阪神(☆7対5★)中日 =リーグ戦6回戦(2026.04.19)・阪神甲子園球場=
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中日
2210000005901
阪神
30002110X71011
勝利投手:湯浅 京己(3勝0敗0S)
(セーブ:ドリス(0勝0敗2S))
敗戦投手:髙橋 宏斗(0勝3敗0S)

本塁打
【中日】石伊 雄太(1号・2回表2ラン)
【阪神】佐藤 蓮(5号・7回裏ソロ)

  DAZN
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◆阪神が3連勝。阪神は2点を追う5回裏、大山の適時打などで同点とする。続く6回に、近本の適時打でリードを奪うと、7回には佐藤のソロが飛び出し、貴重な追加点を挙げた。投げては、4番手・湯浅が今季3勝目。敗れた中日は、先発・高橋宏が試合をつくれなかった。

◆阪神が今季2度目の同一カード3連勝を狙う。前日19日の同戦は3回に森下翔太外野手(25)が左翼線に先制の適時二塁打。その後逆転を許したが、7回に再び森下の適時打と木浪聖也内野手(31)の決勝打が飛び出した。今季先制した試合は9戦9勝。勝率100%は12球団唯一だ。先に主導権を握ることができるかが一つの注目ポイントになる。

◆阪神の試合前練習中に球団関係者と球場職員が一塁側と三塁側カメラ席付近で話し込む姿が見られた。甲子園では18日の阪神-中日5回戦で中日福永裕基内野手(29)が負傷。福永は3回に阪神佐藤のファウルフライを追ってカメラマン席に頭から落下。担架で三塁側アルプス下の通路から運ばれ、球場出口に付けられた救急車で病院に搬送されていた。一夜明け、本格的に対応策を練っていたとみられる。

◆阪神佐藤輝明内野手(27)がカメラマン席落下防止対策の必要性を訴えた。18日の中日戦(甲子園)では三塁側へのファウルフライを追った中日福永裕基内野手(29)がカメラマン席に頭から転落。担架で運び出されて救急車で搬送された。同じく三塁手の佐藤は「普段守っていないとなかなか気づきづらいので、難しかったと思います。あそこは本当に落ちやすいので、そこは気をつけながら守っているつもりですけど。球団とも話しながらやりたいと思います」と心配の表情を浮かべた。この日の試合前練習では一塁手の大山悠輔内野手(31)も一塁側カメラマン席付近で何かを確認。佐藤は「危ないので対策してもいいんじゃないかなと思います」と言及した。

◆中日福永裕基内野手(29)が19日、出場選手登録を抹消された。18日阪神5回戦(甲子園)の3回、阪神佐藤輝明内野手(27)のファウルフライを追ってカメラマン席に頭から落下し、頭部を裂傷。脳しんとう特例措置の対象選手となった。またドラフト6位の花田旭外野手(22)も出場選手登録を抹消された。17日阪神4回戦(甲子園)の中堅守備で左翼手と交錯し、左膝付近を負傷したため。18日の同カードも欠場していた。代わって、川越誠司外野手(32)とブライト健太外野手(26)が出場選手登録をされた。ブライトは福永の代替指名選手。

◆阪神浜田太貴外野手(25)が19日、出場選手登録され公示された。甲子園で試合前練習に参加。「一番に結果を残したい」と意気込んだ。開幕1軍入りを果たすも、3月30日に登録抹消。「前回はよくなかったので、今回は頑張りたい」。1軍で出場すれば、昨オフに現役ドラフトで移籍してから公式戦で初めて甲子園でプレーすることとなる。ファーム・リーグで10試合で打率2割、1本塁打、2打点をマーク。前日18日2軍広島戦(SGL)で左中間へのソロ本塁打を放っている。

◆中日は中日高橋宏斗投手(23)が先発する。今季はここまで3試合に登板し、0勝2敗、防御率2・84。前回12日阪神戦(バンテリンドーム)は5回3失点で敗戦投手になった。2戦連続同カードでの登板。リベンジしての今季初勝利を目指す。打線は2試合連続でベテラン大島洋平外野手(40)を「1番中堅」で起用する。「2番捕手」に石伊雄太捕手(25)、「5番一塁」には今季初スタメンとなる阿部寿樹内野手(36)が名前を連ねた。前日18日に1号2ランを放った鵜飼航丞外野手(26)は「6番右翼」で出場する。

◆阪神先発の伊原陵人投手(25)が今季初めて初回に失点した。初回は先頭の1番大島、2番石伊を続けて凡退。2死で3番ボスラーに左翼線への二塁打を浴び、4番細川に四球。2死一、二塁のピンチで5番阿部に先制の左前適時打を喫した。なおもピンチは続き、6番鵜飼に四球。2死満塁で7番村松に低めの外角のボールが押し出し四球で、2点目を献上した。2死満塁で8番田中を遊ゴロに打ち取った。ここまで公式戦では2戦2勝の左腕。京セラドーム大阪、バンテリンドームでの登板で、ホーム甲子園での初先発となったこの日、安定感のある伊原らしからぬ乱調となった。

◆阪神は初回に一挙3得点で逆転した。初回、先発の伊原陵人投手(25)が2死から左前適時打と押し出し四球で2失点。その裏、1死二塁で3番森下翔太外野手(25)が中日高橋宏斗投手(23)から左翼線へ適時二塁打。続く4番佐藤輝明内野手(27)が中堅フェンス際へ適時三塁打を放ち、同点とした。さらに、5番大山悠輔内野手(31)の遊ゴロ間に生還。一挙3得点で逆転した。

◆打撃好調の中日石伊雄太捕手(25)が今季1号2ランを放った。2-3で迎えた2回1死一塁、カウント1-1から阪神伊原陵人投手(25)が投げた139キロカットボールをとらえ、左翼へ逆転の1号2ランを放り込んだ。石伊は「2番捕手」で出場。ベンチの期待にこたえた。初回には今季初スタメンの阿部寿樹内野手(36)が2死一、二塁から先制の左前適時打。「間を抜けてくれて先制点を取れて良かったです」とコメントした。故障者続出で苦しい戦いを強いられる中、起用された選手が結果を残していることが救いだ。

