ヤクルト(☆2対1★)広島 =リーグ戦2回戦(2026.04.02)・明治神宮野球場=
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広島
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ヤクルト
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勝利投手:松本 健吾(1勝0敗0S)
敗戦投手:森浦 大輔(1勝1敗1S)
  DAZN
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◆ヤクルトが劇的なサヨナラ勝利で開幕5連勝。ヤクルトは1点を追う9回裏、2死二三塁から伊藤の2点適時打が飛び出し、試合を決めた。投げては、先発・奥川が7回1失点の力投。2番手・松本健が今季初勝利をマークした。敗れた広島は、3番手・森浦が誤算だった。

◆WBCに出場していたヤクルト中村悠平捕手(35)が、広島2回戦で1軍に合流した。2軍で5試合に出場。「いざ試合に出ると、オープン戦序盤のような体の張りがあった。急に1軍へ行くより、下でしっかり体力を確認できたのは大きい」と充実の表情を浮かべた。チームは開幕から快進撃を続けている。「チームの足を引っ張らないように。行けと言われた時にしっかり準備しておきたい」と意気込んだ。3日にも登録される見込み。

◆ヤクルト池山監督が「あ、さだ飴L(檸檬)」を手に試合前取材に応じた。ややかすれているものの「これでも出るようになったよ。(ベンチでの)声出しと、あと興奮なのよ。開幕で出し切ったからね」と話した。3月29日のDeNA前に「声が出ない」と話したのを心配した球団公式ファンクラブ名誉会員の歌手さだまさし(73)からアメが差し入れられた。アップ中から大声量の選手たちを見て「一緒になって張り合っている」と目を細めた。

◆今季初先発のヤクルト奥川恭伸投手(24)が5回2死まで1人の走者も出さない完全投球を披露した。2死から6番菊池涼介に右前打を許し、惜しくも偉業の可能性はついえた。その後、2盗を試みた菊池を鈴木叶捕手が矢のような送球で刺し、無失点で締めた。チームは開幕4連勝中。開幕からの球団最多記録となる5連勝へ向けて波に乗る中、今季初登板の右腕が快投を続けている。

◆ヤクルトのマスコットつば九郎が、5回終了時の名物「空中くるりんぱ」をこの日も披露しなかった。自らのヘルメットを空中にくるくると投げ自身の頭にうまくかぶせようとする「空中くるりんぱ」は、これまで1度も成功していない。代わりにバズーカを右手羽に持ち、オリジナルTシャツを一塁側内野スタンドへ打ち込み、客席を盛り上げた。昨年2月に担当スタッフが亡くなり活動休止していたが、3月31日の広島戦(神宮)で486日ぶりに活動再開した。

◆今季初スタメンの広島大盛穂外野手(29)が先制打を放った。前日1日に右肩痛で出場選手登録を抹消された新人平川に代わって「1番中堅」で出場。2打席凡退で迎えた6回2死三塁でヤクルト奥川の初球フォークを引っ張り、今季初安打となる右前適時打で均衡を破った。「チャンスだったので、初球から積極的に思い切って行きました」。秋山や野間ら代役候補がいる中での起用に、結果で応えた。

