巨人(★2対3☆)ヤクルト =リーグ戦2回戦(2026.04.11)・東京ドーム=
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ヤクルト
2000001003901
巨人
0010001002502
勝利投手:山野 太一(3勝0敗0S)
(セーブ:キハダ(0勝0敗5S))
敗戦投手:マタ(0勝1敗0S)

本塁打
【ヤクルト】サンタナ(4号・7回表ソロ)
【巨人】山瀬 慎之助(1号・3回裏ソロ),坂本 勇人(1号・7回裏ソロ)

  DAZN
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◆ヤクルトは初回、鈴木叶の適時三塁打で2点を先制する。その後2-1となって迎えた7回表には、サンタナのソロが飛び出し、貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・山野が7回2失点7奪三振の力投で今季3勝目。敗れた巨人は、先発・マタが試合をつくるも、打線が援護できなかった。

◆前日は接戦をものにし、2連勝とした巨人。ヤクルト先発左腕の山野に対し、右打者を積極起用。6試合ぶりにスタメンの坂本勇人内野手(37)が「6番三塁」。中堅は松本剛外野手(32)、右翼は平山功太内野手(22)が入った。先発はブライアン・マタ投手(26)。1日のファーム・リーグロッテ戦では4回無失点の好投を見せ、1軍初マウンドが巡ってきた。「自分のピッチングをすればしっかり抑えられる。チームにポジティブな結果を持ってこられるようなピッチングをしたい」と意気込み、白星を狙う。

◆ヤクルトがプレーボールからわずか5分で先制に成功した。鈴木叶捕手(20)が初回無死二、三塁から2点適時三塁打を放った。巨人先発ブライアン・マタ投手(26)の立ち上がりを捉えた。1番長岡秀樹内野手(24)が四球で出塁すると、2番ドミンゴ・サンタナ外野手(33)が左翼フェンス直撃の二塁打で好機を拡大。続く3番の鈴木叶は右翼へのライナー性の打球を放った。右翼手の打球処理がもたつく間に三塁を陥れ、三塁打となった。チームは試合前時点で2連敗中だったが、速攻で嫌な流れを払拭した。

◆巨人が思わぬ形で先制を許した。初先発となったブライアン・マタ(26)投手が、四球と二塁打で無死二、三塁のピンチを迎えると、ヤクルト3番鈴木叶に右方向へライナーを運ばれた。右翼手の平山が捕球に向かったが、落下地点に入る途中で転倒。打球に追いつくことができず、ボールがフェンスまで転がる間に2者の生還を許した。記録は2点適時三塁打だった。来日初登板のマタは開始5分で先制を許し、苦しい立ち上がりとなった。

◆巨人山瀬慎之助捕手(24)がプロ第1号を放った。3回無死、ヤクルト山野の146キロ真ん中直球を捉え、打球は左翼席へ飛び込んだ。高卒7年目、通算33打席目での初アーチにガッツポーズ。一塁ベースを回ったところでポンと手をたたき、喜びに浸った。

◆初物づくしの「すしレース」となった。山瀬慎之助捕手(24)のプロ初本塁打の興奮が冷めやまぬ中、かんぴょうが今季8レース目で念願の"プロ初勝利"をマークした。スタートダッシュを決めたのは芽ネギだった。マグロ、かんぴょうが追いかける構図。終盤でかんぴょうが芽ネギの背中を捉えると、最後は2貫差をつけて1着でゴールした。2着芽ネギ、3着マグロで入線。かんぴょうはドラフト1位の竹丸和幸投手(24)に続き、今季チーム2人目の"プロ初勝利"を挙げた。今季の戦績はマグロ3勝、タマゴ2勝、コハダ1勝、アナゴ1勝、かんぴょう1勝となった。すしレース 4回表終了時にイニング間イベントとして、米国の「ホットドッグレース」のような「すしレース」を開催している。ファン参加型のアクティベーションで出場者は「江戸前スーシーズ」に扮(ふん)して競走する。メンバーはマグロ、コハダ、タマゴ、エビ、アナゴの5貫に加え、今季から新メンバーのイカ、ウニ、芽ネギ、かんぴょうの計9貫。参加対象は公式ファンクラブ「CLUB GIANTS KIDS MEMBER」で当日の開場から1回裏終了まで応募受け付けし、東京ドーム内ファンクラブブースで抽選によって決定する。今シーズンからオフィシャルプレミアムスポンサー「DAZN」が提供する「DAZN presentsすしレース」として開催される。DAZNをご利用中の方および新規ご加入いただいた方の中から、毎試合抽選で1名(13歳未満)に、その日のペア観戦チケットとすしレースへの参加券がプレゼントされる。

