阪神(★1対4☆)DeNA =リーグ戦2回戦(2026.04.01)・京セラドーム大阪=
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DeNA
3010000004801
阪神
0000010001801
勝利投手:コックス(1勝0敗0S)
(セーブ:山﨑 康晃(0勝0敗1S))
敗戦投手:ルーカス(0勝1敗0S)

本塁打
【DeNA】宮﨑 敏郎(1号・3回表ソロ)
【阪神】森下 翔太(2号・6回裏ソロ)

  DAZN
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◆DeNAは初回、筒香と佐野の適時打で3点を先制する。そのまま迎えた3回表には、宮崎がソロを放ち、リードを広げた。投げては、先発・コックスが6回5安打1失点の好投で来日初勝利。敗れた阪神は、先発・ルーカスが試合をつくれず、打線も好機を生かせなかった。

◆4連勝を目指す阪神のホーム開幕戦の両チームのスタメンが発表され、阪神木浪聖也内野手(31)が「7番遊撃」で、2戦連続のスタメンに名を連ねた。先発マウンドに上がるのは、新助っ人のイーストン・ルーカス投手(29)。また、伏見寅威捕手(35)が「8番捕手」で先発。高橋、伊藤将、この日のルーカスと、ここまで左腕が先発する全3試合で先発となった。また中川勇斗捕手(22)は「6番左翼」で2試合ぶりのスタメンとなった。

◆開幕4連敗中のDeNA打線が、初回からたたみかけた。先頭の牧秀悟内野手(27)が四球を選び出塁。度会隆輝外野手(23)が左前打でつなぎ、無死一、三塁から筒香嘉智内野手(34)の中前への適時打で幸先よく先制に成功した。筒香は「良い場面で一本出てくれて、チームにいい流れを持ってくることができたと思います。そのまま勢いに乗っていきたいです!」と振り返った。なおも無死満塁から、佐野恵太外野手(31)の適時打で2点を追加。佐野は「良い形で追加点が取れて良かったです!流れに乗ってしっかり打ち返すことだけを考えてました。この後も攻守にがんばります!」とコメント。来日初登板の阪神ルーカスから、初回に3得点を挙げた。DeNA先発のオースティン・コックス投手(29)は初回、先頭から2者連続三振。3番森下も二直に打ち取り、上々の立ち上がりを見せた。

◆阪神は新外国人イーストン・ルーカス投手(29)が先発マウンドに上がった。来日初登板で立ち上がりから捕まった。初回から制球が定まらない。DeNAの1番・牧秀悟内野手(27)に四球。2番・度会隆輝外野手(23)の右前打で一、三塁とされ、3番・筒香嘉智内野手(34)に中前タイムリーを浴びた。試合開始から5分で、1死も取れずに先制点を許した。さらに4番・宮崎敏郎内野手(37)に四球を与えて満塁のピンチを招くと、5番・佐野恵太外野手(31)に2点中前適時打を浴び、初回に3点を失った。

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◆阪神岡田彰布オーナー付顧問(68)が朝日放送のテレビ解説を務め、森下翔太外野手(25)の好調の要因を語った。試合前時点で打率3割3分3厘、1本塁打、2打点。開幕3戦目の29日巨人戦(東京ドーム)ではチーム初アーチとなる1号を放った。岡田顧問は「強引にいかなくなった。見極めができるようになった」と分析した。森下は22年ドラフト1位で入団。プロ1年目の23年は岡田監督のもとでリーグ優勝、日本一に貢献した。

◆DeNA宮崎敏郎内野手(37)が今季1号ソロで追加点を挙げた。3点リードの3回2死から、阪神ルーカスの147キロ高め直球を捉え、左中間席へ。「コックスがシーズン初登板なので、少しでも楽に投げてもらえるように思いながら打席に立ちました。この後もしっかり援護していきたい」と語った。初回に3点を先制。ベテランの1発でリードをさらに広げた。チームは開幕から4連敗。相川亮二監督(49)の「(相手)先発から点数を取って、自分たちの有利な状況で試合を進めていきたい」という言葉通り、序盤から猛攻を仕掛けた。

◆阪神岡田彰布オーナー付顧問(68)が朝日放送のテレビ解説を務め、先発投手の降板タイミングについて持論を語った。同じく解説を務めた球団OBの原口文仁氏(34)から話を振られ「同点の時は代えたくなかった。追い越されたら仕方ない」と言及。「しんどいピッチャーは1人でいい。同点やったら(打たれた場合に)2人しんどくなる」と語った。

◆初先発だった阪神の外国人イーストン・ルーカス投手(29)が5回途中4失点で降板した。初回、制球が定まらなかった。1番・牧秀悟内野手(27)に四球。2番・度会隆輝外野手(23)の右前打で一、三塁とされ、3番・筒香嘉智内野手(34)に先制の中前適時打を許した。さらに4番・宮崎敏郎内野手(37)に四球を与えて満塁のピンチを招くと、5番・佐野恵太外野手(31)に2点中前適時打を浴び、初回に3点を失った。2回は3者凡退に抑え、調子を取り戻しかけたが、3回2死から宮崎に左中間へソロを許した。結局、5回2死一、二塁の時点で降板。初先発は5回途中、106球を投げ、7安打6三振2四球4失点だった。

