ソフトバンク(☆6対0★)楽天 =リーグ戦6回戦(2026.04.16)・北九州市民球場=
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楽天
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ソフトバンク
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勝利投手:大津 亮介(2勝0敗0S)
敗戦投手:藤原 聡大(0勝2敗0S)

本塁打
【ソフトバンク】柳田 悠岐(3号・1回裏3ラン),山川 穂高(5号・3回裏ソロ)

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◆ソフトバンクは初回、柳田の3ランで先制に成功する。続く2回に野村の適時二塁打、3回には山川のソロで加点し、試合を優位に進めた。投げては、先発・大津が7回無失点11奪三振の力投で今季2勝目。敗れた楽天は、先発・藤原が試合をつくれず、打線も振るわなかった。

◆楽天ドラフト7位の阪上翔也外野手(22)が1軍初昇格し、首位ソフトバンクとの首位攻防戦で即スタメン出場する。「9番左翼」で先発する阪上は試合前に「ずっと1軍でプレーしたい気持ちでずっとやってきた。けがで離脱したんですけど、1軍でプレーをしたいという気持ちをしっかり持ってファームでもプレーしてきた。1軍に呼ばれて、自分が勝ちに貢献できるようなプレーができたらいい」と話した。前夜に昇格を伝えられたという。「最初はびっくりして1回聞き直しました」と笑った。「ファームの準備をしてたんですけど、すぐまたこっちの準備して」と慌ただしく北九州に移動してきた。チームは現在2位と好調。0・5ゲーム差で追う首位ソフトバンクとの直接対決で勝利すれば順位が入れ替わる。「ソフトバンクに負けたらやっぱりゲーム差も開くと思うんで、絶対勝ちきらないといけないゲームだなと思ってます」と意気込んだ。阪上は1軍キャンプスタートだったが、2月中旬に左内腹斜筋損傷で離脱していた。2軍戦11試合に出場し、打率3割5分5厘と好成績を残していた。

◆今年は1試合開催の北九州での主催ゲームは「ファイト!九州デー」の一環として行われる。セレモニアルピッチは「九州スポーツキッズキャラバン」のアンバサダーを務める球団統括本部付アドバイザー和田毅氏(45)と同学年の元サッカー日本代表の巻誠一郎氏(45)が行った。2人ともノーバウンド投球を披露した。巻氏は「和田さんにアドバイスしてもらった。ホークスはダイエー時代から応援している大好きなチーム」と話した。「ファイト!九州」は16年4月に発生した熊本・大分地震をきっかけに九州の復興支援を目的としたプロジェクト。この日は本震からちょうど10年となった。熊本出身で、復興支援を続けている巻氏は「早かった。あっという間だった。当時はもうサッカーができないんじゃないか、日常が戻ってこないんじゃないかと、いろんな意味で怖かった。人生の中で一番怖い日だったと今でも覚えている。災害は突然やってくる。大事なことは継続すること、忘れないこと」と災害に対し意識を持ってもらえるようにと話した。

◆2位楽天に0・5ゲーム差と迫られ負けられない直接対決で、ソフトバンク柳田悠岐外野手(37)が先制の3号3ランを放った。1回1死二、三塁、楽天先発藤原の初球131キロスライダーをたたいた打球はバックスクリーン左へ飛び込んだ。「いいスイングができました。先制のホームランといい形を作ることができてよかったです。今日は何とか勝ちにつなげていきたい」とコメントした。北九州では通算4本目。16年7月20日オリックス戦で山田修義投手(34)から打って以来10年ぶり。今季は1試合しかない北九州のファンを試合開始直後から盛り上げた。

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◆ソフトバンク山川穂高内野手(34)が"北九州男"ぶりを発揮し、特大アーチをかっ飛ばした。4-0で迎えた3回1死の第2打席だった。楽天藤原の初球、ど真ん中のカーブをフルスイング。打った瞬間にそれと分かる1発は左翼席で弾んだ。失投を逃さず、チームトップタイの今季5号ソロ。貴重な追加点をもたらした。「めちゃくちゃいい反応で打つことができました。一言でいうと『完全にアッチャー(山川独特のバッティングの表現)』です」とコメントした。この日は「ファイト! 九州デー」のイベント試合で北九州開催。山川は西武時代を含め、当地での打撃成績は試合前時点で通算6試合に出場し、打率4割9厘(22打数9安打)、1本塁打、8打点の好相性ぶりだった。

