中日(☆2対1★)巨人 =リーグ戦3回戦(2026.04.02)・バンテリンドーム=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
巨人
0000000011400
中日
00002000X2611
勝利投手:大野 雄大(1勝0敗0S)
敗戦投手:則本 昂大(0勝1敗0S)

本塁打
【中日】サノー(2号・5回裏2ラン)

  DAZN
チケットぴあ 中日戦チケット予約 巨人戦チケット予約
◆中日が投手戦を制した。中日は0-0で迎えた5回裏、サノーの2ランが飛び出し、試合の均衡を破る。投げては、先発・大野が9回4安打1失点。今季初登板で完投を記録し、1勝目を挙げた。敗れた巨人は、9回に1点差に迫るも、続く好機であと1本が出なかった。

◆今季初登板の大野雄大投手(37)と高橋周平内野手(32)が出場選手登録された。山本泰寛内野手(32)は開幕1軍スタートも、開幕5試合で出場機会のないまま、出場選手登録抹消となった。チームは現在開幕5連敗中。球団ワーストタイ記録となる80年以来46年ぶりの開幕6連敗阻止へ。ベテランの力が必要となる。阪神伊原陵人、ロッテ西野勇士ら登録 中日山本泰寛、日本ハムマルティネスら抹消/2日公示

◆開幕から5試合を終え、中日は12球団で唯一、勝利がない。2日の巨人戦にも敗れると、開幕6連敗。球団ワーストタイ記録となってしまう。その記録とは、1980年。開幕6連敗からスタートし、最終的には優勝した広島と30ゲーム差を付けられ最下位に沈んだ。2日は、大野雄大投手(37)が先発する。46年ぶりの屈辱回避へ、16年目のベテラン左腕に期待がかかる。1980年の中日 45勝76敗9分けの勝率3割7分2厘。12年ぶりの最下位で、これまでの球団最低勝率を更新した。開幕から6連敗スタートとなり、4月終了時点で首位広島、ヤクルトに7・5ゲーム差をつけられ、6月には5位阪神に9ゲーム差と離された。8月9日から1分けを挟んで10連敗を記録。最終的に優勝の広島に30ゲーム差をつけられ、シーズン終了後に中監督は解任された。チーム防御率4・43はリーグワースト。宇野、大島が序盤に故障離脱し、助っ人のギャレット、ジョーンズが精彩を欠くなど、攻守に足並みがそろわなかった。

◆前日の接戦を制しカード勝ち越しを決めた巨人。3連勝を目指し、先発のマウンドに上がるのは移籍後初登板となる則本昂大投手(35)。前日の田中将に続き白星を挙げれば、13年8月以来13年ぶりとなる連勝リレーとなる。「1試合1試合必死にやっていくだけ。とにかくチームが勝てるようにしたい」と力強く語った。野手の注目は佐々木俊輔外野手(26)。前日は今季初のスタメン起用に、本塁打含む2安打3打点で応えた。連日バットで魅せるか。また、山瀬慎之助捕手(24)が今季初めてスタメンマスクを被る。

◆中日の開幕2カード目となる巨人3戦目のスタメンが発表された。チームは開幕から5連敗中。前日1日と野手は変わらないスタメン。先発は昨季のチーム最多勝左腕、ベテラン大野雄大投手(37)がマウンドに上がる。

◆人気お笑いコンビ「ぺこぱ」の松陰寺太勇が始球式に登場した。自身は動画配信サービス「DAZN」の「DAZN BASEBALL」の応援リーダーを務めており、同ユニホームを着用。球速79キロカーブをノーバウンド投球で場内を湧かせた。「技術的に曲がらない」ものの、直前の練習では曲がったといい、「曲がらないカーブと振っておいて、めっちゃ曲がるやんけってやりたかったんですけど、マジで曲がらなかったです」と苦笑いした。自身は長年の熱狂的なロッテファン。初めてのバンテリンドーム来場が「まさかのマウンド。あんまりこういう人いないと思います」と笑いを誘った。これまでの始球式はZOZOマリンを始め、すべて屋外球場だったため「無風でしたね」とロッテファンらしい感想を述べた。

