| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
阪神 | 3 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | 13 | 0 | 1 |
巨人 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | 4 | 9 | 0 | 1 |
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勝利投手:髙橋 遥人(5勝0敗0S) (セーブ:岩崎 優(0勝1敗8S)) 敗戦投手:井上 温大(3勝4敗0S) 本塁打 | |||||||||||||
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◆阪神は初回、森下の適時打と大山の2ランで3点を先制する。その後は、3回表に森下と佐藤の連続適時打、4回には立石と中野の連続適時打が飛び出し、試合を優位に進めた。投げては、先発・高橋が7回途中4失点で今季5勝目。敗れた巨人は、6回以降に追い上げを見せるも、反撃が遅かった。
◆巨人のダルベックは阪神戦と相性が良い。今季阪神戦は8試合出場し28打数10安打の打率3割5分7厘の好成績。本塁打は1、3、5、6回戦でそれぞれ1本ずつ打ち、阪神戦は現在3カード続けて1発を記録中だ。巨人の選手が阪神戦で4カード連続本塁打をマークすれば19年5~7月の丸以来となるが、ダルベックは打てるか。巨人井上温大-阪神高橋遥人、西武隅田知一郎-オリックス・ジェリーほか/22日予告先発
◆阪神ドラフト1位の立石正広内野手(22)が大注目の中、東京ドームでフリー打撃を行った。森下翔太外野手(25)と交代しながらケージに入り、低い軌道でバックスクリーンに飛び込む1発を打つなど、調子の良さをうかがわせた。デビュー3試合目で初アーチの期待がふくらんでいる。スタンドのファンや関係者も黄金ルーキーにカメラを向けた。練習を終えた巨人の選手はすでにグラウンドにはいなかった。
◆両チームのスタメンが発表され、阪神ドラフト1位の立石正広内野手(22)がプロ初の1番で先発する。デビュー戦となった19日中日戦(倉敷)から2戦連続で「6番左翼」だったが、この日は「1番左翼」で名を連ねた。また、「6番遊撃」には木浪聖也内野手(31)が入り、「8番中堅」で高寺望夢内野手(23)が3試合ぶりに先発する。5完封目を目指す高橋遥人投手(30)は今季初めて坂本誠志郎捕手(32)とバッテリーを組む。
◆阪神立石正広内野手(22)がデビュー3試合目で初めて1番に入った。これまで2試合は6番だった。阪神のトップバッターは近本光司外野手(31)の指定席。近本が4月26日に死球で左手首を骨折して以降は、3選手が務めてきた。最初の3試合は売り出し中の福島圭音外野手(24)が座り、続いてドラフト3位の岡城快生外野手(22)が2試合。離脱6試合目の5月3日からは高寺望夢内野手(23)に固定され、12試合連続でリードオフマンとして奮闘した。その後、岡城が2試合、直近20日の中日戦(甲子園)では再び高寺が入った。高寺はチームトップの7盗塁と走力も大きな武器。出塁率は3割8分7厘と及第点のレベルにある。絶対的な存在だった近本はしばらく戦線に戻って来ない。不在の間の1番打者をどうするかは大きなポイント。積極的な打撃と、長打力、対応力に優れた立石が打線にどんな化学反応を起こすか注目される。
◆NFLのシアトル・シーホークスなどで活躍したクリフ・アブリル氏が始球式に登場した。マウンドの前方から投球すると、ノーバウンドでキャッチャーミットに収まり、ガッツポーズを見せた。試合前には、トレイ・キャベッジ選手(29)とユニホームを交換し激励を送った。
◆プロ初の1番に入った阪神ドラフト1位、立石正広内野手(22)がいきなり二塁打を放ち、先制ホームを踏んだ。19日の中日戦(倉敷)で1軍デビューし、3試合目となったこの日は初めて「1番左翼」で出場。敵地に集まった虎党の大歓声を浴び、打席に向かった。巨人先発、井上温大投手(25)に6球粘り、7球目。内角低めの150キロをはじき返し、左翼フェンス直撃の二塁打を放った。試合前時点で2試合に出場し、8打数2安打。この日の試合前フリー打撃では18スイングで6本の柵越え。バックスクリーンへ痛烈な打球を運ぶなど、期待が高まっていた。さらに1死三塁と進み、森下翔太外野手(25)の中前適時打で先制ホームへ。5番大山悠輔内野手(31)は6号2ランを放ち、初回に3点を挙げた。
◆阪神は初回から3得点の先制攻撃に成功した。デビュー3試合目で初めて1番に入った立石正広内野手(22)がいきなり左越え二塁打。中野拓夢内野手(29)が二塁ゴロの進塁打で立石を三塁に進め、内野が前に出たところで森下翔太外野手(25)が二遊間を抜く先制適時打を放った。2死後には大山悠輔内野手(31)の5号2ランも飛び出した。攻撃時間は約13分と十分に長かったが、ベンチの藤川球児監督(45)は「長さ」を改めて実感したはずだ。7点差を終盤に逆転してサヨナラ勝ちした20日の中日戦(甲子園)。「立石が入ったことで、代打で高寺が出て、そのまま入った打線は、スコアボードを見て"長く"見えました」と話していた。単純にタレントが増えたことに加え、有機的な攻撃をできる選手が並ぶことで、打線の「線」が長くなったという意味合い。この日の初回も、つながりのある長い攻撃となった。
◆巨人先発井上温大投手(25)が出はなをくじかれた。初回、1番に起用された阪神ドラフト1位ルーキーの立石にファウルで粘られ、7球目を左翼フェンス直撃の二塁打を許した。一死三塁からは3番森下に中前打で先制点を献上すると、二死一塁から5番大山に2ランを被弾。3点を失った。今季7度目の登板だった。ここまで3勝3敗で、初回の失点は今季初。「伝統の一戦」は厳しい立ち上がりとなった。
◆巨人坂本勇人内野手(37)が通算300号本塁打の連盟表彰を受けた。13日広島戦(福井)の1点ビハインドの延長12回1死一、二塁、左翼席への劇的な逆転サヨナラ3ランでメモリアルアーチを決めていた。史上48人目、生え抜きでは7人目の快挙となった。この日の試合前に表彰を受けると、同学年の田中将ら巨人ナインだけでなく、阪神ナインもベンチ前に整列。佐藤ら主力選手も拍手を送って偉業をたたえた。
◆おーん、そら生で解説したかったよ...?この日は日本テレビで巨人前監督の原辰徳さん(67)と阪神前監督の岡田彰布さん(68)が初めてダブル解説を行う注目の試合。ただ放送は午後7時から。阪神は初回から初めて1番に入った立石正広内野手(22)の初長打となる二塁打を足場に、森下翔太外野手(25)の中前打で先制。大山悠輔内野手(31)の2ランも飛び出した。3回には再び立石の安打から森下の二塁打で4点目。佐藤輝明内野手(27)も適時二塁打で続いた。ドラフト1位カルテットによる、おいしいシーン満載の序盤となった。3回の阪神の攻撃が終わったのは午後6時51分だった。両氏の感想が生でお茶の間に届くことはなかった。
◆阪神は夢のドラ1カルテットがそろって安打を放ち、3回までに5得点した。プロ初の1番に入ったドラフト1位、立石正広内野手(22)がいきなり左翼フェンス直撃の二塁打。1死三塁とし、22年のドラフト1位森下翔太外野手(25)が巨人先発、井上温大投手(25)の初球を捉え、中前へ先制打を決めた。さらに、16年ドラ1の大山悠輔内野手(31)が6号2ラン。初回に3点を挙げた。さらに、3回。先頭の立石がプロ初のマルチ安打となる中前打を放つと、再び森下が右翼へ適時二塁打。続く20年ドラ1の4番佐藤輝明内野手(27)が右中間へ適時二塁打。ドラ1カルテットがそろって安打を放ち、5-0と突き放した。
◆阪神高橋遥人投手(30)は最初の3回を危なげなく無失点で終えた。打者11人、被安打2で無四球。今季7試合目の先発で初めて坂本誠志郎捕手(32)と組んだ。新加入の伏見寅威捕手(36)との抜群の呼吸が、ここまでの快進撃の一因となっていたが、慣れ親しんだ坂本とのコンビでも順調に滑り出した。また、井上温大投手(25)との「ハルト」対決としても注目されていたが、阪神打線は3回までに5点を奪った。高橋は余裕を持ったマウンドとなりそうだ。
◆巨人井上温大投手(25)が4回7失点で降板した。立ち上がりから捉えられた。初回先頭の阪神立石に左翼越えの二塁打を許すと、1死後森下に中前へ先制適時打を浴びた。さらに2死から、5番大山には直球を右翼席へ運ばれる6号2ランを献上。序盤から追う展開となった。3回には、1死二塁から森下、佐藤に連続適時二塁打を浴びた。4回にも4安打を集中され2失点。試合前時点では6試合に登板し、防御率1・67と抜群の安定感を見せていたが「打点はクリーンアップが上位を占めている。そういう勝負強さがある」と警戒していた主軸に5打点を許した。今季最短の4回で降板。今季ワーストの10安打を打ち込まれ、阪神先発高橋遥人との「ハルト」対決は、苦いマウンドとなった。
◆阪神ドラフト1位の立石正広内野手(22)がプロ初打点&猛打賞と暴れた。デビュー3戦目で初めて1番に座った。初回は巨人井上温大投手(25)から左翼フェンス直撃の二塁打。森下翔太外野手(25)の中前適時打で先制ホームを踏んだ。3回にも先頭で、中前打。この回2得点の口火を切った。さらに4回。1死二、三塁で146キロ高め直球を左前へはじき返した。プロ初打点&猛打賞でチーム6点目をたたき出した。「これまでの2打席とも、いい形でスイングすることができていたので、自信を持って積極的にスイングしていくことを心掛けました。1番打者としての先発となりましたが、やることを変えるのではなく、自分らしくスイングすることだけを考えて打席に立てていることが、良い結果につながっていると思います」この日は試合前のフリー打撃でバックスクリーンに痛烈な打球を放り込むなど、18スイングで6本の柵越えと絶好調だった。
