| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
阪神 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | 9 | 0 | 0 |
巨人 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 |
|
勝利投手:村上 頌樹(3勝3敗0S) 敗戦投手:ウィットリー(1勝3敗0S) | |||||||||||||
![]() |
巨人戦チケット予約
|
阪神戦チケット予約
|
◆阪神が4連勝。阪神は0-0で迎えた5回表、立石の適時打で2点を先制する。続く6回には、木浪の適時打が飛び出し、貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・村上が9回3安打無失点の快投。今季初完封で3勝目をマークした。敗れた巨人は、打線が沈黙した。
◆先発全員安打の白星の裏には、ベテラン助っ人の仕事ぶりもあった。阪神は22日の巨人戦に勝利し、雨天中止を挟んで3連勝。打線は4回までに7点をリード。先発の高橋遥人投手(30)も5回まで順調に0を並べていたが、6回に失点。7回にもキャベッジの2ランを含む3点を失い、途中降板。2死走者なしから及川雅貴投手(25)が好救援した。7-4の8回にマウンドに上がったのは、ラファエル・ドリス投手(38)。4番ダルベックからの打順で四球を与えるも、続く岸田を遊ゴロ。代打大城に中前打を浴びたが、今度は増田陸を153キロツーシームで見逃し三振。最後は佐々木を同じく153キロツーシームで、空振り三振に仕留めた。藤川球児監督(45)は38歳のリリーバーに「やっぱりどれだけタフな場面を経験してきてるかというのは、すごく大切な、みんながね、強くなっていく存在だと思います。いい活躍でしたね、今日はね」と称賛の言葉。若手も多いブルペンで存在感は唯一無二だ。
◆阪神伏見寅威捕手(36)がベンチ登録を外れた。試合前の練習でグラウンドに姿を現したが、本隊とは別の動きで体を動かした。シートノックからも外れた。ここまで23試合に出場。最後の出場は20日の中日戦(甲子園)。21日は雨天中止、22日の巨人戦(東京ドーム)は今季全試合でバッテリーを組んでいた高橋遥人投手(30)の登板日だったが、坂本誠志郎捕手(32)がマスクをかぶっていた。この日は坂本が先発。24日は才木浩人投手(27)と梅野隆太郎捕手(34)のバッテリーが予想される。週明けからは交流戦がスタート。伏見の古巣・日本ハムと対戦する。
◆両チームのスタメンが発表され、阪神ドラフト1位の立石正広内野手(22)が2戦連続で「1番左翼」で先発する。前夜は猛打賞にプロ初打点を挙げ る活躍。待望の初アーチは出るか。
◆巨人は前日22日に大量得点で敗れ、阪神とのゲーム差は2・5に広がっている。8試合連続安打中と、1番打者として存在感を示していた平山功太内野手(22)が、22日阪神戦の走塁時に、左太もも裏を痛め、肉離れで離脱。代わって今季初昇格を果たした浅野翔吾外野手(21)が、「1番中堅」で起用され「2軍にいるときと変わらずに、しっかりやっていければと思います」と力を込めた。また、前日途中出場から三塁打を放った門脇誠内野手(25)は4月26日DeNA戦(横浜)以来の先発出場となった。
◆伝統の一戦は、立ち上がりから場内が騒然とした。初回2死、巨人先発フォレスト・ウィットリー投手(28)が投じた3球目のカットボールが、阪神森下の左腕に直撃した。森下は苦悶(くもん)の表情を浮かべ、その場に立ち尽くした。緊張感が漂う中、大城卓三捕手(33)がすぐに駆け寄った。キャッチャーミットで森下のお尻をポンとたたき、気遣いを見せた。その後、森下はゆっくりと一塁へ。ともに東海大相模出身の2人。先輩の気配りが空気を和らげた。
◆今季初1軍昇格で初スタメンに名を連ねた巨人浅野翔吾外野手(21)がいきなりラッキーな安打で出塁した。1回先頭、阪神村上の144キロ直球を打ち上げるも、レフト、センター、ショートがお見合いして間にポトリ。記録はセンターへの二塁打でいきなり今季初安打をマークした。前日22日の同戦で平山功太内野手(22)が左太もも裏の肉離れで負傷交代。この日から浅野が緊急昇格していた。浅野は高卒4年目の今季、ここまで1軍登録はないが、2軍では31試合に出場し打率3割8厘、OPS・821と打線をけん引。22日のハヤテ戦(静岡)では4打数2安打と状態の良さを示していた。
◆阪神森下翔太外野手(25)が死球を受けた。初回、2死から巨人ウィットリーの144キロが直撃。森下は今季5つ目の死球に「うわ」と声を上げ、首をひねって捕手の大城を凝視。一時不穏ムードが漂うも、一塁へ向かった。
◆阪神森下翔太外野手(25)が死球にブチ切れ寸前となった。初回2死から右腕フォレスト・ウィットリー投手(28=レイズ)の144キロが左肘付近を襲った。当たった瞬間に「うわー!」と絶叫。さらに大城卓三捕手(33)の方を向いて不満をあらわにした。大城は東海大相模の先輩だが、怒りを抑えるのに必死だった。森下の死球はリーグ最多の5個目。場内がどよめく中、一塁に歩いたが、しばらく不穏なムードがドーム内に充満した。
◆巨人先発のフォレスト・ウィットリー投手(28)が今季最速の156キロをマークし、4回まで7奪三振と快投を見せるなか、すしレースはイカが終盤に速さを見せ、勝利した。スタートから混戦模様のレース展開。横並びで中盤まで進んでいったが、最後まで加速したのはウニ、イカの2貫。両者譲らぬ競り合いだったが、米粒1粒差で振り切ったのはイカ。2番手以降は混戦の中、2着にウニ、3着にアナゴが入線した。イカはウィットリーの直球に負けず劣らずのスピードで早くも3勝目。右腕の本拠地初勝利に向け、勢いづけた。今季の戦績はマグロ4勝、コハダ4勝、イカ3勝、タマゴ2勝、かんぴょう2勝、アナゴ2勝、芽ネギ1勝、エビ1勝、ウニ1勝となった。▽すしレース 4回表終了時にイニング間イベントとして、米国の「ホットドッグレース」のような「すしレース」を開催している。ファン参加型のアクティベーションで出場者は「江戸前スーシーズ」に扮(ふん)して競走する。メンバーはマグロ、コハダ、タマゴ、エビ、アナゴの5貫に加え、今季から新メンバーのイカ、ウニ、芽ネギ、かんぴょうの計9貫。参加対象は公式ファンクラブ「CLUB GIANTS KIDS MEMBER」で当日の開場から1回裏終了まで応募受け付けし、東京ドーム内ファンクラブブースで抽選によって決定する。今シーズンからオフィシャルプレミアムスポンサー「DAZN」が提供する「DAZN presentsすしレース」として開催される。DAZNをご利用中の方および新規ご加入いただいた方の中から、毎試合抽選で1名(13歳未満)に、その日のペア観戦チケットとすしレースへの参加券がプレゼントされる。
◆阪神の苦境を打破したのはルーキー立石正広内野手(22)だった。巨人先発のフォレスト・ウィットリー投手(28)に苦しめられたが、立石は3回2死から左前にチーム初安打を放った。そして5回、四球と坂本誠志郎捕手(32)の左前打で初めて得点圏のチャンス。犠打で2死二、三塁とすると、立石は2球で追い込まれながら、4球目の外角154キロを強打。中堅右に鋭いライナーを飛ばし、2者を迎え入れた。立石は19日に1軍デビュー。以来、前日22日まで3試合連続2桁安打と打線が活発化している。
◆伝説の幕開けか猛打賞の翌日に先制タイムリールーキー・立石正広が眩しく輝く??巨人×阪神#阪神タイガース #だったらDAZN pic.twitter.com/5nVAmoF0fn