◆巨人則本昂大投手(35)が、先制を許した。0-0の5回、先頭の細川に安打を許すと、1死後6番サノーに真ん中に入ったスライダーを仕留められた。打球は左翼スタンドに飛び込んだ。2号2ランは推定飛距離122メートル、打球速度は172・7キロを記録する特大アーチだった。移籍後初登板のマウンドは4回まで2安打を打たれながら、併殺、捕手山瀬の盗塁阻止もあり、打者12人に封じていた。だが、5回に痛恨の1発を浴びた。

◆求めていた長距離砲これぞサノーレフトへ先制2ランホームラン????中日×巨人#dragons #だったらDAZN野球専用パック「DAZN BASEBALL」? 月々2,300円(年間プラン・月々払い)? 初月無料キャンペーン中(?4/19まで)? 視聴はこちらhttps://t.co/onr1xZUtuG pic.twitter.com/dp9JSAZKno

◆中日の新助っ人ミゲル・サノー内野手(32)が2号となる先制2ランを放ち、開幕6連敗阻止へ大きな一打を放った。両チーム無得点の5回1死一塁。サノーは巨人先発則本昂大投手(35)の甘く入ったスライダーを完璧に捉えた。高々と舞い上がった打球は美しい放物線を描き、左中間スタンド中段へ飛び込む特大2ラン。ダイヤモンドを回り、ホーム付近でゴリラのような歩き方をする「ゴリラパフォーマンス」も披露。ベンチでも胸をたたくしぐさを見せ、出迎えたナインも大喜びだった。3月31日の巨人戦以来、2試合ぶりの1発で、ここまで5回無失点と好投を続ける先発大野雄大投手(37)を援護した。サノーは「高めに浮いてきたスライダーをしっかり捉えることができた。大野さんが頑張っているので欲しいところで打ててよかったよ」と喜びを語った。

◆楽天からFA移籍した則本昂大投手(35)が今季初先発に臨み、7回2失点で降板した。85球、無四球の好投を見せたが、巨人での初勝利には届かなかった。2回まで1人も出さずに滑りだした。3回には先頭の木下に中前打を浴びたが、続く村松のピッチャー返しを好捕して二塁へ投げて封殺、そのまま一塁もアウトとして併殺打で終えた。痛恨の一球は5回。1死一塁で中日サノーに127キロスライダーを左翼席に運ばれ、2点を許した。14度目の開幕は、3年ぶりに先発として迎えた。ローテーションをつかみ、「選んでもらったので、役割を果たして、勝ちをチームに届けたい」と力強く語っていた。通算100敗=則本(巨人) 2日の中日3回戦(バンテリンドーム)で先発し、今季初黒星を喫して記録。プロ野球123人目。初黒星は楽天時代の13年3月29日のソフトバンク1回戦(ヤフオクドーム)。

◆巨人が接戦を落とし、3連勝とはならなかった。移籍後初登板となった先発の則本昂大投手(35)は0-0の5回1死一塁、6番サノーに対しスライダーが甘く入った。打球は左翼スタンドへ飛び込む2号2ラン。捉えられた瞬間、天を仰ぎ「先制点が気になっていたところで、1球は確実な投げミス」と悔やんだ。その後は直球、スライダーを軸に丁寧にコースを突き、7回5安打無四球2失点。「長打がホームランだけだった。その分もったいないゲームになってしまった」。先発投手として役目を果たしたが、1発に泣いた。打線は中日先発大野のテンポ良い投球に翻弄(ほんろう)された。3回無死、今季初スタメンの山瀬慎之助捕手(24)が左翼線へ二塁打を放ち好機をつくったが、続く門脇の一ゴロで山瀬が走塁死。後続も倒れ無得点に終わった。0-2の9回、代打増田陸内野手(25)の左越え二塁打をきっかけに1点を返し、なおも1死三塁の好機だったが、泉口、ダルベックが倒れ、反撃は及ばなかった。再び勝率5割に戻ったが、阿部慎之助監督(47)は「最後ワンチャンスのところまでいけた。カードが変わるので、負けを引きずることなく、またスタートの気持ちでやってくれれば」と前を向いた。通算100敗=則本(巨人) 2日の中日3回戦(バンテリンドーム)で先発し、今季初黒星を喫して記録。プロ野球123人目。初黒星は楽天時代の13年3月29日のソフトバンク1回戦(ヤフオクドーム)。

