阪神(☆8対7★)中日 =リーグ戦11回戦(2026.05.20)・阪神甲子園球場=
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中日
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阪神
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勝利投手:ドリス(1勝1敗6S)
敗戦投手:牧野 憲伸(0勝2敗0S)

本塁打
【中日】山本 泰寛(1号・2回表3ラン),マラー(1号・6回表2ラン)
【阪神】森下 翔太(11号・9回裏ソロ)

  DAZN
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◆阪神が劇的なサヨナラ勝利。阪神は0-7で迎えた7回裏、3本の適時打で4点を返す。続く8回に坂本と代打・木浪の適時打で追いつくと、9回には森下のソロが飛び出し、試合を決めた。敗れた中日は、山本の3ランなどで試合を優位に進めるも、終盤に投手陣が踏ん張れなかった。

◆両チームのスタメンが発表され、2戦連続で阪神ドラフト1位の立石正広内野手(22)が「6番左翼」で先発する。また、同じくルーキーのドラフト3位岡城快生外野手(22)も「1番中堅」でこの日も名を連ねた。また、「8番遊撃」で熊谷敬宥内野手(30)が1日巨人戦(甲子園)以来の先発。今季3度目の先発となる茨木秀俊投手(21)は初めて伏見寅威捕手(36)と先発バッテリーを組む。

◆阪神中日11回戦のスタメンが発表された。中日はチームトップの打率2割9分4厘を記録する村松開人内野手(25)を今季初の「1番遊撃」で起用。先発は今季初勝利を目指すカイル・マラー投手(28)。14日DeNA戦で7回無四球無失点と好リードを見せた加藤匠馬捕手(34)が、14日以来のスタメンマスクを被る。チームは現在2連敗中で、今季ワーストタイの借金13。連敗を止め、今季ワーストの更新を避けたい。

◆中日は打順の組み替えが成功し、3試合ぶりの先制点を挙げた。2連敗中で今季ワーストタイの借金13と苦しむ中、チーム打率トップで10試合連続出塁中の村松開人内野手(25)を今季初の1番に起用。さらに4試合連続安打中の板山祐太郎内野手(32)を今季初の3番に据え、打順組み替えが初回から機能した。阪神先発茨木に対し、村松が8球粘って四球で出塁。2番山本が1球で犠打を決めて1死二塁とすると、板山が中前適時打を放ち先制した。チームにとっては、快勝した16日ヤクルト戦(バンテリンドーム)以来3試合ぶりの先制点。今季4度目の登板で初勝利を狙うカイル・マラー投手(28)に、初回から援護点をもたらした。

◆阪神ドラフト1位の立石正広内野手(22)が「6番左翼」で本拠地甲子園デビュー。大歓声に包まれた2回2死の第1打席は遊ゴロに倒れた。前日19日の中日戦(倉敷)では1軍デビューで初打席初球で初安打。一夜明けて、黄金ルーキーが甲子園の地に足を踏み入れた。

◆阪神の先発、茨木秀俊投手(21)が、元阪神勢にやられた。4月22日DeNA戦以来の1軍先発で、初回から失点。先頭の村松を四球で歩かせ、1死二塁で23年まで阪神に在籍した板山祐太郎外野手(32)に中前への先制打を打たれた。2回は2死無走者から打ち込まれた。投手のマラーに右前打を打たれ、続く村松には2打席連続の与四球。2死一、二塁で、22年まで虎戦士だった山本泰寛内野手(32)に左翼スタンドへの3ランを浴びた。2回4失点で早くも藤川球児監督(45)は交代を告げた。

◆中日の山本泰寛内野手(32)の今季1号となる3ランが飛び出し、2回までに4点のリードを奪った。「打ったボールはストレートです。いい感触でした。先制したあとすぐに次の1点を取れてよかったです」と笑顔で振り返った。初回には1球で犠打を決め、1死二塁の好機を演出。板山の中前適時打で先制点につなげた。さらに2回、2死から先発マラーが右前打で出塁し、村松の四球で2死一、二塁と好機を広げると、カウント0-1から2球目のど真ん中141キロ直球を左中間スタンドへ運ぶ3ランを放った。山本にとって25年9月27日阪神戦(甲子園)以来の一発で、23年まで3年間在籍した古巣相手の本塁打となった。2連敗中で今季ワーストタイの借金13と苦しむ中、この日は阪神先発茨木を初回から打ち崩し、相手右腕は2回4失点で降板。序盤から主導権を握った。

◆阪神椎葉剛投手(24)がプロ初打席で犠打を成功させた。先発の茨木秀俊投手(21)が2回4失点でKO降板。椎葉は3回からマウンドに上がり無失点に抑えると、直後の1死一塁の場面で打席へ。1ボールからの2球目で三犠打を決めた。椎葉は長崎・島原中央-ミキハウス-四国IL徳島を経て23年ドラフト2位で入団。この日がプロ6試合目の登板になる。

◆古巣相手に血が騒ぐ昨季も甲子園で大暴れ山本泰寛が起用に応える3ランホームラン??阪神×中日#dragons #だったらDAZN pic.twitter.com/IvdOffl46m

◆阪神打線が中日先発のカイル・マラー投手(28)に苦戦している。マラーは1、2回と3者凡退で完璧な立ち上がり。3回は2死二塁の好機で1番岡城快生外野手(22)が二ゴロ。4回は中野拓夢内野手(29)が先頭で右前打を放った、森下翔太外野手(25)が右飛、佐藤輝明内野手(27)が見逃し三振、大山悠輔内野手(31)が中飛に倒れた。特に佐藤が見逃し三振に倒れたナックルカーブは内角ボールゾーンから驚異の切れ味でゾーン内へ。12球団トップ打率を誇る佐藤でも手が出なかった。

◆5回表の中日の攻撃が始まる直前、急に雨が落ちてきた。スタンドは阪神ファンのレインコートでまたたく間に真っ黄色になった。このとき、スコアは阪神が4点ビハインド。5回裏の阪神の攻撃が完了すれば試合が成立する。その前に続行不可能となれば4失点を文字通り水に流せるが...。雨はほどなく弱まり、試合も成立した。

◆阪神中野拓夢内野手(29)にひやりとするアクシデントが起きた。0-6で迎えた6回2死、中日先発マラーの150キロツーシームが抜けて、中野の右脇腹付近を直撃した。中野は痛そうに顔をゆがめて、そのまましゃがみこみ、トレーナーと小谷野打撃チーフコーチが心配そうに駆け寄った。それでも中野は立ち上がると、歩いて一塁へ。スタンドからは「頑張れ、頑張れ、中野」コールが沸き起こった。

◆またも、痛恨の被弾だ。阪神の4番手、石黒佑弥投手(24)が相手投手の中日カイル・マラー(28)に来日1号となる2ランを浴びた。0-4の6回に登板。2死を取ったあとに、加藤に三遊間を破られた。2死一塁で、マラーにフルカウントからのストレートを捉えられ、左越えの2ランに。2回にも先発の茨木秀俊投手(21)が2死からマラーに右前打を許し、そこから山本に3ランを打たれた。相手の先発投手にマルチ安打を許す展開で、点差は6点に開いた。