◆ヤクルト池山隆寛監督(60)が、球団の新人監督として史上初となる開幕5連勝の金字塔を打ち立てた。前日1日の雨天中止を挟んでも勢いは止まらず、9回2死二、三塁から伊藤琉偉内野手(23)が逆転サヨナラとなる内野安打で5連勝を決めた。昨季最下位からの「下克上」を期す指揮官の熱い声が、神宮の夜空に響き渡った。この日の主役は「しっかり試合をつくってくれることだけを願う」と送り出した先発、奥川恭伸(24)だった。池山監督は試合前、ファームでの調整を経て合流した右腕に対し、「マウンドに上がってみないと(心境は)分からないが、いい感じできている」と全幅の信頼を寄せていた。その期待に応えるように、スピードと曲がり幅が違うスライダーを低めに投げ込み、150キロを超える直球との緩急でアウトを重ねた。5回2死まで無安打無得点の快投。7回3安打1失点と先発の責務を果たした。順位予想で低評価を下した周囲を見返すことについては、「3冠王(村上)が抜けているんだから、順位予想が低いのは当然」と冷静に現状を分析しながらも、胸の内には熱い闘志を秘めている。開幕から声を出し続け、のどはかすれ気味だが、「出し切ったからや、開幕で。こればっかりは仕方ない」と笑い飛ばす。現役時代と変わらぬ「ブンブン丸」のエネルギーは確実に選手たちへ波及しており、ベンチの活気は他球団を圧倒している。快進撃を支えるのは、決して勢いだけではない。流動的な5番打者の選定や、下位打線でのポイントゲッターの配置など、「ヘッドコーチとうまいこといっている」と語る緻密な戦略が機能。この日は正捕手の中村悠平(35)が合流し戦力は着実に整いつつある。「やはり(選手に)気分よくプレーしてもらうのが大事」。そう語る池山監督は、下馬評を覆す快進撃にも「長いシーズンどうなるか分からへん」とかぶとの緒を締めた。ヤクルトがサヨナラ勝ちで、23年と並ぶ球団タイの開幕5連勝。池山監督は就任1年目で、新人監督の開幕5連勝以上は72年与那嶺監督(中日=6連勝)79年梶本監督(阪急=6連勝)15年田辺監督(西武=5連勝)22年藤本監督(ソフトバンク=8連勝)に次いで5人目。また、前年最下位球団の開幕5連勝以上は73年太平洋5連勝、02年阪神7連勝に次いで3度目。前年最下位の球団に就任した新人監督が開幕5連勝したのは初めてだ。

◆ヤクルト池山隆寛監督(60)が、球団の新人監督として史上初となる開幕5連勝の金字塔を打ち立てた。前日1日の雨天中止を挟んでも勢いは止まらず、9回にサヨナラ勝ちだ。昨季最下位からの「下克上」を期す指揮官の熱い声が、神宮の夜空に響き渡った。この日の主役は「しっかり試合をつくってくれることだけを願う」と送り出した先発、奥川恭伸(24)だった。池山監督は試合前、ファームでの調整を経て合流した右腕に対し、「マウンドに上がってみないと(心境は)分からないが、いい感じできている」と全幅の信頼を寄せていた。その期待に応えるように、スピードと曲がり幅が違うスライダーを低めに投げ込み、150キロを超える直球との緩急でアウトを重ねた。5回2死まで無安打無得点の快投。7回3安打1失点と先発の責務を果たした。順位予想で低評価を下した周囲を見返すことについては、「3冠王(村上)が抜けているんだから、順位予想が低いのは当然」と冷静に現状を分析しながらも、胸の内には熱い闘志を秘めている。開幕から声を出し続け、のどはかすれ気味だが、「出し切ったからや、開幕で。こればっかりは仕方ない」と笑い飛ばす。現役時代と変わらぬ「ブンブン丸」のエネルギーは確実に選手たちへ波及しており、ベンチの活気は他球団を圧倒している。快進撃を支えるのは、決して勢いだけではない。流動的な5番打者の選定や、下位打線でのポイントゲッターの配置など、「ヘッドコーチとうまいこといっている」と語る緻密な戦略が機能。この日は正捕手の中村悠平(35)が合流し戦力は着実に整いつつある。「やはり(選手に)気分よくプレーしてもらうのが大事」。そう語る池山監督は、下馬評を覆す快進撃にも「長いシーズンどうなるか分からへん」とかぶとの緒を締めた。試合は広島1点リードで迎えた9回裏。2死2、3塁からヤクルト伊藤琉偉内野手(23)が三遊間にゴロを放ち、広島佐々木泰三塁手が飛び込みながら捕球を試みるも届かず、ボールがこぼれる間に2人が生還してヤクルトのサヨナラ勝ちとなった。伊藤はヒーローインタビューで「最高にうれしいです。(奥川)恭さんが先発で何とか1点でしのげたので、僕も何とかチームに貢献できるようにということで打席に立ちました。(最後は)抜けてくれと思って走っていました」と振り返った。チームメートからは大量の水を浴びて祝福され「すごく寒いです」と笑った。早くも今季2度目のお立ち台。「状態はそんなに良くはないですけど、チームが勝てばそれでいいのでうれしかったです」。開幕5連勝となり「チームの雰囲気は最高で、これからも連勝を続けられるように頑張りたいです。自分はレギュラーを狙っているので毎試合結果を出し続けないといけない。また明日から強いスワローズをみせられるように連勝するのでよろしくお願いします」とファンに呼びかけた。ヤクルトがサヨナラ勝ちで、23年と並ぶ球団タイの開幕5連勝。池山監督は就任1年目で、新人監督の開幕5連勝以上は72年与那嶺監督(中日=6連勝)79年梶本監督(阪急=6連勝)15年田辺監督(西武=5連勝)22年藤本監督(ソフトバンク=8連勝)に次いで5人目。また、前年最下位球団の開幕5連勝以上は73年太平洋5連勝、02年阪神7連勝に次いで3度目。前年最下位の球団に就任した新人監督が開幕5連勝したのは初めてだ。

