| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
阪神 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 | 7 | 11 | 0 | 1 |
広島 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 5 | 13 | 1 | 2 |
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勝利投手:モレッタ(1勝0敗0S) (セーブ:ドリス(0勝0敗1S)) 敗戦投手:辻 大雅(0勝1敗0S) 本塁打 | ||||||||||||||
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◆阪神が逆転勝利で3連勝。阪神は2-5で迎えた9回表、中野の適時打などで3点を挙げ、試合を振り出しに戻す。そのまま迎えた延長10回には木浪が2ランを放ち、勝ち越しに成功した。投げては、4番手・モレッタが来日初勝利。敗れた広島は、救援陣が誤算だった。
◆試合開始が午後2時から午後3時に変更された。マツダスタジアムの電光掲示板に「15時試合開始予定までしばらくお待ちください」と記載された。広島市内では朝から雨が降り続けているが、開始を1時間送らせて試合開催に向けて動いている。
◆阪神が広島との第1戦で猛追を振り切り、連勝を飾った。初回に森下翔太外野手(25)の中前適時打で先制すると、終始主導権を握った。この試合で「8番左翼」で先発したのは福島圭音外野手(24)。3月30日に支配下登録されたばかりのプロ3年目は、これがプロ初先発。5回の第2打席で、床田のツーシームを左翼へと運び、持ち味の快足を生かして二塁打をマーク。プロ初安打を記録した。試合後、藤川球児監督(45)は「それはやっぱり第1歩は簡単に踏み出せるものではないし、プロ野球選手の場合は全員が初安打を打てるわけではないので」と目を細めた。続けて、福島の陰の努力を明かした。「彼の努力がずっと見えていましたし、(2軍)SGLの寮の打撃は選手たちは自分たちでやるんですけど、その練習量も断トツで。ずばぬけていましたから。そのあたりは見てとれる状態なので。その練習量が今後、さらにつながってくれば。技術が上がっているんじゃないですかね」諦めずに積んできた鍛錬を、指揮官は知っていた。リーグ連覇を目指す阪神に新たな風を吹かせる存在となりそうだ。
◆阪神富田蓮投手(24)が出場選手登録を抹消された。富田は前日3日に1軍登録されてベンチ入り。試合には登板せず、この日もマツダスタジアムに姿を見せた。代わって、きょう先発予定の大竹耕太郎投手(30)が登録された。試合は雨天の影響により、開始を1時間遅らせて午後3時プレーボールと発表されている。
◆開幕から3カード連続の勝ち越し、2度目の3連勝を目指す阪神のスタメンが発表された。前日3日にプロ初先発し、初安打をマークした福島圭音外野手(24)は2戦連続で「8番左翼」で先発。3月30日に支配下登録を勝ち取ってから、さらなるアピールとなるか。先発マウンドに上がるのは、大竹耕太郎投手(30)。通算15勝2敗、防御率1・75の「コイキラー」が、今季初登板で初勝利を目指す。試合は降雨の影響で、1時間遅れの午後3時プレーボール予定。
◆阪神近本光司外野手(31)が7打席連続出塁した。「1番中堅」でスタメン出場。1回先頭の第1打席で右翼線二塁打を放った。さらに2回2死二、三塁の第2打席は一塁への適時内野安打。勝ち越しを呼んだ。前日3日の広島戦では3打数3安打、2四球で5打席出塁。一夜明け、この日もリードオフマンの役割を果たした。1、2打席目の快音で打率は3割1分に上昇した。
◆阪神佐藤輝明内野手(27)が先制打を放った。1回2死二塁で中前適時打。勝利した3日のカード1戦目と同様に初回得点をもぎ取った。「打ったのはストレート。大竹さんが今シーズン初先発でしたし、なんとか先に点を取りたいという気持ちだったので、ランナーをかえすことができてよかったです」。3回も左前打で4試合ぶりの複数安打となった。佐藤の第1打席タイムリーは3月31日DeNA戦、4月2日DeNA戦に続き3試合目。過去2試合はいずれも決勝打になっている。
◆広島大盛穂外野手(29)が1回、今季チーム初盗塁を決めた。1点を追う1回。3戦連続1番起用の大盛は阪神先発大竹から粘って遊撃内野安打をもぎとった。続く中村奨の4球目にスタート。頭から滑り込んで盗塁を成功させた。前日のモンテロのソロに続き、12球団最遅のチーム初盗塁となった。得点圏に進んだ大盛を中村奨が二ゴロで三塁に進め、3番小園が中堅に飛球を打ち上げて同点犠飛とした。小園は上位打線がつながって奪った得点に「前の2人がチャンスをつくってくれたので、何とか返すことができて良かったです。取られた後、すぐに追いつくことができて良かった」と振り返った。
◆阪神木浪聖也内野手(31)がまたまた打った。「6番遊撃」で出場。1-1の2回、先頭で広島先発のフレディ・ターノック投手(27)からファウルで粘り、10球目。153キロ直球を中前にはじき返した。前日まで14打数8安打の打率5割7分1厘。これで出場全6試合で安打をマークした。なお、続く7番坂本誠志郎捕手(32)の中前打とボークで三塁に進み、1番近本光司外野手(31)の一塁内野安打で勝ち越しホームに生還した。
