ヤクルト(★2対10☆)阪神 =リーグ戦6回戦(2026.04.30)・明治神宮野球場=
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阪神
301002310101601
ヤクルト
0200000002812
勝利投手:西 勇輝(1勝0敗0S)
敗戦投手:高梨 裕稔(2勝1敗0S)

本塁打
【阪神】佐藤 蓮(7号・7回表ソロ)
【ヤクルト】内山 壮真(1号・2回裏ソロ),武岡 龍世(2号・2回裏ソロ)

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◆阪神は初回、大山と小幡の連続適時打で3点を先制する。その後は3回表に伏見の適時打、6回には熊谷と中野の連続適時打が飛び出すなど、終わってみれば16安打で10得点を挙げた。投げては、先発・西勇が5回2失点で今季初勝利。敗れたヤクルトは、投手陣が精彩を欠いた。

◆ヤクルトのホセ・オスナ内野手(33)が28日に出場選手登録を抹消され、一塁の争いが激しくなる可能性がある。28日阪神戦は赤羽由紘内野手(25)、29、30日同戦は茂木栄五郎内野手(32)が一塁で先発出場した。この日の試合前練習中、最多で同時に4人が一塁でノックを受けた。そこにいたのは宮本丈内野手(31)、増田珠外野手(26)、北村恵吾内野手(25)、出場選手登録はされなかったが練習参加の沢井廉外野手(25)。今季まだ一塁でのスタメン出場はしていない選手たちが4人も準備している。打撃好調の選手も多いヤクルト。今後の起用に注目が集まる。

◆ヤクルトにとって、勝てば1日で首位の座を再び奪い返す一戦となる。開幕戦から28日の同戦まで「1番遊撃」で先発出場の長岡秀樹内野手(24)が出場選手登録を抹消された。1番には岩田幸宏外野手(28)。前日29日に続き伊藤琉偉内野手(23)が遊撃スタメンとなった。4番は29日の同戦で今季初スタメンの茂木栄五郎内野手(32)。28日にホセ・オスナ内野手(33)が出場選手登録を抹消された中で一塁を守る。今季初出場の28日から2戦連続で3番スタメンだった内山壮真内野手(23)は「5番二塁」となった。

◆阪神大山悠輔内野手(31)が通算4000打数に到達した。4000打数はNPB通算打率ランキングの規定打数。打席数ではないため、四死球や犠飛、犠打などは含まれない。長く1軍で活躍した選手の勲章で、阪神の現役選手では唯一の到達となった。試合前時点では通算3999打数、打率2割6分9厘だった。同打率ならば現役NPB選手では陽岱鋼(オイシックス)の打率2割7分に次ぐ17位。現役トップはソフトバンク柳田悠岐の打率3割1分1厘となっている。大山はこの日のヤクルト戦(神宮)に「5番一塁」でスタメン出場。1回1死満塁の第1打席で先制の右翼線2点適時二塁打を放ち、4000打数に達した。試合が成立すれば虎生え抜き10年目の男が大台に乗る。

◆阪神打線が初回から5連打でヤクルト先発高梨から3点を奪った。1死から岡城、森下、佐藤が3連打。1死満塁のチャンスで大山悠輔内野手(31)が右翼線に先制2点適時二塁打を放ち、なお1死二、三塁で小幡竜平内野手(25)が中前適時打を放った。初回の得点はイニング別最多の20得点。試合前時点では失点20も最多で得失点差-3だったが、これでプラマイゼロになった。

◆頼もしい勝負強さ得点圏打率は.350に迫る大山悠輔が満塁で先制タイムリー!??ヤクルト×阪神#阪神タイガース #だったらDAZN pic.twitter.com/XnOB2S6DSo

◆阪神岡城快生外野手(22)がチームを勢いに乗せている。初回は1死から右前打を放ち、そこから5連打。猛攻先制劇の突破口を開いた。2回の第2打席も右前にライナーでクリーンヒット。初回に続いて塁上から「Tポーズ」を繰り出し、ベンチで同じしぐさをする仲間と喜び合った。ドラフト3位入団のルーキーは前日、初めて先発に抜てきされ、プロ初安打が決勝適時打となったラッキーボーイ。2日続けてのスタメンで結果を出した。両腕で作るTポーズは筑波大時代に使っていたもの。タイガースのTとも重なり、早くも定着している。

◆今季初先発の阪神西勇輝投手(35)が2回、2者連続アーチを浴びた。初回に3点の援護をもらい、迎えた2回。1死からヤクルト内山壮真内野手(23)に変化球を捉えられ、左翼スタンドへ。続く武岡龍世内野手(24)には139キロの球を右翼スタンドに運ばれた。立ち上がりからテンポよく投げてきたベテラン右腕が2回につかまり、リードはあっという間に1点となった。【動画】ヤクルト内山壮真が第1号ホームラン ゴールデンウィークの神宮に東京音頭が鳴り響く[19:13]

◆ヤクルトが2者連発で1点差に迫った。3点を追う2回1死無走者。28日に今季初昇格の内山壮真内野手(23)が2ストライクから、低めのチェンジアップを強振した。鋭い打球が左翼スタンドに突き刺さり1号ソロ。「流れが悪かったので早いイニングで得点することができて良かったです」とコメントした。続く武岡龍世内野手(24)はカウント1-2から内角のシュートを捉えた。打球は高々と上がり右翼スタンドへ。2号ソロで「早めに追いつきたい気持ちで力強いスイングができました」とコメントした。一気に1点差。池山隆寛監督(60)もベンチで満面の笑みを浮かべた。【動画】ヤクルト内山壮真が第1号ホームラン ゴールデンウィークの神宮に東京音頭が鳴り響く

◆阪神伏見寅威捕手(35)が移籍後初タイムリーを放った。「7番捕手」で出場。3-2の3回2死二塁で左前適時打を放った。「打ったのはスライダーかな。西が粘り強く投げてくれているので、なんとか援護したいという気持ちでした。この後もしっかり引っ張っていけるように頑張ります」とコメントした。伏見は昨オフ交換トレードで日本ハムから加入。今季4打点目だが、過去3打点は内野ゴロ間に2打点、犠牲フライによる1打点だった。

◆帰ってきた今季も神宮にアーチをかける内山壮真が第1号ホームラン????ヤクルト×阪神#swallows #だったらDAZN pic.twitter.com/ns8k3TCmV4

◆阪神小幡竜平内野手(25)が存在感を高めている。2試合連続で「6番遊撃」で先発。初回、大山悠輔内野手(31)の先制2点打の直後、中前にしぶとく落として3点目をゲット。3回2死からは右翼線二塁打で出塁。伏見寅威捕手(35)の左前打で快足を飛ばして生還した。6回には右前打で、今季初の3安打固め打ちとなった。今季初めて6番に打順を上げた前日は、難敵左腕の山野太一投手(27)をKOする貴重な適時打を放っていた。開幕スタメンのあと、木浪聖也内野手(31)にポジションを奪われる格好だったが、再び盛り返してきた。

◆打ち勝つ野球が信条2者連発で一気に1点差武岡龍世が第2号ホームラン????ヤクルト×阪神#swallows #だったらDAZN pic.twitter.com/t5OMxyybTX

◆阪神岡城快生外野手(22)が完全に勢いに乗った。初回は1死から右前打を放ち、そこから5連打。猛攻先制劇の突破口を開いた。2回の第2打席も右前にライナーでクリーンヒット。初回に続いて塁上から「Tポーズ」を繰り出し、ベンチで同じしぐさをする仲間と喜び合った。5回先頭の第3打席も鋭く中前に打ち返し、3安打固め打ち。ラッキーボーイの勢いが止まらない。ドラフト3位入団のルーキーは前日、初めて先発に抜てきされ、プロ初安打が決勝適時打となった。2日続けてのスタメンで最高の結果を出した。両腕で作るTポーズは筑波大時代に使っていたもの。タイガースのTとも重なり、早くも定着している。