◆中日大野雄大投手(37)が今季初勝利を挙げ、チームの連敗を5で止めた。開幕6連敗で球団ワースト記録に並ぶ危機を食い止め、昨季8度止めた「連敗ストッパー」として貫禄を示した。2学年下の巨人先発との投げ合いで、引き締まった投手戦を展開。初回、2回を3者凡退とし、3回に山瀬へ左翼線二塁打を許したが、無死二塁から門脇の一塁方向への打球で一塁手サノーが好判断。二走・山瀬をランダウンプレーでアウトにした。大野もグラブをたたいて謝意を示し、後続も断って主導権を渡さなかった。4回以降も3者凡退を重ねる好投。打線は大野の好投に応えるように、5回裏にサノーの2号2ランで先制。援護を受けた6回以降も、最速146キロの直球にカットボール、ツーシーム、スラーブを織り交ぜて巨人打線を抑えた。大野の完投勝利は25年7月12日広島戦(バンテリンドーム)以来。大野はヒーローインタビューで「完投も良かったですけどチームが勝ったことが一番良かったと思います!」と歓喜。「去年も連敗を何度も止めたと褒めてもらっていて、今年もまさか開幕5連敗で回ってくるなんて思っていなかったので。たくさんの方が応援に来てくれていて、何とか初勝利を届けたいとマウンドに上がって必死に投げました」と振り返った。本塁打や好守備もみせて共にお立ち台に上がったサノーについては「メジャー仕込みの守備やなと思いました。しっかり周りが見えていたというか、すごく助かりました」と笑顔。試合後のチームの輪の中では選手らを鼓舞したといい「今日でドラゴンズは開幕しましたと。(次の試合のある)神宮でも勝ってくれると思いますし、名古屋ウィメンズマラソンやと、まだ(序盤の)ドームの周りを走っているくらいやと。まだまだまくれるので、1戦1戦頑張っていきましょうと言いました!」と明かした。また、サノーは本塁打の場面について「高めに浮いたスライダーを引っ張って仕留めることができました。大野さんが素晴らしいピッチングをしていたので何とか助けたいと思って一生懸命プレーしました」と振り返り、ゴリラパフォーマンスについては「本塁打を打ったらいつもその顔をしますけど、日本でもパフォマーンスできて最高です!」と喜んだ。最後は「優勝できるように次も勝って勝って勝ちまくりたいと思います。よろしくお願いします。ドラゴンズ、ガンバロウ!」と日本語で締めて球場を沸かせた。【動画】これぞエース!37歳大野雄大連敗止めた 完投でグラブ叩きほえる 井上監督も満面の笑み

◆チームの危機を救う完投劇6戦目でのシーズン初勝利37歳・大野雄大がもたらす??中日×巨人#dragons #だったらDAZN野球専用パック「DAZN BASEBALL」? 月々2,300円(年間プラン・月々払い)? 初月無料キャンペーン中(?4/19まで)? 視聴はこちらhttps://t.co/onr1xZUtuG pic.twitter.com/YKGYYEHaUW

◆巨人が接戦を落とし、3連勝とはならなかった。移籍後初登板となった先発の則本昂大投手(35)は4回までゼロを並べたが、1球に泣いた。0-0の5回1死一塁、6番サノーに対しスライダーが甘く入り、左翼スタンドへ飛び込む2号2ラン。天を仰ぎ、「先制点が気にはなってたところで、僕の確実な投げミス。相手に主導権を譲ってしまった」と失投を悔やんだ。その後は直球、スライダーを軸に丁寧にコースを突き、7回5安打無四球2失点。先発投手として役目を果たした。ここまで6人の先発で最長イニング。「他の中継ぎ陣が休めたことは良かったかな。明日につながる」と前を向いた。打線は、中日先発大野のテンポよい投球に翻弄(ほんろう)された。3回無死、今季初スタメンの山瀬が左翼線へ二塁打を放ち好機をつくったが、続く門脇の一ゴロで山瀬が走塁死。後続も倒れ無得点に終わった。再び勝率5割に戻った。通算100敗=則本(巨人) 2日の中日3回戦(バンテリンドーム)で先発し、今季初黒星を喫して記録。プロ野球123人目。初黒星は楽天時代の13年3月29日のソフトバンク1回戦(ヤフオクドーム)。