◆巨人ブライアン・マタ投手(26)が5回2失点で降板した。1点ビハインドの5回、2死一、二塁のピンチを招いたが、丸山に対し3-2から変化球を振らせ、空振り三振に切った。ピンチを脱し、ほえた。初回には四球と二塁打で無死二、三塁のピンチを迎えると、ヤクルト3番鈴木に右方向へライナーを運ばれた。右翼手・平山が捕球に向かったが、落下地点に入る途中で転倒。打球に追いつくことができず、ボールがフェンスまで転がる間に2者の生還を許した。記録は2点適時三塁打で開始わずか5分で先制を許していた。5回を投げ、6安打6奪三振2四球2失点。97球でマウンドを降り、初登板初先発で初勝利とはならなかった。

◆高卒7年目の巨人山瀬慎之助捕手(24)がプロ初本塁打を放った。3回、ヤクルト山野の146キロを強振すると、打球は左翼席へ飛び込んだ。通算33打席目で出た待望の1発に「甘いボールを完璧にとらえることができました」とガッツポーズを見せた。甲斐、小林と経験豊富なベテラン勢を抑え、開幕1軍をつかんだ今季。2試合目のスタメンマスクで結果を残した。

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◆巨人坂本勇人内野手(37)が今季第1号を放った。2点ビハインドの7回2死、ヤクルト山野の146キロを捉えた打球は高々と舞い上がり、バックスクリーンへ飛び込んだ。球場はこの日1番の大歓声に包まれ、ベンチに迎え入れられると笑顔を見せた。

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◆巨人平山功太内野手(22)がプロ初安打を放った。「7番右翼」で先発すると、7回に迎えた第3打席。ヤクルト山野のフォークを中前に運んだ。プロ7打席目で飛び出した安打に、打った瞬間小さくガッツポーズを見せた。オープン戦で2本塁打とアピールし、6日に支配下登録。8日から1軍に昇格していた新星が結果を残した。

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◆ヤクルト星知弥投手(31)が"神対応"を見せた。1点リードの8回から2番手で登板。先頭でこの日誕生日の丸が代打で登場すると、右翼スタンドからバースデーソングが流れた。星はバースデーソングが流れる間、プレートを外し演奏が終わるまで投球を待った。演奏が終わると、いつも通り投球し、二ゴロに打ち取った。

◆ヤクルトは投打がかみ合って連敗を2で止めた。先発の山野太一投手(27)が7回5安打2失点で、球団では24年ヤフーレ以来となる開幕3戦3勝を飾り、チームを勝利に導いた。山野が強心臓ぶりを見せつけた。1点リードの7回2死一塁。俊足の一塁走者・平山を警戒して計4度けん制を行った。けん制の度に巨人ファンからブーイングが起こる中、動じることはなかった。山瀬を三ゴロに打ち取った。ソロ本塁打2本で2点を失うも、ゲームメーク。登板前日の10日に「(今季は)球速の割にはバッターを押し込めてる印象はあります」と話していた通り、最速150キロの直球を軸に巨人打線に立ち向かった。山野は打撃でも、3試合続けてヒットを記録。開幕からすべて安打を打っての3戦3勝は14年菅野(巨人)以来で、ヤクルトでは球団史上初めて。打線も初回から山野を援護した。初回に鈴木叶が無死二、三塁から2点適時三塁打を放ち先制すると、7回には1死からサンタナが左中間スタンド中段に飛び込むソロ本塁打。効率よく得点を奪った。チームは前日の試合で巨人に競り負け、首位陥落した。負ければ首位阪神の背中がさらに遠のく一戦だったが快勝。必死に阪神に食らいついていく。山野が球団では24年ヤフーレ以来となる開幕3戦3勝。山野は打撃でも3試合続けてヒットを記録。開幕からすべて安打を打っての3戦3勝は14年菅野(巨人)以来で、ヤクルトでは球団史上初めて。