◆今季初先発の西勇輝投手(35)が勝ち投手の権利を得て、5回2失点で降板した。2回に連続ソロを浴びて2点を失うも、以降はオリックス時代にバッテリーを組んだ伏見寅威捕手(35)のリードにも導かれて立ち直った。5回2死二塁でヤクルト岩田を遊飛に打ち取り、右のこぶしを握りしめた。昨年の1軍唯一の登板となった4月12日中日戦は5回を投げきれなかった。思いのこもったガッツポーズだった。この日は2点のリードを守り、6回の打席で代打を送られて交代した。

◆ヤクルトは今季初の2者連発が出た。3点を追う2回1死、内山壮真内野手(23)が低めのチェンジアップを強振した。鋭い打球が左翼スタンドに突き刺さり1号ソロ。「流れが悪かったので早いイニングで得点することができて良かった」。続く武岡龍世内野手(24)は内角のシュートを捉えた。打球は高々と上がり右翼スタンドへ2号ソロ。「早めに追いつきたい気持ちで力強いスイングができた」とコメントした。【動画】ヤクルト内山壮真が第1号ホームラン ゴールデンウィークの神宮に東京音頭が鳴り響く[19:13]

◆阪神中野拓夢内野手(29)が完全復活近しを感じさせる活躍を見せた。28日の試合で右ふくらはぎに自打球を当てた影響で2試合連続のベンチスタート。代打で登場した6回1死二塁で、右前に適時打を放った。ただ、代走は送られず、次打者の二ゴロで塁間で急停止。切り返しもスムーズに行い、相手のミスもあって二塁に生きた。裏の守備にはつかずベンチに下がった。前日の試合後には「走ることが完璧にできれば(スタメンに)戻れると思う」と話していた。復活は遠くない。

◆阪神佐藤輝明内野手(27)が3試合ぶりの7号ソロを放ち、打率、打点、本塁打の3部門でリーグトップに浮上した。6-2の7回1死、ヤクルト高梨から右翼越え本塁打。3冠浮上弾で貴重な追加点を呼んだ。

◆阪神打線が今季の1試合最多安打でヤクルトを圧倒した。初回に5連打3得点。先制し、3回には伏見寅威捕手(35)の阪神移籍後初タイムリーが飛び出した。6回には熊谷敬宥内野手(30)と代打の中野拓夢内野手(29)に適時打。7回は佐藤輝明内野手(27)がリーグトップタイ7号ソロ、伏見の左前適時打などで追加点を奪った。ドラフト3位ルーキー岡城快生外野手(22)は3安打、小幡竜平内野手(25)は4安打の活躍。今季の1試合チーム最多安打数は4月21日DeNA戦(横浜)の14安打だったが、この日は7回終了時点で15安打を記録した。

◆阪神小幡竜平内野手(25)がプロ初の1試合4安打をマークした。2試合連続で「6番遊撃」で先発。初回、大山悠輔内野手(31)の先制2点打の直後、中前にしぶとく落として3点目をゲット。3回2死からは右翼線二塁打で出塁。伏見寅威捕手(35)の左前打で快足を飛ばして生還した。6回には右前打で、今季初の3安打固め打ち。7回にも左前打を放ってプロ初の4安打とした。今季初めて6番に打順を上げた前日は、難敵左腕の山野太一投手(27)をKOする貴重な適時打を放っていた。開幕スタメンのあと、木浪聖也内野手(31)にポジションを奪われる格好だったが、再び盛り返してきた。

◆阪神ファンが陣取る神宮の左翼スタンドはブーイングの嵐になった。8回、ルーキー岡城がヤクルト木沢から死球を受けると、藤川球児監督(45)がベンチを飛び出して怒り。さらに続く森下は四球となったが、最後のボールが頭部付近にすっぽ抜け、球場が騒然となった。その後、ヤクルトは木沢から荘司に継投。木沢がマウンドから降りてベンチに向かう途中、左翼スタンドの虎党からブーイングが起きた。

◆頭部付近に抜けた危ないボールに、阪神藤川球児監督(45)が、思わずベンチを飛び出た。9-2で迎えた8回1死、ヤクルト木沢のシュートが岡城快生外野手(22)のでんぶ付近に直撃。藤川監督はすぐさまベンチを飛び出るも、1度は審判に制され、ベンチへと戻った。しかし、続く森下翔太外野手(25)への5球目が、頭部付近にすっぽ抜けるボールに。森下ものけぞるほどのボールに、指揮官もコーチ陣とともに再びベンチを飛び出した。マウンド付近にまで近づくと、同じくベンチを出たヤクルト池山監督が謝罪。これに藤川監督も応じ、少し笑みも見せながら、ベンチへと戻った。首位と2位の直接対決はここまで1勝1敗。第3戦で一瞬、球場が騒然とする展開となった。

◆神宮が騒然とした。8回の阪神の攻撃で岡城快生外野手(22)が木沢尚文投手(28)に体をかすめる死球を受けると、阪神藤川球児監督(45)が鬼の形相でベンチから出てきた。球審や藤本敦士総合コーチ(48)が手で制して、ベンチに戻ったが、振り向きざまに相手に対して何か言葉を発した。直後、森下翔太外野手(25)の打席。カウント3-1から木沢の直球がビーンボール気味に内角高めを襲った。森下はもんどり打って倒れて、よけた。藤川監督はじめ、コーチ陣がまたもグラウンドへ。ヤクルト池山監督や、両軍選手もグラウンドに出てきて「衝突」かと思われたが、藤川監督は表情を緩め、両手を横に広げて「乱闘じゃない」のジェスチャー。池山監督を手で制すると、球審に向かって走るしぐさをして、森下の代走を告げた。池山監督は帽子を取って、阪神サイドに何度も謝罪。そのまま投手交代のため、マウンドに向かった。藤川監督ら阪神サイドのコーチ、選手もベンチに戻った。昨年4月、広島戦で危険球を受けた際に藤川監督がエキサイト。両軍入り乱れる騒ぎとなり、警告試合となった。今年は前のカードの広島戦で森下、近本と2試合連続で手首に死球を受け「相対的に見て当てられるケースが多い。こちらもグッと我慢している」と話していた。近本は左手首骨折という最悪の結果となった。今季は主力への厳しい内角攻めが目立つだけに、指揮官の行動も理解できるものだった。

◆ヤクルト池山隆寛監督(60)が、ベンチを飛び出した阪神の首脳陣に脱帽し頭を下げた。8回1死無走者から木沢尚文投手(28)が阪神岡城に死球。阪神藤川球児監督(45)、小谷野栄一打撃チーフコーチ(45)らがベンチを出て打席方向に向かった。続く森下に対しても木沢はカウント3-1から、打者が体勢を崩して避けバックネット方向に転がるボールで四球を与えた。阪神の首脳陣らが再びベンチから出てくると、池山監督もベンチから出て脱帽。代走を出すジェスチャーをした藤川監督らに向けて手のひらを見せながら頭を下げた。投手交代を告げ、指揮官はマウンドへ向かい、木沢と話し降板する右腕の背中をたたきながらベンチに戻った。