◆中日大野雄大投手(37)が完投勝利で開幕からの連敗を5で止めた。球団ワーストに並ぶ開幕6連敗の危機を食い止めた。開幕ローテーション最後の6試合目。左腕は「まさか5連敗で回ってくるとは...」と本音も、初回からテンポよく打者を打ち取り、5回まで1安打、52球と完投ペースの投球。「それもプレッシャーにはなっていた」と開幕から続く先発陣の流れを背負いながらも、長いイニングを抑える覚悟で1イニングずつ抑えた。大野の好投に応えるように、打線が均衡を破ったのは5回。1死一塁から、サノーが巨人則本の甘く入ったスライダーを捉え、左中間スタンド中段へ先制2ラン。3回には無死二塁の場面で一塁手サノーが好判断で二走を挟殺に仕留めるなど、攻守で流れを引き寄せた。左腕も「メジャー仕込みの守備。サノーの2点でで勝ちきるしかない」と覚悟を決め、9回もマウンドに上がった。連打と失策で1点差に迫られ、なおも1死三塁。鋭い投手返しを自らさばき、三走を挟殺でアウトにした。「最後は自分のまっすぐだけを信じて投げた」と中飛で締めた。井上監督も「雄大のおとこ気に懸けました。本当によくやってくれた」と感極まった。試合時間2時間14分の投手戦を制したベテラン左腕が輝いた。

◆中日は今季から本拠地勝利時、試合で最も活躍した選手に「青だるま」を贈るビクトリーセレブレーションを行うことになった。この日は9回完投勝利の大野雄大投手(37)が受賞。試合終了後、井上監督が大野の首に青だるまをかけ、「勝ったときにしたいなって準備はしていた。そのへんで買ったやつじゃなく、ちゃんとした青だるま。恒例にしたいな」と井上監督らしいジョークを交えながら笑顔で話した。ドラゴンズのロゴ入りの青だるまを首から提げた大野は輪の中心でガッツポーズ。5連敗中も「ベンチの雰囲気は暗くなかった」と指揮官が話していた通り、選手たちも誰1人諦めず、ベンチ裏でも勝利の喜びをかみしめていた。大野はもらった青だるまについて「使い回しじゃないですか?」と笑いながらも、「たくさんの選手がかけてもらえるように、いっぱい勝てたらいいなと思います」と語った。縁起のいい青だるまがこれからもチームに福を呼び込む。【佐瀬百合子】

◆中日大野雄大投手(37)が今季初勝利を挙げ、開幕6連敗の危機を阻止した。チームの連敗を5で止め、昨季8度連敗を食い止めた左腕が貫禄の投球を見せた。試合は投手戦となった中、0-0の5回裏にミゲル・サノー内野手(32)が今季2号となる先制&決勝2ランを放ち、試合の流れをつかむ。大野は9回に1点を返されるも、志願してマウンドに立ち続け、4安打6奪三振無四球1失点、111球で完投勝利を挙げた。助っ人の1発に、ベテランの完投勝利。好守も飛び出し、連敗ストップを呼び込んだチーム一丸の勝利となった。

◆中日の新助っ人、ミゲル・サノー内野手(32)が今季2号となる先制&決勝2ランで開幕6連敗阻止に大きく貢献した。両チーム無得点の5回1死一塁。サノーは巨人先発則本の甘いスライダーを完璧に捉え、左中間スタンド中段へ特大2ランを放った。高々と舞い上がった打球は美しい放物線を描き、ダイヤモンドを回ったサノーはホーム付近で「ゴリラパフォーマンス」を披露。ベンチでも胸をたたき、出迎えたナインも大喜びだった。同カード初戦の3月31日の巨人戦以来、2試合ぶりの1発。サノーは1打席目に中飛に倒れたスライダーが2打席目でも来ると考え、「打った瞬間、いくと思った」と振り返った。守備でもチームを救った。3回、無死二塁の場面で一塁手として二走を挟殺に仕留める好判断を見せた。大野も「メジャー仕込みの守備」と称賛。サノーは「(打席に立っていた門脇)左打者でランナー(山瀬)も速くないと思ったので、強い打球がきたら行こうと試合前に練習していた。失敗を恐れず臨んだ」と振り返った。