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◆阪神が中盤から捕手をスイッチした。先発した新外国人イーストン・ルーカス投手(29)とバッテリーを組んだのはベテラン伏見寅威(35)。来日初登板のルーカスを懸命にリードしたが、制球が甘い左腕は5回途中4失点で降板した。その裏、投手の打順で坂本誠志郎捕手(32)が代打に出た。坂本は6回の守備からマスクをかぶり、伏見はベンチに下がった。ここまで5試合の先発マスクは坂本、伏見、伏見、坂本、伏見。坂本が2試合、伏見が3試合だが3戦目と、この日は坂本が途中出場しており、トータルの出場イニングはほとんど同じだ。

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◆阪神森下翔太外野手(25)がついに難敵をとらえた。DeNAの新外国人オースティン・コックス投手(29)に5回まで無得点だったが、0-4の6回2死から左翼席にライナーで突き刺す2号ソロを放り込んだ。森下は初回に二直、4回に痛烈な中前打といずれも鋭い打球を放っていた。

◆今季初登板の阪神石黒佑弥投手(24)が7回、3者連続三振を奪った。先頭打者の牧秀悟内野手(27)をカウント2-2から142キロフォークで空振り三振。続く度会隆輝外野手(23)をカウント2-2からカットボールで空振り三振。さらに筒香嘉智内野手(34)をカウント1-2から139キロカットボールで見逃し三振に仕留めた。石黒は3番手で6回から登板し、2イニングを無安打4三振1四球無失点に抑えた。

◆阪神が反撃も及ばず、連勝は3でストップした。新助っ人イーストン・ルーカス投手(29)が、5回途中7安打4失点とほろ苦いデビュー戦となった。初回DeNA先頭牧に四球を与えると、連打で先制点を献上。さらに宮崎に四球、佐野に2点適時打と打ち込まれた。2回は3者凡退と立ち直るも、3回2死から宮崎にソロ本塁打を献上。106球を要す苦しい投球となった。打線はDeNA新助っ人コックスを前に3回まで無安打。6回先頭の森下翔太外野手(25)が今季2号ソロを放ち、反撃ののろしを上げた。続く7回も大山の右前打、木浪の二塁打、高寺の四球で1死満塁の絶好機をつくったが、続く坂本が空振り三振。近本も左飛に倒れ得点はならなかった。敗れはしたが、森下は早くも今季2度目の猛打賞と絶好調。リリーフも2番手以降、木下、石黒、湯浅、モレッタと無失点に抑えた。阪神は巨人との開幕カードを2勝1敗と勝ち越しており、2日の第3戦は2カード連続の勝ち越しがかかる。

◆大きな1勝をつかんだ。DeNAが敵地での一戦で、阪神を相手に今季初勝利を挙げた。開幕から4連敗。相川亮二監督(49)は、5戦目で初白星となった。ウイニングボールを手に、スタンドのファンに手を振った。初勝利の気持ちを問われると、「いや、特にないです」とまず答えた。が、すぐに「というのはウソです」とニヤリ。「非常にホッとしました。ただ、もうまた明日、試合があるので、しっかり、またしたいなと思います」と続けた。初回からたたみかけた。先頭の牧秀悟内野手(27)が四球を選び出塁。度会隆輝外野手(23)が右前打で続き、無死一、三塁から筒香嘉智内野手(34)の適時打で先制に成功した。筒香は「チームにいい流れを持ってくることができたと思います」。主将の一打で勢いに乗った。なおも無死満塁から、佐野の適時打で2点を追加。阪神ルーカスから、初回に3点を奪った。3回には、今季初めて4番に座った宮崎敏郎内野手(37)が1号ソロ。「コックスが初登板なので、少しでも楽に投げてもらえるように」と、思いをバットに乗せた。投げては、新外国人のオースティン・コックス投手(29)が6回5安打7奪三振1失点の快投。初回から最速153キロの直球とキレのある変化球をゾーンに投げ込み、テンポよくアウトを重ねた。来日初登板で初勝利。セ・リーグでは初となる来日初登板の外国人先発対決を制した。リリーフ陣も、阪神打線に反撃を許さず。投打がかみ合い、相川監督に初勝利を届けた。

◆阪神が反撃も及ばず、連勝は3でストップした。新助っ人イーストン・ルーカス投手(29)が、5回途中7安打4失点とほろ苦いデビュー戦となった。初回DeNA先頭牧に四球を与えると、連打で先制点を献上。さらに宮崎に四球、佐野に2点適時打と打ち込まれた。2回は3者凡退と立ち直るも、3回2死から宮崎にソロ本塁打を献上。106球を要す苦しい投球となった。試合後、阪神藤川球児監督(45)は「緊張もあるでしょうしね、でも伏見と一緒にうまく立ち直りながら。1年長いですからね」と長い目で見守った。「新しい外国人選手でも1年目、2年目とやっていく選手というのは、だんだん慣れが出てきてパフォーマンス上がっていくというのは、他の選手でも実際にそうですから。最初大変だったことでね、努力がまたできると思いますから、はい。また次以降ですね」と初登板を経験した次のマウンドに期待した。