◆阪神が今季最多16安打、今季2度目の2ケタ得点と打ちまくり、2カード連続で今季8度目のカード勝ち越しを決めた。首位を守って1位ヤクルトと1ゲーム差に広げた。先制は初回だった。1死から2戦連続スタメンとなったルーキー岡城快生外野手(22)が右前打で出塁すると森下翔太外野手(25)、佐藤輝明内野手(27)と3連打。1死満塁のチャンスで大山悠輔内野手(31)が右翼線に先制2点適時二塁打を放ち、なおも1死二、三塁で小幡竜平内野手(25)が中前適時打を放った。2回には先発の西勇輝投手(35)が、1死からヤクルト内山、武岡に2者連続本塁打を浴びて1点差に詰め寄られるも、直後の3回に再びリードを広げた。2死から小幡竜平内野手(25)が右翼へ二塁打を放つと、続く伏見寅威捕手(35)が左前適時打をマーク。これが移籍後初タイムリーとなった。さらに6回も小幡の右前打から1死二塁の好機をつくると、熊谷敬宥内野手(30)が左翼へ適時二塁打。なおも1死二塁で、2戦連続ベンチスタートとなった中野拓夢内野手(29)が、代打で出場し右前適時打を放った。7回は1死から佐藤が、高梨のフォークを捉えて3試合ぶりの7号ソロ。これでリーグ3冠に躍り出た。さらに1死一、二塁の好機をつくると、伏見がこの日2本目となる左前適時打。ヤクルト木沢の暴投でもう1点を追加した。先発の西勇は走者を出しながらも、テンポの良くストライク先行の投球で、5回4安打2失点。24年8月21日ヤクルト戦(京セラドーム大阪)以来、617日ぶりの白星を挙げた。また岡城は猛打賞、小幡は4安打と最後まで猛虎打線が打ちまくった。

◆2位ヤクルトが首位阪神相手に大敗を喫し今季3度目の連敗だ。初の2カード連続で3度目の負け越し。貯金は6となりゲーム差は1に広がった。初回から相手に主導権を握られた。先発は前回登板まで2勝負けなしで防御率1・14の高梨裕稔投手(34)。1回1死から3連打で満塁とされ大山に右翼線への適時二塁打を浴びた。小幡にも中前適時打を許しいきなり3失点。1点差となった直後の3回には2死から小幡の右翼線二塁打、伏見の右前適時打で点を失った。6回は1死二塁から熊谷に左越え適時二塁打、代打中野に右前適時打を許し2失点。7回に1死から佐藤に右越えソロを浴び大山に四球を与えて降板した。6回1/3を投げ13安打1本塁打2四球4奪三振8失点で今季初黒星。「試合を壊してしまって申し訳ないです」。2番手木沢尚文投手(28)も阪神打線の勢いを止められず7回は計3失点。大量失点で敗れた。打線は3点を追う2回に内山壮真内野手(23)が今季1号の左越えソロ、武岡龍世内野手(24)が2号の右越えソロ。2者連発で一時1点差に迫った。内山は8回から遊撃の守備。今季から内野にコンバートされ、1、2軍含めて公式戦ではプロ入り後初めて同ポジションを守った。5月1日からは開幕5戦5勝のDeNA戦に臨む。

◆雨を切り裂くリーグトップに並んだ佐藤輝明が7号ホームラン????ヤクルト×阪神#阪神タイガース #だったらDAZN pic.twitter.com/bB61AZHGno

◆阪神が今季最多15安打で10点を奪い、ヤクルトに圧勝した。初回に5連打で3点を挙げ、今季初先発の西勇輝投手(35)を援護。中盤には佐藤輝明内野手(27)の本塁打リーグトップに並ぶ7号も飛び出し、ヤクルト投手陣を圧倒して首位を守った。西勇は大量援護にも支えられ、5回2失点で24年8月21日ヤクルト戦(京セラドーム大阪)以来2年ぶりの勝利をつかんだ。ヒーローインタビューは西勇で、以下の通り。-今の気持ちは西勇 長かったですね。-今日はどこがよかった西勇 どこがよかったっていうよりかは、チームの流れがすごくよかったので。寅威とね、ほんとに話し合っていい結果に結びついて。あとは打者がたくさん打っていただいて、中継ぎの人がちゃんとゼロに抑えて無事、チームの勝ちに貢献できる試合ができて本当によかったなと思っています。-全員で勝ち取った勝利。伏見捕手とのやりとりは試合中もあったのか西勇 そうですね。同級生なので、楽しく。後悔ないようにこの1試合にかけてしっかり話し合ってやってきました-勝利投手の権利がかかった5回2死からアウトをとったあとのガッツポーズは印象的だった西勇 打球的に抜けるかぬけないかという気持ちだったんですけど、バットが折れた音がしたので、なんとか小幡が捕ってくれてよかったです。-昨年は1試合。この1年、2年はどんな心境で野球をしていたのか西勇 本当にあの、今までにぶつかったことのないようなカベにぶつかって、自分の野球ってこんなに早く崩れるんやなって苦しい気持ちもありましたし、野球のができていない自分が一番悔しかったですし、それを支えてくれるファンだったり家族だったりまわりのスタッフの方だったりっていうのを、いつか恩返ししたいって気持ちは強かったですけど、なかなか心と体が一致しない時間がすごく長かったので、そのぶん腐らずにいつかこのカベを越えるだろうと思って毎日すごしていました。-恩返しができた西勇 そうですね。こうやって勝つことができてやっとチームの一員に戻れたっていうイメージがありますので、ここから丁寧に。自分の立場はわかっていますので1試合1試合大事に投げて行きたいと思います。

◆ヤクルトの死球にベンチを思わず飛び出したシーンについて、阪神藤川球児監督(45)が、試合後に説明した。9-2で迎えた8回1死、ヤクルト木沢のシュートが岡城快生外野手(22)のでんぶ付近に直撃。藤川監督はすぐさまベンチを飛び出るも、一度は審判に制され、ベンチへと戻った。試合後、死球が多いと問われると「お互い様ですね。これはもう今シーズン続くことですし、お互い様ですから。勝負におけるところなので。相手投手、タイガースの投手もそうですし、あまりにそこに過敏になると今度は投球ができなくなる恐れもあるところでもありますから」と穏やかな表情で説明した。また続く森下翔太外野手(25)へ、木沢の5球目が、頭部付近にすっぽ抜けて四球となると、再びコーチ陣とベンチを出たが「代走を告げに行っただけですよ。きょうは」と説明。一瞬、球場は騒然としていたが、指揮官は審判へ代走のジェスチャーをしていた。

◆ヤクルト池山隆寛監督(60)が阪神の首脳陣らがベンチを飛び出した場面について話した。8回1死無走者から木沢尚文投手(28)が阪神岡城に死球。阪神藤川球児監督(45)、小谷野栄一打撃チーフコーチ(45)らがベンチを出て打席方向に向かった。続く森下に対しても木沢がカウント3-1から、頭部付近を通るボールで四球。池山監督は阪神の首脳陣らが再びベンチから出てくると、代走を出すジェスチャーをした藤川監督と目を合わせ、手のひらを見せながら脱帽し頭を下げた。投手交代を告げてマウンドへ。木沢と話し降板する右腕の背中をたたいてからベンチに戻った。池山監督は試合後、「向こうも代走を告げにきた。藤川監督は走る格好をしたんでね。僕も荘司投手に替えるつもりで出て行った。(岡城が)3本打っているだけにやはり空気は悪くなる。デッドボールに敏感になっているので、そういうところはしっかりこちらも注意しながら。大事に至らなければいいなとは思ってたんだけど近本選手が骨折しているので」と話した。

