DeNA(☆16対9★)阪神 =リーグ戦4回戦(2026.04.21)・横浜スタジアム=
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阪神
11102013091420
DeNA
00204046X161401
勝利投手:レイノルズ(1勝0敗0S)
敗戦投手:モレッタ(2勝1敗0S)

本塁打
【DeNA】牧 秀悟(2号・3回裏2ラン)

  DAZN
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◆DeNAが乱打戦を制した。DeNAは6-6で迎えた7回裏、勝又と牧の適時打などで4点を勝ち越す。その後1点差に迫られるも、8回には勝又と代打・京田の適時打などで6点を挙げ、相手を突き放した。投げては、4番手・レイノルズが来日初勝利。敗れた阪神は、投手陣が振るわなかった。

◆DeNA相川亮二監督(49)が練習前、20日に出場選手登録を抹消されたジョン・デュプランティエ投手(31)について「上半身のコンディション不良で抹消です」と説明した。「これからいろいろ検査もしますし、チェックしながらになると思う」とし、復帰のメドについては「今現状では、正直分からない」と話した。デュプランティエはインフルエンザのため7日に感染症特例で出場選手登録を抹消され、10日から1軍練習に合流。16日のヤクルト戦(神宮)に登板し、4回6安打2失点(自責1)で敗戦投手となっていた。

◆DeNAが阪神との3連戦の初戦に臨む。先発マウンドには深沢鳳介投手(22)が上がる。今季19試合目で初めて1番打者を変更。三森大貴内野手(27)が「1番中堅」、牧秀悟内野手(27)が「2番二塁」で出場する。

◆両チームのスタメンが発表され、阪神福島圭音外野手(24)が「7番左翼」で10試合ぶりに先発出場する。4月7日ヤクルト戦(甲子園)以来。ここ最近は代打での出場が続いていたが、前回19日中日戦(甲子園)では、代打で5回から出場し3打数2安打の成績を残していた。先発マウンドに上がるのは才木浩人投手(27)。開幕から負けなしの3勝目を目指す。また勝てば、藤川球児監督(45)のセ・リーグ最速164試合目での通算100勝達成となる。

◆阪神3連戦を「BLUE☆LIGHT SERIES 2026」として開催。初日は龍玄とし(Toshl)がスペシャルゲストで登場した。リリーフカーに乗って、背番号「104(とし)」のユニホーム姿で颯爽と登場。試合前のミニライブではDeNAの応援歌「勇者の遺伝子」を歌唱した。セレモニアルピッチではDeNA蝦名達夫外野手(28)が打席に立ち、捕手を務めた松尾汐恩捕手(21)に向かって、力強い1球を投じた。ワンバウンド投球にはなったが、球場は温かい拍手に包まれた。試合後には「BLUE☆LIGHT LIVE』として、ライブパフォーマンスを実施する予定。

◆阪神が試合開始からわずか5分で先制した。初回、先頭の近本光司外野手(31)がDeNA先発深沢鳳介投手(22)の4球目、内角直球を右翼線へ二塁打。2番中野拓夢内野手(29)も右前打で続き、無死一、三塁の好機をつくった。3番森下翔太外野手(25)の三ゴロ併殺間に1点を先制した。

◆阪神福島圭音外野手(24)が、自慢の快速で1点をもぎとった。1点リードで迎えた2回。2死から福島はDeNA深沢の141キロ直球に詰まりながらも左前打をマーク。続く坂本誠志郎捕手(32)は左翼への単打だったが、スタートを切っていた福島は二塁を回り、一気に三塁も蹴って、ヘッドスライディングでホームイン。大きな1点をもたらした。この日は7日ヤクルト戦(甲子園)以来、10試合ぶりの先発出場。第1打席から早速結果を残した。

◆DeNA牧秀悟内野手(28)がこの日、28歳の誕生日を迎えた。「2番二塁」でスタメン出場。初回1死から第1打席のバッターボックスに入った際に、右翼席からバースデーソングが演奏された。これに対して、阪神才木浩人投手(27)は演奏が終わるまで、プレートを外すなどして時間を稼ぐ"神対応"を見せた。演奏終了後には、ハマスタに詰めかけた両軍のファンから、温かい拍手が送られた。牧はこれまで22年と24年にバースデー弾を放っており、この日も1発が期待される。

◆速すぎるにもほどがある福島圭音が一塁から爆速ホームインタイムリーヒットを放ったのは坂本誠志郎??DeNA×阪神 #阪神タイガース #だったらDAZN pic.twitter.com/gBYlgrDWgD

◆阪神福島圭音外野手(24)が、ハッスルプレーを見せた。3-0で迎えた3回の守備。先頭のDeNA三森が才木の9球目、152キロ直球をはじき返した打球が、左翼ファウルゾーンへ飛んだ。フェンスギリギリの打球に、福島は臆せずキャッチを試みフェンスにぶつかった。ボールはグラブに触れたが、惜しくも捕球とはならず、はね返った福島もグラウンドに座り込んだ。心配した藤川監督やコーチ陣がベンチを飛び出したが、すぐに立ち上がり、問題ない様子でプレーを続行した。この日は10試合ぶりのスタメン出場。1点リードで迎えた2回には左前打をマークし、続く坂本誠志郎捕手(32)は左前打で一気にホームイン。攻守で気迫のこもったプレーを見せた。

◆DeNA牧秀悟内野手(28)がバースデーアーチをかけた。この日が28歳の誕生日。3点ビハインドの3回無死一塁、阪神才木の151キロ直球を捉え、DeNAファンが待つ右中間席へと運んだ。「三森が粘って出塁して作ってくれたチャンスだったので、その気持ちを絶対に無駄にしないよう、しっかりと自分のスイングをすることだけを心がけました。この一本をきっかけに、チームがさらに勢いづいていければと思います」とコメント。牧はこれまで22年と24年にバースデー弾を放っており、3度目のバースデー弾となった。22年と24年、いずれもチームは白星を挙げている。

