| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DeNA | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 3 | 6 | 2 | 0 |
阪神 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 4 | 9 | 0 | 0 |
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勝利投手:伊原 陵人(1勝0敗0S) (セーブ:岩崎 優(0勝0敗2S)) 敗戦投手:竹田 祐(0勝1敗0S) | |||||||||||||
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◆阪神は初回、佐藤の適時二塁打と木浪の適時打で3点を先制する。続く2回裏には、1死一三塁の場面で近本の盗塁に相手失策が絡み、1点を加えた。投げては、先発・伊原が5回1安打1失点と試合をつくり今季初勝利。敗れたDeNAは、打線が追い上げを見せるも、あと一歩及ばなかった。
◆開幕から2カード連続の勝ち越しを目指す阪神のスタメンが発表された。先発マウンドに上がるのは、伊原陵人投手(25)。DeNA先発竹田祐投手(26)とともに、24年ドラフト1位で入団。どちらに軍配が上がるか。ここまで出場3試合全てで安打をマークし、打率6割6分7厘と好調の木浪聖也内野手(31)は、前夜より打順を上げた「6番遊撃」で先発。スタメンマスクは坂本誠志郎捕手(32)がかぶる。開幕からここまで左腕の先発試合は伏見寅威捕手(35)が先発してきたが、4試合目で初めて坂本の先発となった。
◆4番の一振りで先制した。初回、1死一、二塁で阪神佐藤輝明内野手(27)がDeNA先発、竹田祐投手(26)の4球目、143キロを振り抜き、左翼フェンス直撃の適時二塁打を決めた。「早めに(先発)伊原の援護をしたかったので、初回に良い形で先制できてよかったです」なお、2死二、三塁で6番木浪聖也内野手(31)が9球目のフォークを左前へ2点適時打。「もう1点というよりは、後ろへつなぐという気持ちが強かったです。ボールに食らいついていこうと思っていましたし、打席の中でしっかり粘れたことが、タイムリーにつながったと思います」。昨季、9月20日の同戦で7回3安打に抑えられた右腕から、初回に3点を先制した。
◆阪神木浪聖也内野手(31)が3安打を放った。前日まで打率6割超えで、打順を「6番遊撃」に上げて先発。初回に1点を先制し、なお2死二、三塁。DeNA先発、竹田祐投手(26)の9球目フォークを振り抜き、左前へ2点適時打を決めた。「もう1点というよりは、後ろへつなぐという気持ちが強かったです。ボールに食らいついていこうと思っていましたし、打席の中でしっかり粘れたことが、タイムリーにつながったと思います」さらに、3回には2死から高め直球を左前へ。6回にも2番手の橋本達弥投手(25)から中前にはじき返した。これで9打数7安打の打率7割7分8厘。開幕から2カード連続の勝ち越しへ。絶好調の木浪が打線を盛り上げる。
◆「キナチカ」のスーパー中継も及ばなかった。阪神は4-0の4回、2死一塁から宮崎敏郎内野手(37)に中越え二塁打で1点を返された。本塁はぎりぎりのタイミングとなった。中堅の近本光司外野手(31)は全力でフェンスに向かって走り、クッションボールを素手でつかむと、振り向きざまにカットマンの木浪聖也内野手(31)に返球した。木浪は中堅近くの深い位置から自慢の強肩で、本塁にワンバウンドのストライク返球。坂本誠志郎捕手(32)が素早くタッチしたが、わずかに筒香嘉智内野手(34)の左手が早く滑り込んだ。
◆今季初先発の阪神伊原陵人投手(25)が、4回2死まで無安打無失点と好投を続けたが、2死一塁でこの日、初安打となる適時打をDeNA4番宮崎に許した。4回2死から3番筒香に四球を与え2死一塁とし、4番宮崎にフェンス直撃の中越え適時二塁打を浴び、1点をかえされた。2死二塁で5番佐野にはカウント3-2から6球目で空振り三振を奪い、最少失点に抑えた。伊原は2、3回の2イニング連続3者凡退で、4回2死まで二塁を踏ませない投球を披露。味方も好守で後押しした。2回1死では佐野が一塁への痛烈な当たりを放つも、一塁の大山悠輔内野手(31)が、捕球しその場で1周しながらベースカバーに入る伊原にトス。その伊原が一塁を踏む華麗な連係に、場内から拍手が起こった。
◆DeNA竹田祐投手(26)は、4回6安打4失点(自責3)で降板した。初回、安打と四球で1死一、二塁のピンチを招くと、4番佐藤に先制の適時打を献上。なおも2死二、三塁から木浪に適時打を許し、この回3点を失った。2回には1死一、三塁から、味方の失策が絡み失点。以降、3回と4回は無失点に抑えたが、5回の攻撃で代打が送られ交代。2年目で開幕ローテをつかみ「ここからが本当の勝負」と意気込んでいたが、悔しい結果となった。降板後には「立ち上がりから自分のペースで投げることができず、チームに良いリズムを持ってこれなかったのが悔しいです。投げている球自体はあまり悪くなかったと思うので、細かい部分を修正していきたいです」と振り返った。
