| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
巨人 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 | 5 | 7 | 0 | 0 |
中日 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 7 | 0 | 1 |
|
勝利投手:田中 瑛斗(1勝0敗1S) (セーブ:大勢(0勝0敗1S)) 敗戦投手:藤嶋 健人(0勝1敗0S) 本塁打 | |||||||||||||
![]() |
中日戦チケット予約
|
巨人戦チケット予約
|
◆巨人が逆転勝利。巨人は2点を追う6回表、松本の適時打などで2点を挙げ、同点とする。そのまま迎えた9回には、代打・丸が走者一掃の適時二塁打を放ち、勝ち越しに成功した。投げては、4番手・田中瑛が今季初勝利。敗れた中日は、4番手・藤嶋が踏ん張りきれなかった。
◆新助っ人ミゲル・サノー内野手(32=元エンゼルス)が先制アーチを放ち、NPB初安打が初本塁打となった。「打ったのはスライダーかな。日本に来て1本出てホッとしたよ。次の打席も打てるように頑張るよ」と球団を通じてコメントした。開幕戦から「6番一塁」で出場を続けながら、ここまで12打席連続無安打だった助っ人に、待望の1発が飛び出した。0-0の2回1死走者なし。巨人の新外国人右腕ウィットリーと対戦し、内外角を突く変化球を見極めながらフルカウントへ。8球目の内角球を完璧に捉えると、ライナー性の打球は左翼スタンド中段へ一直線に飛び込んだ。NPBプラスによると、飛距離120メートル、打球速度183キロの弾丸ライナーだった。胸をたたく「ゴリラパフォーマンス」も披露し、待望の1発にベンチも大盛り上がり。先発金丸への貴重な援護点となった。30日は休日返上で練習に打ち込んでいたサノー。「3試合で思うような結果が出なかった。練習しかない」と語っていた真面目な助っ人は、早速その成果を示した。
◆車いすテニスで4大大会とパラリンピックを全制覇する「生涯ゴールデンスラム」を達成した愛知県出身のプロ車いすテニスプレーヤー小田凱人(19)が、本拠地開幕戦での始球式に登場した。サウスポーで力強く速球をストライク送球。場内は大きな拍手に包まれ、小田も満面の笑みを見せた。始球式後は「ちょっと引っかけた感じがあったんですけど、テニスと全く雰囲気が違い、それが楽しかった」と笑顔で振り返った。
◆巨人松本剛外野手(32)が移籍後初適時打を放った。2番中堅で開幕から4試合連続スタメン出場を果たすと、0-2の6回2死一、三塁から中日金丸の150キロ直球を右前に運び、1点を返した。「チャンスだったのでランナーをかえすことができてよかったです。あたりは良くなかったですが、いいところに飛んでくれてました。勝てるように頑張ります」とコメントした。オフに日本ハムからFA移籍で加入した。幼少期から大ファンだった巨人のユニホームを着て、初の打点となった。
◆中日金丸夢斗投手(23)が6回に押し出し四球で同点に追いつかれ、今季初勝利とはならなかった。本拠地開幕戦の先発マウンド。最速152キロの直球にスライダー、スプリット、チェンジアップ、カーブを織り交ぜ、5回まで2安打無失点と好投。打線も2回に新助っ人サノーの先制本塁打、5回に田中の適時打で2点を先取した。しかし6回、2死一塁からキャベッジに右前打を許すと、続く松本に右前適時打を浴びて1点差。次打者泉口に四球で、2死満塁のピンチを招いた。4番ダルベックにフルカウントから7球目の直球が高めに浮き、押し出し四球で同点とされた。それでも後続の岸田を150キロの直球で中飛に打ち取り、勝ち越しは許さなかった。7回からは橋本が登板した。
◆巨人フォレスト・ウィットリー投手(28)が、5回2失点で来日初マウンドを終えた。初回から150キロ超えの直球を連発。4番細川からカットボールで空振り三振を奪う上々の立ち上がりを見せた。しかし、2回1死中日6番サノーに甘く入ったカットボールを仕留められ、1号ソロを浴びた。0-1の5回は下位打線の木下、村松に連打を浴び、1死二、三塁のピンチを背負うと、田中に左前適時打を許しリードを広げられた。その後のピンチは切り抜け、5回66球6安打4奪三振2失点で降板。来日初勝利とはならなかったが、与えた四球はなく、失点を最小限にとどめた。「先制点を与えてしまったことは反省点だけど、自分の仕事はできたと思う。大事な場面でもしっかり抑えることができた。次の登板も自分の仕事ができるように頑張ります」と前向きだった。