◆巨人先発フォレスト・ウィットリー投手(28=レイズ)が6回途中3失点で降板した。0-0の5回、四球と安打で2死二、三塁のピンチを作ると、阪神1番立石に中前2点適時打を許した。続く6回、1死一塁としたところで降板。後続が打たれ、追加点を与えた。立ち上がりから力強い直球で三振の山を築き8奪三振。今季最速の156キロをマークしたが、中盤に捕まり本拠地初勝利とはならなかった。
◆阪神立石正広内野手(22)が惜しくも満塁チャンスを逃した。6回2死満塁。交代したばかりの船迫大雅投手(29)から投手強襲の強烈なライナーを放った。船迫はグラブを出したがあまりの速さに間に合わず、右肩あたりに打球直撃。それでもすぐに球を拾い、一塁でアウトにした。左翼の阪神ファンは大歓声のち、大きなため息を吐いた。
◆阪神坂本誠志郎捕手(32)が塁審にポジション変更を要求する珍しいシーンがあった。6回1死一、二塁で打席へ。ここでタイムを要求、二塁塁審の敷田直人に対して、二塁側から遊撃側へのポジション変更を願い出た。敷田はすぐに応じて、投手と遊撃の間付近に移動した。無理を言った坂本は何度もヘルメットのつばを触って、感謝の意を示した。"視界良好"となった坂本は見事に中前打を放ち、満塁にチャンスを広げた。投手はサイド左腕の高梨雄平(33)だった。右打者の坂本からは球の出どころと二塁塁審が重なりそうな位置関係にあった。一、二塁の場合、一般的に二塁塁審はダイヤモンドの中に入って二塁けん制に備える。二塁側と遊撃側に構えるケースがあるが、左投手の場合は二塁側に位置どることが多い。
◆阪神が6回に3点目を奪った。1死一塁で先発フォレスト・ウィットリー投手(28)が降板。2番手で登板した左腕・高梨雄平投手(33)に対して高寺望夢内野手(23)が左前打、木浪聖也内野手(31)が適時中前打と左打者が連打した。高梨に対しては23年の近本光司外野手(31)、昨年の前川右京外野手(23)、中野拓夢内野手(29)と左打者が死球を受けており、名前がコールされると左翼席の阪神ファンは大きなブーイングを浴びせた。その高梨に打線が襲いかかり、にわかにビジター応援席が活気づいた。
◆左翼を守る阪神立石正広内野手(22)がファンと接触しながら邪飛をつかむ危険なシーンがあった。8回無死一塁で佐々木俊輔外野手(26)の飛球がグラウンドにせり出すエキサイトシーンのきわに上がった。左翼から全力で打球を追ってきた立石は捕球体勢に入ったが、フェンスにぶつかると同時に、立ち上がってグラブを差し出した男性ファンと接触。いち早く捕球していた立石は、倒れ込んだがボールは離さなかった。素早く立ち上がって返球したが、一塁走者にタッチアップで二塁進塁を許した。立石の好守もあってこの回も無失点に抑えた。
◆絶好調の阪神立石正広内野手(22)に代打が送られた。3-0の9回2死、代打嶋村麟士朗捕手(22)が告げられると左翼席の阪神ファンが不思議そうにざわめき立った。相手投手は右腕の田中瑛斗(26)だった。デビュー4試合目の立石はこの日も大活躍。「1番左翼」で先発すると3回にチーム初安打。5回には先制の2点中前打を放ち、4打数2安打だった。8回無死一塁の守備ではファウルエリアへの飛球を追いかけ、エキサイトシートの際で、立ち上がってグラブを差し出した男性ファンと接触。その場に倒れ込んでヒヤリとさせた。ボールは離さず、プレーを続行していた。
◆巨人は阪神に完封負けを喫し、今季3度目の3連敗となった。初回、今季初昇格の1番浅野翔吾外野手(21)が、野手の間に落ちるラッキーな二塁打を放ち、無死二塁の好機をつくったが、キャベッジ、吉川、ダルベックと主軸が3者連続ゴロアウトに倒れ、無得点に終わった。その後も、村上の低めを丁寧に突く投球に翻弄(ほんろう)され、7回まで21人連続アウトに仕留められた。3点を追う8回、大城卓三捕手(33)の右前打から1死二塁とし、初回以来となる得点圏に走者を進めたが泉口、門脇が凡退し、得点を奪えなかった。先発のフォレスト・ウィットリー投手(28)は6回途中3失点で降板した。0-0の5回、四球と安打で2死二、三塁のピンチを招くと、阪神1番立石に中前2点適時打を許した。6回1死一塁としたところで、交代が告げられた。後を受けた高梨雄平投手(33)が3連打を浴び、追加点を与えた。ウィットリーは今季最速の156キロをマークし、8奪三振と力強さは見せたが、中盤に捕まり3敗目。本拠地初勝利とはならなかった。2位阪神とのゲーム差は3・5に広がった。
◆阪神が黄金ルーキーの活躍で、今季最長タイの4連勝とした。2戦連続で「1番左翼」で先発したドラフト1位立石正広内野手(22)が、この日も躍動した。0-0で迎えた5回。1死から木浪聖也内野手(31)が四球で出塁。坂本誠志郎捕手(32)が左前打でつないで、村上が犠打で2死一、二塁と好機を拡大。ここで立石が巨人先発ウィットリーの高め154キロ直球をはじき返し、2点先制の中前適時打を放った。4回までわずか1安打に抑えられた助っ人を攻略。すると続く6回には先頭佐藤輝明内野手(27)が中前打で出塁。1死から高寺望夢内野手(31)、木浪の連打で1点を追加した。先発の村上頌樹投手(27)は、今季初の完封勝ちで3勝目。初回、先頭の浅野にいきなり二塁打を浴び1死三塁のピンチを招くも、吉川を一ゴロ、ダルベックを遊ゴロと中軸を打ち取り無失点。危なげない投球で快勝に導いた。
◆阪神村上頌樹投手(27)が今季初完封で3勝目を挙げた。あと1人で完封を逃した前回16日の広島戦(甲子園)から中6日。初回、巨人先頭、浅野の打球に遊撃、左翼、中堅がお見合い。不運な二塁打で出塁を許すも、後続をきっちりと抑えた。尻上がりに状態を上げ、7回は2番キャベッジ、3番吉川、4番ダルベックを3者連続空振り三振。3-0の8回に先頭の大城に左前打を許すも、最後は門脇をスライダーで中飛に打ち取り、拳を握った。
◆巨人が阪神村上を前に完封負けを喫し、今季3度目の3連敗となった。1回、今季初昇格で即1番起用した浅野翔吾外野手(21)が、野手の間に落ちるラッキーな二塁打。無死二塁の好機をつくり、キャベッジの進塁打で1死三塁とした。しかし吉川の一ゴロで本塁封殺。無得点に終わった。阿部慎之助監督(47)は「相手のミスからだったので、あそこで1点取れてれば、また違った展開で試合が進んだのかなと。どうしても点取りたかったので、ギャンブルスタートで行かせたんですけど、アウトになってしまいました」と説明。好投手・村上攻略へ先制点をもぎ取りに行くも、報われなかった。2回以降も村上の低めを丁寧に突く投球に翻弄(ほんろう)され、7回まで21人連続アウトに仕留められた。今季5度目の完封負けでそのうち阪神相手が3度目となった。調子を崩している打者も多く、打線は湿る。指揮官は「長いペナントでずっと調子いいことはありませんから。そこをどう打破していくかを個々が考えて打破していくしかない。明日またやり返すチャンスがありますので準備します」と見据えた。
◆阪神のドラ1ルーキー立石正広内野手(22)の連日の活躍に、藤川球児監督(45)も思わず目を細めた。巨人先発ウィットリーに序盤は苦しめられたが、立石は3回2死から左前にチーム初安打。そして5回、四球と坂本誠志郎捕手(32)の左前打で初めて得点圏のチャンス。犠打で2死二、三塁とすると、立石は2球で追い込まれながら、4球目の外角154キロを強打。中堅右に鋭いライナーを飛ばし、先制決勝の適時打を放った。藤川監督は「こちらから見ていても、三塁側のベンチですから、背中越しに雰囲気があまり分からないんですよね。それが今、1番で、いい機能をしているのかなという。狙い球とか、そういうのが分かりづらいというので、こちらもびっくりするような打ち方をしていますね」と称賛した。 この日は9回の打席で代打嶋村を送られ交代。直前に倒れ込みながら邪飛を捕球するシーンもあったが、指揮官は「それと言うよりは、また交流戦明けに田中投手だったりと対戦すればいいし。それよりも嶋村も、いいバッターですから打席でいいピッチャーの球を見て打ってもらってというのはもちろん、チーム全体像の中の1つですね」と説明した。