◆今季初先発の阪神伊原陵人投手(25)が、5回1安打1失点で勝利投手の権利を持って降板した。4回2死まで無安打無失点。2死から四球を出し、さらにDeNA4番宮崎にこの日初安打となるフェンス直撃の中越え適時二塁打で1点を失った。5回2死からも四球を与えたが、代打ヒュンメルを遊ゴロに打ち取った。6回からはチーム最年長右腕のラファエル・ドリス投手(38)にマウンドを譲った。
◆来日1年目の阪神ダウリ・モレッタ投手(29)が初連投し、デビュー後3戦連続無失点をマークした。前日2日のDeNA戦では9回から5番手で登板し、1回3奪三振、無安打無失点と好投。この日は7回から3番手で登板し、1回無安打無失点。打者3人8球で勝負を終え、中飛、遊ゴロ、二ゴロに打ち取った。登場曲は人気漫画「NARUTO-ナルト-」のアニメテーマ曲、六三四プロジェクトの「NARUTO Main Theme」を使用。和テイストの音楽を背に投球練習を行った。
◆阪神福島圭音外野手(24)が1軍デビューを果たした。3月30日に支配下選手契約を結んだばかり。4-2の7回先頭、代打でコールされると、虎党から歓声が上がった。DeNA吉野光樹投手(27)から12球粘り、13球目153キロ直球を二ゴロ。それでも7球連続ファウルで粘り、場内は拍手に包まれた。福島圭音(ふくしま・けいん)2001年(平13)10月6日生まれ、埼玉県秩父市出身。名前は母が俳優ケイン・コスギのファンだったことが由来。尾田蒔小3年から秩父ドリームスで野球を始める。秩父第一中野球部から埼玉・聖望学園へ。甲子園出場はなし。白鴎大では2年生から外野のレギュラーをつかみ、4年春には関甲新学生リーグ新記録のシーズン20盗塁。趣味は将棋。好きな芸能人はお笑い芸人の兵頭大樹。好きな言葉は「人の幸せを願える人になる」。171センチ、69キロ。右投げ左打ち。
◆阪神及川雅貴投手(24)が無死満塁のピンチを招くなどして、1回1失点とした。今季2戦目のマウンドで2点リードの8回に4番手で登場。1番牧に四球、2番度会に左前打、3番筒香に右前打で無死満塁のピンチを招いた。4番宮崎は先発伊原陵人投手(25)、2番手ラファエル・ドリス投手(38)と2投手から2打席連続適時打を放っていたが、8回も二ゴロの間に三塁走者がかえり、1点をかえされ得点を許した。8回1死一、三塁で後続の5番佐野を三併殺打に打ち取り、3つめのアウトをとった。昨季は66試合に登板。リーグ優勝に貢献した中継ぎ左腕は、今季初登板の3月29日巨人戦(東京ドーム)で、7回から登板し1回1失点としたがその裏に味方打線が逆転に成功し、今季初勝利をマークしていた。
◆阪神が連敗を阻止し、16年ぶりとなる開幕2カード連続勝ち越しを決めた。先発の伊原陵人投手(25)が5回3安打1失点に抑え、今季初登板で初勝利。昨年6月8日オリックス戦以来、298日ぶりの白星となり、DeNA先発竹田との24年ドラ1対決を制した。初回先頭の牧に死球を与えるも、4回途中まで無安打投球。4点リードの4回2死から筒香に四球を与え、宮崎のフェンス直撃適時二塁打で1点をかえされたが、最少失点に抑えた。先制は初回。1死一、二塁で阪神佐藤輝明内野手(27)が竹田の143キロ直球を振り抜き左翼フェンス直撃の適時二塁打。なおも2死二、三塁で、6番木浪聖也内野手(31)が9球目のフォークを左前へ運び2点を追加した。木浪は3回、6回にもHランプをともして3打席連続安打と勢いが止まらなかった。4-1で迎えた6回にはドリスが佐野に中前適時打、8回には及川が宮崎の二ゴロの間に1点を失い1点差に詰め寄られるも、リリーフが踏ん張った。阪神は3日から敵地広島戦(マツダスタジアム)に臨む。
◆DeNAは阪神に敗れ、21年以来、5年ぶりの開幕2カード連続負け越しとなった。先発の竹田祐投手(26)が立ち上がりにつかまった。初回1死一、三塁のピンチを背負うと、4番佐藤に先制の適時打を献上。なおも2死二、三塁から木浪に適時打を許し、この回3点を失った。三菱重工WeSTでの最終登板となった、24年日本選手権以来の京セラドーム大阪でのマウンド。2年目で開幕ローテをつかみ「ここからが本当の勝負」と意気込んでいたが、今季初勝利とはならず。4回6安打4失点(自責3)で降板した。「立ち上がりから自分のペースで投げることができず、チームに良いリズムを持ってこれなかった」と悔しさをにじませた。打線は4回に宮崎の適時打、6回に佐野の適時打でそれぞれ1点を奪うも、序盤の4失点が響いた。
◆阪神が連敗を阻止し、16年ぶりとなる開幕2カード連続勝ち越しを決めた。先発の伊原陵人投手(25)が5回3安打1失点に抑え、今季初登板で初勝利。昨年6月8日オリックス戦以来、298日ぶりの白星となり、DeNA先発竹田との24年ドラ1対決を制した。伊原はひときわ目立つピンク色のグラブを手にマウンドに上がった。昨季は緑色だった試合用グラブ。今年は明るいピンク色のものを使用している。「シンプルに自分が持っていない色を作りたいという欲があって。自分が作ったことない色をどんどん作っているという感じです」。練習ではピンクに加え、水色、緑、青、茶、グレーをその日の気分によって使い分けるが、試合用は「コロコロ変えたりはしないですね」と決まってピンクだ。練習では昨年秋から使っていたピンク。珍しい色を選んだ理由は「あんまり人は関係ないです。自分はこの色持ったことないから、この色作ろう、という感じで選んでいる。見たことない色がどんどん、どんどん出てきている感覚です」。周りに流されることなく、自分の色を貫く。"異色"のグラブには、伊原のオンリーワンの自負がつまっていた。【村松万里子】
