西武(☆6対2★)楽天 =リーグ戦7回戦(2026.05.09)・ベルーナドーム=
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楽天
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西武
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勝利投手:黒田 将矢(1勝0敗0S)
敗戦投手:古謝 樹(0勝3敗0S)

本塁打
【楽天】佐藤 直樹(2号・6回表ソロ)
【西武】平沢 大河(2号・6回裏3ラン),長谷川 信哉(4号・7回裏2ラン)

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◆西武が逆転勝利。西武は2点を追う6回裏、ネビンの適時二塁打と平沢の3ランで4点を奪い、試合をひっくり返す。続く7回には、長谷川の2ランが飛び出し、リードを広げた。投げては、好救援を見せた2番手・黒田がプロ初勝利。敗れた楽天は、先発・古謝が6回につかまった。

◆楽天が西武に逆転負けし、今季4度目の3連敗を喫した。借金は今季ワーストタイの4。先発の古謝樹投手(24)は今季6試合目の登板でも初勝利を逃した。古謝は3回まで無安打投球。4回に許した初安打を起点に2死一、三塁のピンチを招いたが、平沢を遊ゴロに抑える。5回2死一、三塁では西川を空振り三振に封じた。しかし、2点リードの6回に暗転した。1発を含む4連打で4失点。平沢に逆転3ランを食らった。打線は4回2死二塁から4番浅村栄斗内野手(35)が先制の右前適時打をマーク。1点リードの6回には先頭の佐藤直樹外野手(27)が左翼へ2号ソロを放って追加点を挙げた。コンディション不良で一時出場選手登録を抹消されていた佐藤にとっては、3月29日オリックス戦以来の1発となった。四球と安打でなおも6回無死一、二塁の好機をつくったが、後続が倒れて追加点を奪えなかったことが結果的に響いた。

◆楽天古謝樹投手(24)は、またしても今季初勝利はならなかった。今季6試合目の登板。4回に許した初安打を起点に2死一、三塁のピンチを招くも、西武平沢を遊ゴロに抑える。5回2死一、三塁では西川を空振り三振に仕留めた。しかし、2点リードの6回に暗転した。1発を含む4連打でまさかの4失点。ネビンの適時二塁打で1点をかえされると、なおも無死一、三塁から平沢に逆転3ランを浴びた。球数が100球に近づいてきた中で甘く入ったカットボールを捉えられ「技術不足かなと思います」と反省。7回には長谷川にも2ランを被弾した。5回までは無失点投球も、7回9安打6失点で3敗目を喫した。「せっかく0で抑えてたんで、なんとか0で抑えたかったです」と悔しさをにじませた。

◆楽天佐藤直樹外野手(27)が、豪快アーチを決めた。1点リードの6回先頭。「1番左翼」で先発した佐藤は、西武佐藤爽の2球目、138キロ直球を左翼ポール際へ運んだ。持ち前のパンチ力を発揮して2号ソロをたたき込み「とにかく真っすぐに振り負けないように思い切っていきました。ギリギリでしたがホームランになってくれてよかったです」と力を込めた。飛距離127メートル、打球速度176キロの特大アーチとなった。「打った瞬間はいったと思ったんですけど、ファウルかフェアかギリギリのところだったんで」と振り返った。コンディション不良で一時出場選手登録を抹消されていた佐藤にとっては、3月29日オリックス戦以来の1発だった。「久しぶりの長打だったんで、続けていけたらと思います」。1軍復帰後は3試合連続安打となった。逆転負けでチームは3連敗を喫した。

