3度目の完封負けを喫した。交流戦黒星スタートで連勝は「5」でストップ。昨季の沢村賞右腕、日本ハム伊藤大海投手(28)に力でねじ伏せられ、藤川球児監督(45)は「いいピッチングをされました」と脱帽した。8回までは三塁を踏めなかった。4番佐藤は内角攻めで封じられる。本人は「そこは特に」と気にしなかったが「状態が良くなかったので最後ちょっと修正して。悪くないと思う」。言葉通り、最終回は森下、佐藤、大山の3連打で無死満塁の絶好機を作った。主軸トリオが意地を見せたが、後続凡退で伊藤に今季初完封を献上した。藤川監督が苦言を呈したのは0-1の7回に登板したリリーフ陣。2番手工藤は7番万波の安打、8番細川への四球でピンチを背負う。指揮官は「『投手・伊藤』が打席に入るのが見えてるところで、先頭ピッチャー強襲で次フォアボール。どちらかでもアウト取っておけば2アウト二塁という状況ですけど、そうじゃないというのが、うーん」と首をひねった。3番手桐敷も四球と暴投が絡んで失点。最後までこの回の3失点が響いた。「出している方に責任はありますけど、やらなければいけないことは彼らにもあるでしょうね」。この1敗を糧にしたい。【只松憲】

◆日本ハム新庄剛志監督(54)が、監督通算300勝に到達した。26日、「日本生命セ・パ交流戦」が開幕。初戦でセ・リーグで首位争いする阪神と対戦し、フランミル・レイエス外野手(30)の9号ソロで先制し、エース伊藤大海投手(28)が130球の熱投で今季初完封。チームの連敗を3で止め、ハーラー単独トップの6勝目を挙げた。5年目の新庄監督は、パフォーマンスも封印し、交流戦での巻き返しを狙う。日本ハムが交流戦初戦を制し、新庄剛志監督(54)は監督通算300勝に到達した。フランミル・レイエス外野手(30)の1発で先制した。伊藤大海投手(28)と阪神西勇との投げ合いで、スコアが動かないまま迎えた6回。1死からレイエスが西勇の変化球をとらえ、豪快にセンターバックスクリーンへ放り込む9号ソロ。先手を取った。打線は7回にも2番手工藤らを攻め、相手バッテリーミスもあり3点を追加。伊藤は130球の熱投で今季初完封。リーグ単独トップの6勝目を挙げた。阪神OBでもある新庄監督は「(かつて本拠地だった)甲子園で(300勝を)できたのはうれしい。うれしいけど、トップじゃないからね」と先を見すえた。ソフトバンクに3連敗を喫し、借金3で突入した交流戦。セ・リーグ首位の阪神に快勝発進で、巻き返しをはかる。新庄監督が監督通算300勝を達成した。通算成績は300勝302敗15分け。日本ハムで300勝以上は栗山監督684勝、大沢監督631勝、水原監督526勝、ヒルマン監督349勝、上田監督310勝、梨田監督301勝に次いで7人目。過去の6人は日本ハムでプレーしておらず、選手でも在籍したOB監督では初の300勝。

◆阪神西勇輝投手(35)が6回1失点で今季初黒星を喫した。5回まで無失点の好投も、6回、レイエスにバックスクリーンへの先制ソロを被弾。「結果、負けているので。チームにいい流れを持ってこれなかった」。甲子園での今季初登板を白星で飾れず、自身の連勝も3で止まった。もっとも、この日の2奪三振で通算1500奪三振まで残り3となり、球団5人目の偉業にまた一歩近づいた。

◆阪神伏見寅威捕手(36)が昨季最優秀バッテリーを受賞した元相棒の日本ハム伊藤大海投手(28)から安打を放った。3回の第1打席、5球目をスイングすると遊撃への内野安打となりこれがチーム初安打。古巣との対戦には「意識しなかったかって言ったらうそになっちゃうんですけど。相手がどうこうとかも言ってられない。自分の成績ももっともっと上げていかなきゃいけない」と2戦目以降に引き締めた。

