阪神(☆1対0★)広島 =リーグ戦5回戦(2026.04.26)・阪神甲子園球場=
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広島
0000000000500
阪神
00010000X1211
勝利投手:大竹 耕太郎(1勝0敗0S)
(セーブ:ドリス(0勝1敗3S))
敗戦投手:栗林 良吏(2勝1敗0S)

本塁打
【阪神】佐藤 蓮(6号・4回裏ソロ)

  DAZN
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◆阪神が投手戦を制した。阪神は4回裏、佐藤のソロが飛び出し、先制に成功する。投げては、先発・大竹が7回4安打無失点の好投。その後は桐敷、ドリスとつないで完封リレーを展開し、大竹は今季初勝利を挙げた。敗れた広島は、先発・栗林が力投を見せるも、打線が援護できなかった。

◆23年ドラフト1位の阪神下村海翔投手(24)が1軍の試合前練習に参加した。下村は24年4月に右ひじのトミー・ジョン手術。約2年間リハビリを続けて今春キャンプではブルペン投球を行っていた。プロでの実戦登板は2軍戦を含めてもない。藤川球児監督(45)は「リハビリのピッチングの日なんですけど。60球ぐらいの。ですけど、(2軍)本隊も安芸に行っている。順番に段階を踏んできているので、1回チェックしようか、という」と参加させた意図を語った。実際にブルペン投球も視察。指揮官は「リハビリとして球数を順調に消化してきているので、また来週ですね。順調だと思います」と明かした。福岡・九州国際大付-青学大を経て入団した有望株。藤川監督は「今シーズン中に皆さん見たいだろうしね。そういう意味でゆっくりと呼吸を合わせるというか。そういう部分になる」と語った。

◆広島は先発する栗林良吏投手(29)が出場選手登録された。今季はここまで3試合に登板し、2勝0敗、防御率1・16。中10日での登板となる。また常広羽也斗投手(24)も出場選手登録をされた。前日25日、延長12回引き分けだった阪神戦では6投手が登板。中継ぎ強化での昇格となった。巨人吉川尚輝、広島常広羽也斗ら登録 阪神岩貞祐太、ロッテ種市篤暉ら抹消/26日公示

◆広島は栗林良吏投手(29)が先発する。今季はここまで3試合に登板し、2勝0敗、防御率1・16。阪神戦は5日に8回5安打1失点。勝ち星こそつかなかったが、好投した。中10日での登板。万全を期して虎狩りを目指す。打線は「2番右翼」で辰見鴻之介内野手(25)を起用した。今季初スタメン。前日25日同カードでは土壇場9回、代走で出場して二盗に成功した。ここまで6試合はいずれも代走から出場し、打席は1打席のみ。5盗塁を決めている。また、「4番一塁」でエレフリス・モンテロ内野手(27)、「5番二塁」で菊池涼介内野手(36)が名前を連ねた。開幕から全試合で先発出場をしてきた佐々木泰内野手(23)が今季22試合目で初めてスタメンから外れた。佐々木は今季21試合に出場し、打率1割7分9厘、1本塁打4打点。2試合連続で無安打だった。さらに前日25に続いてドラフト1位の平川蓮外野手(22)もスタメンを外れた。

◆阪神の激しいポジション争いを如実に示す光景だった。試合前のシートノックで「左翼」に入ったのは実に5人。スタメンの福島圭音外野手(24)をはじめ小野寺暖外野手(28)、浜田太貴外野手(25)、高寺望夢内野手(23)、前川右京外野手(22)がひしめき合ってノックを受けた。中堅は近本光司外野手(31)、右翼は森下翔太外野手(25)だけだった。昨季からこれに近い形が続いており、毎試合4人ほどが左翼で打球を受けている。5人は今季最多タイ。この日は遊撃のみだった熊谷敬宥内野手(30)が入ることも多い。開幕時の左翼スタメンだった中川勇斗捕手(22)は2軍調整に移っている。

◆阪神中野拓夢内野手(29)が連日守備範囲の広さを披露した。1回2死、広島小園海斗内野手(25)の放った一、二塁間への深い打球に追いつき、一塁送球。わずかに送球がそれて内野安打になったが、昨季ゴールデングラブ賞を獲得した名手のグラブさばきを見せた。中野は前日25日の広島戦でも好守連発。7回に8番持丸、1番秋山の一、二塁間への深いゴロに追いつき、アウトに仕留めていた。

◆モデルでタレントのトラウデン直美(27)が始球式に登場した。「なおみ」の名前にちなんだ背番号703のユニホーム姿でマウンドへ。ノーバウンドでのストライク投球を狙って1球を投じるも、惜しくも届かず。少し悔しそうな表情を浮かべながら「ストライクを狙っていたんですけど」と振り返った。登板日の前にはマネジャーと「代々木公園でキャッチボールいっぱいしました。結構、練習してきました」と明かした。京都育ちで、阪神は愛着のある球団でもある。「関西出身ですし、(阪神は)親近感しかないので。応援しています。絶対に勝ってください」と熱いエールを送った。実は昨年7月15日の中日戦(甲子園)でも始球式に臨んでおり、2年連続で大役を果たした。

◆阪神佐藤輝明内野手(27)が、風も味方につけた。4回、先頭で広島栗林のストレートを捉え、右中間スタンドへ先制の6号ソロ。栗林には前回対戦で3打数無安打に抑えられ、この日も初回2死三塁の打席は一塁ゴロに倒れていた。だが4回は甲子園特有の浜風とは逆向きの風にも押され、4試合ぶりの1発をたたき出した。

