中日(☆4対2★)巨人 =リーグ戦7回戦(2026.05.09)・バンテリンドーム=
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巨人
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中日
01003000X4800
勝利投手:大野 雄大(4勝1敗0S)
(セーブ:松山 晋也(0勝1敗6S))
敗戦投手:田中 将大(3勝1敗0S)

本塁打
【巨人】丸 佳浩(1号・8回表2ラン)

  DAZN
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◆中日は2回裏、田中の適時打で1点を先制する。そのまま迎えた5回には、村松と細川の連続適時打などで3点を加え、試合を優位に進めた。投げては、先発・大野が7回4安打無失点の好投で今季4勝目。敗れた巨人は、先発・田中将が振るわず、打線も精彩を欠いた。

◆中日大野雄大が88年生まれの同学年、巨人田中将大と投げ合う。大野が同学年投手と先発対決するのは今回で15度目。過去の結果を出すと、吉川光夫(日本ハム)に2勝1敗、前田健太(広島)に2勝2敗、沢村拓一(巨人)に1勝3敗、斎藤佑樹(日本ハム)に勝敗なし1度。田中将とは昨年2度対戦して1勝1敗で、同学年対決の通算勝敗は現在6勝7敗の負け越し1。今日は田中将に投げ勝って勝敗をタイに戻せるか。

◆巨人7回戦のスタメンが発表された。中日先発は前回登板の2日広島戦(マツダスタジアム)で通算100勝を挙げた大野雄大投手(37)。88年世代の同学年である巨人田中将大投手(37)との投げ合いに臨む。野手は今季最多9得点で快勝した前日8日と同一スタメン。

◆この日から、審判団の帽子やヘルメットには川上拓斗審判員の袖番号「29」が記されることとなり、中日-巨人戦の審判団も帽子とヘルメットの左側頭部に手書きの「29」を入れて試合に臨んだ。川上審判員は4月16日のヤクルト-DeNA戦(神宮)で、打者の手から離れたバットが側頭部を直撃。救急搬送され、頭部の緊急手術を受けた。NPBは4月30日、川上審判員が集中治療室(ICU)から一般病棟へ移ったと発表したが、現在も意識は戻っておらず、治療が続けられている。

◆巨人田中将大投手(37)が、先制点を与えた。2回、中日先頭細川にカウント3-2から四球を与えると、続くボスラーにもフルカウントの末、四球。1死後、土田にも四球を与え1死満塁のピンチを招くと、8番田中に外角142キロスプリットを右前に運ばれ、先制適時打を許した。3四球はいずれも追い込んでから与え、慎重に攻めていった結果、失点。今季互いに3勝をあげている中日大野との同学年対決で、苦しいスタートとなった。

◆中日の田中幹也内野手(25)が、巨人田中将大投手(37)から先制点を挙げた。0-0の2回。巨人先発田中将が3四球と制球を乱し、なおも1死満塁で迎えた第1打席。カウント1-2から低めスプリットを鮮やかに右前へ運び、三走が生還した。88年世代対決を繰り広げる、中日先発の大野雄大投手(37)へ、まずは1点の援護点をプレゼントした。

◆巨人はまさかの走塁妨害で追加点を許した。1点ビハインドの5回1死三塁、先発田中将大投手(37)が、中日1番カリステを三ゴロに打ち取った。飛び出した三塁走者田中を巨人内野陣が三本間にはさみ込む形に。挟殺プレーとなったが、本塁から三塁へ送球した田中将が、三塁走者田中と激突。田中はその場で倒れ込んだ。その後タッチに行くも、市川球審から「ただいま三本間で走塁中に野手の走塁妨害がありましたのでランナー二塁で試合再開します」とアナウンスが入った。走塁妨害となり、本塁生還が認められた。記録は田中将の失策。思わぬ形での失点に田中将はその場で座り込み、動けなかった。さらに続く村松、細川に連続適時打を許し、突き放された。

◆巨人田中将大投手(37)が不運な形からの失点で日米通算204勝目とはならなかった。2回、中日先頭細川にカウント3-2から四球を与えると、続くボスラーにもフルカウントから四球。1死後、土田にも四球を与え1死満塁のピンチを招くと、8番田中に外角142キロスプリットを右前に運ばれ、先制の適時打を許した。3四球はいずれも追い込んでからで、制球力があるがゆえに慎重に攻めていった結果の失点となった。さらに5回1死三塁、カリステを三ゴロに打ち取った。飛び出した三塁走者田中を三本間で挟むも、タッチアウトに手間取り、本塁から三塁へ送球した田中将が、方向転換した三塁走者田中と激突。走塁妨害で本塁生還が認められた。さらに2死二塁から村松、細川に連続適時打を許して今季ワーストの4失点。6回に代打を送られ、5回5安打4失点(自責1)で降板し、今季互いに3勝をあげている中日大野との同学年対決で勝利とはならなかった。