◆阪神が一方的に点差を広げていく展開に、元巨人監督の原辰徳氏(67)は「なかなかこういう展開はなかったなあ」とつぶやいた。ここで一方的な試合展開への持論を展開したのが、阪神岡田彰布オーナー付顧問(68)。「おれは絶対に主力替えなかった。こういうゲームこそ、クリーンアップが最後まで責任持って試合出ろって、替えなかったね」と力説した。原氏は「負けたゲームでもどこかに次につなげられるような。その悔しさを岡田監督はわかっていたから、替えなかった」とフォローしながら、元ライバル監督の心中をおしはかった。岡田顧問も「お客さんが見にきてるんだから」とうなずいた。そこで2人が引き合いに出したのが、7点ビハインドをひっくり返した20日の阪神中日戦(甲子園)。岡田顧問は「1回テレビ消したよ。次つけたら7-4になってるから、これは見ないといけない。野球って最後までわからない」と振り返っていた。
◆阪神高橋遥人投手(30)が今季5度目の完封へ、理想的なペースでアウトを重ねている。巨人井上温大投手(25)との「ハルト」対決は早々に決着。井上は4回7失点でKOされた。高橋は5回まで3安打、無四球の安定した内容。球数も59球に抑えている。シーズン5完封以上は、20年大野(中日)の6度以来。阪神では79年小林が最後だ。5月までに5完封なら61年権藤(中日)以来、阪神では49年若林、69年若生の4完封を上回る球団新。シーズン5勝目までがすべて完封勝ちならプロ野球史上初。
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◆巨人平山功太内野手(22)が、アクシデントで交代した。7点ビハインドの6回、阪神先発高橋を捉え、右翼線へ二塁打を放った。全力でベースを駆け抜けたが、二塁到達直後に左の太もも裏を押さえると険しい表情を見せた。その後ベンチに下がり、代走松本が送られた。平山は出場8試合連続安打をマークしており、この日もマルチ安打と1番打者として打線をけん引していた。
◆阪神が5回までに先発野手全員安打を記録した。5回、2死から6番の木浪聖也内野手(31)が中前打を放ち、達成。この日はドラフト1位の立石正広内野手(22)がデビュー3戦目で初めて1番に座り、プロ初打点&猛打賞の大暴れ。黄金ルーキーの一打で火が付いた猛虎打線は、3番森下翔太外野手(25)、4番佐藤輝明内野手(27)、5番大山悠輔内野手(31)のドラ1カルテットがそろって打点を挙げ、4回までに7-0と突き放した。19日に立石が1軍デビューしてから3試合連続でチームは2ケタ安打となった。
◆巨人ナインが6回裏の攻撃前に円陣を組んだ。輪の中心の橋上秀樹オフェンスチーフコーチ(60)が指示を出した。打線は5回まで阪神先発の高橋遥人投手に散発3安打に抑えられ、二塁を踏めていなかった。0-7と大きなリードを許す中で、打開策を図る指示が伝わったとみられる。6回裏先頭の平山功太内野手(22)は高橋のスライダーを捉えて右翼線へ運ぶ二塁打を放った。
◆巨人門脇誠内野手(25)が創価大の後輩の4安打目を阻止した。5回の守備から遊撃で途中出場すると、6回2死、阪神ドラフト1位の立石正広内野手(22)の強烈な三遊間への当たりにダイブ。滑り込みながら食らいつき、一塁に送球しアウトに仕留めた。創価大時代の3学年後輩のヒット性の当たりをアウトにして、立石も苦笑い。この日3打数3安打と存在感を見せていた後輩の4安打目を阻止する形となった。
◆阪神高橋遥人投手(30)は今季5度目の完封を逃した。7-0と大量リードの6回2死三塁でボビー・ダルベック内野手(30)に左前打を打たれた。高橋はここまで4勝すべてを完封で飾ってきた。シーズン1~5勝目がすべて完封ならプロ野球史上初となるところだった。
◆阪神岡田彰布オーナー付顧問(68)が元巨人監督の原辰徳氏(67)を前に、競合した22年ドラフトの裏話を明かした。阪神も巨人も高松商(香川)・浅野翔吾外野手(22)をドラフト1位で狙ったドラフト。その直前「おれ、寝とったんよ。そしたら(原氏が)メール送ってくるんよ。『勝負やめましょう』って」と。そうすると原氏が「ドラフトの勝負は、やめましょうって。勝負は野球で」と真意を説明。岡田顧問は「そんなん送ってくるんよ」と苦笑いしきり。巨人が浅野の交渉権を獲得し、外した阪神は森下翔太外野手(25)を指名した。
◆巨人が、阪神相手に5回まで7点リードを許す苦しい展開のなか、「すしレース」ではコハダが今季4勝目をあげた。号砲とともに集団から飛び出したのは、コハダとマグロ。両者譲らぬ競り合いも、終盤で勝負強さを発揮したのはコハダ。マグロをわずか1貫差でかわしゴールテープを切った。2着にはマグロ、3着にウニが入った。今季4勝のうち、3勝を終盤のデッドヒートで制しているコハダ。巨人はここまで阪神先発高橋相手に苦しんでいるが、レース展開に続き、終盤に追い上げを見せるか。今季の戦績はマグロ4勝、コハダ4勝、タマゴ2勝、イカ2勝、かんぴょう2勝、アナゴ2勝、芽ネギ1勝、エビ1勝、ウニ1勝となった。▽すしレース 4回表終了時にイニング間イベントとして、米国の「ホットドッグレース」のような「すしレース」を開催している。ファン参加型のアクティベーションで出場者は「江戸前スーシーズ」に扮(ふん)して競走する。メンバーはマグロ、コハダ、タマゴ、エビ、アナゴの5貫に加え、今季から新メンバーのイカ、ウニ、芽ネギ、かんぴょうの計9貫。参加対象は公式ファンクラブ「CLUB GIANTS KIDS MEMBER」で当日の開場から1回裏終了まで応募受け付けし、東京ドーム内ファンクラブブースで抽選によって決定する。今シーズンからオフィシャルプレミアムスポンサー「DAZN」が提供する「DAZN presentsすしレース」として開催されている。
◆阪神高橋遥人投手(30)が今季7試合目、54イニング目で初めて長打を打たれた。7-0と大量リードの6回、先頭の平山功太内野手(22)に右翼線に打球を落とされた。それまでは、4回までに打たれた3本を含め24安打すべてが単打だった。規定投球回に達している投手では12球団で唯一だった。
◆阪神岡田彰布オーナー付顧問(68)の予言が的中した。前半は阪神が7点を奪い、一方的な展開。だが巨人が6回に1点、7回にも門脇、松本剛の連打で2点目を奪い、じわりと反撃。打席にキャベッジが立ち、岡田顧問は「ここでホームラン出たらわからへんよ」とつぶやいた。すると、その声が聞こえたかのように? キャベッジが2ラン。岡田顧問は「うわ...」と声をあげた。岡田顧問は「逆を見てるからね」と言うと、元巨人監督の原辰徳氏(67)も「監督というのは心配から入るから」と推察していた。
◆巨人ボビー・ダルベック内野手(30)が追い上げの一打を放った。7点を追う6回2死三塁、阪神先発高橋の7球目を捉え、チームに初得点をもたらす左前適時打とした。ダルベックはこの日マルチ安打を記録し、快投を続ける高橋の完封を阻んだ。
◆阪神岡田彰布オーナー付顧問(68)と元巨人監督の原辰徳氏(67)が、阪神の3、4番を論じた。森下翔大外野手(25)は、原氏にとっては東海大相模(神奈川)の後輩。「どういう状況でもものおじせずに臨める。それが彼のいいところ」と分析。岡田顧問も「選球眼がよくなった」とほめた。また佐藤輝明内野手(27)については、岡田顧問が「もともと能力はあったけど」と切り出すと、原氏は「けっこう岡田監督、厳しく指導してましたよ」と追及した。岡田顧問は「ポイントがよくなった。1試合3本くらいバットを折ることがあったけど、打つポイントが本当によくなった」とフォローした。
◆阪神高橋遥人投手(30)がイニング途中で降板した。7-0と大量リードの6回に1失点。7回には2死走者なしから連打で2点目を奪われ、さらにトレイ・キャベッジ外野手(29)に今季初の被本塁打となる2ランを左翼に運ばれた。4失点は今季最多。キャベッジの打球が左翼に上がった瞬間、マウンド上でしゃがみ込んだ。交代を告げられるとベンチで頭を抱えた。球数は89球。8安打、1四球、4奪三振。4失点すべて自責がついて防御率0・99となった。今季4勝をすべて完封で飾り、ほか2回の先発も6回1失点と好投していた左腕が、初めて見せた変調だった。
◆巨人松本剛外野手(32)が攻守で魅せた。6点ビハインドの7回1死満塁、阪神6番木浪が打ち上げた浅めの中飛を前に出ながら捕球すると、本塁へノーバウンド送球。三塁走者・森下の生還を阻止した。その裏の攻撃では、2死三塁の好機で、阪神高橋のツーシームを捉えた。打球は三遊間を抜けていく左前適時打。4月14日以来の打点を記録した。6回の途中出場から存在感を示した。
◆巨人井上温大投手(25)が今季ワーストの4回7失点で降板した。1回先頭、阪神立石に左翼越えの二塁打を許すと、1死後、森下に中前へ先制適時打を浴びた。さらに2死後、5番大山には直球を右翼席へ運ばれる6号2ランを献上。その後も10安打を浴びるなど打ち込まれた。試合前時点では6試合に登板し、防御率1・67と抜群の安定感を見せていたが「試合を壊してしまって申し訳ないです」と謝罪した。
◆巨人トレイ・キャベッジ外野手(29)が今季8号となる2点本塁打を放った。5点を追う7回2死一塁、阪神高橋遥人(30)から追撃となる2点本塁打を左翼席へ放った。打球速度は169・8キロ、角度25度、飛距離は117・3メートルだった。その後の守備に就いた際には、ライトスタンドからのキャビーコール。おなじみの弓引きポーズで声援に応えた。
◆阪神高橋遥人投手(30)は6回2/3を4失点で降板した。5回まで快調に0を並べていたが6回に1失点、7回に2死から3失点。トレイ・キャベッジ外野手(29)に2ランを浴びた。7-4とリードが3点差になったタイミングで交代が告げられた。球団広報を通じて以下のようにコメントした。「立ち上がりはコントロールできていないボールもありましたが、坂本さんがいろいろなボールを使ってくれて、徐々に自分のボールが投げられるようになってきました。序盤から大量リードももらったのに最後はイニングも投げ切れず点差も僅差(きんさ)にしてしまい申し訳ないです」