◆阪神先発の伊原陵人投手(25)が1回1/3で降板。何らかのアクシデントがあった可能性がある。トレーナーに付き添われてクラブハウスに引き揚げていった。今季初めて初回に失点し、2回途中53球5安打3四球4失点。初回に3四球と2本の安打含む2失点。3-2の2回には先頭高橋宏から空振り三振を奪うも、1番大島に左前打、3-2の1死一塁で2番石伊に逆転左越えソロを浴びた。左腕がNTT西日本時代にしのぎを削った友人の日本生命OB石伊から、手痛い1発を浴びた。なお、3番ボスラーに死球、4番細川に中前打を浴びて降板した。前回登板まで伊原は京セラドーム大阪、バンテリンドームで先発し、2戦2勝だった。今季ホーム甲子園での初先発だったが左腕らしからぬ乱調のまま、マウンドをあとにした。

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◆阪神3番手の工藤泰成投手(24)が、3者連続奪三振をマークした。2番手の石黒佑弥投手(24)が2回途中から緊急登板し、1回2/3 2安打1失点で降板した。工藤は4回から登板。フォークなどの変化球と150キロ台の力のある直球を駆使し、先頭の3番ボスラーに8球目を見逃し三振。4番細川に7球目を156キロで空振り三振。5番阿部との対戦中には157キロをマークし、カウント2-2の6球目に142キロの変化球で見逃し三振。初回から3イニング連続失点していたこの日、初めて相手のスコアボードに「0」を記録した。

◆阪神森下翔太外野手(25)がアクシデントに見舞われた。2点を追う5回。1死二、三塁で中日先発、高橋宏斗投手(23)の2球目が背中付近に直撃。その場に倒れ込んだ。一度ベンチへ治療に下がるも、グラウンドに戻り、拍手に包まれた。森下は試合前時点でリーグトップの7本塁打、16打点をマーク。この日も初回に左翼線へ適時二塁打を放っていた。なおこの回、1死満塁から4番佐藤輝明内野手(27)の左犠飛と、5番大山悠輔内野手(31)の左前適時打で5-5。試合を振り出しに戻した。

◆阪神大山悠輔内野手(31)が5回、試合を振り出しに戻した。2点を追ったこの回。先頭の代打・福島の左前打と2四死球から1死満塁とし、佐藤の左犠飛で1点差に迫った。なおも2死一、二塁で大山が中日高橋宏のカーブを捉え、二塁から近本を同点のホームにかえした。マウンドの相手エースががっくりとうなだれたほどの、衝撃の一打だった。

◆中日高橋宏斗投手(23)が6回途中6失点で降板し、今季初勝利はまたしてもお預けとなった。初回、味方が2点を先制した。しかし、その裏、阪神森下翔太外野手(25)と佐藤輝明内野手(27)の連続タイムリーなどで3点を失った。さらに5-3で迎えた5回1死満塁から佐藤に左犠飛。続く大山悠輔内野手(31)にも左前に同点タイムリーを許した。5-5で迎えた6回、先頭木浪聖也内野手(31)に四球を与え、犠打で1死二塁としたところで降板。2番手・斎藤綱記投手(29)が2死三塁から阪神近本光司外野手(31)に勝ち越し右前適時打を許した。高橋宏は6回途中6安打3三振5四死球6失点だった。

◆阪神湯浅京己投手(26)が、ともに三重・尾鷲市出身で1学年下の幼なじみの中日石伊雄太捕手(25)との初対戦が実現した。5-5の6回1死で2番石伊が少し目尻を下げながら打席へ。初球は149キロの直球、2球目の148キロ直球で右飛に打ち取った。対戦を終えた湯浅は笑顔をのぞかせ、親指と小指を立てて2アウトのポーズをとった。一塁を駆け抜けてアウトと分かった石伊は、唇かみながら苦笑いでベンチに戻った。2人は家族ぐるみで仲良し。小学生時代は、湯浅の父が指導者をしていた尾鷲少年野球団でチームメートだった。遊撃手だった湯浅を「あっくん」、捕手の石伊を「ゆうた」と呼び合っていた。前日18日には、"ニアミス"で対戦ならず。1人の走者が出れば初対戦のところで、湯浅は3者凡退でピシャリと抑えた。石伊が1年目だった昨季も「あと1人」でかなわなかったが、ついに対戦が実現した。

◆阪神近本光司外野手(31)が勝ち越し打を決めた。5-5の6回、2死三塁。中日2番手、斎藤綱記投手(29)の4球目、低め変化球を右前に運んだ。この日は先発の伊原陵人投手(25)がアクシデントに見舞われたと思われ、1回1/3を4失点で降板。それでも打線は2点を追う5回、4番佐藤輝明内野手(27)の左犠飛と、5番大山悠輔内野手(31)の左前適時打で試合を振り出しに戻していた。

◆阪神佐藤輝明内野手(27)がバックスクリーン弾を放った。6-5の7回、この回から登板した中日根尾のストレートを捉え、完璧なバックスクリーン弾に。4試合ぶりの5号弾で、トップを走る阪神森下に2本差。逆に打点では森下に2点差をつけ、19打点で単独トップとなった。

◆中日が阪神に逆転負けし4連敗。開幕19試合で15敗となった。ここまで4勝15敗は球団ワーストに並ぶ開幕からの記録的ブレーキだ。これまでのワースト記録は1980年(昭55)で、開幕から6連敗し、その後に2勝するも、再び6連敗。19戦で15敗目に達した。そこから1度も最下位を脱出することができないままシーズンを終えた。主力の宇野が開幕前に故障。4月には4番の大島が交通事故で離脱するなど苦しい戦いが続いた。2人の外国人助っ人も不振で、シーズン中には解雇。エース星野は6勝どまりで、2ケタ勝利をあげた投手は1人もいなかった。チームの最終成績は45勝76敗9分けで6位。シーズン後には1番打者の高木が引退。中利夫監督以下、コーチ全員が退任した。