◆3位西武が連勝し、2位ソフトバンクにゲーム差なしに肉薄した。打てずに苦しんだチームが、簡単に負けない獅子になってきた。先発左腕の佐藤爽投手(23)が2点目を奪われて明らかに劣勢の6回、連打で1点を返し、絶好調の6番平沢大河内野手(28)が打席へ。「前の打者もつないでくれて、すごく気楽に打席に立つことができました」。持ち前の引っ張りが存分に生き「すごくいい打球」と自画自賛した放物線が、見事に右翼席へ。勝ち越し3ラン。西口文也監督(53)も「よく逆転してくれた」と手放しでほめた。コーチ陣が根気よく指導し、アナリスト陣のデータを打者たちが信頼して生かし、好結果につなげる。不動の1番桑原がいなくても、この日も自然と4連打が生まれる。粘った佐藤爽の黒星も消え、替わりに好リリーフしたプロ5年目の黒田将矢投手(22)にプロ初白星が巡ってきた。誰もが喜ぶ好循環。首脳陣は10日、菅井信也投手(22)の中5日での先発を決断した。2位浮上がかかる試合でも、菅井に過度のプレッシャーがかからない状況でバトンを渡せたのは大きい。

◆覚醒『出たぁ??平沢大河ぁ??????』本拠地初アーチは逆転3ランホームラン??西武×楽天#seibulions #だったらDAZN pic.twitter.com/aL7vaI0me7

◆西武平沢大河内野手(28)がひと振りで試合の流れをガラッと変えた。劣勢の6回に1点を返し、なおも無死一、三塁。平沢は「前のバッターがみんなつないでくれて、すごく気楽に立つことができました」。昨年からあらためて意識してきた引っ張る強さ。それが存分に生かされ、打球速度162キロをマークした当たりが、文句なく右翼席へ吸い込まれた。6番打者として固定されているものの、平沢自身は危機感もある。「打てなくなったら出られないと思っているので、なんとか試合に出た時は打てるように」。指をケガしている渡部は9割程度まで回復しているというものの、まだ三塁守備再開には至らない。その状況で、平沢の打力がチームに欠かせないものになってきた。

◆プロ5年目の黒田将矢投手(22)がプロ初勝利を挙げた。ウイニングボールは「家族にあげたいと思います」。地元青森で応援する家族に、カメラ越しに喜びの声を伝えた。先発佐藤爽が6回に2点目を奪われ、なおも無死一、二塁。「全部三振のつもりで」と意気込んでマウンドへ向かい、無失点で切り抜けた。強打者の4番浅村もスライダーで見逃し三振に。「フォークの見逃し方で、もしかしたら...と思って。イメージになさそうなボールを腕振って投げれば何とかなるんじゃないかと」と考えた。その後も併殺。見事に切り抜けた。八戸工大一(青森)から西武入り。先発希望だったが、今はその高角度からの直球を軸としたリリーフとして起用される。とはいえ白星はほしかった。「(同期入団の)菅井や羽田も勝っていたので」。遅ればせながら追いついた。とりわけ価値の大きな白星になった。

◆西武篠原響投手(19)が自己最速を更新する158キロの直球をマークした。味方打線が逆転に成功した直後の7回、3番手としてマウンドへ。先頭の小郷を2球で追い込んだ。「先頭打者を抑えることが大事だと思っているので」という信念通り、優位の展開に。3球で決めに行って腕を強く振ったが、高めに抜けた。その球が自己最速更新となる「158」と表示された。福井工大福井時代は148キロ止まりだった直球の球速が、西武入りした昨年4月、一気に153キロまでに増速。さらに着実に球速を上げてきたが、20歳を手前にして158キロをマーク。短いイニングゆえの出力の高さとも言えるものの、投手としての次元をまた上げようとしている。ただ篠原は納得はしない。「でも、決めに行った球を決められなかったので。前回の157キロは決めに行って157で三振だったんで良かったんですけど」いよいよ160キロ到達が近づいてきたものの、信念は変わらない。「でもやっぱり、何キロ出るかよりも(ゾーンに)決められたかどうかのほうが自分の中では大事なので。160キロを決められたらいいですね。ボール球なら何の意味もないので、ストライクゾーンに160キロを投げられるように練習したいですね」数字に惑わされず本質だけを追求する、末恐ろしい19歳だ。【金子真仁】