◆ソフトバンク柳田悠岐外野手(37)が先制の3号3ランを放った。1回1死二、三塁、楽天先発藤原の初球131キロスライダーをバックスクリーン左へ。「いいスイングができた。先制のホームランといい形を作ることができてよかった」。北九州では16年7月20日オリックス戦で山田から打って以来10年ぶり通算4本目。今季は1試合しかない北九州のファンを喜ばせた。

◆首位攻防戦で登板した楽天ドラフト1位の藤原聡大投手(22)が、試合序盤から苦しんでプロ初勝利は持ち越しとなった。首位ソフトバンク戦に先発。1回、先頭周東に左前打、続く近藤に四球を与える。1死二、三塁から4番柳田に先制3ランを被弾。2回1死二塁では野村に左翼フェンス直撃の適時二塁打、3回には山川にソロ本塁打を許した。5日西武戦以来のマウンドとなったが、4回を85球、5安打3四球5失点で降板。この日が3度目の登板で5失点は自己ワーストとなった。藤原は「思ったところに投げ切ることができませんでした。自分の理想のフォームとも違っていた気がします。試合を作ることができず悔しいです」とコメントした。

◆ソフトバンクが楽天との首位攻防3連戦で3連敗を阻止し、首位の座をキープした。ギータが決めた。初回1死二、三塁から先制の今季3号3ラン。藤原の初球、真ん中の低めスライダーを仕留め、左中間席へたたき込んだ。相手のドラフト1位右腕をひと振りで粉砕。負けていれば今季初の首位陥落の危機を救った。2回は1死二塁から9番野村勇内野手(29)の今季初タイムリーで1点を追加した。3回には山川穂高内野手(34)が今季5号の左越えソロ。初球、ど真ん中のカーブをとらえ、打った瞬間にそれと分かる1発だった。直近2戦は5安打2得点と湿りがちだったホークス打線が序盤からつながり、主導権を握った。投げては先発の大津亮介投手(27)が今季2勝目。7回を投げ4安打無失点と好投し、毎回の自己最多11奪三振もマークした。また、この日は毎年恒例「ファイト! 九州デー」のイベント試合で年1回の北九州開催で快勝。これで当地は1分けを挟む3連勝となった。

◆楽天の首位奪取はならなかった。0・5ゲーム差で追うソフトバンクとの直接対決。前日までに2連勝し、カード勝ち越しを決めていたが、この日の一戦は首位浮上がかかる戦いだった。しかし、試合序盤から出ばなをくじかれた。ドラフト1位の藤原聡大投手(22)が、初回に4番柳田に先制3ランを被弾。2回は野村に適時二塁打、3回は山川にソロ本塁打を許した。4回を5安打3四球5失点でプロ初勝利を逃した。打線も相手先発・大津の前に沈黙。初昇格即スタメン出場のドラフト7位阪上翔也外野手(22)は無安打だった。2試合連続で1点差ゲームを制してきたが、3戦目は完敗し、22年6月23日以来1393日ぶりの首位(開幕1試合を除く)浮上はならなかった。ソフトバンクとのゲーム差は1・5に広がった。

◆ソフトバンク柳田悠岐外野手(37)が子どもへの優しさをのぞかせた。今季唯一、北九州で行われた試合。敗れれば楽天に首位を明け渡す一戦で、初回に先制3ランを放った。試合後は「キッズ・ヒーローインタビュー」が行われ、子どもがインタビュアーに。小5の男の子から「打席に入るときは、どんなことを考えていますか」と問われた。「いいスイングをしたいっていう気持ちで打席に立ってます」と、子どもの視線にあわせて下の方を見ながら、ゆっくりと答えた。さらに「大丈夫ですか?」と確認する気遣いを見せた。2問目の「スランプになったときは、どう対処しますか」には、「筋トレでリフレッシュです」と回答し、場内の笑いも誘った。再び「大丈夫ですか?」と確認。子どもから「ありがとうございました」と言われると、「どういたしまして」と最後まで優しく丁寧に対応していた。