◆広島の先発・栗林良吏投手(29)が今季初めて本塁打を許した。0-0で迎えた4回、阪神の4番・佐藤輝明内野手(27)に対し、カウント0-1から高めのストレートを投球。打球は高々と舞い上がり、右中間スタンドへ。先制の6号ソロを許した。この日の甲子園はいつもの浜風ではなく、左から右へ吹く風。「追い風」の影響もあった。栗林は今季4試合目の登板で初めての被弾となった。

◆雨が降る前に虹をかけた佐藤輝明が高い弾道で運んだこれぞアーチスト 第6号先制ホームラン????阪神×広島#阪神タイガース #だったらDAZN pic.twitter.com/zJ08xu0Ldr

◆阪神佐藤輝明内野手(27)がまたも"驚弾"をぶっ放した。4回先頭で栗林良吏投手(29)の内角高めの直球を振り抜くと、打球速度174キロで高々と舞い上がった。打球角度39度と高く上がりすぎたため、通常の「浜風」が吹く甲子園なら押し戻されるところだが、この時は逆の風が吹いていた。フォローに乗った打球はなかなか落ちてこず、右中間スタンドの最前列に到達。滞空時間は手動で6秒4だった。打球角度39度でのフェンスオーバーは相当レアな数字。佐藤の並外れたパワーと、風も手伝って文字通りの大きなアーチとなった。SNSでも「39度ってバグすぎ」「39度で甲子園の1番深いところにぶちこむのえぐい」と驚きの声が上がった。

◆阪神の大竹耕太郎投手(30)がスローボールを披露し、甲子園を沸かせた。1-0で迎えた5回2死の場面だった。広島持丸に対し、1ストライクからの2球目だ。山なりの1球を投じると、球速は球場表示で73キロ。外角低めに外れるボール球も、スタンドからどよめきが起こった。その後はカウント2-2と追い込み、最後は外角高め141キロ直球で空振り三振に仕留めた。大竹は6回を投げ終え、ここまで2安打投球。持ち味の緩急を駆使し、今季初勝利へ上々の立ち上がりを見せた。

◆阪神大竹耕太郎投手(30)が今季初勝利へ好投を続ける中、試合中盤から甲子園に小さな雨粒が落ち始めた。夜に向かって雨雲が厚くなる予報だ。大竹は「雨男」として有名。登板試合の中止や、登板中の降雨、登板日程への影響などが頻発している。この登板も雨天中止によって大幅にずれていた。4回に佐藤輝明内野手(27)の先制ソロが飛び出して1-0。阪神リードのまま5回を終了して試合は成立した。

◆今季初めてスタメンを外れた広島佐々木泰内野手(23)が代打で安打を放った。佐々木は今季22試合目で初めてベンチスタート。8回1死から代打で出場した。カウント2-1からの4球目、阪神2番手・桐敷拓馬投手(26)が投げた148キロツーシームを中前に運んだ。22日ヤクルト戦の第1打席で左翼線への二塁打を放って以来、13打席ぶりとなる安打だった。

◆阪神西勇輝投手(35)が開幕後初めて1軍に合流した。28日からの9連戦中の先発が見込まれる。昨年は故障で1試合止まり。勝てば2年ぶりの白星になる。グラウンド上で藤川球児監督(45)とも会話した35歳右腕は「(初登板の)不安はない。丁寧にやるだけかなと思います」と話した。2軍では4試合に先発して防御率2・84だった。

◆広島が今季4度目の完封負けを喫した。今季4度目の3連敗(1分けを挟む)。借金は今季ワーストの7。最下位中日との差が1・5にまで縮まった。先発の栗林良吏投手(29)は好投した。0-0で迎えた4回、佐藤に右中間席への先制ソロを浴びた。甲子園の風が浜風とは逆であることも確認しながら、痛恨の今季初被弾。「より厳しく投げなきゃいけなかった。チームが勝とうと思ったら、先制点を与えている時点でいい投球とは言えないと思う」。失点はその1点。安打もわずかに2本だが、勝負を決めた1発を反省。今季初黒星を喫した。深刻なのは、栗林を援護できなかった打線だ。阪神先発・大竹の投球に翻弄(ほんろう)され、スコアボードにゼロを並べた。走者が出ても得点につなげられない。救援陣もとらえきれなかった。結局、5安打7三振で無得点。これで得点は8試合連続で2点以下だ。新井監督は「少しずつではあるけど、底は抜けてきていると思う。辛抱強くいくしかない」とコメント。しかし、チーム打率は2割2厘。22試合での総得点は50。どちらもぶっちぎりで12球団ワースト。打開策がなかなか見当たらない。

◆阪神が連敗を2で止め、首位に再浮上した。主砲の佐藤輝明内野手(27)が4回、先頭の打席で広島先発の栗林良吏投手(29)のストレートを捉えて、右中間スタンドへ先制の6号ソロにした。先発の大竹耕太郎投手(30)はコイキラーぶりをこの日も発揮。2死から安打で走者を出した初回、3回以外は3者凡退のイニングを続け、広島打線に反撃を許さず。7回2死から連打を浴びて二、三塁のピンチを迎えたが、勝田茂内野手(22)を二塁ゴロに打ち取って無失点で切り抜けた。7回4安打6奪三振無四球無失点で投げきり、今季初勝利。広島からは通算16勝目(2敗)を挙げた。藤川球児監督(45)は就任167試合目で通算100勝に到達。巨人原前監督に並ぶセ・リーグ最速での節目の勝利となった。

◆阪神近本光司外野手(31)が死球を受けて交代した。8回2死から高太一投手(24)の151キロを左手首付近にまともに受けた。その場で崩れ落ち、しばらくうずくまったまま動けなかった。阪神のコーチ陣が心配そうに囲み、数分のちにベンチに下がった。そのまま代走が告げられた。球場内には悲鳴のあと、阪神ファンの怒号や、状態を心配するファンのざわめきがしばらく続いた。8年目を迎えた不動のリードオフマン。今季も全試合に「1番中堅」で出場していた。試合中にロッカールームに下がった近本は「これから病院なので僕の口から言えることはありません」と話した。