◆巨人フォレスト・ウィットリー投手(28)が6回途中3失点で3敗目を喫した。0-0の5回、四球と安打で2死二、三塁のピンチを招くと、阪神1番立石に中前2点適時打を許した。6回1死一塁としたところで、交代が告げられた。後を受けた2番手高梨が3連打を浴び、追加点を与えた。前年王者の阪神について「日本に来たときから、1番注目していた(チーム)」と警戒心を持って臨んだマウンド。今季最速の156キロをマークし、8奪三振と力強さは見せたが、白星とはならず。「思った通りいい打線だった」と猛虎打線をたたえた。中でも安打を許した4番佐藤は「この惑星で1番いいバッター」、森下に対しても「間違いなく世界でいいバッターの1人」と言及。また、マルチ安打を許したルーキー立石については「感銘を受けた。そんなに悪くないと思っている球をしっかり打たれた。いい選手」と評した。
◆阪神伏見寅威捕手(36)がベンチ登録を外れた。試合前の練習でグラウンドに姿を現したが、本隊とは別の動きで体を動かした。シートノックからも外れた。ここまで23試合に出場。最後の出場は20日の中日戦(甲子園)。21日は雨天中止、22日の巨人戦(東京ドーム)は今季全試合でバッテリーを組んでいた高橋遥人投手(30)の登板日だったが、坂本誠志郎捕手(32)がマスクをかぶっていた。阪神藤川球児監督(45)は試合後、伏見のベンチ外について「明日くらいからはもう大丈夫かもしれないし、そんなに大きなところではないですけど。どのチームの選手もコンディションが大変な時期に差し掛かっていますから、さらに気をつけて。少しの疲労ですからすぐ治ります。戻ってくると思います」と説明した。
◆阪神ドラフト1位の立石正広内野手(22)がプロ初の決勝打を放ち、今季最長タイの4連勝に導いた。新人のデビューから4試合連続安打は16年高山俊以来の球団タイ記録。1番立石が猛虎打線をけん引し、今季最多の貯金10とした。「(積極的に)振れているからこその結果もあると思いますし、これから傾向を知られてからの攻め方もあると思う。まず打てていることはいいかな」打線は2回まで巨人先発のウィットリーに無安打と苦しめられた。3回2死、カウント1-1から3球ファウルで粘り、ナックルカーブを左前へ。チーム初安打で盛り立てた。さらに5回、2死二、三塁。「真っすぐが強かったので、外に強い球が来るかなと思った」。2球で追い込まれながら、4球目の外角154キロをコンパクトにスイング。中堅右に痛烈な打球をはじき返し、2点を先制した。19日の1軍デビュー以来、チームは負けなし。黄金ルーキーが打線を活性化している。試合前の声出し係継続にも「負けるよりはいいので、続けられるように」とにっこり。それでも自身の打撃に満足することはない。「試合は長いので、波なく丁寧に」。立石伝説はまだ始まったばかりだ。【村松万里子】ルーキー立石が2安打を放ち、初出場の19日中日戦から4試合連続ヒット。阪神の新人がデビュー戦から4試合連続安打は、16年高山以来10年ぶり。2リーグ制後では他に、62年安藤が途中で打席のない試合を挟んでマークしており、球団3人目の最長記録になる。また、巨人戦は前日に3安打しており、巨人相手に初対戦から2試合続けてマルチ安打したのは、2リーグ制後の阪神の新人では初めてだ。
◆阪神高寺望夢内野手(23)が追加点をお膳立てする一打を放った。2点リードで迎えた6回1死一塁の場面。サイド左腕、高梨の内角142キロ直球を流し打ち。代わりっぱなの1球を捉え、左前へ3戦連続安打をマーク。一、二塁と好機を広げ、7番木浪の中前適時打につなげた。「たまたま打てました」と謙遜しつつ「逃げる球も、入ってくる球も両方をケアしながらいい対応ができました」と胸を張った。
◆阪神村上頌樹投手(27)が今季初完封で3勝目を手にした。初回。先頭浅野が放った遊撃後方付近の平凡な飛球を、味方守備陣がまさかのお見合い。不運な形で無死二塁のピンチを招くも、2番キャベッジを一ゴロ。3番吉川も一ゴロに打ち取り、最後は4番ダルベックを遊ゴロに仕留めた。2回以降から6イニング連続で3者凡退。初回の2番キャベッジから21人連続でアウトに切る快投だった。3-0の最終回は9回1死から右前打で出塁を許すも、後続をきっちり抑えて9回3安打無失点、計8奪三振をマーク。110球のシャットアウト劇でチームを4連勝に導いた。前回16日の広島戦(甲子園)は、あと1死のところで1失点。目前のところで完封勝利を逃していただけに、試合後のお立ち台では「あと1球のところで点を取られてしまったので。今日こそはと思って投げていました」と振り返った。昨季まで巨人戦は4勝0敗、防御率0・54。だが、今季は試合前時点で2戦2敗だった。3度目となった顔合わせでGキラーぶりを証明する快投だった。また、打席では0-0の5回1死一、二塁の場面で一犠打を成功。2死二、三塁と好機を広げ、ドラフト1位の1番立石正広内野手(22)の先制2点適時打をお膳立て。村上は「自分が(犠打を)決めれば立石が(走者)をかえしてくれると思っていたので。とても頼もしいので」と虎の黄金ルーキーをたたえた。
◆阪神坂本誠志郎捕手(32)が塁審にポジション変更を依頼する珍しいシーンがあった。6回1死一、二塁で打席へ。ここで二塁塁審の敷田直人(54)に対して、二塁側から遊撃側へのポジション変更を願い出た。敷田はすぐに投手と遊撃の間付近に移動した。坂本はヘルメットのつばを触りながら頭を下げて感謝の意を示した。投手はサイド左腕の高梨雄平(33)だった。右打者の坂本からは球の出どころと二塁塁審が重なりそうな位置関係にあった。"視界良好"となった坂本は中前打を放ち、満塁にチャンスを広げた。見逃しストライクの際に繰り出す「卍ポーズ」で人気の敷田は31年目のベテラン。「昔は言われたことがあったけど最近はあまりなかったですね。一、二塁の時は基本的にあそこ(二塁側)が我々のポジションです」と柔和な表情で振り返った。
◆阪神ドラフト1位の立石正広内野手(22)がプロ初の決勝打を放ち、今季最長タイの4連勝に導いた。新人のデビューから4試合連続安打は16年高山俊以来の球団タイ記録。1番立石が猛虎打線をけん引する。ルーキー立石が2安打を放ち、初出場の19日中日戦から4試合連続ヒット。阪神の新人がデビュー戦から4試合連続安打は、16年高山以来10年ぶり。2リーグ制後では他に、62年安藤が途中で打席のない試合を挟んでマークしており、球団3人目の最長記録になる。また、巨人戦は前日に3安打しており、巨人相手に初対戦から2試合続けてマルチ安打したのは、2リーグ制後の阪神の新人では初めてだ。
◆阪神村上頌樹投手(27)が今季初完封で3勝目を挙げた。初回先頭に二塁打を浴びたが、7回先頭に安打されるまで21連続アウト。全球種を自在に操り、被安打わずか3、無四球。球数は110。開幕戦を含む2戦とも負けていた巨人にようやくやり返した。「初回を乗り切って、いいスタートが切れた。テンポを意識して、しっかりストライクゾーンに投げ込めました」。初回先頭の飛球を遊撃木浪と遊撃高寺が"お見合い"して二塁打に。続くキャベッジは一ゴロ。1死三塁となり内野は前進守備をとった。意図を察した村上は狙い通りに一塁ゴロを打たせ、本塁アウト。ダルベックも遊ゴロと3連続ゴロで切り抜けた。「本当に素晴らしい」と称賛した藤川監督は初回の守備隊形に「東京ドームは打球があまりはねない。バッテリーがうまく内野ゴロを打たせましたね」と、してやったり。村上の技量を信じて、チーム一体で失点を防いだ。9回1死から丸に右前打を許しても動じなかった。最後、増田陸を空振り三振に取ると両手を握って全身で喜んだ。実は前回16日の広島戦(甲子園)は完封目前の9回1死から連打されて1失点。最後1死をドリスに託していた。「またか、と。今日こそはと思っていました」と胸を張った。