◆日本ハムが、交流戦初戦を制し、新庄剛志監督(54)は監督通算300勝に到達した。伊藤大海投手(28)は阪神を完封し、リーグ単独トップの6勝目をあげた。伊藤が阪神戦で初の完封勝利。伊藤の交流戦での完封は24年6月12日中日戦、25年6月20日中日戦に次いで3年連続3度目。交流戦での最多完封はダルビッシュ(日本ハム)と則本(巨人)の通算5度があるが、3年連続で完封勝利を記録したのは伊藤が初めて。

◆日本ハム先発の伊藤大海投手(28)が9回130球を投げ、7安打無失点で今季初完封勝利を挙げた。4点リードの9回は無死満塁のピンチも、最後は阪神の代打小幡を外角への直球で空振り三振に切り、自己最多タイの13奪三振。「めちゃくちゃ気持ちよかった」。4連勝でリーグトップ6勝目。0-0の5回1死一塁では昨季から目指していたプロ初犠打も決め「うれしかった。時が止まりました」と笑顔だった。伊藤が阪神戦で初の完封勝利。伊藤の交流戦での完封は24年6月12日中日戦、25年6月20日中日戦に次いで3年連続3度目。交流戦での最多完封はダルビッシュ(日本ハム)と則本(巨人)の通算5度があるが、3年連続で完封勝利を記録したのは伊藤が初めて。

◆日本ハム新庄剛志監督(54)が、監督通算300勝に到達した。26日、「日本生命セ・パ交流戦」が開幕。初戦でセ・リーグで首位争いする古巣の阪神と対戦し、フランミル・レイエス外野手(30)の9号ソロで先制し、エース伊藤大海投手(28)が130球の熱投で今季初完封。チームの連敗を3で止め、ハーラー単独トップの6勝目を挙げた。5年目の新庄監督は、パフォーマンスも封印し、交流戦での巻き返しを狙う。他人のメモリアルはとても大事にするが、自分の記録などに関しては、まるで興味がないのが新庄監督だ。4月17日、ルーキー大塚が初打席初安打を放つと、ベンチ前に飛びだし、二塁上の大塚に向かって何度も両手を突き上げ歓喜した。「プロ人生のスタートだから」と、どの選手でも初安打、初本塁打、初勝利など記念になるボールの回収役を、買って出る。半面、自分の節目や記録などの質問には「いや、その話はもういい。興味ない」と一蹴。違う話題を求める。就任1年目の22年9月17日ロッテ戦前、札幌ドームで他のOB選手らとメモリアルピッチセレモニーを行った直後、ゴールデングラブ賞でもらった黄金グラブをスタンドに投げ入れた。なかなかもらえない貴重な"勲章"も「僕は執着がない。(トロフィーなども)なんにもない。どこにあるかもわからない。興味がない。喜んでもらえる方が、すごくうれしい」。ゴールデングラブ賞のグラブも、既に9個を人にあげてしまい、それが最後の10個目だった。300勝のボールも「もらってない。もらったらスタンドに投げるよ。間違いない」。足跡を振り返らない。そんな人だ。【永野高輔】新庄監督が監督通算300勝を達成した。通算成績は300勝302敗15分け。日本ハムで300勝以上は栗山監督684勝、大沢監督631勝、水原監督526勝、ヒルマン監督349勝、上田監督310勝、梨田監督301勝に次いで7人目。過去の6人は日本ハムでプレーしておらず、選手でも在籍したOB監督では初の300勝。

◆阪神ドラフト1位、立石正広内野手(22)は4打数無安打に倒れ、デビューから続いた連続安打記録は5試合で止まった。「もったいない打席もあった。しっかり反省してから寝ようかなと思います」プロ初の2番で出場。昨季の沢村賞右腕、日本ハム伊藤を前に、4回まで中飛と遊ゴロ。6回の第3打席はファウルで粘るも、8球目に空振り三振に倒れた。0-4の8回2死一塁では、低め変化球に2球連続空振り。最後は外角150キロに手が出ず、天を仰いだ。「甘い球もあったと思うので、しっかり振り負けないパワーがなかった。最後になって変な力みとか焦りが出た部分もあった。勉強かなと思います」表情を変えることなく、冷静に自己分析。81年原辰徳(巨人)の新人のデビューから6試合連続安打のセ・リーグ記録には届かなかった。守備では初めて甲子園の三塁に就いた。0-0の2回2死一、二塁。三塁側ファウルゾーンへの飛球を、フェンス際で好捕。「あまり守備機会なかったですけど、しっかり集中して守れた」とうなずいた。虎の黄金ルーキーは、一流投手からの学びを糧にする。【村松万里子】