◆巨人はヤクルトとの接戦に敗れ、連勝が2で止まった。来日初登板となったブライアン・マタ投手(26)は立ち上がりに流れをつかめず。先頭に四球を許すと、連続長打を浴び2点を先制された。その後は得点圏に走者を背負うが、要所で粘り5回97球6安打2失点でマウンドを降りた。1点ビハインドの7回、3番手の赤星優志投手(26)がサンタナに左越え本塁打を許し、リードを広げられた。打線は3回、高卒7年目の山瀬慎之助捕手(24)がプロ初本塁打を放った。ヤクルト山野の146キロを捉え左翼席へ運んだ。通算33打席目で飛び出した待望の1発に「甘いボールを完璧にとらえることができました」とガッツポーズを見せた。7回には坂本勇人内野手(37)が146キロの速球を捉えバックスクリーン左へ。23打席目で飛び出した今季初アーチ。プロ20年目のベテランは、スタメン起用にバットで応えた。だが、得点は本塁打による2点のみ。ヤクルト投手陣の前にわずか5安打に沈んだ。チームは13試合を終え、7勝6敗。貯金は1に減った。

◆巨人はヤクルトとの接戦を落とし、連勝が2で止まった。来日初登板のブライアン・マタ投手(26)は立ち上がりに苦しみ1回に2失点。その後は粘投で5回97球6安打2失点で来日初登板を終えた。打線は3回、高卒7年目の山瀬慎之助捕手(24)がプロ7年目での初本塁打を放った。7回には坂本勇人内野手(37)が146キロの速球を捉えバックスクリーン左へ。通算299号となる今季初アーチで1点差に迫ったが、同点、逆転には届かなかった。チームは13試合を終え、7勝6敗。貯金は1に減った。試合後の阿部慎之助監督(47)の一問一答は以下。-いいところはよく出た試合でしたそうですね、はい。負けてしまったんですけどね。-まずは山瀬選手がプロ初ホームランが出ましたまあ本人がいい準備してきたから、出たんじゃないですかね。-2軍監督時代からご覧になってきたと思うんですが、今の山瀬選手の成長はどういう風に見てますかいやー、今日ね、それで勝ってたらもっとかっこよかったんだけどね。まあ、これからまだまだ先長いんでね。チャンスは必ず来ると思うんで。いいとこで打ってくれたらうれしいなと思います。-マタ投手も2回以降は良く見えたね。初回はさすがに力んでたなと思ってね。まあ、課題が明確にたくさん出たので。その次修正して。次も頑張ってほしいなと思います。-坂本選手は待望の1発そうね。まあ久しぶりにあんなね、生きた打球を見たんで。まだまだあそこにも入るんでね。まあ、大丈夫でしょう。

◆ヤクルトが連敗を2で止めた。山野太一投手(27)が7回5安打2失点で、球団では24年ヤフーレ以来となる開幕3戦3勝を飾り、チームを勝利に導いた。池山隆寛監督(60)はバッテリーをたたえた。「(本塁打を)2発食らったんすけどね。よく粘り強く。鈴木(叶)がよくリードしたし、山野もよく投げてくれたと思います」。5~6回には4者連続三振も見せた。「今年はすごく状態がいい感じがします」とした。山野に伝えたいことを聞かれると「この状態、維持できるようにね。しっかり試合作れるようにまたよろしくお願いしますと、はい」と、うれしそうに答えた。

◆巨人はヤクルトとの接戦を落とし、連勝が2で止まった。来日初登板のブライアン・マタ投手(26)は立ち上がりに苦しみ1回に2失点。その後は粘投で5回97球6安打2失点で来日初登板を終えた。打線は3回、高卒7年目の山瀬慎之助捕手(24)がプロ7年目での初本塁打を放った。2月、早朝の宮崎・青島海岸で巨人山瀬に遭遇した。春季キャンプ中、健康のためにジョギングをしていたのだが、午前6時前の明け方、まだ薄暗い海岸線の向こうからごっつい男のシルエットが見えた。「おはようございます」。いい汗をかいた顔で、照れたようにあいさつしてくれた。朝散歩は、師匠が教えてくれた「捕手道」だった。プロ1年目のオフから自主トレをともにする甲斐が、欠かさなかった習慣。捕手は信頼が命。ゆえに朝食会場から気を張るべし。寝癖の1つでもついていたら、相手はどう思うか。私生活から教え込まれた。今年1月の大分での合同自主トレ。山瀬は1人、朝ぼらけの街中を歩いていた。甲斐は初日、2日目はあえて皆での散歩を日程に組まなかった。「太ってるからです」と山瀬は冗談めかしたが、言われずともベッドから起き上がった。それは宮崎でも、シーズンが始まっても同じだ。2軍監督時代から指導する阿部監督は、初本塁打後のベンチで満面の笑みで迎えた。「勝ってたらもっとかっこよかったんだけどね。これからまだまだ先長い。チャンスは必ず来る」と目を細める。「遅かったかな」。プロ7年目での1発は、本人が新人時代に描いた未来通りではない。ただ、激しい捕手争いの中で着実に前に進んでいる。散歩と同じように、一歩ずつ。【阿部健吾】