◆ヤクルト池山隆寛監督(60)が、球団の新人監督として史上初となる開幕5連勝の金字塔を打ち立てた。前日1日の雨天中止を挟んでも勢いは止まらず、9回にサヨナラ勝ちだ。昨季最下位からの「下克上」を期す指揮官の熱い声が、神宮の夜空に響き渡った。ヤクルトがサヨナラ勝ちで、23年と並ぶ球団タイの開幕5連勝。池山監督は就任1年目で、新人監督の開幕5連勝以上は72年与那嶺監督(中日=6連勝)79年梶本監督(阪急=6連勝)15年田辺監督(西武=5連勝)22年藤本監督(ソフトバンク=8連勝)に次いで5人目。また、前年最下位球団の開幕5連勝以上は73年太平洋5連勝、02年阪神7連勝に次いで3度目。前年最下位の球団に就任した新人監督が開幕5連勝したのは初めてだ。

◆ヤクルト池山隆寛新監督(60)が球団新人監督最長の開幕5連勝を果たした。5試合は"池山野球"の形が見えるようなシーンが節々にあった。スタメンに負けじと途中出場選手も結果を残している。"代打の切り札"宮本は29日に逆転のきっかけをつくる左前打。開幕スタメンで1安打も3三振だった赤羽もその後、途中出場でで2打席連続安打をマークした。松元ヘッドコーチ 1打席にかけて活躍すればレギュラーをとれる、次に出られることもある。そこでみんないい集中をしている。オープン戦8打点で開幕戦逆転2ランの伊藤は5試合連続スタメンで、サヨナラ打。2軍で故障明けの塩見や内山が状態を上げ、山田らがリハビリ中だ。実績ある選手が2軍で活躍→1軍メンバーが刺激を受けてもらったチャンスで結果を残す→使ってもらいさらに奮起するなどで勝利、の好循環があるように見える。犠打がここまで12球団唯一ない。池山監督は「基本的には打ち勝ちたい。より接戦になったら使うかもしれないが今のところは使う場面がない。27アウトで考えている」と説明。アウトを1つ与えて進塁して点が入る確率を考え、3月28、29日は無死一、二塁から打たせ決勝点につながった。走塁意識も高い。岩田はともに2死で29日に相手落球で一塁から、31日は送球ミスで二塁から本塁生還。この日は二盗成功直後にサヨナラのホームを踏んだ。松元ヘッドコーチは「ヒット1本で1点とかなしで1点とか。足速い遅い関係なくみんなその意識でやっている」。長打を期待する選手がケガで1軍に少ない中、凡事徹底や足を絡めた攻撃で白星をつかんでいる。追いつかれる前に先発投手をかえる。開幕戦3月27日DeNA戦は吉村を6回に1点差になった直後に交代。同28、29日もピンチを招いた次の回の頭から山野、高梨を降ろした。31日広島戦では6点差でも球数等を鑑みて2死満塁で小川が降板。同戦は直後清水が3点適時二塁打を浴び、翌日「清水には申し訳ないことをした」と池山監督らしく自責の念を話したが、その後ズルズルいかなかった。松元ヘッドコーチも先発を「粘っている」とたたえ「打順を見て準備させ監督の思いきった交代もある」。救援陣が安定しているからこその決断がいい方向に出ている。「監督はハッキリしているところがある。(選手は)それができなかったら良くない。今のところ選手たちもしっかり理解している」。チームを盛り上げ声はかすれ気味ながらも、サヨナラ勝利前は笑顔でリアクションを見せていた池山監督。思い切った采配が好影響だ。【塚本光】