◆中日カイル・マラー投手(28)が来日1号となる左越え2ランを放ち、自身をアシストした。4点リードの6回2死一塁から阪神石黒の直球を左翼席スタンドギリギリの左越え弾。会心の1発のダイヤモンドを回りながらおたけびを上げた。井上監督も思わずニッコリで首脳陣らナインが笑顔でベンチで出迎えた。「甲子園はすごく歴史のある球場。投げられることが楽しみだよ」と語っていたが、投げるだけでなく打ってもの活躍を見せた。

◆中日カイル・マラー投手(28)が来日1号となる左越え2ランを放ち、自身をアシストした。4点リードの6回2死一塁から阪神石黒の直球を左翼席スタンドギリギリの左越え弾。会心の1発のダイヤモンドを回りながらおたけびを上げた。井上監督も思わずニッコリで首脳陣らナインが笑顔でベンチで出迎えた。「甲子園はすごく歴史のある球場。投げられることが楽しみだよ」と語っていたが、投げるだけでなく打ってもの活躍を見せた。中日投手の本塁打は22年3月26日勝野昌慶投手(28)以来4年ぶり。中日外国人投手の本塁打は17年4月1日元中日のラウル・バルデス投手(48)以来9年ぶり。

◆投手の打球ではない先発マラーが"ジエンゴ"来日初ホームラン??自らのバットで点差を広げる??阪神×中日#dragons #だったらDAZN pic.twitter.com/Tc8tDQo05j

◆阪神ドラフト1位の立石正広内野手(22)が甲子園初安打を放った。「6番左翼」で本拠地デビューし、7回1死一塁の第3打席で中前打を記録した。前日19日はプロ初安打を放っており、これで2試合連続安打。黄金ルーキーがこの日も非凡な打撃センスを披露した。

◆阪神のドラフト1位・立石正広内野手(22)が早くも厚い信頼を勝ち取ろうとしている。7回の第3打席で、デビュー戦の前日19日に続くプロ2安打目を中前にはじき返した。8回の第4打席は無死一、二塁という絶好のチャンスで回ってきた。ビハインドは3点。犠打のサインが出てもおかしくない場面で立石は三塁コーチのジェスチャーを待ったが、田中秀太コーチの指示は両こぶしを重ねて「打て」のみ。うなずいた立石は2球目を打って、浅めの右飛。アウトにはなったが、進塁打の意識も感じさせる内容だった。

◆なんと7点差を追いついたこれが木浪聖也の勝負強さこれが甲子園の恐ろしさ??阪神×中日#阪神タイガース #だったらDAZN pic.twitter.com/LRaoRBFluN

◆阪神打線が猛反撃で試合を振り出しに戻した。6回まで無得点も、0-7の7回に中日マラーをようやく攻略。ドラフト1位立石正広内野手(22)の甲子園初安打を含む1イニング5安打4得点で一気に3点差に迫った。さらに8回は佐藤輝明内野手(27)、大山悠輔内野手(31)、高寺望夢内野手(23)の安打で1死満塁。熊谷敬宥内野手(30)は一飛も坂本誠志郎捕手(32)は左前2点適時打。代打木浪聖也内野手(31)にも中前適時打が飛び出して同点に追いついた。7点ビハインドでも諦めない。終盤まで声援を送り続けた甲子園の虎党は大盛り上がり。改めて昨季の王者、猛虎打線の恐ろしさを見せつけた。

◆中日は終盤に最大7点差を追いつかれ、先発のカイル・マラー投手(28)の今季初勝利の権利が消滅した。打線は初回から得点を重ね、先発マラーにも来日1号となる2ランが飛び出すなど、7回表までに7点をリードした。しかし、6回まで無失点だったマラーが7回にこの日初めて満塁のピンチを招き、2失点したところで降板。その後の救援陣も流れをピシャリと止められず、この回に4点を返された。打線は8回、満塁の好機をつくるも無得点。追加点を奪えないまま、その裏には腰痛によるファーム調整を経た清水が復帰3戦目の登板。清水は佐藤、大山に連打を浴びると、高寺にも右前打を許し1死満塁。熊谷を打ち取って2死としたが、途中出場の坂本に左前適時打を浴びて2点を返され、1点差に迫られた。さらに2死一、三塁から代打木浪に中前適時打を許して同点に。マラーの今季初勝利の権利も消えた。

◆中日は最大7点差をひっくり返され、終盤に逆転負けを喫した。借金は今季ワーストの14に膨らんだ。打線は初回から得点を重ね、先発のカイル・マラー投手(28)にも来日1号となる2ランが飛び出すなど、7回までに7点をリードした。しかし、6回まで無失点だったマラーが7回にこの日初めて満塁のピンチを招き、2失点したところで降板。その後の救援陣も流れをピシャリと止められず、この回に4点を返された。打線は8回、満塁の好機をつくるも無得点。追加点を奪えないまま、その裏には腰痛によるファーム調整を経て復帰3戦目となる清水が登板した。清水は佐藤、大山に連打を浴びると、高寺にも右前打を許し1死満塁。熊谷を打ち取って2死としたが、途中出場の坂本に左前適時打を浴びて2点を返され、1点差に迫られた。さらに2死一、三塁から代打木浪に中前適時打を許して同点に。マラーの今季初勝利の権利も消えた。最終的にはサヨナラ負け。甲子園を埋めた阪神ファンの大歓声に押されるように、中日は終盤にのみ込まれ、今季4戦目の甲子園でも白星をつかめなかった。

◆阪神が7点差を追いつき、今季初のサヨナラ勝ちを決めた。同点の9回に森下翔太内野手(25)が左翼に自身初のサヨナラ弾をたたき込んだ。連勝は5月2、3日巨人戦(甲子園)以来。ゲームがなかった首位ヤクルトに0・5ゲーム差と迫った。序盤は先発の茨木秀俊投手(21)が序盤につかまった。初回先頭の村松を四球で歩かせ、1死二塁で23年まで阪神に在籍した板山に中前先制適時打を許した。2回は2死まで奪った後、投手マラーに右前打を打たれて村松に四球。迎えた山本に今季1号3ランを浴びた。山本も22年まで虎戦士。今季3度目の先発となった茨木だったが、2回4安打4失点で降板となった。さらに6回には、4番手の石黒が2死から加藤に左前打を浴びると、マラーに左翼へ1号2ランを献上。7回にもボスラーに左前適時打を浴び、大差をつけられた。阪神打線は中日先発のマラーに立ち上がり苦戦。初回、2回と3者凡退に抑え込まれ、6回まで散発2安打に抑え込まれた。それでも7点を追う7回。先頭の佐藤輝明内野手(27)が四球で出塁すると、1死一塁から前日19日に1軍デビューしたドラフト1位立石正広内野手(22)が、2戦連続安打となる中前打で好機を拡大。2死一、二塁から熊谷、坂本の連打で2点を奪い、マラーを引きずり降ろした。さらに代わった藤嶋から、代打嶋村麟士朗捕手(22)が右前適時打。さらにここで代わった斎藤から中野拓夢内野手(29)が中前適時打を放ち、この回一挙4点をかえした。さらに8回には先頭佐藤、大山の連打に、高寺の右前打を放ち2死満塁の好機。坂本誠志郎捕手(32)が2点左前適時打を放ち、なおも2死一、三塁から代打木浪聖也内野手(31)が同点の中前適時打を放った。 終盤の2イニングで7点差を追いつき、勢いのままにサヨナラ勝ち。猛虎打線が底力を見せた。