◆ヤクルトは投打がかみ合って連敗を2で止めた。先発の山野太一投手(27)が7回5安打無四球2失点の好投で、球団では24年ヤフーレ以来となる開幕3戦3勝。打っても4回に左前打を放ち、3試合連続安打を記録した。開幕から全て安打を打ち、3戦3勝は球団史上初の快挙。「どの球種も調子が良かった。調子がいい時こそしっかり丁寧にいこうと思って、1球1球丁寧に投げることを心がけました。(安打は)たまたまいいところに飛んでくれた」と振り返った。強心臓ぶりも好調の理由の1つかもしれない。1点リードの7回2死一塁。俊足の一塁走者・平山功太内野手(22)を警戒して計4度けん制を行った。けん制の度に巨人ファンからブーイングが起こる中でも「球場の雰囲気はありましたけど、自分の中ではすごく落ち着いてプレーしていました」。冷静さを保ち、山瀬慎之助捕手(24)を三ゴロに打ち取った。チームは10日の試合で競り負け、首位陥落していた。池山隆寛監督(60)は、勝利に導いた山野を「本当に投打に活躍してくれている。引き続き、そううまくいかないかも分からないけど、しっかり準備していい状態を維持できるように頑張ってほしい」とたたえた。チーム一丸で首位阪神に食らいついていく。

◆巨人はヤクルトとの接戦に敗れ、連勝が2で止まった。来日初登板となったブライアン・マタ投手(26)は立ち上がりに2失点。7回に3番手・赤星優志投手(26)がサンタナに左越えソロ本塁打を許し、リードを広げられた。打線はヤクルト投手陣の前にわずか5安打2得点。ただ、明るい材料も多かった。3回に高卒7年目の山瀬慎之助捕手(24)がプロ初本塁打。ヤクルト山野の146キロを左翼席へ運んだ。通算33打席目で飛び出した待望の1発。今季2試合目のスタメン起用にバットで応え「打ててよかった」と振り返ったが「自分が出て負けた時は重く(責任を)感じる。出た試合は全部勝ちたい」と捕手として、敗戦に悔しさもにじませた。7回には坂本勇人内野手(37)が、バックスクリーン左へ運ぶ今季1号ソロ。今季ここまで1安打と苦しんでいたベテランのアーチに、阿部慎之助監督(47)は「久しぶりにあんなに生きた打球を見た。まだまだあそこに入るので、大丈夫でしょう」とたたえた。チームは13試合を終え、7勝6敗。貯金は1に減った。

◆ヤクルトは投打がかみ合って連敗を2で止めた。先発の山野太一投手(27)が7回5安打2失点の好投を披露した。これで開幕から3戦3勝。打線も初回、鈴木叶が無死二、三塁から2点適時三塁打を放って先制すると、7回には1死からサンタナが左中間スタンド中段に飛び込むソロ本塁打。効率よく得点を奪った。チームは前日の試合で巨人に競り負け、首位陥落した。負ければ首位阪神の背中がさらに遠のく一戦だったが、快勝。池山隆寛監督(60)は「昨日も1戦必勝で負けたけど、選手は切り替えてくれている。こういう戦いでの勝ちというのは成長につながると思う」と話した。

◆7回に巨人坂本勇人内野手(37)がバックスクリーン左へ今季1号ソロを運んだ。「1本出たのは本当に良かった。まだどうなるかわからないので。そこはいろいろ、練習からやっていきます」。ここまで1安打と苦しんでいたベテランのアーチに、阿部監督も「久しぶりにあんなに生きた打球を見た。まだまだあそこに入るので、大丈夫でしょう」。3回には高卒7年目の山瀬もプロ初本塁打を放ち、連勝は2で止まったが、打線は明るい材料も多かった。