◆巨人が猛虎打線にのみ込まれ、上位同士での「伝統の一戦」3連戦の初戦を落とした。2連敗となり、貯金を4に減らした。先発井上温大投手(25)が出ばなをくじかれた。初回、1番起用の阪神ドラフト1位ルーキー立石にファウルで粘られ、7球目が左翼への二塁打に。1死三塁から3番森下に中前打で先制点を献上すると、2死一塁から5番大山に6号2ランを被弾。今季7度目の登板で初の初回失点を喫すると、3、4回も連打を許し、4回7失点で悔しい降板となった。ここまで防御率1・67と抜群の安定感をみせていたが、「試合を壊してしまって申し訳ないです」と肩を落とした。打線は今季6試合で4勝0敗(4完封)の阪神先発高橋を前に、5回まで3安打無得点。6回攻撃前にベンチ前で円陣が組まれ、コーチ陣から攻略の指示が飛ぶと、この回に阪神戦4本塁打の「虎キラー」ボビー・ダルベック内野手(30)が適時打。さらに阿部慎之助監督(47)が自ら打撃の助言をした7回にトレイ・キャベッジ外野手(28)の8号2ランなどで3点を返した。今季の阪神との対決は4勝5敗となった。
◆阪神が先発全員安打の13安打と打ちまくりで、雨天中止を挟んで3連勝を飾った。4月17~19日以来の3連勝で、試合のなかった首位ヤクルトに0・5ゲーム差に迫った。出場3戦目でプロ初の1番で先発したドラフト1位立石正広内野手(22)が、いきなり打線に火を付けた。初回、巨人先発井上から左翼フェンス直撃の二塁打をマーク。1死三塁から森下翔太外野手(25)の中前適時打で先制のホームイン。さらに5番大山悠輔内野手(31)が6号2ランを放ち、初回に3点を挙げた。勢いは止まらず、3回再び立石が先頭で中前打を放つと、1死二塁から森下が右翼へ適時二塁打。続く佐藤輝明内野手(27)も右翼へ適時二塁打で続き、この回2得点とした。4回も先頭の坂本誠志郎捕手(32)が左前打、高寺望夢内野手(23)が中越え二塁打と連打でチャンスメイク。1死から立石が井上の直球を捉えて左前に運び、プロ初となる適時打を放った。中野拓夢内野手(29)も右前適時打で続き、この回も2点を奪った。先発の高橋遥人投手(30)は、7回途中8安打4失点の粘投で、無傷の5勝目。5回まで許したのは散発3安打。6回に先頭の平山に右翼へ二塁打を許し、2死からダルベックに左前適時打を献上した。7回は2死から門脇に三塁打を浴び、松本に左前適時打、続くキャベッジに左中間へ2ランを浴び、ここで降板。ここまで4勝すべてを完封勝ちで挙げており、今季5度目の完封こそ逃したが、逆転は許さなかった。
◆阪神がピンチをしのいだ。7-4の8回、3番手のラファエル・ドリス投手(38)が1死一、二塁のピンチを招いた。ここから熱投を見せた。増田陸内野手(25)をフルカウントから外角低めぎりぎりに153キロを突き刺して見逃し三振。続く佐々木俊輔外野手(26)に対してもフルカウントとなったが、最後は低めの153キロを振らせて空振り三振に切った。その瞬間、坂本誠志郎捕手(32)は気合たっぷりに右こぶしを強く握った。7-0の快勝モードから高橋遥人投手(30)が打たれて3点差で終盤へ。嫌なムードが流れていた。バッテリーは粘り強く緊迫感のある場面をしのいだ。
◆阪神が前半に大量7点を奪い、後半の巨人の追い上げをかわして3連勝した。先発の高橋遥人投手(30)がキャベッジに2ランを浴びるなど、まさかの4失点。7回途中でマウンドを降りたが、救援陣が無失点でつなぎ、高橋は無傷の5連勝となった。プロ初の1番で先発した立石正広内野手(22)はプロ初の猛打賞、プロ初の打点。チームを快勝に導き、東京ドームデビューで鮮烈な印象を残した。ヒーローインタビューは立石。-初めての1番。いつ言われたのか。立石 今日の試合前に1番でいくぞと言われました。-どんな気持ちで打席に立石 変わらずしっかり振っていこうと。いい結果になってよかったです。-3打席目にタイムリー立石 チャンスで凡退が続いていたので、早くチャンスでしっかり打点挙げたいなと思っていました。よかったです。-猛打賞立石 うれしいですし、これからも何回もこういう日をつくっていけたらいいなと思います。-デビューから3連勝立石 いや、いいですね。-初めての伝統の一戦立石 こういういろんなお客さんがいる前でプレーすることを夢見てきたので、まず第一歩としてプレーできてうれしかったです。-全国のファンへ立石 これからも勝利を重ねていけるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。
◆阪神高橋遥人投手(30)は苦しみながら白星を手にした。7ー0の6回2死三塁。打席にダルベックを迎えたところで、球審がタイムをかけ、高橋にボール交換と、左手をユニホームで拭くように求めた。高橋は素直に応じた。高橋のルーティンで投球動作の前に指をなめ、息を吹きかけるルーティンがあるが、そこを球審が注意したとみられる。ダルベックに左前打を打たれて初失点。7回にも3失点して降板となったが、無傷の5勝目を挙げた。高橋は「拭いてなかったので。それは全然関係ないですね」と強調した。
◆巨人阿部慎之助監督(47)が「なんとか食い止めてほしかった」と初回を振り返った。先発井上温大投手(25)が1回、1番起用の阪神ドラフト1位ルーキー立石にファウルで粘られ、7球目に左翼への二塁打を許した。指揮官は「立石君も素晴らしいバッターなんだけど、タイガースを乗せちゃったというか」と言及。勢いにのまれる形で、一死三塁から3番森下に中前打で先制点を献上。さらに二死一塁から5番大山に6号2ランを被弾し、流れをつかまれた。打線は今季6試合で4勝0敗で4完封の阪神先発高橋を、中盤から攻略した。5回まで3安打無得点も、6回攻撃前にベンチ前で円陣が組まれ、この回にボビー・ダルベック内野手(30)が適時打。さらに7回にはトレイ・キャベッジ外野手(28)の8号2ランなどで3点を返した。阿部監督は「最後もあそこまでね、高橋投手を多少は追い込めたかなっていうのはね、あったんで。次につながるはずです」「チームにとっても大きいと思いますし。けどね、まだまだ攻略はできてませんので、次、当たるときはね、なんとか攻略できるように、こちらもいい指示が出せるようにしたいなと思います」と見据えた。チームは「伝統の一戦」3連戦の初戦を落とし、2連敗で貯金を4に減らした。
◆阪神が前半に大量7点を奪い、後半の巨人の追い上げをかわして3連勝した。先発の高橋遥人投手(30)がキャベッジに2ランを浴びるなど、まさかの4失点。7回途中でマウンドを降りたが、救援陣が無失点でつなぎ、高橋は無傷の5連勝となった。プロ初の1番で先発した立石正広内野手(22)はプロ初の猛打賞、プロ初の打点。チームを快勝に導き、東京ドームデビューで鮮烈な印象を残した。高橋が開幕から無傷の5連勝。阪神で開幕5連勝以上は、23年に6連勝の大竹以来。今季の高橋はすべてビジターの登板で、本拠地の甲子園でまだ投げていない。52年のフランチャイズ制後、本拠地球場で1度も登板せずに開幕5連勝したのは、52年杉下(名古屋)以来74年ぶり2人目の珍しいケースとなった。杉下も本拠地の中日球場で1度も投げず、ビジター3勝と、ホームゲームの刈谷市営、鳴海で2勝した。なお、開幕5連勝がすべて敵地での勝利だったのは、65年竜(広島)07年江草(阪神)10年榊原(日本ハム)21年宮城(オリックス)に次いで5人目。
◆巨人平山功太内野手(22)が左足の負傷で戦線離脱する見込みとなった。7点ビハインドの6回、阪神先発高橋を捉え、右翼線へ二塁打を放った。高橋から今季初の長打となったが、二塁到達直後に左の太もも裏を押さえ、険しい表情。その後ベンチに下がり、代走に松本が送られた。阿部慎之助監督(47)は試合後、「多分映像見てたら分かったと思うんで。多分、今日、検査行くのかわかんないですけど、ちょっと時間かかるかもしれませんね」と説明した。平山は育成選手だった今春のオープン戦で1軍に抜てきされると、2試合連続本塁打などで結果を残し、4月5日に支配下登録された。出場8試合連続安打をマークしており、この日もマルチ安打で1番打者として打線をけん引していた。
◆阪神中野拓夢内野手(29)がドラフト1位の立石正広内野手(22)と初の1、2番コンビを組み、好アシストを見せた。初回無死二塁では二塁ゴロで二塁走者の立石を三塁に進め、3回無死一塁では犠打で一塁走者の立石を二塁へ。4回には適時打も放った。プロ初の1番を打った立石には「いやー...すごいですね。あれだけ初対戦の投手が多い中で、ほぼほぼ芯で捉えられていましたし、はい。『すごいな』と思いながらネクストで見ていました」と目を丸くしていた。
◆阪神が先発全員安打の13安打と打ちまくり、雨天中止を挟んで3連勝を飾った。4月17~19日以来の3連勝で、試合のなかった首位ヤクルトに0・5ゲーム差に迫った。阪神藤川球児監督(45)は開口一番で「タフでしたね」と振り返り「付け入る隙と言いますか、それは見ていたんですけど、やっぱり厳しい勝負になりますね」と冷静に話した。初回に3得点し先手を奪うと3回に2点、4回にも2点と、前半で7点をリード。それでも好投を続けていた高橋遥人投手(30)が6回にこの日初めて失点し、7回にもキャベッジの2ランなどで3点を奪われ、追い上げを振り切っての勝利となった。敵地でカード初戦を取ったが「また明日ニューゲームですから。主導権を握れるのか、それとも、どういう立ち位置になるか分かりませんけど。とにかく厳しい戦いを想像しながら、全員で、またまとまって、勝負していきます」とすぐに次戦へ切り替えていた。
◆阪神及川雅貴投手(25)が流れを引き戻した。先発の高橋が4点を失い、7回途中でまさかの降板。そのあとを受けて登板し、吉川を145キロストレートで遊直に打ち取った。ここまで4完封の高橋のイニング途中の降板にも「そういうのも想定して準備をするのが中継ぎなので。準備ができていなかったとかは全然ないです」とセットアッパーの役割を果たした。
