西武(★3対7☆)オリックス =リーグ戦3回戦(2026.04.02)・ベルーナドーム=
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ORIX
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西武
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勝利投手:宮城 大弥(1勝1敗0S)
敗戦投手:菅井 信也(0勝1敗0S)

本塁打
【オリックス】中川 圭太(2号・6回表3ラン)
【西武】渡部 健人(1号・6回裏2ラン)

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◆オリックスは1点ビハインドの5回表、2死二三塁から大城が適時打を放ち、逆転に成功する。続く6回には、中川の3ランなどで4点を加え、リードを広げた。投げては、先発・宮城が6回3失点8奪三振の好投で今季初勝利。敗れた西武は、先発・菅井が振るわなかった。

◆オリックスが逆転勝ちし、2カード連続の勝ち越しを決めた。1点を追う5回だった。2死二、三塁と一打逆転の場面を演出し、大城滉二内野手(32)が勝ち越しの2点適時打。西武菅井の内角146キロ直球を捉え、右前へ運んだ。この日は「9番二塁」で先発出場。今季初のスタメン起用にベテランがひと振りで応えてみせた。続く6回には一挙4得点を挙げ、西武を突き放した。無死一、三塁で4番太田椋内野手(25)が右中間へ適時二塁打。なおも1死二、三塁からは中川圭太内野手(29)が今季2号のダメ押し3ランを放った。4回まで無安打無得点の打線も、5回、6回の2イニングだけで6安打6得点とつながりを見せた。投げては先発の宮城大弥投手(24)が6回6安打3失点にまとめた。前回登板の3月27日楽天戦(京セラドーム大阪)は1回2/3を8失点で降板。いずれも自己ワーストタイで、開幕投手の責務を果たすことはできなかった。22年以来の中5日で臨んだ先発マウンドで今季1勝目を手にし、屈辱を晴らした。初スタメンで勝利に貢献した大城は試合後のヒーローインタビューで「出るからには結果を残したいなと思って試合に臨みました」と語り、適時打の場面について「2アウトだったので、どうにかランナーをかえすことだけを意識して打ちにいっていいところにいってくれてよかった」と振り返った。打ったのは直球だった。それまでは変化球で攻められており「そろそろ(直球が)くるだろうなと思ってどちらも対応できるようにしていました」と話した。先発の宮城は沖縄・興南の後輩でもある。初勝利をもたらす結果にもなった。大城は「宮城が開幕戦でふがいないピッチングだったので、今日は勝たせることができてよかったです」と先輩らしいコメントで祝った。ファンへ向けては「シーズンは始まったばかりなのですが、最後まで熱い応援よろしくお願い致します」と呼びかけた。

◆オリックス宮城大弥投手(24)が今季1勝目を手にした。西武戦に先発し、6回6安打3失点にまとめた。2回、3回は全てのアウトを三振で奪うなど計8奪三振をマーク。持ち味の緩急を使いながら、丁寧に内外角のコースを突いた。6-1の6回に2死一塁から5番渡部に2ラン被弾も、要所はきっちりと締めて試合をつくった。前回登板の3月27日楽天戦(京セラドーム大阪)は1回2/3を投げ8失点KO。ともに自己ワーストタイで、開幕投手の責務を果たすことはできなかった。22年以来となる中5日で臨んだ今季2度目の先発マウンド。序盤からテンポ良く投げ込み、先発投手として最低限の仕事をこなした。今シーズンの1勝目は、自身にとって通算50勝目と節目の勝利。同117試合目での到達は、球団では95年長谷川に次ぐ、3番目のスピード記録だ。さらに、左腕に限れば56年梶本隆を抜き、最速記録となった。チームは2カード連続の勝ち越しを決め、今季最多タイの貯金を2とした。宮城が今季初勝利を挙げて通算50勝目。宮城は7年目、通算117試合目で到達したが、オリックスに入団した投手の通算50勝のスピード記録では、阪急時代の41年森97試合、95年長谷川116試合に次ぐ3位。左腕では56年梶本隆の130試合を上回って球団最速となった。ちなみに、山本由伸は宮城より速い6年目に50勝したが、2年目がリリーフのため143試合目での到達だった。