◆阪神は5連勝で首位に浮上し、交流戦に突入した。注目のドラフト1位・立石正広内野手(22)=創価大=は「2番・三塁」で先発。2番から5番までドラ1カルテットが並ぶ新打順となった。甲子園で三塁を守るのは、高川学園高3年夏に甲子園に出場して以来5年ぶり。「8番・捕手」で出場する伏見寅威捕手(35)は古巣対決となる。先発のマウンドに上がるのは西勇輝投手(35)。交流戦での登板は2024年6月13日のオリックス戦(京セラ)以来。今季3戦3勝、防御率2・25を誇るベテラン右腕は、通算1500奪三振にあと「5」に迫っている。

◆阪神のドラフト1位・立石正広内野手(22)=創価大=の好守がチームを救った。0-0の二回、先発の西勇輝投手(35)が2死から安打と四球で一、二塁を招いた。一打先制のピンチも、8番・細川を外角低めのシュートでファウルフライに。打球は浜風に流されたが、三塁・立石がフェンスに接触しながら捕球しピンチを脱した。

◆日本ハム・清宮幸太郎内野手(27)が「3番・左翼」で先発出場した。交流戦でのセ・リーグ本拠地開催試合でDH制がないため、レイエスが一塁を守ることで、清宮幸が左翼に回った。27歳を迎えた前日25日には、大阪に父・克幸氏(58)ら家族が訪れ、誕生会を兼ねて会食。「僕史上、一番の年にしたいです。まずは甲子園でいいプレーができたら。いっちょ暴れます」と話した。5月に入って(25日現在)、打率・167(66打数11安打)と低空飛行が続く。ソフトバンクに開幕から8戦全敗となった24日には「向こうが強いっていうよりも、チャンスをものにできていない。僕もチャンスがあったし、最後(1点を追う九回2死一塁で三飛)も打てるボールだったので、そこはすごく責任を感じています」と唇をかんだ。それでも、「自らの原点」と話す甲子園での交流戦開幕に向けて、清宮幸は「もう切り替えて、心機一転やっていくしかない。いいきっかけにしたい」。聖地でのプロ初アーチを狙う。一回2死無走者の第1打席は見逃し三振に倒れた。

◆阪神・伏見寅威捕手(36)が古巣相手に強肩を披露した。0-0の三回1死一塁、2番・矢沢を迎えた場面。昨オフにトレードで日本ハムから新加入した伏見が、二盗を敢行した一走の水野を刺した。これが今季初の盗塁刺。直後に先発の西勇が矢沢に中前を浴びたため、チームを救う大きなプレーとなった。

◆阪神・岡田彰布オーナー付顧問(68)が読売テレビの中継で、阪神OBの赤星憲広氏(50)、日本ハムOBの鶴岡慎也氏(45)と解説を務めた。阪神のドラフト1位の立石(創価大)が初めて2番に入ったことについて「2番ね、う~ん(交流戦は)3カードDHがあるから、そういうことも考慮しての2番かもわからんね」と分析。同時に「誰が何番を打っても、あまり変わらない。並びだけ。(各自が)やることはわかっているから」と、強固な攻撃陣に信頼感をのぞかせた。

◆阪神・伏見寅威捕手(36)が古巣相手にヒットを放った。0―0の三回1死走者なし、チームはここまで伊藤大海投手(28)相手に無安打と苦しんでいた中で伏見が打席に入った。カウント2―2から150キロ直球に食らいつくと、打球は遊撃左へ。激走で内野安打とし、この日のチーム初安打をマークした。伏見はオフにトレードで日本ハムから加入。昨季は伊藤とパ・リーグの最優秀バッテリーを受賞していた。かつての相棒から意地を見せた。

◆阪神・岡田彰布オーナー付顧問(68)が読売テレビの中継で、阪神OBの赤星憲広氏(50)、日本ハムOBの鶴岡慎也氏(45)と解説を務めた。岡田氏が指揮をとっていた2024年の交流戦(甲子園)、日本ハム・新庄監督がメンバー交換時にタイガースの特注ユニホームで登場した映像が流れると、当時の心境について「また代表に怒られるわって(笑)。隠れてたでしょ、直前まで」とうれしそうに回顧。今回はサプライズはなかったが「首位だったら(何か)着ているよ。4位だからな」と〝岡田節〟で檄を飛ばしていた。