◆阪神が反撃も及ばず、連勝は3でストップした。新助っ人イーストン・ルーカス投手(29)が、5回途中7安打4失点とほろ苦いデビュー戦となった。

◆阪神新外国人ダウリ・モレッタ投手(29=パイレーツ)が本領を発揮した。ビハインドの9回に登板。下位打線ながら3者連続で空振り三振を奪った。得意のスライダーの切れが抜群だった。「いつも通りやれることだけやろうと意識したよ。アウトを取るのが仕事なので三振はあまり関係ない」と冷静だった。▽阪神木下(5回2死一、二塁で登板し、佐野を157キロ直球で左飛)「厳しいところを攻めていこうというつもりでやったんですけど、結果的には良かった」

◆大きな1勝をつかんだ。DeNAが敵地での一戦で、阪神を相手に今季初勝利を挙げた。開幕から4連敗。相川亮二監督(49)は、5戦目で初白星となった。ウイニングボールを手に、スタンドのファンに手を振った。勝利の瞬間、右手で小さくガッツポーズした。DeNA相川監督は、初勝利の感想を問われ「特にないです。というのはうそです」といたずらっぽく笑った。監督就任後も"今まで通り"を強調。「心境の変化はないですね」「考えていることは変わらない」と度々、口にしていた。「監督になったなって実感が湧くのは、きっと目標を達成できた時じゃないですか。優勝したら『監督としてよくやったな』って思う気がします」指揮官の役割を果たしていく中で「監督になったから、態度や発言が変わるのは一番嫌なこと」ときっぱり。選手、コーチ、監督と肩書が変わっても、やることは変わらない。「選手時代もコーチ時代も一緒。勝つため、優勝するためにやっている」と力強かった。現役時代は「ポスト○○」と言われることが多かった。「ポスト谷繁、ポスト古田って。最初はそうなろうと思ってたんだけど、どうやったって谷繁さんや古田さんにはなれないんだなって」と振り返る。そして、1つの気づきがあった。「『僕は、僕でしかない』って。監督になってからも理想の人はいる。でも、その人にはなれないから」ただひたすら勝利に向かって突き進む。新体制が始動した昨年の秋季トレーニング初日。訓示では「『監督』と呼ばなくても全然気にしないので」と伝えた。「相川監督」と呼ぶ選手もいれば、「亮二さん」と呼ぶ選手もいる。「『監督』って呼ぶ人は、たぶんそういう立場だから言ってるんじゃないかな。本当の意味で『監督』って呼んでもらうためには、優勝しないと」。自分自身に言い聞かせるように、言葉を紡いだ。開幕4連敗から始まった26年シーズン。挑戦の先に、悲願がある。リーグ優勝への旅路は始まったばかり。"相川DeNA"が大事な1歩目を踏み出した。【山本佳央】

◆新外国人のイーストン・ルーカス投手(29)は初回からつまずいた。来日初登板初先発で立ち上がり3失点。「気持ちが高ぶり過ぎたのか、浮足立ったのか」。先頭の1番牧に四球を与え、度会、筒香にも連打献上。無死満塁で佐野に2点適時打を許してDeNAに流れを渡してしまった。試合後、左腕は「初回に3失点してしまうとなかなかチームとして勢いに乗っていけない。そこは本当に申し訳なく思っています」と反省の言葉を並べた。2回は立ち直って3者凡退。3回は宮崎にソロ弾を浴び、最終的に5回途中7安打4失点で黒星を喫した。悔しいデビュー戦も明るい材料はあった。打者22人に6奪三振。スイーパーで2つ、直球で2つ、カットボールで1つ奪った。5回は筒香、宮崎を連続三振に仕留めたところで降板。ルーカス本人は「それにしても初回の3失点はやっぱりいただけないところ。あまりいいとも言えないかなって感じ」と振り返ったが、2~5回2死までは1失点投球だ。「2回以降の内容で次からは最低限いきたいと思ってます」。来日初の100球超えもスタミナ面は余力あり。次回も期待は続く。【只松憲】

◆「森下シフト」も豪快アーチには関係なし!阪神森下翔太外野手(25)が難敵から2号ソロを放った。「芯で捉えられた球がうまく入ってくれた」打線は、DeNAの新外国人オースティン・コックス投手(29)に5回まで無得点。「テンポよく、コントロールもよかった」。0-4の6回2死。DeNAは二塁手の牧が二塁ベース後方に守る、極端な左寄りシフトを敷いた。「見えますけど、意識はしていないです」。4球目、148キロ内角球をフルスイング。完璧に捉えた当たりは、左翼席にライナーで突き刺した。打球速度は178・5キロ。日本球界ではトップクラスと言われる180キロに近い弾丸に「しっかり捉えられたらあのぐらいの打球速度は出ると思う」とうなずいた。開幕5試合目で早くも2本目。「角度がついて打球速度が出ればホームランはもっと増える。まだまだ長いシーズン頑張っていきたい」。4回に痛烈な中前打、8回にも右前打を放ち、今季早くも2度目の猛打賞。開幕から5試合で19打数8安打、打率4割2分1厘、2本塁打、3打点だ。虎の3番が打って打って打ちまくっている。【村松万里子】

◆阪神の連勝は「3」でストップした。DeNA先発のオースティン・コックス投手の前に打線が沈黙。6回5安打1失点の好投を許して来日初勝利を献上した。唯一の得点は森下翔太外野手(25)。6回2死で148キロストレートを強振し、左翼本塁打を放った。森下はコックスについて「テンポが良くて、自分からなかなか荒れづらいというか。先制点も取られてたので、心のゆとりもあったと思いますけど、すごくコントロール良く投げられてた」と印象を語った。