◆西武が逆転負けで連敗した。2カード連続で1勝2敗。やや重たいシーズンのスタートになった。先発ローテーション6枚目に滑り込んだ左腕の菅井信也投手(22)は4回まではオリックス打線を交わし無安打にしていたものの、5回は先頭の森友に四球。ここから2死二、三塁としたものの、9番中川に追い込みながらも2点適時打を浴び、逆転された。菅井は昨季までも5回で交代するケースが多く「何とか6回、7回と投げていける投手に」と今季に臨んだものの、やはり中盤が苦しい。6回にも3連打で手痛い3点目を許して降板。2人の走者が残ったところ、2番手の糸川亮太投手(27)が中川に3ランを浴び5点差に広げられた。開幕戦で2回途中8失点でKOされたオリックス宮城に対し、西武打線は3回に桑原将志外野手(32)の適時二塁打で先制。しかしそれ以外は宮城の投球に的を絞ることができず。6回に渡部聖弥外野手(23)の1号2ランが出たものの、反撃もそこまでだった。

◆オリックス若月健矢捕手(30)が死球を受け、途中交代となった。西武戦に「8番DH」でスタメン出場。7-3の8回2死一、三塁で迎えた第4打席だった。カウント1ストライクからの2球目、西武羽田の140キロカットボールが右足を直撃。苦悶(くもん)の表情を浮かべながら、その場にしばらく倒れ込んだ。その後は自力でゆっくり歩いてベンチ裏へ下がり、治療を受けたが、一塁代走が告げられた。試合後、岸田護監督(44)は若月の状態について「大丈夫です。全然、大丈夫です」と軽傷だったことを強調した。若月はシーズン開幕前にWBCにも出場していた。

◆期待の若獅子トリオ、未来の3本柱...彼らのプロ野球人生はもう4年の月日が流れた。プロ5年目。西武の黒田将矢投手(22)は「あっ、初っす。たぶん」と目を大きくした。同期入団の菅井信也投手(22)羽田慎之介投手(22)、さらに黒田。3人が1軍の同じ試合で登板したのは初めてだった。3人とも高卒入団。ともに行動したり、何かと比較されたり。菅井と羽田はすでにプロ初勝利を挙げた。菅井は育成から支配下に昇格し、羽田は日本人左腕最速の160キロを投げた。黒田にはまだ目立つ"冠"がない。この日は羽田の後を受けて9回に登板し、打者3人できっちり抑えた。2奪三振。高身長から投げ下ろす球には迫力がある。「2人は先に初勝利挙げたりして、1軍戦力になってると思うんで。僕はまだそんなに投げてないんで。使ってもらえるようにこうやってゼロを続けていくしかないとなんで。だからゼロだから安心したとかは全くないんで」3人そろって投げたことは。「本当は3人で勝ち試合作らなきゃいけないと思うんで。5年目ですし。3人一緒に同じ日に投げたからうれしいとか、そういうのは全くなくて。2人ともそう思ってると思います」大卒1年目と同じ物差しで見られる。いつまでも「3人一緒」ではいられない、厳しい世界。それでもデカい夢は描きたい。「あいつ(菅井)の勝利を僕らがしっかりとつなげるようになれれば最高だと思うので。それがいつになるかは分からないですけど。3人でしっかり勝ちを作れるように。1つ1つちゃんとやっていけば、2人ともすごいし、僕もやれると思うんで」球団もファンもその日を願っている。【金子真仁】

◆オリックス宮城大弥投手(24)が今季1勝目を手にした。宮城が今季初勝利を挙げて通算50勝目。宮城は7年目、通算117試合目で到達したが、オリックスに入団した投手の通算50勝のスピード記録では、阪急時代の41年森97試合、95年長谷川116試合に次ぐ3位。左腕では56年梶本隆の130試合を上回って球団最速となった。ちなみに、山本由伸は宮城より速い6年目に50勝したが、2年目がリリーフのため143試合目での到達だった。

◆西武がオリックス宮城大弥投手(24)を崩せず連敗した。不調の西川愛也外野手(26)がスタメンを外れる中、FA加入の桑原将志外野手(32)が移籍後初打点となる適時二塁打を放つなど意地は見せた。打線もオフに鍛錬を積んだものの好投手相手の攻略には課題も。桑原は「調子良い人も悪い人もいますけど、カバーし合ってチーム一丸で戦わないと勝てないので。そういう気持ちを持って僕は頑張ります」と話した。