◆阪神近本光司外野手(31)が死球を受けて交代した。8回2死から高太一投手(24)の151キロを左手首付近にまともに受けた。直近では前日25日に森下翔太外野手(25)が広島ターノックの146キロを左手首に受けている。藤川球児監督(45)は近本について「いま病院に行っているんですけど、あまり当たりどころがいいとは言えない」とコメント。続けて「相対的に見てちょっと多いね。野球を守らなければいけないのでこちらもグッと我慢をしていますけど、多いね」と語った。【阪神】森下翔太が左手首付近に死球受けるも出場続ける 甲子園の虎党から拍手

◆阪神近本光司外野手(31)が死球を受けて交代した。8回2死から高太一投手(24)の151キロを左手首付近にまともに受けた。試合後、近本について藤川球児監督(45)は「いま病院に行っているんですけど、あまり当たりどころがいいとは言えない」とコメントした。

◆阪神藤川監督が監督通算100勝目を挙げた。通算成績は167試合で100勝62敗5分け、勝率6割1分7厘。監督100勝のスピード記録は37年石本監督(タイガース)の131試合で、藤川監督の167試合は03年原監督(巨人)に並ぶ8位。上位7人は1リーグ時代に記録したのが3人、パ・リーグ4人で、セ・リーグでは原監督と並び最速となった。藤川監督の1勝目は25年3月28日広島戦で、この試合は初回に佐藤が先制2ランを放って4-0で勝利。節目の100勝目も佐藤の決勝アーチで記録した。

◆広島が今季4度目の完封負けを喫した。借金は今季ワーストの7に膨らんだ。先発栗林良吏投手(29)は好投した。0-0で迎えた4回、佐藤に右中間席への先制ソロを浴びた。失点は今季初被弾による1点のみ。安打もわずかに2本だったが、7回1失点で今季初黒星を喫した。深刻なのは打線だ。5安打7三振で無得点だった。これで得点は8試合連続で2点以下だ。チーム打率は2割2厘、22試合での総得点は50で、どちらも12球団ワーストだ。

◆阪神が連敗を2で止め、首位に再浮上した。藤川球児監督(45)は就任167試合目で通算100勝に到達。巨人原前監督に並ぶセ・リーグ最速での節目の勝利となった。まさかの反応に、恩師は驚いた。昨年11月の高知・安芸キャンプ。2年連続で訪問した阪神藤川監督の城北中時代の恩師、上田修身氏(63=元高知商監督)は開口一番、教え子に祝福の言葉をかけた。「おめでとう」。もちろんそれは、同年のリーグ優勝をねぎらってのもの。「え、何ですか?」。一体何のことか、と言わんばかりに目を丸くする藤川監督。説明すると「終わったことですよ」とあっさりとした言葉が返ってきた。「今シーズンのことは忘れました。もう次のことですよ、と」。予想外の受け答えに拍子抜けしながらも、上田氏は教え子のそんなすごさを感じていた。キャンプ中の指揮官の部屋にはコーチ陣にトレーナーやスタッフ、次々と訪れる人は絶えない。窓から練習を見守りながら、的確に指示を出す。それは、中学生の時からあった"資質"だったのかもしれない。「大ざっぱに見えて繊細。人を見て動くし、意外と気がつく。よく観察する方でした」。細部にこだわり、後ろは振り向かない。それが虎を率いる指揮官の戦い方だ。監督として節目の通算100勝もきっと通過点。前だけを見て、これからもタクトを振る。【磯綾乃】

◆今季初めてスタメンを外れた広島佐々木泰内野手(23)が代打で安打を放った。8回1死の場面で代打で出場。カウント2-1からの4球目、阪神2番手・桐敷拓馬投手(26)が投げた148キロツーシームを中前に運んだ。「ベンチから試合を見て、フィールドで立ってる感じとはまた別の気持ちの中、1本、いいヒットが出たのでよかったです」22日ヤクルト戦の第1打席で左翼線への二塁打を放って以来、13打席ぶりとなる安打を振り返ったが、表情は厳しいままだ。今季は開幕4番を務めながら、不振にあえいでいる。この日の代打安打も含めてここまで打率1割9分、1本塁打4打点。22試合目で初めてベンチスタートとなった。「苦しい時に1本出せるのがレギュラーですし、スタメンで出る選手。まだまだ自分はそういう選手じゃいない」。試合前には甲子園のブルペンで打撃練習を実施。左の股関節の使い方などをチェックした。技術面も気持ちの面も次なるステージへ進むため、もがいている。

◆阪神は26日、近本光司外野手(31)が兵庫県内の病院で「左手首の骨折」と診断されたと発表した。全治は発表されていないが、プロ入り後初の長期離脱になる可能性が出てきた。2軍施設のSGLでリハビリを行う。26日の広島戦(甲子園)で8回に高太一投手(24)の投球を左手首付近に受けた。その場でしばらく動けず、代走を出された。試合途中に、引き揚げる際は「何も言えない」とコメント。藤川球児監督(45)は「あまり当たりどころがいいとは言えない」と話していた。入団以来、7年連続で規定打席に到達。盗塁王6度、最多安打1度と昨年まで全シーズンでタイトルを獲得してきた。故障が少ない選手で、23年7月には死球で右の肋骨を骨折。20日後に復帰して優勝に貢献した。昨年は盗塁王に加えて、ともに5年連続となるベストナイン、ゴールデングラブ賞にも輝いた。オフには初めて取得した国内FA権を行使せずに残留。新たに5年契約を結んだ。阪神近本光司が左手首骨折、ロッテ種市篤暉はアキレス腱断裂とアクシデント続き.../主な離脱者