◆大逆転劇のフィナーレは"背番号1"ルーズベルトゲームに甲子園は最高潮森下翔太がサヨナラホームランで決めた????阪神×中日#阪神タイガース #だったらDAZN pic.twitter.com/tZT6QvWiwe

◆阪神が7点差を追いつき、今季初のサヨナラ勝ちを決めた。同点の9回に森下翔太内野手(25)が左翼に自身初のサヨナラ弾をたたき込んだ。連勝は5月2、3日巨人戦(甲子園)以来。ゲームがなかった首位ヤクルトに0・5ゲーム差と迫った。阪神が森下のサヨナラ本塁打で7点差をひっくり返した。阪神の7点差以上の逆転勝ちは、17年5月6日に9点差を逆転した広島戦以来8度目。8度のうち中日戦が3度で最も多い。この日は7回表終了時の7点差を逆転。7回以降の攻撃だけで7点差逆転は8回表に6点、9回表に4点の47年5月23日グレートリング戦、7回表に1点、8回表に1点、9回表に8点の93年9月5日中日戦に次いで3度目。最後にサヨナラで7点差以上の逆転勝ちしたのは球団史上初めてだ。

◆阪神中野拓夢内野手(29)が気迫を見せた。6回に右脇腹付近に投球を受けてもん絶。それでも立ち上がり、一塁に歩いてプレーを続行した。次の7回、押せ押せムードの中でワンポイントで出てきた左腕斎藤から中前適時打を放って4点目。「とりあえず痛いなと。なんとか最後までプレーすることはできたので、しっかり治療を受けてまた明日試合に出られるようにやりたい」と笑みを浮かべた。

◆中日は最大7点差をひっくり返された。借金は今季ワーストの14に膨らんだ。打線は初回から得点を重ね、先発のカイル・マラー投手(28)にも来日1号となる2ランが飛び出すなど、7回表までに7点をリードした。だが6回まで無失点だったマラーが7回にこの日初めて満塁のピンチを招き、2失点したところで降板。その後の救援陣も流れを止められず、この回に4点を返された。さらに8回、腰痛によるファーム調整を経て復帰3戦目となる清水が登板したが、連打などで2死満塁とすると、途中出場の坂本に左前適時打を浴びて2点を返され、1点差に迫られた。その後も2死一、三塁から代打木浪に中前適時打を許して同点に。マラーの今季初勝利も消えた。清水は「阪神の流れを止めなきゃいけない場面で、止められなかった自分の力不足」と下を向いた。最終的には9回に登板した牧野が、先頭森下にサヨナラ本塁打を打たれた。新人左腕は「カウントを悪く始めたのがよくなかった」。井上一樹監督は試合後、謝罪。就任2年で一度も会見拒否をしたことがなかったが、申し訳なさそうに「今日はもう話す内容がない。申し訳ない」とバスに乗り込んだ。甲子園を埋めた阪神ファンの大歓声に押されるように、中日は終盤にのみ込まれ、今季4戦目の甲子園でも白星をつかめなかった。

◆中日の井上一樹監督(54)が、就任2年目で初めて試合後取材を断った。申し訳なさそうに「ごめん。多分会見拒否って今まで1回もしたことないんだけど、今日は話す内容がないわ。申し訳ない。それでちょっと勘弁して」と言葉を絞り出し、謝罪した。申し訳なさそうな表情のまま、午後10時前に球場を後にした。試合は最大7点差をひっくり返され、終盤に逆転サヨナラ負け。借金は今季ワーストの14に膨らんだ。打線は初回から得点を重ね、先発カイル・マラー投手(28)にも来日1号となる2ランが飛び出すなど、7回表までに7点をリード。しかし、6回まで無失点だったマラーが7回にこの日初めて満塁のピンチを招き、2失点したところで降板。救援陣も流れを止められず、この回4点を返された。8回には満塁の好機をつくりながら無得点。その裏、腰痛によるファーム調整を経て復帰3戦目となる清水が登板した。佐藤、大山に連打を浴び、高寺にも右前打を許して1死満塁。熊谷を打ち取って2死としたが、途中出場の坂本に左前適時打を浴びて2点を返され、さらに代打木浪にも中前適時打を許して同点とされた。マラーの今季初勝利も消えた。最終的には9回、6番手の育成ドラフト1位ルーキー牧野が、先頭の森下にサヨナラ本塁打を浴びてサヨナラ負け。甲子園を埋めた阪神ファンの大歓声に押されるように、中日は終盤にのみ込まれ、今季4戦目の甲子園でも白星をつかめなかった。

◆阪神茨木秀俊投手(21)ががまさかの2回KOとなった。初回先頭の村松を四球で歩かせ、1死二塁で板山に中前先制適時打を献上。2回は2死から、投手マラーに右前打を打たれて村松に四球を与え、山本に今季1号3ランを浴びた。元虎戦士2人打ち込まれ2回4安打4失点。「本当に申し訳ない」と反省しきり。それでも打線が最後に逆転し、藤川監督は「若いピッチャーが、少しゲームが苦しくなったところで、チームで彼らの経験に変えてくれましたね」と話した。

◆阪神が7点差を追いつき、今季初のサヨナラ勝ちを決めた。同点の9回に森下翔太内野手(25)が左翼に自身初のサヨナラ弾をたたき込んだ。7点差を逆転してのサヨナラ勝ちは球団史上初。ゲームがなかった首位ヤクルトに0・5ゲーム差と迫った。7点を追う7回に一挙4得点。8回に3得点と終盤に一気に追いついた。阪神藤川球児監督も試合後、開口一番で「あんまり見たことないですね。タイガースでずっとプレーをしてきましたけど。びっくりするようなゲームになりましたね」と驚きの声だった。打線が底力を見せての勝利に「とにかく、ゲームに勝てればこれだけたくさんの方に喜んでもらえて、選手も非常にのっていますから、いい日でしたね」と振り返った。

◆虎が7点差をひっくり返す大逆転劇を演じた。最後は阪神森下翔太外野手(25)が劇的な11号のサヨナラ弾を放った。7-7で迎えた9回裏、先頭で中日牧野の147キロストレートを一振。打球は左翼スタンドに飛び込んでいった。7回表を終えて0-7。絶望的に思えた展開を劇的勝利につなげたのは、8回。木浪聖の起死回生の同点打だった。4-7で迎えたこの回、中日4番手の清水をじわじわと攻め立てた。先頭の佐藤、大山と4、5番の連打で無死一、二塁。1死から高寺も右前打を放って満塁とした。甲子園のボルテージは最高潮。ファンの興奮がふくれあがり、ドラゴンズを圧倒していく。熊谷は一飛に倒れるも、前打席で2点打を放った坂本がまたも左前に2点適時打。ついに1点差に詰め寄り、とっておきの代打が待機していた。2死一、三塁で、木浪が打席に立った。初球の147キロストレートをファウルし、2球目のフォークは見逃して1ボール1ストライクからの運命の3球目。147キロストレートを中前に運んだ。三塁から高寺が同点のホームを踏んだ。試合をついに振り出しに戻し、木浪は渾身のガッツポーズ。その歓喜が9回の森下につながっていった。「誰1人あきらめることがなかったから、勝利につながりました」という木浪の言葉がチームの思いを表していた。阪神が森下のサヨナラ本塁打で7点差をひっくり返した。阪神の7点差以上の逆転勝ちは、17年5月6日に9点差を逆転した広島戦以来8度目。8度のうち中日戦が3度で最も多い。この日は7回表終了時の7点差を逆転。7回以降の攻撃だけで7点差逆転は8回表に6点、9回表に4点の47年5月23日グレートリング戦、7回表に1点、8回表に1点、9回表に8点の93年9月5日中日戦に次いで3度目。最後にサヨナラで7点差以上の逆転勝ちしたのは球団史上初めてだ。