◆阪神は連勝が止まった。これで開幕5試合を終えて3勝2敗。対戦した先発投手はほとんどが初対戦のピッチャーながら貯金「1」を作った。巨人との開幕カード3連戦はドラフト1位の竹丸和幸投手(24)、昨季楽天所属のスペンサー・ハワード投手(29)、ドラフト3位の山城京平投手(22)。ハワードだけは昨季交流戦で1度対戦経験がある。初戦の竹丸には好投を許したが、2、3戦目は白星を飾った。DeNA戦は前日3月31日の初戦が"昨年の友"であるジョン・デュプランティエ投手(31)。5回2失点で降板させ、デュプランティエが敗戦投手になった。この日は新外国人のオースティン・コックス投手(29=ブレーブス)に苦戦した。2日のDeNAは竹田祐投手(26)が先発予定。昨季は9月20日に対戦し、7回3安打1失点で白星を献上している。

◆今季初登板の阪神石黒佑弥投手(24)が圧巻の「奪三振ショー」を見せた。7回、先頭の牧を142キロフォークで空振り三振に仕留めた。続く度会は138キロ外角カットボールで空振り三振。さらに筒香も139キロカットボールで空振り三振。DeNAの上位打線を3者連続三振で斬った。「結果的にたまたま抑えたという感じ。意味のある投球というか、根拠のある抑え方ができるようにやっていきたいと思います」と謙虚だったが、3番手で6回から登板し、2イニングを無安打4三振1四球無失点で存在感を示した。昨年の1軍戦登板は8試合にとどまった。3年目の今年にかける気持ちは強い。開幕1軍メンバーで最後の登場。「ケガをせずに1年間、いつでもいけるぞという準備をしていることが大事。ゼロで帰ってくることを目標に頑張りたい」。自慢のブルペン陣に強力なピースがまたひとり、現れた。

◆阪神森下翔太外野手(25)がついに難敵をとらえた。DeNAの新外国人オースティン・コックス投手(29)に5回まで無得点だったが、0-4の6回2死から左翼席にライナーで突き刺す2号ソロを放り込んだ。森下が「初もの撃ち」を続けている。この日の第1打席、新助っ人のコックスにカウント2-2から直球をスイング。痛烈な打球も、二直に倒れた。「初対戦だったので1打席目は積極的に打ちにいきましたけど差し込まれるところもあった。そのイメージを頭にしながら、2打席目以降立った結果ですね」。第1打席にスイングを仕掛けたことで、豪快アーチにつながった。8回にはこちらも新助っ人レイノルズのカットボールをバットの先に当て、右前に運んだ。森下自身、初対戦を「苦にしていない」と話す。26年開幕戦だった3月27日巨人戦。ドラフト1位の竹丸にチームが3安打に倒れた中、森下は2打席連続で左翼へ安打。2戦目も新助っ人のハワードから初回にきっちりと左犠飛を放ち、初勝利に導いた。前日3月31日は元同僚のDeNAデュプランティエと対決。「あっちも初めてということになるので警戒して入っていると思う。そこを自分が見るという感覚はあんまりないです」。初ものは積極的に-。WBCの活躍もうなずける。

◆大きな1勝をつかんだ。DeNAが敵地での一戦で、阪神を相手に今季初勝利を挙げた。開幕から4連敗を喫し、5戦目で就任後初白星の相川亮二監督(49)は「ちょっとホッとしました」と心境を語った。初回からたたみかけた。先頭の牧が四球で出塁。度会が右前打で続き、無死一、三塁から筒香の適時打で先制に成功した。なおも無死満塁から、佐野の適時打で2点を追加。「破壊力はありますし、ヒットも出る。四球も絡んでいけば得点チャンスも多い」と牧。「1番牧」から始まる打線で、流れを引き寄せた。投げては、来日初登板のコックスが6回5安打7奪三振1失点の快投。最速153キロの直球とキレのある変化球をゾーンに投げ込み、テンポよくアウトを重ねた。リリーフ陣も、阪神打線に反撃を許さず。最後は山崎がしっかりと締めた。指揮官はウイニングボールを受け取り「本当にみんなの頑張りで取ったもの」とナインをたたえた。「1試合1試合が大事。これで終わりだったらいいですけど、そうじゃない。ずっと続くので」。ここからが始まりだ。▽DeNA山崎(通算233セーブ目を挙げ、相川監督に初勝利を届ける)「長く苦しい時間を見てくれた監督でもある。監督が喜んでる姿を見ることができて良かったなと思いますし、その1つのピースになれたことがうれしい」▽DeNAコックス(来日初登板で初勝利)「疲れているけど、とても興奮する試合でした。相川監督の勝利を飾ることができてとてもうれしいです」

◆阪神は新外国人のイーストン・ルーカス投手(29)=前ブルージェイズ=が来日初登板に臨む。昨季、米・大リーグで3勝を挙げた左腕はオープン戦で2試合に先発して防御率2・25をマーク。前回登板の3月25日、2軍・オリックス戦(京セラ)では四回途中4失点(自責3)と不安を残したが、「自分自身塗り替えたいというか、あんなふうにならないように。いい結果になるように頑張りたい」と力を込める。打線は3試合連続マルチ安打を記録中で、「4番・三塁」で先発する佐藤輝明内野手(27)に注目。初対戦の左腕を相手に、今季1号を記録できるか。

