西武(★1対3☆)ロッテ =リーグ戦11回戦(2026.05.20)・埼玉県営大宮公園野球場=
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ロッテ
0100000023711
西武
0010000001720
勝利投手:鈴木 昭汰(3勝0敗1S)
(セーブ:横山 陸人(0勝1敗13S))
敗戦投手:佐藤 隼輔(0勝1敗0S)

本塁打
【ロッテ】山口 航輝(2号・2回表ソロ)

  DAZN
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◆ロッテは2回表、山口のソロで先制する。その後同点とされて迎えた9回には、友杉のスクイズなどで2点を挙げ、勝ち越しに成功した。投げては、先発・毛利が6回1失点の好投。3番手・鈴木が今季3勝目を挙げた。敗れた西武は、9回に守備の乱れから痛い失点を喫した。

◆ロッテ寺地隆成内野手(20)が試合前の円陣で気合の声出しを行った。19日にトレードマークのセンター分けの髪を丸刈りにして球場に姿を現した。5月に入り打撃の調子を落とし、直近4試合で無安打。4月中は守り続けたクリーンアップからこの日は8番へと打順を下げた。刈り上げた頭と声出しが覚悟を物語っていた。4月中旬の寺地は自信に満ちあふれていた。当時はチームの"3冠王"に立つハイアベレージを維持しながらも、「地に足をつけ、上の空にはならない」と冷静に語っていた。昨年までの捕手兼任から、今年は三塁に専念。「体の負担的には全然楽。リラックスできている」と、打撃に集中できる環境を前向きに捉えていた。だが、プロの世界は甘くない。他球団のマークが厳しくなるにつれ、4月の時点で本人が「課題」として口にしていた懸念が現実のものとなって立ちはだかった。「ストレートを狙っても空振りやファウルが増えている。かといって真っすぐ1本になると変化球に対応できない」。そのズレを修正するため、試合後には室内練習場で西岡剛チーフ打撃兼走塁コーチとともに、「右足で打ちに行く始動のタイミング」をミリ単位で微調整している。「後ろにつなぐ気持ち、諦めない気持ちは去年以上にある」と巻き返しを誓った。

◆ロッテ山口航輝外野手が2号先制ソロをマークした。2回先頭。カウント1-2からのスライダーをすくい上げ、左翼席へ運んだ。「先制できて良かったです。チームが勝てるように次の打席も守備も頑張ります」と話した。同球場では7年ぶり1発となった。20年以降に開催された1軍7試合で本塁打はなし。ロッテの選手としても、19年5月の井上以来7年ぶりの久々弾だった。

◆ロッテのルーキー毛利海大投手(22)が西武に初失点を許した。今季、開幕投手を務めた西武戦では5回無失点で初勝利。5月3日の西武戦も7回無失点で2勝目を挙げていた。12回連続無失点中で迎えた3度目の西武戦。2回まで無失点と好発進したが、3回に乱れた。連打で無死一、三塁から自らの暴投で失点を許した。試合前は「いつも通りストライク先行で強気に攻めていければと思っています。地方球場でナイターだと少し暗く感じると聞いているのでサインが見えづらかったりすることがあるかもしれないのでそこは注意してですね。登板の間隔も開けていただいて体も万全なのでなんとか長いイニングを投げられるように頑張ります」と話していた。前回登板した10日のソフトバンク戦は、4回1/3を5失点KO。中9日のマウンドだった。

◆ロッテ山口航輝外野手(25)が2号先制ソロをマークした。2回先頭。カウント1-2からのスライダーをすくい上げ、左翼席へ運んだ。「先制できて良かったです」と話した。負傷離脱した藤原に代わり、12日に1軍昇格。13日に昨年8月以来の1発を放つなど、昇格後7戦で早くも2本目だ。同球場では7年ぶりの1発でもあった。20年以降に開催された1軍7試合で本塁打はなし。ロッテの選手としても、19年5月の井上以来7年ぶりの久々弾となった。