◆阪神が7点差をひっくり返す劇的サヨナラ勝利を飾った。一気に流れに乗りそうな勝利だが、先発の茨木秀俊投手(21)は2回4失点で降板。山本に今季1号3ランを献上するなど、不安定な投球だった。また4番手の石黒佑弥投手(24)も投手のマラーに1号2ランを浴びるなど3失点。両投手に対して藤川球児監督(45)は「やっぱりこの1軍のマウンドね。僕もたくさん経験があるけど、こんなことが起こるんだというようなことが(ある)。若い時はどうしても経験。自分はしてますからね。フォアボール、ピッチャーに打たれたりとか。そのあとで絵に描いたようなことが起こるというのはプロ野球の世界。それが最初はタイガースに起こって、最後はうちがそういうものをいただけたというね。プロ野球ですね」と語った。

◆阪神が7点差を追いつき、今季初のサヨナラ勝ちを決めた。連勝は5月2、3日巨人戦(甲子園)以来。ゲームがなかった首位ヤクルトに0・5ゲーム差と迫った。ミラクル逆転劇は佐藤輝明内野手(27)の我慢から始まった。左腕カイル・マラー投手(28)に6回まで2安打と散々、苦しめられていた。佐藤も前の2打席とも三振だった。0-7の7回先頭。4番打者はカウント3-1からの高め直球を見極めた。ぎりぎりバットを止めた。ここから打線がつながり一挙4点。8回にも3点で追いつき、9回に森下翔太外野手(25)のサヨナラ11号ソロへとつながった。佐藤はその瞬間をネクスト・バッタースボックスで迎えた。「出塁は大事。あとが続いてくれました。みんな集中していて、よかったです」と満足そうにクラブハウスに引き揚げた。阪神嶋村(7回2死一、三塁で代打で登場し右前適時打)「ああいう場面で打てたので自信になりましたし、久しぶりに興奮しました」

◆阪神坂本誠志郎捕手(32)が大仕事をした。伏見に代わって6回からマスクをかぶると0-7の7回2死満塁で中前に2点打。マラーをKOし一気にチームを波に乗せた。8回にも1点差に迫る2点中前打と計4打点で点差を詰めた。「1点でも入れば一体となって一気に追い越せる空気を作れるので、みんな乗っかってくれてよかったです」と今季初のお立ち台で喜びを表現した。阪神嶋村(7回2死一、三塁で代打で登場し右前適時打)「ああいう場面で打てたので自信になりましたし、久しぶりに興奮しました」

◆阪神ラファエル・ドリス投手(38)が今季初白星をつかんだ。ないはずの登板だった。6回まで0-7の負け展開。だが7回に4点、8回に3点で追いつき、9回からマウンドに上がった。2死二塁とされたが最後は代打阿部寿樹内野手(36)をスライダーで空振り三振に切った。その裏に森下翔太外野手(25)の劇的弾が飛び出した。防御率1・10とまた下げた。藤川球児監督(45)が「おじさん。力のあるベテラン」と全幅の信頼を置くチーム最年長は「あの場面で回ってきたので、打者のこともいろいろ考えながらだった。ヒットで走者を出してしまったけど、いいバントをさせないようにと思ってしっかり投げました。野球なので、何が起こるか分からない中で、仲間のことを信じていたし、早い回から準備していた。こうやっていいことが起こってよかったです」と笑顔だった。

◆中日カイル・マラー投手(28)が来日1号となる2ランを放ち、自らをアシストして今季初勝利の権利を手にしたが、救援陣が打たれて、またも白星は消えた。最速152キロ直球にナックルカーブなどを織り交ぜ、6回まで危なげなく無失点。打線も7回表までに7点のリードを奪い、序盤から主導権を握っていた。だが7回、先頭の佐藤に四球を与えると、1死一塁から立石に中前打。代打高寺を空振り三振に仕留めて2死までこぎつけたが、熊谷の投手への痛烈な当たりをグラブではじき、投手内野安打となって満塁に。続く坂本に中前適時打を浴びて2失点し、ここで降板した。その後も救援陣が流れを止められず、この回4点を返された。以降も救援陣が踏ん張れず、最後はサヨナラ負け。今季4度目の先発でも今季初白星とはならなかった。左腕は全体的な感覚について「悪くなかった」と振り返りつつ、「やはり7回に四球でイニングを始めたのがよくなかった。一番腹立たしいのが投ゴロがグラブに入っていたんですけど、それをアウトにできなかったっていうのが...」と言葉を絞り出し、「その次の坂本選手をアウトにできていたら全然違った」と7回2死からの投球を悔いていた。

◆中日は最大7点差をひっくり返された。借金は今季ワーストの14に膨らんだ。打線は初回から得点を重ね、先発のカイル・マラー投手(28)にも来日1号となる2ランが飛び出すなど、7回表までに7点をリードした。だが6回まで無失点だったマラーが7回にこの日初めて満塁のピンチを招き、2失点したところで降板。その後の救援陣も流れを止められず、この回に4点を返された。▽中日マラー(6回途中4失点)「やはり7回先頭四球がよくなかった。坂本選手を最後アウトに取れていたら全然違った。7点も取られる展開にはなっていなかった」▽中日牧野(同点の9回に救援も先頭森下にサヨナラ本塁打を被弾)「カウントを悪く始めたことがよくなかった。相手の勢いがある中で後手になってしまった」▽中日清水(3点リードの8回から救援も同点に追いつかれる)「阪神の勢いもあったので、止める役割で行きましたが力不足でした」

◆サヨナラのヒーロー森下を生んだのは、木浪聖也内野手(31)だった。7回表を終えて0-7。絶望的に思えた展開を劇的勝利につなげたのは、8回。木浪が起死回生の同点打を放った。4-7で迎えたこの回、先頭の佐藤、大山の連打から中日4番手の清水をじわじわと攻めた。高寺も右前打で続き、2死満塁から坂本の2打席連続2点打で1点差。とっておきの代打・木浪が2死一、三塁で147キロストレートを中前に運び、三塁走者の高寺を同点のホームに迎え入れた。「誰1人、あきらめは絶対にないし、点数を取るたびにみんなが乗っていって、つないでいけたので、こういう形になった。全部が全部うまくいくとは限らないが、今日は本当にみんなの勢いで勝てました」。阪神ベンチの団結を何よりも表す言葉だった。【動画】阪神、森下翔太がサヨナラホームラン!ルーズベルトゲームに虎党最高潮