◆阪神伏見寅威捕手(35)は西勇輝投手(35)との先発バッテリーに感慨深げだった。2人が先発バッテリーを組むのはオリックス時代の13年8月16日、ロッテ戦(QVCマリン)以来、13年ぶり。5回4安打2失点で西勇は今季初白星を手にした。伏見は「良かったと思いますよ」とうなずき、打ち合わせ内容は「『お前に任せた』って言われました」と笑顔だった。西勇が先発の日に、自身は移籍後初タイムリーなど2安打2打点。「やっと仕事ができた感じ。みっともない数字なので。攻撃の面ではチームに迷惑をかけていた」と話した。さらには「やっぱり今日は僕の中でも特別な気持ちの入ったゲームだった。なんとか西に勝ちをつけたいと思ってましたし、守備ではまず最少失点で抑えることと、なんとか攻撃で参加できたらいいなと思っていたので、いい結果が出てよかった」と振り返った。

◆阪神佐藤輝明内野手(27)がリーグ最多に並ぶ7号ソロで首位堅守に貢献した。6-2の7回、高梨のフォークを完璧にとらえて右翼席中段まで飛ばした。打った瞬間に確信したように走り出した主砲は「良かったですね。いい状態をキープできればな、と思います。いい準備をしっかりできていると思うので、続けていきたいです」と冷静。神宮の大歓声に、にこやかに手を上げて応えた。3試合ぶりの7号ソロ。ロケットスタートを切った同僚の森下をじりじりと追い上げ、4月最終日に肩を並べた。断トツの打率3割7分6厘、25打点と合わせて打撃「3冠」。さらに3安打と1四球で、タイトル対象の安打数(38)、出塁率(4割4分4厘)でもリーグトップを維持。盗塁以外の打撃タイトル総なめとなる5部門で最上位に立っている。29日のヤクルト戦では左腕山野のスライダーにタイミングが合わず、計4三振。少し元気がなかったが一夜明けてウソのように本来の姿を取り戻した。積み重ねた技術はちょっとやそっとじゃ揺らがない。昨季2冠&MVPのNPB最強打者が、最高の形で3、4月を終えた。今年最初の月間MVPも大きくたぐり寄せた。

◆阪神ドラフト3位の岡城快生外野手(22)がプロ初の猛打賞で2試合連続スタメン起用に応えた。初回1死で右前打を放ち、5連打を導いて3点先制に貢献。前日4月29日に「2番左翼」でプロ初先発し、プロ初安打を先制の決勝打で飾ったばかり。鮮烈デビューの翌日は、3打席連続安打で存在感をいっそう高めた。2、3打席目はヤクルト高梨の直球を捉え「ストレートを強くスイングできたのは、それが一番良かったかなと思います。(緊張感は)昨日よりかはまだマシになったっすけど、まあ全然、緊張するのは変わらないですね」とグラウンドでの大暴れとは裏腹の初々しさもにじませた。大当たりの余波か? 5打席目でプロ初死球も受け、藤川監督が顔色を変える場面もあった。中野の負傷で巡ってきたスタメン2番。2試合続けて結果を出した。【動画】阪神大山悠輔、満塁で先制の2点適時二塁打! 得点圏打率.350に迫る勝負強さ発揮

◆阪神中野拓夢内野手(29)の完全復活が近い。28日に右ふくらはぎに自打球を当てた影響で2試合連続のベンチスタート。6回1死二塁で代打で右前適時打。新人年以来の代打安打だった。塁に残り、裏の守備にはつかなかった。「しっかり自分のスイングをした結果。昨日、今日と1打席という難しさを感じた。あまり無理はせず、なるべく早くスタメンに戻りたい」と慎重に語った。

◆2位ヤクルトが首位阪神に今季ワースト10失点で大敗し、今季3度目の連敗となった。初の2カード連続負け越し。貯金は6に減りゲーム差は1に広がった。先発高梨裕稔投手(34)は初回1死満塁から大山に右翼線2点適時二塁打、小幡に中前適時打を許し3失点。1点差とした直後の3回は連打から失点した。6回に2失点し、7回1死で佐藤に右越えソロを浴び大山に四球で降板し、計8失点で今季初黒星。「試合を壊してしまって申し訳ない」と語った。池山隆寛監督(60)は「力みが目立った。3回表の1点が向こうのムードを高めた」と分析。7回まで投げたことについて「9連戦の三つ目で中継ぎの間を空けてもらっているので、投球の中で修正してもらえればと」と説明した。打線は3点追う2回に内山壮真内野手(23)が1号ソロ、武岡が2号ソロを放った。2者連発で1点差に迫るもその後無得点。内山が8回から遊撃の守備に就いた。今季から内野にコンバート。1、2軍あわせて公式戦ではプロ入り後初めて同位置を守った。9回に遊ゴロを処理。指揮官は「長岡選手がいない中で。経験が大事」。プラス材料となった。3度目のカード負け越しとなった。池山監督は「相手も変わるので、しっかりした準備をして連敗を止められるように」。1日からは5戦5勝のDeNA戦だ。ヤクルト内山(今季1号ソロを放ち、8回からは公式戦でプロ初の遊撃守備も経験)「結構いい、完璧な当たりだったので良かったです。守れて良かった。もっともっと結果を出したい」

◆ヤクルト高梨裕稔投手(34)が7回途中8失点で今季初黒星を喫した。試合開始前時点では2勝負けなしで防御率1点台だった右腕。1回1死から3連打で満塁とされ大山に右翼線への適時二塁打を浴びた。小幡にも中前適時打を許しいきなり3失点。1点差となった直後の3回には2死から小幡の右翼線二塁打、伏見の右前適時打で再び点差を広げられた。6回は1死二塁から熊谷に左越え適時二塁打、代打中野に右前適時打を許し2失点。7回に1死から佐藤に右越えソロを浴び大山に四球を与えて降板した。6回1/3を投げ13安打1本塁打2四球4奪三振8失点で今季初黒星。「試合を壊してしまって申し訳ないです」とコメントした。池山隆寛監督(60)は「力みが目立った。3回表の1点が向こうのムードを高めた」と分析。116球で7回1死まで投げた理由について、9連戦の三つ目で中継ぎの間を空けてもらっているので、投球の中で修正してもらえればというところだった」と説明した。

◆阪神が打線爆発で首位固めに成功した。今季最多の1試合チーム16安打で今季2度目の2ケタ得点。ヤクルトとの1、2位直接対決3連戦で勝ち越し、ゲーム差を「1」に広げた。猛虎打線に火を付けたのは大山悠輔内野手(31)だった。0-0の1回1死満塁で右翼線に2点適時二塁打。ルーキー岡城快生外野手(22)から始まった初回5連打3得点をつなぎ「いい形でみんながつないでくれましたし、まずは先制点を取ることができてよかったです」。大山は岡田顧問超えの98度目決勝打に加え、もう一つの勲章を手にした。通算4000打数に到達。4000打数はNPB通算打率ランキングの規定打数だ。打席数ではないため、四死球や犠飛、犠打などは含まれない。長く1軍で活躍した選手であることの証しで、阪神の現役選手では唯一の到達となった。試合前時点で通算3999打数。第1打席の右翼線適時二塁打で節目の大台を飾った。試合を終えて通算4003打数、1075安打。打率2割6分9厘は現役NPB選手で17位にランクする。現役トップはソフトバンク柳田悠岐の打率3割1分1厘となっている。阪神生え抜き10年目。大きな故障なく堅実にチームに貢献してきた男が、また一つ、一流選手の仲間入りを果たした。現役時代に日本ハム、オリックスで通算4765打数の記録を残した小谷野栄一1軍打撃チーフコーチは「現役の時を覚えてないから一緒にできないけど、これまで積み上げてきた大山選手の実績だと思うので」とうなずいた。26日に左手首骨折で離脱を余儀なくされた近本も残り114打数で大台に達する。長く猛虎打線を引っ張ってきた2人だからこそたどり着ける境地だ。【只松憲】大山が1回に先制の適時二塁打を放ち、これが今季初の決勝打。大山の勝利打点は通算98度目となり、2リーグ制後の阪神では岡田を抜き単独6位に浮上した。また、この決勝打の打席で生涯打率の条件となる通算4000打数に到達。阪神で通算4000打数以上は史上18人目。阪神現役選手の4000打数以上は大山だけで、3000打数以上は近本(3886打数)、梅野(3178打数)がいる。