◆中日は逆転負けを喫し、18年以来8年ぶりの開幕4連敗となった。投打がかみ合わなかった。本拠地開幕戦のマウンドを託されたのは、2年目左腕の先発金丸夢斗投手(23)。最速152キロの直球に精度の高い変化球を交え、巨人打線を5回までわずか2安打無失点に封じた。打線は2回、新助っ人ミゲル・サノー内野手(32=元エンゼルス)の来日初安打となる先制本塁打が飛び出し、5回には田中の適時打でリードを2点に広げた。しかし6回、金丸が2死一塁からキャベッジに右前打を許すと、続く松本に右前適時打を浴びて1点差。さらに泉口に四球を与え、2死満塁のピンチを招いた。4番ダルベックに対し、フルカウントからの7球目の直球が高めに浮き、押し出し四球で同点とされた。それでも後続の岸田を打ち取り、勝ち越しは許さなかった。金丸降板後は、7回を橋本、8回をメヒアが無失点でつないだ。だが9回、藤嶋が先頭に四球を与えるなどして2死満塁のピンチを招くと、代打丸に右翼カリステの頭上を越える右越え適時二塁打を浴び、勝ち越しを許した。
◆巨人が丸佳浩外野手(36)の決勝打で連敗を2で止め、星を五分に戻した。2-2の9回表、2死満塁で代打で登場すると、中日藤島の142キロ外角高めの直球を右翼へライナーを飛ばし、カリステの頭を越えた。一気に3人が本塁に生還し、丸は三塁でアウトとなったが、ベンチ前で皆から祝福された。来日初マウンドなった先発フォレスト・ウィットリー投手(28)は、5回2失点。「先制点を与えてしまったことは反省点だけど、自分の仕事はできたと思う。大事な場面でもしっかり抑えることができた」と及第点の投球を見せた。反撃は6回。松本剛外野手(32)が2死一、三塁から中日金丸の150キロ直球を右翼前に運び、移籍後初の適時打。「チャンスだったのでランナーをかえすことができてよかった。あたりは良くなかったですが、いいところに飛んでくれてました」と1点を返すと、4番ボビー・ダルベック内野手(30)が押し出しの四球を選んで同点とした。
◆巨人が丸佳浩外野手(36)の決勝打で連敗を2で止め、星を五分に戻した。2-2の9回表、2死満塁で代打で登場すると、中日藤島の142キロ外角高めの直球を右翼へライナーではじき返し、カリステの頭を越えた。「打つだけのシチュエーション。迷いはなかった」。一気に3人が本塁に生還し、自身は三塁でアウトも、ベンチ前で皆からもみくちゃにされた。プロ19年目。開幕カードも代打出場で快音はなかった。「難しさもありますが、単純さもある。逆に開き直っていくしかない」と打席に向かう。今季初安打が勝利を呼び込み「何よりの精神安定剤」とほほえんだ。これで通算2000安打まで残り70本。阿部監督も「最高の仕事をしてくれた。安心感がある」とたたえた。来日初マウンドなった先発ウィットリーは、5回2失点。勝ち負けはつかなかったが、「先制点を与えてしまったことは反省点だけど、自分の仕事はできたと思う。大事な場面でもしっかり抑えることができた」と及第点の投球を見せた。
◆巨人が丸佳浩外野手(36)の決勝打で連敗を2で止め、星を5分に戻した。2-2の9回表、2死満塁から代打で登場。中日藤島の142キロ外角高めの直球を右翼への3点適時二塁打とした。打線では松本剛外野手(32)が移籍後初適時打を放って反撃。0-2の6回2死一、三塁から中日金丸の150キロ直球を右翼前に運んだ。来日初マウンドなった先発フォレスト・ウィットリー投手(28)は、5回2失点。9回にはこの日1軍昇格した大勢投手(26)が今季初登板。3者凡退に抑えた。試合後の阿部慎之助監督(47)の一問一答は以下。-丸が試合を決めました。本当に最高の仕事をしてくれました。-あそこまでつないだのも大きかったそれもちろん、つなぐ気持ちでいって、ああいういい形になったと思います。-ベンチにいてくれると心強いですかそうですね。ベンチも安心感もそういうのもありますんで。-最後は大勢がきっちり締めました初登板にしては点差もありましたし。けど、これからまた厳しいところで投げてもらわないといけないので、とにかく今日投げられたっていうのがすごく良かったんじゃないかなと。1歩進んだかなと思います。-ウィットリーは試合作れたうん、課題は出たと思いますんで次にしっかり修正してまたバッテリーでは話し合っていろいろなことをやっていって欲しいかなと思います。-松本剛にも適時打そうですね、とにかく今結果出てる人も出てない人も1つずつ積み重ねだと思うのでやってほしいですね。