◆阪神・岡田彰布オーナー付顧問(68)が読売テレビの中継で、阪神OBの赤星憲広氏(50)、日本ハムOBの鶴岡慎也氏(45)と解説を務めた。昨年の沢村賞投手、日本ハムの先発・伊藤は強力阪神打線に対し、立ち上がりから内をどんどん突く投球を披露。四回1死一、二塁で、大山を内角攻めから最後、外角スライダーで空振り三振に仕留めると、岡田顧問は「こういう攻めに弱い」と指摘。内角外角、高め低めなどを交互に突いていくより、徹底的に内角を続けてから最後外角、など極端な方が効果的だといい「ヤクルトの山野とかね。バッターは(同じ球種が)まだ来るの? の方が迷うんよ」と打者心理を語った。

◆五回、先発・西勇輝投手(35)がこの試合初めて三塁にランナーを背負ったが、ピンチを脱出した。1死から8番・細川に右前打を許すと、9番・伊藤の犠打で二進を許す。1番・水野には初球を左前にはじき返されるも、2戦連続左翼に入った森下翔太外野手(25)の好返球で本塁突入を阻止。なおも2死一、三塁とピンチは続いたものの2番・矢沢をニゴロに抑えスコアボードにゼロを刻み喜びを表現した。

◆阪神・西勇輝投手(35)が先制のソロ本塁打を浴びた。0―0の六回、先頭の清宮の遊撃方向へのライナーは木浪の好捕で打ち取るも、続くは昨季のパ・リーグ本塁打王のレイエス。初球のスライダーを完ぺきに捉えらえると打球はバックスクリーンに一直線。中堅手・高寺は見上げるしかなかった。五回まではピンチを招きながらも要所を締める投球を見せていたベテラン右腕だったが、手痛い一発を浴びた。

◆阪神・岡田彰布オーナー付顧問(68)が読売テレビの中継で、阪神OBの赤星憲広氏(50)、日本ハムOBの鶴岡慎也氏(45)と解説を務めた。デビューから5試合連続安打中のドラフト1位・立石(創価大)の打撃を、改めて「準備がいいよね」などと高く評価。また、気になるポイントについては「もうちょっと下半身...俺はスタンスがね。もうちょっと、どっしりと。(スタンスが)狭いから、差し込まれたとき、後ろの足が浮いてしまうもんね。2軍のときはもっと狭かったよ」と指摘した。

◆先発した阪神・西勇輝投手(35)は6回5安打1失点だった。初回を三者凡退で好発進を決めると、以降はピンチを背負いながらもベテランらしく要所を締めた。五回2死一、三塁の場面では2番・矢沢を内角へのスライダーで凡打に仕留めた。六回には、昨季パ・リーグの本塁打&打点王のレイエスにバックスクリーンへの先制ソロ本塁打を被弾したが、強打の日本ハム打線を相手に先発の役割を果たした。三振も2つ奪い、通算1500奪三振まであと「3」に迫った西は「交流戦のスタートで明日へも中継ぎ陣へもいいバトンを渡せるようにとにかく丁寧に投げていくことができました。1点は失ってしまいましたが自分の役割は果たせたと思います」とコメントした。

◆七回に先発・西勇輝投手(35)からバトンを受けた工藤泰成投手(24)がピンチを背負うと、代わった桐敷拓馬投手(26)が適時打と暴投で追加点を許した。先頭7番・万波に投手強襲の内野安打を許すと、8番・細川に四球を与える。続く9番・伊藤は犠打三振に抑え、ここで3番手・桐敷が登板するも1番・水野に四球を与え、1死満塁から代打・カストロに左前2点適時打を許した。なおも1死一、二塁も3番・清宮は遊ゴロで打ち取る。その後4番・レイエスは申告四球で勝負を避けるも、5番・奈良間の初球が暴投となり三走に生還を許し4点目を献上した。工藤は今季10登板目で初の失点となった。