◆中日は5回、走塁妨害を含む3得点でリードを4点に広げた。1-0で迎えた5回、先頭の田中幹也内野手(25)が三塁への内野安打で出塁。二盗を決めると、9番大野雄大投手(37)の犠打で1死三塁と好機を拡大した。ここでオルランド・カリステ内野手(34)が三塁方向へゴロを放つと、三塁手ダルベックは本塁へ送球。三走田中は巨人先発の田中将とダルベックに挟まれ、三本間での挟殺プレーとなった。その間に打者走者のカリステは二塁へ進塁。プレーが長引く中、田中将が三塁線上の走路をふさぐ形となり、田中と接触して両者が転倒。田中はすぐに立ち上がり、田中将を気遣う様子も見せたが、判定は走塁妨害に。これにより、三走田中の生還が認められ、中日は2点目を加えた。カリステは二走として試合が再開された。さらに、村松開人内野手(25)、細川成也外野手(27)の連続適時打で4点目を追加。巨人先発田中将を5回4失点で降板させた。

◆中日は巨人の追い上げを振り切って2連勝し、2カード連続の勝ち越しを決めた。5位広島が敗れたため、今季初の最下位脱出。借金も「8」に減らした。先発の大野雄大投手(37)は7回無失点の好投で今季4勝目。自身3連勝とし、通算101勝目を挙げた。井上一樹監督(54)は試合後、「今年の大野はすごく安定感があってなんとかしてくれるだろうという信頼感がある。幹也も守ることがすごく目立つタイプだけど、攻撃、走塁の意欲は誰にも負けない。その中ですごくいいものが見られたと思います」と、この日のヒーローをたたえて振り返った。初の最下位脱出については「今はまだ1つずつ、目先の試合をという形です」と冷静に話した。注目の「88年世代対決」では、巨人田中将大投手(37)との投げ合いを制した。対戦は通算3度目で、大野はこれで2勝1敗。25年9月21日巨人戦(バンテリンドーム)以来となったマッチアップを白星で飾った。大野は初回を3者凡退の立ち上がり。2回には増田陸に初安打を許したが、2死一塁からけん制死を奪って流れを渡さなかった。4回にはキャベッジに右前打を浴びたものの、続く佐々木を投直併殺に打ち取るなど、自らの好守も光った。7回には2死から四球と安打で一、二塁のピンチを招いたが、最後は岸田を右飛に打ち取り無失点。要所を締める粘りの投球で、巨人打線を封じ込めた。打線は2回、田中幹也内野手(25)が田中将から右前適時打を放ち先制。5回には、三本間で挟まれ、田中への走塁妨害で追加点を奪うと、さらに村松、細川の連続適時打でこの回3得点。田中将を5回4失点で降板させた。大野の後は2番手杉浦が代打丸に反撃の2ランを浴びるも、後続を抑えて逆転は許さず。救援陣がリードを守り、接戦をものにした。

◆巨人が3連敗を喫し、4月3日以来となる借金1、4位転落となった。先発の田中将大投手(37)は、不運な形からの失点で日米通算204勝目とはならなかった。1点ビハインドの5回1死三塁、カリステを三ゴロに打ち取った。飛び出した三塁走者田中を三本間で挟むも、タッチアウトに手間取り、本塁から三塁へ送球した田中将が、方向転換した三塁走者田中と激突。走塁妨害で本塁生還が認められた。さらに2死二塁から村松、細川に連続適時打を許して今季ワーストの4失点。5回5安打4失点(自責1)で降板し、中日大野との同学年対決で勝利とはならなかった。直近5試合全てで3得点以下と苦しむ打線は、中日先発大野を攻略できず。5回までは走塁死もあり、打者15人に封じられる苦しい展開。7回2死一、二塁と初めて得点圏の好機をつくったが、岸田が右飛に倒れた。8回、2番手の杉浦から、この日1軍昇格の丸佳浩外野手(37)が、代打で今季1号となる2ランを放ったが、反撃は及ばなかった。前日の試合後、選手全員でミーティングが行われ、主将の岸田は「元気だけはなくさずに、明るく。雰囲気自体、暗くはならないように」と話していたが、嫌な流れを断ち切ることはできなかった。

