楽天(☆4対0★)オリックス =リーグ戦5回戦(2026.04.12)・楽天モバイルパーク宮城=
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ORIX
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楽天
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勝利投手:瀧中 瞭太(1勝1敗0S)
敗戦投手:ジェリー(0勝1敗0S)

本塁打
【楽天】辰己 涼介(1号・8回裏2ラン)

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◆楽天は5回裏、小郷の適時打で1点を先制する。そのまま迎えた8回には、辰己の2ランなどで3点を加え、リードを広げた。投げては、先発・瀧中が7回途中無失点の好投で今季初勝利。敗れたオリックスは、先発・ジェリーが試合をつくるも、打線が無得点と振るわなかった。

◆アニメ「進撃の巨人」でリヴァイ役の声優、神谷浩史(51)が、人生初の始球式を行った。誕生日が1月28日ということもあり、背番号「128」のユニホームを着てグラウンドに登場。捕手伊藤光に向かって、ノーバウンド投球を披露した。神谷は「プロ野球を生で観戦するのは子供の頃に父親に連れて行ってもらった後楽園球場以来かもしれません。そんな僕に始球式のお声がかかるとは! ありがとう『進撃の巨人』! そしてリヴァイ! 人生初の始球式、どうなるかわかりませんが...無事に終わることを願います」と話していたが、見事な投球を見せた。

◆オリックスが楽天に連敗し、ビジターゲーム5連敗で、勝率5割に逆戻りした。来日2度目の先発マウンドに上がったショーン・ジェリー投手(28=ジャイアンツ)は微妙に動くツーシームなどを主体にゲームメーク。5回1死三塁から小郷に先制適時打を許したが、MLB最長身の身長213センチの新助っ人右腕は6回までは4安打1失点と粘りの投球を見せた。前回初登板した5日、日本ハム戦でも6回2失点。「6回を最少失点で投げられたところだけを見れば、最低限の仕事ができたのかもしれませんが、自分の球をコントロールすることができませんでしたし、内容としてはかなり悪かったと思います。今日のような登板内容が続かないように修正していかなければいけません」と、クオリティースタートを2試合連続で続けながら、初勝利に届かない助っ人は唇をかんだ。打線は楽天先発、滝中の前に7回途中まで2安打無得点。7回1死二塁から2番手登板した田中千にもシーモア、中川が打ち取られ同点機を逸した。楽天の継投の前に、今季1試合最小の3安打、無得点。3月27日、開幕楽天戦(京セラドーム)以来、今季2度目の完封負けを喫した。

◆楽天が完封勝ちで2位に浮上した。開幕カードで負け越したオリックスに2連勝。貯金1とした。先発の滝中瞭太投手(31)は昨季から続いた自身の連敗を5で止め、今季初勝利を手にした。5回2死まで無安打投球。森友に初安打となる二塁打を打たれたが、続く紅林を左飛に抑えた。1-0の7回1死で太田に二塁打を打たれたところで降板。2番手の田中千晴投手(25)が後続を退け、完璧な救援を決めた。滝中は3月28日オリックス戦で4回途中4安打5四死球2失点と苦しむも、この日は7回途中2安打無失点の力投で雪辱した。「なんとか7回は完了したかった。可能であれば8回までいけてると」と反省。「ホッとはしてます。ただ、もっともっとできることはあったのかなと。チームが勝てばそれでいいんですけど」と話した。攻撃面では5回に小郷が中前適時打で均衡を破った。8回には辰己の1号2ランなどで3点を加点。辰己は初球を左翼ファウルゾーンに打ち上げたが、左翼西川が捕球できずに運も味方につけた。そして、2球目の直球を左中間席に運んだ。「捕られたらしゃあないですけど、捕られんかったんで、打ち直しできて良かった」と振り返った。

◆オリックスが楽天に連敗し、勝率5割に逆戻りした。楽天先発は滝中で、2週間前の3月28日、同カード(京セラドーム)で4回途中で攻略した右腕だった。しかし、プレートを踏む位置を変えるなどマイナーチェンジした滝中の前に7回途中まで2安打無得点。4継投の前に散発3安打で、楽天との開幕戦以来の今季2度目の完封負けで終えた。仙台での初戦は雨天中止になったが残り2試合で連敗。3日からの日本ハム3連戦(エスコンフィールド)でも、同一カード3連敗を喫していたため、ビジターゲーム5連敗になった。滝中は140キロ台中盤の直球に、スライダー、フォーク、シンカーなどを織り交ぜて、もてあそばれた。岸田護監督(44)は「的が絞りにくいですよね。力を入れて、キレがいい真っすぐを投げられていたので、なかなか打ちにくかったと思います。次はしっかり対策して臨みます」とリベンジを誓った。1点を追う8回無死一塁では紅林弘太郎内野手(24)にヒッティングで勝負をかけた。結果は3番手西垣のカットボールをファウルした直後のカウント1-1からの3球目フォークに二ゴロ併殺打に沈んだ。指揮官は「少ないチャンスだったのでね。今日はね。封じ込まれましたね」と肩を落とした。14日から本拠地に戻り、5位西武と3連戦に臨む。「切り替えてやっていきます」。5割からの再浮上に力を込めた。