◆阪神・岡田彰布オーナー付顧問(68)が読売テレビの中継で、阪神OBの赤星憲広氏(50)、日本ハムOBの鶴岡慎也氏(45)と解説を務めた。交流戦の思い出について「交流戦の(通算)100勝、一番乗りは俺なんよ」と岡田顧問。オリックス監督時代の2010年には優勝したが「交流戦、楽やったな~。パは(当時)強かったからね、ソフトバンクとか...。鶴岡は(日本ハムで)ダルビッシュ(現パドレス)と組んでたよな」と回顧。そこから、ダルビッシュについて驚きの〝攻略法〟も。「二塁に(バントで)送ると、ギアが上がるから無理やって。だから一塁のときは(送らず)」エンドランで二塁打を狙った。一塁から一気にかえってこいって」。大エースに対して、チャンスを〝作らない〟で点を取ることを考えていたようだ。

◆阪神は日本ハムに敗れ、交流戦は黒星スタートとなった。先発した西勇輝投手(35)は6回5安打1失点と好投。六回にレイエスにソロ本塁打こそ浴びたが、要所を締める投球で先発の役割を果たした。しかし、2番手の工藤が七回にピンチを招くと、スイッチした桐敷も日本ハム打線の流れを止めきれずこの回一挙3失点を喫した。打線は昨季の沢村賞投手・伊藤大海投手(28)に大苦戦。7安打完封勝利を献上した。九回には森下、佐藤、大山がつなぎ無死満塁の絶好機を作るも、1点も奪えなかった。試合前時点で、プロデビューから5試合連続安打中だったD1位・立石正広内野手(22)=創価大=も快音は響かず、1981年の原辰徳(巨人)のセ・リーグ新人記録には並べなかった。

◆日本ハムが連敗を3で止めた。伊藤が今季初完封でパ・リーグ単独トップの6勝目。球威があり、無四球で13三振を奪った。六回にレイエスの一発で均衡を破り、七回に代打カストロの2点打などで3得点。阪神は連勝が5でストップ。

◆日本ハム・新庄監督が監督通算300勝(302敗15分け)に到達した。日本ハム(前身を含む)の監督で通算300勝以上をマークしたのは、栗山英樹(684勝)、大沢啓二(631勝)、水原茂(526勝)、ヒルマン(349勝)、上田利治(310勝)、梨田昌孝(301勝)に次いで7人目。

◆阪神は交流戦黒星スタートで連勝が「5」で止まった。両軍無得点で迎えた六回1死、西勇輝投手(35)がフランミル・レイエス外野手(30)に浴びたソロ本塁打が決勝点となった。七回は工藤泰成(24)、桐敷拓馬(26)の両投手で3点を失った。中野拓夢内野手(29)が「1番」に入った打線は伊藤大海投手(28)から九回、クリーンアップの3連打で塁を埋めたが、後続を断たれ、今季3度目の零敗を記録した。初の「2番」(三塁)に入ったD1位・立石正広内野手(22)=創価大=は4打数無安打2三振でデビューからの連続試合安打は「5」で止まった。6回5安打1失点降板の西勇は初黒星(3勝)。

◆阪神はようやく勝ちパターンの方程式は確立されつつある。だが、ビハインドで登場する投手たちは、あと一歩の安定感が欠ける。完敗の試合の中で、その課題が浮き彫りになった。1点リードされた七回に2番手で登板したのが工藤。万波の投手強襲安打の後、細川を簡単に歩かせてしまった。その後、1死一、二塁から救援した3番手・桐敷はいきなり水野を歩かせた。先発投手が長いイニングを投げ、流れの中で2、3個の与四球はよくくあること。だが、短いイニングを投げる救援陣は1つの与四球でも、まず間違いなく失点につながってしまう。救援投手の与四球は失策と同じ。相手先発の伊藤を見ながら、攻めの投球のすばらしさを感じていた。150キロの速球を生かすために、ちょっと抜いたスライダーをうまく使っていた。常に攻めて、無四球完封だ。阪神の中継ぎ陣が攻めていないとは思わない。もうひと踏ん張りを期待したいのだ。先日の7点差逆転勝ちを思い出してほしい。劣勢を踏ん張っていたら、あんなことだって起きるのだから。(サンケイスポーツ専属評論家)