◆阪神才木浩人投手(27)には珍しい乱調だった。3-0の3回に牧秀悟内野手(28)に2ランを浴びて1点差。2点追加した直後の5回には5安打を集中され、一挙4失点で5-6と逆転された。7日のヤクルト戦(甲子園)でリーグ記録に並ぶ16三振を奪うなど今季も快調にスタートしたが、この日のマウンドでは不安定な姿を見せた。

◆阪神才木浩人投手(27)が5回6失点で降板した。自責点6はキャリアワースト。快調な立ち上がりとみられたが3回に牧秀悟内野手(28)に2ランを許し、3点リードの5回に集中打で4失点して逆転された。才木は昨季、防御率のタイトルを獲得した。23年7月27日の巨人戦(甲子園)で7失点の記録が残るが、そのときの自責点は3。過去最多の自責は5点だった。

◆DeNA先発の深沢鳳介投手(22)は4回途中8安打5失点で降板した。今季2登板目でプロ初白星はつかめなかった。初回先頭の阪神近本に右翼への二塁打、2番中野に右前打を許し、無死一、三塁。3番森下の三ゴロ併殺の間に1点を先制された。2回に坂本の適時打、3回に大山の適時二塁打でそれぞれ1失点。5回1死から四球、安打で一、二塁のピンチを招いたところでマウンドを降りた。打線は3点を追う5回、1死三塁から佐野恵太外野手(31)の二塁への内野安打で1点を返すと、2死一、二塁から山本祐大捕手(27)のフェンス直撃の2点適時二塁打で同点。なおも2死二塁、勝又温史外野手(25)の中前への適時打で逆転に成功した。

◆阪神佐藤輝明内野手(27)が再び打率4割に達した。3打数2安打で迎えた8回1死満塁の第4打席で右翼線に2点適時二塁打。1点差に迫る一打で試合前の打率3割8分4厘から4割3厘にまで上昇させた。また、この日は3本の二塁打で今季12本目。シーズン143試合では約82本ペースという驚異的な量産ペースだ。

◆DeNAが阪神との打ち合いを制した。今季初の2桁得点を挙げ、4連勝。借金を1に減らした。打線が今季最多の14安打打16得点と爆発した。阪神先発の才木に2回まで無安打も、3回1死一塁から牧秀悟内野手(22)が2号2ラン。「まさか入るとは思わなかったですけど、追い上げるホームランを打てて良かったです」。この日、28歳の誕生日を迎えた背番号「2」が反撃の号砲を鳴らした。6-6の7回、2四球と安打で無死満塁の好機をつくると、山本が四球を選んで勝ち越し。なおも無死満塁から勝又が中前への2点適時打を放つと、牧の適時内野安打でさらに1点を追加。リードを4点に広げた。8回に3点を失い、1点差まで詰め寄られたが、その裏に打者一巡の猛攻で、一挙6得点。昨季セ・リーグ王者を突き放した。「どの球場よりもハマスタの歓声で野球をやるのが一番大好きなので、いい1週間にできるように頑張ります」と勝又。本拠地6連戦の初戦、ファンも含めまさに総力戦で勝ちきった。

◆阪神藤川球児監督(45)の通算100勝はお預けとなった。DeNAに逆転負け。節目の勝利とはならなかった。これが164試合目だった。2リーグ制後、これまでのセ・リーグ最速100勝到達は巨人原辰徳監督で、167試合目で到達した。藤川監督はあと2試合のうちに1勝すれば、最速記録を更新する。

◆阪神が逆転負けを喫し、連勝は「3」でストップ。藤川球児監督(45)の通算100勝目は次戦以降にお預けとなった。投手陣が16失点の大乱調だった。阪神の16失点以上は19年7月28日の巨人戦(東京ドーム)の16失点以来、7年ぶりの屈辱。DeNA戦に限ると04年4月7日(横浜)の17失点以来、22年ぶりとなった。藤川球児監督(45)の就任後は初めて。先制は阪神だった。初回、先頭の近本光司外野手(31)がDeNA先発深沢から右翼線二塁打を放つと、2番中野拓夢内野手(29)も右前打で続き、無死一、三塁。3番森下翔太外野手(25)の三ゴロ併殺の間に近本がホームインし、試合開始から5分で先制に成功した。2回2死では福島圭音外野手(24)が、詰まりながらも左前打。続く坂本誠志郎捕手(32)の左中間への安打で一気にホームインし、2点目をもぎとった。3回にも1点、5回には押し出し四球2つで2点。試合を優勢に進めていたが、5-2の5回に一挙4失点。先発の才木浩人投手(27)は5回7安打4四死球、6失点で降板。自責点も6で自己ワーストとなってしまった。追う展開になった阪神だが7回に再び同点。1死から佐藤輝明内野手(27)と大山悠輔内野手(31)に連打が飛び出し、一、三塁で木浪聖也内野手(31)の併殺崩れの間に6点目。流れを引き戻したが、3番手のダウリ・モレッタ投手(30)が誤算だった。6-6の7回、四球と安打で無死満塁のピンチを招き、DeNA山本に勝ち越しの押し出し四球を献上。なお無死満塁で4番手の木下里都投手(25)も止められず、この回も4点を失った。打線は8回表に再び追い上げたが、直後に6失点。複数失点イニングが4度もあった。今季先制した試合は10試合目で初黒星となった。

◆阪神投手陣が16失点の大乱調。阪神の16失点以上は19年7月28日の巨人戦(東京ドーム)の16失点以来、7年ぶりの屈辱。DeNA戦に限ると04年4月7日(横浜)の17失点以来、22年ぶりとなった。藤川球児監督(45)の就任後は初めて。先発の才木浩人投手(27)が5回6失点で降板。中継ぎ陣もダウリ・モレッタ投手(30)、湯浅京己投手(26)、岩貞祐太投手(34)が失点するなどDeNA打線を止めることができなかった。