◆楽天辰己涼介外野手(29)が"打ち直し"で価値ある今季1号を決めた。1点リードの8回無死一塁。オリックス古田島の初球内角低め直球を打ち損じ、打球は左翼ファウルゾーンに上がった。しかし、左翼西川が捕球できず、再びチャンスが巡ってきた。2球目、今度は確実に仕留めた。真ん中低め直球を逆方向に運び「(逆方向は)自分の強みでもあるんで、今後もああいった打球を1つでも多く打てるように頑張りたい」。打球は風にも乗って左中間席へ一直線。「なんとか1点欲しい場面で打てて良かった」。飛距離119メートルの1号2ランでリードを3点に広げた。1球目は左邪飛となっていた可能性があったが、運も味方につけた。「まあ取られたらしゃあないですけど、まあ取られんかったんで、なんとか打ち直しできて良かった」と、うなずいた。

◆楽天小郷裕哉外野手(29)が2試合連続の1番起用に"ドデカい"一打で応えた。0-0の5回1死三塁、先制のチャンスを迎えた。「本当にここを逃したら今日負けるなというぐらいで、しっかり自分が返そうと思って打席に入りました」。213センチのオリックス長身右腕、ジェリーと対峙(たいじ)した。2ストライクと追い込まれていたが、3球目の直球を中前へはじき返した。「めちゃくちゃデカかったです。緊迫した試合だったんで、やっぱりそういう中で打てたってことで自分も乗っていけますし、いい1本になりました」。先制&決勝の適時打で好投する滝中を援護した。この日が初対戦だったジュリーからは初回の内野安打を含む2安打をマークした。「(身長が)過去一番デカかったです。デカって思いました」と振り返った。

◆楽天滝中瞭太投手(31)は昨季から続いていた自身の連敗を「5」で止め、今季初勝利をつかんだ。捕手の伊藤光に導かれながら7回途中2安打無失点と力投した。本拠地のお立ち台に上がるのは、プロ初完投初完封を飾った昨年7月12日ソフトバンク戦以来。白星もそれ以来274日ぶりだった。「どんどんどんどん勝負していこうっていう話の中で、光さんに引っ張ってもらいました」と感謝の言葉を述べた。初回を10球で3者凡退に終えると、2回も3人で仕留めて勢いに乗った。3回先頭に四球を許し、二塁まで進まれたものの、後続を断って5回2死まで無安打投球。森友に初安打となる二塁打を打たれたが、続く紅林は左飛に抑えた。7回1死から太田に二塁打を打たれたところで降板となった。「なんとか7回は完了したかった。可能であれば8回までいけてると。中継ぎも結局3人使ってしまったので、その辺に関してまだまだ反省すべき点は多い」と口にした。3月28日の今季初対戦で、4回途中4安打5四死球2失点と苦しめられたオリックスに雪辱を果たした。「なかなか勝てない試合も続いたりもしますし、ホッとはしてます。ただ、もっともっとできることはあったのかなと。チームが勝てばそれでいいんですけど。ホッとしてます」と力を込めた。

◆楽天小郷裕哉外野手(29)が"ドデカい"決勝打でチームを2位浮上に導いた。2試合連続の1番起用に応えた。0-0の5回1死三塁。2ストライクからの3球目、オリックスの長身右腕ジェリーの144キロ直球をライナーで中前にはじき返した。「めちゃくちゃデカかったです。緊迫した試合だったんで、そういう中で打てたことで自分も乗っていけますし、いい1本になりました」先制&決勝の適時打で好投する滝中を援護した。「本当にここを逃したら今日負けるな」と覚悟を決め、思い切りよくバットを振り抜いた。この日が初対戦だったジェリーはメジャー史上最長身タイの213センチを誇る。「(対戦した選手の中で)過去一番デカかったです。デカって思いました」。相手の特徴をつかむことに苦労したというが、初回の内野安打含む2安打をマークした。今季初めて1番で先発した11日オリックス戦は初回に三盗を決め、足で決勝点を演出した。そして、この日はV打。リードオフマンとして2試合連続で決勝点に絡み、2連勝&貯金1に貢献した。球団史上初の全試合フルイニング出場を達成した24年は、1番を主戦場に活躍。「しっかり定着できるように頑張りたいと思います」。昨季は不振で苦しんだ小郷が"ドデカい"インパクトを残していく。【山田愛斗】