◆降雨のため、一時中断となった。5回裏、広島の攻撃が始まる直前に雨脚が強まった。この日は試合が1時間遅れて15時にスタートしていた。スコアは3-2で広島が1点リードしている。このまま降雨コールドならば試合が成立しているため、広島の勝利となる。
◆阪神高橋遥人投手(30)が5日の敵地広島戦に先発する。前回登板の3月28日巨人戦では完封劇。「カウント有利、先頭バッターを切るっていうのはいつも大事にしていること。普通に意識してやっていきたい」と冷静に意気込んだ。投げ合う広島栗林も前回は完封勝利しているが「自分のできることに集中」と足元を見つめた。
◆広島フレディ・ターノック投手(27)が断続的に雨が降る中、粘り強い投球で5回2失点に踏ん張った。勝ち投手の権利を得て、93球で降板となった。グラウンドコンディションが悪い影響もあり、初登板となった前回よりも球が浮いた。立ち上がりの1回に1点を先制されると、2回無死一、二塁からは踏み出した左足を滑らせて来日初ボークでピンチを広げた。それでも無死二、三塁から最少失点の1失点でしのぐと、3回以降は立ち直った。4回に味方打線が逆転し、迎えた5回は2打席連続安打を打たれていた近本を遊ゴロに打ち取ると、上位打線を3者凡退に切った。
◆広島阪神2回戦(マツダスタジアム)が5回裏、降雨のため中断された。阪神先発大竹耕太郎投手(30)が4回、広島坂倉将吾捕手(27)の適時打とエレフリス・モンテロ内野手(27)の犠飛で2失点。2-3と逆転された後の5回表から雨が激しくなった。 5回裏、広島先頭打者の先発フレディ・ターノック投手(27=マーリンズ傘下3A)に代えて佐藤啓介内野手(24)が代打で起用され、大竹が2球投げてカウント1-1となった時点で降雨のため中断された。広島市内では朝から雨が降り、同カードは午後2時から午後3時に変更されて開始された。
◆広島-阪神は降雨のため一時中断となったが、試合が再開した。5回裏、広島の攻撃が始まる直前に雨脚が強まった。この日は試合が1時間遅れて15時にスタートしていた。中断は午後4時37分~午後5時38分までで1時間1分だった。5回裏開始前時点でスコアは3-2。広島が1点リードしている。
◆今季初登板だった阪神大竹耕太郎投手(30)が5回7安打3失点で降板した。「試合開始が遅れてしまったり、ゲームが中断してしまったりいろいろある中で、落ち着いて自分のペースで投げることができたと思います。ただ同点までで粘り切ることができず、勝ち越しを許してしまったことは悔しいです」1時間遅れて始まった一戦。1点リードの初回、広島大盛に遊撃内野安打。盗塁と二ゴロ間に三塁へ進まれ、3番小園の中犠飛で同点とされた。2-1の4回。先頭の3番小園、4番佐々木に連打を浴び、1死後。6番坂倉の右前適時打で同点とされ、7番モンテロの右犠飛で逆転された。5回に2球を投じた後、雨が強まり、1時間1分の中断。左腕は集中力を切らさず、この回を無失点に抑え、後を託した。
◆阪神木下里都投手(25)が2被弾した。7回から3番手で登板し、1死から代打秋山翔吾外野手(37)に左翼ソロを献上。2イニング目の8回先頭では佐々木泰内野手(23)にプロ1号ソロを浴びた。阪神は1点差で終盤にさしかかっていたが、痛恨のソロ2発献上となってしまった。
◆広島佐々木泰内野手(23)がプロ初本塁打を放った。2点リードの8回。先頭の佐々木は阪神3番手木下のスライダーを捉えて左中間席に運んだ。プロ216打席目でのプロ初本塁打はリードを広げる貴重なソロとなった。開幕から4番を任されていたが、試合前まで6試合で打率1割3分と苦しんでいた。この日は4回無死一塁から遊撃内野安打で逆転につながる好機を演出。終盤8回に待望の1発で今季初のマルチ安打とした。
◆阪神が9回に一挙3点差を追いついた。2-5で迎えた9回。先頭の木浪聖也内野手(31)が左前打で出塁すると、坂本誠志郎捕手(32)の三遊間への当たりが敵失を誘い一、二塁。さらに続く福島圭音外野手(24)が死球を受けて満塁の絶好機となった。代打伏見寅威捕手(35)の三ゴロの間に1点をかえすと、1死二、三塁から中野拓夢内野手(29)が8球粘り9球目を左翼へ運び同点の2点適時打。中野もガッツポーズし、感情をあらわにした。この試合は降雨で開始を1時間遅らせ、さらに5回裏途中で約1時間一時中断。午後7時を超えても熱戦が続いている。
◆両軍にとっては長い1日になった。試合開始は午後2時だったが、降雨の影響で3時開始に変更。さらに5回裏開始前に雨脚が強まり、1時間1分の中断があった。試合は中盤~終盤にかけて広島がリード。5-2と広島3点リードで9回を迎えたが、阪神が無死満塁の絶好機を作って同点に追いついた。伏見の内野ゴロ間に1点をかえし、なお2死二、三塁で中野が左翼に同点の2点タイムリー。5-5で延長戦に入った。時刻はすでに午後7時半を回っている。