◆阪神のドラフト1位立石正広内野手(22)がプロ初打点&猛打賞で、鮮烈な伝統の一戦デビューを飾った。打線は、先発野手全員安打の猛攻で13安打。3連勝で首位ヤクルトに0・5ゲーム差に迫った。「もちろん出塁も大事ですけど、いい場面で打ちたかったので、今日1本出てよかった」デビュー3試合目で初の1番。アマチュア時代を含めて「あまり記憶にない」と言う打順も「変わらずしっかり強く振っていく」と打席に向かった。初回、巨人井上の外角低め直球に体勢を崩されながらも、左翼フェンス直撃の二塁打。森下の中前適時打で先制ホームを踏んだ。3回にも先頭で、スライダーをコンパクトに振り抜き中前打。5-0の4回にも1死二、三塁で左前にはじき返した。プロ初適時打で初打点を挙げ6点目をたたき出した。試合前には同じ野球トレーニングジムに通う森下から「東京ドームなので、室内バッティングをするぐらいの気持ちで」とアドバイスを受けた。先輩の助言で無理に強振することなく、痛烈な打球を重ねた。初めてのヒーローインタビューで「(猛打賞は)うれしいですし、これからも何回もこういう日を作って行けたらいいな」と初々しく笑った。立石がデビューした19日からチームは3連勝。黄金ルーキーが猛虎打線に火を付けた。【村松万里子】
◆巨人門脇誠内野手(25)が創価大の後輩の4安打目を阻止した。5回の守備から遊撃で途中出場すると、6回2死、阪神ドラフト1位の立石正広内野手(22)の強烈な三遊間への当たりにダイブ。滑り込みながら食らいつき、一塁に送球しアウトに仕留めた。直感が働いた。巨人門脇が遊撃の定位置から数歩、三遊間に寄った。6回2死、創価大の3学年後輩でもある、阪神ドラフト1位・立石の打席。「1年間一緒にやっていて、よくそこ(三遊間)に打ってた。そこに来ると思って行ったら(打球が)来ました」と大学時代に何度も見てきた打球に対応した。三遊間への打球速度168キロの強烈なヒット性の当たりをショートバウンドで滑り込みながら好捕。ファインプレーでアウトに仕留めた。約1カ月、スタメン出場なし。あふれる気持ちがプレーに表れた。5回の守備から途中出場し、これが守備での最初のプレー。ベンチから後輩の3安打を見届け、心が燃え上がった。「やっぱり後輩が活躍してるのは悔しい...悔しいというか負けてられへんなと。ああやって出場機会があって、それも偶然ではないのかなと思ってました」としみじみ言った。創価大では4年時に立石が1年で入部。ともに練習パートナーも務めてきた。ずばぬけたスイングスピード、打球速度など、すごさは身に染みて分かっている。2打席目では17日ぶりの安打となる三塁打。敗れはしたものの存在感が光った。「立石のおかげじゃないですか」と後輩に感謝した門脇。これが先輩の意地だ。【小早川宗一郎】
◆巨人平山功太内野手(22)が22日、阪神戦(東京ドーム)で途中交代した。6回の第3打席、右翼線に運ぶ二塁打を放ったが、二塁到達後に左太もも裏付近を押さえ険しい表情を浮かべた。トレーナーに付き添われてベンチに下がると、そのまま代走が送られた。試合後、橋上秀樹オフェンスチーフコーチ(60)は「病院に行って、画像を確認していると思う。本人と明日の状態を確認してからになる」と説明。出場8試合連続安打をマークし、1番打者としてアピールしていただけに、痛いアクシデントとなった。
◆巨人杉内俊哉投手チーフコーチ(45)が「悔しがり方」を説いた。「なんでしょうね。7点取られてますからね。僕なら絶対悔しいんですよ。えらい淡々と投げてんなっていうのは正直思いましたけどね」。言及したのは先発マウンドを託した井上温大投手(25)の振る舞いについて。初回に3失点。高めに浮いた球を痛打されるなど精彩を欠き、3、4回にも追加点を与えて4回7失点でKOされていた。「本人はね、そう(淡々)じゃないかもしんないけど、見てるこっち側からすると、うん。(カード)頭を任せている意味とか、阪神はやっぱ勝たなきゃいけない相手ですからね。難しいですね。詳しいのはちょっと温大に聞いてほしいですけど、僕はそう見えたかなっていうところですね」。率直な胸の内を明かした。相手がいたからこそ、なおさらだった。阪神先発の高橋遥人投手(30)。今季6試合で4勝0敗(4完封)の左腕とは「ハルト対決」として注目されていた。圧巻な成績を残すライバル球団の雄は、7-1と大量リードしていた7回に2点目を許すと、顔をしかめた。トレイ・キャベッジ外野手(28)に2ランを浴びると、マウンドでしゃがみ込んだ。同コーチは「1点取られてこれだけ悔しがるんだ。キャビーにね、ツーラン打たれて、そこでもやっぱマウンドで膝つくぐらいやっぱ悔しがっている姿を見て、あ、俺はこっち派だなと思いましたけどね」と対比が際立った。もちろん、期待をかけているからこその進言だ。本人にも直接伝えた後で報道陣に応対していた。「次回、期待しましょう。温大君には」。明暗分かれたハルト対決を、今後の糧にできるか。
◆阪神高橋遥人投手(30)は7回途中4失点と苦しみながら5勝目を手にした。シーズン5勝目までを全て完封で挙げれば史上初だったが、快挙達成とはならなかった。6、7回に失点し「結果球は甘いのが多かったので、後半ああなる要素が前半からあったのかなと」。6回には球審がタイムをかけてボール交換と、なめた左手を拭くように求めた。すぐに応じたが、直後にダルベックに適時打を許した。「拭いてなかったので。別に関係ないです」と動揺はなかったと強調した。
◆プロ初の1番で先発した立石正広内野手(22)はプロ初の猛打賞、プロ初の打点。チームを快勝に導き、東京ドームデビューで鮮烈な印象を残した。ルーキーに負けじと、ドラ1の先輩トリオも打ちまくった。まず豪快な一振りを見せたのは5番大山悠輔内野手(31)。1点を先制しなおも2死一塁の1回、巨人井上の148キロ直球を捉え、右翼スタンドへ6号2ラン。「先頭の立石から、後輩たちがチームに勢いをつけてくれたので、良い雰囲気で打席を迎えることができました」。後輩の活躍に1発で呼応した。3回には先頭で立石が中前打を放ち、中野拓夢内野手(29)が犠打を決めて1死二塁。ここで3番森下翔太外野手(25)が、右中間へ適時二塁打。なおも1死二塁で、今度は4番佐藤輝明内野手(27)も二塁打で続き、強力クリーンアップは止まらなかった。立石とともに、この日猛打賞となった森下は「1番バッターが良い流れをつくってくれたので、刺激を受けながら打席を迎えられました」と力に変えていた。佐藤は7回にも二塁打をマークし、ここまで二塁打は17本。シーズン記録のオリックス谷の52本を超える、55本ペースと量産中だ。藤川球児監督(45)は「連動して、束になってかかっていくと。特に大切なゲームと捉えていっていますから、素晴らしい前後の活躍でしたね」と中軸を称賛。ルーキーのフレッシュな活躍が、相乗効果をもたらした。【磯綾乃】
◆阪神のチーム初安打は立石正広内野手(22)のバットから飛び出した。フォレスト・ウィットリー投手(28)に対して初回から各打者、てこずったが3回2死から立石がようやく対応。カウント1-1から3球ファウルで粘り、最後はやや高く入ってきたナックルカーブをとらえ、ライナー性の強い打球を左前にはずませた。立石はデビュー4戦目で、全試合安打を継続。初の3安打、初打点も挙げた前日22日に続いて「1番」でスタメン出場している。
◆阪神のD1位・立石正広内野手(22)=創価大=と森下翔太外野手(25)が試合前のフリー打撃でアーチを量産した。25年ドラフト1位の立石と22年ドラフト1位の森下のドラ1コンビが、フリー打撃を同班で行った。立石はプロ入り後初の東京ドームで、18スイング中6本の柵越えを記録。バックスクリーンに飛び込む一発も放ち、規格外のパワーを見せつけた。森下も19スイングで7本の柵越え。2人の"競演"に、東京ドームは試合前から盛り上がりを見せた。
◆前日21日の中日戦(甲子園)は雨天により中止となった2位の阪神は3位の巨人との3連戦を迎える。ドラフト1位・立石正広内野手(22)=創価大=がプロ入り後初めて1番に入った。19日の中日戦(倉敷)でデビュー後2試合連続安打中のゴールデンルーキーから猛攻を仕掛ける。先発は高橋遥人投手(30)。今季は6試合に先発して4勝ですべて完封勝利。前回登板で連続試合完封記録は3で止まったが、防御率は驚異の0・38。6試合すべてで伏見と組んでいた左腕だったが、今季初めて坂本とのバッテリーとなった。
◆23日の10回戦に先発する阪神・村上頌樹投手(27)はショートダッシュなどで調整した。「一発を気を付けながら投げていきたい。あまり気にすることなく、自分らしい投球ができれば」。前回登板は16日の広島戦(甲子園)であと1球で完封目前の9回途中1失点と好投し、2勝目を挙げた。巨人には開幕戦を含む2試合に登板し、いずれも新外国人のダルベックに本塁打を浴びるなど2戦2敗を喫している。3位の巨人と1・5ゲーム差で迎える今カードに、藤川阪神は高橋、村上、才木の3枚看板を投入し、宿敵退治を狙う。村上も「相手が巨人さんなので、強い気持ちを持って臨みたい。交流戦前最後のカードなので、チーム全体で勝っていい流れに乗れれば」と力を込めた。
◆「1番・左翼」で先発出場した阪神のドラフト1位・立石正広内野手(22)=創価大=が第1打席に二塁打を放った。巨人の先発・井上との勝負だった。初球から果敢にスイングしてファウル。追い込まれるもファウルで粘ってカウント2-2から7球目の直球に反応した。左手一本でうまく合わせた打球は、そのまま左翼手の頭を越えた。立石は悠々と二塁に到達し、ベンチに向かって両手でガッツポーズ。プロ入り初の長打でチャンスを作ると、森下の適時打で先制のホームを踏んだ。
◆阪神が一回に3点を奪った。まずはプロ初めて1番に入ったD1位・立石正広内野手(22)=創価大=がプロ初長打となる二塁打でチャンスを演出。中野が二ゴロで好機を広げると、1死三塁で森下翔太外野手(25)が井上の149キロのツーシームを中前にはじき返し、すぐさま先制に成功した。さらに、大山悠輔内野手(31)が右翼スタンドへ今季6号2ランをたたき込み、初回だけで3点を奪った。森下「打ったのはストレート。しっかり準備をして打席に立てましたし、いい場面で回してくれたので、思い切って自分のスイングをすることができました」大山「打ったのはストレート。先頭の立石から、後輩たちがチームに勢いをつけてくれたので、良い雰囲気で打席を迎えることができました。まだ始まったばかりなので、次の1点をまた全員で取りにいきたいと思います」