◆チーム最年長の柳田悠岐外野手(37)が2安打4打点の活躍で、チームの連敗をストップさせ、首位を守った。初回、1死二、三塁。楽天先発藤原の初球スライダーをバックスクリーン左へ運んだ。「いいスイングができた」。楽天ドラフト1位右腕に、いきなり先制3号3ランの強烈な1発を浴びせた。北九州では16年7月20日オリックス戦以来、10年ぶりの1発となった。「久々にホームランを打てたのでよかった」。今季の開催は、この1試合のみ。満員1万9288人のファンに、健在ぶりを見せつけた。小久保監督も「あれで試合運びが有利になった。今日は何が何でも負けられない試合だった」と絶賛した。まだ4月とはいえ負ければ楽天と入れ替わり、首位を明け渡す大事な1戦。7回には2死三塁から柳田が軽打で左前へ落とす適時打でダメ押しした。7年契約の7年目。過去2年はけがで苦しみ背水イヤーの覚悟で臨む今季、ここまで1試合休養したのみで、16試合4番指名打者でスタメン出場。3本塁打、11打点をたたき出している。お立ち台では北九州のファンに「来年も会いましょう!」とメッセージ。37歳の柳田はまだまだ元気いっぱいだ。【石橋隆雄】

◆楽天が単独首位浮上のチャンスを逃した。0・5ゲーム差で追うソフトバンクとの直接対決。カード勝ち越しは決めていたものの、0-6で完敗して連勝も4で止まった。早々と追う展開となった。ドラフト1位の藤原聡大投手(22)が今季3度目の先発。初回に4番柳田に先制3ランを献上すると、2回は野村に適時二塁打、3回は山川にソロ本塁打を許した。4回を5安打3四球5失点でプロ初勝利を逃した。三木肇監督(48)は「将来ある選手なんで、チームとしては残念な試合になってしまいましたけど、彼自身のことを思えば、今日起きたことをしっかりまた今後に必ず生かしてほしい」と話した。打線は先発大津に苦戦するなど5安打で無得点。1度も二塁を踏めなかった。三木監督は「コンパクトな球場で何が起こるか分からないようなところもあったんだけど、最初に向こうに先制されて。大津君も自分の投球をしやすかったかなと思う」。初昇格即スタメン出場のドラフト7位阪上は3打数無安打に倒れた。22年6月23日以来1393日ぶりの首位(開幕1試合を除く)浮上はならず、3位に後退した。

◆ソフトバンクの大津亮介投手(27)が奪三振ショーを演じ、北九州開催で今季2勝目を手にした。「本当にいいピッチングができた。自分のボールを信じて、低めに丁寧に投げられたと思う」序盤3イニングで計5点の援護を受け、立ち上がりからリズムよく腕を振った。7回を4安打無失点。真骨頂の制球力もさえ、無四死球と言うことなし。両翼約92メートルの地方球場マウンドで1発を警戒しながら徹底して低めに集める。直球も走り、多彩な変化球で緩急もつけた。初回先頭、小郷からの空振り三振を手始めに楽天打線のバットはクルクルと回り続けた。毎回の計11奪三振だ。プロ入り後初めての2ケタ三振を奪い「そんなに取っていたんだ...って感じ」。本来は打たせて取るスタイルなだけに、自身もびっくりの快投劇だった。今季はここまで3試合に先発し、全てクオリティースタート(6回以上自責3以下)と安定感は抜群だ。小久保監督も「素晴らしいピッチング。大津がよく頑張った」と最敬礼だった。チームは連敗を2で止め、負けていれば今季初の首位陥落の危機も、背番号19が納得の106球で救った。

◆ソフトバンク山川穂高内野手(34)が"北九州男"ぶりを発揮し、特大アーチをかっ飛ばした。3回ど真ん中のカーブを高々とかち上げ、左翼ポール際へ運ぶチームトップタイの今季5号ソロ。「めちゃくちゃいい反応で打つことができた。狙っていない。切れなくてよかった」。北九州では西武時代を含め、24打数10安打、打率4割1分7厘、2本塁打、9打点と好相性だ。

◆不振のソフトバンク野村勇内野手(29)が13打席ぶりの安打を放った。2回1死二塁、楽天藤原の低めスライダーをとらえ、左翼フェンス直撃の適時二塁打で今季初打点。「ここ数試合、なかなかヒットが出ていない中で、何とかチャンスで1本と必死に打ちにいきました」。小久保監督は「本当はスタメンじゃなかったけど、夜(藤原の)映像を見ていたら合いそうだったので」と起用が当たった。

