楽天(☆6対3★)ソフトバンク =リーグ戦10回戦(2026.05.15)・楽天モバイルパーク宮城=
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ソフトバンク
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楽天
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勝利投手:早川 隆久(3勝0敗0S)
(セーブ:藤平 尚真(0勝0敗10S))
敗戦投手:上沢 直之(3勝2敗0S)

本塁打
【ソフトバンク】柳田 悠岐(4号・7回表ソロ),正木 智也(1号・7回表ソロ),栗原 陵矢(11号・9回表ソロ)
【楽天】佐藤 直樹(3号・2回裏3ラン)

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◆楽天は2回裏、村林の適時打と佐藤の3ランで4点を先制する。そのまま迎えた4回には、渡邊佳の適時打で1点を加え、試合を優位に進めた。投げては、先発・早川が8回4安打2失点の力投で今季3勝目。敗れたソフトバンクは、終盤に一発攻勢を見せるも、反撃は及ばなかった。

◆楽天は投打がかみ合い、ソフトバンク3連戦の初戦を制した。中11日で先発した早川隆久投手(27)が今季3勝目。古巣戦に1番で出場した佐藤直樹外野手(27)は3号3ラン含む2安打3打点と活躍した。7回1死まで1安打投球だった早川は、柳田、正木と2者連続ソロを被弾も、8回4安打2失点と力投。「(中11日で)久々のゲームっていうのもありますけど、悪いなりにうまくまとめられた」。開幕から5試合連続でハイクオリティースタート(7回以上、自責2以下)とした。昨年の現役ドラフトで加入した佐藤は大きな追加点を挙げた。1点を先制した直後の2回2死一、二塁。上沢の初球ツーシームを今季から新設された左翼ホームランゾーンに運び、リードを4点に広げた。「弾道が低かったので、捕られるかなと思ったんですけど、歓声で、ホームランという感じでした」と話した。この日は「スーパーマリオブラザーズ40周年×プロ野球12球団」として開催された。マリオらおなじみのキャラクターが来場するなど特別演出もあった。「ヨッシーは好きっすね」という早川は「ヨッシーも卵産んで速いボール投げるんで、ヨッシーみたく投げられればと思う」と笑った。

◆ソフトバンクが杜(もり)の都で貯金を吐き出してしまった。攻守にかみ合わず、今季2度目の3連敗を喫した。先発マウンドに上がった上沢直之投手(32)がピリッとしない。2回、楽天先頭渡辺佳の飛球を右翼正木が捕球できず(記録は失策)アンラッキーな二塁進塁。その後に3ランなど4失点(自責は0)。3回72球を投げ無念の今季最短の降板となった。小久保裕紀監督(54)はエース右腕をベンチに退けた理由を「ちょっとコンディション的な予防もあって早めに切りました」と話したが、開幕投手を務めた右腕の不調は大きな心配要素だ。終盤になって柳田、正木、栗原のソロ3発で1発攻勢をかけたが遅かった。今季初めて2番に牧原大を起用。昨年の首位打者を上位に繰り上げ何とか中軸へのつながりを求めた打順編成も6回まで楽天先発の早川の前に1安打無得点と沈黙。これで3戦連続してタイムリー打はなく黒星が3つ続いてしまった。開幕から5連勝を飾ったが風薫る5月になっても、チームに勢いはない。「これでちょうど(勝率は)5割でしょ。どういう戦いができるか、まだ模索中です」。そう言って口を強く結んだ小久保監督に打開策は見えているのだろうか。

◆楽天佐藤直樹外野手(27)が古巣ソフトバンクを相手に"恩返し弾"を決めた。1点を先制した直後の2回2死一、二塁。上沢の初球ツーシームを、今季新設された左翼ホームランゾーンに弾丸ライナーで運んだ。4試合ぶりの3号3ランに「弾道が低かったので捕られるかなと思ったんですけど、歓声で、ホームランという感じでした」と振り返った。19年ドラフト1位でソフトバンクに入団し、昨年の現役ドラフトで楽天入りした。「やっぱり6年間ホークスで学んだことはでかいですし、本当にホークスにいれて良かったと今でも思いますし、レベルの高いところでできたことはすごい今後の野球人生に生きると思います」と力を込めた。俊足でも魅せた。5-0の6回1死三塁では、三塁走者として辰己の二ゴロの間に生還(記録は野選)。判定はアウトだったが、リプレー検証の結果、セーフに覆った。「足は入ったので、アピールしてセーフだったので。ああいう1点が後半効いてくると思うので、自分の足で1点取れたのは良かったです」とうなずいた。1本塁打含む2安打3打点の活躍で打率3割1分8厘とした。