◆中日が逆転負けで開幕から続く阪神戦の連敗が6に伸びた。今季2度目の4連敗で、開幕19戦15敗は1980年に並ぶ球団ワースト記録。早くも借金は11に膨らんだ。打線はつながった。初回2死一、二塁から今季初スタメンの阿部寿樹内野手(36)が左前に先制適時打。さらに2死満塁とし、村松開人内野手(25)が押し出し四球を選び、2点目を奪った。2回、石伊雄太捕手(25)が左翼に今季1号2ラン。3回には大島洋平外野手(40)が適時二塁打を放ち、5-3とした。しかし、リードを守り切れなかった。先発高橋宏斗投手(23)は初回、森下翔太外野手(25)と佐藤輝明内野手(27)の連続適時打などで3失点。5回、佐藤の左犠飛と大山悠輔内野手(31)の適時打で同点にされ、6回1死二塁の場面で降板。2番手斎藤綱記投手(29)が近本光司外野手(31)に勝ち越しの右前適時打を許した。高橋宏は6回途中6安打3三振5四死球6失点。またしても今季初勝利を逃した。18日の同カードで三塁カメラマン席に落下し、頭部を強打した福永裕基内野手(29)が脳振とう特例措置で出場選手登録を抹消された。ドラフト6位の花田旭外野手(22)も左膝負傷で抹消。ここまで野手では岡林、樋口、サノーが離脱し、上林は2軍調整中だ。投手ではアブレウ、橋本が離脱。故障者が続出し、厳しい戦いが続く。

◆阪神が今季2度目の同一カード3連勝。中日に対しては開幕6連勝で、1リーグ制時代を含めて史上初となった。1回に阪神先発の伊原陵人投手(25)が2失点。中日に先手を取られたが、直後に森下翔太外野手(25)、佐藤輝明内野手(27)の適時打と大山悠輔内野手(31)の遊ゴロで3点を奪って逆転に成功した。2回は伊原がアクシデントを訴えて途中降板。再び逆転を許したが、3-5の5回1死満塁で佐藤が左犠飛、大山が同点の左前適時打。6回は近本光司外野手(31)が勝ち越し打を放ち、7回は佐藤が5号バックスクリーン弾で突き放した。また、この1勝で藤川球児監督(45)は通算100勝に王手。昨季85勝、今季14勝目となった。

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◆阪神伊原陵人投手(25)がアクシデントにより途中降板。試合後に球団は「腰部の張り」と説明した。2回1死一塁、中日細川に中前打を浴びたところでトレーナーに付き添われてベンチへ。その後もトレーナーとともにクラブハウスへ引きあげた。伊原は2回途中5安打4失点。試合後、藤川球児監督(45)は「本人も少し違和感があるということなので。彼のコンディションはこれはもう診断を聞いてみたり、会ってみなければわかりませんけど。ゲームとしてはあの段階で交代が間に合ったというか、気づけたことは良かったかな」と話した。今後については「どれだけの症状かはっきり分かりません。今の段階では」と話すにとどめた。

◆阪神が今季2度目の同一カード3連勝を飾った。これで藤川球児監督(45)は通算100勝に王手。試合後は「いやもう(意識は)全くないですね。ファンの方に勝ちを届けたり、どういう形で試合をきちっと終わらせて六甲おろしを歌ってもらえるか。それが一番の喜び。そこができるなら別に何勝でもいいですけどね」と語った。今季14勝目でうち半分の7勝が逆転勝利。粘り強いチーム力に指揮官は「もう見ていただいた通り、チームとして束になってかかっていくというタイガースらしいといいますか。今シーズンのタイガースらしい戦いができたんじゃないかなと思います」と終始ご機嫌だった。

◆阪神ラファエル・ドリス投手(38)が今季2セーブ目をあげ、NPB通算100セーブまであと「2」に迫った。7-5の9回に登板し、1回無失点。先発伊原がアクシデント降板し、6人の中継ぎリレーの最後を締めた。今季は9試合で防御率1・00、4ホールド、2セーブ。藤川球児監督(45)は「コンディションが一番ですね。やっぱりプロフェッショナルな選手ですから。明るいですけど、野球選手として誇らしいものを持っていると思います。それは若い選手にも、今の主力の選手にもああいう年齢になるまで必要なことっていうのがヒントになると思いますね」とベテランの姿に感服した。

◆中日が今季9度目の逆転負けで開幕から続く阪神戦の連敗が6に伸びた。今季2度目の4連敗。3度目の同一カード3連敗。開幕から19戦15敗は1980年に並ぶ球団ワースト記録。早くも借金は11に膨らんだ。初回、今季初スタメンだった阿部寿樹内野手(36)の左前先制適時打と村松開人内野手(25)の押し出し四球で2点を奪った。2回には石伊雄太捕手(25)が左翼に今季1号2ラン。3回には大島洋平外野手(40)が適時二塁打を放ち、5-3とした。しかし、序盤のリードを守り切れなかった。先発高橋宏斗投手(23)は6回途中6失点で降板。今季3敗目を喫した。

