| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日本ハム | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 4 | 7 | 1 | 3 |
ソフトバンク | 1 | 3 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | X | 8 | 13 | 0 | 0 |
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勝利投手:スチュワート・ジュニア(1勝0敗0S) 敗戦投手:有原 航平(0勝1敗0S) 本塁打 | |||||||||||||
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◆ソフトバンクは1点を追う2回裏、川瀬の適時打などで3点を挙げ、逆転に成功する。続く3回には川瀬の適時打、4回には柳田の適時打が飛び出すなど、着実にリードを広げた。投げては、先発のスチュワート・ジュニアが5回3失点で今季初勝利。敗れた日本ハムは、先発・有原が振るわなかった。
◆ソフトバンク小久保裕紀監督(54)が前日28日に合流したリバン・モイネロ投手(30)の状態について「投げるにはほど遠い。キャンプ前、これから自主トレみたいな感じ」と説明した。WBCキューバ代表にも参加したが「できあがりも半分もいっていなかった」という。母国キューバでは、米国により石油供給網が遮断された影響で、大規模な停電が発生する状況が続いており、練習も思うようにできていないようだ。今後については「プランも決めていない」と話し、まずは状態を上げることからスタートするようだ。
◆開幕3連勝を狙うソフトバンクは近藤健介外野手(32)を前日までの右翼から左翼へ、柳町達外野手(28)を左翼から右翼へ入れ替えた。小久保裕紀監督(54)は「左翼の方が送球の距離がないので負担が少ない」と過去にも脇腹を痛めた近藤のリスクを回避するためと説明。「年間通してそうする。近藤は週に1度は指名打者も考えている」と話した。相手先発は昨年までエースだった有原航平投手(33)。小久保監督は「タフさ、体が強い」と褒め「今日はある程度左を並べる」と山川穂高内野手(34)以外、左打者を8人起用した。昨季の有原は対右の被打率2割2分6厘(279打数63安打)、対左は2割7分6厘(377打数104安打)と左打者の方が打たれている。
◆日本ハム田宮裕涼捕手(25)が1回無死一塁、"ピンポイントゆあビーム"でソフトバンク周東佑京外野手(30)の二盗を阻止した。今季初先発となった有原航平投手(33)が、2番近藤へ投じた2球目に一塁走者の周東がスタート。田宮は二塁ベースから、やや右へそれた位置へスローイング。ベースカバーに入った遊撃の水野も周東がスライディングした場所で捕球してそのままタッチした。判定はセーフだったが、水野がベンチへリクエストをアピール。新庄監督もすぐにベンチから出てリクエストを要求すると、リプレーセンターからの"回答"はアウト。大きなピンチの目を摘み取った...はずだったが、今季初先発の有原は近藤を四球で出塁させ、3番柳町に左越え適時二塁打を浴びて先制点を許した。
◆日本ハムの先発バッテリーがホームベース上で交錯するアクシデントがあった。1点を勝ち越された直後の2回2死三塁の場面。先発の有原航平投手(33)の投球が暴投となり、後ろへ転がったボールを田宮裕涼捕手(25)が追った。その間に三塁走者の川瀬は本塁へ生還したが、有原も本塁へのベースカバーに入ろうとし、田宮も自らタッチしようとして2人が交錯する形となった。有原はいったんベンチへ下がり、再びマウンドへ。投球練習を行って問題ないことを確認後、後続の打者は打ち取った。今季初先発となった有原は1回に柳町に適時二塁打を浴び、2回は川瀬に中前適時打を許すなど昨季までの同僚相手に2回までに4点を失った。