◆楽天藤平尚真投手(27)が10セーブに到達した。4点リードの9回。2番手西垣雅矢投手(26)がソフトバンク栗原にソロ本塁打を被弾し、3点差に迫られたところで出番がやってきた。「(セーブ)シチュエーションでは『いく』って言われてたんで、準備はできてました」。イニング途中での登板だったが「ランナーいなかったんで、特に気にすることなく。点差も3点あったんで、2点までオッケーなつもりでいきました」とマウンドに上がった。まずは柳田を3球三振。続く正木に二塁打を打たれ、1発のある山川を迎えた。「あそこでホームラン出たところで1点差ですし。自分が嫌な失投をできるだけ減らそう」という意識で臨み、5球目のフォークで空振り三振。最後は代打中村晃を捕邪飛に抑えた。3月には侍ジャパンの一員としてWBCに出場した。「やっぱりWBCとかあってつまずくことあるかなと思ったんですけど。ここまで順調に来てる分、ここからなんかいろいろなことあると思いますけど、1つ1つ乗り越えていけたらいいかなと思います」と力を込めた。同学年の先発早川隆久投手(27)は8回2失点と好投した。藤平は「本当に同級生としてずっと活躍してるピッチャーですし、やっぱり先発陣を引っ張っていってほしいですし、僕は中継ぎの中で中継ぎの人たちを引っ張っていけるように頑張りたい。すごい頼もしいなと思って見てます」と話した。この日もゼロを刻み、14試合連続無失点とした。

◆楽天早川隆久投手(27)が今季3勝目をつかんだ。粘り強く投球した。初回、周東を空振り三振に封じると、2番牧原大は二ゴロ、3番近藤は遊飛で3者凡退。2回は2死一、二塁を背負うもゼロで切り抜け、7回1死まで1安打で相手打線を封じた。「カウントがなかなか有利なカウントに進めなかったんで、そこは難しいところではあったんですけど、そこの中でも粘り強く投げられたのが良かった」と振り返った。7回に柳田、正木に2者連続ソロを被弾したが、大きく崩れることなく8回4安打2失点と好投した。開幕から5試合連続のハイクオリティースタート(7回以上、自責2以下)を記録。中11日での先発だったが「久々のゲームっていうのもありますけど、自分の中では悪いなりにうまくゲームはまとめられた」とうなずいた。味方打線は2回に4点を先行し、6点の援護をもらった。「自分のやることは変わんないので、援護点っていうよりは、まずは自分がゼロで抑えていけば、おのずと試合は負けないですし、そこは変わらずやっていく中で、ああいう形で、調子が悪い中でああいう援護点をくれたので、自分も楽に投げられたので、そこは(3ランを放った佐藤)直樹に感謝したい」と話した。

◆ソフトバンク正木智也外野手(26)にとっては悔しさの募る今季デビュー戦となった。右足の蜂窩(ほうか)織炎で出遅れたが、この日、1軍昇格し6番右翼で先発出場。2回に右翼線への飛球を落球し、大量失点につながった。「打つほうはよかったが、(エラーは)むちゃくちゃマイナス。そこは申し訳ない」。7回の第3打席では柳田に続き、左翼へ1号ソロ。9回にも二塁打を放って気を吐いた。「打席では何とか自分ができることをしようと思った」と笑顔はなかった。

◆ソフトバンク栗原陵矢内野手(29)が3戦ぶりの1発でリーグ単独トップに踊り出る今季11号ソロを放った。4点を追う9回先頭、フルカウントからの10球目、楽天西垣の内角152キロ直球を右翼ポール際へ運んだ。「打つべき球にしっかりコンタクトできている。本当にいい集中力を持って、打席に立てています」と胸を張った。5月は12試合で6本塁打目。2試合に1発ペースとアーチを量産している。

◆ソフトバンク柳田悠岐外野手(37)が2試合ぶりのスタメン出場で意地の1発を放った。6点を追う7回1死の第3打席。1ストライクからの2球目、楽天早川が投じた真ん中のチェンジアップを振り抜き、右翼席へ今季4号ソロ。4月16日楽天戦(北九州)以来のアーチに「しっかりとボールに入り込んでいくことができました。本塁打となって良かったです」と、今季初めての5番起用にひと振りで応えた。