◆広島のスピードスター辰見鴻之介内野手(25)が「2番右翼」で今季初めてスタメンで出場した。楽天時代の24年4月6日ソフトバンク戦(楽天モバイルパーク)に「1番DH」で出場して以来のスタメンとなった。「チームが勝てるように。勝ちたいと思って入りました。まだまだだな、と思います。打席の中での頭の整理とか...」。いい当たりの打球もあったが、4打数無安打。それでも、4打席立ったことは大きな経験となった。前日25日同カードでは土壇場9回、代走で出場して二盗に成功。ここまで出場7試合で5盗塁を記録。現役ドラフトで加入した俊足のユーティリティープレーヤーが存在感を増している。

◆広島の先発・栗林良吏投手(29)が1発に泣いた。0-0で迎えた4回、阪神の4番・佐藤輝明内野手(27)に今季初被弾。カウント0-1から高めの直球を右中間席に運ばれた。この日の甲子園はいつもの浜風ではなく、左から右へ吹く風。「追い風」の影響もあったが、もちろんチェック済みだった。「あっちの風(浜風とは逆の左翼から右翼方向)が吹いていた。プレーボール前から、インコースの真っすぐの時はより厳しくと言われていたのに、厳しくいけなかったのは事実。より厳しく投げなきゃいけなかったなと思います」許した得点は1点だけ。安打もわずかに2本。7回1失点の好投は報われず、今季初黒星。「個人で言ったら、あの1点で抑えられたというのはありますけど、チームが勝とうと思ったら、先制点を与えている時点でいい投球とは言えないと思う」と反省した。敗れはしたが、新井貴浩監督(49)は「ナイスピッチングだったと思います。あそこの高さはボールだった。高めのボール球を甲子園であそこまで運ばれたら。これはもう、相手が上だったと思うしかない」とたたえた。

◆阪神藤川球児監督(45)が節目の通算100勝目に到達した。広島に1-0で勝利し13日ぶりに首位も奪回。就任167試合目での到達は巨人原前監督に並ぶセ・リーグ最速記録だ。指揮官は「自分がどうこうはないですけど、阪神タイガースの組織がうまく執り行えている証しが出ているわけですから、非常に満足しています」とチーム一丸での星の積み重ねを喜んだ。ギリギリの真剣勝負で日々戦うシーズン。故障や疲労蓄積は常に隣り合わせで、日米通算811試合登板した藤川監督だからこそ選手の健康維持に尽力する。23日、DeNA戦(横浜)の雨天中止が決まると、佐藤、森下ら主力組は球場に姿を見せず、すぐに新幹線で帰阪させた。リフレッシュと"自由時間"を与える球児流マネジメント。その佐藤が4回、メモリアル星に花を添える決勝ソロを放った。大歓声の本拠地で球史に名を残した。「選手たちがグラウンドで素晴らしいパフォーマンスを残し、さらにうまくなりたいと磨いてくれている。ファンの方もその選手たちを期待している。ファンと現場が一体になっている証し」。勝利の余韻を感じながらも「ベストっていうことですからね、きょうまでは」と藤川監督は28日からの9連戦に目を向けていた。【只松憲】

◆阪神大竹耕太郎投手(30)が7回無失点で今季3戦目で初勝利を挙げた。4安打無四球で貴重な1点を守り切り、救援陣につないだ。通算対戦成績を16勝2敗とした広島キラーは「前回も前々回も点を取ってもらったあとに逆転されたりした。助けていただいた分、今日は自分が踏ん張って勝てる試合にしたかった」。7回2死から連打で一、三塁。初の得点圏で勝田を二ゴロに抑えると、左手を握って雄たけびを上げた。「雨男」で知られる。今年も含め、嫌というほど影響を受けてきた。そのつど自らの体と向き合って新しい日程に合わせる。コツはプラス思考。「嫌なことの裏側に、いい部分が絶対にある。間隔が空くのなら、その分いい調整ができる、後半へ体力保存できるとか」と事もなげに話した。前日25日、以前から習う武術の稽古を久しぶりに受けた。野球も同じく間合いのスポーツだ。前の2試合は相手より自分と戦っていたと気づいた。7回、モンテロの見逃し三振は意表を突くクイック投球から。相手は完全に立ち遅れていた。「もう1回しっかり相手と対峙(たいじ)する。大事なことに気づけました。1回から7回まで集中力を切らさずにできました」。大竹らしさを余すことなく表現した。【柏原誠】

◆阪神大竹耕太郎投手(30)は新背番号「21」での初勝利になった。楽天早川、西武武内、巨人竹丸、中日金丸ら他球団でも先発ローテーションの中心を担う左腕がつけている番号。大竹にとってはソフトバンク時代からの師匠、和田毅氏(45=ソフトバンク球団統括本部付アドバイザー)が現役時代につけていた「21」を継承している。今年1月の長崎自主トレ。阪神関係者に加え、現地を訪問した和田氏にも改めて21番を継承する旨を伝えた。和田氏から「ユニホームちょうだい」と笑顔で言われ、すぐに「OHTAKE 21」をプレゼントした。そのタテジマは今、和田氏の福岡県の自宅に大事に飾ってある。この日の勝利は長年自主トレに師事してきた師匠への感謝の1勝でもあった。【只松憲】

◆阪神ラファエル・ドリス投手(38)が1点リードを守り、今季3セーブで通算100セーブに王手をかけた。1-0の9回に登場。遊撃小幡の失策で先頭小園を一塁に出したが、4番モンテロを三塁邪飛に打ち取り、後続も断った。19日中日戦以来の9回登板で藤川監督に通算100勝を贈り、自身も節目のセーブ数が目前に。「僕にとっても彼にとってもいい思い出になったかなと思います」と喜んだ。阪神桐敷(8回を1安打無失点で、8試合連続無失点)「今日はちょっとできなかったけど、ストライク先行で行ったりとか。そういうところが、今できているのかなと思ってます」