◆これぞ「最後まで諦めない」ブンブン丸野球の真骨頂だ。ヤクルトは1点を追う9回裏、怒濤(どとう)の攻めから劇的なサヨナラ勝ちを収め、球団タイの開幕5連勝をマーク。池山隆寛監督(60)は球団の新人監督として史上初の開幕5連勝を飾った。開口一番「野球は最後まで分からないね」とかすれた声を張り上げた。9回裏。広島の勝ちパターンの継投に対し、執念を見せる。指揮官が「土橋コーチのファインプレー」とたたえた二盗で好機を拡大。最後は2死二、三塁から「いいところがなかったので集中していた」と語る伊藤琉偉内野手(23)が決めた。「いつもなら三振するところをなんとか食らいついた」という執念のゴロが三野手のグラブをはじき2者生還。豪快に水をかけられ、歓喜の輪が広がった。不振に苦しんでいた伊藤だが、この日は違った。「ガツガツいかないで冷静になれた」と振り返る。そこには指揮官の「限界突破」の叫びがあった。「ベンチからたくさん声が聞こえて、背中を押された」と伊藤が語る通り、池山監督の情熱が選手を一丸にさせた。喉の枯れは深刻だが、指揮官の熱量は増すばかりだ。「サヨナラ勝ちなんで気分はすごくいい。でも今日のことは今日」と、球団史を塗り替えても浮かれる様子はない。「こういう食らいつく姿勢で今年はいくつもり。最後まで諦めない野球をします」と力強く宣言した。ヤクルトがサヨナラ勝ちで、23年と並ぶ球団タイの開幕5連勝。池山監督は就任1年目で、新人監督の開幕5連勝以上は72年与那嶺監督(中日=6連勝)79年梶本監督(阪急=6連勝)15年田辺監督(西武=5連勝)22年藤本監督(ソフトバンク=8連勝)に次いで5人目。また、前年最下位球団の開幕5連勝以上は73年太平洋5連勝、02年阪神7連勝に次いで3度目。前年最下位の球団に就任した新人監督が開幕5連勝したのは初めてだ。

◆広島が勝利まであと1アウトのところから突き落とされた。9回2死二、三塁からヤクルト伊藤琉偉内野手(23)の三遊間への打球が、飛びついた三塁佐々木泰内野手(23)のグラブの先をはじいて二塁方向へと転がった。二走が三塁を回ったところで転倒しながらも、本塁に滑り込んでサヨナラ負けが宣告された。本塁付近でヤクルトナインの歓喜の輪ができる中、新井貴浩監督(49)が三塁ベンチを飛び出した。「リクエストはしていない。二塁走者が三塁コーチャーと接触したように見えたから、アンパイアの方に協議をしてくださいとお願いをした」。だが、山口球審がリクエストと勘違いし、ビデオ判定された。ただ、リクエスト対象外のプレーのため、二走の三塁触塁のみが確認され、判定はそのまま。ルールを把握し、協議を願い出た新井監督が判定後に審判団に説明を求めたが、インプレー中に二走と三塁コーチの接触がなかったことを三塁塁審のほか審判団が確認しており、「二塁走者のホームインを認めました」と牧田責任審判から説明があった。勝利目前から、新守護神の森浦大輔投手(27)が踏ん張れずに手痛い逆転サヨナラ負け。3連勝で乗り込むも、初戦の平川蓮外野手(22)の負傷離脱に続き、後味悪い形で2連敗を喫した。▽広島岡本(プロ初先発で7回3安打無失点)「走者を出してから粘り強く投げられました。オープン戦よりも疲れました。次はもっと投げられるように。今日みたいに走者を出しても粘り強く投げたい」▽広島森浦(1点リードを守り切れず今季初黒星)「点を取られたので、全然ダメでしたね。切り替えて行くしかない」▽広島大盛(今季初スタメンで先制打)「1試合1試合なので。今日みたいなヒットがまた出ればいいなと思います」