◆楽天早川隆久投手(27)が日本代表GK早川友基(27)の活躍に期待を寄せた。この日、サッカーFIFAワールドカップ2026(W杯)北中米大会に臨む代表メンバー26人が発表された。サッカー通の左腕は「ワールドカップ、どうしても時間帯が難しいんですけど、時間に余裕があれば追っていければ」と力を込めた。試合終了直後こそメンバーの全容はつかめていなかったが、マニアぶりを発揮した。「佐野海舟さんみたいなハードワークしてくれる選手がすごい好き。(応援する)ヴィッセルだと井手口選手とかいるんですけど、デュエルでしっかり勝ってるのが、だいぶチームとしては大きい。運動量も豊富なので、すごい注目してます」と声を弾ませた。昨年、鹿島のJ1優勝に貢献し、GK史上2人目のMVPに輝いた同姓で同学年の早川友基も注目している1人だ。「アントラーズであれだけずっと(ゴールを)守ってきた曽ケ端さんがちゃんと育成した結果、ああいうキーパーが生まれたと思う」と分析した。面識はないものの、共通の知人を介して食事に行くプランがあるという。「大会後にワールドカップの話も含めて聞ければ」と心待ちにした。「セーブする力も強いですけど、的確にピンポイントでボールを入れられる。そういうところも楽しみ」。野球界の早川も負けじと日本を代表する左腕となる。【山田愛斗】

◆楽天・佐藤直樹外野手(27)が「1番・右翼」で先発出場し、古巣相手に3号3ランを放った。1点を先制した二回なお2死一、二塁。ソフトバンク先発の上沢の初球を一撃し、低いライナー性の打球が左翼ホームランゾーンに飛び込んだ。球団広報を通じて「打ったのはシュートです。村林さんが(先制タイムリーを)打ってくれたので、楽に打席に入ることができました。いい結果になってくれてよかったです」とコメントした。佐藤は兵庫・報徳学園高からJR西日本を経て、2020年ドラフト1位でソフトバンクに入団。今季から現役ドラフトで移籍した楽天でプレーしている。

◆投打がかみ合った楽天が快勝した。先発の早川は球に切れがあり、8回4安打2失点で3勝目。藤平は10セーブ目。打線は二回に佐藤の3ランなどで4点を奪った。ソフトバンクは反撃が遅く、3連敗で今季初めて貯金がなくなった。

◆楽天・早川が今季3勝目(0敗)。今季初登板の4月11日のオリックス戦(楽天モバイル)から5試合連続でハイ・クオリティースタート(HQS、先発で7回以上、自責点2以下)をマーク。楽天の投手が開幕から5試合以上続けてHQSを記録したのは、2008年の岩隈久志(6試合)、11年の田中将大(12試合)、21年の涌井秀章(5試合)、22年の田中将(6試合)に次いで4年ぶり4人目(5度目)。

◆楽天・早川隆久投手(27)がソフトバンク戦に先発し、8回4安打2失点、6奪三振で無傷の今季3勝目を挙げた。「投手有利のカウントに持っていけなかった中で、粘り強く投げられたのはよかった」六回まで1安打に抑える好投。七回1死から柳田、正木に2者連続のソロ本塁打を許したが、打線の援護と好守にも助けられ、「楽に投げられた」と感謝を忘れなかった。球団では2022年の田中将大以来、4人目となる5試合連続のハイ・クオリティースタート(HQS=7回以上、自責点2以下)を達成。規定投球回数はわずかに届いていないが、防御率1.22と安定している。大のサッカー好きで、W杯北中米3カ国大会の日本代表メンバーに興味津々。初選出のMF佐野海舟(マインツ)には「ハードワークしてくれる選手がすごい好き」と熱弁。同姓のGK早川友基(鹿島)も選ばれ、「同い年なので、共通の知人を通して食事にいければ」と声を弾ませた。左腕が試合を作って、チームは2連勝。三木監督は「早川は今まで我慢を強いられて、今日は先制して援護できた。ずっといい投球をして、しっかり試合を作ってくれる」と最敬礼した。(広岡浩二)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ORIX
23160 0.590
(↓0.015)
-
(-)
104143
(+3)
143
(+6)
25
(-)
16
(-)
0.234
(↓0.002)
3.470
(↓0.08)
2
(-)
西武
23171 0.575
(↑0.011)
0.5
(↓1)
102157
(+3)
132
(-)
30
(-)
13
(-)
0.252
(-)
2.690
(↑0.07)
3
(-)
ソフトバンク
19190 0.500
(↓0.014)
3.5
(-)
105154
(+3)
149
(+6)
37
(+3)
13
(-)
0.233
(↓0.001)
3.420
(↑0.05)
4
(-)
日本ハム
20220 0.476
(↓0.012)
4.5
(-)
101173
(-)
158
(+3)
52
(-)
21
(-)
0.238
(↓0.004)
3.510
(↑0.01)
5
(-)
楽天
17211 0.447
(↑0.015)
5.5
(↑1)
104121
(+6)
133
(+3)
24
(+1)
24
(+1)
0.232
(↑0.001
3.270
(↑0.01)
6
(-)
ロッテ
16230 0.410
(↑0.015)
7
(↑1)
104127
(+6)
160
(+3)
27
(+2)
18
(-)
0.237
(-)
3.670
(↑0.02)