◆ヤクルト池山隆寛監督(60)の予言が的中した。試合前に相手先発の新外国人マタについて「映像を見るとボールが強いからね。フォアボールがキーになってくる」。言葉通り、先制劇は四球を足掛かりにしたものだった。初回1番長岡が四球で出塁すると、2番サンタナが左翼フェンス直撃の二塁打で好機を拡大。無死二、三塁から3番鈴木叶が1ボールから155キロ直球を捉えた。「なんとかゴロでもいいので、前に飛ばそうと思って」。打球は右翼への2点適時三塁打となった。2回以降は降板する5回まで「0」を並べられただけに、試合開始直後、先頭打者への四球からの"速攻"は効果的だった。鈴木叶にとってはプロ初の三塁打。「1点でもっていう気持ちがいい結果になって良かったです」とうなずいた。指揮官は試合後、開口一番「いや~しびれるね」と振り返った。初回、試合開始からわずか5分での速攻には「結果的にサンタナ、鈴木叶がうまくチャンスを広げてかえしてくれた」と満足げ。一方で「その後、丸山(和)がかえしてくれたらもうちょっと違った展開になったと思うんだけど」と、勝ってかぶとの緒を締めた。【水谷京裕】

◆ヤクルト・山野太一が今季3試合目の先発登板(対巨人、東京ドーム)を迎える。投手としてはここまで開幕2戦2勝。打撃が好調で、シーズン初登板の3月28日のDeNA戦(横浜)で二回に先制となる遊撃へ適時打。2試合目の4月4日の中日戦(神宮)では五回に追加点となる適時打を放ち、2試合連続で打点を挙げ、打率は・333(6打数2安打)。ヤクルトの投手が開幕3戦3勝をマークすれば、2024年のヤフーレ(3戦3勝)以来2年ぶり。ヤクルトの投手が登板試合で3試合続けて打点を挙げると、01年の入来智(5月25日の横浜戦-6月15日の広島戦)以来と、25年ぶりの記録がかかる。

◆巨人は坂本勇人内野手(37)が「6番・三塁」で4月3日のDeNA戦以来となるスタメンで起用された。6日に支配下登録された平山功太内野手(22)は「7番・右翼」でプロ初安打を狙う。

◆巨人の山瀬慎之助捕手(24)が「8番・捕手」で今季2度目のスタメン出場を果たし、2点を追う三回の第1打席でヤクルト・山野からプロ1号のソロ本塁打を放った。146キロの直球を左翼席へ運び、両手をたたいてガッツポーズを決めた。巨人ファンの父から阿部慎之助監督にあやかって「慎之助」と命名された。石川・星稜高3年時にヤクルト・奥川とのバッテリーを組み、甲子園準優勝を果たした。昨季までプロ6年間で16試合の出場にとどまっていたが、肩の強さは球界屈指。初の開幕1軍入りを果たした今季は出番を増やしている。この日は来日初登板のマタとバッテリーを組んでいる。

◆笑顔で目を合わせ、複雑なハイタッチを交わして喜びを分かち合う。ヤクルトのホープ、鈴木叶捕手(20)と来日6年目の助っ人、ドミンゴ・サンタナ外野手(33)の間で行われているセレブレーションがファンの間で話題だ。最初に手の甲でハイタッチ。続けて腕をクロスしながら手のひらを合わせた後に、もう一度と手の甲をぶつけ合い、最後は体を「くの字に」ひねるように、一緒になってガッツポーズする。5日の中日戦(神宮)でサンタナが3号2ランを放った際にはベンチ前で繰り広げられた。きっかけは突然訪れた。オープン戦期間中のこと。練習前にすれ違ったタイミングで鈴木叶が「ヘイ、ミンゴ!」とハイタッチを求めると、サンタナが「ノー」と言い、「ワン、ツー、スリー、フォー」と動作の順番通りに複雑なパフォーマンスを伝授してくれたという。鈴木叶は「英語は全く話せないですけど...」と笑うが、自ら積極的にコミュニケーションは取っており、「ミンゴとは、なぜかわからないけど、パフォーマンスする関係になった」と経緯を明かした。サンタナからは「どんな球が来ても、顔は残せ」などと打撃の助言をもらうこともあるといい、打席の中で生かして結果につなげている。この日は2番・サンタナ、3番・鈴木叶で先発。一回無死一塁からサンタナの左翼フェンス直撃二塁打、鈴木叶の右翼への2点三塁打で先制した。2人の華やかなプレーだけじゃない。息の合ったパフォーマンスも見どころの一つになっている。(武田千怜)