◆巨人丸佳浩外野手(37)が1軍復帰後初打席で1発回答した。4点を追う8回1死一塁、中日2番手の杉浦からだった。代打で出場すると、追い込まれながらも変化球を見極めると、フルカウントからの151キロ直球を捉えた。打球速度166・2キロ、飛距離118・9メートルで右中間のホームランテラスに運ぶ今季1号2ランをかけた。丸は今季、開幕を1軍で迎えたが打率0割7分1厘と状態が上がらず4月20日に登録抹消されていた。ファーム・リーグでは15試合に出場し、打率3割1分6厘、1本塁打と結果を残し、この日に1軍合流。今季17打席目で初アーチをかけ「与えられたところでやることをしっかりやること。2軍で教えられたことをしっかりやるだけ」と試合前に話していたとおり、役割を全うした。

◆巨人が3連敗を喫し、4月3日以来となる借金1で4月7日以来、約1カ月ぶりに4位転落となった。阿部慎之助監督(47)は「無駄な四球とかミス、今の流れを象徴してたなと。それが出てしまいましたね」と悔しさをにじませた。先発の田中将大投手(37)は、5回5安打4失点(自責1)で降板し、中日大野との同学年対決で日米通算204勝目とはならず。2回には慎重に攻めるも、3四球からピンチを拡大して先制を許し、指揮官は「こういう流れの中で大胆に行こうとはなかなかできない。慎重になりすぎてしまった。次の登板ではチーム状態も変わってると思うし、そのときに勝ちをつけてあげられるようしたい」と粘りの投球を評した。打線は直近6試合全てで3得点以下と苦しむが、8回にはこの日1軍昇格の丸佳浩外野手(37)が、代打で今季1号となる2ラン。反撃は及ばずも、阿部監督は「みんななんとかこの流れを変えようと今日勝つために必死にやってるのはわかる。勝ちをつけてなんとか流れを持ってきたい」と流れを食い止めるためにも、勝利の重要性を改めて強調した。

◆巨人が3連敗を喫し、4月3日以来となる借金1となった。走塁妨害で痛恨の1点を失った。1点ビハインドの5回1死三塁、カリステを三ゴロに打ち取った。飛び出した三塁走者田中を三本間で挟むも、タッチアウトに手間取り、本塁から三塁へ送球した田中将が、方向転換した三塁走者田中と激突。走塁妨害で本塁生還が認められた。川相昌弘ディフェンスチーフコーチ(61)は「ピッチャーが絡むとああいうことになってしまう」と振り返った。走者を挟んでから3度の送球でタッチアウトにできず、投手の田中将が入るタイミングになった。「ピッチャーがなるべく入らないようなランダウンプレーに持っていけるように、野手が頑張ってアウトを取ってほしい」と話した。

◆巨人が4月7日以来、約1カ月ぶりに4位に転落した。最下位だった中日にあっさり2連敗し、6日ヤクルト戦から3連敗で4月3日以来となる借金1。8日の試合後には新主将・岸田が呼びかけた選手全員参加の緊急ミーティングを行うも、重たい流れを断ち切れず。阿部慎之助監督(47)は「無駄な四球とかミス、今の流れを象徴してた」と悔しさをにじませた。先発の田中将大投手(37)が5回5安打4失点(自責1)で今季初黒星を喫した。2回に3四球で1死満塁とピンチを招くと、中日田中に右前への先制適時打を浴びた。3四球はいずれも追い込んでから。田中将は「ちょっと慎重になりすぎた」と反省。指揮官は「こういう流れで大胆に行こうとはなかなかできない」と連敗ストップを目指したベテランをフォローした。5回1死三塁ではカリステを三ゴロに打ち取るも、挟殺プレーに手間取り、田中将が走者と激突。走塁妨害から3点を失い、今季ワーストの4失点に沈んだ。四球とミスが絡む失点に加え、直近6試合全てで3得点以下と打線も兆しが見えない。指揮官は「みんななんとかこの流れを変えようと今日勝つために必死にやってるのは分かる。勝ちをつけてなんとか流れを持ってきたい」とまずは目の前の1勝に全力を尽くす。