◆阪神が連敗を阻止し、16年ぶりとなる開幕2カード連続勝ち越しを決めた。4-2で迎えた7回には、3月30日に支配下登録された阪神福島圭音外野手(24)が1軍デビュー。先頭で代打でコールされると、DeNA吉野光樹投手(27)から12球粘り、13球目153キロ直球を二ゴロ。それでも7球連続ファウルで粘り、場内は拍手に包まれた。試合後、福島について問われた藤川球児監督(45)は「いやあ、使いたくなるね。これはアスリートとして培ってきた...平田監督に感謝ですね」と優しい表情で期待。続けて「やっぱり素晴らしい指導があると思います。SGL(ウエスタン・リーグ)の方で鍛えられている選手たち、非常に今後また楽しみがあります」と鍛錬を積む若虎たちにも期待した。
◆阪神が連敗を阻止し、16年ぶりとなる開幕2カード連続勝ち越しを決めた。初回1死一、二塁で阪神佐藤輝明内野手(27)が竹田の143キロ直球を振り抜き左翼フェンス直撃の適時二塁打で先制。先発の伊原陵人投手(25)が5回3安打1失点に抑え、今季初登板で初勝利を挙げた。阪神佐藤は私服はもちろん、野球ウエアの着こなし上手として知られる。色味にもこだわりがある。もちろん、おしゃれだけが目的ではない。最も大事な機能性に強いこだわりがある。昨季から、ハンドボール用のシューズを練習で履くようになった。今年は柄が入った別バージョンも愛用。球界関係者によると、非常に珍しいという。主に体育館のフロアに合わせて設計されているハンドボール用は、ソール突起が独特。絶妙なグリップ力があり、さらに捻挫を防ぐようにしっかりした作りで、足首回りのホールド感も適度にあるという。佐藤はこのシューズをウオーミングアップはもちろん、キャッチボールやフリー打撃の時にも使う。甲子園の黒土でノックを受ける際に使用することもある。野球用スパイクに比べて、疲労の軽減効果もある。はた目には野球のスパイクに見えるほど、自然に履きこなしている。オーダーメードでも何でもなく、市販もされている普通のものだ。飛び抜けた飛距離にメジャーばりの豪快な守備と、プレーで何度もファンを驚かせてきた佐藤は、意外なところでも"規格外"だった。【柏原誠】
◆阪神ダウリ・モレッタ投手(29)が初の連投で3者凡退に抑えた。4-2の7回に3番手で登板すると、わずか8球で仕事を終えた。3者連続三振に仕留めた前日1日に続き、見事な仕事ぶり。「状態はいいと思いますし、明日でも全然行ける感じなので。今日も球数少なく抑えられたので、いつでも行けるように」と頼もしい。デビューから3戦連続無失点となった。
◆DeNAは阪神に競り負けた。21年以来、5年ぶりの開幕2カード連続負け越し。最後は追い上げを見せたが、序盤の4失点が響いた。先発の竹田祐投手(26)が立ち上がりにつかまった。初回自らのけん制悪送球も絡み1死一、三塁のピンチを招くと、4番佐藤の適時打で先制された。なおも2死二、三塁から木浪に適時打を許し、この回3失点。2回には松尾の悪送球で追加点を献上した。2年目で開幕ローテをつかみ「ここからが本当の勝負」と意気込んでいたが、力みが出た。4回6安打4失点(自責3)で降板。「なかなか自分のリズムで投げられず、少しバタバタした投球だった」と悔しさをにじませた。打線は4回に宮崎、6回に佐野の適時打で、それぞれ1点を追加した。2点ビハインドで迎えた8回、先頭の牧が四球で出塁。度会、筒香の連打で無死満塁とすると、宮崎の二ゴロの間に三塁走者が生還し、1点差まで詰め寄った。なおも、1死一、三塁と好機が続くも、佐野が併殺に倒れて反撃及ばず。相川監督は「攻撃陣としては、粘り強く追いかけることができた」と語ったが、あと1点が遠かった。
◆阪神木浪聖也内野手(31)のバットが止まらない。初回の左前への2点適時打に始まり、3打席連続安打で自身今季初の猛打賞。3月29日巨人戦から出場全4試合で安打を放ち、通算10打数7安打で打率を7割にまで押し上げた。「粘れたのがすごくよかったし、1点だけじゃなくて3点取って伊原を楽に投げさせてあげられたので本当によかったです」と振り返ったのは初回の打席だ。1点を先制し、なおも2死二、三塁。5球ファウルで粘りに粘り、9球目のフォークを捉えて三遊間へ。遊撃の石上がダイビングキャッチを試みたが、グラブをはじいて2人の走者をかえした。3回は2死から直球を左前に運び、6回は先頭で中前打。しぶとい出塁でDeNAバッテリーにプレッシャーをかけ続けた。伊原とヒーローインタビューに登場。「まだまだこれから頑張ります」と声を張り、応援団から大声援を受けた。「本当に次に向けてやるというか、その日で終わりなので。次に向けてやっていこうって気持ちになってます」。伊原が塁上に走者を出せば、声をかけにマウンドに走った。好調なバットとさりげない気遣いで、カード勝ち越しをたぐり寄せた。
◆阪神は開幕から2カード連続勝ち越しを決めた。先発の伊原陵人投手(25)が5回1安打1失点の快投。打線は初回、4番佐藤輝明内野手(27)が左翼フェンス直撃の先制二塁打を放った。さらに6番木浪聖也内野手(31)が2点適時打を含む3安打。出場4試合で10打数7安打とけん引している。