◆虎が7点差をひっくり返す大逆転劇を演じた。最後は阪神森下翔太外野手(25)が劇的な11号のサヨナラ弾を放った。7-7で迎えた9回裏、先頭で中日牧野の147キロストレートを一振。打球は左翼スタンドに飛び込んでいった。森下は多忙を極めたオフも親孝行の時間を大切にした。優勝旅行に、イベント、さらには野球トレーニングジム「Rebase」(リベース)に通ってトレーニング...12月に神奈川の実家に帰省も、完全オフは31日から3日間ほどだった。母ゆりさんも「休む暇なく動いていた」と話すほど、トレーニングに費やした。 それでも年末年始は祖父母宅を訪れ、毎年恒例のいとこや親戚との家族だんらんの時間を過ごした。優勝旅行やWBCにも両親を招待。お立ち台でもらうトラッキーのぬいぐるみも実家に送っている。「会社員とかだと仕事している姿なんて見られない。普段、息子が試合しているところを見られるというのは本当にありがたい」とゆりさん。活躍が何よりの親孝行だ。幼少期から大リーグの試合を見ていた森下少年。実家のリビングには、今でも母から贈られた松井秀喜氏のサインボールを大切に飾っている。幼少期は決して前に出るタイプではなく「いつも2番目でいいよ、みたいな引き気味な子で。人見知りもあったので、人前に出るのが全然苦手だったんですけど。高校の途中くらいから変わりましたね」と母は振り返る。それでも「プロ野球選手になって活躍する」という言葉は突き通した信念。WBCでは世界の舞台で躍動も、森下にとって通過点に過ぎない。1発でけん引する虎の主軸へ。一回りも二回りも大きくなった背番号1が、ここからリーグ連覇へ突き進む。【村松万里子】

◆中日の井上一樹監督(54)が、就任2年目で初めて試合後取材を断った。申し訳なさそうに「ごめん。多分会見拒否って今まで1回もしたことないんだけど、今日は話す内容がないわ。申し訳ない。それでちょっと勘弁して」と言葉を絞り出し、謝罪した。申し訳なさそうな表情のまま、午後10時前に球場を後にした。試合は最大7点差をひっくり返され、終盤に逆転サヨナラ負け。借金は今季ワーストの14に膨らんだ。打線は初回から得点を重ね、先発カイル・マラー投手(28)にも来日1号となる2ランが飛び出すなど、7回表までに7点をリード。しかし、6回まで無失点だったマラーが7回にこの日初めて満塁のピンチを招き、2失点したところで降板。救援陣も流れを止められず、この回4点を返された。8回には満塁の好機をつくりながら無得点。その裏、腰痛によるファーム調整を経て復帰3戦目となる清水が登板した。佐藤、大山に連打を浴び、高寺にも右前打を許して1死満塁。熊谷を打ち取って2死としたが、途中出場の坂本に左前適時打を浴びて2点を返され、さらに代打木浪にも中前適時打を許して同点とされた。マラーの今季初勝利も消えた。最終的には9回、6番手のドラフト1位ルーキー牧野が、先頭の森下にサヨナラ本塁打を浴びてサヨナラ負け。甲子園を埋めた阪神ファンの大歓声に押されるように、中日は終盤にのみ込まれ、今季4戦目の甲子園でも白星をつかめなかった。

◆阪神が7点差をひっくり返して、今季初のサヨナラ勝ちを決めた。最後に決めたのは森下翔太外野手(25)。7-7で迎えた9回に先頭で打席に立つと、中日6番手牧野の147キロ直球を豪快にフルスイングした。「チャンスで何度もくやしい思いをしたので、最後の最後で一発でかいのが打ててよかった」。打球は左翼スタンドへ一直線。レギュラーシーズンでは自身初のサヨナラ本塁打に、ウォーターシャワーで手荒く祝福された。「最高の感触でしたし、これが行かなかったら『甲子園恨む』と思いながら回ってました」。そんなジョークも出るほど、劇的な白星だった。今季11号ソロは打球速度178・8キロ。「打球角度があまり自分は出にくいので、その分打球速度を伸ばさないとやっぱりフェンスは越してくれないなというのはすごく実感している」。打球角度19度ながら、勢いよく飛び込んだ1発。「そこまで打球速度が出てくれれば、あの角度でもいけるという自分の力の自信っていうのは、多少は今日のホームランで学べたかなと思います」。さらなる進化につながる号砲となった。チームは5カードぶりの勝ち越しで、ゲームのなかった首位ヤクルトと0・5ゲーム差。猛虎打線は底力がある。【磯綾乃】

◆阪神木浪聖也内野手(31)が起死回生の同点打を放った。4-7で迎えた8回。2死満塁から坂本の2打席連続2点打で1点差に迫ると、代打木浪が登場。2死一、三塁で147キロストレートを中前に運び、三塁走者の高寺を同点のホームに迎え入れた。「誰1人、あきらめは絶対にないし、点数を取るたびにみんなが乗っていって、つないでいけたので、こういう形になった」。阪神ベンチの団結を何よりも表す言葉だった。

◆阪神が7点差を追いつき、今季初のサヨナラ勝ちを決めた。同点の9回に森下翔太内野手(25)が左翼に自身初のサヨナラ弾をたたき込んだ。連勝は5月2、3日巨人戦(甲子園)以来。ゲームがなかった首位ヤクルトに0・5ゲーム差と迫った。以下、阪神藤川監督の一問一答。-劇的なゲーム展開「あんまり見たことないですね。タイガースでずっとプレーをしてきましたけど。びっくりするようなゲームになりましたね」-7回は坂本、代打の嶋村、中野で流れを変えた「そうですね。ベンチから見ていたらまだあの点数ではというところでしたけど、その次のイニングで桐敷が登板している時のファンの方の声援が『なんとかここを乗り切ったらチャンスじゃないか』というところで球場が一体となってゲームをつくってくれた。本当にそういう空気を桐敷が投げているときに非常に強く感じましたね」-途中出場組が活躍した「それは出られている時と出られない時でフラストレーションとか、自分が出たらやってやるという気持ちで、嶋村もそうだし、たくさんの選手が結果が出なくてもそう思っているでしょうし、それがチームに連動して、選手たちもびっくりしていますよ」-正直きょうは...という感じはあったか「それはもちろんありましたね。あるというか、ピッチャーをどう起用して、2イニングで終わってますから、いろんなことを考えなければいけないんですけど、それはいつだって考えますよ、先のことは」-打線が束になって「そうですね、本当に立石が入ったことでね、代打で高寺が出て、そのまま入った打線というのが、スコアボード見て長く見えましたよね。それは選手たちが、力をつけようとしてるというか、それはこれからも感じてもらえるように、さらに選手たちが力つけてもらえればと思いますね」阪神嶋村(7回2死一、三塁で代打で登場し右前適時打)「ああいう場面で打てたので自信になりましたし、久しぶりに興奮しました」

◆19日の同戦(倉敷)でプロ初安打を記録した阪神のドラフト1位・立石正広内野手(22)=創価大=が、甲子園で守備練習を行った。全体練習は室内で行われ、打撃練習をこなした後に筒井外野守備走塁チーフコーチとともにグラウンドへ。雨に備えて内野にシートが敷かれる中、外野でマンツーマンでノックを受けた。「慣れない球場の中で、外野というなかなかしたことない経験でもあるので、まずはしっかり準備していきたい。バッティングの打球捕とかができなかったので、そこは試合の中でつかんでいければ。風が特徴的だと思うので、最後まで目を切らないとか、できることは尽くしたいなと思っています」19日は倉敷で試合が行われたため、20日が甲子園デビューとなる。立石は山口・高川学園高3年時の選抜大会では、バックスクリーンへの本塁打を記録しており、5年ぶりとなる聖地でのアーチを狙う。「また試合前になったら、いい光景が見られるんじゃないかなと思っています。もちろんホームランを打ちたいです。そこを曲げちゃったら自分の魅力がなくなっちゃうと思うので、しっかり振っていきたい」。甲子園の申し子が、本拠地でもベールを脱ぐ。