◆阪神村上頌樹投手(27)が今季初完封で3勝目を挙げた。3安打、無四球、110球と隙のないマウンドだった。ルーキー立石正広内野手(22)が戦列に加わり、連日連夜の大活躍。好調な打線がクローズアップされる中で、村上がマウンドで仁王立ちしてみせた。ただ、その村上も「立石効果」を感じている1人だった。打順は9番で、後ろは立石だ。「やっぱり頼もしいです。満塁の時も自分は立石に回せば何とかなると思っていたので、つなぐことだけを意識してました」5回の先制シーン。無死一、二塁から村上は完璧な犠打を成功させた。続く立石が先制のV2点打。村上が言った満塁のシーンは続く6回だった。1点を加えてなお1死満塁だったが村上は無理に打ちにいかず見逃し三振で立石に回した。立石は痛烈な投手ライナーを打ったが、不運にもアウト。それでも、力投を続ける村上の印象に残るシーンになったようだ。「(森下)翔太も(佐藤)テルもそうですし、大山さんもそう。ドラ1は、いろいろとワクワクさせてくれる、いいバッターがたくさんいる。自分はそこにつなげれるようにと思いながらやっています」と笑みを浮かべた。
◆阪神木浪聖也内野手(31)が、大きな追加点を奪った。2点リードで迎えた6回1死一、二塁。巨人の左腕、高梨の141キロ直球をはじき返し、3点目の中前適時打を放った。「あそこは追加点を取りたかったので。あとは初回のミスも。申し訳なかった。しっかり打ってかえそうと思っていたのでよかったです」。初回の守備で、先頭浅野の打球を左中間の2人と"お見合い"する形となり、二塁打となっていた。「確認というより自分のミスなので」と反省したが、バットできっちり取り返した。2戦連続スタメンで連日安打を放ち、得点圏打率は3割3分3厘。また対右投手の打率1割8分6厘に対し、左投手には4割4分8厘とめっぽう強い。当の本人は「たまたまだと思います」と謙遜。7番のバットが頼もしかった。
◆阪神佐藤輝明内野手(27)が6試合連続安打でチームの勝利に貢献した。2-0で迎えた6回先頭の3打席目。わずか2球で追い込まれるも、カウント1-2からの5球目、ウィットリーの緩いカーブを中前へしぶとく運んだ。この回の追加点を呼び込む一打を放ち「(村上)頌樹がすごくいいピッチングをしていたので良かった」。今季ここまで打率3割7分2厘、12本塁打、36打点と打撃3冠を快走中だ。
◆阪神坂本誠志郎捕手(32)が攻守で存在感を示した。マスクで先発村上頌樹投手(27)を好リード。今季初の完封勝利をアシストし「ほんとうに丁寧に投げてくれたと思います。村上のおかげだと思います」と右腕をたたえた。バットでは5回に左前打、6回は中前打と2打席連続安打。2戦連続の先発起用に、今季4度目の複数安打で応えた。「今まで迷惑をかけているので、何とかしたい思いでやっています」と表情を引き締めた。
◆阪神村上頌樹投手(27)が今季初完封で3勝目を手にした。阪神村上頌樹投手(27)が今年も本領を発揮し始めた。大ブレークしてMVPに輝いたのは23年。その直前のオフから指導している内田幸一トレーナーは「貪欲(どんよく)さと謙虚さが同居している。野球脳が素晴らしいと感じる」と活躍を続けられる理由を明かした。元同僚で現ヤクルトの青柳が、同トレーナーのもとで主宰する自主トレ。そこに初参加した村上は投球理論を学んだ。理屈は分かるが、実践するのは誰しも難しい。村上も最初からできたわけではない。むしろ、足りないことだらけの現実を突きつけられた。ただ「ダメなことを受け止められる度量がある」と内田氏が証言したように、村上は謙虚だった。理想を定め、自分に何が足りないかを逆算。自分と向き合い続けて、1つずつギャップを埋めてきた。まるで受験勉強のように地味で、メンタル的にもきつい作業。しかも活躍するにつれて、より高いレベルを追い求めるため、チェック項目も年々増えている。それでも村上はブレーク前夜のころと変わらず、自分と向き合っている。今年、何度かあった苦い敗戦も失敗も、今回の完封劇につながる材料としていたはずだ。【柏原誠】
◆巨人・浅野翔吾外野手(21)が1軍に合流した。前日22日はファーム・リーグのハヤテ戦(静岡)に「3番・中堅」で出場し、4打数2安打、2打点をマーク。この日は東京ドームで早出練習を行った。巨人は前日22日の阪神戦で、「1番・右翼」で出場した平山功太内野手(22)が六回、先頭で二塁打を放った際の走塁で左太もも裏を痛め途中交代。阿部監督は試合後「(復帰まで)ちょっと時間がかかるかもしれませんね」と言及。橋上オフェンスチーフコーチは「病院の方には行って、画像確認は行ってると思う。まだ検査結果も出ていないですから、何とも言えないので、明日、本人と話をして、状態を確認した後にどうするか、という形になると思う」と説明していた。
◆巨人は平山功太内野手(22)が左太もも裏の肉離れと診断されたと発表した。出場選手登録を抹消される。この日は浅野翔吾外野手が1軍に合流した。前日22日の阪神戦(東京ドーム)で「1番・右翼」で出場した平山は六回、先頭で二塁打を放った際の走塁で左太もも裏を痛め途中交代。阿部監督は試合後「(復帰まで)ちょっと時間がかかるかもしれませんね」と語っていた。2023年秋のドラフト会議で巨人の最下位となる育成7位指名からはい上がり、4月5日に支配下選手契約をつかんだ苦労人。5月13日にコンディション不良のため一度、先発メンバーから外れたが、出場8試合連続安打と状態を上げていた。
◆阪神・藤川球児監督(45)試合前に取材に応じ、22日のファーム・リーグ、オリックス戦(SGL)で実戦デビューした下村海翔投手(24)について語った。「大きな一歩ですよね。こちらとしては描いているプランの中の道のりの途中なんですけど順調に来てくれていますね」。下村は2024年ドラフト1位で青学大から阪神に入団。同年4月に右肘の「内側側副じん帯再建術(通称トミー・ジョン手術)」を受け、リハビリ生活を続けていた。オリックス戦では1回1失点も最速152キロをマークし、登板後は涙を流すシーンもあった。藤川監督は「ここは一度、そのままスルッと行かずに、もう一度戻して。体の負荷の部分だけに今度はスポットを当てる」。次回はシート打撃で3イニングを消化するプランも明かした。「しっかりと1軍トップレベルから見つめたプランを組んでいく。故障者だったし、まだまだデビューしていかないといけない選手なので。目の前が見えないのではなくて、こちらがきっちりとプランを持っておくことが非常に重要」と指揮官。大きな可能性を秘めた金の卵を着実に1軍デビューへと導いていく。