◆オリックス宮城大弥投手(24)が6回6安打3失点の好投を見せ、今季1勝目を手にした。「ゾーンでしっかり勝負することができた。全体的にどのボールも操ることができた」初回からテンポ良く投げ込んだ。内外角の出し入れに加え、スピードの強弱と息ぴったり。2回、3回のアウトはすべて三振で奪うなど、計8奪三振もマーク。女房役、森友とは事前に「いろんな球を使いたい」と打ち合わせ。いずれかの球種一辺倒ではなく、直球にカーブ、スライダー、フォークなどをまじえ、緩急自在な組み立てで攻めた。6-1の6回に2ランを浴びたものの、先発の仕事は果たした。前回登板の3月27日楽天戦(京セラドーム大阪)はイニング、失点ともに自己ワーストタイの1回2/3 8失点KO。3年連続で開幕投手を託されたが、結果だけを見れば背信投球に終わった。ただ、球自体は悪くなかった。投手出身の岸田監督から「今のままで大丈夫」と背中を押され、中5日の先発マウンドを告げられた。指揮官の期待を裏切ることなく、チームの2カード連続の勝ち越しに貢献。「今日だけホッとして、次に向けて明日からまた切り替えてやっていきたい」。そうサラリと言う、背番号18の姿が頼もしかった。

◆オリックス宮城大弥投手(24)が今季1勝目を手にした。西武戦に先発し、6回6安打3失点にまとめた。2回、3回は全てのアウトを三振で奪うなど計8奪三振をマークした。エースの自覚がある分、宮城に言い訳はない。3月27日、楽天との開幕戦。3年連続で大役を務めるも、結果は散々だった。わずか1回2/3でKOされ、大量8失点。ともに自己ワーストタイだった。シーズン直前にはWBCに参加。疲労、調整面での難しさ...。周囲からはそんな擁護する声もあったが「もう完全に技術不足だと思うので。自分の力不足」と返した。どんな時でも、どんな状態でも、最善を尽くす。そして勝利に導く-。主戦投手を張る以上、その宿命と向き合うからこその"否定"だったに違いない。そんな姿があるからこそ、岸田監督の信頼も揺るがない。前回登板の球数56球だったことも踏まえつつ、「今のままで大丈夫」と声をかけて中5日の先発起用を告げた。そして2カード連続の勝ち越しに導く、6回3失点の好投。宮城自身にとっては通算50勝と節目の勝利でもあった。さらに左腕では球団最速での到達だ。指揮官は「1個1個の積み重ねなので。毎日毎日の準備をしっかりしている証拠だと思います」と目を細めた。宮城は「使ってくださる監督であったり、周りの方のサポートがあってこその50勝」とかみしめた。謙虚な姿勢もまたエースにふさわしく映った。【佐藤究】

◆オリックス大城滉二内野手(32)が勝ち越しの一打を放ち、今季初のスタメン起用に一振りで応えた。0-1の5回2死二、三塁。カウント2-2からの5球目、西武菅井の内角146キロ直球を捉え、右前へ逆転の2点適時打とした。勝負強さを発揮し、高校(興南)の後輩である宮城大弥投手(24)を援護。「(宮城の)勝ちにつながる1本を打てて良かった。何とかランナーをかえすことだけを考えていた」と笑顔だった。

◆西武・桑原将志外野手(32)が移籍初打点を挙げた。0-0の三回1死一塁。フルカウントからオリックス・宮城の147キロの直球を左中間へ運ぶ適時二塁打。「打ったのは真っすぐ。なんとかランナーを進められるように思い切り振り抜きました。いい結果になってよかったです」と振り返った。桑原は昨オフにDeNAからFA移籍。開幕から6試合連続で「1番・左翼」で先発出場している。

◆オリックスが開幕から2カード連続で勝ち越した。先発した宮城大弥投手(24)は6回を3失点で、今季初勝利を挙げた。三回に1点を奪われたが、最少失点で切り抜けた。打線は五回に宮城を援護。2死二、三塁の好機を作り、大城が右前へ2点打を放ち、逆転した。六回にも太田の適時二塁打、中川の2号3ランで加点した。宮城は3年連続3度目の開幕投手を託された前回登板の3月27日の楽天戦(京セラ)では二回途中8失点(自責2)という悔しい結果に終わったが、すぐさま修正し快投。プロ入り後通算117試合目の登板で節目の50勝目到達となった。