◆阪神二塁の中野拓夢内野手(29)が好守でチームの3連敗阻止に貢献した。1点を争う緊迫した展開で、6回1死からの広島秋山の安打性のライナーをダイビングキャッチ。「ある程度、(3ボール1ストライクと)打者有利なカウントでもあったんで。引っ張ってくるかなって頭はあったので、反応できたかなと思います」と結果につなげた。9回も的確な位置取りで最後の打者、大盛のゴロをさばき、ドリスを助けた。

◆阪神・西勇輝投手(35)、下村海翔投手(24)が広島戦を戦う1軍の試合前練習に姿を見せた。西勇は春季キャンプを具志川組で過ごし、開幕2軍スタートも、2軍で4試合に投げて2勝2敗、防御率2・84と好調を維持していた。2024年ドラフト1位で入団した下村は、1年目の4月に右肘のトミー・ジョン手術。以降は実戦のマウンドから遠ざかっている。

◆阪神・西勇輝投手(35)が26日、広島戦を戦う1軍本隊に合流した。今季は開幕2軍スタートも、4試合に先発して2勝2敗、防御率2・84と好調を維持。この日は遠投やメディシンボールでのトレーニングで調整した。1軍合流について藤川監督は「登板が近いということですね」とコメント。28日から始まる9連戦での先発へ、プロ18年目のベテラン右腕に白羽の矢が立った。「みんなとスタートが違うので、(今季初先発など)そこらへんの不安というのはそんなにないです。もう18年目なので。丁寧にやるだけかなと思います」チームは19日の中日戦(甲子園)を最後に3試合白星から遠ざかっているが、通算124勝を誇る右腕は「そんなバタバタするチームじゃないと思うので。何も慌てることじゃない」と力強く話した。

◆前日25日の4回戦は延長十二回の末に引き分け。阪神は1週間ぶりの勝利を目指し、大竹耕太郎投手(30)が先発する。今季はここまで2試合登板で勝敗はつかず、防御率は4・91。昨季は対広島が7戦6勝、通算でも15勝2敗を誇る〝鯉キラー〟が、今季初勝利をつかめるか。打線は「6番・左翼」で先発する福島圭音外野手(24)に注目。5日の3回戦(マツダ)で、この日先発の栗林と対戦し、3打数2安打。巧打と快足で、チームに勢いを呼び込めるか。

◆4試合ぶりの勝利が欲しい阪神は一回からチャンスを作ったが、中軸が封じ込まれた。相手先発は栗林。一回に先頭の近本が中前打を放って出塁すると、続く中野が25日の試合では失敗もあった犠打をしっかりと決めて1死二塁とチャンスを作る。森下の大きな中飛で近本が三塁に進み、2死三塁となって佐藤。1ボールからの直球を鋭くはじき返すも一塁手の正面を突き、一ゴロに倒れ、先制点とはならなかった。

◆阪神・福島圭音外野手(24)が本拠地甲子園での初盗塁をマークした。二回1死から四球で出塁し、坂本のカウント1-2からの4球目で二塁へスタートを切り、持丸が投げられず盗塁に成功。22日のDeNA戦(横浜)でプロ初盗塁を決めたのに続き今季2盗塁目となった。土のグラウンドの甲子園でもスチールを量産して昨季ウエスタン・リーグで盗塁王となった快足をアピールしていく。

◆主砲の一発で、阪神が広島の先発・栗林から先制に成功した。0-0の四回、先頭で打席に立った佐藤輝明内野手(27)は試合前時点で防御率1・16を誇る右腕と対峙。初球のカットボールを見逃した2球目、カウント0-1からの高め直球を捉えた。打球は高々と舞い上がり右中間へ。この日は浜風とは逆に、左から右に風が吹き、フォローを受けた白球はスタンド最前列に飛び込んだ。これが4月19日の中日戦(バンテリンドーム)以来、4試合目となる今季6号ソロ。打点を23とし、打率・386とともに、リーグ2冠をひた走っている。

◆阪神・中野拓夢内野手(29)が「2番・二塁」で出場。六回に好守を披露した。1―0の六回1死。1番・秋山が放った右前へ抜けるかと思われた一、二塁間への痛烈な当たりを、中野が横っ飛びのダイビングキャッチ。スタンドはどよめきのような歓声と拍手に包まれた。六回まで被安打2、無失点と好投が続く先発の大竹をさすがの好守で盛り立てた。

◆主砲の一発で、阪神が広島の先発・栗林から先制に成功した。0-0の四回、先頭で打席に立った佐藤輝明内野手(27)は試合前時点で防御率1・16を誇る右腕と対峙。初球のカットボールを見逃した2球目、カウント0-1からの高め直球を捉えた。打球は高々と舞い上がり右中間へ。この日は浜風とは逆に、左から右に風が吹き、フォローを受けた白球はスタンド最前列に飛び込んだ。これが4月19日の中日戦(バンテリンドーム)以来、4試合目となる今季6号ソロ。「打ったのはストレート。大竹さんが頑張ってくれていましたし、早く先制したいと思っていました。良い結果になってよかったです」とコメントした。

◆先発した阪神・大竹耕太郎投手(30)は、好相性を誇る広島打線を相手に7回無失点の快投。今季初勝利の権利を持って降板した。広島の先発・栗林としびれる投手戦を演出した。許した安打はわずかに4本。六回までは二塁を踏ませない投球で相手打線を圧倒した。1-0の七回に2死から連打を浴びて二、三塁を招いたが、D3位・勝田(近大)を二ゴロに仕留めてピンチを脱出。右腕を突き上げ、感情を爆発させた。