◆阪神の誇る「チームの心臓」の鼓動がまた強くなった。先発伊原陵人投手(25)が、劣勢の2回途中に緊急降板。苦戦必至の状況を、タイガースはチャンスに替えた。2回は石黒佑弥(24)、4回は今季初登板の工藤泰成(24)と新戦力を次々に投入。石黒は1点を失うも、3-5の5回裏に味方打線が追いつくと、6回からは勝ち継投を繰り出した。6回から登板した湯浅京己投手(24)は、1番から始まる中日打線を3人で封じ込んだ。1死から打席に迎えたのは、1学年下の幼なじみ石伊だった。ともに三重・尾鷲市出身で、小学時代は湯浅の父が指導していた尾鷲少年野球団で白球を追った。初対戦の元チームメートを右飛に打ち取り「やっぱりちょっといい当たりかなと思ったんですけど、映像見返したらちょっと詰まってたと思うので、まあ、アウトはアウトです」と先輩の貫禄。6回裏の勝ち越しで、湯浅が中継ぎながら2試合連続で白星。ハーラートップタイの3勝目を挙げた。2連投していた守護神・岩崎優投手(34)がベンチ外のこの日、9回はラファエル・ドリス投手(38)が締めた。2点リードを守り、通算100セーブに残り2に迫った。阪神工藤(4回に今季初登板を果たし、中軸を3者連続三振)「1つずつっていう結果が、3者連続三振につながったと思います。まずはスタートを切れたかなと思います」阪神モレッタ(1点勝ち越し直後の7回に登板し、振り逃げを含む3者連続三振と投ゴロでホールド)「モチベーションがもう1個上がった。点差を付けてくれたのでもっと落ち着いてモチベーションを上げて、というのは心がけて投げました」阪神ドリス(9回を1安打無失点で締め、通算100セーブにあと2)「誰かが抜けても、しっかりと自分たちの仕事ができるようにと思っていた」

◆マイナスのデータがずらりと並ぶ。中日が逆転負けで開幕から続く阪神戦の連敗が6に伸びた。今季2度目の4連敗。3度目の同一カード3連敗。9度目の逆転負け。開幕から19戦15敗は1980年に並ぶ球団ワースト記録。早くも借金は11に膨らんだ。初回、今季初スタメンだった阿部寿樹内野手(36)の先制の左前適時打と村松開人内野手(25)の押し出し四球で2点を奪った。2回には石伊雄太捕手(25)が左翼に今季1号2ラン。3回には大島洋平外野手(40)が適時二塁打を放ち、5-3とした。しかし、序盤のリードを守り切れなかった。先発高橋宏斗投手(23)は6回途中6失点で降板。「あれだけ点をとってもらったのに、申し訳ない投球をしてしまいました」。またしても今季初勝利を逃し、3敗目を喫した。18日の同カードで三塁カメラマン席に落下し、頭部を強打した福永裕基内野手(29)が脳振とう特例措置で出場選手登録を抹消された。ドラフト6位の花田旭外野手(22)も左膝負傷で抹消。ここまで野手では岡林、樋口、サノーが離脱し、上林は2軍調整中だ。投手ではアブレウ、橋本が離脱。故障者が続出し、厳しい戦いが続く。トンネルの出口が見当たらない。

◆阪神3番森下翔太外野手(25)が死球を受けるも、フル出場を果たした。5回1死二、三塁で中日高橋宏斗投手(23)の2球目が背中付近に直撃。痛みのあまり、その場に倒れ込むと、治療のため1度ベンチへ。治療後、グラウンドで一塁に向かうと、観客の拍手に包まれた。この後、9回までフル出場した背番号1。試合後、「大丈夫です」と言葉を残して、球場を後にした。

◆阪神佐藤輝明内野手(27)がバックスクリーンへの5号ソロでダメを押した。6-5の7回。中日根尾の直球を捉えるとセンター方向へ一直線。そのままフェンスを越えた。「入ってよかった」。打球速度180キロの猛スピードで着弾させ「なかなかいいんじゃないですか」と誇らしい表情だ。2点を追う初回1死二塁の場面では高橋宏から放った打球は高く舞い、センターフェンス直撃の適時三塁打になった。あと少しで本塁打という打球だっただけに、「打ち直し」のアーチだった。この日も1本塁打を含む2安打3打点と活躍。打率3割8分4厘、19打点と開幕から打ちまくっている。21日DeNA戦へ「いい準備をして、いいバッティングをしたい」。週が明けても、4番佐藤が敵地で暴れる。

◆阪神近本光司外野手(31)が今季初の決勝打を放ち、チーム7度目の逆転勝利をもたらした。開幕から中日戦6連勝は、1リーグ制時代を含めて球団史上初となった。5-5の6回、2死三塁。「湯浅が投げたら点数が取れる。なんとか勝ちにつなげたかった」。4番手の湯浅京己投手(26)が無失点でつないだその裏、中日斎藤の4球目、低め変化球を右前に運んだ。「内野安打でもなんでもいいので、とにかく自分で決めようとせずに、という気持ちでいきました」。好調の後続につなぐ意識がV打となった。2点を先制された直後の初回は、先頭で遊撃へ内野安打。クリーンアップがかえす理想の形で一挙3得点。取られてもすぐに取り返し、粘った。今カードは前日まで2試合をいずれも1点差で制し、この日はシーソーゲームをものにして3連勝。「チーム一丸となった結果。みんながそれぞれの役割でしっかり仕事できているので僕ももうちょっと頑張りたい」。背番号5はフォアザチームに徹した。さらに、藤川球児監督(45)の通算100勝にも王手をかけた。今季14勝のうち、7勝が逆転勝ち。この日は近本が逆転の虎を体現した。

◆阪神・佐藤輝明内野手(27)が、前日18日の試合で中日の三塁・福永がカメラマン席に頭から落下し、救急搬送された事故を受け、甲子園のカメラマン席の安全性についてコメントした。「普段守ってないとね、(カメラマン席との距離感に)なかなか気づきづらいので、難しかったと思います。僕らはある程度分かっていますけど、それでもやっぱり危ないのでね。あそこは本当に落ちやすいので、気を付けながら守っている」本拠地・甲子園で三塁を主戦場とする立場として、改善に向けた動きを示唆。「あれはちょっと球団とも話しながらやりたいと思います」と話し、年に数度、同様の事故が発生している状況に「対策してもいいんじゃないかなと思います。危ないんでね」と提言した。