◆再びの〝ノーノー〟はならなかった。先発した西武・菅井信也投手(22)は四回まで無安打に抑えながら六回途中5失点。今季初黒星を喫した。昨年10月25日の「みやざきフェニックス・リーグ」のオリックス戦でノーヒットノーランを達成していた5年目左腕。「先頭打者への入り方、ランナーを出した後の投球を見直していきたい」と猛省した。春休み期間ということで、この日は平日デーゲームとして開催され、観衆は1日のナイターより約2000人増の2万3796人だった。

◆オリックスは西武に7-3で勝利し、2連勝で開幕から2カード連続勝ち越しとした。先発した宮城大弥投手(24)が6回6安打3失点と粘りの投球で今季初勝利を挙げ、プロ7年目で通算50勝目をマークした。開幕戦の悔しさを胸に腕を振った。宮城が復活の今季初勝利で節目の通算50勝目だ。プロ入りから7年間支え続けてくれた人たちへ、感謝の言葉を繰り返した。「本当にまずは使ってくださった監督方に感謝したいと思いますし、けがだったりとか、いろいろ周りの方のサポートがあっての50勝だと思う。感謝を忘れず、一つずつもっと積み重なるように頑張りたい」三回に1点を失うが、五回には沖縄・興南高の先輩でもある大城の逆転打が出て、野手陣にも支えられた。6-1の六回に渡部に2ランを浴びたが、以降は反撃をしのぎ6回6安打3失点、8奪三振で降板。岸田監督も「本当に宮城に勝ちが付いて良かった」と胸をなで下ろす1勝だった。興南高からドラフト1位で入団し、新人年の2020年から初勝利を挙げた。身長171センチと小柄ながら、150キロ台中盤の直球と切れのある変化球を武器に、21年からのリーグ3連覇にも3年連続2桁勝利(13、11、10勝)で貢献した。通算117試合目での50勝到達は、1リーグ時代を含め球団左腕では最速だ。3年連続3度目の開幕投手を託された3月27日の楽天戦(京セラ)での屈辱も乗り越えた。野球日本代表「侍ジャパン」の一員として3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場し、帰国後に急ピッチで調整したことも影響したのか、1回?を8失点(自責点2)というまさかの形でKOされた。悔しさにまみれたが、岸田監督は変わらず信頼を寄せてくれた。「今のままで大丈夫」という言葉を投げかけられ、気持ちを切り替えた。今年1月には沖縄県出身の一般女性と結婚し、ただでさえ奮起したいシーズン。中5日で挑んだマウンドで、宮城らしさを取り戻した。「今日だけはホッとして、またあしたから切り替えてやりたいなと思います」チームは昨年に続き2年連続で、開幕から2カード連続勝ち越し。よみがえった宮城が、3年ぶりVへたくましく引っ張っていく。(西垣戸理大)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
510 0.833
(↓0.167)
-
(-)
13734
(+4)
21
(+5)
7
(+1)
1
(-)
0.306
(↓0.008)
3.230
(↓0.43)
2
(-)
ORIX
420 0.667
(↑0.067)
1
(↑1)
13725
(+7)
22
(+3)
3
(+1)
4
(+1)
0.271
(↑0.006
2.720
(↓0.06)
3
(1↓)
ロッテ
330 0.500
(↓0.1)
2
(-)
13719
(+1)
23
(+7)
4
(+1)
4
(-)
0.210
(↑0.004)
3.460
(↓0.8)
4
(1↑)
日本ハム
240 0.333
(↑0.133)
3
(↑1)
13731
(+7)
25
(+1)
16
(+3)
4
(+1)
0.252
(↑0.012)
4.060
(↑0.65)
4
(1↑)
楽天
240 0.333
(↑0.133)
3
(↑1)
13722
(+5)
25
(+4)
3
(+2)
1
(-)
0.261
(↑0.017)
4.150
(↑0.04)
4
(-)
西武
240 0.333
(↓0.067)
3
(-)
13713
(+3)
28
(+7)
2
(+1)
3
(-)
0.222
(↓0.004)
3.810
(↓0.46)