◆広島と阪神のデーゲームは、午後7時30分を超えても決着がつかない状況となった。この日は降雨のため、もともとの午後2時から1時間遅らせて午後3時試合開始。さらに試合中盤に雨脚が強まり、5回裏途中で1時間1分の間、一時中断していた。試合は初回に阪神が先制するも、4回に広島が勝ち越し。広島は7回に代打秋山のソロ本塁打、8回に佐々木のソロ本塁打が続きリードを3点に広げたが、最終回に阪神が猛追。木浪の左前打から無死満塁の好機をつくり、伏見の三ゴロの間に1点をかえし、中野の2点適時打で同点に追いついた。そして延長10回、木浪の2ランで勝ち越し、形勢逆転となった。
◆阪神が土壇場で追いつき、逆転した。3点を追う9回に無死満塁の絶好機を作り、伏見寅威捕手(35)の内野ゴロ間と中野拓夢内野手(29)の2点適時打で同点。5-5で延長戦に突入し、1死一塁で木浪聖也内野手(31)が右翼に勝ち越し2ランを放った。追い込まれた虎が起死回生の粘り。王者の底力を見せ、逆転勝ちした。
◆阪神木浪聖也内野手(31)が5-5で迎えた延長10回、右翼席に今季1号の勝ち越し2ランを放った。阪神は2-5で迎えた9回無死満塁のチャンスを作り、まずは代打伏見寅威捕手(35)の三ゴロの間に1点をかえした。さらに2死二、三塁から、中野拓夢内野手(29)が8球粘った末に9球目を左翼へ運び、走者2人が生還して同点。延長10回の木浪のV弾につながった。降雨による約1時間の中断があったタフなゲーム、絶好調男の2年ぶりの1発でチームは3連勝を飾った。
◆降雨のため1時間遅れで始まった第2戦は約1時間の中断を挟み、阪神が延長にもつれたシーソーゲームを制した。阪神はこれで今季2度目の3連勝、開幕から3カード連続勝ち越しとなった。先制は阪神だった。先頭の近本光司外野手(31)が右翼線二塁打で好機をつくると、2死二塁から佐藤輝明内野手(27)の中前適時打で先制した。その裏、1死三塁から広島小園の中犠飛で追いつかれるも、直後に再び勝ち越し。2回先頭の木浪聖也内野手(31)、坂本誠志郎捕手(32)の連打で無死一、二塁。さらに広島先発ターノックのボークで二、三塁と好機を広げ、2死二、三塁から近本の一塁への内野安打で勝ち越した。しかし1-2で迎えた4回、先発の大竹耕太郎投手(30)がつかまった。先頭の小園、佐々木に連打を浴びると、1死から坂倉に同点の右前適時打を献上。さらに続くモンテロの右犠飛で勝ち越しを許した。試合中盤から雨脚が強まり、5回裏途中で一時中断。1時間1分たった後、再び試合再開となった。1点を追う7回、3番手木下が広島の代打秋山に左翼へソロ本塁打を献上。8回も先頭の佐々木に左中間へソロ本塁打を浴びて3点差とリードを広げられた。しかし9回、木浪の左前打から坂本の三遊間への当たりが敵失を誘い、さらに福島圭音外野手(24)が死球を受けて無死満塁。代打伏見寅威捕手(35)の三ゴロの間に1点をかえすと、1死二、三塁から中野拓夢内野手(29)が同点の左前2点適時打を放ち同点に追いついた。そして延長10回、1死一塁から木浪が今季1号2ランとなる右翼への勝ち越し本塁打を放った。阪神は今季初の同一カード3連勝をかけて、5日の第3戦に臨む。
◆笑顔なきメモリアル弾となった。広島佐々木泰内野手(23)が、2点リードの8回に待望のプロ初本塁打を記録した。阪神3番手木下のスライダーを強振した打球は左中間席最前列に飛び込んだ。二塁ベース手前で着弾を確認すると、右手をグッと握った。ただ、プロ216打席目での記念すべき1発。一塁ベンチでチームメートの歓迎を受けても、ややうつむきながら喜びを爆発させることはなかった。「最近の結果も結果ですし、チームに迷惑をかけているので、あまり感情的にはならなかった。うれしかったですけど、阪神も強いので気を抜かずにいこうという気持ちは強かったです」開幕から4番を任されながら、試合前まで6試合で打率1割3分と苦しんでいた。"4番目"と割り切ることは難しかった。さらに2日ヤクルト戦ではサヨナラ負けの適時内野安打につながる当たりをグラブではじいた。誰も責められない懸命なプレーだったが「やられたのは間違いないこと。やり返さなければいけない」と自責の念にかられた。1点ビハインドの4回には小園の左前打に続き、遊撃内野安打で好機を広げた。その後2点を奪い、逆転。昨季1勝6敗と苦手とした天敵大竹攻略にも貢献した。今季初のマルチ安打を記録しながら、土壇場の9回に追いつかれ、そして敗れた。「やっぱり打っても勝てなかったら意味がない。打って、しっかり勝てるように。あの展開でも負けることもある。本当に(チームが)きついときに打てるように練習していければと思います」。次こそ、勝利に導くアーチを描き、チームメートと喜びを爆発させたい。▽広島新井監督(佐々木のプロ初本塁打に)「いいスイングだったと思います。まだ2年目なので、試合に出ながら成長していってもらいたい」
◆阪神が長い試合で広島に競り勝った。試合開始は午後2時だったが、降雨の影響で3時開始に変更。さらに5回裏開始前に雨脚が強まり、1時間1分の中断があった。阪神が延長にもつれたシーソーゲームを制し、今季2度目の3連勝、開幕から3カード連続勝ち越しとなった。阪神が開幕から3カード連続で勝ち越しを決めた。阪神の開幕3カード連続勝ち越しは08年以来、18年ぶり。同年は開幕から7カード連続勝ち越しを記録している。また、阪神は開幕から8試合続けて失策がなく、今季12球団で失策0は阪神だけ。阪神が開幕から8試合連続無失策は64年以来、62年ぶり。