◆早くも2度目の「きよまん」アベック弾となった。まずは万波中正外野手(25)だ。1点を追う2回1死、ソフトバンク先発スチュワートのカーブを、バックスクリーンまで運ぶ特大2号ソロ。「なるべく早く点を返したかったので、最高の結果になって良かったです」。2点を勝ち越された直後の3回先頭では、清宮幸太郎内野手(26)が続いた。スチュワートの初球の150キロ直球を右中間スタンドに放り込んだ。万波とは27日の開幕戦でもアベック弾を放っており3戦目にして、またも共演。勝ち越した直後に逆転される展開に清宮幸は「こういう展開だったので、すぐに反撃したいと思って打席に入りました。まだまだ打ちますよ!」と意気込んだ。
◆6年ぶりに復帰した日本ハム有原航平投手(33)が昨季まで所属したソフトバンク相手に今季初先発も、4回までに7点を失った(自責点は5)。1回は柳町に先制適時二塁打を献上。万波の2号ソロなどで逆転してもらった直後の2回は川瀬に同点打を浴び、周東の内野ゴロの間に勝ち越され、自らの暴投で4点目を失った。清宮幸の2号ソロで1点差に迫ってもらった直後の3回は再び川瀬に適時打を許した。4回は近藤に二塁打を浴びた後に柳町の右前打を右翼万波が後逸する適時失策と、柳田の中前適時打で自責点とはならなったが2失点を喫した。これで開幕カードは初戦先発の伊藤大海投手(28)が5回2/3を5失点、2戦目先発の達孝太投手(22)が4回2/3を5失点、そして3戦目の有原も4回までに7失点。まさかのスタートとなってしまった。
◆6年ぶりに復帰した日本ハム有原航平投手(33)が昨季まで所属したソフトバンク相手に今季初先発したが6回10安打7失点(自責5)で降板。今季初黒星を喫した。試合後は「(打線が)得点をいい感じで取ってくれたんですけど、流れに乗るようなピッチングができなかったので、もっと最小失点でいかなきゃいけないところだったので、やっぱり悔しいですね。次はもっといいピッチングしたいなと思います」と話した。1回は柳町に先制適時二塁打を献上。万波の2号ソロなどで逆転してもらった直後の2回は川瀬に同点打を浴び、周東の内野ゴロの間に勝ち越され、自らの暴投で4点目を失った。清宮幸の2号ソロで1点差に迫ってもらった直後の3回は再び川瀬に適時打を許した。4回は近藤に二塁打を浴びた後に柳町の右前打を右翼万波が後逸する適時失策と、柳田の中前適時打で自責点とはならなったが2失点を喫した。5、6回も続投して2イニング連続で3者凡退にこそ抑えたが、112球を数えたところで降板となった。これで開幕カードは初戦先発の伊藤大海投手(28)が5回2/3を5失点、2戦目先発の達孝太投手(22)が4回2/3を5失点、そして3戦目の有原も6回7失点。強力先発陣がそろって、まさかのスタートとなってしまった。
◆6年ぶりに復帰した日本ハム有原航平投手(33)が昨季まで所属したソフトバンク相手に今季初先発したが6回10安打7失点(自責5)で降板した。1回は柳町に先制適時二塁打を献上。万波の2号ソロなどで逆転してもらった直後の2回は川瀬に同点打を浴び、周東の内野ゴロの間に勝ち越され、自らの暴投で4点目を失った。清宮幸の2号ソロで1点差に迫ってもらった直後の3回は再び川瀬に適時打を許した。4回は近藤に二塁打を浴びた後に柳町の右前打を右翼万波が後逸する適時失策と、柳田の中前適時打で自責点とはならなったが2失点を喫した。5、6回も続投して2イニング連続で3者凡退にこそ抑えたが、112球を数えたところで降板となった。これで開幕カードは初戦先発の伊藤大海投手(28)が5回2/3を5失点、2戦目先発の達孝太投手(22)が4回2/3を5失点、そして3戦目の有原も6回7失点。強力先発陣がそろって、まさかのスタートとなってしまった。