◆巨人・浅野翔吾外野手(21)が今季初めて1軍昇格を果たした。平山功太内野手(22)が左太もも裏の肉離れと診断され、出場選手登録抹消。代わって、前日22日の夜に連絡を受け、この日の朝に静岡から帰京し東京ドームで試合前練習に参加した浅野は「打ち取られ方もいい感じになってきましたし、打球も強く、4月とかよりは(状態も)上がってきていると思う。試合前にやっている準備とかは2軍にいるときと変わらずにしっかりやっていければ」と意気込んだ。15日に他の選手のコンディションの兼ね合いで1軍に合流した際には、出場選手登録はされず。「悔しかった思いはありますけど、そこで落ち込むというか、腐っていたらやっぱり一年ってすぐ終わると思うので。すぐ呼んでもらえるように、しっかりまた準備してやろうと思ってやっていた」と明かした。浅野はドラフト1位で阪神との競合の末、2023年に巨人に入団。3年目の昨季は6月に死球で右手首を骨折するなど29試合の出場にとどまり、打率・187、2本塁打、8打点に終わった。今季は2年ぶりに春季キャンプ2軍スタート。1軍キャンプに一時的に参加したが、右ふくらはぎの肉離れのため離脱。3軍の都城キャンプへ移動し故障班で過ごした。復帰後は打撃フォームの改良などに努め、2軍で31試合に出場し打率・308、1本塁打、15打点。前日22日のハヤテ戦(静岡)に「3番・中堅」で出場し、4打数2安打、2打点をマークしていた。
◆スーパールーキーの活躍に敵地でもフィーバーが起こっている。阪神のドラフト1位・立石正広内野手(22)は22日の巨人戦(東京ドーム)で伝統の一戦デビューを果たし、プロ初打点&初猛打賞と躍動した。ひと際強い存在感を放ったドラ1に、この日東京ドームコンコース内で阪神グッズも取り扱う店舗では立石関連のグッズが完売した。スタッフから「立石選手のグッズは完売しました」とアナウンスがなされると、列をなした虎党からは落胆の声が...。虎の未来を担うルーキーの注目度は本物だ。
◆22日に7得点快勝を収めた阪神は村上頌樹投手(27)が先発する。前回登板16日の広島戦(甲子園)では、あと1球で完封目前の9回途中1失点と好投し、2勝目を挙げた。今季巨人戦では開幕戦を含む2試合に登板し2戦2敗。リベンジの登板としたい。22日にプロ初打点&初猛打賞と躍動したドラフト1位・立石正広内野手(22)=創価大=はデビューから4試合連続スタメン。22日に続いて「1番・左翼」で出場する。
◆巨人・浅野翔吾外野手(21)が今季初めて1軍に昇格。いきなり「1番・中堅」でスタメン起用された。平山功太内野手(22)が左太もも裏の肉離れと診断され、出場選手登録抹消。代わって、前日22日の夜に連絡を受け、この日の朝に静岡から帰京し東京ドームで試合前練習に参加した浅野は「打ち取られ方もいい感じになってきましたし、打球も強く、4月とかよりは(状態も)上がってきていると思う。試合前にやっている準備とかは2軍にいるときと変わらずにしっかりやっていければ」と意気込んだ。浅野はドラフト1位で阪神との競合の末、2023年に巨人に入団。今季は2年ぶりに春季キャンプ2軍スタート。1軍キャンプに一時的に参加したが、右ふくらはぎの肉離れのため離脱。3軍の都城キャンプへ移動し故障班で過ごした。復帰後は打撃フォームの改良などに努め、2軍で31試合に出場し打率・308、1本塁打、15打点。前日22日のハヤテ戦(静岡)に「3番・中堅」で出場し、4打数2安打、2打点をマークしていた。
◆24日の11回戦に先発する阪神・才木浩人投手(27)はキャッチボール、ショートダッシュなどで調整した。「最近ずっといい感じなので、追い込んでから三振を狙いに行くときは一発で決めれるようにして、球数を少なくしていきたい」。5月は3試合に登板して2勝1敗、防御率0・43。21イニングを投げて失点はわずか「1」と絶好調。巨人戦に限れば2024年7月から1947-48年の梶岡忠義、79年の小林繁、09年-11年の能見篤史の球団記録に並ぶ8連勝中だ。26日から始まる交流戦前のラストゲーム。才木は「常に自分のペースが出せるように。明日もしっかり自分のベストピッチングができたらいいなと思う」とキッパリ。球団記録を更新する巨人戦9連勝に挑む。
◆巨人のドラフト1位・竹丸和幸投手(24)=鷺宮製作所=が試合前の全体練習でキャッチボールなどを行い調整。24日の阪神戦の先発へ「(調整は)順調。何とか粘れたらいい」と静かに闘志を燃やした。同じ今年のドラフト1位入団で、前日22日に3安打猛打賞と大暴れした阪神・立石(創価大)については「すごく積極的、しっかり初球から振ってくる。そういうイメージですね」と印象を語り、対戦については「やることは変わらない。楽しみです」と答えた。
◆阪神が立ち上がりから守備の〝お見合い〟でピンチを背負った。巨人の先頭・浅野の飛球を遊撃の木浪、左翼のD1位・立石、中堅の高寺が追いかけるも、最後にそれぞれが譲り合って白球はグラウンドに弾んだ。高々と上がったフライだったため、打者走者は一気に二塁を陥れて記録は二塁打に。それぞれが悠々と追いつける打球だったため、連携のミスがあったとみられる。
◆巨人・浅野翔吾外野手(21)が今季初めて1軍に昇格。いきなり「1番・中堅」でスタメン起用された。一回の第1打席。村上に対して1-1からの3球目、低めの直球を打ち上げたが、平凡な飛球を追った遊撃手の木浪と外野陣がお見合いでポトリ。ラッキーな形で今季初安打となる二塁打をマークし、プロ1年目から4年連続の安打をマークした。浅野はドラフト1位で阪神との競合の末、2023年に巨人に入団。今季は2年ぶりに春季キャンプ2軍スタート。1軍キャンプに一時的に参加したが、右ふくらはぎの肉離れのため離脱。3軍の都城キャンプへ移動し故障班で過ごした。復帰後は打撃フォームの改良などに努め、2軍で31試合に出場し打率・308、1本塁打、15打点。前日22日のハヤテ戦(静岡)に「3番・中堅」で出場し、4打数2安打、2打点をマークしていた。
◆阪神・村上頌樹投手(27)が初回にピンチを背負うも無失点で切り抜けた。初回先頭の浅野が放った遊撃後方、左中間手前への高い飛球を遊撃手・木浪と中堅手・高寺、左翼手・立石が〝お見合い〟となり二塁打に。1死三塁となるも吉川尚を一ゴロに打ち取り、本塁に頭から滑り込んだ三走・浅野はアウト。最後はダルベックを遊ゴロに仕留めた。イニング終了後には、「タイガースの選手がホームベースでアウトを記録したため、セコムからセコム・ホームセキュリティ賞が贈られます」とアナウンスがあった。ホームベースを守った選手(捕殺者、刺殺者、中継選手)に、セコムから賞金を贈呈されるもので、今回の場合は本塁に送球した大山と、本塁タッチアウトに仕留めた坂本に贈られるとみられる。
◆その名がコールされると、東京ドームのスタンドからは大きな歓声があがった。注目度の高さは随一。巨人の期待の星、浅野翔吾外野手(21)のプロ4年目がついに〝開幕〟した。この日、今季初めて1軍に昇格。いきなり「1番・中堅」で先発出場した。「打ち取られ方もいい感じになってきましたし、打球も強く、4月とかよりは(状態も)上がってきていると思う。試合前にやっている準備とかは2軍にいるときと変わらずにしっかりやっていければ」出場8試合連続安打を放つなど、好調だった平山が前日22日に二塁打を放った際、走塁で左脚を痛め途中交代。左太もも裏の肉離れと診断され、出場選手登録を抹消された。代わって、前夜に連絡を受けたという浅野が、2軍戦を行っていた静岡からこの日の朝に帰京し、1軍に合流した。浅野は昨季、6月に死球で右手首を骨折するなど29試合の出場にとどまり、打率・187、2本塁打、8打点に終わった。今季は2年ぶりに春季キャンプ2軍スタート。右ふくらはぎの肉離れで離脱もあったが、復帰後は2軍で31試合に出場し打率・308、1本塁打、15打点をマークし1軍から声がかかった。迎えた一回の第1打席。打ち上げた平凡な飛球が遊撃後方にポトリと落ちる幸運な一打(記録は二塁打)で入団から4年連続安打を記録した。三回の第2打席は左飛に倒れた。