◆広島が9回に3点リードを守り切れずに追いつかれ、延長10回に決勝点を奪われた。9回に抑え森浦を投入し、捕手を坂倉から石原に代えるなど逃げ切りを図った。だが、無死一塁から三塁への当たりをこの回に遊撃から回った小園が併殺を狙って二塁へ悪送球。無死一、二塁と傷口を広げて同点につながった。10回は辻が木浪に勝ち越し2ランを被弾。その裏には反撃もできずに終わった。先発ターノックは悪条件の中で5回2失点と粘り、攻撃陣は天敵大竹から3点を奪って逆転。8回には佐々木にプロ初本塁打も飛び出したが、勝利につながらなかった。開幕3連勝から4連敗となった。
◆阪神木浪聖也内野手(31)が劇的勝利を呼び込んだ。最大3点差を追いついた今季初の延長戦。10回1死一塁で右翼席に今季1号決勝2ランをたたきこんだ。「本当に思い切りいこうと思って入りました。まさかいくとは思ってなかった。フェンス直撃だと思って全力で走っていました」。夜になった広島の空の下、ヒーローは笑顔。早くも今季2度目の3連勝で、18年ぶりの開幕3カード連続勝ち越しが決まった。長い1日だった。この日は降雨のため、もともとの午後2時から1時間遅らせて午後3時に試合開始。さらに試合中盤に雨脚が強まり、5回裏途中で1時間1分の一時中断もあった。ぬれた体と加えて疲労もたまる。それでも木浪は「じーっとしてることのないようにストレッチしたり」と集中力を切らさなかった。2-5の9回に無死満塁から伏見の三ゴロ、中野拓夢内野手(29)の起死回生の左前同点打で追いついた死闘。土俵際から復活し、最後は木浪がナインを笑顔にした。これで広島戦は25年8月13日からシーズンまたいで8連勝。昨季19勝6敗で貯金「13」を作った相手に今季も連勝スタートだ。木浪は出場6試合全て安打を放っており、打率5割7分9厘、1本塁打、6打点。クリーンアップの後に絶好調の男がいる。【只松憲】阪神岡城(9回1死二、三塁で、三塁走者坂本の代走で初出場)「ファームで打席を重ねるよりも、上でこういうことを経験するのは何にも代えられないものであると思う。明日からも出場の機会があれば自分の準備をしっかりしたい」
◆気迫の続投だった。今季初登板の阪神大竹耕太郎投手(30)が、5回7安打3失点と粘った。「大雨降太郎」グッズも発売された雨男。開幕8戦目で今季初登板を迎えた朝も激しい雨が降り注いだ。1時間遅れて試合開始。それでも「落ち着いて自分のペースで投げることができた」とうなずいた。1点リードの初回、広島大盛に遊撃へ内野安打を許し、盗塁と二ゴロ間に三塁へ。中犠飛で同点とされた。2-1の4回には先頭から2連打を浴び、1死後。6番坂倉の当たりは、一塁手大山のグラブに収まらず。右前適時打で同点とされ、7番モンテロの右犠飛で勝ち越された。5回に2球を投じた後、雨が強まった。1度マウンドを降りるも、同戦通算15勝2敗の「コイキラー」は集中力を切らさなかった。1時間1分の中断をへて、驚きの続投。最後は中村奨を遊ゴロに仕留め、3失点にまとめた。「もうちょっと粘れるなという部分もありましたけど、捉えられたヒットはあまりなかった。あまり悲観することなく、次に向けていい調整をしていきたい」と次戦を見据えた。【村松万里子】
◆阪神が延長にもつれたシーソーゲームを制した。阪神はこれで今季2度目の3連勝、開幕から3カード連続勝ち越し。降雨のため1時間遅れで始まった第2戦は約1時間の中断を挟み、3時間59分の激戦となった。3点ビハインドで9回を迎えるも、敵失や四球もからみ、代打伏見寅威捕手(35)の三ゴロの間に1点をかえし、中野拓夢内野手(29)の左前2点適時打で同点。延長10回に木浪聖也内野手(31)が決勝2ランを放ち、勝利を決めた。阪神藤川球児監督(45)は試合後「こちらにとって、いいゲームにはなりましたね」と振り返った。敵地で価値あるタフなゲームを制し、開幕から3カード連続勝ち越しが決定。「チームが1つになってスタートができているという証しかなと。まだ、今チームに乗ろうとしている選手もいますし、またここから戻ってくる選手もいるしということで、まだまだどういう形になるかはわからないですけど、今いるメンバーはいい状態でやってくれている」とナインをねぎらった。阪神岡城(9回1死二、三塁で、三塁走者坂本の代走で初出場)「ファームで打席を重ねるよりも、上でこういうことを経験するのは何にも代えられないものであると思う。明日からも出場の機会があれば自分の準備をしっかりしたい」
◆阪神中野拓夢内野手(29)が、起死回生の同点打を放った。終盤にリードを広げられ、3点差で迎えた9回。伏見の三ゴロの間に1点をかえし、なおも2死二、三塁。2番が打席に立った。「なんとか森下につなごうっていう意識だった。自分でお膳立てというよりは、本当にもう、なんとか食らいついて、どんな形でもいいから森下につなごうと」。カウント1-1から直球2球をファウル。ボールを1球見送った後、チェンジアップ、直球、チェンジアップとしぶとくファウルで粘った。そして8球目、低めに来たチェンジアップをすくい上げ、同点に追いつく左前2点適時打を放った。「すごい集中力を持ちながら、打てたかな思います」。降雨の影響も、追う展開にも惑わされない、研ぎ澄まされた集中力。藤川監督も「私はゲームの展開を見ていました。でも、よく打ってくれたと思います」とたたえる一打だった。「9回、チームとして『なんとかしてやろう』という気持ちが伝わった状態で自分に回ってきた。自分も『なんとかしたいな』という思いで行けましたし。今日の勝ちは、すごくチームを勢いづけられる良い勝ちだったと思う」。敵地で価値あるタフゲームをものにした。【磯綾乃】阪神岡城(9回1死二、三塁で、三塁走者坂本の代走で初出場)「ファームで打席を重ねるよりも、上でこういうことを経験するのは何にも代えられないものであると思う。明日からも出場の機会があれば自分の準備をしっかりしたい」