◆日本ハム・伊藤大海投手(28)が130球、13奪三振、無四球の熱投で今季初完封。パ・リーグ単独トップの6勝目を挙げた。「最後まで強気に投げられた」。九回無死満塁の大ピンチも、後続を150キロ超の直球でねじ伏せた。実は試合前、新庄監督から叱り飛ばされたという。詳細な内容は明らかにしなかったが、「やらかしたわけじゃないけど、僕の不注意というか、心配をかけた」と話し、意地の完封で指揮官に監督通算300勝(302敗15分け)をプレゼント。「監督は興味ないと思うけど、僕としてはすごく意識していた部分。状態が悪いときも自分を信じてくれた。監督の節目の勝利を自分が飾れたのはすごくうれしい」と振り返った。3連敗中のチームを救うエースの快投に、新庄監督も「当たり前のことができてなかったら、ちゃんと叱る。で、この結果。許す(笑)」と目を細めた。(東山貴実)

◆「日本生命セ・パ交流戦」が開幕し、阪神は日本ハムに0―4で敗れて今季3度目零封負け。初めて「2番」で出場したドラフト1位・立石正広内野手(22)=創価大=は4打数無安打で、初出場から6試合目で初めて快音なし。チームもドライチのデビューから続いていた連勝が5で止まった。昨季の沢村賞に輝いた伊藤に完璧に封じられた悔しさを糧に、さらなる成長につなげる。球界一の先発投手に贈られる沢村賞。昨季、その栄誉に輝いた右腕は、やはりただ者ではなかった。阪神打線は9イニング無得点に抑え込まれ、今季3度目の零封負け。連勝が5でストップし、デビューから続いていた立石の連続安打も5試合で途切れた。「何球か甘いボールもあったと思うので、そこでしっかり振り負けないパワーがなかった。変な力みとか、焦りが出た部分もあったので、勉強かなと思います」初めて「2番」で出場。2~5番にドライチカルテットが並ぶ新打順で臨んだが、先発・伊藤の前に本塁へ走者を迎え入れることはできなかった。1点を先制された直後の六回に迎えた第3打席、右腕の速球に食らいついて8球粘るも、最後は外角スライダーに空振り三振。八回2死一塁ではスライダー2球にバットは空を切り、最後は低め150キロ直球に手が出なかった。積極性が持ち味のルーキーはプロ入り後初の見逃し三振を喫し、天を仰いだ。藤川監督は「まあ無四球ですからね。いいピッチングをされましたね。伊藤投手がきょうは素晴らしかった」と右腕に脱帽。立石が伊藤に苦戦したことには「現役生活でいろんな投手と対戦していく。日々勝負ですから」と、今後の糧にすることを期待した。立石は守備では5年ぶりに甲子園のホットコーナーを守った。三塁に就くのは、山口・高川学園高3年夏以来。ガッツあふれるプレーで投手を救った。二回2死一、二塁で細川の飛球は、強く吹いた浜風に流され三塁ファウルゾーンへ。カメラマン席が迫る中、フェンスにぶつかりながらも懸命に白球をつかんだ。「まだ今日はゴロとか、あんまり守備機会がなかったんですけど、しっかり集中して守れていたと思います」3年連続で負け越している交流戦は黒星スタート。それでも2位ヤクルトが延長戦の末に西武に敗れ、首位をキープした。「もったいない打席もあった。そこはしっかり反省してから寝ようかなと思います」黄金ルーキーは経験と悔しさを力に変える。好投手との真剣勝負は、立石にとってかけがえのない財産となる。(萩原翔)阪神は5月17日の広島戦(甲子園)以来、今季3度目の零封負け。完封負けは同15日の同戦(同)に栗林に許して以来で同2度目。日本ハム・伊藤とは2024年以来2年ぶりの対戦で、通算3試合で0勝2敗。

