| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DeNA | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 10 | 0 | 1 |
阪神 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | X | 4 | 6 | 0 | 0 |
|
勝利投手:才木 浩人(1勝0敗0S) (セーブ:岩崎 優(0勝0敗1S)) 敗戦投手:デュプランティエ(0勝1敗0S) 本塁打 | |||||||||||||
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◆阪神は初回、佐藤の適時二塁打で先制に成功する。2-1となって迎えた6回裏には、高寺と坂本の犠飛で2点を追加し、再びリードを広げた。投げては、先発・才木が6回1失点の好投で今季初勝利。敗れたDeNAは、打線が10安打で1得点とつながりを欠いた。
◆阪神才木浩人投手(27)が自己最速を更新する158キロをたたき出した。ホーム開幕戦のDeNA戦に先発。初回先頭の1番牧へフルカウントからの6球目に、158キロをマークした。ファウルにされたが、最後は155キロ直球で三邪飛。球威で押し切った。2番度会はわずか3球で追い込み、カウント1-2から157キロ直球で空振り三振に仕留めた。3番筒香には四球で出塁を許したが、4番佐野を一ゴロ。走者を置くも、冷静に1回を無失点に抑えた。この回155キロ5球、156キロ3球、157キロ3球、158キロ2球と真っすぐは全て155キロ超え。エンジン全開の立ち上がりを見せた。
◆阪神のホーム開幕戦(京セラドーム大阪)で、歌手の小柳ゆき(44)が君が代独唱を務めた。「とても大切な開幕戦で大役をお任せいただいて大変うれしく、そして光栄に思っております」力強く歌い、会場は拍手に包まれた。「スタジアムの響きがとても気持ちがいいので、イヤモニをしてリハーサルをしてたんですが、やめました。この会場の空気感を感じながら歌うのがふさわしいと感じました」と明かした。リーグ連覇を目指す阪神へ「いっぱい応援させていただきたい」とエールを送った。
◆阪神が「昨日の友」ジョン・デュプランティエ投手(31)に初回から攻撃を仕掛けた。昨季、阪神で大活躍した右腕に対して、先頭の近本光司外野手(31)が中前打で出塁。2死二塁となって佐藤輝明内野手(27)が右中間に先制の二塁打を放った。デュプランティエが誇る156キロの快速球を打ち返した。同投手は昨年、阪神でプレー。一時は主戦級の活躍で2完封を含む6勝3敗、防御率1・39の好成績を挙げた。佐藤は昨年10月、CSファイナル前のシート打撃でデュプランティエから甲子園のバックスクリーン右に打ち込む本塁打を放っていた。
◆阪神木浪聖也内野手(31)がDeNAジョン・デュプランティエ投手(31)に塁上から仕掛けた。今季初スタメンの木浪は2回1死から四球で出塁。昨年、阪神でともにプレーした右腕に対して、次打者のカウント1-2の場面で、ギャンブル気味のタイミングでスタートを切った。デュプランティエは気づいてプレートを外したが、二塁への送球が大きくそれて、中堅に転がった。木浪は一塁にUターンした。通算6盗塁と積極的に走る選手ではない木浪。クセを分かっているかのような阪神サイドの動きだった。
◆阪神は昨年まで所属したDeNAジョン・デュプランティエ投手(31)に移籍初勝利を許さなかった。初回先頭の近本光司外野手(31)が中前打で出塁。2死二塁から佐藤輝明内野手(27)が右中間に先制二塁打。その後、打ちあぐねたが、1-0の5回に3四球と内野安打で2点目を入れた。デュプランティエはこの回限りで降板した。安打は初回の2本だけだったが、才木浩人投手(27)の力投もあり、阪神が意地を見せた格好だ。同投手は昨年1年間だけ阪神でプレー。一時は主戦級の活躍で2完封を含む6勝3敗、防御率1・39の好成績を挙げた。
◆DeNAジョン・デュプランティエ投手(31)は5回2安打2失点でマウンドを降りた。登板前には「正式にベイスターズの一員としてプレーできることにとてもワクワクしています。ファンの皆さんに力強いパフォーマンスを届けたい」と意気込んでいた右腕。古巣・阪神を相手に今季マウンドへ。初回先頭の近本に中前打を許し、2死二塁。4番佐藤に156キロ直球を右中間へと運ばれ、先制の適時二塁打とされた。2回から4回まではテンポよく投げ込み、無安打投球。だが5回に3四球で1死満塁のピンチを招いた。中野の遊ゴロの間に三走が生還。5回2安打2失点で降板となり、移籍後初登板で初白星とはならなかった。
◆DeNA筒香嘉智内野手(34)が右越えの今季1号ソロを放った。2点ビハインドの6回無死、阪神才木の145キロ直球を捉えて右翼席へと運んだ。筒香は「低めの甘くないボールでしたが、うまく捉えることができました。この後が大事なので次に切り替えます」と冷静に語った。