◆ソフトバンク打線が10安打7得点で日本ハム有原航平投手(33)を6回でKOし、開幕3連勝を飾った。昨季まで2年連続最多勝とエースだった有原に強烈な恩返しだ。初回1死一塁から柳町達外野手(28)の左翼フェンス直撃の適時二塁打で先制。「つなぐ意識が適時打になった。昨年まで一緒だった有原さんということは意識せずにはいられませんが、しっかり自分の打撃をしたい」とコメントした。2回に逆転を許すも無死一、二塁で今季初出場の川瀬晃内野手(28)が中前へ同点適時打。「今季初打席がいいところでまわしてもらったので、何が何でも走者をかえそうと思った。チャンスを生かすことができてよかった」と喜んだ。さらに周東佑京外野手(30)の二ゴロ、相手の暴投で3点を奪い勝ち越した。3回には川瀬の2打席連続適時打で1点、4回にも柳町、柳田悠岐外野手(37)の連続適時打で2点を追加した。先発のカーター・スチュワート投手(26)は5回3失点で今季初勝利。昨季は左脇腹を痛め1軍未登板で24年9月25日西武戦(みずほペイペイドーム)以来、550日ぶりの白星となった。
◆日本ハム新庄剛志監督(54)が、就任1年目の22年以来4年ぶりの開幕3連敗を喫した。試合終了後、すぐにベンチ裏へ引き揚げた新庄監督は苦笑いで報道陣の前へ。「もうね、この伊藤君、達君、有原君に投げてもらって、この3連敗があったから、てっぺんを取れたっていうシーズンね、していきたいと思います」と話した。先発有原航平投手(33)が、初回1死一塁でソフトバンク柳町に先制の左越え適時二塁打を許すと、2回に万波が「なるべく早く点を返したかったので、最高の結果になって良かったです」と同点弾。2死満塁から相手先発スチュワートの暴投で一時は勝ち越したが、有原がリードを守れなかった。その裏無死一、三塁で、川瀬の中前適時打で追い付かれ、1死二、三塁では周東の二ゴロの間に逆転され、さらに2死三塁、近藤の打席で暴投。4点目を献上した。3回に清宮幸が右中間に2号ソロを放ち1点差。勝ち越した直後に逆転される展開だっただけに清宮幸は「こういう展開だったので、すぐに反撃したいと思って打席に入りました。まだまだ打ちますよ!」。27日の開幕戦以来2試合ぶりの「きよまん」アベック弾が出たが、またも有原が辛抱できなかった。その裏、2死一、二塁のピンチを招き、川瀬の右前適時打で失点し、点差を再び2点に広げられ、4回にも2失点。結局、古巣相手に6回112球を投げ10安打7失点(5失点)降板となった。昨季王者との開幕カードは沢村賞伊藤、伸び盛りの達、2年連続最多勝の有原を投入も、主軸3投手いずれも5点以上奪われるという、痛い3連敗となった。
◆日本ハムが新庄剛志監督(54)の就任1年目、22年以来となる4年ぶりの開幕3連敗を喫した。先発した、6年ぶり復帰の期待の"新戦力"有原航平投手(33)が6回10安打7失点(5失点)で黒星。打線は万波中正外野手(25)、清宮幸太郎内野手(26)、郡司裕也捕手(28)にソロ本塁打が飛び出したが、及ばなかった。3連勝を目指した開幕カードは伊藤大海投手(28)、達孝太投手(22)、そして有原を投入も、いずれも5失点以上を喫してソフトバンクに返り討ちに遭った。
◆日本ハムは、3戦目で早くも2度目の「きよまん」アベック弾が生まれた。万波中正外野手(25)が1点を追う2回1死、スチュワートからバックスクリーンへの特大2号ソロを放ち「ベストな反応ができた」。3回には清宮幸太郎内野手(26)が、150キロ直球を右中間席に放り込み、「ちゃんと捉えられたが、もっともっと精度を上げられる」と、先を見据えた。
◆日本ハムは、6年ぶりに復帰した有原航平投手(33)が、昨季まで所属したソフトバンクに6回10安打7失点(自責5)を打ち込まれ、黒星を喫した。1点リードの2回に3失点。1点差に詰め寄った3回に、再び1点を失うなど、打線の援護を生かせず「得点をいい感じで取ってくれたんですけど、流れに乗るようなピッチングができなかった。悔しいです」と話した。