◆ヤクルト内山壮真内野手(23)が1、2軍あわせてプロ入り後初めて公式戦で遊撃を守った。「5番三塁」で先発出場し8回から遊撃の守備へ。9回には遊ゴロを処理した。「久しぶりだったんですけど守れて良かったです。もっともっと結果を出したい」。池山隆寛監督(60)は「長岡選手がいない中で。2軍の方でもショートはやれていなかったと思う。しっかり1軍の中でどういう動きをするのか。一つ捕って、送球は悪かったですけど、でその機会の中でしっかりできるということが大事だと思っている。昼間と夜の違いのところはしっかり経験が大事だと思っています」と話した。打撃では2回に今季1号の左越えソロ。「結構いい、完璧な当たりだったので良かったです。角度がちょっとあれだったんですけど何とか届いてくれて良かった」と振り返った。池山監督は「3番起用でちょっと力みも出てきているのかなと思って。で5番でなんとか上位でチャンスを作ってという感じで組み替えたんですけどね。まあ1発が出てようやくこれから波に乗っていってもらえれば」と話した。

◆小幡竜平内野手(25)が初の4安打をマークした。初回、大山の先制2点打の直後に中前にしぶとく落として2試合連続の適時打。3回は右翼線二塁打で出塁し、伏見の左前打で好走して生還。さらに右前、左前と打ち分け4本すべて点に絡んだ。「大山さんがいい流れを作ってくれたのですごく楽に立てました。(初4安打に)やっぱり、そうなんですか。積み重ねられるように頑張りたい」と謙虚だった。

◆ヤクルト・沢井廉外野手(25)、北村恵吾内野手(25)が球場入りし、試合前練習に参加した。沢井は今季初の1軍合流。昨季は27試合に出場して打率・187、1本塁打だった。北村は今季開幕1軍入りするも、出場3試合で3打数無安打。4月13日に出場選手登録を抹消されていた。長岡秀樹内野手(24)が試合前のウオーミングアップ時点で、グラウンドに姿を見せなかった。不動の1番打者として出場していたが、29日の阪神戦(神宮)で今季初めて先発を外れて出番なし。池山監督は「つり感、疲労がたまってきているので、そういうことを考えると無理はさせられない」と話していた。

◆阪神は連日、1番・福島圭音外野手(24)、2番・岡城快生外野手(22)=筑波大=とフレッシュなコンビを並べてきた。先発の西勇輝投手(35)は昨年4月12日の中日戦(甲子園)以来となる1軍のマウンド。2024年8月21日ヤクルト戦(京セラ)以来617日ぶりの白星を目指す。

◆ヤクルトは出場選手登録を抹消された長岡秀樹内野手(24)が26試合で担ってきた1番打者には、俊足が売りの岩田幸宏外野手(28)が今季初めて入った。4番は茂木栄五郎内野手(32)、5番は内山壮真内野手(23)が名を連ねた。

◆阪神・大山悠輔内野手(31)と小幡竜平内野手(25)の連続適時打で3点を先取した。先頭の福島は遊ゴロに倒れたが、2試合連続で「2番・左翼」に入ったD3位・岡城快生外野手(22)=筑波大=が右前打。森下が左前打、佐藤が遊撃への内野安打で続き1死満塁の絶好機を作り、大山を迎えた。フルカウントから右腕・高梨の148キロを捉えると右翼線を抜ける二塁打となり走者2人が生還した。さらに小幡が中前への適時打を放ち3点目を挙げた。大山は2試合ぶりの打点で今季19打点目。森下をかわしリーグ2位に浮上した。小幡は2試合連続の適時打で今季4打点目をマークした。阪神・大山「打ったのはストレート。いい形でみんながつないでくれましたし、まずは先制点を取ることができてよかったです。このあとの1点が大事になってくると思うので、なるべく早く取れるように頑張ります」阪神・小幡「打ったのはフォーク。大山さんが打って先制してくれたので楽な気持ちで打席に入ることができました。あたりはよくなかったけど事を起こすことができてよかったです」

◆「2番・左翼」で2戦連続のスタメン出場となった阪神のD3位・岡城快生外野手(22)=筑波大=が、二回までにプロ初となるマルチ安打を記録した。一回1死からヤクルトの先発・高梨の変化球をとらえて右前打で出塁すると、大山の適時二塁打で先制のホームイン。さらに二回2死でも、今度は直球を仕留めて再び右前に弾ませた。29日の同戦で初安打をマークしたばかりの若虎が躍動している。

◆今季初先発の阪神・西勇輝投手(35)が二回に2本のソロ本塁打を浴びた。3―0と初回から援護をもらい一回は三者凡退に斬るも、二回だった。1死から5番・内山にチェンジアップを左翼席に運ばれる。続く武岡にも内角139キロのツーシームを完璧に捉えられると、打球は右翼席に吸い込まれた。今年で18年目を迎える右腕。昨年4月12日の中日戦(甲子園)以来となる1軍のマウンドに上がったが、手痛い失点を喫した。

◆阪神・伏見寅威捕手(35)が阪神加入後初の適時打を放った。3―2の三回。2死後に小幡が右翼線を抜ける二塁打で好機を作ると、伏見は4球目の高め変化球を捉え、打球は左前へ。小幡が生還し、4点目を挙げた。送球間に二塁を狙った伏見だったが、惜しくもタッチアウトとなった。先発はオリックス時代にバッテリーを組んだ経験もある同学年の西勇輝投手(35)。今季初登板の右腕を援護する貴重な一打となった。阪神・伏見「打ったのはスライダーかな。西(勇)が粘り強く投げてくれているので、なんとか援護したいという気持ちでした。この後もしっかり引っ張っていけるように頑張ります」

◆ヤクルト・内山壮真内野手(23)が0―3の二回に今季1号となるソロ本塁打をマークした。「5番・三塁」で先発出場。二回1死で迎えた第1打席に、カウント0―2から西勇が投じた3球目を捉え、左翼席に運んだ。2月の春季キャンプ中に左脇腹の張りを訴え、戦線離脱。28日の阪神戦(神宮)で今季初出場してから、3戦目での一発となり、「流れが悪かったので、早いイニングで得点することができてよかったです」とコメントした。背番号3の一発で球場の空気を変えると、続いて「6番・二塁」で先発した武岡龍世内野手(24)が今季2号のソロ本塁打を右翼席にたたき込んだ。2者連続のアーチで点差を縮め、武岡は「早めに追いつきたい気持ちで力強いスイングができました」と振り返った。

◆28日に右ふくらはぎへの自打球で負傷交代していた阪神・中野拓夢(29)が六回1死二塁の好機で代打出場した。高梨のフォークを捉えて、右前適時打。2022年から続く連続試合出場は「488」。まだ走塁面に不安は残るものの、バットでしっかりと結果を残した。阪神・中野「打ったのはフォーク。熊谷さんがいい形で回してくれたので、自分も続いて追加点が欲しいところでした。最高の結果になったと思います」