◆楽天田中千晴投手(25)が、しびれる場面で完璧な火消しを決めた。7回途中から2番手で登板。オリックス打線を無失点に仕留めた。田中千が「必殺仕事人」となった。1-0の7回1死二塁から2番手で登板。5番シーモアを5球目フォークで左飛、続く中川は初球フォークで遊ゴロに封じた。「自分のボールをキャッチャーが要求したところに腕を振って投げることしか考えていないので、それが今、いい方向にいっているな」。6球で2死を奪い、完璧な火消しを見せた。巨人にFA移籍した則本の人的補償として今季から楽天に入団した。開幕から1軍入りし、7試合で1セーブ、2ホールド、防御率1・42。奪三振率14・21を誇る。この日の登板も小野寺、久保両投手コーチに「三振取ってこい」と送り出されたという。「三振取りたかったんですけど、僕はゼロで帰ってくることの方が大事。1個、課題というか」と今後を見据えた。大卒4年目。楽天のルールでは1人暮らしが許される年齢だが、寮生活をしているという。「寮生なんで(ドラフト1位)藤原とかと行動することが多い。そこの生活が今楽しいというか、リラックスできる場面にはなっています」と笑顔。「もうそろそろ出ようと思ってるんで、なんとか1人暮らし、やっと始めようって感じです」。まもなく仙台での"新生活"をスタートさせる。【山田愛斗】

◆楽天は滝中が多彩な変化球で的を絞らせず、6回?を2安打無得点に抑え、今季初勝利を挙げた。打線は五回に小郷が先制打を放ち、八回は辰己が1号2点本塁打で加点。オリックスは3安打で零敗。ジェリーの好投を生かせなかった。

◆楽天は滝中が6回?を2安打無失点と力投し、今季初白星。ピンチを招いた七回を投げきれずに悔しさをのぞかせつつも「ほっとしている。試合をつくれたことは一つ自信にして次につなげたい」と表情を緩めた。高めの球も有効に使い、何度もフライアウトに仕留めた。6回無失点だった前回4日の西武戦に続き、捕手の伊藤光と息ぴったりで「首を振るところがなく、自信を持って投げ込めた。会話だけではなく、ボールでちゃんとキャッチボールできた」と好投の要因を口にした。

◆楽天に新加入の田中千晴(ちはる)投手(25)が、ピンチの場面で登板し、?回を無安打無失点に抑えて、勝利の流れを引き寄せた。「前回登板のときにやられた相手。ギアを1個上げて、絶対に打ち取ってやろうという気持ちで投げました」1-0、七回1死二塁。2番手で登板し、シーモアを左飛、オリックスとの開幕カードで右前適時打を許した中川を遊ゴロに仕留めた。右腕の好投がチームを勢いづけ、八回の3得点を呼んだ。滝中、小郷と本拠地球場で初のお立ち台に立った。名刺代わりに「観客席をみて、滝中さんと小郷さんの応援タオルが多いな。もっと田中タオルを増やせるように頑張ります」と笑いを誘った。石井一久GMは「楽天にきてから球速が3キロ速くなった。フォークボールは〝お化け〟」と絶賛。開幕から7試合に登板し1セーブ、防御率1・42と安定。勝ちパターンの一角に君臨した。巨人にFA移籍した則本の人的補償として加入。物腰が柔らかく、性格は極めて温厚で、愛称は「ちーちゃん」、「せん」など。プロ2年目のオフに干支(かんし)学を掘り下げて占いができるように。チーム内で占い依頼が続出し、すっかり人気者になった。今季の目標は、防御率1点台と50試合登板。「本当に楽天のおかげで、チャンスをいただけた」と感謝する右腕は、仙台市内の球団寮で生活しているが、引っ越しを計画中。杜の都にしっかり根を張って、チームを押し上げる。(広岡浩二)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
1040 0.714
(↑0.022)
-
(-)
12971
(+11)
49
(+7)
15
(+1)
2
(-)
0.269
(↑0.013)
3.100
(↓0.3)
2
(2↑)
楽天
761 0.538
(↑0.038)
2.5
(-)
12951
(+4)
39
(-)
7
(+1)
7
(+2)
0.239
(-)
2.620
(↑0.2)
3
(1↓)
日本ハム
770 0.500
(↓0.038)
3
(↓1)
12972
(+7)
55
(+11)
26
(+1)
8
(-)
0.258
(↑0.004)
3.690
(↓0.5)
3
(1↓)
ORIX
770 0.500
(↓0.038)
3
(↓1)
12951
(-)
66
(+4)
9
(-)
6
(-)
0.248
(↓0.01)
4.390
(↓0.01)
5
(-)
西武
681 0.429
(↑0.044)
4
(-)
12838
(+2)
55
(+1)
8
(+1)
3
(-)
0.206
(↓0.007)
2.910
(↑0.16)
6
(-)
ロッテ
5100 0.333
(↓0.024)
5.5
(↓1)
12839
(+1)
58
(+2)
6
(-)
9
(+1)
0.218
(-)
3.510
(↑0.2)