◆阪神の元山飛優内野手(27)が出場選手登録を抹消された。昨季西武を戦力外となり阪神に加入した元山は、左上肢のコンディション不良で開幕に出遅れるも9日に1軍昇格。12日には古巣・ヤクルト戦(神宮)で移籍後初安打をマークした。4打数1安打で打率・250だったが、この日の中日戦に先発する茨木秀俊投手(21)を入れ替えで登録するため、元山が抹消された。

◆阪神のドラフト1位・立石正広内野手(22)=創価大=が「6番・左翼」で2試合連続のスタメンに名を連ねた。19日の同戦(倉敷)でプロ初安打をマークした期待のドライチが、高校時代に本塁打を放った甲子園でとうとうデビューする。この日1軍に登録された茨木秀俊投手(21)が4月22日のDeNA戦(横浜)以来となる1軍先発。熊谷敬宥内野手(30)は「8番・遊撃」で今季初の遊撃で先発出場する。

◆阪神の先発・茨木秀俊投手(21)が先制を許した。4月22日のDeNA戦(横浜)以来の1軍マウンドとなった右腕だったが、立ち上がりに安定感を欠いた。先頭の村松を2球で追い込みながらも四球で歩かせると、犠打で1死二塁となって板山に中前適時打とされ、簡単に1点を失ってしまった。なおも安打を浴びて2死一、三塁とピンチを背負うも、石川昂を二ゴロで打ち取り最少失点で切り抜けた。

◆阪神の茨木秀俊投手(21)が二回に3ランを浴びて失点。二回までに4点を失い、この回限りで降板となった。一回に適時打で先制を許した右腕。二回は簡単に2死としたが、投手のマラーを追い込んでから右前打を浴びる。1番に戻って村松には2打席連続となる四球を与えて2死一、二塁とすると、続く山本に左翼スタンドに飛び込む3ランを浴びた。2回4安打4失点の内容に、藤川監督は三回から椎葉にスイッチ。茨木は前回登板の4月22日のDeNA戦(横浜)でも五回途中5失点を喫していたが、今回も試合を作れなかった。

◆「8番・遊撃」で今季初めて遊撃でのスタメン出場となっている阪神・熊谷敬宥内野手(30)がバットで存在感を放った。三回1死で打席に立つと、中日先発・マラーから左前打。4月30日のヤクルト戦(神宮)以来となる快音を響かせた。この後椎葉の犠打で2死二塁とするも、岡城は二ゴロに倒れて反撃とはならなかった。

◆阪神の4番手として登板した石黒佑弥投手(24)が2点を失った。0-4の六回に登板した石黒。2死までは簡単に奪うも加藤に左前打を浴び、続く投手のマラーにフルカウントから直球を痛打された。弾丸ライナーは広い甲子園の左翼スタンドへ一直線。来日初アーチを許し、あぜんとした顔で帽子を取って着弾点を見つめた。0-6と大量ビハインドとなり、さらに苦しい展開となってしまった。

◆阪神・中野拓夢内野手(29)が死球を受けた。0-6の六回2死で打席に入ると、中日の先発・マラーの抜けたボールが背中付近に直撃した。中野は思わずその場に倒れ込み、苦悶の表情を浮かべた。ベンチからは小谷野打撃チーフコーチとトレーナーが駆け寄るも、転がったまましばらく動けず。少しして立ち上がり、歩いて一塁へ向かった。大事には至らなかったようだが、近本が死球で骨折して戦列を離れているだけに、虎党からは怒号が飛んだ。

◆阪神のドラフト1位・立石正広内野手(22)=創価大=が甲子園で初の安打を放った。0-7の七回1死一塁で中日先発・マラーの変化球を捉えた。痛烈なライナーではじき返し、マラーも思わず避けようとするほどの一打だった。19日の倉敷での同戦でのプロ初安打に続く中前打。高川学園高3年時以来となった甲子園で、Hランプをともした。この後、熊谷の安打で満塁となり、坂本の2点打でプロ初得点も記録した。

◆いぶし銀の男、中日の「2番・二塁」で出場した山本泰寛内野手(32)が、古巣相手に価値ある一発だ。二回に、点差を大きく広げる今季1号の3ランを放った。「良い感触でした。先制したあとすぐに次の1点を取れて良かったです」1-0の2死からマラーが左前打で出塁し、村松が四球で歩いて一、二塁。山本は1ストライクから真ん中に入ってきたシュートを引っ張ると、角度よく上がった打球が左翼スタンド最前列に飛び込んだ。ダイヤモンドを一周し、ベンチで井上監督に左手親指を立てるサムアップで出迎えられた。一回に中前に先制適時打を放った、同じ元阪神で「3番・右翼」の板山に続けと、バットでチームに貢献。2021年から3シーズン在籍した阪神を相手に意地をみせた。器用に内野の複数ポジションをこなし、代打や守備固めでの出場も多い中、この日が今季4度目のスタメン出場。先発時になかなか結果を出せずにいたが、貴重な追加点となる一発で存在感を発揮した。(上阪正人)

◆今季初勝利を目指してマウンドに上がった中日先発カイル・マラー投手(28)は6回?、5安打、4失点だった。六回まで気合の入った投球でゼロを並べ続けた。味方打線が序盤にリードを奪い、自身も六回に来日初本塁打となる左越え2ランを放って攻勢に加わった。だが7-0の七回、先頭・佐藤に四球を出してからリズムが崩れる。1死後にD1位・立石(創価大)に中前打を許すと、2死としてからは熊谷に内野安打を許して満塁。ここから坂本に2-2から甘く入った直球をセンターにはじき返され、2点を失ったところで投手交代を告げられた。後を受けた救援陣も適時打を許してこの回4点を奪われた。マラーは「ずっと良いリズムで投げることができていたが、最後の1球は悔いが残る」と振り返った。

◆阪神が集中打で7点差を振り出しに戻した。先発・マラーの前に苦しめられていたが、0-7の七回、ドラフト1位・立石(創価大)の安打などでチャンスを作ると、坂本、代打・嶋村、中野の適時打で4点を返す。さらに八回も佐藤、大山、高寺の安打で満塁とすると、2死から坂本の2点打、代打・木浪の適時打で試合を振り出しに戻した。七、八回の2イニングで10安打7得点の猛攻を見せ、同点で九回に突入した。

◆阪神が大逆転勝利を飾った。7―7の九回、「3番・右翼」で出場した森下翔太外野手(25)が左越えに11号のサヨナラアーチをほうり込んだ。この日は、中日先発・マラーの前に苦しめられていたが、0-7の七回、ドラフト1位・立石(創価大)の安打などでチャンスを作ると、坂本、代打・嶋村、中野の適時打で4点を返す。さらに八回も佐藤、大山、高寺の安打で満塁とすると、2死から坂本の2点打、代打・木浪の適時打で試合を振り出しに戻した。七、八回の2イニングで10安打7得点の猛攻を見せ、同点で九回に突入。九回を零封したドリスが今季初勝利をマークした。