◆先発した阪神・大竹耕太郎投手(30)は、好相性を誇る広島打線を相手に7回無失点の快投。今季初勝利の権利を持って降板した。広島の先発・栗林としびれる投手戦を演出した。許した安打はわずかに4本。六回までは二塁を踏ませない投球で相手打線を圧倒した。1-0の七回に2死から連打を浴びて二、三塁を招いたが、D3位・勝田(近大)を二ゴロに仕留めてピンチを脱出。「立ち上がりから落ち着いて投げることができました。時にはストレートで押すことで三振も奪うことができました。ゴロを打たせる投球のなかで小幡や中野のいい守備のおかげで自分も乗っていくことができました」とコメントした。

◆阪神の近本光司外野手(31)が死球を受けた。1-0の八回2死、広島・高の投じた直球が左手首付近に直撃。その場に倒れ込み、しばらく動くことができなかった。藤川監督らとともに一旦ベンチへ引きあげ、そのまま代走・小野寺が送られて途中交代。25日には森下も左手首付近に死球を受けていたこともあり、球場には阪神ファンからの怒号が飛び交った。不動のリードオフマンの状態が心配される。

◆阪神は広島との接戦を制し、4試合ぶりの勝利。藤川球児監督(45)は監督通算100勝目を挙げた。167試合での達成で、2003年の巨人・原辰徳監督に並んでセ・リーグ最速となった。先発した阪神・大竹耕太郎投手(30)は7回105球を投げて4安打無失点と好投。六回まで二塁すら踏ませずうち4イニングが三者凡退とリズムよくアウトを積み重ねた。六回には2死二、三塁と初めて得点圏に走者を背負ったが後続を凡打で断ち切った。打線は広島の先発・栗林に前回対戦と同様に苦戦しながら、主砲がチームを救った。「4番・三塁」の佐藤輝明内野手(27)が四回の先頭で今季6号となる右中間へのソロ本塁打を放ち先制。その後得点は奪えなかったが、中継ぎ陣が無失点でつないだ。八回は桐敷拓馬投手(26)、九回はラファエル・ドリス投手(38)が締めて監督に記念星を届けた。

◆阪神の近本光司外野手(31)が八回の打席で左手首に死球を受け、負傷交代。試合後はアイシングを巻いた腕を抱えて、クラブハウスへ引きあげた。「今から病院なので、いま僕の口から言えることはありません」近本は今季全24試合に「1番・中堅」でスタメン出場。離脱となれば大きな戦力ダウンとなるだけに、状態が心配される。

◆阪神が今季初の「1ー0勝利」。19日の中日戦(甲子園)以来の白星で、藤川球児監督(45)が100勝(62敗5分)に到達し、セ・リーグ記録の2003年巨人・原辰徳監督の「167試合」(100勝64敗3分)に並んだ。四回、佐藤輝明内野手(27)が栗林良吏投手(29)から放った6号ソロが決勝打となった。7回4安打で今季初勝利の大竹耕太郎投手(30)は広島戦成績を22戦16勝2敗とし、甲子園では8戦6勝無敗。八回から桐敷拓馬投手(26)、九回はラファエル・ドリス投手(38)が締めた。近本光司外野手(31)が八回、左手首付近に死球を受けて、交代した。

◆阪神が今季初の「1ー0勝利」。19日の中日戦(甲子園)以来の白星で、藤川球児監督(45)が100勝(62敗5分)に到達し、セ・リーグ記録の2003年巨人・原辰徳監督の「167試合」(100勝64敗3分)に並んだ。四回、佐藤輝明内野手(27)が栗林良吏投手(29)から放った6号ソロが決勝打となった。7回4安打で今季初勝利の大竹耕太郎投手(30)は広島戦成績を22戦16勝2敗とし、甲子園では8戦6勝無敗。八回から桐敷拓馬投手(26)、九回はラファエル・ドリス投手(38)が締めた。近本光司外野手(31)が八回、左手首付近に死球を受けて、交代した。

◆阪神が無失点リレーで、四回に佐藤のソロで奪った1点を守り切った。大竹は7回を4安打無四球で今季初勝利。ドリスが3セーブ目。佐藤は4試合ぶりの6号だった。広島は打線がつながらず、7回1失点の栗林を援護できなかった。以下に藤川監督のデータ。?阪神が今季15勝目(8敗1分け)。藤川監督は昨季の85勝(54敗4分け)と合わせて監督通算100勝(62敗5分け)に到達した。通算167試合目での到達は、2003年の巨人・原辰徳監督と並ぶセ・リーグ最速記録。?2リーグ制(1950年)以降では、51年の毎日・湯浅禎夫監督の159試合、2016年のソフトバンク・工藤公康監督の161試合、03年の西武・伊原春樹監督の163試合、昨年のソフトバンク・小久保裕紀監督の165試合に次ぐ、5位タイのスピード。プロ野球最速記録は1リーグ時代の37年秋のタイガース・石本秀一の131試合。

◆現役時代は南海、西武に所属し、引退後は西武、ダイエー、阪神の3球団でヘッドコーチを務めたサンケイスポーツ専属評論家・黒田正宏氏(78)は通算100勝に到達した阪神・藤川球児監督(45)に言及した。藤川監督、セ・リーグ最速タイの100勝到達、おめでとう。藤川投手が入団後に苦労している時代、JFKの七回を託されていた時代、守護神の時代はコーチ、フロントとして見ていた。その後も評論家として見守ってきたが、常に自分が与えられた役割を、責任を持ってやり抜く信念を感じさせてくれる野球人だ。監督としても、こうすべきと確信すれば、徹することができる。たとえば一回の中野の送りバント。何でもできる場面だが相手先発が栗林。難敵の場合は絶対にブレずに送ってくる。救援の起用法も、絶対に3連投はさせない、疲れを察知すれば無理に投げさせない、という方針を貫いている。簡単なようで、意外に難しい。この日も岩崎ではなく迷いなくドリスを送り込んだ。石井、及川を欠く中で、やりくりは大変だが、徹することで結果を残している。死球を受けた近本の状況が心配だが、逆にいえば藤川監督の腕の見せどころではないか。ぜひ「連覇」という結果を見せてもらいたい。