◆阪神が"昨年の友"撃ちでホーム開幕戦を白星で飾り、3連勝を決めた。先制は初回。昨季までチームメートだったDeNAデュプランティエから、先頭の近本光司外野手(31)が中前打を放ち出塁。犠打で2死二塁とし、佐藤輝明内野手(27)が右中間に先制の二塁打を放った。5回は右腕の制球の乱れを見逃さず、木浪、才木、近本が3四球を選んで1死満塁の好機をつくると、中野の二ゴロの間に2点目を追加した。1点を返された6回には、代わった2番手坂本から先頭佐藤が三塁への内野安打を放ち出塁。大山悠輔内野手(31)が左翼への二塁打で無死一、三塁とすると、高寺の左犠飛で3点目。さらに木浪が中前打でつなぎ、再び坂本の左犠飛で4点目を追加した。ホーム開幕戦の先発マウンドを託された才木浩人投手(27)は6回4安打1失点、111球の粘投で今季初勝利。7回からはリリーフ陣が無失点でつなぎ白星を守り抜いた。
◆DeNAは阪神に敗れ、開幕4連敗を喫した。相川亮二監督(49)は「勝つ、それだけなので。まずは1つ全員で取りにいきます」と敵地に乗り込んだが、初白星とはならなかった。デュプランティエが古巣を相手に今季初登板。初回先頭の近本に中前打を許し、2死二塁。4番佐藤に156キロ直球を右中間へと運ばれ、先制の適時二塁打とされた。2回から4回まではテンポよく投げ込み、無安打投球。だが5回に3四球で1死満塁のピンチを招いた。中野の遊ゴロの間に三走が生還。5回2安打2失点で降板となり、移籍後初登板で初白星とはならなかった。6回から代わってマウンドに上がった坂本裕哉投手(28)が2連打を浴び、無死二、三塁から高寺の左犠飛で追加点を献上。なおも1死一、三塁から坂本の左犠飛で、この回2点を失った。打線は6回に筒香嘉智内野手(34)の1号ソロで得点を挙げるも、以降は好機を生かせず。開幕4連敗となった。
◆阪神才木浩人投手(27)が6回4安打1失点の好投を見せ、勝ち投手の権利を持って降板した。初回から飛ばしていった。先頭打者の1番牧へフルカウントからの6球目に、自己最速を更新する158キロを計測。ファウルにされたが、最後は155キロ直球で三邪飛に仕留めた。2番度会はわずか3球で追い込み、カウント1-2から157キロ直球で空振り三振。3番筒香には四球で出塁を許したが、続く4番佐野を一ゴロに打ち取った。この回155キロ5球、156キロ3球、157キロ3球、158キロ2球と真っすぐは全球155キロ超え。エンジン全開の立ち上がりを見せた。2回、3回にはいずれも得点圏に走者を背負うなど、この日3者凡退は1度もなかった。計3四球を与え、5回を終え球数101球に到達。だが、6回も続投。この回の先頭筒香にソロ被弾も、後続を抑えて最少失点でしのいだ。昨シーズンも初登板が同球場でのDeNA戦だった。当時は6回途中4失点を喫し、敗戦投手となった。2年連続でホーム開幕投手を務め、今回は粘りの投球で先発の役目を果たした。
◆阪神が"昨年の友"撃ちでホーム開幕戦を白星で飾り、3連勝を決めた。先制は初回。昨季までチームメートだったDeNAデュプランティエから、先頭の近本が中前打を放ち出塁。犠打で2死二塁とし、佐藤が右中間に先制の二塁打を放った。5回は右腕の制球の乱れを見逃さず、3四球を選んで1死満塁の好機をつくると、中野の二ゴロの間に2点目を追加。デュプランティエは5回2安打2失点で初黒星となった。試合後、デュプランティエの印象について聞かれた藤川球児監督(45)は「このユニホームを着ている間はなかなかコメントを出すの難しいですけど」と言葉を選びながらも「元気そうにやってるなというので。異国の日本で昨年もタイガースで頑張ってプレーしてくれましたし、移籍が活性化していくという時代にも入ってますから。勝負は真剣ですけれど、健康でやってる姿を見るとうれしくは思います」と返答。ライバルとして、一方でともに日本球界で戦う仲間として応援していた。
◆阪神才木浩人投手(27)が進化のほどを見せつけた。初登板で6回1失点。2-0の6回に筒香にソロを浴びたが、同点にはされなかった。元同僚デュプランティエとの投げ合いを制し、幸先よく1勝を挙げた。「最少失点で投げられたけど、毎回走者を出してしまったり、カウントの作り方や変化球の出し入れなどたくさん課題も出たので次回までにしっかり修正したいです」と振り返った。初回、先頭牧への6球目。やや高めの直球が自己最速の158キロを計測した。牧は振りにいったがファウル。続く155キロで三邪飛にねじ伏せた。次打者の度会に2球目にも158キロ。初回の力投を「力みちらかした」とお立ち台で苦笑いしたが「開幕なので、こんなもんじゃないか。あれが自然体の形の投球でした」と納得していた。昨年も京セラドーム大阪でのホーム開幕戦で同じDeNAに打ち込まれ、敗戦投手になった。そこから盛り返して防御率のタイトルを獲得。今季、視線はさらに上にある。「チームが勝って、いいスタートが切れている。個人的にも勝ちがついたし、流れに乗っていければいいんじゃないか」と風格たっぷりに話した。
◆黄金リレーだ! 阪神岩崎優投手(34)が今季初セーブで試合を締めた。4-1の9回に登板。先頭の蝦名を空振り三振に斬ると、続く京田を二飛に打ち取った。2死を奪ってから1番牧、2番度会には連打を許して同一、二塁のピンチを招くも、慌てない。最後は筒香を見逃し三振。3点リードを守り抜き、ホーム開幕戦白星に貢献し「良かったです。打者を打ち取ることだけを考えていました」と胸をなで下ろした。リリーフ3人でつないだ。7回は左腕、桐敷が1回を無失点。1死一、二塁と得点圏に走者を置いたが、後続を左飛、二飛に抑えた。8回はドリスが登板。2死から連打と暴投で二、三塁も、最後は代打の宮崎を空振り三振。1回を2安打無失点、2奪三振と踏ん張った。この日はゴールドに輝くチャンピオンユニホームをナインは着用。ブルペン陣が盤石な"金ピカリレー"を演じ、チームに3連勝を呼び込んだ。阪神桐敷(2番手で登板して1イニングを無失点)「先頭(打者)をちゃんと切れて、その後、ランナーを出しましたけど、粘り強く投げられたのとゼロでいけたので良かったです」