◆巨人丸佳浩外野手(37)が19日ぶりに1軍復帰し、初打席で即結果を残した。8回1死一塁、代打で登場すると、中日杉浦の151キロ直球を捉え、右越えの今季1号2ラン。「うまく反応できた」と納得の一打だった。前夜はファーム・ロッテ戦(ZOZOマリン)でフル出場。激動の中、勝負強さを見せたベテランは「ファームでやっていたことがいい方向に出た。これを続けていければいい」と冷静に話した。

◆中日は巨人との接戦を制して、2カード連続の勝ち越しを決めた。5位広島が敗れたため、今季初めて最下位を脱出した。「塩むすび」発売後は4勝1敗と好調を維持している。先発した大野雄大投手(37)が7回無失点で今季4勝目。これで22イニング連続無失点、自身3連勝と安定した投球を続ける。けん制で走者を刺し、投直併殺も完成させるなど、好守も光った。「取るか、取らへんかで全然その後の投球が違いますから。普段からも練習しているので」と37歳左腕。7回は2死から一、二塁のピンチを招いたが、粘って巨人打線を封じた。注目の「88年世代対決」では、巨人田中将大投手(37)との投げ合いを制した。「数少ない同級生。マー君はすごいピッチャーなので、同じ土俵に立てていることがうれしい」と笑顔で振り返った。これで同学年投手との対決は通算7勝7敗の五分となった。打線は2回に田中幹也内野手(25)の適時打で先制。5回にも追加点を奪い、田中将を5回4失点で降板させた。井上一樹監督(54)は「今年の大野はすごく安定感があってなんとかしてくれるだろうという信頼感がある」と評価。最下位脱出については「今はまだ一つずつ、目先の試合をという形です」と話した。

◆中日田中幹也内野手(25)の"粘走"が走塁妨害による貴重な追加点を呼び込んだ。1点リードの5回、先頭打者として三塁内野安打で出塁。二盗と犠打で三塁へ進むと、カリステの三ゴロで挟殺プレーとなった。「カリステが三塁まで来られれば」と粘り強く三本間を行き来。最後は相手投手と接触し、走塁妨害が宣告されて本塁生還。この日は2安打1打点と躍動。井上監督も「守備が目立つタイプだけど、攻撃や走塁への意欲も誰にも負けない」と目尻を下げた。

◆中日は巨人の追い上げを振り切って2連勝し、2カード連続の勝ち越しを決めた。先発の大野雄大投手(37)は7回無失点の好投で今季4勝目。自身3連勝とし、通算101勝目を挙げた。本拠地バンテリンドームに流れる、あいみょんの「ハルノヒ」。この曲は、37歳左腕にとって特別な登場曲だ。中日大野が選曲したきっかけは、当時4歳の長女と一緒に見た映画「クレヨンしんちゃん」。主題歌だった「ハルノヒ」を聴き、素朴で優しいメロディーが耳に残った。映画を見終えた後も、長女は家で楽しそうに曲を口ずさんでいた。その姿を見ながら、父として自然と考えた。「この曲が球場で流れれば、わかってくれるかな」。そんな思いで、19年から登場曲として使用する。同年は18年の未勝利から、9勝を挙げて復活。以降もケガを乗り越えながら進化を続け、球界を代表する左腕としてチームを支え続けている。「もう7年ぐらいたったのかな」。長女は今年で11歳。「好きな曲でいてくれていると思います」。家族との思い出が詰まった1曲とともに、これからも腕を振り続ける。【佐瀬百合子】

◆巨人・田中将大が9日の中日戦(バンテリン)で今季5度目の先発を迎える。ここまで3勝0敗、防御率2・35(30回?、自責点8)と投手陣をけん引する活躍を見せている。NPBでは通算125勝をマーク。メジャー通算78勝を合わせると、日米通算203勝。勝てば、日米通算勝利数で並んでいる黒田博樹(日124、米79)を抜いて歴代単独2位となる。相手先発の中日・大野雄大は田中将と同学年。田中将が同学年投手と先発対決した試合は過去15度。2度の完封を含む5完投勝利を挙げるなど、12勝2敗、防御率1・54(116回?、自責点20)と圧倒的な投球でねじ伏せてきた。大野とは昨年4月3日(○5-3、5回1失点、バンテリン)と9月21日(●2-5、5回?、5失点、バンテリン)の2度投げ合い1勝1敗。3度目の対決となる今回は?