◆阪神佐藤輝明内野手(227)が初戦に続く先制の決勝二塁打で勝利に導いた。開幕から2カード連続の勝ち越しは10年以来、16年ぶり。不動の4番打者が力強く引っ張っている。「早めに伊原の援護をしたかったのでよかった。初回にいい形で先制できました」と胸を張った。初回1死一、二塁。右腕竹田の外角高めの直球にバットを合わせた。「軽打」のようにも見えるスイングだったが芯を食った打球は低い弾道で左翼フェンス上部へ。あと数センチでサク越えの先制二塁打となった。2日前も初回に先制二塁打。同じような先行逃げ切りの展開に持ち込んだ。本塁打、打点の2冠に輝いた昨季は、死球なしが話題になった。強打者では珍しいこと。それほど投手が長打を恐れて内角を突いてこなかった。今年は傾向が変わり、懐を厳しく攻められているが、巧みな反応とバットコントロールでうまくさばき、ヒットゾーンにしっかり打ち返してきた。反対にこの日は外角球を逆方向に飛ばした。投手からしたらお手上げ。これで5試合連続安打。得点圏では4打数3安打。「結果が出ているということに関してはよかったかな」。本塁打こそないが、今年も頼れる働きぶりを見せている。▽阪神中野(初回に先制の口火を切る左前打を放ち、8回は佐野を二塁併殺に仕留めて1点リードを守る)「オヨ(及川)が苦しみながらという投球だったんで、助けられればいいなという思いで守っていましたし。助けられる守備ができてよかったかなと思います」▽阪神高寺(9回2死一塁で代打山本の左翼への大飛球を好捕)「後ろに守っていたので。(フェンスぶつかってでも?)そういう気持ちで常に守っています。ああいう場面でいい守備ができるように、練習からやっていきます」▽阪神岩崎(最終回に登板し1安打無失点で2セーブ目)「良かったんじゃないですか。みんなでなんとか粘って勝てて。1試合1試合、頑張ります」
◆阪神伊原陵人投手(25)が今季初登板で初白星を挙げた。初の開幕ローテーション入りをつかみ、DeNA戦に先発。低めに丁寧に集め、3回まで無安打投球。「ストライク先行でゾーンのなかで勝負できたところはよかった」。打線が初回に3点を先制し、4回。テンポよく2死を奪うも、3番筒香に四球を許し、4番宮崎への7球目、高め変化球を中越えの二塁打とされた。この日唯一浴びた安打で1点を失った。「甘い球なので無駄な1球だったなと思いますし、反省したい」と唇をかんだ。5回1安打1失点、3奪三振で298日ぶり白星。「僕が勝ったというより、チームで勝てたことが一番大きかった」と笑みを浮かべた。DeNA先発の竹田とは社会人時代、伊原がNTT西日本、竹田が三菱重工Westで投げ合った間柄。24年ドラフト1位対決は伊原に軍配が上がった。新人だった昨季は先発と中継ぎで5勝を挙げた左腕。2年目でさらなる進化へ。お立ち台で「昨シーズンの結果をまず超えられるように」と抱負を語った。「昨年もこの1年が勝負だと思ってやっていましたし、今年もそれは変わらない。アピールする立場ではあるので、皆さんに負けないように一生懸命やるだけ。もっともっと結果を残す必要がある」。背番号18が、貪欲にチームの勝利へと腕を振る。【村松万里子】
◆DeNAは阪神に競り負けた。21年以来、5年ぶりの開幕2カード連続負け越し。最後は追い上げを見せたが、序盤の4失点が響いた。先発の竹田祐投手(26)が立ち上がりにつかまった。初回自らのけん制悪送球も絡み1死一、三塁のピンチを招くと、4番佐藤の適時打で先制された。なおも2死二、三塁から木浪に適時打を許し、この回3失点。2回には松尾汐恩捕手(21)の悪送球で追加点を献上した。打線は4回に宮崎敏郎内野手(37)、6回に佐野恵太外野手(31)の適時打で、それぞれ1点を追加した。2点ビハインドで迎えた8回、先頭の牧秀悟内野手(27)が四球で出塁。度会隆輝外野手(23)、筒香嘉智内野手(34)の連打で無死満塁とすると、宮崎の二ゴロの間に三塁走者が生還し、1点差まで詰め寄った。なおも、1死一、三塁と好機が続いたが、佐野が併殺に倒れて反撃及ばず。あと1点が遠かった。
◆4日の広島との1回戦(マツダ)で先発する阪神・村上頌樹投手(27)は、今季初勝利に向けて、京セラドームで行われた試合前練習で調整した。3月27日の巨人との開幕戦(巨人)の先発を任された右腕は、キャベッジ、ダルベックに一発を浴びるなど6回3失点で敗戦。「ファームやタイミングを意識しながら(1週間)やってきました。(感覚も)大丈夫だと思うので、しっかり臨めればいい」と前回登板からの修正に自信をのぞかせる。挑むは昨季3試合に投げて防御率0・83を記録した敵地・広島戦。2日の試合前時点で打率・467、1打点をマークするファビアンを警戒し「自分が初戦でしっかり攻めていければいい」と力を込めた。昨季は広島との開幕戦(マツダ)で九回途中無失点の快投を披露。そこからリーグ最多タイの26試合に先発し、14勝4敗、防御率2・10。最多勝、最高勝率(・778)、最多奪三振(144)の投手3冠に輝いた。今季もマツダから連勝街道へ、「そうなればいいかなと思っています」とうなずいた。