◆巨人が丸佳浩外野手(36)の決勝打で連敗を2で止め、星を五分に戻した。ベンチの丸は、よく若手と会話をしている。一緒に試合を見つめ、意見を交わしている。「試合出ない時ってね、会話が一番しやすい。展開とかを見ながら話をしやすいので」と培ってきた野球観を共有。「あまり若い選手は僕に対してリスペクトないんで」と真顔で言うが、幾度も若手へ金言を授ける場面を見た。オフのジャイアンツ球場。毎年、チームの練習拠点で自主トレを行っている。そこで顔を合わせる後輩たち。必ずと言っていいほど声をかける。「(スイングが)外、回ってるな」という観察眼の言葉もあれば、「日の丸の選手は違うなあ」などのジョークまじりの声掛けもある。「僕が(プロに)入った時は、どっちかというと『蹴落としてでも』みたいな。同じポジションと仲良くするなみたいな感じの雰囲気だったので。僕はあまりそういうのは好きじゃなかった」。若き頃を振り返る。気になった点があれば、または助言を求められれば、余すことなく伝える。同じ守備位置の選手でも。スタメン争いのライバル中山もその1人。「本当にずっとしゃべってらっしゃいますし、盛り上げてくれています。ベテランの方にいじられるっていうのは若手は嫌な気持ちにはならないです」と感謝する。プロ19年目。チームの盛り上げ役だった長野氏が昨季で引退し、丸は「周りが見えてる選手が1人でも多い方がチームとして良い方向に行く」と役割を背負う。目指すのは1度も味わったことがない日本一。バットでも言葉でも、貢献していく。【阿部健吾】
◆中日は逆転負けを喫し、18年以来8年ぶりの開幕4連敗となった。9回に勝ち越され、マツダスタジアムで3連敗から本拠地に戻った開幕戦でも白星はつかめなかった。打線はサノーに来日1号が飛び出すなど、5回までに2点をリード。先発の金丸夢斗投手(23)は5回まで2安打無失点と好投したが、6回2死一、三塁から松本にこの日初めての適時打を許して1点を失い、なおも2死満塁からダルベックへフルカウントから7球目直球が高めに浮き、押し出し四球で同点に追いつかれた。7、8回は橋本、メヒアが無失点でつないだが、2-2の9回は藤嶋が3四球で2死満塁のピンチを招くと、代打丸に右翼カリステのグラブ上を越える走者一掃の右越え適時二塁打を浴び、勝ち越しを許した。守護神不在の中、井上監督は「残っている投手の中で一番動じない(選手という)チョイス」と藤嶋を起用。守備固めを送らなかった中で右翼へ打球が飛ぶ形となった。「今日こそはといつも挑んでいるが、けちょんけちょんという試合でないところが悩ましい。明日からも上を向いていきます」と言葉をふり絞った。▽中日サノー(2回に巨人ウィットリーから来日初安打となる先制本塁打)「毎日早く来て練習した成果。自分は毎日試合を楽しみながら全力で戦う姿勢。明日もそういう感じで頑張っていくよ」
◆巨人大勢投手(26)が今季初登板で昨年7月以来のセーブをあげた。WBCの影響で開幕メンバーから外れていたが、1カード遅れて1軍に合流。勝ち越し直後の9回に登板し「野手の皆さんが最高の舞台を用意してくれた」と3人で封じた。守護神マルティネスが不在のなか「せっかく9回を投げられる。いない間に、クローザーを経験したかった」。一昨年まで慣れ親しんだ最終回のマウンドから、今季が開幕した。
◆中日井上一樹監督(54)が試合後、石伊雄太捕手(25)が帯状疱疹(ほうしん)を発症したことを明かした。この日は練習にも姿を見せず、ベンチ外。開幕カード3連戦でフルマスクをかぶった25歳について「帯状疱疹ができてしまって、試合に出られる状態ではないということで。抹消はしてないけども、外しました」と、無理をさせず休養させた理由を説明した。残りの巨人2連戦での出場については「明日、あさってというところでどれくらい回復が見込めるかは分からないので、毎日様子を見ながらという形になると思います」と話し、状態を見極めながら判断していく考えを示した。