◆DeNAは昨季リーグ覇者の阪神に敗れ、開幕4連敗となった。相川亮二監督(49)の初白星はまたもお預け。指揮官は「切り替えるしかない。明日また試合がありますから、前向きに全員でやっていきます」と次戦を見据えた。デュプランティエが古巣を相手に今季初登板。阪神ファンの拍手とブーイングが入り交じる中、マウンドに向かった。初回先頭の近本に中前打を浴び、2死二塁。4番佐藤に156キロ直球を右中間への適時二塁打とされた。2回から4回までは無安打と立て直したが、5回に制球が乱れた。3四球で1死満塁を背負うと、中野の二ゴロの間に三走が生還。5回2安打2失点で降板し「ランナーを多く背負い過ぎてしまい、自分の思ったように投球できませんでした」と冷静に振り返った。打線は、6回に筒香の1号ソロで一矢報いるも、以降は好機を生かせず。筒香は「感覚はいいが、最後の場面も打てていない」と9回2死一、二塁から空振り三振に倒れた場面を反省。開幕4連敗を「一生懸命、本当に勝とうと全力でやってるのは間違いない。僕たちは変わらずできることを毎日やるだけ」と受け止めた。
◆阪神の4番佐藤輝明内野手(27)が「昨日の友」撃ちでチームを3連勝に導いた。物静かで、心の中は穏やか。人を思いやり、人情味にあふれる。阪神の4番、佐藤には魅力が詰まっている。父博信さんをはじめ、祖父勲さん(故人)、祖母美智恵さんは学生時代からかわいい「息子」「孫」の試合観戦に訪れた。近大時代は毎試合欠かさず親族が球場まで応援に駆けつけた。佐藤はスタンドまで歩み寄り「ありがとう」と優しい笑みを浮かべる。こちらも毎試合欠かすことなく。友人やチームメートはさることながら、親族を大切にする。昨オフまで口上に蓄えていたひげは「ばあちゃんに『そった方がかっこいい』って言われたので」。照れながら明かしたことは記憶に新しい。一流が集うメジャーリーグに憧れを持つ。昨オフ、ポスティングシステムを利用して米挑戦を目指したのは、メジャーリーグが「好き」という一心から生まれた感情。3月行われたWBCでは世界のトップレベルを肌で感じ、自らの現在地を知った。無限の可能性を秘める27歳で猛虎の顔。目の覚めるようなフルスイング、たぐいまれな才能。しかしその内側に目を向けると、佐藤輝明にはもっと魅了される。【只松憲】
◆阪神の4番佐藤輝明内野手(27)が「昨日の友」撃ちでチームを3連勝に導いた。ホーム開幕戦(京セラドーム大阪)。DeNA先発は、昨季阪神でプレーし、6勝(3敗)を挙げたジョン・デュプランティエ投手(31)。初回、先頭近本の鮮やかな中前打と犠打でいきなり2死二塁の好機で打席に入ると「燃えるものがありました」。内角高めの156キロを右中間にはじき返した。「チャンスだったので思い切って打ちにいきました。初回に先制できてよかった」先制二塁打を放ち、塁上で何度も手をたたいた。昨季の仲間との対決に「去年もいいピッチングしていた。チームメートだったので1打席目からいい結果になってよかった」。開幕2カード目で早くも初対戦となった右腕を攻略した。3打席目の6回には内野安打を放ち3試合連続マルチ安打をマークした。25年セ・リーグ王者として、黄金に輝く「チャンピオンユニホーム」を着用して臨んだホーム開幕戦。帽子やユニホームの袖には、2リーグ制後7度の優勝を表す7つの星があしらわれている。お立ち台で「星の数をもう1個増やせるように頑張ります」と力強く宣言した。リーグ連覇へ4番がけん引する。【村松万里子】
◆阪神坂本誠志郎捕手(32)が攻守に貢献した。3試合ぶりに先発マスクをかぶり、立ち上がりから力んでいた才木浩人投手(27)を6回1失点に導いた。「シーズン最初の登板で何とか粘りながら、チームに勝つチャンスをかなり残しながら投球できたのは大事なこと。本人の目指すピッチングがあると思うので、1回投げて落ち着いて、またそういう試合を作れるようやっていきたい」と力投をねぎらった。相手先発は昨年、バッテリーを組んだジョン・デュプランティエ投手(31)だった。昨年6月に完封した際、ともに並んだお立ち台で右腕は「坂本は配球の天才だ」と感謝。普段から意思疎通をしっかりとれる名コンビとして知られた。初対戦となった2回の1打席目は中飛、2打席目は5回無死一塁で犠打を決めた。安打はなかった。特別な意識があったのかと聞かれると「いえ、別に。デュプランティエっていう投手でした」とニヤリ。その真意は知っているそのままの姿、という意味。捕手として見ていた球筋と、打席に立った印象の違いについては「やっぱり打席で見ても球も速い。いろいろなことができる。それだけの能力があると分かっていたつもりですけど。また対戦する可能性もあると思うので、何とかいいアプローチができるようにしたい。個人的には早く1本ヒット打ちたいです」と率直な気持ちを口にした。▽ドリス(8回に3番手で登板し、2安打を浴びるも無失点)「リリーフ陣としては、抑えにつなぐっていうところが大事なので。8回だけじゃなくて、いろんなところで自分の展開が来るなとは思っている。状況関係なくしっかり準備していくだけ」