◆阪神福島圭音外野手(24)がプロ初打点を含む、攻守で気を吐いた。「7番左翼」で8日ヤクルト戦(甲子園)以来、10試合ぶりのスタメン出場。まずは1-0の2回2死。DeNA深沢の4球目、内角直球をつまりながらも左前にはじき返した。続く坂本の4球目、左中間への当たりにスタートを切っていた福島は迷わず三塁をまわった。ヘッドスライディングで本塁へ生還。「2死だったので抜けたら1本で帰ってくる意識でいました。それができてよかったです」。持ち前の快足を飛ばし、一塁から単打で一気に生還する好プレーを見せた。5回2死満塁では、2番手の橋本にフルカウントから「打席の中で落ち着いて選べた」。冷静に押し出し四球を選び、5点目。プロ初打点を挙げた。さらに、左翼守備でも沸かせた。3回裏、1番三森の9球目、ファウルゾーンへの打球を追いかけ、グラブに触れた。惜しくも捕球はならず、フェンスに激突。藤川監督ら首脳陣も心配そうにベンチから飛び出したが、無事をアピールし、出場を続けた。走攻守で気迫あふれたガッツマン。3月30日に支配下登録を勝ち取った若虎が、打線を勢いづけた。【村松万里子】

◆阪神嶋村麟士朗捕手(22)がプロ初安打を放った。6-10の8回に代打で登場。「もう来た球を打つぐらいの意識でした」。DeNA伊勢大夢投手(28)の5球目、外角低めフォークを泳がされながらも、右前へ運んだ。3月11日に支配下登録され、自身2打席目で初のHランプ。記念球を手に「面倒をずっと見てくれた親にあげようかな」と感謝した。捕手では8回裏に6失点。「難しいところがありますけど、もう1回振り返って次、そういう場面が来た時にゼロで抑えれるように。もっと下準備をしっかりやりたい」と唇をかんだ。阪神中野(全て得点に絡む3安打1四球)「どんな試合でも結果を出すのは大事。自分がしっかりとした打席が送れている結果。みんなが集中力を持っていい攻撃ができたと思う」

◆阪神嶋村麟士朗捕手(22)がプロ初安打を放つも、守備ではほろ苦い試合となった。1点を追う8回先頭で代打で出場。DeNA伊勢のフォークに泳ぎながらも右前打を放ち、この回3得点の口火を切った。しかし、その裏からマスクをかぶるも湯浅、岩貞が計6失点。大量リードを許す悔しい形となった。

◆阪神が16失点の大敗を喫した。投手陣が総崩れ状態だったが、6投手の中で工藤泰成投手(24)だけが安打を許さなかった。先発の才木浩人(27)のあとを継いで6回に登板。牧秀悟内野手(28)から空振り三振を奪うなど3者凡退で抑えた。最速161キロを誇る剛球投手だが、この日は変化球主体。脱皮の様相も見せる2年目右腕は「1本の安打で球場全体の雰囲気が変わると思ったので3人で切れて良かったです。一人一人、丁寧に抑えていった結果だと思うので、これで満足せずにやっていきたいです」と振り返った。

◆阪神は投手陣が16失点の大乱調で敗れた。阪神の16失点以上は19年7月28日の巨人戦(東京ドーム)の16失点以来、7年ぶり。DeNA戦に限ると04年4月7日(横浜)の17失点以来、22年ぶりとなった。9四球、2死球も失点に響き、藤川球児監督(45)は「どっちもですね。どちらのチームも。今日はそういうゲームだったと。切り替えるしかないですね。今日のゲームは」と語った。連勝は「3」でストップ。藤川監督の通算100勝目は次戦以降にお預けとなった。指揮官は「こういう展開のゲームもあるということで、みんな全体的に切り替えていくと。こういうゲームが非常に多いのが今シーズンの特徴でもあるので、そういうところを。まだ4月ですから、そういうところを想定しながらやっていっているのは1つありますけど、今日は向こうに分があったということですね」と語った。

◆阪神が逆転負けを喫し、連勝は「3」でストップ。藤川球児監督(45)の通算100勝目は次戦以降にお預けとなった。投手陣が16失点の大乱調だった。阪神の16失点以上は19年7月28日の巨人戦(東京ドーム)の16失点以来、7年ぶりの屈辱。DeNA戦に限ると04年4月7日(横浜)の17失点以来、22年ぶりとなった。藤川球児監督(45)の就任後は初めて。阪神藤川監督の一問一答-点を取った後に取られる苦しい展開今日はもうそういう展開なんでしょうね。-才木は序盤は悪くなかった。まあ、ゲーム展開でしょうね。こういうゲーム展開で、5回に追い越されたのかな。その後追い越されずに同点までだったらね。なかなかそうなると。もう1歩越えているとチャンスはまだ広がるんですけどなかなか難しいゲームでしたね。-四球は大量失点につながりやすいどっちもですね。どちらのチームも。そういうきょうはゲームだったと。切り替えるしかないですね。きょうのゲームは。-クロスゲームの展開でどこかで中継ぎに断ち切ってほしかった。こういう展開のゲームもあるということで、みんな全体的に切り替えていくと。こういうゲームが非常に多いのが今シーズンの特徴でもあるので、そういうところを、まだ4月ですから、そういうところを想定しながらやっていっているのは1つありますけど、今日は向こうに分があったということですね。

◆阪神は投手陣が総崩れ状態だったが、6投手の中で工藤泰成投手(24)だけが安打を許さなかった。6回に登板して牧から空振り三振を奪うなど3者凡退。変化球主体で脱皮の様相も見せる2年目は「1本の安打で球場全体の雰囲気が変わると思ったので3人で切れて良かったです。一人一人、丁寧に抑えていった結果だと思うので、これに満足せずにやっていきたい」と振り返った。

◆阪神阪神嶋村麟士朗捕手(22)がプロ初安打を放つも守備ではほろ苦い経験となった。1点を追う8回先頭で代打で出場。DeNA伊勢から右前打を放ち、この回3得点の口火に。しかし、その裏からプロ初マスクをかぶるも湯浅、岩貞が計6失点。「もう1回振り返って次、そういう場面が来た時に0で抑えられるようにしたい」。藤川監督は「みんな1歩目はありますけど、タフな今日のゲーム展開でしたから。またクリーンな状態で。それは木下も、岩貞も含めてね。切り替える」と話した。