◆巨人・坂本勇人内野手(37)が「5番・三塁」で2試合ぶりにスタメン起用された。高卒7年目の山瀬慎之助捕手(24)が今季初めてスタメンマスクを託された。楽天からFAで加入した則本昂大投手(35)が先発として移籍後初登板を果たす。

◆楽天からFA権を行使して加入した巨人・則本昂大投手(35)が移籍後初先発し、7回5安打2失点と好投した。五回1死一塁で、新外国人のサノーに左越えへ2ランを浴びたものの、計85球、無四球5奪三振でテンポよくアウトを重ねた。最速147キロの直球と100キロ台のカーブの緩急差を有効に使った。しかし味方打線は中日・大野の前に沈黙し、則本は0-2のビハインドで交代。移籍後初勝利は次回登板へお預けとなった。

◆待ちに待った出番が来た。巨人・山瀬慎之助捕手(24)が「7番・捕手」で今季初の先発出場。キャッチャーマスクからのぞく眼光はいつにも増して鋭かった。最大の魅力は〝山瀬バズーカ〟とも称される規格外の強肩だ。今年1月の自主トレではキャッチボール相手を務めた浦田のグラブのひもを破壊し、周囲を仰天させた。高卒6年目の昨季はイースタン・リーグで100試合に出場し、打率・302をマーク。課題だった打撃も改善されたが、1軍出場はわずか1試合にとどまった。「毎カード(終わりに昇格の)電話がかかってこないかなと待っていたが、なかなかかかってこない1年だった」あふれる思いを伝えずにはいられなかった。昨年11月の契約更改は1度目の交渉を保留。それから10日後にサインした山瀬は「今すぐに試合に出たい。1軍でやらないと意味がない。来年も同じ形だったら違う選択肢を考えてほしい」と移籍志願も視野に入れ、球団に主張していた。阿部監督にあこがれた幼少時から筋金入りの巨人ファンで、小学時代の文集には「巨人の10番をつける」と書き残した。チーム愛にあふれる男の悲痛な叫びは、今季にかける覚悟の強さの表れだった。正捕手・岸田の不調により巡ってきたこの日のチャンス。三回の第1打席に今季初安打となる左翼線への二塁打でチャンスメーク。守備でも四回1死二塁で福永の二盗を阻止。攻守に存在感を見せている。しかし五回、サノーに先制2ランを被弾した。打線も八回までにわずか2安打。三塁を踏むことすらできない。

◆巨人のD1位・竹丸和幸投手(24)=鷺宮製作所=が3日のDeNA戦(東京ドーム)に先発する。前回登板で昨季リーグ王者の阪神を6回1失点に抑え、球団初となる新人での開幕戦白星を挙げた左腕。開幕2連勝へ「前回よりも自信をもって(マウンドに)いける」とうなずいた。主砲の牧が1番に座るDeNA打線の印象を問われ「失投でホームランを打たれるのは避けたい」と警戒した。

◆巨人は中日のベテラン左腕、大野の前に9回で1得点に終わった。九回は1点を返して一打同点機をつくったが、最後は4番ダルベックが中飛に倒れた。阿部慎之助監督(47)は「大野君にすごいベテランらしい素晴らしい投球された。けど最後ね、ワンチャンスってところまでみんなでいけたんで。明日以降に繋げたいなというのは、この負けを引きずることなく、またカード変るんで、またスタートの気持ちでやってくれれば」と前を向いた。楽天から加入後、初登板となった則本は7回5安打2失点と好投。「結果的に試合は作ってくれましたので、次に繋げてほしい」とねぎらった。

◆12球団で唯一、開幕から勝ちがなかった中日が待望の今季初勝利を挙げた。先発した大野雄大投手(37)が9回4安打1失点(自責0)、111球完投の熱投でチームを救った。2-0で迎えた九回に1点差に迫られ、なおも1死三塁と絶体絶命のピンチを背負ったが、ここで泉口が放った投ゴロを飛びつくようにしてつかみ、三本間に走者を挟んで2死二塁とした。最後はダルベックを中飛に打ち取り、飛び跳ねるようにして歓喜した。