◆阪神の4番佐藤輝明内野手(27)が「昨日の友」撃ちでチームを3連勝に導いた。阪神佐藤一問一答-第1打席はどんな気持ちで「いやもう、ランナーを返す意識で、はい。いいところに落ちてくれました」-デュプランティエの打席での見え方は「もちろんいい球投げるんでね。いいところに落ちてよかったです」-6回はホームにヘッドスライディング。捕手の立ち位置とかも考えて「そうですね、手から、頭からの方が確率が高いかなと思って」-判断的にも迷いなく「もう、秀太さん(田中内野守備走塁コーチ)に『行くぞ』って言われたんで、思い切ってスタートできました」-同い年の才木のピッチング、どう見ていた「やっぱ粘りながらね、はい。いいピッチングしてたので。良かったです」-3試合連続安打、状態は「ヒットは出てるんで、もっともっと打って、打点を稼いでいきたいです」-久しぶりの阪神ファンの大歓声の中でプレー「いやもう、最高でした!」-ホーム開幕戦で勝利「最高のスタート切れたんじゃないですか」
◆DeNAは昨季リーグ覇者の阪神に敗れ、開幕4連敗となった。デュプランティエが古巣を相手に今季初登板。阪神ファンの拍手とブーイングが入り交じる中、マウンドに向かった。初回先頭の近本に中前打を浴び、2死二塁。4番佐藤に156キロ直球を右中間への適時二塁打とされた。2回から4回までは無安打と立て直したが、5回に制球が乱れた。3四球で1死満塁を背負うと、中野の遊ゴロの間に三走が生還。5回2安打2失点で降板した。打線は、6回に筒香嘉智内野手(34)の1号ソロで一矢報いるも、以降は好機を生かせず。相手を上回る10安打をマークしたが、あと1本が出なかった。
◆30日に支配下契約された阪神・福島圭音外野手(24)がDeNAとのホーム開幕戦が行われる京セラドームに合流した。昨季、ウエスタン・リーグで33盗塁をマークし盗塁王を獲得した俊足が魅力の外野手。今季の2軍公式戦、ファーム・リーグでは打率・440(25打数11安打)とバットでもアピールしていた。
◆ホーム開幕戦に挑む阪神は、才木浩人投手(27)が今季初めてのマウンドに上がる。昨季最優秀防御率を獲得した2本柱の一人として、ホームでの白星スタートを目指す。打線は29日の巨人戦(東京ドーム)で代打で決勝打を放った木浪聖也内野手(31)が「7番・遊撃」で今季初のスタメン起用。DeNA先発の、昨季まで阪神に在籍したジョン・デュプランティエ投手(31)を迎え撃つ。
◆4月1日の2回戦で先発する阪神の新外国人、イーストン・ルーカス投手(29)=前ブルージェイズ=が3月31日、京セラドームで行われた試合前練習に参加。キャッチボールなどで調整した。「早く投げたいというか、投げるのが楽しみです。わくわくしています」と30日に語っていた左腕。今春のオープン戦では2試合で計8イニングを投げて2失点と安定感を示したが、前回登板の25日のファーム・リーグ、オリックス戦(京セラ)では四回途中4失点(自責3)と不安を残した。京セラのマウンドは3月3日のWBC日本代表との強化試合でも経験しており、今回が早くも3度目となる。来日初登板に向け「前回は結果も理想的ではなかったですけども、自分自身塗り変えたいっていうか、あんな風にはならないように。マウンド自体はすごくいい、投げやすいマウンドだったので、いい結果になるように頑張りたい」と意気込んだ。
◆阪神のホーム開幕戦前にセレモニーが実施され、「2025 JERA セントラル・リーグ優勝 チャンピオンリングセレモニー」が行われた。昨季就任1年目となった藤川球児監督(45)のもと、史上最速でのリーグ優勝を成し遂げた阪神。その証として、リングの表面にはチームロゴと「LEAGUE CHAMPIONS」という文字が記され、側面には昨季の優勝を記念したロゴ、反対側の側面にはそれぞれの背番号と名前が記された金色に輝くリングが授与された。まず藤川監督が、粟井一夫球団社長(61)からリングを受け取ると、昨季限りで現役を引退した原口文仁氏(34)がサプライズ登場。大歓声に包まれてスーツ姿で駆け足でグラウンド内に姿を見せると、藤川球児監督(45)からリングを受け取り、固く握手を交わした。続いて全選手が順に名前を呼ばれ、藤川監督から一人ずつリングを受け取った。今季から加入のモレッタ、伏見には、藤川監督がリングの代わりに〝ハグ〟を送った。
◆阪神の先発・才木浩人投手(27)が初回から京セラを沸かせた。自身の今季初マウンド。一回先頭の牧に投じた6球目だった。場内の電光掲示板に「158キロ」と表示。これまでの自己最速を1キロ更新する一球で状態のよさをうかがわせた。才木は牧を155キロで三邪飛に。続く度会の2球目もボールにはなったが158キロを計測した。度会は157キロ直球で空振り三振。筒香には四球を与えたが、4番・佐野を一ゴロに仕留めて、無失点で一回を終えた。
◆阪神・佐藤輝明内野手(27)が「4番・三塁」で出場。一回に先制タイムリーを放った。「打ったのはストレート。チャンスだったので思い切って打ちにいきました。初回に先制できてよかったです」DeNAの先発は昨季阪神に所属したジョン・デュプランティエ投手(31)。一回、先頭の近本が中前打で出塁すると、中野が初球で犠打を決めて1死二塁。森下は三球三振に倒れるも、佐藤がフルカウントから高め156キロをとらえた。打球は右中間を破る適時二塁打。主砲の一打で、元同僚から幸先よく先制に成功した。
◆阪神の高寺望夢外野手(23)がファインプレーで先発の才木浩人投手(27)を助けた。1点リードの三回、DeNAの先頭の9番・デュプランティエが初球をとらえ、ライナーが左翼の前に飛んだ。高寺は打った瞬間前進すると、頭から飛び込みながらこれをダイレクトキャッチ。この日「6番・左翼」で今季初スタメンに起用された若虎が、持ち前の好守を披露。安打を許せば無死から走者を背負って上位打線に回って行くところで、価値あるプレーで才木を助けた。