◆西武はロッテに競り負け、連勝は2で止まった。先発の西武菅井信也投手(22)が今季最長7回を投げ、6安打3奪三振1失点の好投。2回に相手の山口に甘く入った変化球をソロ本塁打とされた以外はほぼ完璧な内容で、緩急を交えてゴロとフライの山を築いた。打線は3回に連続安打で無死一、三塁のチャンスをつくると、打席の西川への初球を相手先発毛利が暴投し、3塁走者が生還して同点に追いついた。試合は菅井とロッテ先発の毛利がともに1失点で終盤まで投げきる投手戦に。西武は8回から甲斐野、9回から佐藤隼がマウンドに上がるなど継投したが、勝ち越しを許した。∇西武菅井(7回6安打3奪三振1失点)「テンポよく投げることができました。(山口に浴びた本塁打は)有利なカウントだったのに厳しく攻めることができていなかった」

◆ロッテが9回にスモールベースボールを徹底した執念の猛攻を見せ、劇的な勝利で連敗を阻止した。楽天が敗れたため、チームは5位に浮上した。ドラマは同点で迎えた最終9回に待っていた。敵失で先頭打者が出塁すると、ベンチが動く。代打に送られた和田がプレッシャーのかかる場面でスリーバントを敢行し、見事に成功。走者を二塁に進めると、続く寺地が左前打を放ち、一、三塁とチャンスを拡大した。ここで打席には友杉。ベンチのサインはセーフティースクイズだった。友杉が三塁へ転がし、三塁走者を迎え入れ、待望の勝ち越し点をもぎとった。なおも好機が続き二、三塁とすると、再び敵失を誘い追加点を挙げ、リードを2点に広げた。1死一塁から犠打、ヒット、スクイズと、泥臭い攻撃。まさに首脳陣の「執念の采配」が結実した瞬間だった。この劇的勝利の呼び水となったのは、先発したルーキー毛利海大投手(22)の粘投だ。3回に自らの暴投で西武戦初失点を喫し、連続無失点記録は14回でストップしたものの、4回以降は見事に立ち直った。中9日で万全を期したマウンドで、6回4安打1失点。前回10日のソフトバンク戦の悔しさを晴らす見事な修正力で試合をつくった。

◆西武は最終回に失策絡みの失点が響いてロッテに競り負け、2位オリックスが勝ったため2位に転落した。先発の菅井信也投手(22)は今季最長7回を投げ、6安打3奪三振1失点の好投。2回にソロ本塁打とされた以外はほぼ完璧な内容で、「テンポよく投げることができた」と緩急を交えてゴロとフライの山を築いた。しかし、1-1で迎えた9回。先頭の井上の打球を遊撃の滝沢がはじいて無死一塁とされると、代打・和田の犠打で1死二塁。続く8番寺地に左前打を浴びて1死一、三塁とチャンスを広げられると、9番友杉にスクイズを決められ勝ち越しを許した。その後、四球とこの回からマウンドへ上がった佐藤隼の暴投で2死二、三塁とされ、小川の二ゴロを今度は石井がはじき、まさかの連続失策。痛恨の2失点目を喫し、逃げ切られた。西口文也監督(53)は9回の連続失策について「地方球場で多少のイレギュラーとかはあったかもしれないけどね」としつつ、「やってる以上はしっかりとさばいてくれないとってところですね」。22日からはオリックスとの首位攻防戦で「(1勝5敗と)負け越しているので。やり返せるようにってところだけですね」と話した。

◆ロッテは同点の9回に友杉篤輝内野手(25)のセーフティースクイズを絡めて勝ち越し、連敗を阻止した。楽天が敗れたため、チームは最下位を脱出。サブロー監督「(若手の成長を)見ると楽しいですよね」と、泥臭く白星をもぎ取ったナインを称賛した。勝敗はつかなかったが、先発の毛利海大投手(22)は6回4安打1失点と好投。指揮官は「久々に(良い)毛利が見られた。勝たしてやりたかったんですけどね。でも、9回につないだのも毛利のおかげ」とたたえた。