◆日本ハムが新庄剛志監督(54)の就任1年目、22年以来となる4年ぶりの開幕3連敗を喫した。4番の1発が、悔しい開幕3連敗の中で一服の清涼剤となった。日本ハム郡司裕也捕手(28)が8回に左中間へ今季1号ソロを放った。「今日の入りは良くなかったですけど、凡退の内容と自分の体がどうなってるかを冷静に分析して修正できた」と個人的には、いい手応えで終えた。チームは開幕カードで宿敵ソフトバンクに3タテを食らった。「4番三塁」で出続けた3試合で13打数2安打に終わった背番号3は現実を受け止めた。「やっぱり完全体のホークスは強い。(周東)佑京さんが(2回1死二、三塁で)きっちりとセカンドに打って1点取ったり(8回1死一、三塁で)柳町が2ボールから簡単に犠牲フライを打ったり。個々の能力プラスそれもできている」それぞれが当たり前のことを当たり前にこなす手ごわさ。開幕3連戦で8本塁打を放っても勝てなかったのは、日本ハムが目指すチーム打撃を完璧に遂行されたところに一因を見いだした。それでも4番は下を向かない。ものは捉えようだ。「下から上がっていくぐらいがちょうどいいっす、我々は。変に今年は優勝、優勝みたいな雰囲気があった。もう1回、目の前の1勝っていう気持ちになれる」31日の本拠地開幕戦(対ロッテ)から気持ちを新たにリスタートする。
◆日本ハムが新庄剛志監督(54)の就任1年目、22年以来となる4年ぶりの開幕3連敗を喫した。先発した、6年ぶり復帰の期待の"新戦力"有原航平投手(33)が6回10安打7失点(5失点)で黒星。開幕カードは伊藤大海投手(28)、達孝太投手(22)、そして有原を投入も、いずれも5失点以上を喫してソフトバンクに返り討ちに遭った。今季初白星を新戦力有原でもつかめなかったことは、日本ハムにとって極めて痛い1敗にみえる。伊藤、達で開幕2連敗を喫し、これ以上負けられない崖っぷちの3戦目。今季の目玉補強を駆使しても勝利には届かなかったが、新庄監督は「こういうときもありますよ」と至って前向きだ。昨オフ、ソフトバンクなどとの争奪戦を制し、伊藤とともに2年連続最多勝の日米101勝右腕と4年総額20億円プラス出来高払いの大型契約を結んだ。ソフトバンクには近藤など引き抜かれる状況が続いていたが、エスコンフィールド開業にともなう収益も生かし、逆にライバルの大黒柱を引き抜いてみせた。その逸材を、いきなり直接対決に投じる流れは良かったが、期待値が高かった分、見た目のダメージは大きい。だが、昨季のソフトバンクも開幕3連敗から頂点に駆け上がった。打線をみれば、選手会長の清宮幸、万波の2人が早くも2度目のアベック弾を放つなど、3戦計8発と長打力は健在。エンジンのかかりきらなかった4番郡司にも1発が出た。指揮官も「打ってんのよ。野球の内容はものすごくいい。下を向くことはないと思います」とした。どこで差が出たのか。ソフトバンクは同点の2回1死二、三塁で周東の二ゴロの間に勝ち越し。8回1死一、三塁では柳町の犠飛で突き放してきた。1発だけでなくチャンスでチーム打撃を徹底。郡司は「うちが目指しているところ。そういうのを当たり前にやってくる」。清宮幸は「僕も(4回2死)一、三塁で凡退したり。チャンスで1本というところが向こうはできている」と敗因に挙げた。有原に対し左打者8人を並べた相手打線に加藤投手コーチは「チーム全体で何とか攻めていこうというのを感じた。やり返すためには、それを上回らないと」。貪欲過ぎるほどの徹底ぶりを見せる王者を超えるには、それ以上のしぶとさと集中力が不可欠だ。【永野高輔】