◆最速161キロ右腕がベールを脱いだ。巨人は新外国人のブライアン・マタ投手(前レッドソックス傘下3A)が初登板先発。外国人枠の都合で開幕2軍スタート。開幕ローテーション入りしたハワードの負傷離脱に伴う登板機会に「チームメートがけがをして、望むような形ではなかったが、チャンスが来たことはうれしい。ベストを尽くしたい」と意気込んでいたが、一回に2失点した。制球が定まらず、四球と二塁打でいきなり無死二、三塁のピンチ。3番・鈴木叶が放ったライナー性の打球に対し、プロ2戦目の先発出場となった右翼手・平山が足を滑らせて後逸。記録は三塁打となったものの、痛恨の形で2点を献上した。来日1年目。3月7日のオリックスとのオープン戦では3回7安打4失点と打ち込まれ「打者に対しての攻め方を考えないといけない」と反省。1日のファーム・リーグ、ロッテ戦では4回2無失点と好投し「初球でストライクを取る。球種を交ぜる。そうしたら自信をもっていい投球ができる」と浮上のきっかけをつかんだ。春季キャンプのブルペンでは自ら志願してセットポジションから投げ込み、「日本の野球に順応するためにはクイックが大事」とうなずいた。左手甲に刻まれたタトゥーには「RESPECT」と刻まれている。「リスペクトは大事。それがないと、いい人間にならない」。日本野球へのリスペクトを忘れない男が、異国の地で確かな第一歩を踏み出した。(依田雄太)

◆巨人・坂本勇人内野手(37)の21打席ぶりとなる安打は豪快な今季初本塁打となった。「6番・三塁」で4月3日のDeNA戦以来となるスタメンで起用され、2打席連続三振を喫して迎えた七回2死での第3打席。好投を続けていたヤクルトの左腕、山野の初球、低めの速球をバックスクリーン左へ放り込んだ。2-3に追い上げるソロアーチ。クールにダイヤモンドを一周するベテランに、スタンドから大歓声が注がれた。オープン戦で結果を残して開幕スタメンを勝ち取ったが、今季はこの試合前まで21打数1安打の打率.048と苦しんでいた。待望の安打が復活ののろしを上げる一発となった。

◆満員の東京ドームが大ブーイングに包まれる場面があった。巨人が1点を追っていた2-3の七回2死一塁での山瀬の打席。ヤクルトの先発、山野がカウント1―1から3球連続で一塁をけん制。3球目は右翼席の巨人ファンがブーイングを送り、球場が一時騒然となった。山野は3球目の投球動作に入ったが、ほぼ同時に打者の山瀬が球審にタイムを要求。投球動作をやめた。阿部監督がベンチを飛び出て川口球審にボークを指摘。今度は左翼席のヤクルトファンからブーイングが飛んだ。なお、ボークは認められなかった。さらにその直後、山野は再び一塁走者をけん制。これには四方の巨人ファンから大ブーイングが起こった。その次の球で山瀬は三ゴロに倒れて攻撃終了となったが、ものものしい雰囲気が漂う珍しい一幕だった。

◆ヤクルトの山野は無四球で、7回を2失点にまとめ、開幕3連勝。打線は一回に鈴木叶の2点三塁打で先制し、七回はサンタナのソロ本塁打で加点した。巨人は得点が山瀬と坂本のソロのみで、打線のつながりを欠いた。

◆巨人は連勝が2で止まった。阿部慎之助監督(47)は「6番・三塁」で4月3日のDeNA戦以来となるスタメンで起用した坂本勇人内野手(37)の21打席ぶり安打となる豪快な今季初本塁打に「久しぶりにあんな生きた打球を見た。まだまだあそこにも入るんでね。まあ、大丈夫でしょう」と、変わらぬ信頼を口にした。試合前まで打率.048と苦しんでいた坂本は、2打席連続三振を喫して迎えた七回2死での第3打席。好投を続けていたヤクルトの左腕、山野の初球、低めの速球をバックスクリーン左へ放り込んだ。

◆巨人・坂本勇人内野手(37)が今季1号本塁打。プロ2年目の2008年から19年連続本塁打となった。巨人で19年連続は1959-80年の王貞治の22年に次ぐ、63-81年の柴田勲、2001-19年の阿部慎之助と並ぶ歴代2位。この日の本塁打で、通算300本塁打にあと1本に迫った。

◆?ヤクルト・山野が両リーグ最多の今季3勝目。ヤクルト(前身を含む)の投手が開幕3戦3勝以上したのは、2024年のヤフーレ(3戦3勝)以来2年ぶり。日本投手では15年の山中浩史(6戦6勝)以来11年ぶり。左投手となると、1978年の安田猛(3戦3勝)以来48年ぶり。?山野は打撃では3試合連続安打。ヤクルトの投手が3試合以上続けて安打を放ったのは、24年の高橋奎二(4試合=4月25日の広島戦-6月6日の西武戦)以来2年ぶり。シーズン初試合からでは19年の原樹理(4月2日のDeNA戦-同16日の阪神戦)以来6年ぶり。