◆首位だった西武は最終回に失策絡みの失点が響いてロッテに競り負け、オリックスが勝ったため2位に転落した。

◆ロッテが9回にスモールベースボールを徹底した執念の攻撃を見せ、連敗を阻止した。楽天が敗れたため、チームは最下位を脱出。サブロー監督(49)は試合後「(若手の成長を)見ると楽しいですよね」と、泥臭く白星をもぎ取ったナインを称賛した。ドラマは1-1の同点で迎えた9回に待っていた。井上が敵失で出塁すると、ベンチが動く。「終盤でノーアウト、先頭が出た。どうしても送りたかった。山口には送らすことはできないんで、送れる選手を送った」。指揮官が送り出した代打和田が、プレッシャーをはねのけスリーバント成功。復調気配の寺地が意地の左前打を放ち、一、三塁とチャンスを拡大した。ここで打席には友杉篤輝内野手(25)。サインはセーフティースクイズだった。初球外された後、カウントを整えて迎えた局面で、絶妙な打球を三塁側へと転がし勝ち越し点をもぎ取った。劇的勝利の呼び水となったのは、先発したドラフト2位ルーキー毛利海大投手(22=明大)の粘投だ。3回に自らの暴投で西武戦初失点を喫し、連続無失点記録は14回でストップしたものの、4回以降は立ち直った。勝利投手とはならなかったが、サブロー監督は「久々に(良い)毛利が見られた。勝たしてやりたかったんですけどね。でも、9回につないだのも毛利のおかげ」とたたえた。

◆ロッテ友杉篤輝内野手(25)のおのろけインタビューが、大宮の夜空に響き渡った。「奥さんが家でご飯を作って待っているので、延長戦をするわけにはいかないなと思って頑張りました!」。右翼席を埋めたファンから拍手と笑い声が湧き起こった。9回に劇的な勝ち越しセーフティースクイズを決めた。その裏には、1カ月半前の悔しい思いがあった。4月5日のソフトバンク戦。3-4で迎えた9回裏1死一、三塁のサヨナラ機に、セーフティースクイズを試みるも失敗。スタートを切っていた三塁走者はスリーフィートオーバーで走塁死、一塁走者も三塁手前でタッチアウトとなり、併殺で試合終了となった。「あの後以来、毎日少しずつバント練習をやるようになった」と振り返った。この日、再び巡ってきた9回1死一、三塁の好機。打席に入った友杉に、ベンチからセーフティースクイズのサインが送られた。ボール球には手を出さない、という鉄則のもと、2、3球目のボール球を見送る。カウント2-1。冷静だった。相手内野陣の猛チャージの動きを見極め、三塁へ転がした。相手守備の逆を突く絶妙な1打に、誰よりも目を細めたのがサブロー監督だ。「失敗があったから今がある。彼もいい経験をしたなと思いますよ」。友杉は最高の仕事を果たし、愛妻の待つわが家へ笑顔で帰って行った。【鳥谷越直子】

◆ロッテが9回にスモールベースボールを徹底した執念の攻撃を見せ、連敗を阻止した。楽天が敗れたため、チームは最下位を脱出。サブロー監督(49)は試合後「(若手の成長を)見ると楽しいですよね」と、泥臭く白星をもぎ取ったナインを称賛した。ドラマは1-1の同点で迎えた9回に待っていた。井上が敵失で出塁すると、ベンチが動く。「終盤でノーアウト、先頭が出た。どうしても送りたかった。山口には送らすことはできないんで、送れる選手を送った」。指揮官が送り出した代打和田が、プレッシャーをはねのけスリーバント成功。復調気配の寺地が意地の左前打を放ち、一、三塁とチャンスを拡大した。そして友杉が、セーフティースクイズに成功し、勝ち越し点をもぎ取った。劇的勝利の呼び水となったのは、先発したルーキー毛利の粘投だ。3回に自らの暴投で西武戦初失点を喫し、連続無失点記録は14回でストップしたものの、4回以降は立ち直った。勝利投手とはならなかったが、サブロー監督は「久々に(良い)毛利が見られた。勝たしてやりたかったんですけどね。でも、9回につないだのも毛利のおかげ」とたたえた。