◆阪神・浜田太貴外野手(25)が出場選手登録された。「前回はよくなかったので、結果を残したいです」今季、現役ドラフトでヤクルトから新加入した浜田は開幕1軍でスタートしたが、代打で3打数3三振と結果を残せず3月30日に登録抹消。ファーム・リーグでは打率・281で18日の広島戦(SGL)で今季1号ソロを放っていた。「状態は上がってきています」と右の代打として期待がかかる。代わって、ドラフト3位・岡城快生外野手(22)=筑波大=が出場選手登録を抹消された。

◆今季中日戦5戦5勝の阪神の先発は伊原陵人投手(25)。11日の中日戦(バンテリンドーム)では、6回1失点6奪三振の好投で2勝目を挙げた。 3勝目を挙げることができればリーグトップタイに浮上する。捕手には伏見寅威捕手(35)が起用された。

◆先発した阪神・伊原陵人投手(25)が立ち上がりに中日打線につかまり、先制点を奪われた。2死からボスラーに三塁線を破る二塁打を許すと、細川を四球で歩かせ一、二塁。5番・阿部に左翼前にはじき返され、先制の走者が生還した。さらに鵜飼、村松に連続四球を与えて押し出し。2安打3四球で2失点と苦しい立ち上がりとなった。

◆包装資材メーカー「株式会社高速」の協賛試合として開催され、同社の赫(てらし)裕規代表取締役社長執行役員が始球式を務めた。甲子園では自身3度目の大役。大きく振りかぶった後、ノーバウンドで〝高速〟投球を披露。観客を沸かせた。「緊張しました。昨年よりはよかったかな。憧れの甲子園で投げることができて感謝しています」。同社のマスコットキャラクター、おとどけチータくんもイベントを盛り上げた。

◆阪神が上位打線の猛攻で3点を奪い、逆転に成功した。2点を先制された直後の一回、先発・高橋宏から先頭の近本光司外野手(31)が遊撃への内野安打で出塁。続く中野の内野ゴロで二塁に走者を置くと、森下翔太外野手(25)がカウント1-1からの浮いたスプリットを捉えた。鋭い打球は左翼線で弾み、適時二塁打。これで3打席連続打点、今季17打点とし、リーグトップに躍り出た。なおも1死二塁で、4番・佐藤輝明内野手(27)がカウント3-1からの外角スプリットを振り抜くと、打球は中堅方向へ。フェンス上部に直撃し惜しくも本塁打とはならなかったが、適時三塁打で同点の走者が生還して、森下に並んで再びリーグトップとなる17打点とした。さらに続く大山悠輔内野手(31)の遊ゴロで勝ち越し。試合をひっくり返した。

◆先発の阪神・伊原陵人投手(25)が手痛い一発を浴びた。初回に2点を失い、直後の攻撃で打線が3点を奪い逆転した直後の二回。1死から大島に左前打を許すと、2番・石伊に内角低めカットボールと捉えられ、逆転2ランを浴びた。さらにボスラーに死球、細川に中前打を許して1死一、二塁のピンチを招いたところで安藤投手チーフコーチがマウンドへ。左腕は険しい表情を見せると、トレーナーがマウンドに駆け寄り状態を確認。ともにベンチへと下がり、そのまま降板となった。何らかのアクシデントがあったとみられ、試合中にトレーナーとともにクラブハウスに引き揚げた。2番手で石黒佑弥投手(24)が登板。1死一、二塁のピンチを無失点に切り抜け、見事な火消しをみせた。

◆阪神が2点を先制された直後の一回、先発・高橋宏から先頭の近本光司外野手(31)が遊撃への内野安打で出塁。続く中野の内野ゴロで二塁に走者を置くと、森下翔太外野手(25)がカウント1-1からの浮いたスプリットを捉えた。鋭い打球は左翼線で弾み、適時二塁打。これで3打席連続打点、今季17打点とし、リーグトップに躍り出た。なおも1死二塁で、4番・佐藤輝明内野手(27)がカウント3-1からの外角スプリットを振り抜くと、打球は中堅方向へ。フェンス上部に直撃し惜しくも本塁打とはならなかったが、適時三塁打で同点の走者が生還して、森下に並んで再びリーグトップとなる17打点とした。さらに続く大山悠輔内野手(31)の遊ゴロで勝ち越し。試合をひっくり返した。森下は「打ったのはフォーク。先制されていましたし、余計なことは考えずに『まずは1点』という気持ちでいました。得点に繋がってよかったです」とコメント。佐藤は「打ったのはフォーク。同点にすることだけを考えていました。(森下)翔太に続くことができてよかったです」と話した。

◆阪神に開幕から5連敗中の中日が2点を先制した。2死からボスラーが左翼線二塁打。細川が四球を選んで一、二塁とし、「5番・一塁」で今季初スタメンの阿部寿樹内野手(36)が伊原から詰まりながらも左前適時打を放った。4年ぶりにチームに復帰したベテランは「打ったのはカットボール。間を抜けてくれて先制点を取れて良かったです」と語った。続く鵜飼は四球で満塁とすると、村松は押し出し四球で1点を追加した。

◆2連敗中の中日が反撃だ。2―3と逆転された直後の二回。1死から大島が左前打を放つと、初めて2番で起用された石伊雄太捕手(25)が左翼ポール際に今季1号となる2ランを放った。打球速度175キロ、飛距離125メートルの一発だった。

◆今季初登板した工藤泰成投手(24)が2回無失点、3奪三振と好リリーフを見せた。3-5の四回に3番手で登板すると、3番・ボスラーを外角カットボールで見逃し三振、4番・細川を156キロ直球で空振り三振、5番・阿部をカットボールで見逃し三振に斬って、中日のクリーンアップを三者連続三振。2イニング目に2死から田中に二塁打を許したが、後続を断って無失点。甲子園のスコアボードにゼロを刻んだ。