◆阪神の熊谷敬宥内野手(30)が六回、追加点を奪う適時二塁打を放った。28日に自打球で負傷した中野に代わって2戦連続でスタメン出場した熊谷。六回は先頭の小幡の安打と伏見の犠打で作った1死二塁のチャンスで打席に立つと、左翼の頭を越える適時二塁打で追加点をもたらした。開幕から11打席目にして、今季初打点を挙げた。阪神・熊谷「打ったのはフォーク。小幡と(伏見)寅威さんが作ってくれたチャンスだったので、どんな形でもランナーを還したいと思っていましたし、チームに貢献することができてよかったです」

◆今季初登板初先発の阪神・西勇輝投手(35)は5回62球を投げて4安打2失点だった。一回を三者凡退で発進するも、3-0の二回に2本のソロ本塁打を浴びて1点差に詰め寄られた。それでも、以降は安定感を取り戻し、淡々とアウトを積み重ねた。五回には2死から丸山に二塁打を許すも、1番・岩田をチェンジアップで遊直に仕留めた。今年で18年目を迎える右腕は、昨年4月12日の中日戦(甲子園)以来、約1年ぶりの1軍マウンド。2024年8月21日ヤクルト戦(京セラ)以来、617日ぶりとなる勝利投手の権利を得て、マウンドを降りた。阪神・西勇「野手のみんなが先制点を取ってくれたのでそのリードを守りに入りすぎないように、大胆さがなくならないように心掛けて投げました。いい守備に助けてもらい、伏見にも自分が投げやすいように引っ張ってもらい、粘り強く丁寧に投げることがました」

◆阪神の佐藤輝明内野手(27)が7号ソロを放った。6-2の七回1死で、ヤクルト先発・高梨のスライダーを完璧に仕留めた。打った瞬間にスタンドインを確信し、ゆっくりと走りながら白球の着弾を見届けた。投手の高梨が打たれた瞬間にマウンドにしゃがみ込むほど会心の一発だった。この一発で7本塁打となり、森下と並んでトップタイに浮上。打率・370、24打点とあわせてリーグ3冠に躍り出た。

◆阪神・伏見寅威捕手(35)がダメ押しの適時打を放った。6―2の七回。1死から佐藤が特大の7号ソロを放つと、それを皮切りに猛虎打線が活性化。大山が四球を選び、小幡がこの日4安打目となる左前打でつなぐと、1死一、二塁で伏見がこの日2本目の適時打となる左前打で8点目を挙げた。なおも1死一、三塁で、続く熊谷の打席で2番手・木沢の暴投で1点を追加し、リードを7点に広げた。小幡は4打数4安打で、第4打席終了時点で打率は・310に上昇した。

◆9-2と大量リードの八回、阪神の首脳陣が思わずベンチを飛び出すプレーが起こった。ヤクルトの投手は前の回からマウンドに上がった木沢。1死からこの日3安打を放っていたD3位・岡城(筑波大)に対してに2球目に、あわや当たりそうなボール球を投じた後、続く3球目も同じようなボールで岡城の左腰付近に直撃した。これを見て藤川監督ら首脳陣がベンチから出て、球審と何やら話を交わした。しかし危険なボールはこの1球にとどまらず、続く森下にも顔面付近のボールが投げられた。森下はヘルメットを飛ばして倒れ込みながら避けて四球となったが、再び首脳陣がグラウンドへ。小谷野コーチが相手ベンチに向かって「おい! 代えろ早く!」と叫ぶシーンもあった。ヤクルトベンチは池山監督が真っ先に飛び出し、帽子を取って森下と藤川監督に謝罪。投手を荘司にスイッチした。阪神は26日の広島戦で近本が死球を受けて骨折したばかり。2者連続で起こったアクシデントに球場は騒然となり、阪神ファンからは怒号が飛び交った。

◆阪神・佐藤輝明内野手(27)がとどめの一打を放った。9―2の八回、1死から岡城が死球、森下が四球で一、二塁。岡城への死球に藤川監督がベンチを飛び出し、抗議を行うなど球場が騒然とした後、4番のバットが火を噴いた。代わったばかりの左腕・荘司のチェンジアップを振りぬき、中前へ鋭い当たり。チームの10得点目を刻んだ。七回の第4打席ではソロ本塁打を放った背番号8。八回の適時打も合わせ、リーグ単独トップを走る今季25打点目をマークした。

◆阪神がヤクルトに大勝。連勝でカード勝ち越しを決め、貯金を「8」とした。今季初登板初先発の西勇輝投手(35)は5回62球を投げて4安打2失点。二回に2本のソロを浴びるも以降は立て直し、2024年8月21日のヤクルト戦(京セラ)以来、617日ぶりとなる白星を挙げた。打線は初回から絶好調。一死から怒涛の5連打で早々と3点を奪うと、三回には伏見の加入後初となる適時打で追加点を奪った。その後も得点を重ね、七回には佐藤輝明内野手(27)が確信の7号ソロ。佐藤は一回に内野安打、八回にとどめの適時打を放ち、打率・376、打点を「25」とした。2試合連続で「2番・左翼」に入った岡城快生外野手(22)=筑波大=は4打数3安打でプロ初の猛打賞。小幡竜平内野手(25)は5打数4安打をマークした。投手陣は六回以降、湯浅、工藤、早川、石黒が無失点でつないだ。

◆阪神は30日、「TORACO DAY2026」のビジュアルを用いたTORACOグッズを5月13日午前10時から発売することを発表した。今年は「ハチャメチャかわいい」をテーマに、選手の弾ける笑顔が魅力のグッズを多数用意。さらに新企画として「推ししか出ない選手別シークレット」が登場。何回引いても推ししか出ない夢のシークレットで、推し選手のさまざまな表情をコンプリートできる。詳細は公式サイトまで。

◆今季最多16安打の阪神がカード勝ち越しで首位を堅持した。一回、2戦連続して「2番・左翼」に入ったD3位・岡城快生外野手(22)=筑波大=からの3連打で塁を埋め、大山悠輔内野手(31)の2点二塁打、小幡竜平内野手(25)の中前打で3点を先取。六回は代打中野拓夢内野手(29)の適時打、七回は佐藤輝明内野手(27)のリーグ最多の森下翔太外野手(25)に並ぶ7号本塁打で突き放した。佐藤は打率・376、25打点で3冠トップに立った。西勇輝投手(35)は1試合登板に終わった2025年の4月12日中日戦(甲子園)以来のマウンドで5回2失点。24年8月21日ヤクルト戦(京セラ)以来の白星を挙げた。チームは3月(3勝1敗)に続いて、4月も14勝8敗1分で貯金を作った。

◆西武、阪神で通算1560安打を放ち、楽天初代監督を務めたサンケイスポーツ専属評論家の田尾安志氏(72)が、「2番・左翼」で2試合連続スタメン出場し、3安打と存在感を示した阪神のドラフト3位・岡城快生外野手(22)=筑波大=について言及した。岡城は打撃フォームに無駄な動きが一切ない。投球に対して打席でテークバックしてトップを取る際に、グリップの位置を注目していたら良く分かる。たとえば福島はグリップが動いているのに対して、岡城はバットを動かすのではなく、体重移動だけでトップを取れている。バットも軽く肩に置く程度。理にかなった打撃フォームといっていい。理にかなっているから、バットコントロールもしやすい。ブレが少ない。オープン戦から右打ちのうまさは目立っていたが、この日も1本目、2本目は外の球をうまく右方向へ打ったし、3本目は内角もしっかり捉えて中前打。見事だった。力がなければ、チャンスをもらっても結果は残せない。監督の起用に応えて、自分の力を出し切っている。新たに起用されている福島、熊谷と比較しても、岡城が一番レギュラーに近いのではないか。もちろん、相手が研究してくるここからが大変だが、今の岡城なら、どの打順で起用しても面白いだろう。