◆阪神が延長にもつれたシーソーゲームを制した。木浪聖也内野手(31)が5-5で迎えた延長10回、右翼席に今季1号の勝ち越し2ラン。阪神はこれで今季2度目の3連勝、開幕から3カード連続勝ち越しとなった。試合開始が降雨の影響で1時間遅れ、さらに5回裏開始前に雨脚が強まり、1時間1分の中断があった中で、長い試合をものにした。
◆阪神佐藤輝明内野手(27)が4安打固め打ちで勝利に貢献した。まずは初回2死二塁から先制中前タイムリー。続いて3回に左前打。さらに6回、もう少しでアーチとなる中堅フェンス直撃の二塁打。最後は延長10回、左前打を放った。今季初、自身4度目となる1試合4安打。「チーム全員で粘り強く戦った結果なんで。よかったです」。ヒットパレードで打率は3割6分4厘に上昇。主砲が勢いに乗ってきた。
◆阪神ラファエル・ドリス投手(38)が7年ぶりのセーブを挙げた。2点リードの延長10回に登板。4番佐々木を2球で打ち取り、ファビアン、菊池も3者連続で一邪飛。「もちろん抑えという場面だったんですけど、いつも通りと思って登板しました」。19年7月21日ヤクルト戦以来のセーブ。NPB通算100セーブへあと3も「僕にとっては数字よりは岩崎選手だったり、ブルペンの選手を助ける(ことが大事)。自分が5回でも6回でもそこがかなり大事だと思っている」とチーム第一を強調した。
◆阪神の新外国人ダウリ・モレッタ投手(29=パイレーツ)が来日初勝利を挙げた。同点に追いついた直後の9回裏、5番手で登板して3人斬り。延長10回、木浪のV弾につなげた。今季4試合目の登板で記念すべき1勝。「チームのみんなを信頼しているので。同点に追いついてくれて、自分がゼロでつなげば必ず点を取ってくれると感じていた。みんなでつかんだ勝利だと思っています」と声を弾ませた。
◆阪神ナインは"計2時間押し"の一戦も、集中力を切らさなかった。試合開始は1時間遅れの午後3時。先発の大竹耕太郎投手(30)は「雨が降るとか時間がズレるとか、そういうのも含めて試合。言い訳はしたくないですし、相手も同じ条件」と意に介さなかった。さらに、2-3の5回裏、広島佐藤啓へ2球を投じたところで雨が強まった。1時間1分の中断...。ナインは何をしていたのか-。中野拓夢内野手(29)は「中断の間もバット振ったりとか。いろいろ集中力を切らさないように心がけてやってました」。67球で1度マウンドを降りた大竹は瞬時にスイッチを切り替えた。「そんなに気張り詰めているというよりは、スイッチをオフにするような感じで、直前からしっかりまた入れるような感じにしていました」と明かした。天候という変えられない環境に対し、それぞれがやるべきことに徹した。大竹も「ああいう展開から勝てるチームというのはすごい」と感謝。リーグ連覇を目指す阪神の意識の高さが勝利につながった。【村松万里子】
◆午後2時プレーボール予定だった同戦は、雨天の影響により1時間遅れの午後3時開始に変更されたことが広島の公式サイトで発表された。4日の朝から雨は降り続けており、午後3時ごろには弱まる予報となっている。予告先発は広島が新外国人のフレディ・ターノック投手(27)、阪神は大竹耕太郎投手(30)と発表されている。
◆阪神・大竹耕太郎投手(30)が出場選手登録され、代わって3日に登録されていた富田蓮投手(24)が抹消された。この日、今季初先発に臨む大竹はこれまで2軍で調整を重ね、3試合に登板して防御率4・76。昨季6勝を挙げるなど好相性の広島を相手に初勝利を狙う。
◆雨天のため1時間遅れの午後3時に開始。阪神は福島圭音外野手(24)が、2戦連続の「8番・左翼」で先発出場する。3月30日に支配下契約を勝ち取り、プロ初のスタメン起用となった3日に初安打をマークした。大竹耕太郎投手(30)が満を持して今季初先発のマウンドへ。昨季7戦6勝、通算でも15勝2敗を誇る〝広島キラー〟が、開幕から3カード連続の勝ち越しをもたらせるか。
◆3連勝を目指す阪神は、初回に主砲の一打で先制に成功した。広島の新外国人・ターノックがマウンドに上がった一回。3日の1回戦で3安打5出塁と躍動した先頭の近本光司外野手(31)が右翼線への二塁打を放ち口火を切ると、2死後に4番・佐藤輝明内野手(27)が中前にはじき返して先制の走者が生還。2日のDeNA戦(京セラ)から3試合連続で一回に先制点を奪った。
◆3連勝を目指す阪神は、初回に主砲の一打で先制に成功した。広島の新外国人・ターノックがマウンドに上がった一回。3日の1回戦で3安打5出塁と躍動した先頭の近本光司外野手(31)が右翼線への二塁打を放ち口火を切ると、2死後に4番・佐藤輝明内野手(27)が中前にはじき返して先制した。佐藤は「打ったのはストレート。大竹さんが今シーズン初先発でしたし、なんとか先に点を取りたいという気持ちだったので、ランナーをかえすことができてよかったです。裏で追いつかれてしまったので、また追い越せるように頑張ります」とコメントした。