◆1日に連勝がストップした阪神は、開幕ローテのトリで2年目の伊原陵人投手(25)が先発する。昨季はシーズン序盤に白星を重ねて5勝をマークしたが、夏場以降はなかなか勝てず、最後の先発白星は6月8日のオリックス戦(甲子園)。そこから6連敗を喫し、悔しいシーズンとなった。今季は2月の実戦から20イニング無失点の成績を残してきた左腕。〝2年目のジンクス〟を打ち破る投球で2カード連続の勝ち越しをもたらす。3試合連続安打中の木浪聖也内野手(31)が「6番・遊撃」に打順を上げた。
◆打線がつながり、阪神が幸先よく一回に3点を先制した。DeNAの先発・竹田から2番・中野拓夢内野手(29)が左前打で出塁すると、森下翔太外野手(25)が四球で続いて1死一、二塁。先制のチャンスで打席に立った4番・佐藤輝明内野手(27)が外角高めの146キロ直球を捉えると、打球は左中間方向へ鋭く伸びフェンス上部に直撃。今季1号とは成らなかったが、これで5試合連続安打。走者が1人生還し、到達した二塁塁上で喜びを表現した。なおも2死二、三塁とし、3試合連続で先発出場した6番・木浪聖也内野手(31)が粘った末に9球目を左前にはじき返し、2点を追加。ここまで打率・714(7打数5安打)、4打点とバットで存在感を示している。
◆打線がつながり、阪神が幸先よく一回に3点を先制した。DeNAの先発・竹田を攻めて、1死一、二塁から4番・佐藤輝明内野手(27)が外角高めの146キロ直球を捉えると、打球は左中間方向へ鋭く伸びフェンス上部に直撃し、二走が生還。今季1号とはならなかったが5試合連続安打で二塁塁上で喜びを表現した。なおも2死二、三塁から3試合連続で先発出場した6番・木浪聖也内野手(31)が粘った末に9球目を左前にはじき返し、2点を追加。ここまで打率・714(7打数5安打)、4打点とバットで存在感を示している。佐藤は「打ったのはストレート。早めに伊原の援護をしたかったので、初回に良い形で先制できてよかったです」とコメントした。
◆打線がつながり、阪神が幸先よく一回に3点を先制した。1死一、二塁から佐藤輝明内野手(27)の二塁打で先制。さらに2死二、三塁では3試合連続で先発出場した6番・木浪聖也内野手(31)が粘った末に9球目を左前にはじき返し、2点を追加。木浪は「打ったのはフォークかな。もう1点というよりは、後ろへつなぐという気持ちが強かったです。ボールに食らいついていこうと思っていましたし、打席の中でしっかり粘れたことが、タイムリーにつながったと思います」とコメントした。
◆阪神打線が2イニング続けてDeNAの先発・竹田に襲い掛かった。3-0の二回、先頭の坂本誠志郎捕手(32)が中前打で出塁すると、ラストバッターの伊原陵人投手(25)が犠打を決めて無死二塁。1番・近本光司外野手(31)が中前打を放ち、一、三塁の好機を作った。すると、続く中野への初球に一走の近本がスタート。捕手・松尾の二塁送球が悪送球となり、その間に三走が4点目のホームを踏んだ。
◆DeNAは相川監督の初勝利から一夜明け、プロ2年目で初の開幕ローテーション入りを果たした竹田祐投手(26)が今季初先発。「ここからが本当の勝負だと思う」と気合を入れ、マウンドに上がった。地元・大阪での凱旋登板。ルーキーイヤーの昨季に挙げた4勝はすべて敵地での試合。だが、この日は一回、佐藤に左越え適時二塁打、木浪に2点打を許し3失点。苦い立ち上がりとなった。シーズンオフは直球の出力向上を狙い、振りかぶってから投じるワインドアップに挑戦した。だが今年のオープン戦期間中に動作解析を実施。昨年と同様に無走者時でもセットポジションで投げるフォームに戻すことを決断した。大原投手コーディネーターが「力の連動でロスをしているところがあった。タイミングが合うセットで行こうか、というところに落ち着いた」と話す。開幕まで残り少ない時間ではあったが、よりよいパフォーマンスを出すために、迷うことはなかった。京セラドーム大阪での登板は社会人野球、三菱重工West時代に臨んだ2024年の日本選手権以来。「戻ってくることができてうれしい。自分の投球ができたら」と意気込んでいたが...。二回は1死一、三塁で近本の二盗を刺そうとした松尾の悪送球で失点した。
◆阪神の先発・伊原陵人投手(25)が1点を失った。三回まで無安打投球だったが、4-0で迎えた四回。牧を三ゴロ、度会を三振で簡単に2死を取ったが、続く筒香に四球を許す。そして4番の宮崎に、フルカウントからの7球目を痛打された。中堅のフェンスに直撃する二塁打で一塁走者が生還。初めて許した安打が、適時打となった。2月から実戦20イニング連続無失点で同戦に臨んだ伊原だったが、今春24イニング目にして初失点となった。なおも2死二塁のピンチだったが、佐野を三振で片づけ、最少失点で乗り切った。
◆先発した阪神・伊原陵人投手(25)は5回1安打1失点の好投でマウンドを降りた。一回に先頭の牧に死球を与えたが、後続を断って無失点スタート。三回まで打者9人を無安打に抑え込んだ。四回2死から四球で出塁を許し、5番・宮崎に中越えの適時二塁打を浴びて今春実戦24イニング目で初失点したが、許したのはこの1点のみ。昨年6月8日のオリックス戦(甲子園)以来、298日ぶりとなる勝利投手の権利を持って降板した。