◆楽天ドラフト1位の藤原聡大投手(22)が2敗目を喫した。0・5ゲーム差で追うソフトバンクとの直接対決に先発。4回5安打3四球5失点でプロ初勝利を逃した。「結果のとおりなので、自分の力不足でゲームを壊してしまって、チームに申し訳ない気持ちが一番です」と悔しそうに話した。序盤から苦しんだ。初回、先頭周東に左前打、2番近藤に四球を与える。1死二、三塁から4番柳田に先制3ランを運ばれた。2回に野村に適時二塁打、3回には山川のソロで序盤に5点のビハインドを背負った。4イニングのうち3イニングで先頭に出塁され、失点につながった。「やっぱりそこに限るかなとは思います」と語った。理想の投球フォームで投げられなかったことも反省材料だという。「(登録抹消され)10日間で良いものはつかめてきてたんですけど、なかなか対バッターになると思うような、練習でできていたことがうまくできなかったかなっていうところが、その理想のフォームと違ったという部分です」と振り返った。プロ初勝利は次回以降に持ち越しとなった。

◆ソフトバンクの大津亮介投手(27)が毎回の計11奪三振で7回を4安打無失点。北九州開催で今季2勝目を手にした。大津は「器用な男」だ。球種は球界屈指の豊富さで知られる。カットボール、チェンジアップ、カーブ、スライダー、フォークなど...。変幻自在な投球を可能にしているのは天性の手先の器用さにある。「昔から器用に何でもできる方ではあったので」。小学生の頃は家庭科の授業で「針に糸を通すのが好きでした」と笑う。記者はヤキモキして投げ捨てた記憶もある作業にも「できちゃってた」。さらに、ゲームの「大乱闘スマッシュブラザース」も得意。約90種類あるキャラもそつなく操作できる器用ぶりだ。ただ、器用さが"弱み"につながることも自覚している。アマチュア時代から「ずっと器用貧乏にはならないようにと思ってやっていた。小中高大と、どこの監督からも言われていた」と振り返る。今季でプロ4年目。今も「伝家の宝刀」と呼ばれるような絶対的な決め球があるわけではない。だからこそオフにはウイニングショットの大切さを理解するからこそ精度向上に取り組む姿がある。その成果もあって、年々球種の完成度は増しているように感じる。1軍の舞台で大成するためにも、器用さには頼り過ぎない投手像を大津は目指している。【佐藤究】

◆サッカー元日本代表で熊本県出身の巻誠一郎氏が、始球式に登場した。熊本地震10年の節目を迎え「あっという間の10年。日々やるべきことをやっている実感がある」としみじみと語った。現役だった当時は地元で被災しながら、地震直後から精力的に支援を行った。被災地の子どもらとサッカーをするなどの活動を通じ「(スポーツは)災害の時には必要ないと思われがちですが、コミュニティーや心のよりどころになる」と力強く話した。

◆ソフトバンクの柳田が一回に豪快なアーチを描いた。一回1死二、三塁、ドラフト1位ルーキー藤原の初球を思い切り振り抜き、左中間スタンドへ運んだ。「先制ホームランといい形をつくることができて良かった」と喜んだ。北九州での本塁打は2016年7月20日のオリックス戦以来、10年ぶり。この日から1番に座る周東の安打を足場に生み出した好機を早速生かし、ガッツポーズしながらダイヤモンドを一周。「いいスイングができた」とうなずいた。

◆ソフトバンクが快勝した。一回に柳田の3号3ランで先制し、二回に野村の適時二塁打、三回は山川の5号ソロで加点。柳田は七回にも適時打を放って4打点。大津が7回無失点、自己最多の11三振で2勝目。楽天は4連勝でストップ。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
1160 0.647
(↑0.022)
-
(-)
12681
(+6)
55
(-)
17
(+2)
3
(-)
0.256
(↓0.001)
2.850
(↑0.18)
2
(1↑)
ORIX
1070 0.588
(↑0.025)
1
(-)
12666
(+7)
69
(+1)
9
(-)
9
(+1)
0.256
(↑0.01)
3.770
(↑0.18)
3
(1↓)
楽天
971 0.563
(↓0.037)
1.5
(↓1)
12657
(-)
49
(+6)
8
(-)
11
(-)
0.233
(↓0.004)
2.760
(↓0.22)
4
(-)
日本ハム
890 0.471
(↓0.029)
3
(↓1)
12687
(+3)
70
(+5)
31
(+1)
8
(-)
0.248
(↓0.002)
3.800
(↓0.04)
5
(1↑)
ロッテ
7110 0.389
(↑0.036)
4.5
(-)
12554
(+5)
73
(+3)
8
(-)
9
(-)
0.231
(↑0.005)
3.770
(↑0.04)
6
(1↓)
西武
6111 0.353
(↓0.022)
5
(↓1)
12541
(+1)
70
(+7)
9
(-)
3
(-)
0.208
(↓0.002)
3.090
(↓0.25)