◆阪神・森下翔太外野手(25)が背中に死球を受け、場内は一時騒然となった。3-5の五回1死二、三塁と一打同点の好機で打席に立ったが、先発・高橋の2球目、149キロ直球が背中に直撃。苦悶の表情を浮かべ、その場でうずくまった。トレーナー、藤川監督、小谷野打撃チーフコーチが駆け寄り、場内は騒然。治療のため一時ベンチへと下がったが、再びグラウンドに姿を現すと、甲子園は大歓声に包まれた。

◆阪神が試合を振り出しに戻した。5‐3で迎えた五回。先頭の代打・福島が左前打を放つと、近本が四球、中野が犠打で1死二、三塁。森下は死球で満塁となり、佐藤が打席に向かった。初球を打ち上げるも、飛距離は十分。三走が生還し、1点差に詰め寄った。なおも2死一、二塁の好機。5番・大山が放った打球は三遊間を抜け、近本が二塁から同点のホームへ。中盤に猛虎打線が意地を見せた。

◆「1番・中堅」で2戦連続出場の外野手(40)が止まらない。二回1死で左前打を放って続く石伊の2ランを呼び込むと、4―3の三回2死二塁で2番手・石黒の真っすぐを左中間に運ぶ適時二塁打。通算2072本目の安打でリードを広げた。今季初スタメンで3安打をマークした18日に続くマルチ安打。「いい所に落ちてくれました。追加点を取れて良かったです」と語った。

◆阪神が近本光司外野手(31)の適時打で六回に勝ち越しに成功した。5-5で迎えた六回、先発・高橋から先頭の木浪聖也内野手(31)が四球で出塁すると、伏見が犠打を決めて勝ち越しの好機を演出。2死三塁とし、近本が2番手・斎藤が投じた低め変化球を右前へ運んだ。勝ち越しの走者が生還し、一回以来のリードを奪った。六回を無得点に抑えた18日の勝ち投手、湯浅京己投手(26)に、今季3勝目の権利が発生した。

◆阪神・佐藤輝明内野手(27)が16日の巨人戦(甲子園)以来、3試合ぶりとなる5号ソロを放った。6-5で迎えた七回。先頭で打席に立つと、カウント1-2から中日の4番手・根尾の低め直球を完璧に捉えた。弾丸ライナーで中堅方向に鋭く伸び、バックスクリーンに突き刺す豪快な一発。この日3打点目をマークし、2位の森下(阪神)に2差をつけるリーグ最多の19打点とした。

◆阪神が7-5で逆転勝利を収めて3連勝。開幕から対中日は6戦6勝となった。2点を追う一回に森下翔太外野手(25)、佐藤輝明内野手(27)の連続適時打などで3点を奪い逆転すると、3-5の五回は佐藤の犠飛、大山悠輔内野手(31)の適時打で再び同点。六回に近本光司外野手(31)が決勝打を放ち、七回には佐藤に今季5号ソロが生まれた。守護神・岩崎がベンチ外の中、同点の六回に5番手で登板した湯浅京己投手(26)が2試合連続となる、今季3勝目をつかんだ。2点リードの九回にはラファエル・ドリス投手(38)が登板。先頭の出塁を許したが、二塁・中野拓夢内野手(29)の好守にも救われて無失点。NPB通算98セーブ目を挙げ、100セーブまで残り「2」とした。

◆今季3勝目を目指して先発した阪神・伊原陵人投手(25)は二回途中4失点。アクシデントがあったとみられ、二回1死一、二塁の場面で緊急降板。試合中にクラブハウスへと引き揚げた際に「状態については僕から言えることはありません。マウンドに上がっている以上は...。逆転してもらったのにこういう形になってしまって、申し訳なかったです」とコメントした。

◆阪神が逆転勝ちで3連勝。3―5の五回に大山の左前適時打などで2点を挙げ、六回に近本の右前打で勝ち越し。七回には佐藤が5号ソロを放った。4番手の湯浅が3勝目。阪神のデータは以下のとおり。阪神が中日3連戦3連勝とし、今季の対戦成績は6勝0敗。対中日でシーズン初戦から負けなしの6連勝は球団史上初めてで、1リーグ時代の1937年秋(1分けを挟む)と38年秋の開幕5連勝を抜いた。同一カードシーズン開幕6連勝は2021年の対ヤクルト開幕6連勝以来5年ぶり。

◆阪神が逆転勝ちで、1リーグ時代を含めて、初の中日戦開幕6連勝を飾った。五回に佐藤輝明内野手(27)の犠飛と大山悠輔内野手(31)の左前打で追いつき、六回2死三塁から近本光司外野手(31)の右前打で勝ち越した。七回は佐藤がバックスクリーンに5号ソロを運んだ。森下翔太外野手(25)も一回に適時二塁打を放っており、ドライチカルテットが揃って打点を挙げた。先発伊原陵人投手(25)は二回途中、アクシデントで降板した。六回に登板した湯浅京己投手(26)が2日連続白星で3勝目。岩崎優投手(34)がベンチ入りから外れ、ラファエル・ドリス投手(38)が九回を締めた。藤川球児監督(45)は通算163試合目で99勝(60敗4分)。巨人・原辰徳監督の「167試合」(2003年)のセ・リーグ最速100勝(64敗3分)の更新に「王手」をかけた。

◆今季3勝目を目指して先発した阪神・伊原陵人投手(25)は二回途中4失点。アクシデントがあったとみられ、二回1死一、二塁の場面で緊急降板。試合中にクラブハウスへと引き揚げた際に「状態については僕から言えることはありません。マウンドに上がっている以上は...。逆転してもらったのにこういう形になってしまって、申し訳なかったです」とコメントした。試合後、藤川球児監督(45)は「下肢ですね。下肢の違和感になると思います」とコメント。「自分の方で安藤コーチに行ってもらって、確認にいった段階でもう交代しようと思っていた。あの段階で気づけたことは良かった」と話した。