◆3試合連続で先発出場した阪神・木浪聖也内野手(31)が今季初の猛打賞を達成。打率・778(9打数7安打)とバットで輝きを放っている。一回の第1打席でDeNAの先発・竹田から9球粘った末に左前へ2点適時打を放つと、三回の第2打席はカウント2-2から左前打。六回の先頭で立った第3打席では、2番手・橋本の初球、内角高め141キロの直球を中前にはじき返した。巨人との開幕3連戦(東京ドーム)は小幡が遊撃で先発出場したが、29日の3回戦で同点の八回に代打で登場して決勝打。舞台をホームの京セラドームに移して戦うDeNAとの3連戦では全試合スタメン出場し、安打を記録している。
◆先発した阪神・伊原陵人投手(25)は5回1安打1失点の好投でマウンドを降りた。一回に先頭の牧に死球を与えたが、後続を断って無失点スタート。三回まで打者9人を無安打に抑え込んだ。四回2死から四球で出塁を許し、5番・宮崎に中越えの適時二塁打を浴びて今春実戦24イニング目で初失点したが、許したのはこの1点のみ。昨年6月8日のオリックス戦(甲子園)以来、298日ぶりとなる勝利投手の権利を持って降板した。「ストライク先行でゾーンのなかで勝負できたところはよかったです。ただランナーを出してしまった時にカウントを悪くしてしまう課題も出たので、次回登板にはしっかりと修正したいと思います」とコメントした。
◆阪神の福島圭音外野手(24)が七回、代打でプロ初出場した。4-2の七回先頭で名前が告げられると、球場からは大歓声。DeNA・吉野に対し、初球からスイングをかけてファウルに。カウント2-2となるも、ここから粘りを見せた。13球目で二ゴロに倒れたが、カットするごとに球場が沸き、ベンチに帰る際には大きな拍手でたたえられた。福島は白?大から2024年育成ドラフト1位で入団。俊足と守備力が売りの選手だったが、今春はファームで打率・440とアピールに成功し、3月30日に支配下契約を結んだ。プロ3年目で初の打席でも、持ち味を発揮した。
◆4番手で登板した及川雅貴投手(24)がDeNA打線に攻められ1点を失うも、二塁・中野拓夢内野手(29)の好守に助けられて同点を阻止した。2点リードの七回にマウンドに上がったが、先頭の1番・牧に四球を与えると、度会、筒香に連打を浴びて無死満塁のピンチを背負う。ここまで2安打を記録していた4番・宮崎に中堅方向にはじき返されたが、二塁・中野がダイビングキャッチして二塁封殺。1点こそ失ったが、抜けていれば同点という状況で及川を救った。なおも1死一、三塁で5番・佐野を併殺打に打ち取ってピンチを脱出。左腕はグラブを叩き、安堵の表情を浮かべてベンチへと下がった。
◆阪神が4-3でDeNAを相手に逃げ切り、2010年以来16年ぶりとなる開幕から2カード連続での勝ち越しを決めた。打線は一回に佐藤輝明内野手(27)の左中間フェンス直撃の二塁打で先制すると、3試合連続で先発出場した木浪聖也内野手(31)が9球粘った末に左前へ2点適時打。二回には近本光司外野手(31)の二盗が相手捕手の悪送球を誘って追加点。木浪は3安打2打点、猛打賞の活躍を見せた。先発した伊原陵人投手(25)が5回1安打1失点と好投し、昨年6月8日のオリックス戦(甲子園)以来、298日ぶりの勝利投手。2点リードの八回に及川が1点を失ったが、二塁・中野拓夢内野手(29)の好守にも救われて同点は阻止した。最終回は守護神の岩崎優投手(34)が無失点で締めてゲームセット。2カードを終え、4勝2敗の貯金2とした。
◆DeNAは阪神に逃げ切られた。竹田が崩れ、八回の同点機を併殺打でつぶした。
◆阪神が真弓明信監督時代の2010年以来の開幕2カード連続勝ち越しを決めた。一回1死一、二塁から佐藤輝明内野手(27)の二塁打と木浪聖也内野手(31)の2点打で3点を先取。二回1死一、三塁では近本光司外野手(31)の二盗が捕手の悪送球を誘って、4点目を加えた。伊原陵人投手(25)は5回1失点で昨年6月8日オリックス戦(甲子園)以来の白星を挙げた。八回、及川雅貴投手(24)が1点差に迫られたが、九回は岩崎優投手(34)が締めた。支配下登録された福島圭音外野手(24)が七回、代打で初打席を迎えて、13球粘った末に二ゴロに倒れた。
◆西武、阪神で通算1560安打を放ち、楽天初代監督を務めたサンケイスポーツ専属評論家の田尾安志氏(72)が阪神・木浪聖也内野手(31)に言及した。中野の守備で勝った試合と言ってもいい。特に八回無死満塁から宮崎の中前へ抜けそうな打球を二封したプレーは見事というしかない。相手はミスが失点につながったが阪神は堅実に守って、まさしく「守り勝ち」。救援陣が失点して、1点差に追い上げられたが、それでも勝ち切るのは、逆に強さを感じる。攻撃では木浪。一回の2点打は内容がある打席だった。難しい球をファウルで粘った末の9球目。フォークを、広く空いていた三遊間へ狙いすまして打った。入団時から注目していた選手で、同期入団の近本より素質は上だと思っている。体重移動さえしっかりできれば、もっと数字が上がる選手だ。難しく考えすぎるのか結果が伴わず、使ってもらえない時期が続いてしまった。今季もディベイニーを獲得し、守備のいい小幡もいて、遊撃争いの行方がずっと気になっていた。開幕後の打撃をみると、打席で左足方向に体重を乗せてから、しっかりスイングできている。この形を継続できたら、打率3割を打てる選手。課題といわれる守備も、試合に出続けていれば、普通に守れる選手で、決して下手ではない。1番から5番まで固定の打線に、センス抜群の木浪が加われば、さらに強力な打線になる。