◆巨人・丸佳浩外野手(37)が球場入りし、1軍の試合前練習に参加。同日、出場選手登録された。プロ19年目の今季は開幕1軍スタートを果たすも、打率.071(14打数1安打)と打撃不振に陥り、4月20日から2軍で再調整を行っていた。チームは現在2連敗中で、4位DeNAとゲーム差0の3位。直近5試合でわずか6得点と得点力向上が課題となっている。ファーム・リーグで15試合に出場し、打率.316、1本塁打、6打点と調子を上げてきたベテランの打棒に期待がかかる。1軍昇格した丸の代わりに、8日の第1戦に七回から登板し、1回4失点と乱調だった石川達也投手(28)が出場選手登録を抹消された。

◆先発した巨人・田中将大投手(37)が5回85球、5安打4失点(自責1)で降板し、歴代単独2位の日米通算204勝目はお預けとなった。二回、3四球で1死満塁のピンチを招き、8番・田中に適時右前打を浴びて先制を許した。三、四回は三者凡退で仕留めたが、五回に2本の二塁打を含む3安打などで3失点。1死三塁でカリステを三ゴロに打ち取った場面では、三本間で走者を挟殺プレーに追い込んだ際に田中将自らが走者と交錯して走塁妨害を犯し、走者の生還を許した。0-4で迎えた五回の攻撃で代打・若林を送られ、無念の降板となった。

◆巨人が不運な形で追加点を許した。0-1の五回1死三塁でカリステが三ゴロを放つと、三塁走者の挟殺プレーに加わった巨人先発の田中将と中日の三塁走者、田中が交錯し、互いに転倒した。両者はすぐに起き上がり、プレーを再開したが場内は騒然。その後、田中の本塁生還が認められて中日に2点目が入ると、場内からは大歓声が上がった。三塁塁審の川口は「三本間での走塁妨害として三塁走者は生還、打者走者のカリステは二塁までの進塁を認める」と説明。1死二塁で試合は再開した。

◆0-4の八回1死一塁で代打出場した巨人・丸佳浩外野手(37)が1号右越え2ランを放った。中日の2番手、杉浦の直球をとらえた一発は打球速度166.21キロ、飛距離118.8メートル。自身16年連続、通算290本目の本塁打となった。プロ19年目の今季は開幕1軍スタートを果たすも、打率.071(14打数1安打)と打撃不振に陥り、4月20日から2軍で再調整を行っていた。ファーム・リーグで15試合に出場し、打率.316、1本塁打、6打点と調子を上げて、この日から1軍に合流。昇格後初打席で早速結果を残した。チームは中日先発の大野を打ちあぐね、七回まで無得点が続いていたが、ベテランの一発で反撃を開始した。

◆中日が5位浮上。大野が力強い直球を軸に7回を4安打無失点に封じ、4勝目を挙げた。二回に田中の適時打で先制し、五回に村松、細川の連打などで3点を加えた。巨人は3連敗。田中将は5回4失点で今季初黒星を喫した。

◆巨人は3連敗で4カード連続の負け越しとなり、4月3日以来の借金1、同7日以来の4位に転落した。阿部慎之助監督(47)は「無駄なフォアボール、ミス。今の流れを象徴していたというのが出てしまいました」と悔やんだ。今季4勝目を狙った田中将大投手(37)が二回に3四球でピンチを招いて先制打を許し、五回には3安打に加え、挟殺プレー時の自身の走塁妨害も絡んで3失点。結局5回4失点(自責1)で降板した。阿部監督は「こういう流れの中で大胆に行こうって、なかなかできない。慎重になりすぎてしまった。次の登板ではもっとチーム状態も変わっていると思うし、それで勝ちをつけられるようしてあげてほしい」と語った。打線は、この日1軍に昇格した丸佳浩外野手(37)が、4点を追う八回1死一塁で代打として出場し、杉浦から右中間へ1号2ランを放ったが、得点はそれだけ。7回無失点の好投を許した中日・大野に指揮官は「すごくメリハリがあって、強弱つけるのが上手だなと。投球術を持ってるピッチャーに何回もやられてらんない」と雪辱を誓った。最後に波に乗れないチームについて「みんななんとかこの流れを変えようと思って。今日勝つためにその日その日を必死にやっているのは分かるので、なんとか勝ちをつけて、なんとか流れ持っていきたい」と力を込めた。