◆ソフトバンクが昨季までのチームメートでエースだった日本ハム有原から7点を奪い3年ぶりの開幕3連勝を飾った。右打者より左打者を苦手にしているため、小久保裕紀監督(54)はスタメンに8人の左を並べた。8番遊撃で今季初スタメン初出場の川瀬晃内野手(28)が2打席連続適時打を含む猛打賞。野手陣の分厚い選手層でライバル日本ハムに3連勝し、早くも単独首位となった。左を8人並べたソフトバンク打線が有原に強烈な恩返しをした。昨季の対左打者の被打率は2割7分6厘。右の2割2分6厘よりも悪いというデータっがあった。初回、柳町の左越え適時打で先制。2回に逆転されたが、その裏、無死一、三塁から今季初スタメンの川瀬が内角直球に詰まりながらも中前へ同点適時打。さらに2点を加え勝ち越した。3回にも川瀬が有原の得意なチェンジアップが浮いたところを右前へ2打席連続適時打。4回にも柳町、柳田の連続適時打で2点を追加。4回までに10安打を浴びせ7点を奪った。小久保監督は「有原の低めを見極めて打線がつながった。8番川瀬が機能した」と、ほめた。開幕から2試合出番なし。この日スタメン起用を伝えられた川瀬は「やっと来たかと」と、打撃コーチや昨年有原とバッテリーを組んでいた海野から話を聞いて情報収集。「やっぱりチェンジアップが一番いい。低めに手を出すとあっちの思うつぼなので、浮いてきた球をコンタクトしようと」と、イメージ通りに攻略した。メジャー挑戦から戻った有原は23年から3年間ソフトバンクでプレー。3年連続2桁勝利、2年連続最多勝とエースとして君臨。その功績があってか、FAで古巣に移籍し、この日マウンドに上がった時もスタンドからブーイングは起こらず、暴投後の本塁でのプレーで捕手田宮と激突しベンチで治療後に登場した時は拍手で迎えられていた。ホークスナインも「対戦が楽しみ」と声をそろえていた。川瀬は「変な感じというか、守っていていい投手だと感じていたので...。結果を出せたことは自信になる」と笑った。伊藤、達、有原と好投手3人を打ち、最大のライバル日本ハムに開幕3連勝。福岡移転後初のリーグ3連覇へこれ以上ない発進となった。【石橋隆雄】
◆左を8人並べたソフトバンク打線が日本ハム有原から4回までに10安打7得点と攻略し、3年ぶりの開幕3連勝。早くも単独首位となった。有原の昨季の対左打者の被打率は2割7分6厘と右の2割2分6厘よりも悪かった。初回、柳町の左越え適時打で先制。2回に逆転されたが、その裏、無死一、三塁から今季初スタメンの川瀬が内角直球に詰まりながらも中前へ同点適時打。さらに2点を加え勝ち越した。3回にも川瀬が有原の得意なチェンジアップが浮いたところを右前へ2打席連続適時打。4回にも柳町、柳田の連続適時打で2点を追加。4回までに10安打を浴びせ7点を奪った。小久保監督は「有原の低めを見極めて打線がつながった。8番川瀬が機能した」と、ほめた。開幕から2試合出番なし。この日スタメン起用を伝えられた川瀬は「やっと来たかと」と、打撃コーチや昨年有原とバッテリーを組んでいた海野から話を聞いて情報収集。「やっぱりチェンジアップが一番いい。低めに手を出すとあっちの思うつぼなので、浮いてきた球をコンタクトしようと」と、イメージ通りの2適時打だった。伊藤、達、有原と好投手3人を攻略し3連勝。福岡移転後初のリーグ3連覇へこれ以上ない発進となった。
◆2番手で3イニングを投げたソフトバンク上茶谷大河投手(29)が2年ぶりのホールドを挙げた。8回先頭の郡司に1発を浴びたものの45球の熱投で4三振も奪った。目標とした先発ローテ入りはできなかったが、今季初登板でしっかり力を示した。「先発に戻れることもあるかもしれないし、結果を残し続けるだけ。これからもいろんな準備をしたい」。中継ぎ陣の疲労軽減に大きく貢献した右腕に小久保監督も「今日は何と言っても上茶谷。一番の貢献度」と絶賛した。
◆ソフトバンク4番の柳田悠岐外野手(37)が今季初打点を挙げた。4回1死三塁で日本ハム有原の外角低めチェンジアップをしぶとく中前へはじき返し、有原から7点目を奪った。「『ちょこんと打つ』意識でヒットを打つことができました」。相手が前進守備を敷く中、冷静にコンパクトな打撃で走者をかえした。3回の打席でも左前安打を放ち今季初のマルチ安打をマークした。