◆阪神が真弓明信監督時代の2010年以来の開幕2カード連続勝ち越しを決めた。一回1死一、二塁から佐藤輝明内野手(27)の二塁打と木浪聖也内野手(31)の2点打で3点を先取。二回1死一、三塁では近本光司外野手(31)の二盗が捕手の悪送球を誘って、4点目を加えた。伊原陵人投手(25)は5回1失点で昨年6月8日オリックス戦(甲子園)以来の白星を挙げた。八回、及川雅貴投手(24)が1点差に迫られたが、九回は岩崎優投手(34)が締めた。支配下登録された福島圭音外野手(24)が七回、代打で初打席を迎えて、13球の末に二ゴロに倒れた。
◆3月30日に支配下登録をつかみ取った3年目の阪神・福島圭音外野手(24)が1軍デビューを果たした。七回の先頭で代打で登場。「準備していたので、いい形で打席に入れた」。3番手・吉野の前に二ゴロに倒れたが、13球の粘りを見せて球場を沸かせた。「13球粘って塁に出るのがベストだったと思うので、次は出られるようにしたい」。若虎のがむしゃらな姿に藤川監督も「使いたくなるね」と思わずうなり、福島は「(1軍に)帯同させてもらっている以上は自分のやるべきことをやってチームに貢献できるように頑張っていきたい」力を込めた。
◆今季初の連勝とはならなかった。DeNAは阪神に競り負け、2カード連続の負け越し。相川亮二監督(49)は「序盤にビハインドになっても、諦めずに粘り強い攻撃ができたのでは」と前を向いた。誤算は先発の竹田祐投手(26)だった。地元・大阪での凱旋登板だったが、一回に佐藤に左越えの先制二塁打を浴び、木浪には2点打を許して3失点。二回にも1点を奪われ、自己最短の4回で6安打4失点に終わり「一回からリズムが作れず、バタバタした投球だった。力みはあった」と悔やんだ。1年目の昨季に挙げた4勝はすべて敵地での試合だったが、好相性を発揮することができなかった。指揮官は「もっといい投球ができる投手だと思う。初登板ということで、使っていない球種もちょっとあったのかな」と、次回の登板に期待を込めた。(児嶋基)
◆DeNAは決定打が出なかった。2-4の八回、無死満塁で宮崎の二ゴロ併殺崩れの間に1点を返した。さらに1死一、三塁となったが、佐野が二ゴロ併殺打に倒れて逆転とはならなかった。4番起用の宮崎は、四回に中越え適時二塁打を放つなど2安打2打点。2試合連続で複数安打を記録し、3日からの巨人3連戦(東京ドーム)に向かう。相川監督は「全体的に上位の打者はずっと頑張ってくれている」と語った。
◆また背番号8のバットが、早々に試合を決めた。阪神・佐藤輝明内野手(27)が持ち前のパワーを発揮し、逆方向のフェンスにぶち当てる豪快な一打でカード勝ち越しを呼び込んだ。「そうですね。結果が出ていることに関しては、よかったかなと思います」一回から猛虎打線がつながった。1死から中野が安打で出塁すると、森下も四球で一、二塁となって佐藤が打席へ。DeNAの先発・竹田の4球目をとらえた。逆方向ながら打球速度178キロで飛び出した痛烈な打球は、そのまま左翼フェンスに一直線。惜しくも今季初アーチとはならなかったが、適時二塁打で先制に成功した。昨年102打点を挙げた打点王は、これで今季3打点目。そして森下と並んで両リーグトップの20を記録した決勝打も、早くも2本目となった。一回のチャンスで4番のバットで先行し、最後まで逃げ切る虎の必勝法は健在だ。今季も自分なりの調整で、試合にベストな状態を整えている。この日の試合前練習では、6戦目にして初めてグラウンドでの打撃練習を行わなかった。守備では三塁だけでなく、遊撃のポジションで打球を受ける様子もあった。「去年からもそういうときはありますからね」昨年も夏場以降から全体での打撃練習への参加をやめ、室内練習場で調整をする期間もあった。藤川監督から調整を個人に任され、成し遂げた40本&100打点。今季も同じ調整法で、さらなる高みを目指す。2打席目以降は3三振に倒れたが、開幕2カードを終えて打率・333と好調。まだ本塁打こそ出ていないが「周りが思っているだけ」と冷静だ。3日からは昨季開幕弾を記録した相性のいいマツダに乗り込み、3カード連続勝ち越しをもたらす待望のアーチをかける。(中屋友那)
◆阪神・中野拓夢内野手(29)が好守で逃げ切りに貢献だ。2点リードの八回に4番手の及川が招いた無死満塁のピンチで、宮崎が放った中前へ抜けようかという当たりをダイビングキャッチし二塁封殺。続く佐野の打球もさばき、二ゴロ併殺とした。「タイガースの野球は投手中心に守っていく野球。オヨ(及川)が苦しみながらの投球だったので、助ける守備ができてよかった」。打っても2安打で打率・318と好調だ。「タイガースの野球ができればおのずと勝ちはついてくる」と胸を張った。