◆2日の3回戦で今季初先発に臨む阪神・伊原陵人投手(25)が試合前練習に参加。ショートダッシュなどで汗を流した。「いつもと変わらないです。自主トレ期間もキャンプ中もしっかりやってきて、オープン戦もしっかり投げられたので、気持ちを入れてとかはないですけど、勝つためにできることをしっかりやるだけかなと思います」今春の対外試合、全6試合で計20イニングを無失点。抜群の安定感を誇り、開幕ローテ入りを勝ち取った。「チームが必要としてくれるというのが一番嬉しいことですし、先発でも中継ぎでも投げられるってことが幸せに思います」ルーキーイヤーの昨季は先発、中継ぎとして28試合に登板し、5勝7敗、防御率2・29。1年目からフル回転の活躍でリーグ制覇に貢献した。今季初マウンドに向け「一試合一試合が大事になるので、そこに関しての気持ちは高ぶりはありますけど、そこはいつも通り冷静にいけたら」と力を込めた。

◆来日初登板に臨んだ新外国人のイーストン・ルーカス投手(29)=前ブルージェイズ=だったが、初回にDeNA打線につかまって3点を失った先頭の牧に四球を与えると、続く度会に右前打でつながれて無死一、三塁。3番・筒香に中前への先制適時打を浴びた。さらに宮崎を四球で歩かせて無死満塁とし、5番・佐野に中前へ2点適時打。後続は断ったが、手痛い3点を奪われた。3月3日のWBC日本代表との強化試合で最速156キロを計測した左腕。当時と同じ球場だが、一回の最速は151キロ。4連勝に向け、不安の残る立ち上がりとなった。

◆阪神・岡田彰布オーナー付顧問(68)が、ABCテレビ「スーパーベースボール 虎バン主義。」で解説を務めた。野球日本代表「侍ジャパン」の一員としてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で活躍し、この日も「3番・右翼」で先発出場した森下翔太外野手(25)について言及した。「ノーヒットのときもありますけど、ずっと好調を維持しているんじゃないですかね。強引にいかなくなったですよね。ストライクボールの見極めがよくなったから。そんな長くね、ノーヒットが続かない感じですよね」森下はWBCではベネズエラとの準々決勝(米マイアミ)に途中出場し、一時勝ち越しとなる3ランを放った。シーズン開幕後は3月31日までの全4試合に先発出場し、打率・333(15打数5安打)、1本塁打、2打点。3月29日の巨人戦(東京ドーム)ではチームの今季1号となる通算50号本塁打を放っていた。試合はDeNAが一回から3点を先制し、森下は一回の第1打席は左腕のコックスの前に二直に封じられた。

◆2日の阪神戦(京セラ)にDeNA・竹田祐投手(26)が先発する。1年目の昨季は6試合に登板し、4勝1敗、防御率1・69をマーク。2年目の飛躍を期す右腕は、「ここからが本当の勝負だと思う。回の先頭を取る意識を持ってやっていく」と意気込んだ。昨シーズンはビジターゲームで4勝を記録するなど、敵地登板には相性がいい。「去年のことは去年なんで。今年は今年でやっていく」と前を向いた。

◆来日初登板、初先発の阪神・イーストン・ルーカス投手(29)=前ブルージェイズ=が三回にソロ本塁打を浴びた。0-3の三回、度会、筒香を難なく打ち取ったが、4番・宮崎への3球目だった。高めに浮いた147キロを捉えられると、打球は左中間スタンドギリギリに着弾。最速156キロを誇る期待の左腕は、三回までで球数65球を要し、早くも5安打4失点と苦しい投球が続いている。

◆虎の〝エリア7〟が、新外国人左腕・ルーカスを救った。0-4の四回、先頭の蝦名が放った一、二塁間への打球に、阪神の二塁・中野拓夢内野手(29)が飛びついて好守。すぐさま一塁へ送球し、貴重な1アウトをつかみ取った。阪神はここまで4点をリードされ、打線はDeNAの先発・コックスの前に無安打。中野の守備が、超満員の京セラドームを沸かせた。

◆3年ぶりに開幕4連敗を喫したチームを救う。DeNA・度会隆輝外野手(23)の打撃が好調だ。1日の試合前時点で打率・417(12打数5安打)、1本塁打、1打点。2試合連続で複数安打をマークするなど、快音を響かせている。「いい状態は出せている。これを1試合でも多く継続できれば。毎日新しい気持ちでやれていると思う」チームの新機軸でもある1番・牧の後ろを打ち、後続には筒香、佐野らが控える。球界を代表する強打者に挟まれる形ではあるが、「プレッシャーはない。前の打者、後ろの打者にいい流れを持ってこられるようにやる」と泰然自若の構えを見せた。悔しい経験も糧とした。オープン戦期間中の3月上旬に一度、2軍降格を命じられた。ファームでは合流初日、全体練習後に約1時間半の打撃練習を敢行するなど、必死で汗と泥にまみれた。「すごく面倒を見てくれて、いろいろなアドバイスくれた」と感謝を胸に、与えられた役割を全うする。1日の試合前時点でチーム打率は・259とリーグトップタイだが、得点圏打率は・121で最下位。「安打は出ているので何か一つだと思う。ひと踏ん張り、ふた踏ん張りしてやっていく」と度会。この日の阪神戦は「2番・右翼」で先発し、一回無死一塁で右前打を放った。好機を拡大してその後のチームの3得点につなげた。持ち味の積極的な打撃でハマの強力打線を引っ張っていく。