◆昨季まで所属した古巣との初対決だった阪神・伏見寅威捕手(36)に笑顔はなかった。最も恐れていたレイエスの一発に泣いた。「バッテリーの中でもそれだけは言っていた。ああやって1点が入ると、次の回にもつながってくるチーム」対戦を控え「レイエスは爆発させないように」と、昨季パ・リーグの本塁打&打点王を警戒していた。パ・リーグ経験を持つ西勇との同学年バッテリーで五回まで無失点も、0―0の六回に助っ人砲に失投気味の変化球をバックスクリーンに運ばれた。昨季の最優秀バッテリー賞を受賞した伊藤から三回に内野安打をマークしたが「(古巣を)意識しなかったといえば?になるが、今は相手がどうこう言ってられない。打席ではもっともっと成績を上げていかないといけない」と危機感を口にした。(秋葉元)

◆阪神・佐藤輝明が0-4の九回無死一塁で、今春のWBCで同僚だった伊藤から右前打。連続試合安打を今季最長の8に伸ばした。「最後ちょっと修正して、いいところに飛んでくれた。よかった」。大山も安打で続いて無死満塁としたが、後続が倒れて完封負け。虎の4番は「(調子は)悪くないと思うので」と27日の第2戦での雪辱を誓った。

◆阪神・森下翔太がチーム唯一のマルチ安打と気を吐いた。3月のWBCで同僚だった伊藤に対し、四回に左前打。0-4の九回先頭でも左前打で口火を切った。「両サイドにしっかりコントロール良く投げられるのと、ピンチを背負ったときにギアを上げるのは、さすがだなと思った」。チームは完封負けを喫したが、好投手からの2安打で意地を示した。

◆0―1の七回に2番手で登板した阪神・工藤泰成が今季10登板目で初失点を喫した。先頭に投手強襲安打を浴びると、次打者には四球を与えて1死しか取れずに降板。「ヒットを許した後のバッターを切れなかったのが反省です。(四球も)反省しないといけないところですし、次の投球に生かしていかないといけないです」と気持ちを切り替えた。

◆阪神・西勇輝投手(35)は6回1失点と先発の役割は果たすも唇をかんだ。「負けているので、チームにいい流れをもってこられなかったのが現状」。今季4登板目にして初黒星。ベテランらしく要所を締める投球で五回までゼロを並べたが、六回にレイエスに一発を浴びた。「結果論を言われても仕方がないので、その一球を切り替えていくしかない」と前を向いた。

◆阪神・桐敷拓馬投手(26)は七回1死一、二塁で工藤からバトンを受けたが、相手の流れを止められなかった。代打・カストロに2点打を許すと、自身の暴投もあり3点目を献上。「工藤には申し訳ない。もっと勉強していきたいです」と悔しさをにじませた。ここまでドリスに次ぐチーム2番目の18登板も、防御率は7・04。貴重な左腕リリーフなだけに、桐敷の復調が交流戦の鍵を握りそうだ。

◆おみそれ致しましたー!! 流石です。パ・リーグを代表する投手、伊藤大海さまには、かないまへ~ん!九回ノーアウト満塁のチャンスをつくった阪神ですが、ぶっちゃけ同点、逆転なんて気配は全く感じられないくらいに『強い投手』だったのだ!!セ・リーグにはいない? う~ん、しいて言えばコントロールが完璧な中日の高橋宏斗投手かなぁ...。阪神先発の西勇は六回に浴びたレイエスの一発だけでよく放ってくれたのだ! だったら七回も続投でええやんかー!という声もあるだろうけど、ある意味、交流戦という短期決戦でパ・リーグに対し、どの中継ぎが使えるのか? それを試すことも必要だろうし...。万波からだから一発を恐れた? にしても2番手の工藤はアカンやろー! 内野安打はともかく下位打線の細川に四球を出すか~!結果だけみれば3番手の桐敷が打たれたようにみえるだろうが、その原因をつくったのは工藤なのだ!! 球が速い、スライダーでストライクがとれるのは1軍半! さ、この先、ホンモノの工藤を見せてくれー!!