◆阪神が近本光司外野手(31)の適時内野安打で勝ち越しに成功した。一回に佐藤の適時打で先制するも、裏の守備で今季初先発となった大竹が犠飛で同点とされて迎えた二回。先頭の木浪が粘って10球目を中前ではじき返すと、坂本も中前打でチャンスメーク。さらに福島への2球目で広島の先発・ターノックがバランスを崩してボークを取られ、無死二、三塁の絶好機をもらった。福島は二ゴロ、大竹は三振に倒れたが、近本が追い込まれながら食らいついた打球は一塁左へのゴロに。投手のベースカバーが少し遅れたところで快足を生かして内野安打とし、貴重な勝ち越し点を挙げた。3日に3安打5出塁だった近本はこの日二回までにすでに2安打1得点1打点で打率は・310に。本来の姿を取り戻したリードオフマンの活躍で一歩前に出た。
◆2試合連続完封へ―。5日の広島3回戦で先発する阪神・高橋遥人投手(30)は、マツダスタジアムの室内練習場で短ダッシュなどで調整した。「カウント有利、先頭バッターを切るっていうのはいつも大事にしていることなので、普通に意識して。しっかり試合を作れるように頑張りたいです」今季初登板となった前回登板の3月28日巨人戦(東京ドーム)では、3安打完封勝利。計112球を投げて中7日の登板に「しっかりケアもしてもらっていますし、(左腕の)手術から時間が経つにつれて良くなっているので(体は)大丈夫です」と自信をのぞかせた。2021年9月25日の巨人戦(東京ドーム)でプロ初完封を挙げた左腕は、続く10月2日の中日戦(甲子園)でも9回を5安打無失点に抑えて2試合連続で完封勝利を記録。5年前の再現へ、広島打線に挑む。
◆阪神が試合中盤に広島に逆転を許した。2-1で迎えた四回、先発の大竹耕太郎投手(30)が小園、佐々木に連打を浴びて1死一、二塁のピンチを招くと、坂倉が放った一塁正面のゴロがイレギュラーし大山が後逸。同点の走者が生還し、スコアボードには「H」ランプが灯った。なおも1死一、三塁でモンテロに犠飛を右翼に運ばれて勝ち越しを許した。マツダスタジアムではプロ通算12試合で10勝1敗と抜群の相性を誇っている大竹だが、リードを許す展開となった。
◆広島ー阪神の2回戦は降雨のため五回裏の広島の攻撃中に一時中断となった。広島では朝方から雨が降りしきり、試合開始が当初の予定であった午後2時から1時間遅れの午後3時にプレーボール。五回のイニング間で雨脚が強まり、午後4時37分に中断が告げられ、内野の土の部分にはシートがかけられた。試合は五回表が終わり、後攻の広島が3-2でリード。試合続行が不可能と判断された場合、広島の勝利でコールドゲームとなる。
◆降雨のために試合を一時中断していた広島ー阪神の2回戦は、午後5時38分に五回裏から試合を再開した。中断時間は1時間1分。阪神は一回に佐藤輝の適時打、同点に追いつかれた直後の二回は近本の適時打で勝ち越したが、四回に逆転を許して1点を追う展開。大竹耕太郎投手(30)が続投し、マウンドに上がった。
◆阪神の佐藤輝明内野手(27)が六回先頭で二塁打。今季初の猛打賞をマークした。2番手・島内と対戦すると、カウント3-1からの直球をとらえた。鋭いライナーは中堅を越えてぐんぐんと伸び、そのままフェンスに直撃。今季1号かという痛烈な一打で二塁打とし、チャンスメークした。佐藤は一回に中前適時打、三回に左前打を放っており、今季8試合目にして初めての猛打賞をマークした。この後大山が四球を選んで無死一、二塁とチャンスを拡大したが木浪が見逃し三振、坂本が三ゴロ併殺打に倒れて得点とはならなかった。
◆今季初先発した阪神・大竹耕太郎投手(30)は、得意とする広島を相手に5回3失点。雨天のため試合開始が1時間遅れ、五回にも約1時間の中断を余儀なくされるなど、天候に振り回されながらも、先発としての役割を果たした。「試合開始が遅れてしまったり、ゲームが中断してしまったりいろいろある中で、落ち着いて自分のペースで投げることができたと思います。ただ同点までで粘り切ることができず、勝ち越しを許してしまったことは悔しいです」佐藤の適時打で一回に援護点を受けるも、直後のマウンドで同点に追いつかれると、1点リードの四回に試合をひっくり返された。1死一、二塁のピンチを招くと、坂倉が放った一塁正面のゴロがイレギュラーし大山が後逸。同点の走者が生還し、スコアボードには「H」ランプが点灯した。なおも1死一、三塁でモンテロに犠飛を右翼に運ばれて勝ち越しを許した。
◆広島・秋山翔吾外野手(37)が今季1号ソロを放った。「打ちにいきながら良いカウントにしていけて、我慢できたことがよかったです」3ー2の七回1死の場面で代打で登場。阪神3番手、木下と対峙すると、3球で追い込まれながらもファウルでタイミングを取りながらフルカウントまで持ち込み、最後は155キロの直球を左翼ポール際に運んだ。内角低めのボールを逆方向に運ぶ技ありの一撃で、チームに貴重な追加点をもたらした。