◆左手首に死球を受け、途中交代した阪神・近本光司外野手(31)が兵庫県内の病院で受診した結果、「左手首の骨折」と診断された。球団が発表した。八回に広島・高が投げた151キロ直球が左手首に直撃。その場に悶絶(もんぜつ)し、うずくまると、自力で立ってダッグアウトに下がったが、直後に代走・小野寺暖外野手(28)がコールされ、今季初めての途中交代。兵庫県内の病院で受診した結果「左手首の骨折」と診断された。長期離脱となり、SGLでリハビリに努める。藤川球児監督(45)は「あまり当たりどころがいいとは言えないですし、デッドボールを当てられるケースが相対的に見てちょっと多いね。野球を守らなければいけないので、こちらもグッと我慢をしていますけど、多いね」と、試合後に話していた。

◆好投を祝うかのように、甲子園を黄色く染めたジェット風船が空を舞う。阪神・大竹耕太郎投手(30)が七回に一打逆転のピンチを切り抜け、感情を爆発させた。「前回も前々回も、チームは勝っているんですけど、打線に助けられた。その分、きょうは自分が踏ん張って勝てるような試合にしたかったので、良かったです」通算対戦成績16勝2敗を誇る鯉キラーぶりを存分に発揮し、好投手・栗林との投手戦を制した。六回まで二塁を踏ませない投球で広島打線を圧倒。七回に2死二、三塁と一打逆転のピンチを背負ったが、D3位・勝田(近大)を二ゴロに仕留めてピンチを脱出した。2022年12月に現役ドラフトで加入し、3年間で32勝を積み上げた左腕。〝3年結果を残して一人前〟と言われるプロ野球の世界で、ひとつの壁を越えた。「3年やったから一人前です、という感じでもない」と口にはするが、移籍初年度との違いは実感している。「活躍を見せていかなきゃいけない、自分のことを知ってもらわなきゃいけないみたいな、そういうものは今はない。自分のペースでやれる。そういう意味でのやりやすさはあるかもしれない」今季は開幕から2試合続けて白星を逃すなど苦戦。それでも地道に調整を重ねた。登板前日の25日には練習後に武道教室へ。レッスンでは体幹から体の末端まで使って重心の位置などを確認し、さらにメンタル面で復調のきっかけをつかんだ。「意識の向き方から着手して、自分に意識が行き過ぎていたというのを感じた。結果がいい時は『こういう感覚か...』っていうのを武道のレッスンで思い出した」対打者への意識を取り戻した左腕はクイックを巧みに操るなど「打者がどう感じるかが一番大事」という意識のもとで相手打線を翻弄。監督通算100勝を達成した藤川監督も「彼の季節になってきたんじゃないですかね」と左腕のパフォーマンスに納得の表情を見せ、「これで大竹のいい登板の日が続くんじゃないか」とさらなる期待も込めた。「(藤川監督の)通算100勝なので、気合は入っていた。やっぱり1勝するまで、いいイメージはなかなか難しいっていうのは毎年感じる。これから乗りに乗っていければいい」新背番号「21」に代え、ついに幕を開けた大竹の2026年。持ち前の巧みな打者との駆け引きで、白星を重ねていく。(萩原翔)阪神・大竹は7回無失点で今季初勝利。甲子園では通算33試合に登板し 18勝4敗。広島戦は通算22試合で16勝2敗。広島戦での黒星は2024年8月10日(京セラ)と25年8月12日(マツダ)のみ。甲子園での広島戦は通算8試合で6勝0敗。

◆耐えきれない激痛に、思わずその場に倒れこんだ。阪神・近本光司外野手(31)が左手首に死球を受け、プレー続行不能。病院に直行し、診断の結果はまさかの「左手首の骨折」-。藤川球児監督(45)通算100勝のメモリアルは手放しで喜べなくなってしまった。「今から病院なので、今、僕の口から言えることはありません」クラブハウスへ引き揚げる道中で、アイシングした手を抱えながら言葉少なに語った。悲劇の瞬間は1―0の八回2死だった。2ストライクから広島・高が投げた151キロ直球がすっぽ抜け、左手首に直撃。その場に悶絶(もんぜつ)し、うずくまると、すぐにトレーナーや和田豊ヘッドコーチ(63)らが駆けつける緊急事態。甲子園には怒号が飛び交う。藤川監督もベンチを飛び出し、不満そうな表情を浮かべた。自力で立ってダッグアウトに下がったが、直後に代走・小野寺暖外野手(28)がコールされ、今季初めて交代し、病院へ直行。兵庫県内の病院で受診した結果「左手首の骨折」と診断された。今後はファーム施設でリハビリに努めるが、長期離脱となる可能性が高い。藤川監督は「あまり当たりどころがいいとは言えないですし、デッドボールを当てられるケースが相対的に見てちょっと多いね。野球を守らなければいけないので、こちらもグッと我慢をしていますけど、多いね」と、試合後は現状を報告するとともに不満も口にした。25日も森下翔太外野手(25)が左手首付近に死球を受けていたこともあり、「当てられたという表現はしません。真剣にやっているところで死球が当たってしまったという表現にはなるので。ケアすることはできないですけど」とぶつけようのない思いが頭の中を交錯する。虎のリードオフマンは今季全24試合に「1番・中堅」でスタメン出場し、打率・250。この日も2安打のうち1本を放ち、5試合連続安打をマーク。チームは4年連続6度の盗塁王のシーズン序盤での離脱で貴重な戦力を欠く戦いを強いられる。(渡辺洋次)