◆ヤクルトは1点を追う9回裏、怒濤(どとう)の攻めから劇的なサヨナラ勝ちを収め、球団タイの開幕5連勝をマーク。池山隆寛監督(60)は球団の新人監督として史上初の開幕5連勝を飾った。開口一番「野球は最後まで分からないね」とかすれた声を張り上げた。

◆広島が1点リードの9回に守護神森浦が逆転サヨナラを許し、連敗となった。9回2死二、三塁からヤクルト伊藤の三遊間の当たりが、飛びついた三塁佐々木のグラブ先を弾いてサヨナラ打に。二走が三塁ベースを回った直後に転倒した際、三塁コーチとの接触があったのでは抗議するも覆らずに試合終了となった。プロ初先発の岡本が7回3安打無失点と好投も、最少得点差を逃げ切ることはできなかった。

◆ヤクルト奥川恭伸投手(24)が7回1失点の好投で試合をつくった。スピード、曲がり幅が違うスライダーを低めに集め、150キロを超える直球との緩急でアウトを重ねた。池山監督は「奥川には申し訳ないなと思っていたが、最後に負けを消すことができて良かった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。1点を先制された直後、自らマウンドへ向かい「1点で帰ってくるように」と伝えた言葉が、最少失点での踏ん張りにつながった。

◆今季初の開幕投手を務めたヤクルト・吉村貢司郎投手(28)が3日の中日戦(神宮)に先発する。前回登板は5回?を5安打2失点に抑え、白星を挙げた右腕は「ゼロ(無失点)をつなげることを意識していきたい」と意気込んだ。この日は試合前の神宮外苑でキャッチボールなどで調整。中日打線の印象については「いいバッターが多い。一発もありますし、足が速い選手もいる。丁寧に一人一人アウトをとっていきたい」と腕をぶした。

◆ヤクルト・中村悠平捕手(35)が試合前練習に参加。3月に野球日本代表「侍ジャパン」の一員としてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場し、帰国後は2軍調整が続いていた。池山監督は出場選手登録について「明日になるかな」と話した。準々決勝でベネズエラに敗れ、3月16日に帰国。18日に一度1軍の試合前練習に参加したが、体調面などを考慮して2軍でシーズン開幕を迎えた。2軍では5試合に出場して打率・308、2打点。捕手として出場してマスクもかぶっており、「最初はファームに行かなくてもいいかなと思っていたんですけど、下でしっかりフルでこなせたのは体力的にもよかった。いい調整ができた」と万全をアピールした。チームは試合前時点で、開幕から4連勝。好スタートに「すごく打つようになった」と目を細める一方で、「自分としても、その中でチームの足を引っ張らないようにやらなくちゃいけない」と口元を引き締めた中村悠。捕手では古賀、20歳の鈴木叶が結果を出していることもあり「なかなか巡ってくるチャンスは少ないかもしれない。行けといわれたときに行けるように準備をしたい」と腕をぶした。

◆ヤクルトが逆転サヨナラ勝ちで開幕5連勝。0-1の九回に伊藤が2点打となる内野安打を放ってひっくり返した。奥川は7回1失点。2番手の松本健が今季初勝利を挙げた。

◆ヤクルトが逆転サヨナラ勝ちを収め、開幕から負けなしの5連勝を飾った。1点を追いかける九回、2死二、三塁の好機を作ると、伊藤琉偉内野手(23)が放った打球は、三塁を守っていた広島・佐々木泰内野手(23)のグラブを強烈に弾き、逆転サヨナラの2点内野安打となった。