◆巨人は井上温大(はると)投手(25)が先発。一回から3点を失う苦しい立ち上がりとなった。先頭のドラフト1位ルーキー、立石に左越えの二塁打を打たれると、続く中野は二ゴロで進塁打を許しいきなり1死三塁のピンチ。3番森下に1球目の直球を振り抜かれ、中前適時打で先取点を献上した。4番佐藤は見逃し三振に仕留めるも、続く大山に逆球となった外角高めの直球を右翼席へ運ばれ、痛恨の2ランを浴びた。この回3失点。既に4完封をマークし、防御率0.38と抜群の安定感を誇る阪神・高橋遥人と〝ハルト対決〟の投げ合いで苦しい展開を強いられた。
◆阪神のドラフト1位・立石正広内野手(22)=創価大=が「1番・左翼」で出場。プロ初のマルチ安打を記録した。まずは初回に左翼越えの二塁打で先制点につなげると、三回先頭で立った第2打席だ。左腕・井上の初球スライダーを強振。火を噴くような勢いの打球は中前へ。デビュー後3試合目にして早くもマルチ安打をマーク。黄金ルーキーの勢いが止まらない。
◆阪神は三回、森下翔太外野手(25)と佐藤輝明内野手(27)の適時打で2点を加えた。一回に森下の適時打と大山の2ランで3点を先制。2周り目も巨人先発・井上をとらえた。三回先頭でD1位・立石(創価大)がマルチ安打となる中前打を放って出塁すると、中野が犠打で1死二塁とし、森下がまたも仕事を果たした。追い込まれながらもファウルで粘り、7球目で右中間を破る二塁打。2打席連続となる適時打で、追加点を加えた。この勢いに佐藤も乗る。なおも1死二塁から右翼左へとはじき返す適時打をマークし、自身も好走塁で二塁へ。虎が誇るドライチスラッガーたちの活躍で、三回までに5-0と大きくリードを奪った。森下「打ったのはストレート。追加点が欲しい場面でランナーを返すことができてよかったです。初回もそうですが、1番バッターが良い流れを作ってくれたので、刺激を受けながら打席を迎えられました」佐藤「打ったのはストレート系の球です。良い流れで回してくれましたし、ランナーを返すことだけを考えて打席にたちました。いい仕事ができたと思います」
◆巨人の新外国人、ウィットリー投手が23日の第2戦に先発する。試合映像を分析することで初対決となる阪神打線の対策を重ねてきたといい「森下と佐藤はリーグを代表する打者なので警戒している。自分の投球で封じ込みたい」と力を込めた。本拠地で迎える初の伝統の一戦を前に「最大のライバルとの一戦ということでファンもわくわくしていると思う。自分自身も投げるのが楽しみ」と腕を撫した。
◆阪神・岡田彰布オーナー付顧問(68)が、読売テレビの中継で伝統の一戦の解説を務めた。前巨人監督の原辰徳氏(67)とのダブル解説。2人は指揮官時代にしのぎをけずり、1979年の日米大学野球選手権ではクリーンアップを組んだ。四回1死二、三塁で井上の初球を捉え、左前適時打を放ったドラフト1位の立石を手放しでたたえた。岡田顧問は「甘い球がくるんですよ。引き込むのかなあ。準備がいいよね。いつでもいけると。ストライクゾーンは全部振っている。タイミングが少しずれると、ファウルにする。スイングが速い」とうなった。
◆阪神のドラフト1位・立石正広内野手(22)=創価大=がプロ初打点となる適時打を放った。5―0の四回、先頭の坂本が左前打で出塁。高寺が左中間を破り、チャンスを広げる。1死二、三塁で迎えた立石が初球146キロを左前へ運び、チームの6点目を刻んだ。プロ初打点となる適時打で、さらにこの日3安打目となりプロ初の猛打賞も記録した。「打ったのはストレート。これまでの2打席とも、いい形でスイングすることができていたので、自信を持って積極的にスイングしていくことを心掛けました。1番打者としての先発となりましたが、やることを変えるのではなく、自分らしくスイングすることだけを考えて打席に立てていることが、良い結果につながっていると思います」
◆前巨人監督の原辰徳氏(67)が、読売テレビの中継で伝統の一戦の解説を務めた。阪神・岡田彰布オーナー付顧問(68)とのダブル解説。2人は指揮官時代にしのぎをけずり、1979年の日米大学野球選手権ではクリーンアップを組んだ。四回1死二、三塁で阪神のドラフト1位・立石がこの日3安打目となる左前適時打を放った場面。原辰徳氏は「並みではない。(3安打)すべて内容も完璧。私たちもドラフト1位で入りましたけど、岡田、原より上かもしれませんね」と舌を巻いた。
◆巨人・井上温大(はると)投手(25)が先発。今季ワーストの4回10安打7失点と打ち込まれ、73球でノックアウトされた。試合前の時点では防御率1.67だったが、一気に同3.02まで悪化した。ドラフト1位ルーキー、立石(創価大)に3安打を浴びるなど、阪神打線の1―5番に全員打点を許し、計8安打7打点。阪神先発、高橋遥人との〝ハルト対決〟は完敗となった。一回先頭の立石に左越えの二塁打を打たれると、続く中野は二ゴロで進塁打を許しいきなり1死三塁のピンチ。3番森下に1球目の直球を振り抜かれ、中前適時打で先取点を献上した。4番佐藤は見逃し三振に仕留めるも、続く大山に逆球となった外角高めの直球を右翼席へ運ばれ、痛恨の2ランを浴びた。三回も再び先頭の立石に安打で出塁を許すと、中野の犠打で二塁に進み、またも森下に右中間を破る適時二塁打を浴びた。続く佐藤にも適時二塁打を打たれると、四回にも立石、中野に連続適時打を浴びた。
◆阪神・岡田彰布オーナー付顧問(68)が、読売テレビの中継で伝統の一戦の解説を務めた。前巨人監督の原辰徳氏(67)とのダブル解説。2人は指揮官時代にしのぎをけずり、1979年の日米大学野球選手権ではクリーンアップを組んだ。一回から阪神が得点を重ね、7―0として迎えた五回。岡田顧問は油断大敵を強調した。「まだ7点ですからね。一昨日(20日)、7点差からやからね。一回、テレビ消したよ。ちょうど家におって。またつけたら、4―7になってて」と、阪神が中日戦(甲子園)で七回に0―7とされながら、九回に8―7でサヨナラ勝ちした試合を振り返った。さらに「プロ野球でひっくり返されたら駄目。絶対に勝たなアカン」と、中日に対しても苦言を呈した。
◆2位・阪神との交流戦前最後の3連戦。初戦の先発を任された巨人・井上温大投手は「一番手ごわいチーム。初戦をとればいい流れになる」と気合十分だった。昨季終盤に負った左肘痛の影響で春季キャンプは3軍スタート。4月上旬に復活の今季初勝利を挙げると、ここまでチーム2位タイの3勝。高卒7年目を迎え、投手陣の柱としての自覚がにじむ。前回15日のDeNA戦(東京ドーム)では自己最長に並ぶ8回を投げ、3安打無失点9奪三振。「今日だけじゃなくてこれ以降の試合もどんどんイニングを増やしていければ」と頼もしかった。阪神戦は2024年の初対戦から10試合に登板し、1勝4敗と負け越している難敵。相手先発の高橋遥人は今季挙げた4勝をいずれも完封でマークしており、防御率0・38と相手にとって不足はない。〝ハルト対決〟としても注目が集まる投げ合いに向けて「投手と勝負をするわけではないので。打線と勝負します。相手のペースにのまれないように、割り切って投げていけたら」と闘志を燃やしていた。しかし、立ち上がりから真ん中付近への甘い制球が目立ち、阪神のD1位・立石に3打席連続安打を許すなど、4回10安打7失点の大乱調。右翼席を陣取る阪神応援団の大合唱を浴びながら、マウンドを降りた。(依田雄太)
◆阪神・岡田彰布オーナー付顧問(68)が、読売テレビの中継で伝統の一戦の解説を務めた。前巨人監督の原辰徳氏(67)とのダブル解説。2人は指揮官時代にしのぎをけずり、1979年の日米大学野球選手権ではクリーンアップを組んだ。一回に初めて1番に入った立石の左越え二塁打をきっかけに森下の中前適時打で先制し、大山が6号2ランを放った阪神打線。岡田顧問は「今のプロ野球で右バッターが強くて、多くいると、絶対に優勝できます。(監督時代に)ドラフトであまり左バッターを取りにいったことないですよ」と語った。
◆阪神・高橋遥人投手(30)が今季初めて長打を浴びた。7―0の六回。先頭の平山に2球目のスライダーを右翼線に運ばれて二塁打に。試合前時点で6試合に登板して負けなしの4勝、4完封、防御率0・38を記録していた左腕。今季186人目の打者から初めて長打を許した。
◆巨人は0-7と大量ビハインドとなった六回、先頭で1番・平山功太内野手(22)が高橋遥人から右翼線へ二塁打を放った。しかし、二塁へ達したところで左脚をおさえるしぐさを見せ、表情をしかめた。トレーナーが駆け付け、ベンチへ戻ると、代走松本剛が告げられ途中交代となった。平山は広島県出身の22歳。瀬戸内高から入学した環太平洋大を1年で中退したが、独立リーグの千葉スカイセイラーズで野球を続け、同球団初のNPB選手となった。2023年秋のドラフト会議で巨人の最下位となる育成7位指名からはい上がり、4月5日に支配下選手契約をつかんだ苦労人。5月13日にコンディション不良のため一度、先発メンバーから外れたが、出場8試合連続安打と状態を上げていた。
◆阪神・岡田彰布オーナー付顧問(68)が、読売テレビの中継で伝統の一戦の解説を務めた。前巨人監督の原辰徳氏(67)とのダブル解説。2人は指揮官時代にしのぎをけずり、1979年の日米大学野球選手権ではクリーンアップを組んだ。六回、先頭の平山が右翼線二塁打を放ったが、走塁中に左脚を痛めて途中交代となった場面。岡田顧問は「ストライクゾーンを振れている」と打撃を評したが、アクシデントには渋い表情を浮かべた。「調子が良くなってくると、けがをする選手っておるんよな。調子が良くないときはけがせんけど。上本がそうやったなあ」と、度重なるけがに泣いた早大の後輩で、現在は打撃コーチを務めている上本博紀の名を挙げた。