◆ヤクルトは一回、長岡の四球、サンタナの二塁打に続き、この日3番に座った鈴木叶が三塁打を放ち2点を先制すると、七回にはサンタナの4号ソロで追加点。先発した山野は7回を2失点にまとめ、両リーグトップとなる3勝目をあげた。

◆ヤクルトが接戦を制し、連敗を2で止めた。先発の山野太一投手(26)は無四球で7回2失点と好投し、自身の開幕3連勝を飾った。以下、山野のヒーローインタビュー。--連敗を止めたい中での登板、どんな思いでマウンドへ?「後輩からプレッシャーをかけられていたので、(連敗を)何とか止められるように投げようと思って臨みました」--直球に力があったように見えました「きょうの調子を見てどんどん押していけると思ったので、捕手の鈴木とコミュニケーションを取りながら投げました」--七回に本塁打で1点差に迫られた場面の心境は?「(サンタナが)追加点を取ってくれていたので、つながれるより一発はOKで投げていました」--1点リードで託した終盤、ベンチでは?「鉄壁のリリーフ陣なので、安心して見ていました」--打撃でも3試合連続安打「池山監督から『どんどん打っていけ』と言われているので、いつも以上に打撃練習を多めにやっています」--今季3勝目、手応えは?「次は自分が最少失点で試合をつくれるように頑張ります」--ファンへ一言「次も負けないピッチングをしていくので、引き続き応援よろしくお願いします」

◆巨人は「8番・捕手」で出場した山瀬慎之助捕手がヤクルト・山野の直球を捉え、左翼席中段に飛び込むプロ1号ソロ。高卒7年目で放った待望の一発に「だいぶ遅かったと思う。(打った瞬間に)いったかなと思った」と冷静に振り返った。今季2度目の先発出場も、チームは敗戦。「自分が出て負けたときは(責任を)すごく重く感じる。出た試合は特に全部勝ちたい」と言葉に力を込めた。

◆5日に支配下選手契約を結んだ巨人の平山功太内野手(22)が「7番・右翼」で出場し、七回にプロ初安打となる中前打を放った。6番・坂本の中越えソロを見届けて打席に入り「自分もセンターに打っていこうと思った」と大先輩に続いた。一回無死二、三塁の守備では足を滑らせ、ライナー性の打球を後逸。記録は三塁打となったプレーに「スパイクの歯が引っかかってしまって...。次は自分がチームを勝たせられるように」と巻き返しを誓った。

◆巨人・坂本勇人内野手(37)が七回に21打席ぶりの安打となる1号ソロを放ち、復活を予感させた。チームは2-3で敗れて3連勝を逃したが、20年目のスターに待望の快音だ。「1本出たのは本当によかったですけどね。まだどうなるか分からないので。そこはいろいろと練習からやっていきます」安堵(あんど)の言葉を口にしながらも、すでに気持ちは明日に向かっていた。この日は6試合ぶりに先発し、2打席連続三振で迎えた七回2死の第3打席。好投を続けていた山野の初球、146キロの速球をバックスクリーン左へ豪快にたたき込んだ。プロ2年目の2008年から19年連続本塁打となり、球団では22年の王貞治に次いで柴田勲、阿部慎之助に並ぶ歴代2位。通算300号に王手をかけた。本来苦手とするオープン戦で打率・290、1本塁打と結果を残して開幕スタメンをつかんだが、ここまでわずか1安打でベンチを温める日々が続いていた。意地の一発で応えたベテランに阿部監督は「久しぶりにあんな生きた打球を見た。まだまだあそこ(中堅左)にも入るんでね。大丈夫でしょう」と復調を予言した。(谷川直之)

◆ヤクルトの3番に入った高卒3年目の鈴木叶捕手が一回無死二、三塁の好機に右翼へ先制の2点三塁打を放った。初対戦だったマタが投じた155キロの直球を流し打ち「ゴロでもいいので、前に飛ばそうと。1点でも取ろうという気持ちがいい結果につながった」とうなずいた。守っては3投手を好リードして勝利を手繰り寄せたが、「まだまだ反省しないといけないところがたくさんある」と謙虚に振り返った。