◆新庄様のお帰りだ。藤川監督よりちょっと遅れてグラウンドに登場したメンバー表交換。甲子園球場の360度から大きな大きな拍手がわき起こった。愛されキャラを、阪神ファンがみんなで大歓迎した「5・26」の夜だった。ちょうど34年前の1992年5月26日、阪神入団3年目の新庄というハタチのプリンスの伝説が始まった。「7番・サード」1軍に昇格して最初の試合の二回裏の第1打席。思い切り振り抜いたバットから生まれた打球は、ラッキーゾーンが撤去されたばかりの左翼ポール際に飛び込んだ。衝撃のプロ1号。これが決勝点となる。いきなりお立ち台。ヒーローになった。当時、40人枠という奇妙(?)なルールがあり、この40人に入っていなければ1軍でプレーできなかった。新庄は開幕時に、この枠から漏れた。すごく落ち込んでいた。が、故障者が出て、補充で枠に入ったのが4月下旬。さらに主砲オマリーがまさかの故障で離脱。2軍でショートを守っていた新庄が1試合だけサードで出場。すぐに1軍に昇格する。偶然に次ぐ偶然。ミラクルが重なっての1軍だった。「実は昇格した最初の試合が福島、次が仙台。でも、ボクは甲子園の試合が最初にしたかったので、東北の2試合はずっと、『雨降れ!』と祈り続けたんです」すると、2試合とも雨天中止。「甲子園で1軍登場!」の願いはかなってしまう。ホンマかいな?!どう考えても、後付けのような気がするのだが、本人がそう主張するから、今ではそれが真実になっている。

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
ソフトバンク
100 1.000- 178332 0.2652.000
1
日本ハム
100 1.0000 174010 0.2730.000
1
ORIX
100 1.0000 177100 0.2651.000
1
西武
100 1.0000 172100 0.2250.820
1
ロッテ
100 1.0000 173100 0.2631.000
1
中日
100 1.0000 171010 0.2140.000
7
楽天
010 0.0001 170100 0.1881.130
7
広島
010 0.0001 171310 0.1331.000
7
阪神
010 0.0001 170400 0.2004.000
7
DeNA
010 0.0001 171700 0.1005.000
7
巨人
010 0.0001 173800 0.2978.000
7
ヤクルト
010 0.0001 171212 0.1350.820

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
28181 0.609
(↓0.013)
-
(-)
96189
(-)
157
(+4)
36
(-)
30
(-)
0.258
(↓0.001)
3.190
(↓0.02)
2
(-)
ヤクルト
28190 0.596
(↓0.013)
0.5
(-)
96164
(+1)
152
(+2)
31
(+1)
36
(+2)
0.241
(↓0.002)
3.040
(↑0.06)
3
(-)
巨人
24230 0.511
(↓0.011)
4.5
(-)
96144
(+3)
161
(+8)
37
(-)
32
(-)
0.229
(↑0.002)
3.190
(↓0.1)
4
(-)
DeNA
21242 0.467
(↓0.01)
6.5
(-)
96168
(+1)
177
(+7)
23
(-)
25
(-)
0.244
(↓0.003)
3.210
(↓0.04)
5
(-)
広島
18252 0.419
(↓0.01)
8.5
(-)
98132
(+1)
143
(+3)
27
(+1)
29
(-)
0.215
(↓0.002)
2.890
(↑0.04)
6
(-)
中日
16301 0.348
(↑0.015)
12
(↑1)
96157
(+1)
181
(-)
34
(+1)
19
(-)
0.238
(↓0.001)
3.610
(↑0.08)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
西武
28201 0.583
(↑0.009)
-
(-)
94182
(+2)
155
(+1)
41
(-)
17
(-)
0.249
(↓0.001)
2.650
(↑0.05)
2
(-)
ORIX
27200 0.574
(↑0.009)
0.5
(-)
96171
(+7)
162
(+1)
29
(-)
18
(-)
0.241
(-)
3.290
(↑0.05)
3
(-)
ソフトバンク
24220 0.522
(↑0.011)
3
(-)
97202
(+8)
174
(+3)
44
(+3)
21
(+2)
0.245
(↑0.001)
3.340
(↑0.04)
4
(-)
日本ハム
24260 0.480
(↑0.011)
5
(-)
93203
(+4)
201
(-)
61
(+1)
26
(-)
0.239
(↑0.001
3.840
(↑0.08)
5
(-)
ロッテ
22250 0.468
(↑0.011)
5.5
(-)
96154
(+3)
182
(+1)
35
(-)
22
(-)
0.240
(-)
3.510
(↑0.05)
6
(-)
楽天
19271 0.413
(↓0.009)
8
(↓1)
96146
(-)
167
(+1)
30
(-)
25
(-)
0.243
(↓0.001)
3.420
(↑0.05)