◆期待の新助っ人右腕に、連敗ストップと相川監督の初勝利が託された。DeNAのジョン・デュプランティエ投手(31)が31日、昨季セ・リーグ王者の古巣、阪神戦に先発した。「ゲームプランに沿って投げ続けることに挑戦したい。古巣と対戦できることは楽しみ」と心を躍らせていたマウンド。昨季は後押しを受けていた虎党の声援が響く中、気心知れた元同僚たちを相手に、真っ向勝負を仕掛けた。一回は2死二塁から4番・佐藤に右翼へ先制の適時二塁打を許したが、二回は修正。150キロを超える直球にカットボール、チェンジアップを交えて無失点。昨季15試合で6勝3敗、防御率1・39をマークしたマウンドさばきを見せた。阪神時代から〝理論派〟として知られていた右腕。ブルペンでは計測機器「ラプソード」で回転数や変化量を細かく確認し、データを収集しているという。自らを高めていく貪欲な姿勢に、藤岡投手戦術・育成コーチは「強みを理解して投球に結びつけようとする意識は高い。若い選手にもいい影響を与えていると思う」と太鼓判を押す。ヤクルトとの開幕3連戦(横浜)は3連敗スタート。就任1年目の相川監督は「僕らはとにかく『挑戦』というところでスタートしている。まずは1つ取ることが何より重要」と前を向いて臨んだ開幕2カード目。今季初勝利へ、クレバーさが光るデュプランティエの投球で虎を狩る。(児嶋基)
◆阪神・中野拓夢内野手(29)が「2番・二塁」で出場。五回に追加点を挙げた。1-0の五回、先頭の木浪が四球で出塁した。坂本が捕犠打で1死二塁とすると、才木、近本も四球を選び1死満塁に。内野前進守備が敷かれる中、中野が遊撃への難しいバウンドの打球を放ち、一走・近本は二塁で封殺となったが、その間に三走・木浪が生還。なおも2死一、三塁で森下が打席に立ったが、右飛に倒れた。中野は今季初打点をマークした。
◆阪神の先発・才木浩人投手(27)がDeNA・筒香嘉智内野手(34)にソロ本塁打を浴びた。五回の攻撃では才木自ら四球を選び、追加点を奪って2-0とリードを広げた。しかし直後の六回。先頭の筒香に2球目の変化球を痛打され、右翼スタンドに運ばれた。マウンドでは悔しそうな表情も浮かべた。続く佐野にも内野安打を許したが、山本を三併殺にとって立ち直る。2死からヒュンメルは見逃し三振に仕留め、最少失点にとどめた。
◆反撃ののろしを上げた。DeNA・筒香嘉智内野手(34)が0-2の六回先頭で、今季第1号となる右越えソロを放った。打線は相手先発・才木に苦しめられ、五回まで散発2安打に抑えられていたが、主将のバットが火を吹いた。2球目の内角低め145キロ直球を一閃。ライナー性の打球はスタンドまで届いた。筒香は「低めの甘くない球だったが、上手く捉えることができた。この後が大事なので、次に切り替える」と引き締めた。
◆阪神・高寺望夢内野手(23)が「6番・左翼」で今季初スタメン。六回に追加点を挙げた。「4番・三塁」の佐藤輝明内野手(27)がヘッドスライディングで生還した。2-1の六回、先頭の佐藤が三塁への内野安打で出塁すると、大山も左翼線への二塁打でチャンスを広げる。無死二、三塁で打席に立った高寺が左翼へのフライを放つと、三走・佐藤が激走。本塁へのヘッドスライディングで貴重な追加点をもぎ取った。さらに木浪が中前打で1死一、三塁を作ると、坂本誠志郎捕手(32)が左犠飛を放ち、4点目を奪った。高寺は今季初スタメンで初打点。坂本は早くも今季4打点目をマークした。
◆阪神の中野拓夢内野手(29)が通算100盗塁を達成した。1-0の五回、1死満塁で打席に立ち、二ゴロで今季初打点を挙げる。一塁走者が二塁でフォースアウトになって自身は塁に出ると、2死一、三塁となって森下への3球目で二盗を成功。今季2個目の盗塁が、通算100個目の盗塁となった。三菱自動車岡崎から2021年ドラフト6位でプロ入りし、1年目から30盗塁で盗塁王を獲得。そこから23、20、6、19と積み重ね、プロ6年目、703試合目で節目の記録を達成した。
◆今季初先発に臨んだ阪神・才木浩人投手(27)は6回1失点でマウンドを降りた。一回、先頭の牧に投じた6球目で自己最速を1キロ更新する「158キロ」をマーク。続く度会の2球目にも158キロを計測するなど状態のよさをうかがわせた。二回から五回まですべての回で出塁を許したが直球とフォークを軸に後続を料理。球数がかさみながら無失点を継続した。六回先頭の筒香に右翼席への1号ソロを浴びるも、最少失点に封じ、6回111球を投げて4安打1失点で今季初登板を終えた。降板後「初登板で力みもありましたが、最小失点で6回を投げることができたと思います。ピッチングには満足できていませんし、毎回ランナーを出してしまったり、カウントの作り方や変化球の出し入れなどたくさん課題も出たので次回登板に向けてしっかり修正していきたいと思います」とコメントした。
◆阪神のラファエル・ドリス投手(38)が八回に登板。2本の安打を許しながらも、無失点でつないだ。4-1の八回にマウンドに上がったドリスは、簡単に2死を奪うも山本、ヒュンメルに連打を浴びてピンチを背負う。さらに自身のワイルドピッチで2死二、三塁とされ、代打・宮崎を迎えたが、最後は変化球で空振り三振に打ち取った。ドリスは29日の巨人戦(東京ドーム)から2戦連続となるホールドをマーク。アキレス腱断裂の石井が不在の穴を埋める好投を見せた。