◆ヤクルトが逆転サヨナラ勝ちで開幕5連勝。0―1の九回に伊藤が2点打を放ってひっくり返した。奥川は7回1失点。2番手の松本健が今季初勝利。広島はプロ初先発の岡本が7回無失点と好投するも、抑えの森浦が打たれた。

◆広島は逆転サヨナラ負けを喫した。1―0の九回2死二、三塁。三遊間へのゴロに、飛び込んだ三塁手・佐々木のグラブがはじかれた。球が転々と転がる間に、2者が次々に生還した。歓喜に沸く敵地で、新井監督が、二塁走者と三塁コーチが接触したように見えた、と審判に協議を求めた。だが、実施されたのは走者がベースを踏んだかどうかを確かめるリプレー検証で、何も覆ることはなかった。牧田審判員は「球審は監督のジェスチャーをリクエストだと思った」と明かし「(走者とコーチの接触は検証の)対象外。それもなかった」と最後の場面を説明した。

◆最速153キロの直球で、制球よく押し込んだ。ヤクルト・奥川恭伸投手(24)が今季初先発で7回3安打1失点。白星こそつかなかったもののチームは逆転サヨナラで開幕5連勝を飾り、白い歯をこぼした。「試合を作ることができたと思います。しっかり真っすぐで押しながら、スライダーもよかった。こうやってゲームに勝てたことがよかったです」一回、先頭の大盛を全て直球で3球三振に仕留めた。外角低めへ3球連続で投げ込み、針の穴を通すような抜群のコントロール。今季初のマウンドで、五回2死まで一人の走者も許さない完全投球を披露した。「あそこは悔やまれる」と唇をかんだのが六回無死、坂倉に投じた2球目。逆球で内に入った直球を右翼線へ運ばれて二塁打。2死三塁から、大盛に唯一の失点となる先制打を浴びた。息ぴったりのバッテリーだった。女房役を務めたのは今季出場2試合目、20歳の鈴木叶。イニング間にも配球などを話し合い、奥川は「叶がすごくいいリードをしてくれたので、いいピッチングができた」と感謝。五回1死、右の強打者ファビアンから内角のスライダーで見逃し三振を奪った場面に「こっち(内角)も使うよ、という話をしていた。リードに応えて投げ切れました」とうなずいた。このオフから投げ込む量を増やし、2月のキャンプでも連日ブルペン入り。自身初の規定投球回(143回)到達を目標に掲げ、投げて投げて体にしみ込ませてきた。「こういう登板を続けることで、自分に自信を持てるようになると思う」。チームのいい流れに乗り、2026年シーズンの好スタートを切った。(原田優介)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
500 1.000
(-)
-
(-)
13823
(+2)
11
(+1)
4
(-)
6
(+3)
0.241
(↓0.018)
2.200
(↑0.3)
2
(1↑)
阪神
420 0.667
(↑0.067)
1.5
(-)
13724
(+4)
17
(+3)
2
(-)
5
(+1)
0.254
(↑0.007)
2.890
(↓0.03)
3
(1↓)
広島
320 0.600
(↓0.15)
2
(↓1)
13813
(+1)
16
(+2)
0
(-)
0
(-)
0.197
(↓0.016)
3.020
(↑0.23)
4
(1↓)
巨人
330 0.500
(↓0.1)
2.5
(↓1)
13721
(+1)
24
(+2)
5
(-)
1
(-)
0.222
(↓0.017)
3.910
(↑0.29)
5
(-)
DeNA
150 0.167
(↓0.033)
4.5
(↓1)
13715
(+3)
22
(+4)
4
(-)
3
(-)
0.246
(↓0.01)
3.460
(↑0.02)
5
(1↑)
中日
150 0.167
(↑0.167)
4.5
(-)
13715
(+2)
21
(+1)
3
(+1)
3
(-)
0.236
(↓0.002)
3.080
(↑0.63)