◆巨人大勢投手(26)が、今季初登板で1回無失点と安定感を見せた。WBCの影響で調整が遅れていたが、この日から1軍に昇格。3点リードの9回に登板し石川、サノー、木下を3者凡退に抑えた。「緊張感は多少あった。結果的に3人で抑えられたので良かった」と自身の開幕を振り返った。侍ジャパンでチームメートだった相手先発金丸が6回2失点の力投。「いいピッチングをしてるのを見ていたので、帰ってきてから初先発だと思いますし、今は敵ですけど、数カ月前も数日前まで一緒にやってたメンバーがああいう姿を見せてくれたので、僕も気合は入ったかなと思います」。同郷・兵庫の後輩でもある左腕に刺激を受けた。2-2の9回表、丸の適時二塁打で3点を勝ち越し、舞い込んできたセーブシチュエーション。同点の場面でも登板する予定だったが「同点でいくより、せっかく9回投げられるので。ライデルがいない間に、クローザーを経験したいと思っていた。丸さん、ナイスバッティング」。守護神・マルティネスが不在の中、野手陣が作ってくれたチャンスをモノにし、昨年7月以来となるセーブを挙げた。阿部慎之助監督(47)は「これからまた厳しいところで投げてもらわないといけない。今日投げられたというのがすごく良かった」と右腕の合流を喜んだ。大勢は「去年悔しい結果で終わったので、いい結果で終われるように。1試合1試合、目の前の勝負にしっかり準備して、ベストを尽くすだけ」と力を込めた。
◆中日金丸夢斗投手(23)が6回2失点でクオリティースタート(QS)達成も、今季初勝利とはならなかった。本拠地開幕戦の先発マウンド。最速152キロの直球にスライダー、スプリット、チェンジアップ、カーブを織り交ぜ、5回まで2安打無失点と好投。打線も2回に新助っ人サノーの先制本塁打、5回に田中の適時打で2点を先取した。しかし6回、2死一塁からキャベッジに右前打を許すと、続く松本に右前適時打を浴びて1点差。次打者泉口に四球で、2死満塁のピンチを招いた。4番ダルベックにフルカウントから7球目の直球が高めに浮き、押し出し四球で同点とされた。左腕は試合後、「まっすぐ中心に途中まではいけていたんですけど、6回は慎重にいきすぎた。走者がたまり、1発があるバッターもいました。そこでコーナーを突きすぎた」と振り返った。
◆中日は逆転負けを喫し、18年以来8年ぶりの開幕4連敗となった。
◆巨人フォレスト・ウィットリー投手(28)が、来日初登板を5回66球6安打4奪三振2失点で終え、勝敗はつかなかった。初回から150キロ超えの直球を連発。4番細川からカットボールで空振り三振を奪う上々の立ち上がりを見せた。しかし、2回1死中日6番サノーに甘く入ったカットボールを仕留められ、1号ソロを浴びた。0-1の5回は田中に左前適時打を許したがその後のピンチは切り抜けた。与えた四球はなく、失点を最小限にとどめ「大事な時にしっかり自分の思ったボール投げられた。同時に、岸田がすごくいいリードをしてくれて、相手打線があまり分からない中でうまく自分を導いてくれた」と振り返った。また、この日は中日の本拠地開幕戦。中日ファンの歓声を受け「すごく活気に、エネルギーに満ちていた空間で、実際感銘を受けた。何回かマウンドでちょっと圧倒されるような瞬間はあった。大事な場面ではしっかり遮断して集中することができた」と日本独特の空気を体感した。
◆左脇腹の筋損傷で離脱している中日松山晋也投手(25)が、バンテリンドームでライブBPに登板した。打席にはボスラー、板山、阿部が立ち、打者5人に対して最速152キロの直球とフォークを計19球。無安打、2奪三振と、順調な仕上がりを見せた。「投げられたことが一番。しっかり今日やれることはやれた。(感触は)とても良かった」と手応えを口にした。この日はナゴヤ球場での阪神とのファーム戦に登板予定だったが、雨天中止となり、急きょ屋内球場のバンテリンドームで調整した。松山は春季キャンプを1軍でスタートし、2月中旬にはシート打撃にも登板。しかし、その後インフルエンザを発症。復帰した2月19日には上半身の異変で練習を途中で切り上げ、翌20日に左脇腹の筋損傷と診断され、沖縄・北谷から名古屋へ戻っていた。現在チームは開幕4連敗中で、代理守護神として期待されていたアブレウもぎっくり腰で3月28日に出場選手登録を抹消。4連敗のうち3試合は、中継ぎが打たれて惜敗。ブルペン陣の苦しい状況が続いている。