◆勝利の瞬間、両手を挙げて喜びを表現した。2年目で初めて開幕ローテ入りした阪神・伊原陵人投手(25)が5回87球を投げて1安打1失点の好投。ルーキーだった昨年6月8日のオリックス戦(甲子園)以来、298日ぶりの勝利投手となった。「とにかく1勝できるように一生懸命投げた。ほっとしたというよりは本当に(勝利に)貢献できたことがよかった」一回、先頭の牧に死球を与えたが、得点は許さなかった。直後に佐藤の先制二塁打と木浪の2点打で3点のアシストをもらい、「落ち着いてマウンドに上がれた」と感謝した。二回、三回は低めへの切れ切れの直球と多彩な変化球で三者凡退。四回2死から筒香に四球。続く宮崎に中越えの適時二塁打を浴びたが、追加点は許さず、五回を投げ切ってリリーフ陣に勝利のバトンを託した。「今までやってきたことが、いい方に出たかなと思う」今オフ、投球フォームを見直した。1年目の昨季は28試合に登板して5勝7敗、防御率2・29。夏場に調子を落として先発ローテに定着できず、後半は中継ぎに配置転換となった。「どうしても(投球時に)腕に頼ってしまうから疲れがでやすい。からだ全体を使って投げて肩や肘の負担を減らすため」。春季キャンプでは「フォームを固めるため」に投手陣トップの798球のブルペン投球を行った。新たに導入したのは、日米通算2730安打を放った青木宣親氏(ヤクルトなど)が現役時代に行っていたウオーミングアップだ。大商大の先輩、ヤクルト・大西から伝え聞いた。「青木さんはヨガ的な動きを練習や試合前に取り入れたと。いま僕もやっています。それと全体練習が始まる前に、個人で1時間、アップで体を動かし、その日の体調を把握することも。けが防止のためです」すべては先発ローテーションを1年間、守り抜くためだ。シーズン前の実戦登板の6試合で20回を投げて無得点に抑え、開幕ローテ争いを勝ち取った左腕の今季初登板について、藤川監督は「頼もしい姿を見せてくれたと思います。十分です」と評価した。伊原は「リリーフの方に迷惑かけたので、(次回は)チームに貢献できるようにもっと頑張りたい」。自己最長イニングは6回?。新たな目標はプロ初完投で勝利を飾ることだ。(三木建次)
◆七回に3番手で登板した阪神ダウリ・モレッタ投手(29)=前パイレーツ=が来日初の連投で好リリーフ。蝦名、石上、京田を3人で斬り、反撃の芽を摘んだ。前日1日の3者連続三振に続いての快投だ。「状態はいいし、今日も球数少なく抑えられたから、明日も全然いける感じ」と3連投も辞さない構えを示した。「チームが必要としてくれるときに、いつでもできる状態でいたい」と、ドミニカ共和国出身の右腕が頼もしくブルペン陣を支える。
◆阪神・岩崎優投手(34)が今季2セーブ目を挙げた。4点リードから、じわじわと追い上げられ、1点差となり嫌な流れで九回のマウンドへ。2死から代打ビシエドに安打を許し、続く代打の松尾に大飛球を打たれるも、左翼の高寺がフェンス手前でなんとかキャッチし、逃げ切った。「みんなでなんとか粘って勝ててよかった。やることは変わらない。しっかりリードでつないできてくれたので」とうなずいた。
◆「7番・左翼」でフル出場した阪神・高寺望夢内野手(23)がウイニングボールをガッチリとつかんだ。1点リードの九回1死、左翼後方へ上がった打球をフェンス際で捕球。「後ろに守っていたので捕れました」と安どの表情を見せた。ここまで5試合に出場して10打席に立つも、いまだ無安打。「バッティングでしっかり頑張ります」と前を向いた。
◆昨季防御率0・87を記録した阪神・及川雅貴投手(24)が開幕から登板2戦連続で失点だ。4―2の八回に登板すると、先頭の牧を四球で歩かせ、さらに連打で無死満塁に。続く宮崎が放った二遊間への強い打球は中野が飛び込んで処理して二塁封殺となったが、この間に1失点した。なおも1死一、三塁で佐野を迎え、ここは二ゴロ併殺打に打ち取った。守備に救われる形となった左腕は「感謝しかないです」とチームメートに頭を下げた。
<セ・リーグ順位表推移>
| 順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 (-) |
ヤクルト |
5 | 0 | 0 | 1.000 (-) | - (-) |
138 | 23 (+2) | 11 (+1) | 4 (-) | 6 (+3) |
0.241 (↓0.018) | 2.200 (↑0.3) |
| 2 (1↑) |
阪神 |
4 | 2 | 0 | 0.667 (↑0.067) | 1.5 (-) |
137 | 24 (+4) | 17 (+3) | 2 (-) | 5 (+1) |
0.254 (↑0.007) | 2.890 (↓0.03) |
| 3 (1↓) |
広島 |
3 | 2 | 0 | 0.600 (↓0.15) | 2 (↓1) |
138 | 13 (+1) | 16 (+2) | 0 (-) | 0 (-) |
0.197 (↓0.016) | 3.020 (↑0.23) |
| 4 (1↓) |
巨人 |
3 | 3 | 0 | 0.500 (↓0.1) | 2.5 (↓1) |
137 | 21 (+1) | 24 (+2) | 5 (-) | 1 (-) |
0.222 (↓0.017) | 3.910 (↑0.29) |
| 5 (-) |
DeNA |
1 | 5 | 0 | 0.167 (↓0.033) | 4.5 (↓1) |
137 | 15 (+3) | 22 (+4) | 4 (-) | 3 (-) |
0.246 (↓0.01) | 3.460 (↑0.02) |
| 5 (1↑) |
中日 |
1 | 5 | 0 | 0.167 (↑0.167) | 4.5 (-) |
137 | 15 (+2) | 21 (+1) | 3 (+1) | 3 (-) |
0.236 (↓0.002) | 3.080 (↑0.63) |



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