◆広島・佐々木泰内野手(23)が、待望のプロ初本塁打を放った。4-2の八回の先頭。阪神3番手、木下の変化球をとらえ、左中間スタンドに運んだ。佐々木は昨年ドラフト1位で青学大から入団。ルーキーイヤーは故障にも悩まされ、54試合で打率・271、0本塁打、6打点。49安打のうち、二塁打は2本、三塁打は1本と自慢の長打力を発揮できなかった。プロ2年目の今季は開幕から4番で起用されるなど期待の大砲候補。プロ通算216打席目で待望のアーチが飛び出した。
◆阪神が土壇場で同点に追いついた。3点を追う九回、広島の守護神・森浦を攻めた。先頭の木浪が安打で出塁すると、続く坂本の三ゴロが相手の失策を誘い好機拡大。さらに福島が死球で出塁して無死満塁の絶好機を作った。代打・伏見の三ゴロの間に1点を返すと、2死二、三塁で中野拓夢内野手(29)が9球目の低めチェンジアップを捉えて左前打。二走・福島がヘッドスライディングで本塁に生還し、同点に追いついた。
◆5-5で延長戦に突入した。阪神が延長戦を戦うのは今季8試合目にして初となる。3点ビハインドの九回に内野ゴロと、2死二、三塁から中野の起死回生の2点打で試合を振り出しに戻した阪神。試合は雨天のため1時間遅れの午後3時プレーボールで行われており、さらに五回にも1時間1分の中断を挟んで試合時間は4時間30分を超えて延長戦に入った。
◆阪神が雨天のため開始が1時間遅れ、雨天中断に今季初の延長となったロングゲームの激戦を制した。一回に佐藤輝明内野手(27)の中前適時打で先制。直後に追いつかれるも、二回には近本光司外野手(31)の適時内野安打で勝ち越しに成功する。しかし中盤に逆転を許し、終盤にも追加点を奪われて2-5で九回に突入。それでも広島のクローザー・森浦を攻め立てて1点を返すと、2死二、三塁で中野拓夢内野手(29)が起死回生の2点打。福島圭音外野手(24)が頭から生還して試合を振り出しに戻した。延長に入ると安打の佐藤をおいて木浪聖也内野手(31)が右翼へ今季1号となる決勝2ラン。九回を抑えたモレッタが来日初勝利を挙げると、十回はドリスが無失点で抑えて2019年以来7年ぶりセーブを記録し、通算100セーブまであと3に。大逆転勝利で昨年から続く広島戦の連勝を8に伸ばした。
◆先発したフレディ・ターノック投手(27)は5回2失点で降板。打線が5得点でリードするも九回に同点とされ、延長戦で力尽きた。チームは4連敗で昨季から続く阪神戦は8連敗となった。打線は1点を追う一回に小園の中犠飛で同点。直後の二回に点を勝ち越されるが、四回に阪神先発の大竹を攻め、坂倉の右前適時打、モンテロの右犠飛で逆転した。七回には代打・秋山が左翼ポール際へ今季1号ソロ。八回には佐々木にも待望のプロ初本塁打が飛び出した。広島は昨季、大竹に対して7試合対戦し、6勝を献上してしまった難敵。苦手とする左腕から得点を奪うが、九回に暗転。守護神の森浦が守備の乱れもありピンチを背負うなどし、3失点。同点とされ、延長十回には辻が木浪に勝ち越しの2ランを浴びた。
◆降雨でプレーボールが1時間遅れ、五回裏から61分間の中断があった試合で阪神が延長戦を制して、逆転勝利を収めた。十回1死一塁、木浪聖也内野手(31)の右翼席への今季1号2ランが決勝点となった。3点を追う九回、伏見寅威捕手(35)の三ゴロと中野拓夢内野手(29)の左前2点打で追いつき、3時間59分の総力戦に競り勝った。ダウリ・モレッタ投手(29)が来日初勝利、ラファエル・ドリス投手(38)がセーブをそれぞれ挙げた。チームは3連勝で貯金は今季最多の「4」。開幕3カード連続勝ち越しは7カードの岡田彰布監督時代の2008年以来。
◆降雨でプレーボールが1時間遅れ、五回裏から61分間の中断があった試合で阪神が延長戦を制して、逆転勝利を収めた。十回1死一塁、木浪聖也内野手(31)の右翼席への今季1号2ランが決勝点となった。3点を追う九回、伏見寅威捕手(35)の三ゴロと中野拓夢内野手(29)の左前2点打で追いつき、3時間59分の総力戦に競り勝った。ダウリ・モレッタ投手(29)が来日初勝利、ラファエル・ドリス投手(38)がセーブをそれぞれ挙げた。チームは3連勝で貯金は今季最多の「4」。開幕3カード連続勝ち越しは7カードの岡田彰布監督時代の2008年以来。
◆先発した広島フレディ・ターノック投手(27)は5回2失点。打線が5得点と試合をリードするも3点差の九回に同点とされ、延長戦で力尽きた。チームは4連敗で昨季から続く阪神戦は8連敗となった。
◆主砲の巧打が劇的弾を呼び込んだ。阪神・佐藤輝明内野手(27)が延長十回に決勝のホームを踏むなど、今季初の猛打賞となる4安打の大暴れ。激戦をものにし、晴れやかな表情を見せた。「チーム全員で粘り強く戦った結果なんで、良かったです」九回に3点差を追い付いて迎えた延長十回だ。先頭で打席に立つと、左腕の辻から外角へ逃げていくカットボールをはじき返す左前打。1死後、6番・木浪の決勝2ランにつなげた。ゆっくりとダイヤモンドを回り、本塁で殊勲の男を迎え入れた。雨天のため試合開始時刻を1時間遅らせた一戦の口火を切ったのも、佐藤だった。一回2死二塁で新外国人右腕のターノック(前マーリンズ)から中前へ先制打。今季初先発の大竹耕太郎投手(30)を援護し「何とか先に点を取りたいという気持ちだったので、ランナーをかえすことができて良かったです」とうなずいた。五回裏に雨脚が強まって約1時間の中断後も、高い集中力を発揮した。六回の先頭で島内の150キロ直球を捉え、中堅フェンス直撃の二塁打。あと少しで今季1号という当たりに苦笑いを浮かべたが「角度をつけて。また明日頑張ります」と前を向いた。三回の左前打を含め、昨年8月10日のヤクルト戦(京セラ)以来の4安打。打率・364(33打数12安打)でリーグ2位に浮上した。昨季、40本塁打&102打点でセ・リーグ2冠に輝いた虎の主砲。本塁打こそまだ出ていないが、待望の瞬間はもう間もなくだ。(萩原翔)