◆巨人は0-7の六回、2死三塁で4番のボビー・ダルベック内野手(30)が左前適時打を放ち、この日初得点を挙げた。3月28日の対戦で完封勝利を献上した阪神先発の高橋遥人からようやく1点を刻み、本拠地で何とか〝連続完封〟の屈辱は阻止する意地を見せた。ダルベックは来日1年目の今季、これが24打点目。半数の12打点を阪神戦で挙げている。全8本塁打中4本塁打も阪神から放っている〝虎キラー〟が、この日も複数安打をマークするなど好相性ぶりが光る。
◆巨人・井上温大(はると)投手(25)が先発。今季ワーストの4回10安打7失点と打ち込まれ、73球でノックアウトされた。試合前の時点では防御率1.67だったが、一気に同3.02まで悪化した。ドラフト1位ルーキー、立石(創価大)に3安打を浴びるなど、阪神打線の1―5番に全員打点を許し、計8安打7打点。阪神先発、高橋遥人との〝ハルト対決〟で完敗し「試合を壊してしまって申し訳ないです」とコメントした。一回先頭の立石に左越えの二塁打を打たれると、続く中野は二ゴロで進塁打を許しいきなり1死三塁のピンチ。3番森下に1球目の直球を振り抜かれ、中前適時打で先取点を献上した。4番佐藤は見逃し三振に仕留めるも、続く大山に逆球となった外角高めの直球を右翼席へ運ばれ、痛恨の2ランを浴びた。三回も再び先頭の立石に安打で出塁を許すと、中野の犠打で二塁に進み、またも森下に右中間を破る適時二塁打を浴びた。続く佐藤にも適時二塁打を打たれると、四回にも立石、中野に連続適時打を浴びた。
◆日本ハムからフリーエージェント(FA)権を行使し、今季巨人に加入した松本剛外野手(32)が七回の守備から中堅に入り途中出場。いきなり1死満塁で木浪の中飛を捕球すると、本塁へ好返球を見せタッチアップした三塁走者を本塁で刺した。さらにその裏、2死三塁で迎えた第1打席で左前適時打を放った。今季、ここまで6度の先発登板で全て1失点以内だった阪神先発の高橋遥人から、今季初となる2得点目を刻んだ。
◆阪神・高橋遥人投手(30)は今季最多の4失点を喫し、七回途中で降板となった。「立ち上がりはコントロールできていないボールもありましたが、坂本さんがいろいろなボールを使ってくれて徐々に自分のボールが投げられるようになってきました。序盤から大量リードもらったのに最後はイニングも投げ切れず点差も僅差にしてしまい申し訳ないです」序盤は二塁も踏ませぬ投球で試合を作った。7点の援護をもらって余裕の展開と見られたが、終盤に巨人打線にとらえられた。六回に今季初の長打となる二塁打を浴びた後に適時打で1点を失うと、七回に今季初の複数失点を喫した。簡単に2死を奪うも、門脇に三塁打を浴びてピンチを背負う。続く松本に左前適時打を浴びて2点目を失うと、さらにキャベッジには左翼スタンドに2ランを運ばれた。マウンドでは思わずその場にうずくまって悔しさを隠さなかった。高橋は試合前まで今季6試合48イニングでわずか2失点と圧倒的な投球を続けてきたが、この日は6回2/3を4失点。0・38だった防御率は0・99となったが、0点台は死守している。なおチームは七回終了で7-4とリードを保っており、このまま逃げ切れば無傷の5勝目となる。
◆巨人のトレイ・キャベッジ外野手(29)が2-7の七回2死一塁で左翼席に飛び込む8号2ランを放った。阪神先発、高橋が投じた外角への直球を強振。打球は左翼席へと吸い込まれ、一気に試合は3点差となった。東京ドームを埋め尽くしたG党からは大歓声が上がり、キャベッジはお決まりの「弓矢ポーズ」で喜びを表現。球場の雰囲気を一変させてみせた。阪神先発の高橋はここまでの6登板で2失点以上を喫したことはなく、被本塁打は0と圧倒的な投球を続けていた。頼れる助っ人が難敵を攻略し、一気にチームに勢いをもたらした。
◆巨人は0-7と大量ビハインドの六回、攻撃前に一塁ベンチ前で橋上秀樹オフェンスチーフコーチを中心に円陣を組んだ。前回対戦で完封負けを喫し、この日も五回まで3安打無得点に封じられていた阪神・高橋遥人に対し、六回にダルベックの適時打で初得点。さらに七回には途中出場の松本剛の適時打とキャベッジの2ランで3得点を挙げ、3点差まで追い上げ高橋を降板に追い込んだ。
◆阪神・岡田彰布オーナー付顧問(68)が、読売テレビの中継で伝統の一戦の解説を務めた。前巨人監督の原辰徳氏(67)とのダブル解説。2人は指揮官時代にしのぎをけずり、1979年の日米大学野球選手権ではクリーンアップを組んだ。巨人が3点を追う八回1死一、二塁の場面。制球が不安定なドリスに対し、増田陸がカウント1―2から低めのボール気味の球を空振り。続く5球目は外角低めの際どいコースで見逃し三振に倒れた。岡田顧問は「打ちたい、打ちたいの強引なのは駄目」とし「強引になるカウントでは、セーフティーバントのサインを出したりしていた。そうしたら(ボール球を)振らない」と、自身の監督時代を振り返った。続く佐々木がフルカウントからボール気味の高めにバットを出してファウルにすると「何で振る?」。続く7球目で空振り三振に倒れると、そらそうよ、とばかりにうなずいた。
◆阪神はドラ1カルテットが躍動し、巨人に勝利した。首位ヤクルトの試合がなかったため、ゲーム差は0・5に縮まった。プロ入り後初めて1番に入ったドラフト1位・立石正広内野手(22)=創価大=が3安打1打点と才能を存分に見せつけた。初回先頭で二塁打を放ち先制点につなげると三回先頭でも中前打でチャンスメーク。四回には1死二、三塁で左前への適時打を放ち、プロ初打点&初適時打。そしてプロ初の3安打猛打賞を記録した。ルーキーに触発されたかのように打線が爆発。森下翔太外野手(25)が先制打を含む3安打2打点を挙げれば、佐藤輝明内野手(27)は2安打1打点。大山悠輔内野手(31)は一回に6号2ランを放ち、ドラ1カルテットだけで計9安打6打点をたたき上げた。先発した高橋遥人投手(30)は6回?を投げて8安打4失点。五回まで無失点と安定感を示すも、六回に平山から今季初めて長打を許すと、その後1点を失った。七回にはキャベッジから2ランを浴びるなど3失点。今季ワーストの4失点を喫したが打線の援護もあり今季5勝目を挙げた。
◆巨人・平山功太内野手(22)が「1番・右翼」で出場。0-7の六回、先頭で高橋遥人から右翼線へ二塁打を放ったが、二塁へ達したところで左脚をおさえるしぐさを見せ、表情をしかめた。トレーナーが駆け付け、治療のためベンチへ戻ると、代走松本剛が告げられ途中交代となった。阿部監督は試合後「(復帰まで)ちょっと時間がかかるかもしれませんね」と言及した。平山は広島県出身の22歳。瀬戸内高から入学した環太平洋大を1年で中退したが、独立リーグの千葉スカイセイラーズで野球を続け、同球団初のNPB選手となった。2023年秋のドラフト会議で巨人の最下位となる育成7位指名からはい上がり、4月5日に支配下選手契約をつかんだ苦労人。5月13日にコンディション不良のため一度、先発メンバーから外れたが、出場8試合連続安打と状態を上げていた。
◆阪神・岡田彰布オーナー付顧問(68)が、読売テレビの中継で伝統の一戦の解説を務めた。前巨人監督の原辰徳氏(67)とのダブル解説。2人は指揮官時代にしのぎをけずり、1979年の日米大学野球選手権ではクリーンアップを組んだ。3点差の八回に3番手で登板したドリスが、ピンチを招きながら1回無失点でバトンをつないだ。だが、岡田顧問は「なんかねえ...。セット(ポジション)になると余計に心配になる。クイック、できないんでね。ストレートはストライクが入らない」と指摘。8試合連続無失点とした38歳右腕の内容に注文を付けた。
◆セ・リーグ3位の巨人は今季最長の7連勝後に2連敗を喫し、2位阪神とのゲーム差は2.5に広がった。先発の井上温大投手(25)が今季ワーストの4回10安打7失点でノックアウトされ4敗目(3勝)。試合前の時点では防御率1.67だったが、一気に同3.02まで悪化した。阿部慎之助監督(47)は「立ち上がり、立石くんも素晴らしいバッターなんだけど、タイガースを乗せちゃったというのもあったので、そこをなんとか食い止めてほしかった」と3安打を許した1番のドラフト1位ルーキーについて言及。四回の続投については「やっぱりまだまだこれからの選手ですから。ああいう試合でも投げさせることは大事かなと思ったので続投させました」と説明した。今季既に4完封をマークするなど、ここまで全登板で1失点以内だった阪神の先発、高橋遥人に対し六、七回で4得点。最大7点のビハインドから3点差まで迫まり、左腕を降板に追い込む意地を見せた。指揮官は「最後もあそこまでね、高橋投手を、多少は追い込めたかなっていうのはあったので、次に繋がるはず。チームにとっても大きいと思うけど、まだまだ攻略はできていませんので、次、当たるときは何とか攻略できるように。こちらもいい指示が出せるようにしたいなと思います」と語った。
◆阪神・岡田彰布オーナー付顧問(68)が、読売テレビの中継で伝統の一戦の解説を務めた。前巨人監督の原辰徳氏(67)とのダブル解説。2人は指揮官時代にしのぎをけずり、1979年の日米大学野球選手権ではクリーンアップを組んだ。「4番・三塁」で出場し、4打数2安打1打点。今季は打撃主要3部門でトップを走る佐藤の覚醒の理由を岡田顧問が分析した。「最初からすごい能力を持っているのは分かっていた。一番はポイントですね。1、2年目は1試合で3本くらいバットを折っていた。年間で何本折るんやって。ポイント、前さばきが良くなった。ホームランは泳ぎ気味のホームランが多い。ポイントが分かったんでしょう。差し込まれると細工できない」6年目の進化を遂げる主砲に目を細めた。
◆阪神はドラフト1位カルテットが躍動し、巨人に7-4で勝利。試合のなかった首位ヤクルトとのゲーム差は0・5に縮まった。プロ入り後初めて1番に入ったドラフト1位・立石正広内野手(22)=創価大=が3安打1打点と才能を存分に見せつけた。