◆阪神・岡田彰布オーナー付顧問(68)が、ABCテレビ「スーパーベースボール 虎バン主義。」で解説を務めた。先発投手の代えどきについて話題が及んだ際に、かつてエースだった井川慶氏にマウンドを託した日の心境を明かした。「前の監督(第1次政権)のときは井川のときはみんな六回まで寝とったよ。え、本当だって。だって藤川(現監督)なんか七回以降しか(準備に)行けへんもん、ブルペン。だから200イニング投げたから、年に1回ぐらいよ、五回で交代するの。そうでないと200イニングいかない」井川氏は、岡田顧問の監督1年目だった2004年も200回?を投げ、14勝11敗、6完投(3完封)とフル回転。02~04年と06年に200投球回以上を投げて虎を支えた。岡田顧問は「それは俺も信頼してるけど、選手同士も信頼してるってことやからね」とも付け加えた。さらに投手交代の〝哲学〟を語る場面もあり「あんまり同点とかで代えたくなかった。追い越されたらしようがないけどね。同点でいくピッチャーもしんどいよ。2人しんどいピッチャー作らないよ、基本的には。しんどいピッチャーは1人でいいねん。責任持たすのは1人でいい。同点でいかしたら(責任を感じるのが)2人になるじゃないですか。ショックを受けるのが。そこで逆転されたら」と熱く語った。

◆来日初登板、初先発に臨んだ阪神の新外国人、イーストン・ルーカス投手(29)=前ブルージェイズ=は4回?、106球を投げて7安打4失点で降板した。制球が定まらず、苦しいマウンドとなった。初回、先頭の牧に四球を出すと度会、筒香に連打を浴びていきなり先制点を献上。なおも無死満塁で5番・佐野に2点打を許した。二回は三者凡退に斬るも、0-3の三回に4番・宮崎に左中間スタンドギリギリへのソロ本塁打を被弾。五回も先頭から連打を浴び、2死を奪ったところで木下里都投手(25)にマウンドを譲った。木下は佐野を左飛に打ち取った。

◆阪神・坂本誠志郎捕手(32)が4点を追う五回に代打で登場した。2死一塁、投手・木下に打席が回る場面で藤川監督が球審に交代を申告。DeNAの先発・コックスの前に中飛に倒れたが、六回の守備からはマスクを被った。これで阪神ベンチに残された捕手は3月11日に支配下登録された2年目の嶋村麟士朗捕手(22)のみとなった。

◆阪神・岡田彰布オーナー付顧問(68)が、ABCテレビ「スーパーベースボール 虎バン主義。」で解説を務めた。自身が指揮を執りセ・リーグ制覇と日本一を成し遂げた2023年に、打席に立つ打者に〝オカダ流〟の指示を出していたことを明かした。「みんなに言ってたのは『きょう、せっかくテレビ放送あんのにね、あの家の実家の両親にもうちょっと長いこと、打席におれ』っていつも言ってた。そんなはよアウトになってベンチに帰るな、言うて。せっかくお前、テレビ放送でね、実家で両親見てんのに。もうちょっとゆっくり打席おれよ、って。大山に一番言うたかも分からんね。なんかあっさりポンとね、初球もったいないアウト多かったからね。そう見えたから」23年は阪神監督に復帰した岡田顧問が選手の年俸査定における四球の価値を上げたこともあり、チームの四球数が22年の「358」から「494」に激増。打線がつながりをみせ、18年ぶりのセ・リーグ制覇につながった。「もう、あっさり初球アウトはやめようっていう。だからそっからのフォアボールの査定やったからね。それまでに解説とかしてても初球の、もったいないアウトとかね。そういうのが多かったからね」と振り返っていた。

◆阪神・森下翔太外野手(25)が「3番・右翼」で出場。六回に2号ソロを放った。0-4で迎えた六回、近本、中野は凡退し、2死走者なしで森下が打席に立った。ここまでチーム全体でわずか4安打に封じられていた先発左腕・コックスの4球目。甘く入った148キロを一閃した。速度178・5キロを記録した打球は左翼スタンドに一直線。反撃の狼煙を上げる一発となった。

◆来日初登板、初先発した阪神の新外国人、イーストン・ルーカス投手(29)=前ブルージェイズ=は4回?、106球を投げて7安打4失点で降板した。阪神・ルーカス 「立ち上がりは自分自身もがっかりで、迷惑をかけるピッチングとなってしまった。二回以降はなんとか修正できたところも見せられたと思うよ。初めての公式戦登板で球場の雰囲気も最高でとても熱量を感じた。ファンのみなさんにもっといいパフォーマンスを見てもらえるように頑張るよ」

◆六回から3番手で登板した阪神・石黒佑弥投手(24)が、2回を無安打無失点投球。4奪三振を奪う、圧倒的なパフォーマンスを見せた。4点を追う六回に今季初のマウンドに上がると、先頭の山本にこそ四球を与えたが、続く蝦名を外角へ逃げるカットボールで空振り三振。林を中飛、コックスを投ゴロに仕留めた。2イニング目となった七回は圧巻だった。1番・牧をフォークで空振り三振に斬ると、度会、筒香を外角カットボールで連続三振。3者連続空振り三振で京セラドームのムードを変えた。