◆同点に追い付いた九回に4番手で登板した阪神ダウリ・モレッタ投手(29)=前パイレーツ=は上位打線を三者凡退。流れをさらに引き寄せると、直後に木浪聖也内野手(31)の勝ち越し弾が飛び出して来日初勝利を挙げた。「チームのみんなを信頼している。自分がゼロでつなげば必ず点を取ってくれるとすごく感じていたんで、その結果になってよかった」と喜んだ。これで4試合に登板して防御率0・00。3試合連続で三者凡退に仕留めている右腕は「諦めない結果がこういう形になったと思うので、みんなでつかんだ勝利と思う」と笑顔で語った。
◆勝ち越した延長十回にマウンドを任されたのは阪神ラファエル・ドリス投手(38)だった。三者凡退で締めて2019年以来、7年ぶりのセーブを挙げた。「セーブの機会はなかなか巡ってこないので、ただ落ち着いて一個一個アウトを取るように思っていました」。2、3日に登板してセーブをマークした守護神の岩崎優投手(34)に代わり、これでNPB通算100セーブまであと「3」とした。「数字より、五回でも六回でもブルペンの選手を助けることが、かなり大事だと思っているので、そこは意識していない」とチームに尽くしていく。
◆今季初登板で先発した阪神・大竹耕太郎投手(30)は雨中の粘投で5回3失点と試合をつくった。「雨が降るとか、時間がずれるとか、そういうのも含めて試合ですし、言い訳はしたくない」。雨天のため試合開始が1時間遅れ、五回はマウンドに上がった直後に約1時間の中断。それでも「スイッチはオフにするような感じで」と気持ちを切り替え、再開後に1イニングをゼロで抑えた。九回2死からの逆転劇には「ああいう展開から勝てるチームはすごい」と仲間をたたえた。
◆阪神D3位・岡城快生外野手(22)=筑波大=が2点を追う九回1死二、三塁で三走の代走としてプロ初出場。中野拓夢内野手(29)の左前打で初得点を挙げた。「ベンチで見ているのと、グラウンドに立つのでは全然感じるものが違った。ファームで打席を重ねるよりも、1軍でこういうことを経験するのは何にも代えられないものであると思う」。限られたチャンスでの経験を成長につなげる。
◆3日の1回戦で5打席全出塁した阪神・近本光司外野手(31)は初回に右翼線二塁打を放ち、佐藤輝明内野手(27)の適時打で先制のホームを踏んだ。同点とされた二回は2死二、三塁で外角低めの変化球を引っかけたが、一塁のベースカバーに入ったターノックとの競走に勝って内野安打。今季初打点をマークし、7打席連続出塁とした。「得点につながってよかったです」と淡々と話した。
<セ・リーグ順位表推移>
| 順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 (-) |
ヤクルト |
6 | 1 | 0 | 0.857 (↑0.024) | - (-) |
136 | 34 (+11) | 18 (+6) | 7 (+3) | 7 (-) |
0.246 (↑0.025) | 2.570 (↓0.57) |
| 2 (-) |
阪神 |
6 | 2 | 0 | 0.750 (↑0.036) | 0.5 (-) |
135 | 35 (+7) | 24 (+5) | 3 (+1) | 7 (-) |
0.265 (↑0.001) | 3.000 (↓0.24) |
| 3 (1↑) |
巨人 |
4 | 4 | 0 | 0.500 (↑0.071) | 2.5 (-) |
135 | 30 (+8) | 31 (+4) | 8 (+3) | 2 (+1) |
0.249 (↑0.029) | 3.550 (↓0.07) |
| 4 (1↓) |
広島 |
3 | 4 | 0 | 0.429 (↓0.071) | 3 (↓1) |
136 | 20 (+5) | 27 (+7) | 3 (+2) | 2 (+2) |
0.215 (↑0.027) | 3.250 (↓0.06) |
| 5 (-) |
DeNA |
2 | 6 | 0 | 0.250 (↓0.036) | 4.5 (↓1) |
135 | 22 (+4) | 31 (+8) | 4 (-) | 4 (-) |
0.246 (↑0.007) | 3.780 (↓0.68) |
| 5 (-) |
中日 |
2 | 6 | 0 | 0.250 (↓0.036) | 4.5 (↓1) |
135 | 22 (+6) | 32 (+11) | 4 (+1) | 5 (+2) |
0.243 (↑0.007) | 3.750 (↓1.12) |



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