◆阪神は7―7の九回、森下翔太外野手(25)が11号ソロを放ってサヨナラ勝利。七回に0―7とされたが、その裏に4点、八回に3点を奪って追い付いた。

◆阪神で1994年に新人王に輝き、米大リーグのアスレチックス、ジャイアンツ、楽天と渡り歩き、日米通算91勝をマークしたサンケイスポーツ専属評論家の藪恵壹氏(57)は、木浪聖也内野手(31)の働きを勝因に挙げた。めったにみることができない大逆転だったが、やるべきことをしっかりやっている選手が多い阪神が、最終的に勝利をもぎとった印象だ。その象徴が木浪。森下のサヨナラ本塁打はもちろん素晴らしいが、劣勢で同点に追い付く一打の打席は、何倍もプレッシャーがある。さらに見事だったのが、一塁走者としての動きだった。みんなが興奮している中、次打者の打席で一球一球、すべて二塁へスタートを切るぞ、というしぐさを繰り返していた。守っている側は一番嫌な動き。当たり前のことだが、それをどんな状況でもできる木浪はさすがだ。七回の嶋村の適時打も、代打という自分の仕事を100%果たした。この積み重ねで、さらに上の働き場所を目指してもらいたい。投げるほうでは2番手の椎葉。3四球は褒められないが、4点ビハインド、投手起用が難しい中で2イニングを投げた。チームへの貢献度はあっただろう。戦う中で右の代打不足など課題はあるが、選手個々が自分の仕事を果たす阪神の強さは感じた試合だった。

◆途中出場の坂本が3打数2安打4打点の活躍で、7点差からの逆転勝利に貢献した。「勝つか、負けるかで全然違うゲームだったので。勝ち切れてよかった」。0-7の七回2死満塁で反撃ののろしを上げる中前への2点打。3点を追う八回2死満塁でも左前へ2点打を放つと、続く代打・木浪に同点打が飛び出した。坂本は5月に入ってから16試合でスタメン出場はわずか4試合。伏見や梅野にスタメンマスクを譲る機会が増えている。虎のゲームキャプテンは「結果を出せるように努力をするだけ。(先発で)使ってもらえるように、求められたところでしっかりプレーができる準備をしたい」と決意をにじませた。

◆阪神・木浪聖也内野手(31)が代打で仕事をやってのけた。6-7と迫った八回2死一、三塁で打席に送られ、中前に同点打を放った。「つないでくれたので、ここで一本打ちたいなという気持ちがすごくあった」。遊撃のスタメンを外れる試合でも「同じように試合を見ながら心拍数を上げたりして試合に入っている。しっかり準備して試合に臨むだけ」と心構えを語った。

◆虎の背番号9と甲子園の物語が幕を開けた。とどろく大歓声。中前に運んだ白球。阪神のドラフト1位・立石正広内野手(22)=創価大=がともした「H」ランプから、奇跡の大逆転が始まった。「うれしいです。直接点には絡んでいないですけど、いい形でつなげてよかったです」2戦連続となる「6番・左翼」で先発。19日の中日戦(倉敷)でプロ初安打を放ったドライチのバットは、甲子園でも快音を響かせた。7点を追う七回1死一塁の第3打席。マラーの初球、ナックルカーブを捉えた。記念すべき甲子園初安打。その後、坂本の適時打で生還し、プロ初得点もマークした。5年前の2021年。立石は高川学園高の4番として夏の甲子園大会に出場した。当時はコロナ禍で観客は保護者など関係者に限られていた。〝無人〟のスタンドに放ったホームランを忘れることはない。「毎日こんなにたくさんのファンの方の前でプレーできるのは幸せ。まだ2試合目ですけど、そういう当たり前じゃない環境ってことを忘れずにしたい」甲子園初安打で沸き返ったスタンド。立石の一打が虎党の空気とゲームの流れを変え、チームは7点差をひっくり返した。藤川監督は「これからさらに育っていってもらいたい。常にファンの方に感謝しながら、叱咤激励をくれるときもありますけど、必ず後で力に変わる」とうなずいた。度重なるけがを乗り越え、起爆剤としてチームに合流したドライチは、奇跡の逆転劇に沸くスタンドを思い出しつぶやいた。「(大歓声は)よかったです。ホームラン打ちたいです」。次は超満員の甲子園のスタンドへ-。ゴールデンルーキーの物語はまだ始まったばかりだ。(原田遼太郎)

◆阪神・中野拓夢内野手(29)が痛みをこらえて価値ある一打を放った。六回の第3打席で背中付近に死球。その場に倒れこみ、しばらく立ち上がれなかったが自力で歩いて一塁へ向かった。「何とか最後までプレーできたので、治療を受けて、また明日試合に出られるようにやりたい」。続く七回2死一、二塁の第4打席で中前適時打。5試合ぶりの適時打と、9試合ぶりのマルチ安打で貢献し「いい内容で打席を終えられてよかった」と笑顔だった。

◆阪神・嶋村麟士朗捕手(22)が2-7の七回1死一、三塁から代打で右前適時打を放ってチームを勢いづけた。「ああいう(チャンスの)場面で打てて自信になったし、久しぶりに興奮しました」。大逆転勝利に興奮を隠し切れない表情だった。打率も・364(11打数4安打)に上昇し、1本塁打、4打点。3月中旬に育成から支配下登録を勝ち取った苦労人。いまや代打の切り札として欠かせない存在だ。

◆阪神のラファエル・ドリス投手は7-7の九回にゼロを刻んで勝利投手となった。先頭の石川昂を中前打で出すと、1死後の犠打で二進を許したが、最後は代打・阿部を空振り三振に斬り、最終回のサヨナラにつないだ。7点差をひっくり返すチームの逆転劇に「野球なので何が起こるかわからない。その中で仲間のことを信じていた。早い回から準備して、こうやっていいことが起こってよかった」と大きく息をついた。

◆先発した高卒4年目の阪神・茨木秀俊投手(21)は2回4安打4失点で降板。逆転勝利にも笑顔はなかった。「本当に申し訳ないっていう気持ちがあります」。一回は板山に先制の適時打を許し、二回は2死から投手のマラーに左前打。続く村松に四球を与え、山本に左翼へ3ランを被弾した。前回4月22日のDeNA戦(横浜)で五回途中5失点で降板後、2軍降格。チャンスを生かせず「全体的にボールが高かった。もっと練習したい」と悔しさをにじませた。

◆阪神・畠世周投手(31)は4点ビハインドの展開で五回に3番手で登板し、クリーンアップを三者凡退に抑えた。「0点で帰るのが中継ぎの目標。それができたのは良かったです。続けられるように頑張ります」。2失点した8日のDeNA戦(甲子園)以来久しぶりの登板で好投し、また波に乗っていく。

◆阪神・椎葉剛投手(24)は早期降板した先発・茨木の後を受けて4点ビハインドの三回から登板。2回投げて計3四球を出しながらも無安打無得点に抑えた。「四球が多かったので反省しないといけないが、ゼロで終われたのは良かった。最低限(の役割)はできたかなと思う」。相手の追撃を封じて終盤の反撃につなげた投球を自信にし、さらにアピールしていく。