◆プロ初登板で先発予定のドラフト1位ルーキー中西聖輝投手(22)と、ブライト健太外野手(26)が出場選手登録された。前日3月31日には井上一樹監督(54)が帯状疱疹の発症を明かし、ベンチ外となっていた石伊雄太捕手(25)、打撃不振の石川昂弥内野手(24)が登録抹消となった。石伊は開幕カード3試合でフルマスク。打率4割1分7厘と打撃も好調だった。石川昂は前日3月31日に「5番三塁」で今季初スタメン出場も、4打数無安打に終わった。昇格した大卒5年目のブライトは、ファーム11試合で2本塁打、打率2割。開幕4連敗中のチームの起爆剤として期待される。
◆プロ20年目の巨人・田中将大投手が、野茂英雄に並ぶ日米通算201勝をかけて1日の第2戦に先発する。昨季3勝のうち中日から2勝と好相性。オープン戦で計10回無失点と完璧な仕上がりで迎えた今季初登板へ「何年経っても『いよいよシーズンが始まるな』という気持ちは毎年変わらない」と気合を入れた。
◆今年もやってくれそうな雰囲気が漂っている。巨人・泉口友汰内野手(26)は母校・大阪桐蔭高が選抜大会で優勝したことに刺激を受けた。この日の中日戦(バンテリンドーム)の試合前に吉報を受けた3年目の正遊撃手は「春の優勝を目標にやってきたと思う。それを達成してくれたことをOBとして誇りに思う」と後輩の奮闘をたたえた。自身も3年時に1学年下で同僚の横川、中日・根尾らとともに同大会で優勝を果たした。社会人チームを経てプロ入りし、今季は「3番・遊撃」で出場を続けている。阪神との開幕3連戦では今季1号ソロを放つなど10打数5安打、打率・500の好成績を残した。2年目の昨季はリーグ2位の打率・301をマークし、ベストナイン、ゴールデングラブ賞に輝くなど大きく飛躍。もっとも本人は「もう去年のこと。同じ結果を残していかないといけない危機感の方が大きい」と決意を語る。春季キャンプでは休日返上でバットを振り込んだ。練習後には長時間のファンサービスも欠かさない。「自撮り」での2ショット撮影にも応じる〝神対応〟ぶりがG党を歓喜させた。高校時代から第一線で戦いながらも、おごらない姿勢を貫いている。(依田雄太)
◆巨人が逆転勝ち。0―2の六回に松本の適時打と押し出し四球で追い付き、九回2死満塁から代打丸の3点二塁打で勝ち越した。4番手の田中瑛に白星が付き、今季初登板の大勢がセーブ。中日は開幕4連敗。九回は藤嶋が打たれた。
◆巨人は終盤に逆転し、2勝2敗とした。阿部慎之助監督(47)は、同点の九回2死満塁に代打で起用した丸佳浩外野手(36)が放った決勝の3点二塁打に「本当に最高の仕事をしてくれたベンチも安心感もあります」とたたえた。19年目の今季は代打の切り札を務める丸は、中日・藤嶋の高めの直球を思い切り引っ張り、右翼手・カリステの頭上を越す164キロの弾丸ライナーを打ち返した。自身は三塁で憤死したが、走者を一掃。丸は「打つだけのシチュエーションだったので迷わずシンプルに。一振りで前に飛ばせたのはよかった」と振り返った。阿部監督は打線全体に「今、結果が出ている人も出ていない人も1つずつの積み重ねだと思う。そう思ってやってほしい」と語った。
◆巨人・大勢投手(26)が3点リードの九回に今季初登板し、三者凡退で締めてセーブを記録した。WBCに出場した影響で出遅れ、この日に出場選手登録された昨季のセ・リーグ最優秀中継ぎ投手は「野手の皆さんが(九回に勝ち越して)最高の形で最高の舞台を用意してもらった。ライデルがまだいない間にクローザーを経験したいなと思っていた。丸さんナイスバッティングって感じですね」と振り返った。WBCキューバ代表の守護神ライデル・マルティネスは来日が開幕直前となったため、ファームで調整中。代わりにかつての定位置だった九回の登板を飾った。昨日の友は今日の敵ー。大勢は相手の先発、金丸に刺激を受けていた。試合後の取材の最後には「金丸がいいピッチングをしているのを見ていた。WBCから帰ってきてから初先発だと思いますし。今は敵ですけど数日前まで一緒にやっていたメンバーがああいう姿を見せてくれたので、僕も気合いは入った」と、6回2失点だった23歳左腕をたたえた。WBCでのチームメートとは「一緒に買い物に行ったりした。地元も兵庫県で一緒で話しやすい。肝の据わったというか物怖じしない性格の男らしい後輩。僕にはないものを持っている」と金丸について楽しそうに明かす場面もあった。