◆阪神のD1位・立石正広内野手(22)=創価大=が先制打を放った。0―0の五回に試合が動いた。1死から木浪が四球、坂本が左前打で続くと、村上が犠打を成功。2死二、三塁で打席に立った立石がカウント1―2からウィットリーの154キロを中前にはじき返した。均衡を破る先制の2点適時打。前日22日にプロ初打点&初猛打賞を挙げたルーキーがまたもスタンドを沸かせた。
◆阪神のD1位・立石正広内野手(22)=創価大=が先制打を放った。0―0の五回に試合が動いた。1死から木浪が四球、坂本が左前打で続くと、村上が犠打を成功。2死二、三塁で打席に立った立石がカウント1―2からウィットリーの154キロを中前にはじき返した。均衡を破る先制の2点適時打。前日22日にプロ初打点&初猛打賞を挙げたルーキーがまたもスタンドを沸かせた。「打ったのはストレート。追い込まれていましたが、食らいついてコンパクトにスイングすることを心掛けました。このあともチームに貢献できるように頑張りたいと思います」とコメントした。
◆阪神の木浪聖也内野手(31)が追加点を生む適時打を放った。2-0の六回、先頭の佐藤が安打で出塁し、1死となったところで巨人は先発のウィットリーから左キラーの高梨にスイッチ。対左での強さを誇る投手を相手に、阪神の左打者陣が対応力を見せた。高寺がいきなり左前打を放つと、木浪も直球を中前へ。佐藤が二塁から生還し、貴重な追加点を奪う適時打となった。この後も坂本に安打が出て2死満塁となり、適時打を放っているD1位・立石(創価大)を迎えたところで巨人は船迫にスイッチ。立石はとらえたライナーを放つも投手のグラブに当たり、投ゴロに倒れた。
◆巨人は継投失敗で手痛い追加点を与えた。0-2の六回1死一塁。阿部慎之介監督(47)は先発のウィットリーを91球で代え、左打者が続く場面で〝左キラー〟の高梨雄平を投入した。しかし、左打者の高寺に左前打を打たれ、続く左の木浪にも中前適時打を許した。高梨は1日の甲子園での阪神戦。1軍復帰戦でいきなり5-3の八回1死二、三塁のピンチに5番手で登板し、左打者の前川、福島を連続三振に仕留め、無失点で切り抜ける火消しリリーフを見せていた。
◆阪神の木浪聖也内野手(31)が追加点を生む適時打を放った。2-0の六回、先頭の佐藤が安打で出塁し、1死となったところで巨人は先発のウィットリーから左キラーの高梨にスイッチ。対左での強さを誇る投手を相手に、阪神の左打者陣が対応力を見せた。高寺がいきなり左前打を放つと、木浪も直球を中前へ。佐藤が二塁から生還し、貴重な追加点を奪う適時打となった。「打ったのはツーシームかな。変則投手との対戦でしたが、いい意味で割り切ってスイングすることができました。(村上)頌樹も頑張ってくれているので、追加点を取ることができてよかったです」とコメントした。
◆巨人は一回、先頭の浅野が放った平凡な飛球を阪神守備陣がお見合い。ラッキーな形で二塁打となったが、後続が倒れ無得点。さらにそれ以降、阪神先発の村上頌樹に対し八回先頭で大城のゴロが一塁ベースに当たりバウンドが変わる安打を放つまで、屈辱の21者連続アウトに打ち取られた。巨人は村上に対し、昨季まで通算7度の対戦で0勝4敗、防御率0.54に封じ込まれていた。今季は開幕戦を含む2度の対戦でいずれも勝利していたが、3度目の対戦で天敵に再び苦戦を強いられた。
◆阪神のドラフト1位・立石正広内野手(22)=創価大=が守備でもビッグプレーをみせた。3-0の八回の守備だ。無死一塁から、佐々木が打ち上げた飛球が左翼ファウルゾーンに上がった。立石はフェンス際まで追いかけ、最後はフェンスにぶつかり、転びながら捕球。捕球後には勢いで体が一回転し、地面に強く打ち付けながらもボールは離さなかった。五回の打席では先制の2点打を放っているルーキーが、守備でも輝きを放った。
◆阪神・村上頌樹投手(27)が無四死球完封勝利。初回に守備のミス(記録は二塁打)でピンチを背負うも、以降はわずか被安打2。二回から七回はすべて三者凡退と圧巻の投球で今季3勝目を手にした。打線は初対戦の先発・ウィットリーに四回まで1安打と苦戦しながら、五回にD1位・立石正広内野手(22)=創価大=が2点適時打を放ち均衡を破った。六回には木浪聖也内野手(31)の適時打で追加点。立石は三回にも左前打をマークしており、デビューから4試合で打率・412、3打点と驚異の数字を残している。
◆セ・リーグ3位の巨人は今季最長の7連勝後に3連敗を喫し、2位阪神とのゲーム差は3.5に広がった。交流戦前最後のカードとなる「伝統の一戦」で阪神に連敗を喫し、3連戦の負け越しが決まった。今季2戦2勝を飾っていた阪神先発の村上に対し、この日は一回から七回まで打者21人連続アウトに打ち取られるなど、わずか3安打で完封負け。先発のウィットリーも五回、前日3安打と波に乗るD1位ルーキーの立石(創価大)に先制2点打を浴びるなど、六回途中3失点で3敗目(1勝)を喫した。
◆巨人は無得点で3連敗。阪神・村上に3安打完封勝利を許し、1試合を残してカード負け越しが決まった。阿部慎之助監督(47)は「見ての通り、やられました」と悔しさをにじませた。一回先頭で浅野が打ち上げた飛球を阪神の守備が〝お見合い〟して捕球できず、二塁打となったが、後続が倒れて得点できず。1死三塁で3番・吉川の一ゴロで三塁走者の浅野が本塁へ突っ込んでタッチアウトになった場面には「どうしても点を取りたかったので一応ギャンブルスタートで行かせたんですけども、アウトになってしまいました」と説明した。打線は5試合連続で1桁安打。阿部監督は「長いペナントレース、ずっと調子いいバッターはいませんからね。そこをどう打破していくか。個々が考えて打破していくしかない。反省する時間もあるでしょうし、しっかりいい時間にして切り替えてやるしかない。明日またやり返すチャンスがありますんで」と打線にメッセージを送った。
◆阪神が4連勝で貯金を最多の「10」に乗せた。2日連続で「1番・左翼」に入ったD1位・立石正広内野手(22)=創価大=が五回2死二、三塁で中前に先制2点打を放ち、初の勝利打点を記録した。六回は木浪聖也内野手(31)の中前打で加点した。村上頌樹投手(27)は一回、先頭打者にバックが見合う形の二塁打を許した以降は21人連続してアウトを奪う快投で、2戦2敗だった巨人から白星を挙げ、今季初完封で3勝3敗とした。
◆阪神が4連勝で貯金を最多の「10」に乗せた。2日連続で「1番・左翼」に入ったD1位・立石正広内野手(22)=創価大=が五回2死二、三塁で中前に先制2点打を放ち、初の勝利打点を記録した。六回は木浪聖也内野手(31)の中前打で加点した。村上頌樹投手(27)は一回、先頭打者にバックが見合う形の二塁打を許した以降は21人連続してアウトを奪う快投で、2戦2敗だった巨人から白星を挙げ、今季初完封で3勝3敗とした。2カード連続勝ち越しを決めた。
◆巨人のフォレスト・ウィットリー投手(28)=前レイズ=が先発して六回途中5安打3失点で3敗目(1勝)。阪神の強力打線を名前を挙げながら称賛した。「実際に対戦してみて、非常にいい打線だった。この惑星で一番いいバッターが4番にいて、森下君も間違いなくこの世界でいいバッターの1人で、立石君もすごい感銘を受けた。いいバッターだ、いい選手だ。それ以外のバッターも、やっぱりなかなか簡単にアウトにならないようなバッターが揃っている打線だった」メジャーでは全て救援で通算13試合に登板した身長201センチの右腕は、打撃主要部門3冠を独走する4番・佐藤を〝惑星最強〟と認定。佐藤からは三振も奪い、単打1本を許して3打数1安打だったが、すごみを感じたようだ。決勝2点打など3打数2安打と打たれたD1位・立石(創価大)には「2打席目打たれたあのカーブは、もうちょっと低く投げてもよかったのかなと思いながらも、多分予想していなかったボールであっても、ピタっと止まって強く打球打っていたのも感銘受けた。3打席目のタイムリーもそんな悪くないと自分で思っている球をしっかり打たれた。すごくいいバッター、いい選手だ」と脱帽。自身の投球には「いい球とかいいイニングはあったかもしれないが、一番大事なのは勝敗。自分の失点で負けたので期待してくれたファンに申し訳ない」と悔やんだ。