◆阪神藤川球児監督(45)のセ・リーグ最速通算100勝はお預けとなった。先発才木がリードを守れず「チームの心臓」と誇る中継ぎ陣も流れを断ち切れなかった。「こういう展開のゲームもあるということで、みんな全体的に切り替えていく。今日は向こうに分があったということですね」ときっぱり。次戦で勝てば、巨人原前監督の167試合を更新する、165試合目での100勝達成となる。

◆阪神との3連戦を「BULE☆LIGHT SERIES 2026」として開催。第1戦のスペシャルゲストとして龍玄とし(Toshl)が登場し、試合前のミニライブとセレモニアルピッチを行った。試合後には「BULE☆LIGHT LIVE(ブルーライトライブ)」が予定されており、午後9時40分までに試合終了すればライブ決行だった。他球場より15分早い、午後5時45分の試合開始でライブへの準備も万全のはずだったが、4時間21分の大熱戦となりライブは中止に。だが、龍玄とし(Toshl)は試合後、サプライズで登場。28歳の誕生日にバースデー弾を放ち、お立ち台に上がったDeNA牧秀悟内野手(27)にバースデーソングを贈った。24年の同イベントでも、試合終了時間がライブ開催のリミットを過ぎたため、3試合連続で中止に。米米CLUBのカールスモーキー石井こと、石井竜也のライブと、LINDBERGのライブが幻に終わっていた。

◆3連勝中の阪神は才木浩人投手(27)が先発する。福島圭音外野手(24)が「8番・左翼」で10試合ぶりの先発出場。藤川球児監督(45)のセ・リーグ最速記録となる164試合目での通算100勝達成なるか。

◆開幕19試合目で打線をテコ入れした。DeNAのスタメンが発表され、開幕18戦で全て1番で先発していた牧秀悟内野手(28)が、今季初めて「2番・二塁」で先発。代わりに三森が「1番・中堅」で先発する。深沢がプロ初勝利を目指して先発する。

◆22日の5回戦に先発する阪神・茨木秀俊投手(21)は、キャッチボールなどで調整した。高卒4年目の右腕は、9日のヤクルト戦(甲子園)で5回無失点の好投を披露し、プロ初先発初勝利をマーク。中12日で2度目となるマウンドへ、「前回は先頭(打者)を出す場面が多かったので、先頭をしっかりと抑えれるように意識したい。(前回は)投げていくうちにしっかり自分の世界というか、しっかり集中して入れたので、あしたも集中力持って自分の投球したいです」と力を込めた。連勝をかけ、人生初となる横浜スタジアムのマウンドに上がる。

◆阪神は一回、〝チカナカコンビ〟のバットで幸先よく先制点を奪った。初対戦となった深沢から、まずは1番の近本光司外野手(31)が右翼線を破る二塁打でチャンスメーク。2番の中野拓夢内野手(29)もバントで送ることなくヒッティングに出ると、一、二塁間を破る右前打で無死一、三塁と好機を広げた。続く森下は三ゴロ併殺に倒れるも、この間に近本が先制のホームイン。藤川球児監督(45)の通算100勝達成に向け、先手を奪ってスタートを切った。

◆阪神は二回、2死走者なしから福島圭音外野手(24)、坂本誠志郎捕手(32)の連打で追加点を奪った。一回に1点を先制し、1-0の二回。2死走者なしから、10試合ぶりにスタメンで起用された福島が左前打で出塁する。続く坂本への4球目に、福島がスタート。坂本は左中間へはじき返す安打とすると、福島は二塁を蹴って三塁へ。さらに左翼手が滑り込みながらボールを処理した間に一気に三塁も蹴り、ヘッドスライディングで生還した。100勝に王手をかけた藤川球児監督(45)の策が的中した追加点となった。

◆DeMA・竹田が22日の阪神戦(横浜)に先発する。前回登板の14日、ヤクルト戦(松山)では2点リードの五回に下位打線に4連打を浴びるなど、粘り切れずに敗戦投手となった。反省を生かし、「いろんな反省点はあると思う。(前回は)早くアウト取りたいとか、欲が出た。落ち着いて1球1球大切にやっていきたい」と気合を入れた。23日の同戦には、D2位・島田(東洋大)がプロ初先発する予定となっている。

◆阪神が三回、佐藤輝明内野手(27)の適時二塁打で追加点を奪った。2-0の三回、1死から中野がこの日2本目の安打を放つと、2死一塁から主砲が仕事を果たした。カウント3-1から低めの変化球をとらえると、打球はライナーで右中間を破った。一塁走者の中野は一気に本塁に突入。ボールはホームまでかえってきたが、中野が頭から滑り込み、顔面にタッチをされながらも間一髪で生還した。DeNAベンチはリプレー検証を要求するも、判定は覆らず。佐藤のリーグトップの20打点に到達する一打で、3イニング連続で得点を奪ってリードを広げた。

◆阪神の先発、才木浩人投手(27)が、28歳の誕生日を迎えたDeNA・牧秀悟内野手に2ランを浴びた。3-0の三回、1死から三森に粘られ、10球目で四球を許す。そして続く牧を追い込みながらも、151キロの直球を逆方向の右翼スタンドに運ばれた。1球でスコアは3-2と1点差になり、才木は悔しそうな表情を浮かべた。

◆阪神が三回、佐藤輝明内野手(27)の適時二塁打で追加点を奪った。2-0の三回、1死から中野がこの日2本目の安打を放つと、2死一塁から主砲が仕事を果たした。カウント3-1から低めの変化球をとらえると、打球はライナーで右中間を破った。一塁走者の中野は一気に本塁にした。佐藤はリーグトップの20打点。「打ったのはフォークかな。追加点を取りたいと思っていましたし、ランナー一塁の場面でしっかり長打を打って、ランナーを返すことができてよかったです」とコメントした。

◆DeNA・牧秀悟内野手が今季初めて「2番・二塁」で出場し、3点を追う三回に2号2ランを放った。1番の三森が1死からファウルで粘った末の10球目に四球を選んだ後の打席で、外角高めに来た才木の直球を逆らわずに右翼席へ運んだ。この日が28歳の誕生日。「三森が粘って出塁してつくってくれたチャンスだったので、その気持ちを絶対に無駄にしないよう、しっかりと自分のスイングをすることだけを心掛けました」と振り返った。バースデーアーチは2024年以来2年ぶり3度目となった。