◆巨人は中日先発の大野雄大を打ちあぐね、八回まで2安打無得点。九回に1点を返し1死三塁の好機を作るも、あと一本が出ず1失点完投勝利を許した。0-2の九回先頭に代打で出場した増田陸内野手(25)が今季初安打となる左越え二塁打を放った。今季5打席目で生まれた初安打に「負けてしまったけど、チームとして最後にいい形を作ることができた。僕自身も打ててよかった。明日またしっかり準備して頑張ります」と充実感ををにじませた。28日の阪神戦(東京ドーム)で今季初先発も3打席で快音は響かず。以降は代打待機が続く若武者は「ストライクが来たら手を出さないと。代打は逃がしたら負け。そういう気持ちでいきました」と口にし、球場を後にした。

◆中日が今季初勝利で連敗を5で止めた。大野は投球が力強く、4安打1失点で完投勝利。五回にサノーの2ランで2点を先行し、リードを守り抜いた。巨人打線は7回2失点と好投した則本を援護できず、九回に1点を返すのがやっと。

◆移籍後初登板だった巨人・則本昂大投手(35)は一発に泣き、通算100敗目(120勝)。試合後は悔やみきれない様子だった。「チームが連勝していたし、初登板で勝ちたかったけど、本当に大野さんがいいピッチングをしていた」2歳上の大野との投手戦で、0-0の五回1死一塁からサノーに甘く入ったスライダーを左翼席へ運ばれた。「僕の確実な投げミス。そこで相手に主導権を譲ってしまった」。7回85球を投げ6安打2失点、四死球を与えず5奪三振と好投したものの、痛恨の2ランに唇をかんだ。阿部監督は「結果的に試合は作ってくれたので次につなげてほしい」とねぎらった。長い回を投げたことで、登板がかさんでいた救援陣を休ませられたのは大きい。3連勝を逃したが、カード勝ち越しで開幕から3勝3敗。3年ぶりに先発に転向した則本が、新たなユニホームでプロ14年目をスタートさせた。(谷川直之)

◆薄氷を踏むような今季初白星に、中日の井上監督は開口一番「生きた心地せんで」と苦笑いした。九回のピンチでは続投させた大野が期待に応え、逃げ切りに成功。「俺が勝ちをつけるというオーラを感じた。よくやってくれた」と絶賛した。悪夢のサヨナラ負けで始まった開幕戦からの連敗は5でストップ。「不安の中で結果を出す選手たちは本当にすごい。シーズンは長い。これからも選手を信じて戦う」と気合を入れ直していた。

◆中日の新外国人サノーが五回に2号2ラン。1死一塁から則本の浮いたスライダーを豪快に振り抜き、大きな放物線で左翼席中段へ運んだ。チームを今季初白星に導いて本拠地のお立ち台に上がり「素晴らしいファンの前でプレーできてうれしい。これからも勝って勝って勝ちまくりたい」と声を張り上げた。無安打に終わった開幕カードから一転、本拠地に戻って3試合連続安打、打点と復調。連日、松中打撃統括コーチとともにスイングの修正に励んだ成果を示した。米大リーグ通算164本塁打の実績におごらず練習熱心なスラッガーは「毎日の練習とコーチの指導のおかげ」と謙虚に話した。(

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
500 1.000
(-)
-
(-)
13823
(+2)
11
(+1)
4
(-)
6
(+3)
0.241
(↓0.018)
2.200
(↑0.3)
2
(1↑)
阪神
420 0.667
(↑0.067)
1.5
(-)
13724
(+4)
17
(+3)
2
(-)
5
(+1)
0.254
(↑0.007)
2.890
(↓0.03)
3
(1↓)
広島
320 0.600
(↓0.15)
2
(↓1)
13813
(+1)
16
(+2)
0
(-)
0
(-)
0.197
(↓0.016)
3.020
(↑0.23)
4
(1↓)
巨人
330 0.500
(↓0.1)
2.5
(↓1)
13721
(+1)
24
(+2)
5
(-)
1
(-)
0.222
(↓0.017)
3.910
(↑0.29)
5
(-)
DeNA
150 0.167
(↓0.033)
4.5
(↓1)
13715
(+3)
22
(+4)
4
(-)
3
(-)
0.246
(↓0.01)
3.460
(↑0.02)
5
(1↑)
中日
150 0.167
(↑0.167)
4.5
(-)
13715
(+2)
21
(+1)
3
(+1)
3
(-)
0.236
(↓0.002)
3.080
(↑0.63)