◆阪神は26日、広島戦(甲子園)で死球を受け途中交代していた近本光司外野手(31)が、兵庫県内の病院で受診し「左手首の骨折」と診断されたと発表した。このオフには国内フリーエージェント(FA)権を行使せずに球団史上最大規模となる5年総額25億円の契約を結んだ〝虎の顔〟が衝撃的なアクシデントに見舞われ、チームには激震だ。今後はファーム施設に合流し復帰を目指すことになる。死球での骨折翌日に2安打を放った2004年の金本知憲のような例外もあり、患部の位置の違いなどでそれぞれ事情は異なるが、過去に死球で手首付近を骨折した選手の多くは復帰まで2カ月以上の時間を要している。

◆阪神の2024年ドラフト1位の下村海翔投手(24)が試合前練習にサプライズ合流。ブルペンで藤川球児監督(45)が見守る前で60球を投じた。「順調です。しっかりキャンプからやってきたことを出せている」下村は24年の4月に右肘の内側側副靱帯(じんたい)再建術(通称トミー・ジョン手術)を受けてリハビリを続けた。この日は2軍が遠征中で下村の投球日でもあったことから、藤川監督がチェックも兼ねて1軍に呼び寄せた。「今シーズン中にみなさん、(1軍登板を)見たいだろうしね。自分もデビューを見たいですから。そういう意味でゆっくりと呼吸を合わせる」と、〝金の卵〟のふ化を焦らず待つ姿勢の藤川監督。視察を終え、「リハビリとして球数を順調に消化してきている。。順調だと思います。ボールも良かった」と復活へ期待をにじませた。

◆阪神・西勇輝投手(35)が今季初めて1軍に合流した。遠投やメディシンボールトレーニングで汗を流し、「丁寧にやるだけかなと思います」と5月1~3日の巨人戦(甲子園)での登板が有力となっている。プロ18年目の今季は開幕2軍スタートも、ファーム・リーグ4試合に先発して2勝2敗、防御率2・84と結果を残していた。

◆阪神・中野拓夢内野手(29)が鉄壁の〝エリア7〟で大竹耕太郎投手(30)を援護した。六回1死に秋山が放った右前へ抜けるかと思われた一、二塁間への痛烈な当たりを、横っ飛びのダイビングキャッチ。スタンドはどよめきと拍手に包まれた。何度も好守でチームを救う達人はは「ある程度打者有利カウントで『引っ張ってくるかな』と頭にあったので反応できた。どんな形であれアウトを取るって意識をもって守っているので、なんとか粘れている」と頼もしく語った。

◆助っ人右腕が深い絆で結ばれた阪神・藤川球児監督(45)の監督通算100勝を好投で導いた。1点リードの九回、ラファエル・ドリス投手(38)が登板。先頭を遊撃・小幡竜平内野手(25)の失策で出塁させたが、その後はきっちり3人で抑えてリードを守り切り、「一つひとつ丁寧に投球しようと思っていた」と息をついた。25日に同点に追いつかれて救援失敗していた岩崎優投手(34)に代わって抑えを務め、今季3セーブ目をマーク。NPB通算100セーブまであと「1」とし、「どの場面でもいつもいける準備はしているし、どこのイニングで行ってもチームの助けになることだけしか考えていない」と責任感を口にした。カブスや阪神でともにプレーし、一昨年の四国IL入団の際に球団との橋渡しをしてくれた藤川監督の節目の勝利を締め、「僕にとっても彼にとってもいい思い出になった」とうなずいた。(上阪正人)

◆「6番・左翼」で出場した阪神・福島圭音外野手(24)は二回に二盗を決め、甲子園で初盗塁をマークした。22日の横浜戦(DeNA)でのプロ初盗塁に続き今季2度目。人工芝に比べて足元が軟らかい内野が土のグラウンドでも「特に意識はしていないですね。走っていければいいかなと思います」と、昨季ウエスタン・リーグで盗塁王を獲得した快足を今後もアピールしていく。

◆4試合連続スタメンマスクをかぶった阪神・坂本誠志郎捕手(32)が好リードで完封リレーをアシストした。先発の大竹耕太郎投手(30)は直球主体で攻め、7回無失点。「ゼロに抑えているのでよかった」とうなずいた。打席では無安打も守りで藤川球児監督(45)の監督通算100勝に貢献し「よかったです」と胸をなでおろした。

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(1↑)
阪神
1581 0.652
(↑0.016)
-
(↓1)
119103
(+1)
80
(-)
17
(+1)
20
(+1)
0.259
(↓0.006)
3.150
(↑0.14)
2
(1↓)
ヤクルト
1690 0.640
(↓0.027)
0
(-)
11881
(-)
72
(+3)
14
(-)
18
(+2)
0.244
(↓0.003)
2.620
(↓0.03)
3
(-)
巨人
14100 0.583
(↑0.018)
1.5
(↑1)
11981
(+4)
68
(+1)
21
(-)
15
(+1)
0.229
(↑0.003)
2.570
(↑0.11)
4
(-)
DeNA
11120 0.478
(↓0.022)
4
(-)
12088
(+1)
88
(+4)
11
(-)
13
(-)
0.256
(↓0.006)
3.210
(↑0.05)
5
(-)
広島
7141 0.333
(↓0.017)
7
(-)
12150
(-)
72
(+1)
9
(-)
16
(+1)
0.202
(↓0.002)
3.100
(↑0.08)
6
(-)
中日
7170 0.292
(↑0.031)
8.5
(↑1)
11975
(+3)
98
(-)
14
(-)
14
(+1)
0.252
(↑0.002)
3.800
(↑0.17)