◆西武のドラフト2位・岩城颯空(はくあ)投手(22)=中大=が「マイナビオールスターゲーム2026」(7月28日・東京ドーム、29日・富山)のファン投票で抑え投手部門にノミネートされた。ルーキー守護神の岩城は17試合でリーグトップの14セーブ(19日時点)。抑え投手部門で選出されれば、球団では2004年の豊田清(現投手コーチ)以来22年ぶり。西武の新人では昨年の外野手部門で渡部聖弥がファン投票で選出されているが、その前は1999年の松坂大輔投手までさかのぼる。8日にパ・リーグの新人最速で10セーブを挙げた際に、球宴については「いや~、全然。何も考えてないです」と話していたが、順調にセーブ数を伸ばし、現実味を帯びてきた。第2戦は地元・富山で30年ぶりに開催されるだけに、故郷に錦を飾りたいところだ。またD1位の小島大河捕手(22)=明大=もノミネート。新人捕手のファン投票選出は1969年の田淵幸一(阪神)、2007年の嶋基宏(楽天)、22年のロッテ・松川虎生だけ。首位浮上の勢いで、ダブル選出なるか。(塚沢健太郎)

◆ロッテが競り勝った。1―1の九回に友杉のスクイズなどで2点を勝ち越した。3番手の鈴木が3勝目、九回を締めた横山が13セーブをそれぞれ挙げた。西武は2位に後退した。九回に守備が乱れ、2失策と暴投が失点につながった。

◆西武がオリックスと入れ替わり首位から陥落した。1-1の九回に佐藤隼が登板。先頭・井上の打球を遊撃の滝沢が失策。和田の犠打と寺地の左前打で1死一、三塁で友杉にスクイズを決められ勝ち越しを許した。さらに代打・岡の四球と暴投で2死二、三塁で、小川の打球を二塁の石井が適時失策。前回4月10日の県営大宮のロッテ戦では、あと1死で勝利の九回2死から、源田の適時失策で敗れたが、再び守備のミスが響いた。西口監督は「先頭打者をああいう形で出してしまったのが、こういう形になってしまった。地方球場で多少のイレギュラーはあったかもしれないけど、しっかりアウトにできるようにしていかないと」と反省を求めた。3度目の対戦となったロッテ先発の毛利には、6回まで暴投による1点のみ。西口監督は「毛利くんに2回やられてたんで、今日は何とかというところだったんですけど、今日は打てず。攻略できずというところだった」と振り返った。「交流戦が終わった後に対戦するときはあると思うので、しっかり対策を練り直し臨むしかない」と前を向いた。22日からはオリックスと本拠地で直接対決。「(順位は)全く気にしてございません。1位、2位というより、オリックスには(1勝5敗で)負け越しているんで。しっかりやり返せるようにというところだけです」と巻き返しを誓った。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(1↑)
ORIX
25180 0.581
(↑0.01)
-
(↓0.5)
100155
(+8)
152
(+3)
27
(+1)
17
(+1)
0.238
(↑0.001)
3.370
(↑0.01)
2
(1↓)
西武
25191 0.568
(↓0.013)
0.5
(↑0.5)
98171
(+1)
145
(+3)
38
(-)
15
(-)
0.250
(↓0.001)
2.680
(↑0.04)
3
(-)
日本ハム
23230 0.500
(↑0.011)
3.5
(↑0.5)
97192
(+5)
173
(+3)
57
(+1)
25
(+3)
0.239
(↑0.001)
3.530
(↑0.01)
4
(-)
ソフトバンク
20220 0.476
(↓0.012)
4.5
(↓0.5)
101166
(+3)
164
(+8)
39
(+1)
15
(-)
0.235
(-)
3.450
(↓0.12)
5
(1↑)
ロッテ
19240 0.442
(↑0.013)
6
(↑0.5)
100137
(+3)
166
(+1)
30
(+1)
21
(-)
0.237
(↓0.001)
3.480
(↑0.06)
6
(1↓)
楽天
18241 0.429
(↓0.01)
6.5
(↓0.5)
100131
(+3)
152
(+5)
27
(-)
25
(-)
0.239
(↑0.002)
3.430
(↓0.05)