◆開幕19戦目で打線のテコ入れを行った。開幕から18試合、1番で先発していたDeNA・牧が、今季初めて「2番・二塁」で先発。代わりのリードオフマンに三森を据える新オーダーを組み、昨季セ・リーグ覇者の阪神に立ち向かった。主将の筒香が19日に上半身のコンディション不良で出場選手登録を抹消。試合前には相川監督が「(オーダーは)いろいろ考える時期。もうちょっとそのままで行きたいなと思っていたりもしたが、筒香選手もこういう状態なので」と語っていた中、勝負手を打った打線が阪神・才木に襲い掛かった。3点を追う三回、1死から三森が、10球粘って四球で出塁。続く牧が4球目の直球を右中間席最前列へ運ぶ、反撃の2号2ラン。この日、28歳の誕生日を迎えた背番号2のメモリアルな一打で1点差とした。開幕18戦を終え、切り込み隊長を担った牧が11個の四球を選んで出塁。チーム全体でもリーグ2位の60個を選ぶなど、「1番・牧」から始まる打線は、相手投手陣に圧力をかけていた。靍岡ベンチコーチは「四球の数が飛躍的に伸びている」としつつ、「現状の選手でラインアップを組んだとき、どうしたら点が入りやすいかを考えながらになる」と柔軟な考えを示していた。〝新打線〟で主砲不在の危機を乗り越える。(児嶋基)

◆阪神の先発・才木浩人投手(27)が五回に一挙4点を失い、逆転された。5-2とリードを広げた直後だった。先頭の三森に安打を許すと、盗塁と内野ゴロで1死三塁となり、佐野に適時内野安打を浴びて1点を失う。さらに2死から度会に右前打でつながれると、山本には左翼フェンス直撃の二塁打とされて2者が生還して同点。勝又にも中前適時打を浴び、一挙5安打4失点で5-6と逆転を許した。6失点は今季ワーストで、自責点6はキャリアワースト。初めて追いかける展開を強いられ、ゲームは後半戦に入った。

◆阪神が逆転を許した直後、すぐさま同点に追いついた。5-6と逆転を許した七回、DeNAの勝ちパターンのレイノルズを攻めた。1死から佐藤が左中間への二塁打で出塁すると、大山も右前打で続いて1死一、三塁とチャンスを作る。ここで木浪がしっかり二塁右へのゴロを転がし、スコアは6-6に。中軸の集中打で試合を振り出しに戻した。

◆阪神のダウリ・モレッタ投手(30)が勝ち越しを許した。6-6と同点に追いついた七回のマウンドだった。佐野、宮崎に連続四球を許すと、度会には右前打を浴びて無死満塁となり、山本にも四球で押し出しとなった。両リーグトップの11試合目の登板となった右腕だが、1安打3四球で1アウトも奪えずに降板。後を受けた木下は勝又と牧に適時打を浴びて一挙4失点。6-10と点差は広がり、今季21試合目にして初の2桁失点となってしまった。

◆阪神の嶋村麟士朗捕手(22)が八回、待望のプロ初安打を放った。4点差に突き放された直後の八回、先頭で代打で出場。DeNAの伊勢に追い込まれながらも、変化球を右前に運んだ。プロ2打席目での初安打となった。嶋村は2025年育成D2位で四国IL高知から入団した。1年目はファームで過ごし、2年目となる今季は春季キャンプから1軍に帯同。オープン戦でも打率・353とアピールを続け、開幕直前に支配下契約を勝ち取った。独立リーグから育成でプロの世界にはい上がってきた苦労人が、鮮やかにHランプをともして見せた。嶋村の安打からチームは息を吹き返し、森下、佐藤の適時打で3得点。9-10と1点差に追い上げた。

◆今季先制した試合は9戦9勝の阪神は一回無死一、三塁で森下翔太外野手(25)の併殺の間に先制したが、先発・ 才木浩人投手 (27) が5回6失点と誤算だった。自責6は自己ワースト。その後6-6と追いついた七回に登板したダウリ・モレッタ投手(30)が1死も取れずに4失点降板。八回には3点を取り返し、9-10まで迫ったが、その回の守備で6点を失い、敗戦となった。

◆DeNAが今季初の2桁得点となる16得点。今季両リーグ最多得点で、西武が19日の日本ハム戦(エスコン)でマークした15点を上回った。DeNAが1試合16得点以上を挙げたのは、2023年8月25日の中日戦(○18-2、バンテリンドーム)以来3年ぶり。本拠地・横浜スタジアムでは13年7月10日の広島戦(○17-8)以来13年ぶり。

◆21日が28歳の誕生日だったDeNA・牧が今季2号本塁打。誕生日に本塁打を放ったのは、2022、24年(各1本)に次いで2年ぶり通算3度目で、3度全てチームは勝利。DeNA(前身を含む)の選手が誕生日に放った本塁打数で牧の3本は、伊藤勲(1969年=2本)、シピン(74、76年=各1本)、福嶋久晃(77、79年=各1本)の2本を上回る最多。12球団の現役選手では西武・中村剛也(15、18、19年=各1本)と並ぶ最多本数。

◆DeNAがともに今季最多の14安打16得点で4連勝。同点の七回に勝又の2点打などで4点を勝ち越し、1点差に迫られた八回も勝又の適時打などで突き放した。阪神は5回6失点の才木を筆頭に投手陣が乱れ、連勝が3で止まった。

◆阪神の先制試合の連勝が「9」で止まり、今季初の2桁失点を喫した。同点直後の七回に登板したダウリ・モレッタ投手(30)が2四球と安打で無死満塁を招き、押し出し四球を与えて降板。さらに木下里都投手(25)も3点を失った。打線は八回に森下翔太外野手(25)、佐藤輝明内野手(27)の連続適時打で1点差としたが、前川右京外野手(22)が1死満塁で遊ゴロ併殺に倒れた。また嶋村麟士朗捕手(22)が代打で右前にプロ初安打を放ち、3得点の起点となった。湯浅京己投手(26)が登板した八回は先頭打者からの連続四球などで6点を奪われた。16失点は矢野燿大監督就任1年目の2019年7月28日巨人戦(東京D=●4-16)以来。首位ヤクルトも広島に敗れたため、0・5差のまま。