◆西武は平沢大河内野手(28)の逆転弾で今季2度目の3連勝を飾り、貯金を2に増やした。六回、ネビンの左翼線二塁打で1-2と1点差に迫り、長谷川のバント安打で無死一、三塁の好機。ここで平沢が古謝のカットボールを右翼ポール際に運んだ。2号3ランで逆転に成功した。平沢は「前の打席、チャンスの場面(四回2死一、二塁)で凡打してしまったので、走者を返すことだけを考えてバットを振りました。いい結果になってよかったです」と振り返った。七回には長谷川の2試合連発となる4号2ラン本塁打でダメ押し。西武2番手の黒田将矢投手(22)は5年目でプロ初勝利となった。

◆楽天は3連勝後の3連敗で、借金は今季ワーストタイの4となった。先発・古謝樹投手(24)が六回に先頭から4連打を浴びて逆転を許すなど、今季ワーストの6失点。今季6試合目の登板でも白星がつかめなかった(0勝3敗)。「せっかく(五回まで)ゼロで抑えていたので、何とか(六回も)ゼロで抑えたかった。あそこは大切な回。体力、技術不足かなと思います」と悔しさを隠しきれなかった。

◆好調のバットで空気を変えた。0-2の六回、西武・平沢大河内野手(28)が逆転の2号3ランを放ち、チームを3連勝に導いた。ネビンの左翼線二塁打で1点を返し、なおも無死一、三塁。真ん中に入った古謝のカットボールを右翼席へ運び「何とか同点にしようと思った。最高の結果になってよかった」と喜んだ。宮城・仙台育英高で甲子園を沸かせ、2016年ドラフト1位でロッテ入団。しかし、定位置を確保できなかった。西武に移籍した昨季は開幕戦でぎっくり腰を発症し、出場7試合のみ。背水の陣で臨む11年目の今季はコーチの助言で、大振りになっていた打撃をレベルスイングに改造し「センターに強い打球をライナーで打つこと意識している」という。規定打席未満ながら打率・377。得点圏打率は5割(18打数9安打)に達する。チームの打撃好調に仁志野手チーフ兼打撃コーチは「ネビンが戻ってきたからと言われるけど、その前から上向いていた。平沢が6番でチャンスに打っているのが大きい」と分析した。4月19日から平沢が17試合連続でスタメンに名を連ねると、借金5だったチームが12勝5敗と急上昇し、貯金2に。2位ソフトバンクの背中をゲーム差なしで捉えた。(塚沢健太郎)

◆西武・長谷川信哉外野手(23)が七回に駄目押しとなる2戦連発の4号2ランを放った。「芯でとらえる能力がついてきて、打球速度も去年と全然違う」と好調を維持。六回には無死二塁から三塁側にバントすると、一塁へ頭から滑り込んで安打とし、平沢の逆転弾につないだ。「外野手争いで厳しいところにいる。内容より結果を突き詰めてやっていく」と必死のプレーを続ける。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ORIX
22130 0.629
(↓0.018)
-
(-)
108138
(-)
132
(+3)
25
(-)
16
(-)
0.242
(↓0.003)
3.530
(↑0.02)
2
(-)
ソフトバンク
18160 0.529
(↓0.016)
3.5
(-)
109142
(+4)
135
(+5)
31
(+2)
10
(-)
0.237
(↓0.004)
3.540
(↓0.04)
3
(-)
西武
19171 0.528
(↑0.014)
3.5
(↑1)
106143
(+6)
130
(+2)
27
(+2)
11
(+1)
0.253
(-)
2.930
(↑0.02)
4
(1↑)
日本ハム
17200 0.459
(↑0.015)
6
(↑1)
106159
(+3)
146
(-)
46
(+1)
18
(-)
0.246
(↑0.002)
3.680
(↑0.1)
5
(1↓)
楽天
15191 0.441
(↓0.014)
6.5
(-)
108111
(+2)
122
(+6)
23
(+1)
22
(-)
0.229
(↓0.002)
3.320
(↓0.09)
6
(-)
ロッテ
14200 0.412
(↑0.018)
7.5
(↑1)
109109
(+5)
137
(+4)
19
(+4)
16
(-)
0.238
(↑0.002)
3.580
(↓0.01)