◆阪神が逆転勝ちで、1リーグ時代を含めて、初の中日戦開幕6連勝を飾った。五回に佐藤輝明内野手(27)の犠飛と大山悠輔内野手(31)の左前打で追いつき、六回2死三塁から近本光司外野手(31)の右前打で勝ち越した。七回は佐藤がバックスクリーンに5号ソロを運んだ。森下翔太外野手(25)も一回に適時二塁打を放っており、ドライチカルテットが揃って打点を挙げた。先発伊原陵人投手(25)は二回途中、アクシデントで降板した。六回に登板した湯浅京己投手(26)が2日連続白星で3勝目。岩崎優投手(34)がベンチ入りから外れ、ラファエル・ドリス投手(38)が九回を締めた。

◆西武、阪神で通算1560安打を放ち、楽天初代監督を務めたサンケイスポーツ専属評論家の田尾安志氏(72)が五回1死満塁での阪神・佐藤輝明内野手(27)の犠飛に4番の「すごみ」を感じ取った。阪神打線で数少ない心配の種だった近本が決勝打を含む2安打。普通、誰が打ち始めると誰かが調子を落とすのだが、今の阪神は全員が好調になりつつある。そんな中ですごみを増しているのが佐藤だ。一回の三塁打も七回の本塁打も、センター方向へ打ち返した、お手本のような打撃。ボールを正しく見極めて振っている。ただ、この試合で最も「すごさ」を感じたのはその2打席ではなく、五回の左犠飛。最近の球界では結果が犠飛になると役割を果たしたと喜ぶ傾向がある。ところが、佐藤は全く喜んでいないように映った。犠飛では納得しない、満足しない。3番・森下との相乗効果で、精神的にもプラスに作用している。だからライバル球団からみたら、本当に恐ろしい打者が並ぶ打線。試合を重ねるごとに阪神の強さが際立っている。

◆阪神7投手継投を締めくくったのは岩崎優投手(34)ではなく、〝代役守護神〟のラファエル・ドリス投手(38)だ。「ブルペン全員で彼の分までというか、連投した選手がなるべく休めるような雰囲気を常にブルペンで作らないといけなかった。誰かが抜けても、しっかりと自分たちの仕事ができるようにと思っていた」18日の5回戦で2連投した岩崎はベンチ外。ドリスは2点リードの九回に登板し、先頭のボスラーに失投を中前に運ばれたが、38歳のベテランは慌てない。続く細川を3球とも空振り三振。代打・高橋周には一、二塁間を抜けそうな打球を打たれたが、中野拓夢内野手(29)の好捕に助けられて2死。最後は代打・川越を得意のスプリットで空振り三振に斬った。「先頭打者に自分のミスで打たれたけど、試合ではそういうこともある。切り替えて、次に向かってしっかり投げました」これで今季2セーブ目。NPB通算100セーブまであと「2」に迫った。(渡辺洋次)

◆阪神・中野拓夢内野手(29)が連続試合安打を「11」に伸ばした。六回2死一塁で中前打。「やるべきことをやっているだけ」と振り返った。守備では九回1死一塁で、高橋周の放った一、二塁間への打球を好捕し、振り返りながらストライク送球でアウトに。「飛び込んでも間に合わないと思ったので、足でいった。球際を強くというところが出たので、よかった」と胸を張った。

◆中日の石伊が今季1号2ランを放った。2―3の二回、1死一塁から伊原のカットボールを捉えて左翼席へ運んだ。一時逆転となる一打に「打てて良かった」と安堵した。2年目の今季は開幕マスクをつかんだが、帯状疱疹のため出場登録を抹消。14日の広島戦でチームに合流していた。打棒で活躍も、リード面を悔やみ「どうやって抑えようか考えながらやっていきたい」と修正を期した。

◆6-5の七回に5番手で登板した阪神ダウリ・モレッタ投手(30)=前パイレーツ=は〝四者凡退〟でバトンをつないだ。「エラーというか、そういうこともあるので次のバッターに集中していました」。先頭の細川から連続三振を奪い、鵜飼にも鋭く落ちるスライダーで空振り三振に斬ったが、暴投となり振り逃げを許した。しかし、後続を打ち取り、3試合連続無失点。湯浅と並びリーグトップ10試合登板でフル回転だ。

◆3―5の五回に先頭で代打出場した阪神・福島圭音外野手(24)は高橋宏から左前打を放ち、佐藤輝明内野手(27)の犠飛で4点目のホームを踏んだ。「期待して先頭で使っていただいたので、どうにか、塁に出ようという気持ちでした」。その後、左翼の守備に就くと、八回にも左前打を放ったが、二盗には失敗。「決めたかったですけど、レベルの高さを感じる」と悔やんだ。

◆4番手で登板した阪神・湯浅京己投手(26)が同点の六回をピシャリと抑え、2試合連続の白星で今季3勝目を挙げた。今季初めてお立ち台に上がり、「(勝ち星は)野手の皆さんのおかげだと思いますし、これからもゼロで抑えて帰ってこられるように」と力を込めた。幼少期からの幼馴染である石伊との初対戦も実現。右飛に仕留め、「アウトはアウトです」と笑顔を見せた。

◆先制された直後の一回、阪神・森下翔太外野手(25)が反撃の一打を放った。1死二塁で左翼線へ適時二塁打を放ち、「余計なことは考えずに『まずは1点』という気持ちでいました。得点につながってよかったです」と納得の表情を見せた。これで3試合連続打点とし、チームメイトの佐藤輝明内野手(27)に次ぐリーグ2位の17打点。五回に背中に受けた死球については「大丈夫です」とコメントを残し、クラブハウスへと引き揚げた。

◆阪神・大山悠輔内野手(31)が2打点で勝利に貢献した。森下翔太外野手(25)、佐藤輝明内野手(27)の適時打で同点に追いついた一回、なおも1死三塁で遊ゴロを放ち、一時勝ち越しの走者を本塁へ迎え入れると、1点を追う五回2死一、二塁では左前へ同点打。今季初の複数打点に「チーム全員で勝ち取れた勝利なので、そこが一番良かった」とうなずいた。