◆ミ、ミ、ミラクルや~! 阪神は七回表を終えて0-7という絶望的状況から同点とし、九回先頭で森下翔太外野手(25)がレギュラーシーズン自身初のサヨナラ本塁打。中日に8-7と大逆転勝利した。藤川球児監督(45)も「びっくりするようなゲームになりましたね」と目を丸くする展開で2連勝とし、5カードぶり勝ち越しも決定。首位ヤクルトに0・5ゲーム差と迫った!最も大事な場面で、最高の結果を出す。そんな星のもとに生まれてきた男が、奇跡のような大逆転劇を締めくくった。途中までは4打数無安打でも、たったひと振りで勝利をもたらす。森下がレギュラーシーズン初となるサヨナラ弾で、7点差大逆転での今季初サヨナラ勝利を完結させた。「チャンスで何度も悔しい思いをしたので、最後の最後で一発でかいのを打ててよかった。最高の感触でしたし『これがいかなかったら甲子園を恨む』と思って(ダイヤモンドを)回っていました」激闘のフィナーレは一瞬だった。0―7から七、八回で7点を奪って同点で迎えた九回先頭。フルカウントから左腕・牧野の直球を完璧に捉えた。「思い切って振るしかないなと思った結果、いい打球だった」。打球速度179キロで飛び出した痛烈なライナーは、左翼スタンドに一直線。11号ソロは昨季のクライマックスシリーズ・ファイナルステージ第2戦のDeNA戦以来となるサヨナラ本塁打。全身で歓喜のウオーターシャワーを浴びた。「うれしかったです。チャンスで凡退しすぎて喜び方を忘れ気味だったので、ちょっとスカしすぎたなと反省しているんですけど(笑)。本当に勝ってよかった」信じられないほどの逆転劇だ。7点差を、終盤3イニングでひっくり返した。七回にドラフト1位・立石(創価大)の安打などでチャンスを作り坂本、代打・嶋村、中野の適時打で4得点。八回にも坂本と代打・木浪の適時打で試合を振り出しに戻し、森下の一発で締めくくった。百戦錬磨の藤川監督も「あんまり見たことないですね。びっくりするようなゲームになりましたね」と驚くほどの試合になった。指揮官は選手の背中を押した〝存在〟にも感謝を語った。「桐敷が登板しているときのファンの方の声援が、『なんとかここを乗り切ったらチャンスじゃないか』というところで、球場が一体となってゲームを作ってくれた。やっぱり素晴らしい甲子園のファンですね」3点差に迫った八回。マウンドに上がった桐敷が1死満塁のピンチを迎えるも、スタンドから大歓声が起こった。それに応えて桐敷は見事に追加点を与えず。虎党までも一丸となって、大きな1勝を手にした。連勝で5カードぶりのカード勝ち越しを決め、首位ヤクルトにも0・5ゲーム差に迫った。逆境を乗り越えた虎戦士たちが、ここからエンジンをかけていく。「個々の能力をしっかり出せれば、本当に強いチームだと思う。個々のコンディションを整えて、今日みたいに束になればいいゲームができると思います」劣勢をはね返す力を再確認し、森下は自信を持って宣言した。甲子園で戦う虎は強い。背番号1が常勝軍団を引っ張り、連覇に導いていく。(中屋友那)■データBOX?阪神のサヨナラ勝利は今季初。森下がサヨナラの打点を挙げるのは2025年5月27日のDeNA戦(○1-0、倉敷)での押し出し四球以来で自身4度目。他に単打が2度、犠飛が1度あり、本塁打は初だが、CSでは昨年10月16日、DeNAとのファイナルステージ第2戦で放った?阪神の7点差以上の逆転勝利は、9点差を逆転した17年5月6日の広島戦(甲子園)以来で、9年ぶり。このときは五回表を終えた時点で0-9。五回に1点、六回に7点を返し、七回にも3点を奪って逆転。最終的に12-9で勝利し、球団史上初の9点差逆転勝利を完成させた。プロ野球記録は大陽、松竹、近鉄、ヤクルトの10点差

◆なんんちゅう、メチャクチャな阪神大逆転勝利の8-7。とにかくバンザーイ!!8-7といえば、米大統領のルーズベルトが「野球で一番面白いスコアは8-7だ!」と言ったところから『ルーズベルトゲーム』といわれているけど、本日の阪神は六回まで、先発茨木はサンドバッグ状態の2回4失点、六回には石黒がピッチャーのマラーに2ランホームランを浴びる「金返せ~」「草野球やんかー!」。それが、七、八、九回で7点差を逆転しての8-7。ルーズベルト...いや、このメチャクチャ振りは『トランプ(大統領)ゲーム』や!! 途中出場で2安打4打点と暴れた坂本。そして、代打同点打を放った木浪にもしびれたけど、森下翔太って何者やー!? つい前の試合まで18打席ノーヒットで苦しんでいて、どーにかヒットを放ったと思ったら、本日一振りで試合を決めるサヨナラホームラン! しかも、それまで他の野手はヒットを打ってるのに、4打席音なしの男が何んでこんな大仕事するねん!?森下翔太、いや阪神タイガースは何するか分からんわー!! それが魅力なんだけどねー!

◆九回表の中日の攻撃が終わった瞬間、トラ番・中屋友那に声を掛けた。--森下のサヨナラホームランやから、1面、書いてこい!「はい、早く終わったほうがいいですからね」若きエース記者は笑顔で取材に走っていった。ウン十年も野球を見ていると、こういう予感だけはよく当たる。それにしても、だ。ビジター球団にとって、この世で一番恐ろしいのは甲子園の阪神ファン-。言い古された言葉を改めて知る、壮絶な夜だった。七回裏の3連続タイムリーの瞬間。八回裏の2連続タイムリーの瞬間。記者席の隣にいる遊軍・上阪正人との会話が成立しない。やかましすぎて。おっと間違えた、すさまじすぎて。声の熱さが、圧力が、中日ナインをジワジワと押しつぶしていった。そして、最後は森下の劇弾。圧倒的な声援への、タテジマ戦士からの最高のお返しだ。7点ビハインドの、ほぼ諦めていた試合が、この展開に。毎日ラジオの中継席にいたサンケイスポーツ専属評論家の藪恵壹氏は、CM中に「中継ぎ投手を出すのがもったいないから、野手の登板の話でもしましょうか。オスナ(ヤクルト)も阪神戦で投げてましたから」と冗談交じりに言っていたらしい。話さなくて大正解だ。歴史的などんでん返しで、阪神ファンは、マラーの快投も、マラーのホームランも、誰も覚えていない!? 茨木のKOも、みんな忘れてしまった!?

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
26170 0.605
(-)
-
(-)
100154
(-)
148
(-)
30
(-)
33
(-)
0.244
(-)
3.270
(-)
2
(-)
阪神
25171 0.595
(↑0.01)
0.5
(↓0.5)
100173
(+8)
146
(+7)
33
(+1)
29
(-)
0.255
(↑0.003
3.230
(↓0.09)
3
(-)
巨人
24180 0.571
(-)
1.5
(-)
101133
(-)
134
(-)
35
(-)
32
(-)
0.230
(-)
2.920
(-)
4
(-)
DeNA
20212 0.488
(↑0.013)
5
(↑0.5)
100165
(+4)
161
(+3)
23
(-)
22
(-)
0.251
(-)
3.190
(↑0.01)
5
(-)
広島
15232 0.395
(↓0.01)
8.5
(↓0.5)
103116
(+3)
127
(+4)
24
(-)
28
(+1)
0.213
(↑0.001)
2.940
(-)
6
(-)
中日
14281 0.333
(↓0.008)
11.5
(↓0.5)
100144
(+7)
169
(+8)
32
(+2)
19
(-)
0.238
(↑0.003
3.690
(↓0.11)