◆阪神はホーム開幕戦でDeNAを破り、3連勝とした。相手先発は昨季まで阪神に所属したジョン・デュプランティエ投手(31)。初回に「4番・三塁」の佐藤輝明内野手(27)の適時二塁打で幸先よく先制に成功した。デュプランティエは5回2失点で降板。六回には高寺望夢内野手(23)、坂本誠志郎捕手(32)の犠飛で2点を追加した。また、五回に二盗を決めた中野拓夢内野手(29)は通算100盗塁を達成した。先発した才木浩人投手(27)は6回111球を投げて4安打1失点。六回に筒香からソロ本塁打を被弾するも、一回に自己最速を更新する158キロを二度計測するなど好投し、試合をまとめた。その後は桐敷、ドリス、岩崎が無失点リレーでつないだ。
◆阪神が3連勝。一回に佐藤の二塁打で先制し、2―1の六回は高寺、坂本の犠飛で2点を加えた。才木が威力のある直球を軸に6回を4安打1失点にまとめて白星を挙げ、岩崎が初セーブ。11残塁のDeNAは3年ぶりの開幕4連敗。
◆阪神がホーム開幕戦で快勝し、3連勝を飾った。一回、元チームメートのジョン・デュプランティエ投手(31)を攻め、2死二塁から佐藤輝明内野手(27)の二塁打で先制。五回は3四球と内野ゴロで加点。六回は2番手投手から高寺望夢内野手(23)、坂本誠志郎捕手(32)の犠飛で2点を加えた。才木浩人投手(27)は6回を投げ、筒香嘉智外野手(34)に浴びたソロによる1失点。七回から桐敷拓馬(26)、ラファエル・ドリス(38)の両投手がゼロを並べ、最後は岩崎優投手(34)が締めた。
◆阪神は選手個々が成長して、ワンランク上の打線になっている。分かりやすく言えば、役割分担ができている。象徴的だったのは六回の犠飛で2点追加したシーン。「ここは犠飛を打て」という人がいるが、外野への飛球はそんな簡単なものではない。バットのヘッドを遅らせる。俗にいう「おっつける打撃」。絶対に引っかけない。引っかけると左打者は二ゴロ、右打者は遊ゴロになる。高寺も坂本も、それをしっかり頭に入れて、基本通りの打撃で外野へ飛球を打ち上げた。下位の打者も、状況に応じた役割を把握している強さがある。一回に近本が出て、中野が決めた初球バントにも同じことが言える。攻撃にリズムができる役割を果たした。森下が無安打に終わっても、佐藤輝が適時打を放つ。「誰かが打つ」も役割分担の一つ。どれだけ調子のいい投手相手でも、全体で襲いかかれば攻略は容易になる。佐藤輝はオープン戦終盤のような浮き上がる形は見られないようになり、どっしり構え始めた。あとは長打。本塁打が出れば、本調子と言っていいだろう。(サンケイスポーツ専属評論家)
◆白星が遠い。DeNAは2023年以来3年ぶりに開幕4連敗。1-4で迎えた七、八、九回は得点圏に走者を出しながらも一本が出ず、相川亮二監督(49)は「何とか先発投手から複数点を取れるような攻撃を目指さないといけない。切り替えるしかない。前向きに全力を尽くす」と気持ちを切り替えた。好材料はある。先発デュプランティエは古巣の阪神相手に5回2失点と粘り、「先発投手として試合は作ってくれた」と評価。打線では上半身のコンディション不良で開幕から2試合はベンチ外だった筒香が先発し、0-2の六回に右越えへ1号ソロを放った。「このままいい状態をキープしてほしい」と指揮官。いまは踏ん張りどころだ。(児嶋基)
◆今季第1号を放った。DeNA・筒香嘉智内野手(34)が0-2の六回、阪神・才木の内角低め直球をうまく捉えて、右翼席に飛び込む1号ソロ。「低めの甘くない球だったが、うまく捉えることができた」と振り返った。上半身のコンディション不良の影響で、29日のヤクルト戦(横浜)で今季初出場。2試合で8打数4安打2打点、1本塁打と打撃は好調。相川監督は、「いい打撃を続けている。このまま状態はキープしてほしい」と期待を寄せた。チームは2023年以来3年ぶりとなる開幕4連敗を喫し、苦しい状況が続く。打線は1-4の七、八、九回は得点圏に走者を置きながらも、あと一本が出なかった。筒香は九回2死一、二塁と、一打同点の場面で打席が回ったが見逃し三振に倒れ、「チームに勝ちがついてない状況で、(本塁打以外の)他の打席をしっかり反省しなくてはいけない」と悔やんだ。トンネルを脱するため、チーム一丸となって戦う。「一生懸命、勝ちにいっていることは変わりない。明日はまた、いい準備をして迎えるだけ」と筒香。今季初白星、そして相川監督初勝利へ。踏ん張って、全力を尽くす。
◆「6番・左翼」で今季初スタメンを飾った阪神・高寺望夢内野手(23)が貴重な追加点を挙げた。2―1の六回無死二、三塁で左翼への犠飛を放ち今季初打点をマークした。「最低限だったんですけど、テルさん(三走の佐藤)が走ってくれたので感謝してます」三回の守備ではデュプランティエが放った左翼前方への打球に飛び込んで好捕。中川との激しい左翼手争いを繰り広げている23歳は「投手を助けられるように、守りからしっかりやっていきたい」と意気込んだ。
◆今季初スタメンで「7番・遊撃」に入った阪神・木浪聖也内野手(31)が起用に応えた。1、2打席目は四球を選ぶと、3―1の六回1死二塁では中前打を放ち、坂本の犠飛をアシストした。「前に飛ばせばとかではなくて、迷わないで打つことを心掛けていた」。3月29日の巨人戦(東京ドーム)でも代打で決勝打を放っており、限られた出場機会で着実に結果を残している。「出るところでしっかりやるだけ。また続けていけたら」と力を込めた。