◆近鉄、西武で主砲として465本塁打&2452安打をマークし、西武コーチ時代には清原和博氏らを育てたサンケイスポーツ専属評論家・土井正博氏(82)は3安打3打点で打率を再び打率を4割(・403)に乗せた阪神・佐藤輝明内野手(27)に言及した。今の佐藤は相手投手からすれば手が付けられない状態だ。何度も指摘してきたが、ボール球を振らない。必然的に常に打者有利のカウントになる。打席で余裕を持って相対することができる。ストライクゾーンの球を確実に捉えている。そして、ここからが佐藤の本当のすごさだが、低い打球が群を抜いて速い。今の球界で佐藤に匹敵する打球速度の打者はいないのではないか。私が見てきた中でも門田博光(南海など)に匹敵する、球史に残る打球速度だ。だから野手は追いつけると思った打球が抜けていく。この日3本のツーベースを記録したが、二塁打が多いのは、打球速度のおかげ。本塁打の速度はそれほど速くなくてもいいが、ライナー、ゴロの速度はヒットの数を一気に増やす効果がある。打率もアップするし、間を抜ければ打点も増える。一つだけ苦言を。七回2死満塁からの牧の打球。グラブに当ててはじいた(内野安打)。もし10点目を防いでいたら、八回の3得点で追いついて、展開はまた変わっていた。グラブに当てたのなら、何が何でも捕ってほしい。守備でも一流であってもらいたい。

◆阪神の先制試合の連勝が「9」で止まり、今季初の2桁失点を喫した。同点直後の七回に登板したダウリ・モレッタ投手(30)が2四球と安打で無死満塁を招き、押し出し四球を与えて降板。さらに木下里都投手(25)も3点を失った。打線は八回に森下翔太外野手(25)、佐藤輝明内野手(27)の連続適時打で1点差としたが、前川右京外野手(22)が1死満塁で遊ゴロ併殺に倒れた。また嶋村麟士朗捕手(22)が代打で右前にプロ初安打を放ち、3得点の起点となった。湯浅京己投手(26)が登板した八回は先頭打者からの連続四球などで6点を奪われた。16失点は矢野燿大監督就任1年目の2019年7月28日巨人戦(東京D=●4-16)以来。首位ヤクルトも広島に敗れたため、0・5差のまま。

◆バースデーアーチで劣勢ムードを吹き飛ばした。今季初めて2番に起用されたDeNA・牧秀悟内野手(28)が、3点を追う三回に右中間席へ反撃の2ラン。昨季最優秀防御率を獲得した阪神・才木を攻略する足掛かりとなり、「諦めていないという姿を、チーム全員で示せていた」と胸を張った。この日が28歳の誕生日。21年に入団して以降、誕生日では22年、24年に本塁打を放っていた。自宅を出る前に、愛妻からは「力むな」と言われたという背番号2。1死から三森が10球粘って四球で出塁した流れを生かし、才木の直球を捉えた。七回は満塁で三塁手のグラブをはじく適時打。八回には左翼線への二塁打を放つなど、3安打3打点と暴れた。19日に主将の筒香が上半身のコンディション不良で出場選手登録を外れた。得点源となっていた主砲の不在に、相川監督は「いろいろ考える時期なのかな」と打線のテコ入れを決意。今季初めて三森を1番に据え、牧を2番に置く新オーダーを選択。今季最多となる16得点を挙げるなど策がズバリと当たった。精神的支柱が不在の危機。相川監督は山本とともに牧をリーダーに指名し「チームを引っ張ってほしい」と声をかけた。牧は「(筒香が)いないからといって、負けが許されるわけではない」と奮起。19日の広島戦(マツダ)では二遊間に抜けそうな当たりに飛びついて好捕。体を張ったプレーに、先頭に立つ決意が表れた。チームは今季初の4連勝。次戦に勝てば今季初の勝率5割に届く。「声掛けや姿勢は先頭に立つ者の自覚を持ってやっていきたい」。ハマの強力打線を引っ張る牧が、熱く燃えている。(児嶋基)

◆横浜の夜景に溶け込む野球場で響いた快音。途中出場の阪神・嶋村麟士朗捕手(22)が技ありの一打でプロ初安打を記録した。大敗の中でも虎を照らした一筋の光。期待の若虎が勝負の世界で大きな一歩を踏み出した。「来た球を打つぐらいの意識、あの時はそれくらいしかなかったです。練習からやってきたことが出たかなと思います」4点を追う八回先頭で代打に立つと、通算300試合登板の実績を誇る5番手・伊勢と向かい合った。簡単に2球で追い込まれたが、磨かれた感性で対応。5球目の変化球を泳ぎながら捉えると打球は右前へ。プロ2打席目での初安打となり、そこから打線がつながって9-10まで迫った。直後の守備で初めて1軍でマスクを被り「1点差でしたけど、思いっきりやろうと思っていた」と意気込んだが、まさかの1イニング6失点。ほろ苦い捕手デビューに「もう一回振り返って、次そういう場面が来たときにゼロで抑えられるように」と力を込めた。雑草魂と多くの人に支えられて灯った「H」ランプだった。プロを目指して全てを野球に費やした四国IL高知時代。金銭的な余裕はなく、限られた給料の中で消耗品の商売道具をそろえるのは苦難の連続だった。少しでも出費を抑えるため、フリーマーケットアプリで一本1万5000円程度のバットを購入し試合で使用。判断材料は写真のみ。その中で一本一本、目をこらして選び抜いた。「長さと、手元に重心がありそうなものを選んでいました。でも、とにかく安いものを買っていましたね」もちろん自身に合わないバットが届くこともあったが、工夫を重ね、安打や豪快な一発を積み重ねた。昨年、夢だったプロの世界に飛び込んだが、育成ドラフト2位での入団。金銭的な苦労は続き、井上(現ロッテ)からは10本以上バットを譲り受けた。現在使用している相棒は、その井上のモデルを参考に作られた中野のバットだ。「(初安打のボールは)家族に。面倒をずっと見てくれた親にあげようかなと思います」多くの支えとともに苦難を乗り越え、生まれた一打。これから幾度も積み重ねていく。(萩原翔)