◆出番を待ち焦がれた阪神・工藤泰成投手(24)が今季1軍初登板で胸にたまった思いをぶつけた。新たな背番号49とともに甲子園の土を踏み、2回無失点の快投で流れを呼び込んだ。「リリーフの役割を、こういうところで果たさないといけないので、しっかり仕事は全うできたかなと思います」先発の伊原陵人投手(25)がアクシデントで二回途中に緊急降板。ブルペン勝負の展開の中、工藤は3-5の四回、中日のクリーンアップを迎える最もタフな場面で3番手として登板した。まずは先頭のボスラーを外角いっぱいのカットボールで見逃し三振に斬ると、細川は高め156キロ直球で空振り三振。最後は阿部をカットボールで見逃し三振に仕留めて三者連続三振。2イニング目も落ち着いて抑え、その裏の同点劇に結びつけた。「どうにか流れを持ってこられるように。ブルペン全員でつなぐ試合だったので良かったです」2年目の今季は開幕1軍入りを逃したが、2軍では4試合、計6イニングで9奪三振を記録。回またぎもこなし、〝脱力〟の投球を体に染み込ませてきた。藤川監督も「少しずつ覚えられるようになっています」と評価。結果を残した工藤は5日に1軍昇格を果たしブルペン待機。そしてこの日、2日の2軍・中日戦(ナゴヤ)から中16日でマウンドに上がった。「まだか、まだかとずっと待機して、毎日いつ来てもいいように、しっかり準備していました。(今季の)スタートを切れたかなと思います」「24」から変更された「49」は昨年まで3年間、大竹が背負った背番号。軟投派左腕と違い、最速161キロの直球を誇る剛腕は「(前任者と)イメージが違いすぎるので、逆に惑わせられるんじゃないか」とニヤリと笑う。この日も最速157キロを計測するなど、持ち味を存分に発揮。石井、及川と昨季の勝ちパターンを欠く1軍ブルペン陣の中で、確かな存在感を示した。(萩原翔)

◆打球はライナーで甲子園のバックスクリーンに飛び込んだ。阪神・佐藤輝明内野手(27)がチームの勝利を決定づける5号アーチ。打球速度は驚異の180キロ。文句なしの一発だった。「(フェンスの向こうに)行ってくれって感じですよね。低い、すごくいい打球だったなと思います」6-5の七回。中日・根尾が投じた低めの直球を一閃。大歓声を耳にダイヤモンドを一周する気分は最高だった。第1打席では悔しい思いをしていた。3点を先制された直後の一回、森下翔太外野手(25)が反撃の適時二塁打。なおも1死二塁で佐藤は高橋宏のフォークを振りぬいた。打球は中堅手の頭上を越えたが、フェンスの最上部に当たって跳ね返った。「さすがに入ってほしいでしょ。入ってほしかったなという感じ」三塁まで全力疾走し、打点を挙げたにもかかわらず、ベース上で不服そうな表情を浮かべた。そんなモヤモヤを吹き飛ばす一発だった。3-5の五回1死満塁からは1点差に迫る左犠飛。「チャンスを作ってもらったので。ああいう形で打点を挙げられて、それは(仲間に)感謝ですね」と振り返った。この日は大山悠輔内野手(31)が2打点を挙げ、今季2度目のクリーンアップ全員打点だ。開幕から森下が打てば、佐藤も負けじと快音を響かせ、相手投手を粉砕している。猛虎打線をけん引する2人が練習前に技術論をかわすことも増えたという。「これからも切磋琢磨していけたら」-。本塁打数はトップの森下(7本)とは2本差。打点数は試合前の時点で森下と並んでいたが、3打点を稼いで19打点とし、再び単独トップとなった。打率・384もリーグトップだ。「(開幕から)ここまでいい状態できていると思うので。(好調を)継続できるように頑張っていきたい。応援よろしくお願いします」お立ち台から虎党に熱いメッセージを送った。昨季2冠に輝いたサトテルは、さらに進化を続ける。(三木建次)

◆阪神・伊原陵人投手(25)が二回途中に緊急降板。球団は「腰部の張り」と発表し、出場選手登録を抹消される見込み。伊原は制球が乱れ、一回は押し出し含む3四球で2失点。二回にも続投したが、逆転2ランを浴び、なおも1死一、二塁としたところで降板した。1回?を投げ、4失点。試合中にクラブハウスへと引き揚げ「逆転してもらったのにこういう形になってしまって、申し訳なかったです」とうつむいた。試合後、藤川球児監督(45)は「マウンド上でのパフォーマンスが『あれ?』っていう感じでしたから。安藤コーチが確認に行った段階で交代しようと思っていた」と説明した。

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
1450 0.737
(↑0.015)
-
(-)
12470
(+3)
56
(+1)
11
(+1)
14
(-)
0.256
(↓0.003)
2.550
(↑0.09)
2
(-)
阪神
1460 0.700
(↑0.016)
0.5
(-)
12385
(+7)
55
(+5)
14
(+1)
15
(-)
0.266
(↑0.004
2.640
(↓0.13)
3
(-)
巨人
1090 0.526
(↓0.03)
4
(↓1)
12462
(+1)
61
(+3)
18
(-)
8
(-)
0.223
(↓0.008)
2.960
(↑0.03)
4
(-)
DeNA
8100 0.444
(↑0.032)
5.5
(-)
12560
(+2)
61
(-)
9
(-)
8
(+1)
0.249
(-)
2.960
(↑0.18)
5
(-)
広島
6110 0.353
(↓0.022)
7
(↓1)
12646
(-)
64
(+2)
9
(-)
11
(+1)
0.206
(↑0.002)
3.580
(↑0.1)
6
(-)
中日
4150 0.211
(↓0.011)
10
(↓1)
12459
(+5)
85
(+7)
10
(+1)
12
(-)
0.251
(↓0.001)
4.240
(↓0.19)