◆貴重な一打でぐっと白星を引き寄せた。コンパクトにはじき返した打球は投手の足元を抜けていく。駄目押し点を生み出した阪神・木浪聖也内野手(31)は右手を挙げて歓声に応えた。「変則投手との対戦でしたが、いい意味で割り切ってスイングすることができた。(村上)頌樹も頑張ってくれているので、追加点を取ることができてよかった」2点リードの六回1死一塁で、相手は先発のウィットリー(前レイズ)から左キラーの高梨にスイッチ。試合前まで対左の被打率・222だった横手投げ左腕を束になって攻略した。高寺望夢内野手(23)がいきなり左前打を放ち、一、二塁となって木浪が打席へ。「本当に後ろにつなごうと思っていた。あとは思い切りいけたのがよかった」。ツーシームを振り抜き、中前に転がる一打で追加点を奪った。この一打で左投手との対戦打率は驚異の・448に。高梨を上回る左キラーの木浪が力を発揮した。打点を挙げるのは、7点差の大逆転劇を演じた20日の中日戦(甲子園)で放った代打での同点適時打以来で2試合ぶり。得点圏打率も・333と、今季も勝負強さは健在だ。序盤の連係ミスを取り返す打点ともなった。一回の守備で、先頭の浅野が放った飛球が木浪の後方へ。左翼の立石、中堅の高寺と誰もが追い付けそうな打球をお見合いしてしまい、白球は3人の真ん中に弾んだ。「僕のミスだったので。申し訳なかったんですけど、打って返そうと思っていたのでよかったです」反省しながらも、思いをバットに込めて刻んだ3点目。ミスをカバーしてゼロを並べ続けてくれた村上の力投に呼応する一打で、4連勝に貢献した。(中屋友那)
◆三塁ベンチから見つめるルーキーの背中から、ただならぬオーラを感じた。その理由は分からない。だからこそ、期待できる。阪神・藤川球児監督(45)はD1位・立石正広内野手(22)=創価大=を独特な表現で評価した。「こちらから見ていても、三塁側のベンチですから、背中越しに雰囲気があまり分からないんですよね。それが今、1番(打者)でいい機能をしているのかな」新人らしからぬ落ち着きで、己のスイングを貫く姿は相手にとっては脅威でしかない。「狙い球とか、そういうのが分かりづらい。こちらもびっくりするような打ち方をしていますね」。日米通算811登板。難敵と駆け引きしながら修羅場をくぐり抜けてきた百戦錬磨の指揮官も舌を巻く。立石にとっては初対戦の投手ばかりだが、それを苦にすることもなく結果を残す。だから、交流戦後を見据えた布石を打つこともできた。九回は立石に代打・嶋村麟士朗捕手(22)を送って田中瑛と勝負をさせなかった。指揮官は「また交流戦明けに田中投手だったりと対戦すればいい」と説明。相手に必要以上にデータを与えることはしない。「今の活躍でファンの方にも、相手チームにも強い印象を残してますけど、明日(24日)終われば交流戦。とにかく健康に進めていくことだと思います」規格外のルーキーを藤川監督は丁寧に焦らず育てていく。(原田遼太郎)
◆セ・リーグ3位の巨人は7連勝後、3連敗。阪神・村上に3安打完封を許し、1試合を残してカード負け越しが決まった。阿部慎之助監督(47)が悔やんだのは一回の先制機だ。「相手のミスからだったので(一回に)1点を取れていれば、また違った展開で試合が進んだのかな」一回先頭で浅野が遊撃後方に打ち上げた飛球を守備陣が〝お見合い〟して落球し、二塁打。だが1死三塁から吉川の一ゴロで本塁へ突っ込んだ三塁走者の浅野がアウトとなり、得点できなかった。指揮官は「どうしても点を取りたかったのでギャンブルスタートで行かせた」と明かしたが、浅野は好スタートを切れなかった。2位阪神とのゲーム差は3・5に開いた。阿部監督は「明日またやり返すチャンスがある」と策を練る。(谷川直之)
◆阪神・佐藤輝明内野手(27)は六回に巨人の新助っ人、ウィットリーから中前打を放って6試合連続安打とした。「(村上)頌樹がすごくいい投球をしてくれたので(勝てて)よかったです」。存在感際立つ主砲を、ウィットリーは「この惑星で一番いい打者が4番にいる」と評価。新助っ人との初対決に「しっかり駆け引きしながら。もっと打っていきたい」と力を込めた。
◆阪神・中野拓夢内野手(29)は2試合ぶりのマルチ安打。「感覚的にも悪くない。チーム打撃をしながら徐々に良くなってきているし、継続していきたい」。22日は最大7点差をつけながら終盤に追い上げを許して3点差で逃げ切った。「まず勝ち切るということが大事だと思っていた」と、六回先頭・門脇の打球は好フィールディングでアウトに。攻守で堅実なプレーを見せた。
◆「6番・中堅」で先発した阪神・高寺望夢内野手(23)が追加点を呼んだ。2―0の六回1死一塁。左腕・高梨を送り込んできたが、速球を難なく左前へはじき返した。「逃げる球も入ってくる球もどっちもあるので、両方ケアしながら、いい対応ができました」。これで先発では4戦連続安打。一回に遊撃・木浪、左翼・立石とのお見合いのミスについては「連係のところなので、しっかり話し合って今後ないようにやっていきます」と振り返った。
◆阪神・坂本誠志郎捕手(32) が村上頌樹投手(27)の今季初完封をリード。3安打で封じ「本当に丁寧に投げくれた。きょうはもう村上のおかげだと思います」とねぎらった。五回には先制につながる左前打を放ち、六回にも中前打で今季4度目のマルチ安打。3、4月は打率・207と苦しんでいたゲームキャプテンは「今まで迷惑をかけているので何とかしたい。その思いでやっています」と語った。
◆Gキラーが完全復活だ。阪神・村上頌樹投手(27)が110球を投げ、散発3安打の無四球完封で今季3勝目。昨年8月16日の巨人戦(東京ドーム)以来の無失点投球に、思わず白い歯を見せた。「一回、不運な感じでしたけど、あそこ乗り切れてゼロに終わったことで、きょうはいいスタート切れた」先頭の浅野の遊撃後方への打球を遊撃・木浪聖也内野手(31)、左翼のD1位・立石正広内野手(22)=創価大、中堅の高寺望夢内野手(23)の3人がお見合いして無死二塁となった。それでも動じない。1死三塁では前進守備を敷く中、吉川を一ゴロに打ち取って三走を本塁でアウトに仕留める。「テンポ良く(投げることを)意識して、しっかりストライクゾーンに投げ込めた」。七回までは21人連続でアウトに仕留める圧巻の投球を披露。3-0の九回2死一塁で代打・増田陸を空振り三振に仕留めると、こん身のガッツポーズが飛び出した。「(巨人には)2試合とも勝てていなかったので、しっかり、また自分のピッチングができるようにと思いながら投げていた」3月27日の開幕戦(東京ドーム)は6回3失点。5月1日の甲子園での対戦も5回5失点でともに黒星を喫した。昨季までは通算7試合で4勝0敗、防御率0・54とカモにしていた。初登板は2023年4月12日。完全試合までアウト6つというところで、岡田監督(現オーナー付顧問)から降板指令が下ったが、一気に名を上げた。また前回、完封勝利を挙げた昨年8月16日は、長嶋茂雄さんの追悼試合だった。「あの試合(23年)で僕の名前を知ってもらえるようになり、去年の長嶋さんの追悼試合で、プロの投手としてやっていける自信がついた」昨季の投手3冠に輝いたエースにとってターニングポイントとなってきた伝統の一戦で、再び輝きを取り戻して今季3勝目。あと1アウトで完封を逃した16日の広島戦(甲子園)での無念も晴らした。ヒーローインタビューでは「きょうこそは、と思って投げていました」と胸を張った。交流戦前のラストゲームとなる24日は、球団記録を更新する巨人戦9連勝を目指す、同学年の才木が先発する。「才木らしいピッチングをしてもらえれば」。リーグ戦再開後は、才木との〝Gキラーコンビ〟でV奪還を目標に掲げる宿敵を再びたたく。(三木建次)