◆6-6の同点に追いついた七回にマウンドに上がった阪神のダウリ・モレッタ投手(30)=前パイレーツ=は2者連続四球、度会に右前打を浴びて満塁とされ、続く山本に勝ち越しとなる押し出しの四球を与え、1死も取れずに降板。これまで救援で2勝と好投を続けていた右腕は来日11試合目で初の黒星となり「きょうは何にも言うことない。また、明日(気持ちを)切り替えて頑張りたい」と必死に声を振り絞った。

◆自慢の投手陣が崩れていく。強力DeNA打線、ハマスタの圧に押されて制球が定まらない。打線の奮起と対照的に、虎投に残ったのは悪夢の数字。いつもの勝ち方は通用せず、不敗神話が終わった。まさかまさかの投壊に、阪神・藤川球児監督(45)は前を向くしかなかった。「切り替えるしかないですね。こういうゲームが非常に多いのが今シーズンの特徴でもある。まだ4月ですから、そういうところを想定しながらやっていっているのは一つありますけど、今日は向こうに分があった」一回先頭・近本の二塁打から好機を作り、併殺崩れの間に幸先よく先制。今季、開幕からここまで先制すれば9連勝。そこに、2024年から続く近本が一回先頭で長打を放てば9連勝という不敗神話までくっつく。二、三回と1得点を重ねて、主導権は完全に虎にあった。しかし、まずは先発の才木が崩れた。三回1死から三森に10球粘られ四球を与えると、続く牧に2号2ランを許して1点差。悪夢はここから。再び3点差として迎えた五回は4点を奪われあっさり逆転。自己ワースト自責6での降板に「投げた感覚的にもコントロールできる範囲以外のボールだなって感じだった。そこはしっかり修正したい」と唇をかみしめた。才木の後を受けた中継ぎ陣も踏ん張り切れない。再度試合を振り出しに戻した七回に登板したモレッタは被安打1、3四球と1死も奪えず降板。続いて登板した木下も四球が絡んでこの回4失点と勢いを止められなかった。この日は点を奪えば奪われる。八回は3点をもぎ取り、またもDeNAを追い詰めた。それでも湯浅が先頭から連続四球。代わった岩貞も打ち込まれ、なんと1イニング6失点。計6投手で11四死球を与え、藤川阪神ではワースト、7年ぶりの16失点と投壊した。「またクリーンな状態。それはもう木下も、岩貞も含めてね。切り替えるです。今日のゲームはとにかく切り替えることが非常に重要になります。打った選手はそれで乗っていけばいい」監督通算100勝目はおあずけ。セ・リーグ最速での到達の可能性もまだ十分残っている。指揮を執る165試合目へ。藤川阪神は切り替え、またグラウンドに立つ。(原田遼太郎)

◆阪神・中野拓夢内野手(29)は3月28日の巨人戦(東京ドーム)以来、2度目の猛打賞で連続試合安打を「12」とした。「どんな試合だろうと結果を出すのは大事。しっかりとした自分の打席が送れている結果だと思う」打線は4点ビハインドの八回に一時1点差まで詰め寄っただけに「簡単には負けないぞと、相手に対するプレッシャーも違うと思うし、チームの粘りはすごく大事になってくる」と前を向いた。

◆投手陣が崩壊の中、光ったのは阪神・工藤泰成投手(24)だ。5―6の六回から2番手で登板すると、牧から空振り三振を奪うなど三者凡退。「1試合1試合、一人一人、丁寧に抑えにいっている。満足せずに今後も抑えたいと思います」と振り返った。今季初登板となった19日の中日戦(甲子園)では2回無失点。好調をキープしている。

◆「7番・左翼」で10試合ぶりにスタメン出場した阪神・福島圭音外野手(24)がプロ初打点だ。五回、4-2とリードを広げ、なお2死満塁から押し出しの四球を選んだ。「落ちついて四球を選べた。そこはよかったのかなあと思います」二回は2死から左前打。続く坂本の左中間へ落ちる単打で一気に生還し「2アウトなので、抜けたら1本(のヒット)でかえるという意識があった」と持ち味を発揮した。

◆DeNAは21日、阪神4回戦(横浜)に16-9で打ち勝ち、4連勝を飾った。両チーム合わせて28安打が飛び交った乱打戦の主役を演じたのは、3打席連続適時打となる3安打4打点の固め打ちを見せたプロ8年目の勝又温史外野手(25)。2021年のオフに投手から野手に転向した苦労人が7番打者として勝負強さを発揮し、上位を組み替えた打線で輝きを放った。止まらない。止められない。強打のDeNA打線が火を噴き、ともに今季最多となる14安打16得点で阪神に打ち勝った。乱打戦で主役を演じたのは、どん底からはい上がった8年目の勝又だ。3打席連続適時打となる3安打4打点の大暴れに満面の笑みを浮かべた。「1軍で猛打賞なんて打てると思っていなかった。本当に夢みたいな気持ちです」まずは2―5で迎えた五回だ。同点に追いついてなお2死二塁で外角低めに来た才木の直球を軽打し、中前に運ぶ適時打。6―6に追いつかれた直後の七回は、1点を勝ち越してなお無死満塁で浮いた直球を逃さず、再び中前にはじき返して走者2人を迎え入れた。さらに10―9と1点差に詰め寄られた直後の八回は初球打ちで貴重な中前適時打を放ち、プロ初の猛打賞を記録。七回は打者10人で4点、八回は打者11人で6点を奪った猛攻を牽引(けんいん)した。