◆阪神・桐敷拓馬投手(26)がピンチを招きながらもスコアボードにゼロを刻んだ。2番手で七回に登板し、1死一、二塁とされたが牧を左飛、度会を二飛に仕留めた。「先頭を切れたことと、粘り強く投げられたことがよかった」これで2試合連続の無失点。無失点リレーのリリーフ陣に「いい雰囲気でできている。(情報を)共有したり、みんなで助け合ってできている」と手応えをにじませた。
◆涼しげな表情で節目にたどり着いた。阪神・中野拓夢内野手(29)が通算100盗塁を達成だ。「気づいていなかったというか。あとから言われて『そういえばそうだったんだな』って。150、200と数を増やせられるようにやるだけかなと思います」1―0の五回1死満塁で打席に立ち、前進守備が敷かれる中、二ゴロを転がして1点を追加。一塁に残った背番号7は続く森下の打席の3球目でスタートを切り、悠々セーフとなった。ルーキーイヤーの21年に30盗塁で盗塁王を獲得。そこから「23、20、6、19」と着実に積み重ねてきた。通算703試合目の出場で、プロ野球史上254人目の100盗塁をマークした。「自分と近本さんで相手に(走塁で)プレッシャーをかける役割は今年も変わらない。相手バッテリーに、プレッシャーを与えられるような走塁を継続していければ」中野にとってこれはまだ通過点に過ぎない。衰えを知らない不動の2番打者は、この先もダイヤモンドを駆け抜ける。(秋葉元)
◆黄金に輝いテル! 阪神はDeNAを4-1で破り、ホーム開幕戦を白星で飾った。「4番・三塁」で先発出場した佐藤輝明内野手(27)が、一回に放った決勝の適時二塁打を含む3試合連続マルチ安打と躍動。六回の犠飛で生還した場面ではヘッドスライディングをみせ、昨季のリーグ覇者としてまとったゴールデンユニホームを土色に染める気迫も。王者らしい戦いで3連勝や!!チャンピオンユニホームを身にまとい、佐藤がグラウンドで躍った。左肩に宿した7つの星は王者の証し。貫禄の勝利に京セラが揺れた。頭から飛び込んでその胸を汚しても、黄金の輝きは色あせることはなかった。「最高のスタートが切れたんじゃないですか」待ちに待ったホーム開幕戦。一回から主役を奪った。2死二塁の好機で迎えた第1打席。昨季、阪神に在籍したデュプランティエと相対した。「燃えるものはありました」。156キロ直球にバットを振り抜く。詰まりながらも右中間で弾んだ先制の適時二塁打に「いいところに落ちてくれた」と笑った。六回は代わったばかりの左腕、坂本の初球を捉え三塁強襲の内野安打。さらに、三進し高寺の左犠飛では、ヘッドスライディングでホームへ。バットだけでなく、姿勢でも主砲の威厳をのぞかせた。「手から、頭からの方が(セーフの)確率が高いと思って。思い切ってスタートできた」泥だらけになった特別ユニホームが誇らしい。2年ぶりのセ・リーグ制覇を果たした昨季を記念して、虎ナインは「伝統×王者(強さ)」をコンセプトに虎の意匠や刺繍(ししゅう)などがゴールド基調で統一された戦闘服を身にまとった。左袖とキャップには阪神のセ・リーグ優勝の回数と同じ7つの星があった。藤川監督はチャンピオンユニホームに「(着心地は)ムズムズしますね。選手たちは受ける側ではなくやっぱり攻めていくことが重要だと思いますから」と苦笑い。ただ、ナインは佐藤の先制打に内野ゴロと2つの犠飛で得点を重ね、隙なく攻め続けた。投手陣も最少失点で踏ん張った。まさしく王者の勝ち方に「(選手が)グラウンドで非常に躍ってくれた」とうなずいた。
◆昨年のリベンジを果たした。ホーム開幕戦で今季初登板に臨んだ阪神・才木浩人投手(27)が、111球を投げ6回4安打1失点の粘投。自己最速の158キロを計測する気迫の投球で、白星とともに踏み出した。「ちょっと力み散らかしましたけど。勝ててよかった」お立ち台ではおなじみとなった才木らしいフレーズを繰り出し、虎党を笑顔にした。一回先頭の牧に投じた6球目(ファウル)は158キロ。スタンドもどよめいた。「きょうは真っすぐの出力はよかった」。2-0の六回に筒香に右越えのソロを浴びたが、落ち着いて後続を打ち取った。藤川監督が「非常に出力が高い状態での立ち上がりでしたから。なかなか本人の中で制御ができないんでしょうから。でも最後はうまく着地できたので良かったんじゃないでしょうか」と振り返るほどの力投。球数を要し六回までで降板となったが、信頼できるリリーフ陣がリードを守ってくれた。昨年4月1日の借りも返した。開幕2カード目の初戦。場所は京セラ。相手はDeNA。すべて同じだった。才木は六回途中に集中打を浴びて4失点で降板。悔しさをにじませた。「今年は、いいスタートが切れた。個人的にも勝ちはついたし」と笑みを浮かべた。もう一つ、燃える材料もあった。相手先発は昨年の同僚で、不調の時にアドバイスをもらったこともあったデュプランティエ。「もう、いい投手だというのはわかっている。しっかり投げ負けないように(頑張る)というのはありましたね」。デュプランティエは5回2失点で降板。初対決は才木に軍配だ。「内容的にはちょっと見直す部分もある。きょうは(コースを)狙い過ぎてボールになったのもあった。次はもっと大胆にいけたら」勝つのは当たり前。目標は完投、完封勝利-。たくましく、志高く、2026年も週の頭に力投する。(三木建次)