◆阪神はDeNAに1ー4で敗れ、連勝が3でストップした。来日初登板となったイーストン・ルーカス投手(29)=前ブルージェイズ=が五回途中4失点。この序盤の失点が響いた。六回から今季初めてマウンドに上がった石黒佑弥投手(24)が2回無安打無失点、4奪三振と快投を披露した。九回は新外国人のダウリ・モレッタ投手(29)=前パイレーツ=が蝦名、林、代打・戸柱を3者連続空振り三振。木下、湯浅らとともに右の救援陣が躍動した。打線はDeNAの先発・コックスの前に苦戦。4点を追う六回に森下翔太外野手(25)が2号ソロを左翼スタンドに突き刺したが、奪ったのはこの1点のみ。七回に2番手・伊勢から1死満塁の好機を作ったが、坂本が空振り三振、近本が左飛に倒れて得点ならず。八回2死一、二塁でも中川が一ゴロに打ち取られ反撃は及ばなかった。

◆阪神の連勝が「3」で止まった。来日初先発のイーストン・ルーカス投手(29)が一回、先頭打者への四球から3安打などで3失点。三回は宮崎敏郎内野手(37)に左翼席へ運ばれ、4回?を投げ、106球7安打6奪三振2四球4失点で黒星スタートとなった。打線は6回降板の新助っ人左腕オースティン・コックス投手(29)の前に森下翔太外野手(25)の2号ソロによる1点のみ。七回、2番手投手から1死満塁の好機を作ったが、途中出場の坂本誠志郎捕手(32)、近本光司外野手(31)が凡退した。

◆相川新監督のDeNAが今季5試合目で初勝利を飾った。一回に筒香、佐野の適時打で3点を挙げると、四回には宮崎の1号ソロで加点。投げては来日初登板で6回1失点と好投した先発・コックス以降、4投手の継投で逃げ切った。阪神は3連勝でストップ。

◆DeNAが今季初勝利。開幕からの連敗を4で止めた。筒香嘉智内野手の一回の先制打など三回までに4点を奪った。先発の新外国人・コックスが6回1失点で初勝利をマークした。?DeNAが今季初勝利。筒香が一回に放った先制適時打が勝利打点となった。シーズン初勝利の試合で勝利打点をマークしたのは、2017-19年(3年連続)に次いで7年ぶり通算4度目。DeNA(前身を含む)で通算4度は松原誠と並ぶ最多回数。?新外国人・コックスが来日初登板で先発勝利。チームの外国人投手が来日初登板勝利を挙げたのは、24年4月2日のジャクソン(先発、対阪神、6回1失点)以来2年ぶり8人目。この日はソフトバンク・徐若熙も来日初登板勝利。同日に複数の外国人投手が記録したのは18年4月4日の西武・カスティーヨ、オリックス・アルバース、中日・ガルシア(いずれも先発)以来8年ぶり。

◆阪神で1994年に新人王に輝き、米大リーグのアスレチックス、ジャイアンツ、楽天と渡り歩き、日米通算91勝をマークしたサンケイスポーツ専属評論家の藪恵壹氏(57)が、先発した阪神の新外国人イーストン・ルーカス投手(29)=前ブルージェイズ=、3番手で登板した石黒佑弥投手(24)について言及した。オープン戦で内容が良かったルーカスに期待していただけに、残念な初登板だ。同じ新外国人左腕の先発だったDeNA・コックスが低めへ、いつでもストライクが取れる感じで投げ込んできたのに対し、ルーカスはストライクとボールがはっきりし過ぎ。変化球を投げる際に腕が緩むので、見極められる。投手のコックスですら打席で、ボール気味の球にバットが止まっていたことが象徴的だ。日本の長距離打者は甘い真っすぐを狙ってくる傾向があるのに、不用意な真っすぐ系で、宮崎に被弾。二回の牧にも強烈な左飛を打たれた。ここは捕手も気を使わなければいけない部分だ。最初の対戦でこれだけ対応されたら、次回はさらに...という怖さを感じる。五回2死一、二塁での交代も気になる。巨人戦で押し出し直後にスパッと伊藤将を代えて、そのまま2軍に落としたケースに似ている。その一方で、やられたコックスは2年前に苦しめられたケイ以上の力を感じる。厄介な投手は3週間後も先発してくるだろう。阪神投手陣での収穫は石黒。キャンプからいいアピールを続けてきたが、この試合でもゾーンで勝負できていた。三振はフォークボール、スライダーの組み合わせだったが、時折交えたカーブも効果的だった。ビハインドでの2イニングは十分に任せられる。リードした展開でも面白いのではないか。

◆阪神・佐藤は四回2死一塁でコックスを捉えた。右前打で一、三塁とチャンスを拡大。「(リリースポイントが)高いというか、投げ下ろしてくるっていうのが特徴だった」と振り返った。4打数1安打ながら4試合連続安打と好調をキープ。2日に勝てば2カード連続で勝ち越しとなるだけに「そこだけっすね」と前を向いた。