◆打たれた! でも打ちまくった!! 阪神は今季初の2桁失点でDeNAに9-16で敗戦。7年ぶり16失点の投壊で、連勝は3、開幕から続いていた先制試合の連勝も9で止まったが、佐藤輝明内野手(27)が3二塁打3打点と意地をみせた。打率は1週間ぶりに4割を超え「・403」に。月間二塁打数「9」でも球団記録に迫る。大敗もなんのその、虎の4番は止まらない。両軍合わせて28安打25得点の壮絶な打ち合いの中でも、虎の主砲の存在感は別格だった。投手陣がマシンガン打線の前に屈したが、佐藤が自慢のバットで応戦。7-10の八回1死満塁では、火を噴くような当たりで右翼線へ2点二塁打。この試合3本目の二塁打で1点差まで迫り、ハマっ子たちを震え上がらせた。「もうね、早く帰りましょう」その後、ひっくり返すことはできず。直後に6点を追加されて4時間21分の激戦の末に9-16で敗れては、チームバスへ向かう足取りが速くなるのは仕方がなかった。それでも、この夜描いた打球の軌道と、刻んだ数字は、好調さを雄弁に語った。まずは2-0の三回2死一塁で、初対戦となった22歳右腕の深沢から右中間を痛烈に破る適時二塁打。「しっかり長打を打ってランナーをかえすことができてよかった」。一走・中野が一気に生還。今季21試合目での20打点到達は、102打点で打点王を獲得した昨季の22試合よりも1試合早いペースだ。5-6の七回には、203センチの長身から150キロ台後半の剛球を繰り出す右腕、レイノルズ(前パドレス)を相手に左中間二塁打。その後の木浪の二ゴロ間に佐藤が一時同点のホームを踏んだ。そして、八回1死満塁で伊勢から3本目-。スタンドを青く染めたファンは、逆転グランドスラムでなくてよかったと青ざめるしかなかった。なおも1死満塁で代打・前川が遊ゴロ併殺打に倒れ逆転はならなかったが、荒れに荒れた試合の中、虎の4番は今季4度目の猛打賞。得点圏打率は驚異の「・529」となり、満塁打率は10割(2打数2安打、5打点)に。自身3度目の3二塁打で3打点と、手が付けられなかった。

◆タテジマ選手は今季初めて、ハマスタに乗り込んだ。キャップ・原田遼太郎以下、トラ番部隊も午後5時45分プレーボールなのに、10時を過ぎても終わらない、メチャクチャな乱打戦に巻き込まれ、締め切りに追われ、ヒーヒー言いながら原稿を書いていた。そんな主力部隊から遠く離れた四国・徳島にいたのがトラ番最年少・秋葉元だった。「小松島にいます。原田キャップから『横浜の試合は手伝わなくていい』と言われてます」1軍の本隊を無視してでも取材しなければいけない仕事とは? 阪神球団の野球振興活動「トライアル・ベースボール」の施設訪問が行われたからだ。「訪問する施設によって、野球の楽しさを伝えることもあれば、まず体を動かすことから伝えるケースもあるそうです。秋山(拓巳ベースボールアンバサダー)さんは慣れている感じでした」秋葉はこの活動、というより〝あるもの〟に興味津々だった。実は開幕以来「トライアル・ベースボール」のロゴ入りウエアを阪神園芸が身に付けて、グラウンド整備をしていたのを見逃していない。振興部の担当者も、フロント上層部も着こなしていた。「真っ白のTシャツがカッコいいんですよ」そういう部分からでも野球振興が広まれば、と思う。「四国は2度目です。友人と観光で来たときは、徳島は鳴門の渦潮を見て、徳島ラーメンを食べて、すぐに香川県に行きました。もちろん小松島は初めてです」報告を聞きながら、阪神の黒歴史を知る者として、「小松島」はどうしても触れたくなる遠い昔の出来事があった。

◆何が阪神投手王国やー!! 16失点もヒデ~けど、11四死球って茶がヘソを沸かすわー! ヘソが茶を沸かすが正しい?だから~、阪神先発はリーグを代表する右腕の才木でDeNAはプロ2試合目の深沢、どー考えても試合前から99%虎の勝ちやろ!! しかも、三回表まで3点先行して! それが終わってみれば、才木もモレッタも湯浅も岩貞もズタボロ投球での信じられない投壊黒星...。異常だから茶がヘソでいいのだ!!茶がヘソついでに、本日は野球界でご法度(ごはっと)の結果論で声を荒らげたるわー! 6対6に追いついた七回のマウンドは前の回から放ってる工藤のイニングまたぎで良かったやろー!! 六回を2三振の三者凡退、19日の中日戦も2回を放って3三振とキレキレだったので続投でいって欲しかったわー!!猛虎打線が9点奪っただけにこの投手陣の自滅は痛過ぎる...。まして、第2戦の先発が若手の茨木だけに、どーせなら本日の得点を第2戦にとっておいてほしかった...。いや、投手王国改め打撃王国で20点のメチャ打ちしたれやー!

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
1460 0.700
(↓0.037)
-
(-)
12371
(+1)
58
(+2)
11
(-)
15
(+1)
0.250
(↓0.006)
2.530
(↑0.02)
2
(-)
阪神
1470 0.667
(↓0.033)
0.5
(-)
12294
(+9)
71
(+16)
14
(-)
15
(-)
0.271
(↑0.005
3.210
(↓0.57)
3
(-)
巨人
1190 0.550
(↑0.024)
3
(↑1)
12364
(+2)
62
(+1)
18
(-)
9
(+1)
0.223
(-)
2.860
(↑0.1)
4
(-)
DeNA
9100 0.474
(↑0.03)
4.5
(↑1)
12476
(+16)
70
(+9)
10
(+1)
12
(+4)
0.256
(↑0.007
3.290
(↓0.33)
5
(-)
広島
7110 0.389
(↑0.036)
6
(↑1)
12548
(+2)
65
(+1)
9
(-)
11
(-)
0.201
(↓0.005)
3.440
(↑0.14)
6
(-)
中日
4160 0.200
(↓0.011)
10
(-)
12360
(+1)
87
(+2)
10
(-)
12
(-)
0.254
(↑0.003)
4.040
(↑0.2)