◆先発した巨人・田中将大投手(37)が5回85球、5安打4失点(自責1)で降板し、6試合目の登板で今季初黒星。歴代単独2位の日米通算204勝目はお預けとなった。二回、3四球で1死満塁のピンチを招き、8番・田中に適時右前打を浴びて先制を許した。三、四回は無失点としたが、五回にも2本の二塁打を含む3安打などで3失点。1死三塁でカリステを三ゴロに打ち取った場面では、三本間で走者を挟殺プレーに追い込んだ際に田中将自らが走者と交錯して走塁妨害を犯し、走者の生還を許した。二回に先制を許した場面を振り返り「もったいないフォアボールというか、慎重になりすぎた部分もやっぱりありました」と唇をかんだ。続けて「三回、四回は立て直せたんですけど、五回に複数失点をしてしまった。なんとか1点を失っても、最少失点で切り抜けなかったのが一番」と反省した。この日は4失点したが、自身の走塁妨害もあって自責点はわずか1。試合前時点で「2・35」だった防御率は試合後、「2・27」と2点台前半をキープした。

◆巨人は3連敗で4カード連続の負け越しを喫した。0-1の五回1死三塁でカリステを三ゴロに打ち取った場面で、三本間で走者を挟殺プレーに追い込んだ際に田中将自らが走者と交錯して走塁妨害を犯し、走者の生還を許した。守備のほころびから手痛い追加点を許した場面について川相昌弘ディフェンスチーフコーチは「ああやってぶつかってというのをランナー側は狙うので」としたうえで挟殺プレーには「本来なら投手は入らないほうがいい」と語った。続けて「投手がなるべく入らないようなランダウン(挟殺)プレーに持っていけるように、野手は頑張ってアウトを取ってほしいところでした」と振り返った。

◆打撃不振のため2軍で調整していた巨人・丸佳浩外野手(37)が0-4の八回に代打出場。1軍昇格後初打席で右翼席への1号2ランを放ち、16年連続本塁打をマークした。杉浦の151キロの直球をはじき返し「いい形で打てた。数字だけ見たらまだ全然なので、これを続けていければ」とうなずいた。チームは3連敗と苦しい戦いが続くが「僕は僕のやり方でやるだけ」と明日以降の戦いを見据えた。

◆巨人は3連敗で4カード連続の負け越しとなり、4月7日以来の4位に転落し、同3日以来となる借金生活に入った。歴代単独2位の日米通算204勝目を狙った田中将は5回4失点(自責点1)で今季初黒星。阿部慎之助監督(47)は「無駄なフォアボール、ミス。今の流れを象徴していた」と振り返った。ミスとは、0-1の五回1死三塁での守備だ。中日・カリステが三ゴロを放つと、三本間の挟殺プレーに加わった田中将と中日の三塁走者の田中が激突。田中将の走塁妨害と判定されて失点。その後も2失点し、流れは一気に中日に傾いた。8日の敗戦後に選手だけの緊急ミーティングが行われたが、停滞感を打破できない。阿部監督は「みんなこの流れを変えようと、勝つためにその日、その日を必死にやっている。なんとか勝ちをつけたい」と浮上のきっかけを模索する。(谷川直之)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
23130 0.639
(↑0.01)
-
(-)
107137
(+4)
116
(-)
28
(+1)
30
(+2)
0.252
(-)
2.980
(↑0.09)
2
(-)
阪神
20141 0.588
(↓0.018)
2
(↓1)
108143
(+1)
129
(+3)
25
(-)
24
(+2)
0.261
(↓0.002)
3.500
(↑0.02)
3
(1↑)
DeNA
17161 0.515
(↑0.015)
4.5
(-)
109149
(+3)
144
(+1)
22
(-)
18
(-)
0.262
(↑0.001)
3.520
(↑0.08)
4
(1↓)
巨人
17180 0.486
(↓0.014)
5.5
(↓1)
108106
(+2)
122
(+4)
28
(+1)
21
(-)
0.221
(↓0.001)
3.190
(↑0.06)
5
(1↑)
中日
13210 0.382
(↑0.018)
9
(-)
109116
(+4)
127
(+2)
23
(-)
19
(+1)
0.244
(-)
3.450
(↑0.04)
6
(1↓)
広島
11192 0.367
(↓0.012)
9
(↓1)
11197
(-)
110
(+4)
21
(-)
21
(-)
0.213
(↓0.003)
3.180
(↓0.03)