◆2位のヤクルトは首位・阪神に大敗し、ゲーム差は1に広がった。先発・高梨が七回途中13安打8失点と打ち込まれ、計16安打を浴びた。「5番・三塁」で先発した内山壮真内野手(23)が八回から、プロ入り後初めて遊撃を守った。

◆10点の快勝は阪神・大山のタイムリーから始まった。「勝ってよかったです」。一回1死満塁で打席に入ると、フルカウントから高梨の直球を右翼線へ運び、2点二塁打で試合の流れを呼び込んだ。これで19打点となり佐藤に続いてリーグ2位。「あしたもまた試合があるので、反省と準備をして頑張ります」と気を引き締めた。

◆「8番・二塁」で2試合連続スタメンの阪神・熊谷は、4-2の六回1死二塁で左翼手の頭を越える適時二塁打で追加点を挙げた。「小幡と(伏見)寅威さんが良い形でつないでくれたんで、良いところで打てたんで良かった」と今季初打点を振り返った。中野が自打球の影響でベンチスタートが続く中、存在感を高めている。

◆阪神・伏見が、同学年でオリックス時代の2013年8月9日の西武戦(京セラ)以来、13年ぶりにバッテリーを組んだ西勇を攻守で強力援護した。「きょうは僕の中でも特別な気持ちが入ったゲームだった。なんとか西(勇)に勝ちをつけたいと思っていた」まずは西勇が連続被弾して1点差に迫られた直後の三回、阪神移籍後初の適時打を左前へ。佐藤の一発で5-2とした七回にも左前に駄目押しとなる適時打を放った。「(打率が)みっともない数字で、攻撃の面ではチームに迷惑をかけていたので。(打撃で)やっと仕事ができたかなっと思う」と照れ笑い。移籍後初のマルチ安打で、試合前の打率・077から同・133に上昇した。試合前にはヤクルト打線の攻略法について西勇とミーティングを行った。「(リードは)お前に任せたと言われました。いい結果が出てよかった」。35歳右腕の2シーズンぶりの勝ち星に貢献できたことを心から喜んだ。(三木建次)

◆雨を切り裂き、神宮の夜空に放物線が描かれた。完璧なスタートダッシュを象徴する確信のひと振り。4月最後の一戦。3つ目の冠を手にした阪神・佐藤がゆっくりとダイヤモンドを一周した。「よかったですね。いい状態をキープできればなと思います」七回1死の第4打席、虎党が大興奮に包まれた。高梨の135キロフォークを一閃。打った瞬間、スタンドインと分かる打球が右翼席へと吸い込まれていった。3試合ぶりの一発は森下と並んでセ・リーグトップとなる7号ソロ。昨季の本塁打王が〝定位置〟へと躍り出た。八回1死一、二塁の好機では代わったばかりの荘司からトドメの中前適時打を放った。4打数3安打2打点の大暴れ。打率・376とし、リーグトップを独走している。25打点も同1位。そして本塁打数もトップタイと開幕から約1カ月でついに三冠王となり、3、4月の月間MVPはほぼ確実なものとなった。球団史上初のセ・リーグ連覇を目指す2026年シーズン。藤川監督はチームの顔、中心選手として事あるごとに佐藤の名前を挙げるようになった。叱咤激励ともとれる指揮官からの指名。佐藤は力を込める。「それは意気に感じますよね。監督がそう言ってくれるから、僕はしっかり仕事を果たさないといけない」不動のリードオフマン・近本が負傷で離脱し、2番の中野もベンチスタートが続いている。チーム状況は決して万全とはいえない。それでも、猛虎打線には折れない大黒柱がいる。主要打撃部門のトップに立つ三冠王が、あらゆる暗雲をひと振りで吹き飛ばした。「いい準備がね、しっかりできていると思うので、続けていきたいと思います」チームとしての目標に掲げる「連覇」、そして個人目標の「首位打者」「三冠王」へ、スタートダッシュは完璧。頼もしい4番が5月も勝利のアーチを架け続ける。(原田遼太郎)

◆ヤクルトは先発した高梨が6回?を投げて今季自己ワーストの13安打8失点と打ち込まれた。一回に3連打で1死満塁とされ、大山、小幡に連続適時打を浴びて3失点。七回1死からは佐藤に右越えソロを浴びた。今季初黒星を喫した右腕は「試合を壊してしまって申し訳ないです」とコメントした。

◆悔しさも、苦しさも、一球一球にすべてぶつけた。阪神・西勇が約1年ぶりに上がった1軍マウンド。2024年8月21日のヤクルト戦(京セラ)以来、617日ぶりとなる白星をつかむと、ヒーローインタビューでは本音をこぼした。「長かったですね...」一回を13球で片づける好発進。二回は内山、武岡に2者連続でソロ本塁打を浴びたが「ボール自体はそこまで悪くない。この年まで投げていたら、かわし方だったり心境の切り替えはできる」と、ベテランらしく崩れることはない。テンポを取り戻し、五回2死二塁のピンチでは岩田をチェンジアップで遊直に仕留めた。三振も3つ奪い、通算1500奪三振まであと「13」。5回62球でお役御免となったが、久しぶりの舞台で役割を果たし切った。「腐らずにいつかこの壁を越えられるだろうとお思いながら毎日過ごしていた」昨季1軍登板は1試合のみ。「右膝内側側副靱帯(じんたい)の変性」によりプロ17年目にして初めて本格的なリハビリ組に入り、ほとんどの時間をファームで過ごした。「(疲労の)蓄積は不可抗力。ドクターからは『勲章』だと言われた」。初めて経験する野球ができない自分―。苦しさはもちろんあったが、これまで通り若手へ指導は続けた。新人選手には自ら声をかけにいき、キャッチボールも積極的に誘った。昨季支配下契約を勝ち取り、今季は開幕1軍入りを果たした早川は「長く経験されているからこそわかる話をしてくれる。マウンドで困ったときも『あ、西さんはこう言ってたな』と思い出して落ち着ける」と頭が上がらない。「いい投球をしたときは、自分のことのように喜んでくれるんです」。早川の初勝利の際は高級ブランド「エルメス」の財布をプレゼントしたという。「チームの一員に戻れたイメージがあるので、ここから一試合一試合、大事に投げていきたい」久しぶりに浴びる大歓声を一身に受け止めた西勇。首位を走る虎に頼もしい男が帰ってきた。(秋葉元)

◆「6番・遊撃」で出場した阪神・小幡竜平がプロ8年目で初の4安打を記録した。一回、大山が先制の2点二塁打を放った直後、中前に追加点となる適時打。三回2死からは右翼線二塁打。六回先頭で右前へ。七回1死一塁からは左前へ。いずれも得点に絡む一打だった。プロ初の4安打と知ると「そうなんですか」と驚き、「打てるに越したことはない。(安打を)積み重ねられるように頑張りたい」と笑顔。課題は打撃力だが、打率を3割台(・302)に乗せて、納得の表情だった。

◆ヤクルト・武岡が「6番・二塁」で2試合ぶりに先発し、二回1死から内山に続いて2者連続本塁打となる2号ソロを右越えに放った。3戦2発、4試合連続安打と打撃好調の左打者。「(練習で)やっていることが結果に結びついている」とうなずきつつも「もうちょっといけると思う」と満足はしていない。試合前練習では遊撃でもノックを受け「練習しておくことに意味がある。色んな状況に対応できるように」と備える。