◆阪神はドラ1カルテットが躍動し、巨人に勝利。試合のなかった首位ヤクルトとのゲーム差は0・5に縮まった。プロ入り後初めての巨人戦で、初の1番に入ったドラフト1位・立石正広内野手(22)=創価大=が3安打1打点と才能を存分に見せつけた。以下、初のヒーローインタビュー全文。――この大歓声は「めちゃくちゃうれしいです」――1番はいつ言われた「今日の試合前に1番で行くぞと言われました」――第1打席どんな気持ちで「変わらずしっかり、強く振っていこうと思っていたのでいい結果になってよかったです」――初打点をマーク「チャンスで凡退が続いていたので、早くチャンスでしっかり打点をあげたいと思っていたのでよかったです」――猛打賞を「うれしいですし、これからも何回もこういう日を作って行けたらいいなと思います」――デビュー後チームは3連勝「いや、いいですね...(場内笑い)」――伝統の一戦の雰囲気は「いや、まあ、こういういろいろなお客さんがいる前でプレーすることを夢見てきたので、まず第一歩として、プレーできてうれしかったです」――ファンへ「これからも勝利を重ねていけるよう頑張りますので応援よろしくお願いします」
◆阪神・岡田彰布オーナー付顧問(68)が、読売テレビの中継で伝統の一戦の解説を務めた。前巨人監督の原辰徳氏(67)とのダブル解説。2人は指揮官時代にしのぎをけずり、1979年の日米大学野球選手権ではクリーンアップを組んだ。岡田顧問から原氏に話を振る形で、自らが率いた一番強いチームの話題になった。原氏が「2009、10、11、12年あたりが強かった」と答えると、岡田顧問は「後ろ(抑え)、誰だった?」とさらにつっこんだ。「上原だったか、クルーンだったか」と記憶をたどる原氏に対し、岡田顧問はいち早く「あっクルーンだ。2008年もクルーンやった」と反応。最大13ゲーム差をひっくり返されたメークレジェンドを思い返し、苦笑いを浮かべた。原巨人は09、12年に日本一に輝き、10、11年はともに3位だった。一方、岡田顧問が挙げた最強チームは「2005年。藤川が七回を投げているとき」。理由については「一番は相手が諦めてくれる」と、〝JFK〟を擁してリーグ優勝を飾った年を挙げた。
◆阪神で1994年に新人王に輝き、米大リーグのアスレチックス、ジャイアンツ、楽天と渡り歩き、日米通算91勝をマークしたサンケイスポーツ専属評論家の藪恵壹氏(57)は、初めての1番で3安打1打点と活躍したドラフト1位・立石正広内野手(22)=創価大=の打撃を投手目線で絶賛した。立石は懐の深い構えから、球に対してバットの出方がいい。逆方向へ飛距離が出るスイングだ。第1打席は初球から真っすぐに対して思い切りよくスイング。その後もストライクゾーンに来たら、すべて振っていけるのも、バットの出る方向がいいから。ファウルで粘って最後は低めの真っすぐを左越え二塁打。第2打席はスライダー。第3打席は、投手からすれば1打席目に打たれた真っすぐ。どちらも初球から振ってヒットにした。投手目線で言えば、最も嫌な打たれ方だ。何を投げても打たれるイメージで、この先、井上は立石に対して苦手意識を持っても不思議ではない。初球からこれだけいい形で振っていく姿を見ていると、高橋由伸(元巨人)を思い出した。アウトになった2打席もしっかり捉えており、本塁打を打つのも時間の問題だろう。しばらくは1番で使い続けてもらいたい。ルーキーにとって、最初の巨人戦は独特な雰囲気を感じたはず。その中で自分の力をフルに出し切った立石は見事というほかない。
◆意地は見せた。セ・リーグ3位の巨人は2位阪神に敗戦。7連勝後に2連敗で、その差は2・5ゲームに広がったが、阿部慎之助監督(47)は「高橋投手を、多少は追い込めたかなというのはあった。次につながるはず」と0―7から3点差に追い上げた攻撃陣に、手応えを口にした。3月28日の前回対戦で完封を許した高橋に対し、円陣を組んだ六回に初得点。七回にもキャベッジの8号2ランなどで3得点を挙げた。今季一度も長打、2失点以上を許していなかった難攻不落の左腕を、4得点で降板に追い込んだ。2年ぶりの優勝へ、好投手との対決は避けては通れない。指揮官は「まだまだ攻略はできていませんので。次、当たるときは何とか攻略できるように。こちらもいい指示が出せるようにしたい」と前を向いた。(浜浦日向)
◆阪神が3連勝。一回に森下の適時打と大山の2点本塁打で3点を先制し、三回は3長短打で2点。四回は立石のこの試合3安打目のプロ初適時打などで2点加えた。高橋は6回?を4失点で開幕5連勝。巨人は井上の7失点が重過ぎた。以下に阪神のデータ。?阪神の新人・立石が3安打を放ち、プロ初の猛打賞(1試合3安打以上)を記録。阪神の新人選手の猛打賞は4月30日の岡城快生(3安打、対ヤクルト)に続く今季2人目。?阪神の新人選手が巨人戦初出場の試合で猛打賞をマークしたのは、2016年4月5日の高山俊(4安打、東京ドーム)以来10年ぶりで、初打席から3打席連続で安打を放ったのは、1958年9月7日の戸梶正夫(単打→本塁打→単打、甲子園)以来68年ぶり。?森下の先制打が勝利打点。勝利打点は阪神・佐藤と並び両リーグトップの今季7度目で、通算47度目。2リーグ制(50年)以降、新人から4年目までの通算勝利打点数で、巨人・長嶋茂雄、中日・森徹、阪神・田淵幸一と並ぶ3位で、田淵の球団記録に並んだ。最多は巨人・原辰徳と西鉄・中西太の49度。
◆4番のひと振りが東京ドームを揺らす。奇跡の〝やり返し〟は起こさせない。阪神・佐藤輝明内野手は一時7点差をつけ、逃げ切った勝利に胸を張った。「一昨日(20日)のゲームもあったので、7点差でも少し怖かった。そういう意味でみんな本当に油断していなかったと思うし、勝ち切れてよかったです」4-0で迎えた三回1死二塁の好機で井上から適時二塁打を放った。四回終了時で7点リード。ただ、20日の中日戦(甲子園)は7点差から終盤の猛攻で大逆転しサヨナラ勝利。野球は何が起こるかわからない。それを経験したからこそ、隙は見せない。森下、大山、そして立石も快音を響かせ、ドラ1カルテットが初の打点そろい踏み。打線を活気づかせるルーキーに主砲は「今日も打ってくれて本当に素晴らしい」と目を細めた。「みんなで点をとっていきたいと思います」ドラ1カルテットを中心に迫力を増す猛虎打線。その中心には2021年D1位がどっしりと構えている。(原田遼太郎)
◆巨人先発の井上温大投手が今季最短の4回10安打7失点で4敗目(3勝)。四死球は与えなかったが、真ん中付近への甘い制球が目立った。1本塁打を含む5本の長打を浴び「ボール球をうまく使ったり、誘い球を投げたりできず、ストライクゾーンに多く集まってしまった」と唇をかんだ。初対戦だった阪神のD1位・立石にも3打席連続安打を許し「いいバッターだなと思います」とうなだれた。
◆巨人・平山功太内野手(22)が「1番・右翼」で出場。0-7の六回、先頭で高橋遥人から全球団で今季初の長打となる二塁打を放ったが、二塁へ達したところで左太もも裏をおさえるしぐさを見せ、表情をしかめた。トレーナーが駆け付け、治療のためベンチへ戻ると、代走松本剛が告げられ途中交代となった。阿部監督は試合後「(復帰まで)ちょっと時間がかかるかもしれませんね」と言及。橋上オフェンスチーフコーチは「病院の方には行って、画像確認は行ってると思う。まだ検査結果も出ていないですから、何とも言えないので、明日、本人と話をして、状態を確認した後にどうするか、という形になると思う」と説明した。平山は広島・瀬戸内高から入学した環太平洋大を1年で中退したが、独立リーグの千葉スカイセイラーズで野球を続け、同球団初のNPB選手となった。2023年秋のドラフト会議で巨人の最下位となる育成7位指名からはい上がり、4月5日に支配下選手契約をつかんだ苦労人。5月13日にコンディション不良のため一度、先発メンバーから外れたが、出場8試合連続安打と状態を上げていた。
◆この日の夜も虎の背番号1が、大きな1点をもたらした。1番を打つドラ1の後輩に触発されるように、バットを握る手に力も入る。阪神・森下翔太外野手(25)は勝利に導く決勝の一打を放ち、笑顔でベンチへ向けた手を挙げた。「しっかり準備をして打席に立てた。いい場面で回してくれたので、思い切って自分のスイングをすることができた」20日の中日戦(甲子園)で7点差をひっくり返すサヨナラ弾を放った勢いは、カードが変わっても健在だった。一回、1死三塁で巨人・井上の直球を簡単に中前にはじき返して先制打。伝統の一戦の立ち上がりに、宿敵の出ばなをくじいた。三回にも1死二塁から右中間を破る適時二塁打を放ち、3安打2打点で打線をけん引した。レジェンドに肩を並べる一打にもなった。一回の適時打は今季7度目の決勝打。昨年まで8→12→20と積み重ねた勝利打点は入団4年で47となり、長嶋茂雄、田淵幸一らに並ぶ歴代3位タイとなった。1位に立つ原辰徳、中西太までは残り2。ルーキーイヤーから見せつけてきた勝負強さで歴史を塗り替えるのも、時間の問題だ。「1番バッターが良い流れを作ってくれたので、刺激を受けながら打席を迎えられました」ドラ1コンビの2人で引き寄せた白星だった。一回、三回ともに1番起用で安打を放ったD1位・立石(創価大)をホームに迎え入れた。森下が大学時代から通う野球パーソナルジムで顔を合わせたこともあり、立石のプロ入り前から親交があった。昨秋のドラフト会議直後に森下は「あいつは本当にすごい。こっちが勉強するところもある。入って来るのはとてもうれしい」と興奮ながらに話したこともある。昨年12月にはともに自主トレも敢行。世代を代表するスラッガーが、同じタテジマに身を通すのも運命なのだろう。この日の試合前にも立石に「東京ドームなので、室内バッティングをするぐらいの気持ちで」とアドバイス。虎の未来を担う2人は相乗効果を生みながら、常勝軍団を引っ張っていくだろう。「束となれば強い打線だと思う。前半だけでしたけど、その通り打てたと思います」そろって打点を挙げたドラ1カルテットの中でも、卓越した森下の勝負強さは記録が物語る通り。ここぞのひと振りで、虎に勝利をもたらし続ける。(中屋友那)
◆大山悠輔内野手が追撃の一発を放った。先制直後の一回2死一塁で井上の外角148キロを右翼スタンドに運んだ。「チーム全員でしっかりと点が取れた。いつも遥人(高橋)に助けられているので、そういう意味で野手で助けるというか、チームで勝ち取れた勝利」。7試合ぶりのアーチとなる6号2ランで打点も27に伸ばした主砲は「あした(23日)もしっかりいい準備をして勝てるように、気を引き締めてやりたい」と誓った。