◆3点リードの九回にマウンドを託されたのは、DeNAで誰よりも試合を締めてきた男だった。阪神ファンの歓声にも負けない雄たけびを上げ、三者凡退に斬った。名球会入りの条件となる通算250セーブまで残り17となる今季1セーブ目を挙げた山崎康晃投手(33)は「相川監督にウイニングボールを届けられてよかった」と胸をなで下ろした。先頭の木浪を二ゴロに仕留めると、続く代打の糸原は150キロの直球で空振り三振に。3人目の坂本も力で押して右飛に抑えた。最速152キロと球威十分。昨年4月3日の阪神戦以来、363日ぶりのセーブで相川新監督に初白星を届けた。昨秋から本格的に投球フォームの解析を始め、三塁側にインステップする左足に改善の余地を見いだした。踏み出す位置を足幅で半分ほど一塁側に変え、つま先が本塁方向に向くフォームを固めてきた。位置の変化は長さにして3、4センチだ。自身の特徴でもあるインステップの修正に踏み切ったのは、過去2年で計5セーブにとどまった低迷から復活するため。当面は勝ちパターンの継投を固定しない方針を示す相川監督は「本当に経験がある投手らしい投球だった」とたたえた。山崎は開幕2日前に投手陣を集め、ミーティングで士気を高めた。定めた今季のテーマは「リスペクト」。「監督が喜んでいる姿を見ることができてよかった。僕個人の記録よりもチームがいかに勝つかにフォーカスしたい」。役割が異なるチームメートへの敬意を忘れず、投手陣のリーダー格として腕を振る。

◆プロの水にも慣れ、勝負をかける3年目。阪神・石黒が、その最初の一歩を力強く踏み出した。2回無安打無失点、4奪三振の快投で、重苦しいムードが漂う京セラドームの空気を変えた。今季初登板で結果を残したが、さらなる内容を求める姿勢からは頼もしさがにじんだ。「内容で言ったら、あんまり良くなかった。結果は三振で抑えているんですけど、(坂本)誠志郎さんの構えたところにもあまりいっていないですし、たまたま抑えたっていう感じ。根拠のある球や、意図のある球を投げられるようにならないといけないと思ったのが、きょうの反省です」待望の出番は4点ビハインドの六回だ。先頭の山本にストレートの四球を与えるも、続く蝦名をカットボールで空振り三振。林を中飛、コックスを投ゴロに仕留めてゼロを刻むと、その裏に森下が2号ソロを放った。圧巻は2イニング目だ。1番・牧を内角低めへのフォークボールで空振り三振に斬ると、続く左打者の度会、筒香を外角カットボールで連続三振。「追い込んでいく中でのカット(ボール)は良かった」と、ハマの上位打線を3者連続空振り三振と圧倒した。挑むのは石井大智が創った道だ。この日の石黒と同じく3年目だった2023年、4月1日のDeNA戦(京セラ)でシーズン初登板した石井は、この年に44試合に投げて防御率1・35とブレーク。虎のブルペンに欠かせない存在となり、勝利の方程式の一角として5年目にはNPB記録となる50試合連続無失点記録の金字塔を打ち立てるなど、球界を代表するセットアッパーに成長した。右の本格派リリーフとして救援陣の一角を狙う石黒は、今春キャンプで主力が集う宜野座組として完走すると、オープン戦では4試合を投げて無失点。初の開幕1軍入りをつかみ、出番を待つ期間も「自分の課題に向き合いながら、しっかり結果を出せるように準備してきたのがよかった」と、登録メンバーの投手で大トリを務め、上々の滑り出しを見せた。「一番はけがをせずに1年間いつでもいける準備をしていることが大事。自分の中ではまだ目標は低いと思うんですけど、まずはゼロで帰ってくることを目標に頑張りたい」勝負の1年が最高の結果とともに幕を開けた。結果を残し続け、石黒の名前を全国に響かせる。(萩原翔)

◆名手の阪神・中野は四回無死で蝦名の一、二塁間を抜けそうなゴロをダイビングキャッチ。ルーカスをもり立てた。「常にピッチャーを助ける守備というのを心がけながら。ああいうところをアウトにするしないでピッチャーへの負担が変わると思う」と涼しい表情。4打数無安打で「(コックスの)球筋を確認することはできた。次をどうするかが大事」と気を引き締めた。

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
400 1.000
(-)
-
(-)
13921
(-)
10
(-)
4
(-)
3
(-)
0.259
(-)
2.500
(-)
2
(-)
広島
310 0.750
(-)
1
(-)
13912
(-)
14
(-)
0
(-)
0
(-)
0.213
(-)
3.250
(-)
3
(1↓)
阪神
320 0.600
(↓0.15)
1.5
(↓0.5)
13820
(+1)
14
(+4)
2
(+1)
4
(-)
0.247
(↓0.001)
2.860
(↓0.29)
3
(1↑)
巨人
320 0.600
(↑0.1)
1.5
(↑0.5)
13820
(+6)
22
(+5)
5
(+1)
1
(-)
0.239
(↑0.011)
4.200
(↓0.2)
5
(-)
DeNA
140 0.200
(↑0.2)
3.5
(↑0.5)
13812
(+4)
18
(+1)
4
(+1)
3
(-)
0.256
(↓0.003)
3.480
(↑0.63)
6
(1↓)
中日
050 0.000
(-)
4.5
(↓0.5)
13813
(+5)
20
(+6)
2
(+1)
3
(-)
0.238
(↑0.006)
3.710
(↓0.59)