◆試合の最後を締めた守護神が、雄たけびを上げた。虎が誇る鉄壁のリリーフ陣が、がっちりと無失点リレーで3連勝。不動のクローザーを務める阪神・岩崎優投手(34)が、今季初セーブをマークした。「よかったです。(最後の場面は)覚えてないです。しっかりバッター打ち取ることだけ考えていました」先発の才木が6回1失点で試合を作ると、終盤は救援勝負。4点の援護があれば、虎の投手陣には十分だった。今季初のセーブシチュエーションの九回に、背番号13がマウンドへ。簡単に2死を取りながら牧、度会に連打を浴びて2死一、二塁とピンチを背負い、迎えるは六回に本塁打を放っていた筒香。一発出れば同点の窮地でも、守護神は落ち着いていた。2球ですんなりと追い込むと、2―2となった7球目に外角直球を選択。全く反応させずに見逃し三振を奪うと、いつもクールな岩崎が思わず大きく声を出した。岩崎が「自分も含めて彼に救われている、頼もしい」と信頼を寄せるドリスから受け継いだバトンだった。ドリスは今季初めて八回に起用されると、2死二、三塁のピンチを迎えながらも代打・宮崎から三振を奪って無失点に抑えた。岩崎よりも4学年上のチーム最年長は「リリーフ陣としては、抑えにつなぐというところが大事。彼(岩崎)が必ず仕事をしてくれるので、しっかりそこにつなぐことを意識してやっている」とクローザーに最大限の信頼を寄せている。虎のブルペンを支える2人が〝ドリザキリレー〟で試合を締めた。昨季両リーグ最速での優勝をつかんだ立役者こそ、両リーグダントツの防御率1・96をマークした救援陣だ。その柱の一人として同0・17を記録した石井がアキレス腱(けん)断裂で欠く中でも、強力救援陣にはそれをカバーする力がある。今季のブルペン陣の空気を問われた岩崎は「まだわからないです」と苦笑い。今年も最強ブルペンは、またここから成長していく。「またあした、勝てるようにみんなで頑張ります」マウンドでほえた守護神は、試合後には淡々と次戦を見据えた。昨季は藤川監督が「チームの心臓」と語った救援陣だ。今年も虎に白星を運び、連覇の立役者となる。(中屋友那)
◆阪神・坂本誠志郎捕手(32)がまたも勝負どころで仕事を果たした。3―1の六回1死一、三塁で今季4打点目となる左犠飛を放った。「全部適時打っていうわけでもない。いい形で犠飛だったり、そんな点の取り方が大事になる」今季初登板の才木に関しては「球速は出ていたけどそれを制御しきれてないところがあった。球数も増えてしまった」と課題を挙げながら「シーズン最初の登板をなんとか粘りながらピッチングできたことは大事」と評した。
◆阪神職業相談所に190センチを超える外国人の大男がやってきた。「え~、次の方、デュプランティエさん、ご相談は?」「テンショク、シタイデ~ス!」「転職?どちらに?」「マエノタイガース、モドリタ~イ!」「いや、でもあなた賃金が横浜の方がいいという理由で転職したんでしょう?」「デモ、5カイ2アンダ、2テンニオサエテモ、ハンシンツヨイ! カテナイ...。カッテ、ニホンニ、ズ~ットイタイヨ~(涙)」ムフフフ...、ディプランティエちゃ~ん、そんな君に日本のことわざを贈るのだ。『覆水盆に返らず』(俺は昨年の日本シリーズの黒星を、今季タテジマで返してくれると信じていたから、移籍に俺はイヤな人になります!!)わが阪神、早くもVに向かって一人旅の気配なのだ。初回、4番・佐藤の先制タイムリー。先発才木が6回1失点の好投をすれば、その裏、渋い渋い犠牲フライ2本で試合を決める、野球巧者の横綱相撲!! 昨年のリーグVは9月7日と早かったけど、今年はさらに早い8月中、いや、7月後半もあるでェ!! 夏休みの後半の楽しみ、探さなきゃね~!!(笑)
<セ・リーグ順位表推移>
| 順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 (-) |
ヤクルト |
4 | 0 | 0 | 1.000 (-) | - (-) |
139 | 21 (+8) | 10 (+3) | 4 (+2) | 3 (+2) |
0.259 (↑0.023) | 2.500 (↓0.17) |
| 2 (1↑) |
阪神 |
3 | 1 | 0 | 0.750 (↑0.083) | 1 (-) |
139 | 19 (+4) | 10 (+1) | 1 (-) | 4 (+1) |
0.248 (↓0.005) | 2.570 (↑0.55) |
| 2 (1↓) |
広島 |
3 | 1 | 0 | 0.750 (↓0.25) | 1 (↓1) |
139 | 12 (+3) | 14 (+8) | 0 (-) | 0 (-) |
0.213 (↓0.008) | 3.250 (↓1.32) |
| 4 (-) |
巨人 |
2 | 2 | 0 | 0.500 (↑0.167) | 2 (-) |
139 | 14 (+5) | 17 (+2) | 4 (-) | 1 (+1) |
0.228 (↑0.002) | 4.000 (↑0.67) |
| 5 (-) |
DeNA |
0 | 4 | 0 | 0.000 (-) | 4 (↓1) |
139 | 8 (+1) | 17 (+4) | 3 (+1) | 3 (+1) |
0.259 (↑0.007) | 4.110 (↓0.11) |
| 5 (-) |
中日 |
0 | 4 | 0 | 0.000 (-) | 4 (↓1) |
139 | 8 (+2) | 14 (+5) | 1 (+1) | 3 (-) |
0.232 (↓0.006) | 3.120 (↓0.67) |



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