◆4月28日のヤクルト戦(神宮)で右ふくらはぎに自打球を受けた阪神・中野拓夢は2戦連続で代打で出場し、六回1死二塁で中前適時打を放った。「なかなかスタメンでヒットが出ていない中で代打でヒットを出せたのは、状態も上がってくるんじゃないかなと思う」。10打席ぶりの安打に息をついた。試合前はジョギングと打撃練習のみで、患部の状態を見ながらの調整が続く。復帰については「その日になって状態を見てみないとわからない。無理をせずということも心がけながら、なるべく早くスタメンに戻りたい」と意欲を語った。

◆球場が騒然となる場面があった。八回、ヤクルトの2番手・木沢が1死からこの日3安打の岡城に死球。続く森下にもカウント3-1から顔面付近へのボール球が投じて四球になると、阪神の首脳陣がベンチを飛び出した。池山監督もベンチを出て脱帽して頭を下げた。その後に投手交代を告げ「藤川監督は(代走をさす)走る格好をしていた。僕も荘司に代えるつもりで出ていった。故意じゃなくてもね。抜けて死球になると敏感になる。こちらも注意しながら」と話した。

◆Tポーズ連発!! 阪神は今季最多16安打の猛攻で、ヤクルトに10-2で大勝した。「2番・左翼」で2試合連続スタメン出場のドラフト3位・岡城快生外野手(22)=筑波大=が初の3安打をマーク。一回には5連打&3得点の口火を切る右前打を放ち、勝利に貢献した。近本が左手首骨折で離脱し、中野が右ふくらはぎへの自打球の影響でスタメンを外れるなか、〝代役ルーキー〟が存在感を発揮している。頭脳派ルーキーが何度もHランプをともし、猛攻の火付け役となった。前日に初安打となる決勝打を放ったばかりの岡城が、今度はプロ初の猛打賞と大活躍。2番打者として猛虎打線の先陣を切り、堂々と役目を果たした。「とにかく出塁することだけを考えていました。しっかりストレートを強くスイングできたのは、一番良かったかなと思います」近本が骨折で離脱、中野も自打球の影響でベンチスタートと主力を欠く状況の中、岡城が2戦連続となる「2番・左翼」でスタメン出場。序盤から試合の流れを作った。一回1死の第1打席。ヤクルト先発・高梨の変化球を右前にはじき返した。照れ臭そうにベンチに向かって筑波大とタイガースをかけた〝Tポーズ〟を披露すると、そこから打線がつながり、5連打で3得点。岡城は大山の適時打で、先制のホームを踏んだ。二回2死では直球をとらえて再び右前打を放つ。さらに五回には中前打を放って初の3安打。六回は遊ゴロ、八回は死球だったが、この日の5打席、一球もファーストストライクを見逃すことはなかった。その裏には、大学時代からずっと大事にしてきた教えがあった。「お前のいいところは、とにかく積極性。プロに行ってもその積極的にいくことを失わずバットを振っていれば、どこか、いつか当たるから」

◆セ・リーグ2位のヤクルトは今季最多の10失点で2連敗を喫した。9連戦最初のカードとなった阪神との首位攻防戦は1勝2敗で負け越し。池山隆寛監督(60)は「よく打たれましたね」と悔しさをにじませた。先発の高梨は一回から5連打で3失点。苦しい出だしとなる中で「まだ9連戦の3つ目」とリリーフの負担を考慮し、七回まで託したが、6回?を13安打8失点と修正しきれず。結果的に救援陣は木沢、荘司、田口の3投手が登板した。試合前にここまで26試合で「1番・遊撃」を担ってきた長岡が再調整のため、出場選手登録を抹消された。中心選手を欠く中で、2-9の八回に今季外野から内野に転向した内山壮真が6年目で初めて遊撃の守備に就いた。池山監督は「2軍でもショートはやっていなかったが、長岡選手がいない中で、1軍でどういう動きをするか(見た)」と意図を説明。守備機会は1度で「送球は悪かったが、経験が大事」とプラスに捉えた。4月28日に1軍合流後3戦目で今季1号も出した内山は「もっともっと結果を出したい」と貪欲だった。3、4月は17勝11敗で貯金6。下馬評が低い中で好発進した。5月1日からはDeNA3連戦(神宮)。「対戦相手も変わる。しっかり準備して連敗を止められるように」と指揮官。5月戦線でもう一度、波に乗る。(武田千怜)

◆オラ!オラ!阪神投手王国破壊の危機と言ったんは誰や!? 近本、中野がスタメンを外れて猛虎打線もうアカンわ~ とのたまわったんはどこのどいつやー!! ...スンマヘン、正直に白状しますわ~俺それ言ってました~。自己弁護する訳じゃないけど、誰が最近の虎を見て燕との首位決戦でこんな『びっくり勝ち』すると予想しました?びっくりその①ベテラン西勇輝が1年8カ月ぶりの白星(おかえりなさい!)リリーフ陣も無失点で良く踏んばってくれたー! びっくりその②ひ弱な打撃の小幡が前日のタイムリーに続き本日も打点付きの、なんとなんと4安打!! びっくりその③前日初スタメンで決勝2ベースのルーキー岡城が3安打猛打賞(4出塁)オ~イ!ニューヒーロー出現か!? そして、最大のびっくりその④は、この試合まで打率1割をかなり切っていた伏見のバットが2安打2打点と火を噴いたのだ!もう「キャッチャーの人」とは言わせへん!「バッターの人」と呼んだろうやないかー!! 虎のGW(黄金週間)はじまるでェ!!

◆4月28日付の当欄で、神宮球場と他球場との違い、気を付けるべきことを紹介した。確かに〝丸見えブルペン〟は象徴的。高橋遥人の快投に沸いた29日の試合でも、終盤、準備する阪神ブルペンの動きがあった。プロの備えは、一見の価値あり!神宮球場は取材する立場としても〝全然違う〟ことがある。一つは、報道陣も試合後にグラウンド内を歩いて帰路に就く選手を囲んで取材しなければいけない。スタンドからも、テレビ中継でも、報道陣が〝丸見え〟状態になる。12球団の本拠地で唯一の取材環境だ。「サンスポ、もっと厳しく書け!」(はい、わかりました)「サンスポ、ウソばっかり書くな!」(書いてないで!)社名を書いた記者証をぶらさげているから、正体がすぐバレる。トラ番がヤジを浴びる球場でもある。そして、雨が降ったら、新聞記者もずぶぬれになりながら取材しなければいけない。天気予報が雨模様だと、試合中も気が気でならない。昔、土砂降りでノーゲームになったことがあった。傘を差して取材した。選手も傘の中に入れてあげて。その光景がテレビで流れた。

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
1791 0.654
(↑0.014)
-
(-)
116120
(+10)
92
(+2)
19
(+1)
20
(-)
0.264
(↑0.006
3.220
(↑0.05)
2
(-)
ヤクルト
17110 0.607
(↓0.023)
1
(↓1)
11593
(+2)
89
(+10)
18
(+2)
20
(-)
0.243
(-)
2.930
(↓0.28)
3
(-)
巨人
15120 0.556
(↓0.021)
2.5
(↓1)
11688
(+2)
84
(+3)
23
(+1)
17
(+1)
0.228
(↑0.001)
2.880
(↓0.01)
4
(-)
DeNA
13130 0.500
(↑0.02)
4
(-)
11798
(+6)
95
(+2)
13
(+2)
15
(+1)
0.250
(↓0.001)
3.120
(↑0.04)
5
(-)
広島
9151 0.375
(↑0.027)
7
(-)
11866
(+3)
79
(+2)
13
(+1)
18
(+1)
0.209
(↓0.004)
3.020
(↑0.04)
6
(-)
中日
8190 0.296
(↓0.012)
9.5
(↓1)
11682
(+2)
108
(+6)
16
(+1)
15
(-)
0.247
(↓0.004)
3.780
(↓0.09)