◆阪神・岩崎優投手(34)が3点リードの九回に登板。三者凡退で試合を締め、8セーブ目をマークした。「よかったです。やることはいつも同じですからまた頑張ります」。門脇を二ゴロ、松本を三ゴロに仕留めると、最後はキャベッジをスライダーで空振り三振に斬った。5月は4試合に登板し無失点。虎の守護神は淡々とアウトを積み重ねていく。
◆阪神・中野拓夢内野手(29)が打線の潤滑油となった。一回無死二塁では二塁への進塁打で先制点につなげると、三回無死一塁では初球で犠打を成功し追加点をアシスト。「クリーンアップにチャンスで回す意識はより強く持っている。自分の役割が果たせた」。四回1死一、三塁では右前への適時打で2試合連続の打点もマーク。前を打った立石については「初対戦の投手が多い中で、ほぼほぼ芯で捉えられていた。いや...すごいですね」と感嘆していた。
◆先発した阪神・高橋遥人投手(30)は七回途中で今季ワーストの8安打4失点で降板するも、打線の強力援護で無傷の5連勝。2020年の自己最多の勝ち星に並んだ。「野手のみなさんのおかげ。(自分の)後に投げてくれた投手にも感謝したい」。7-0の六回、先頭の平山に今季186人目の対戦で初長打となる二塁打を浴び、ダルベックに適時打。七回2死三塁から松本に適時打、続くキャベッジには左中間に今季初被弾となる2ランを浴びた。今季4完封の左腕は「変化球は結構甘いボールが多かった。もっと信用してもらえる投球をしなきゃ(いけない)」と反省した。
◆阪神・及川雅貴投手(25)が巨人打線の勢いを止めた。先発・高橋の後を受け、3点差に迫られた七回2死から2番手で登板。吉川を遊直に仕留めて流れを断った。「あそこは間合いというか、丁寧にいくところだと思うので、うまく時間をつくりながらできたと思います」。これで5試合連続無失点。昨季セ・リーグトップの66試合登板を果たした左のブルペンエースが状態を上げてきた。
◆3点差に追い上げられた直後の八回に登板した阪神のラファエル・ドリス投手は、四球と安打で1死一、二塁とされたが、増田陸を見逃し三振、佐々木を空振り三振に仕留めて、流れを渡さなかった。「しっかりと(勝利のバトンを)つなぐことしか考えていなかった。しっかり粘れて、自分の仕事ができた」。藤川監督は「どれだけタフな場面を(過去に)経験してきてるかというのは、すごく大切な...。いい活躍でしたね」と、チーム最年長の38歳右腕をねぎらった。
◆阪神は巨人に7-4で快勝し、3連勝で貯金を今季最多タイの9とした。ドラフト1位・立石正広内野手(22)=創価大=が初めて1番に入り、3安打1打点の活躍。自身初の伝統の一戦で猛打賞デビューを飾った。打線はドラ1の4人全員が打点を挙げるなど、先発野手全員安打で13安打。火をつけたのは黄金ルーキーだ。誰の足跡もないバッターボックスに初めて足を踏み入れた。黄金ルーキー立石が「1番打者」としてスタメン出場。初の伝統の一戦であいさつ代わりの猛打賞を浴びせ、猛虎打線に火をつけた。「(1番の経験は)記憶にないですね。首脳陣の方からは特に気にせず積極的にと言われていたので。意識を変えずに振っていけたと思います」快勝劇の口火を切った。一回の第1打席。先発・井上がカウント2-2から投じた内角低めの直球に反応した。打球は左翼方向に鋭く伸び、外野の頭を越えるプロ初の二塁打。ルーキーの一打で勢いづいた打線は一回に3点を先制した。再び先頭で訪れた三回の第2打席では初球を迷いなく振り中前へ。その後、森下の適時二塁打で生還した。役割はチャンスメークだけでは終わらない。四回には1死二、三塁の好機でまたしても初球を捉えて左前への適時打。プロ初打点を挙げるとともに、初の猛打賞を記録した。「もちろん出塁も大事ですけど、いい場面で打ちたかったので。一本出て良かったです」東京ドームは立石にとって縁のある舞台だ。創価大2年春の全日本選手権では同球場で本塁打を放ち、シーズンは打率5割、5本塁打、14打点で三冠王に。同年秋も首位打者に輝き、「世代ナンバーワンスラッガー」として注目を集めた。だが3年春、「もっと結果を出したい」という思いが強くなり、打席内で余裕を失った。そんな立石を支えたのが、現役時代に日本ハム、ロッテ、巨人で活躍した高口隆行打撃コーチ(42)だった。
◆年下の新入生に、初対面でいきなりビンタを張られた-。巨人・井上の炎上を例えると、そんな表現になるかな。一回先頭のドラフト1位、立石に左翼越えの二塁打を浴び、明らかに動揺が走った。いきなり調子を狂わされ、ボールを置きにいって、森下と大山に痛打。三回は森下と佐藤に、四回も立石と中野にタイムリー。流れを手放し、立ち直れないまま7失点だもの。プロの先輩として、そして先発ローテーション投手として、ルーキーにはキツいビンタを張り返すくらい、上から目線で押さえ込みにかからないとね。それにしても立石は、バットの振り抜きが、つまりスイングが速い。同じ右打者の森下に似ている。即戦力の片鱗(へんりん)を十分に見せたよ。また阪神打線のつながりも、巨人とは大きく違う。クリーンアップはしっかり定まり、そろってポイントゲッター。1、2番は元気いっぱいで、6番以降はレギュラー争いに目の色を変えている。巨人にも打順に応じた役割と、競争原理がほしいね。(サンケイスポーツ専属評論家)
◆指導者としてタテジマのユニホームを着ていた頃のミスタータイガース・掛布雅之さんがよく言っていた。「僕は『4番・サード』という響きが好きでねぇ。長嶋茂雄さんに憧れたからだけど、球界を背負うのも、タイガースを背負うのも、『4番・サード』であってほしいと、いつも思ってる」4番・サードとしてタテジマの歴史にその名を刻んだ掛布さん。指導者としては、最初はGM付育成&打撃コーディネーター、やがて2軍監督に。そんな時期に入団してきたのが大山だった。ドラフト1位の期待の星も、入団当初は苦しんで2軍を経験したことも。「4番・サードになってもらいたい」とエールを送り続けたのが掛布2軍監督だった。「おい、昔を知ってる記者は、スーパースターはみんな『4番・サード』だったってことを、若い記者に教えてやってくれ。最近の記者は俺のことも知らないんだから。まいっちゃうよ」思わず笑ってしまった。が、掛布さんの〝嘆き〟は正しい。「昔を知る一人」として少しでも手助けしなければ、と思ったものだ。伝統の一戦。舞台は東京ドームだった。テレビ中継のダブル解説は、原辰徳前巨人監督、そして岡田彰布前阪神監督(現球団オーナー付顧問)。関西で岡田解説の面白さを知らない野球ファンはモグリだが、いよいよ全国区になりつつある。昨年9月。優勝目前の甲子園での阪神戦をニッポン放送が中継。常連の江本孟紀さん(サンケイスポーツ専属評論家)が岡田さんに声を掛けて、ダブル解説が実現した。
◆さすが阪神大阪商人やんかー! 福引きの一等賞(ドラフト1位)の立石、大当たりをシーズン最初から出すより虎党を熱くする演出...で、3度の故障なんかで「立石何しとんねん! 虚弱体質かあ!?」とヤキモキさせといての19日のプロ初安打から本日の初1番スタメン、プロ初打点を含む『幻の5安打(六回の遊ゴロは門脇の美技、九回の中飛は松本の好守)猛打賞商売上手に一本とられたわー!!阪神がなぜ強い? そんなもん小学生の『1+1』くらい簡単やー!! 大山、佐藤、森下、現在故障で試合には出てないけど近本、そして、本日3安打の立石全てドラフト1位選手やんかー!! 要するに! つまり!『スカウトの眼がダイヤモンド』だったってことやろー!!もちろん、その後押しをしてくれる球団の力があったのだけど...。ガハハハ...。巨人さん、7点差をひっくり返した我が阪神と同じ0-7の状況を作って、ミスター完封の高橋のいきなりの乱調までセッティングしてあげたのに...。あと2つ取って交流戦前にトドメ刺させていただきます!!
<セ・リーグ順位表推移>
| 順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 (-) |
ヤクルト |
27 | 17 | 0 | 0.614 (-) | - (-) |
99 | 157 (-) | 149 (-) | 30 (-) | 33 (-) |
0.242 (-) | 3.210 (-) |
| 2 (-) |
阪神 |
26 | 17 | 1 | 0.605 (↑0.01) | 0.5 (↓0.5) |
99 | 180 (+7) | 150 (+4) | 34 (+1) | 29 (-) |
0.257 (↑0.002) | 3.240 (↓0.01) |
| 3 (-) |
巨人 |
24 | 20 | 0 | 0.545 (↓0.013) | 3 (↓0.5) |
99 | 138 (+4) | 144 (+7) | 36 (+1) | 32 (-) |
0.231 (↑0.001) | 3.020 (↓0.09) |
| 4 (-) |
DeNA |
20 | 22 | 2 | 0.476 (-) | 6 (-) |
99 | 166 (-) | 164 (-) | 23 (-) | 22 (-) |
0.251 (-) | 3.180 (-) |
| 5 (-) |
広島 |
16 | 24 | 2 | 0.400 (↓0.01) | 9 (↓0.5) |
101 | 121 (+2) | 134 (+6) | 24 (-) | 28 (-) |
0.214 (↓0.001) | 2.930 (↓0.04) |
| 6 (-) |
中日 |
15 | 28 | 1 | 0.349 (↑0.016) | 11.5 (↑0.5) |
99 | 150 (+6) | 171 (+2) | 32 (-) | 19 (-) |
0.239 (↑0.001) | 3.650 (↑0.04) |



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