◆ほれてまうやろ!! 阪神は巨人に3―0で快勝。今季2度目の4連勝で、初めて貯金を10に乗せた。「1番・左翼」で先発したドラフト1位・立石正広内野手(22)=創価大=が、五回に中前2点打で勝利に導いた。三回には左前打を放ってデビューから4戦連続安打とし、新人の球団記録に並んだスラッガー。輝きも、頼もしさも増すばかりだ。大歓声を呼んだ打球は瞬く間に中前で弾んだ。期待通りに快音を響かせた立石は、表情一つ変えずにベンチの仲間に呼応した。もはや貫禄さえ感じる。異次元のゴールデンルーキーが試合を決める一打を刻んだ。「追い込まれていましたが、食らいついてコンパクトにスイングすることを心掛けた。真っすぐをしっかり振れたことが良かった」デビューから4試合目で、初めて相手先発が右投手でも先発オーダーに名を刻んだ。チームは初対戦の新助っ人右腕、ウィットリー(前レイズ)に苦戦。それでも、五回2死二、三塁で背番号9が捉えた。「(相手は)真っすぐが強かったので、なんとなく外に強い球、くるかなと思っていた」。読み通りの外角高め154キロを振り抜くと、打球は中前へ。2者が生還し、これが決勝点に。プロ初の決勝打をマークした。立石は三回にも左前打を放っており、2試合連続のマルチ安打。デビューから4試合連続安打とし、2リーグ制(1950年)以降の新人では62年の安藤統夫、2016年の高山俊に並ぶ球団記録だ。日々、初見の投手との対戦ながら、早くもプロの舞台に適応している。打率・412(17打数7安打)、3打点とし「振れているからこその結果もある」とうなずきつつ「これからいろいろ傾向を知られてからの攻め方もあると思う」と浮足立つ様子はなかった。世代ナンバーワンスラッガーとして、3球団競合の末に入団しながら、3度のけがに悩まされた。実戦復帰しては、負傷の繰り返し。もどかしい期間が続いたが、支えとなったのは同学年の若虎の活躍だった。「1軍、2軍関係なく、同学年たちの活躍を見ていたら頑張ろうと思えたし、それが一番、リハビリを続ける中で支えになりました」。同期入団のドラフト3位・岡城(筑波大)はひと足先に1軍デビューし、猛打賞も記録。3月に支配下登録された嶋村も代打本塁打を放つなど、同じ2003年生まれの選手たちが結果を残していた。その姿をテレビの前で目に焼き付け、自らを奮い立たせた。
◆4勝の才木もいい! 5勝中4完封の高橋もミラクルいい~! だけど、本日110球、8奪三振わずか3安打の完封で3勝目をあげた村上のマウンドが阪神連覇への近道(?)のような気がするのだ。それはなぜ? う~ん、やっぱり昨年の最多勝や最高勝率やベストナインなどの風格と信頼というか...まあようするに『村神様』が虎の投手陣の大黒柱ってことやー!!そして、本日もおったまげたのはゴールデンルーキー立石の五回先制2点適時打や~!! キャンプ前の故障を含めてここまで3度のケガをしてきた新人がこの短期間で不死鳥のごとき活躍をすると誰が予想しました? 若虎やけどニックネーム『フェニックス』と命令させてもらいまっせ!!この立石選手、打席でかなりベースから離れて立つのです。だから俺、五回の先制の場面で巨人のウィットリー、外へ放ってくれと祈ったのだ! ベースから離れていたら外は遠くて打てない? いや、その昔、巨人の大OB青田昇さんに教わったのだ。離れて立つ打者は外角は得意! 逆に欠点は...いや、これは黙っておきましょう。時代が進んでも打者の心理は変わらないんでしょうかね? さ、交流戦に勢いをつける同一カード3連勝や!!
◆土曜だからデーゲームかと思いきや、阪神と巨人の1試合だけがナイター。調子が狂うな~という方も、逆に帰ってきてゲームが見られてよかったという方もいたかもしれない。ベテラン虎番のビヤ樽こと三木建次はもちろん、思いっきり調子が狂ったタイプだ。「早く試合してくれ~と思っとった。土曜の東京なんて、どこへ出かけても、ものすごい混雑や。だから僕は、朝は5時半くらいに起きて、ずっとホテルの部屋でノートと向かい合ってネタやデータの整理をしていた。ホテル代もベラボウに高いから、少しでも長く部屋におらんと損やしな」最後の理論はナゾでしかないが、このデジタル化やAIの時代に、この男は今でも本当にノートと向き合い「手で書くことによって覚えるし、間違いが減るんや」と胸を張っている。そこへ、イマドキの若手虎番、秋葉元がはずんだ声色で連絡してきた。「いまウェブで『虎のソナタ』と検索しようとすると、サジェストで僕のフルネームが出てくるそうなんですヨ。ちょっぴりうれしかったです」サジェスト...。この言葉も一緒に検索しては? というような、スペースに続けて打つヤツか。まるで自分の方がビヤ樽さんよりも人気者です、とでも言いたげだ。もしかしたらグーグルさんやAIさんは「ビヤ樽体形の61歳よりも、こちらの輝かしい未来が待つ若手記者の情報はいかが?」と提案してくれているのだろうか-。そして、そのビヤ樽と話していると、電話の向こうからなにやらピーピーと音が聞こえる。「今の阪神の打撃練習は壮観や。佐藤、森下、大山、そして立石。みんなポンポンと柵越えをほうり込むから、打球が飛んできたことを知らせる警告音を球場係員がずっと鳴らしてるわ」
<セ・リーグ順位表推移>
| 順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 (-) |
ヤクルト |
28 | 17 | 0 | 0.622 (↑0.008) | - (-) |
98 | 163 (+6) | 149 (-) | 30 (-) | 34 (+1) |
0.244 (↑0.002) | 3.140 (↑0.07) |
| 2 (-) |
阪神 |
27 | 17 | 1 | 0.614 (↑0.009) | 0.5 (-) |
98 | 183 (+3) | 150 (-) | 34 (-) | 29 (-) |
0.257 (-) | 3.170 (↑0.07) |
| 3 (-) |
巨人 |
24 | 21 | 0 | 0.533 (↓0.012) | 4 (↓1) |
98 | 138 (-) | 147 (+3) | 36 (-) | 32 (-) |
0.228 (↓0.003) | 3.020 (-) |
| 4 (-) |
DeNA |
20 | 23 | 2 | 0.465 (↓0.011) | 7 (↓1) |
98 | 166 (-) | 170 (+6) | 23 (-) | 22 (-) |
0.248 (↓0.003) | 3.240 (↓0.06) |
| 5 (-) |
広島 |
17 | 24 | 2 | 0.415 (↑0.015) | 9 (-) |
100 | 126 (+5) | 137 (+3) | 25 (+1) | 29 (+1) |
0.217 (↑0.003) | 2.930 (-) |
| 6 (-) |
中日 |
15 | 29 | 1 | 0.341 (↓0.008) | 12.5 (↓1) |
98 | 153 (+3) | 176 (+5) | 33 (+1) | 19 (-) |
0.239 (-) | 3.660 (↓0.01) |



コメント