◆来日6年目の助っ人、ヤクルト・サンタナが2安打1打点と打線をけん引した。2-1の七回1死では赤星が8球目に投じたカーブを一閃し、左中間席の中段に飛び込む4号ソロをマーク。「山野が粘り強く投げてくれていたので援護してあげたかった。追い込まれていたが、しっかり捉えることができた」と頼もしく語った。

◆ヤクルトは11日、巨人2回戦(東京ドーム)に3-2で競り勝ち、連敗を2でストップした。6年目左腕の山野太一投手(27)が7回87球を投げ、5安打2失点の好投で両リーグ単独トップの3勝目をマーク。開幕から3戦3勝は球団の日本投手では2015年の山中浩史以来11年ぶり、左腕に限れば1978年の安田猛以来48年ぶりとなった。完全アウェーの状況でも気持ちには余裕があった。一塁けん制に対するブーイングにも、敵地に響く〝山瀬コール〟にも動じることはない。3-2の七回2死一塁。先発の山野はマウンドに声をかけに来た3歳下で遊撃手の長岡から「ビビってんの?」と聞かれ、堂々と言い切った。「楽しんでいるから」三回にソロ本塁打を浴びていた山瀬に対し、外角低めにワンシームを投げ込み、三ゴロ。1点のリードを守り抜き、リリーフに後を託した。7回5安打2失点。4者連続を含む7奪三振の好投で両リーグ単独最多の3勝目をマークし「どの球種も調子がよかったので、調子がいいときこそ丁寧に行こうと思った。四球がなかったことが、ランナーをためないことにつながり、大崩れしない要因になった」とうなずいた。2本の本塁打を浴びながらも、無四球のテンポのいい投球で流れを呼び込み、チームの連敗を2で止めた。開幕3戦3勝は球団の日本投手では2015年の山中浩史以来11年ぶり、左腕に限れば1978年の安田猛以来48年ぶりの快挙だ。四回1死二塁では左前打を放ち、3試合連続安打。3戦連続適時打とはならなかったが投打で躍動し、目指すと公言する「エース」の風格が漂ってきた。プロ6年目を迎えた今年の山野はひと味違う。「自分がチームを引っ張るんだという気持ちを持っている」と目標をはっきりと口にする。きっかけは昨季加入した通算61勝の青柳の言葉だ。今春のキャンプ中。食事に行った際に「ヤクルトの選手は遠慮しすぎ。もっと阪神の投手は『俺に投げさせろ』『俺が投げたら勝てる』と口に出していた」と指摘を受けた。昨季王者の阪神に9年間在籍した右腕から聞いた投手陣の〝帝王学〟に気持ちが揺さぶられ、意識改革。「自分が先頭に立ちたい」と口にし、周りから「弱々しい顔をしている」と言われる姿はなくなった。昨季1勝8敗と負け越した『鬼門』の東京ドーム。左腕の活躍で今季は2戦目で初勝利を挙げた。昨季の自己最多5勝からの飛躍へ。「今度は無失点投球をして野手を楽にさせてあげたい」。78年は開幕3戦3勝を飾った安田猛が15勝を挙げ、ヤクルトのリーグ初優勝に貢献した。2026年は山野が先発投手陣の先頭を走る。(武田千怜)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
1040 0.714
(↑0.022)
-
(-)
12963
(+9)
38
(+3)
11
(+4)
14
(-)
0.268
(↑0.003)
2.630
(↓0.03)
2
(-)
ヤクルト
940 0.692
(↑0.025)
0.5
(-)
13052
(+3)
41
(+2)
10
(+1)
11
(+1)
0.248
(↑0.001
2.480
(↑0.04)
3
(-)
巨人
760 0.538
(↓0.045)
2.5
(↓1)
13042
(+2)
44
(+3)
13
(+2)
6
(-)
0.231
(↓0.006)
3.050
(↑0.01)
4
(-)
広島
560 0.455
(↓0.045)
3.5
(↓1)
13231
(+3)
36
(+4)
7
(+1)
4
(-)
0.204
(↓0.006)
2.920
(↓0.14)
5
(-)
DeNA
480 0.333
(↑0.06)
5
(-)
13137
(+4)
46
(+3)
6
(-)
5
(-)
0.248
(↑0.005)
3.400
(↑0.22)
6
(-)
中日
3100 0.231
(↓0.019)
6.5
(↓1)
13042
(+3)
62
(+9)
8
(+2)
12
(-)
0.254
(↓0.002)
4.400
(↓0.4)