◆海の向こうへ届け―。巨人はシーソーゲームを制し、勝率を5割に戻した。2-2の九回2死満塁で代打に起用された丸佳浩外野手(36)が決勝の右越え3点二塁打。大ベテランが今季初安打で試合を決めた。「藤嶋くんの真っすぐはすごく質がいい。それをしっかり一振りで前に飛ばせたのはよかった」しびれる場面で大仕事だ。中日の4番手・藤嶋の高めへの直球を引っ張り、打球はワンバウンドでフェンス直撃。今季3打席目の初安打に「Hマークがつくのは何よりの精神安定剤」と表情が緩んだ。阿部監督は「本当に最高の仕事をしてくれました」と称賛した。通算1929安打で迎えた19年目はオープン戦で打率1割台と苦しみ、スタメン争いに敗れた。新たに挑む代打稼業に「難しさもありますけど、逆にもう開き直っていくしかない。あまり難しく考えないようにしている」とスッキリ思考で左打席に立つ。海を渡った仲間から力をもらった。この日の午前中、巨人で同僚だった米大リーグ、ロッキーズの菅野、ブルージェイズの岡本が初対戦。丸にとって、同学年の右腕と、仲のよかった後輩の主砲が同時に映るテレビ画面は、最高の景色だった。「一野球ファンとしてすごくワクワクさせてもらっている。今まで野球を一緒にやっていた人が最高の舞台でプレーしているのを見ると、元気をもらえる」米国で戦う2人にも、丸の勝負強い一打が届くはずだ。(依田雄太)
◆中日の新外国人サノーが二回にソロを放った。開幕から4試合目、13打席目で出た来日初安打は本塁打に。待ちわびた一発に「1本出てほっとした」と安堵したが、勝利には結びつかず「残念。次は勝ち試合で打ちたい」と意気込んだ。ウィットリーに対して粘って8球目、甘い変化球を豪快に引っ張った。打球は左翼席中段へ一直線。ベンチに向かってあだ名にちなんだゴリラのポーズを披露し、喜びを爆発させた。30日は休日返上でバットを振り込み、この日も早出で汗を流した成果を発揮した。今季チーム1号の打球速度は、球場表示で驚異の183・1キロ。米大リーグ通算164発を誇る強打者のパワーを目の当たりにし、本拠地初戦で満員となったスタンドのざわめきはしばらく収まらなかった。
<セ・リーグ順位表推移>
| 順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 (-) |
ヤクルト |
4 | 0 | 0 | 1.000 (-) | - (-) |
139 | 21 (+8) | 10 (+3) | 4 (+2) | 3 (+2) |
0.259 (↑0.023) | 2.500 (↓0.17) |
| 2 (1↑) |
阪神 |
3 | 1 | 0 | 0.750 (↑0.083) | 1 (-) |
139 | 19 (+4) | 10 (+1) | 1 (-) | 4 (+1) |
0.248 (↓0.005) | 2.570 (↑0.55) |
| 2 (1↓) |
広島 |
3 | 1 | 0 | 0.750 (↓0.25) | 1 (↓1) |
139 | 12 (+3) | 14 (+8) | 0 (-) | 0 (-) |
0.213 (↓0.008) | 3.250 (↓1.32) |
| 4 (-) |
巨人 |
2 | 2 | 0 | 0.500 (↑0.167) | 2 (-) |
139 | 14 (+5) | 17 (+2) | 4 (-) | 1 (+1) |
0.228 (↑0.002) | 4.000 (↑0.67) |
| 5 (-) |
DeNA |
0 | 4 | 0 | 0.000 (-) | 4 (↓1) |
139 | 8 (+1) | 17 (+4) | 3 (+1) | 3 (+1) |
0.259 (↑0.007) | 4.110 (↓0.11) |
| 5 (-) |
中日 |
0 | 4 | 0 | 0.000 (-) | 4 (↓1) |
139 | 8 (+2) | 14 (+5) | 1 (+1) | 3 (-) |
0.232 (↓0.006) | 3.120 (↓0.67) |



コメント