◆ソフトバンク柳町達外野手(28)が2安打2打点で3連勝に貢献した。初回1死一塁から左越え適時二塁打。「思ったより伸びましたね」と本人も驚く打球だった。4回1死二塁では有原航平投手(33)の低めカットボールを右前へ。右翼万波中正外野手(25)が後逸し走者が生還した。「対戦は楽しみでした。カットボールにうまく体が反応した」。8回にもダメ押しの左犠飛を放った。1番が多かったオープン戦は打率1割7分4厘と不調も、開幕から3番に座り3戦連続安打と絶好調だ。
◆ソフトバンク先発のカーター・スチュワート投手(26)が24年9月25日の西武戦(みずほペイペイドーム)以来、550日ぶりに白星を手にした。5回92球を投げ、ソロ本塁打2発などで3失点も打線が4回まで7得点。150キロ超の直球にカーブ、スプリットなどを織り交ぜ6三振も奪った。昨年はケガで1軍登板なしに終わった。「試合前はめちゃくちゃナーバスだった。でも、エモーショナルな1勝になった」。スタンドでは昨年、結婚した愛妻も応援。「帰って喜びを分かち合いたい」と照れた。
◆ソフトバンク川瀬晃内野手(28)はスーパーサブとして、代走、守備固めで使われることが多い。小久保監督は「ベンチにいて、すぐにピュッと行けるのが川瀬」と評価する。ベンチで声を出していても呼ばれれば、すぐにグラウンドへ飛び出す。川瀬は「常にストレッチとかしながら準備してます」とベンチ内で常に動いていると明かした。23年オフに小久保監督が1軍監督に就任した際に「ベンチの中でいつでもいけるように」とナインに伝えた言葉が心に刺さった。今までは裏で準備をしていたが、それからは代打の時以外は常にベンチ内で準備をするように変わった。「それが控えの鉄則だなと。一緒に声を出して戦いながら、試合を見て流れを読んで、何よりベンチにいた方がアピールになりますから」。小久保監督の言葉を体現し、欠かせない選手となった。【石橋隆雄】
◆勢いよく薄桃色の花びらを咲かせ始めた福岡の桜の勢いに乗ってか、ソフトバンクが開幕3連勝を飾った。宿敵・日本ハムを蹴散らして新シーズンは最高の船出となった。「終わってみれば3連勝か。まあ、まだ始まったばかり。シーズンは長いからね」。勝利に沸くスタンドの歓声を背にドーム通路に出てきた王会長は笑顔だった。昨年までホークスの「エース」として君臨した日本ハム先発有原を打線が攻略。4回まで10安打を放ち7得点。因縁対決も強力打線は容赦なかった。3戦連続の逆転勝利。2回に万波の1発などで2点を奪われたが、直後に3点を挙げると、リードを保ってスイープした。昨シーズンの開幕カードは本拠地でロッテにまさかの3連敗を喫した。さらに主力選手の故障禍も重なってシーズン序盤は低空飛行を続けた。ようやく借金生活から解放され、貯金を手にしたのが5月20日の日本ハム戦(エスコンフィールド)に勝利した43試合目だった。さらに貯金「3」に手が届いたのは交流戦に入った6月5日の中日戦(みずほペイペイドーム)に勝利した53試合目だ。苦しかった昨年を思い返すと、やはり開幕3連勝のアドバンテージは大きい。とはいえ、好スタートにも慢心はないようだ。今宮は日本ハムとの開幕3試合を振り返って言った。「ウチが3つ勝ったけども、日本ハムはやっぱり強いという印象でしたね。3試合とも、どっちに勝利が転ぶかわからない展開だったと思う」と警戒心をさらに強めた様子で「まだ3試合だけですからね。日本ハムはまだチーム全体が目覚めていないという感じですかね。(今後のシーズンも)昨年のCSファイナルみたいな戦いになると思う」と言って口元を引き締めていた。
◆日本ハム・万波中正外野手(25)が0-1の二回1死で、ソフトバンク先発・スチュワートから中堅バックスクリーンに同点の2号ソロを放った。「打ったのはカーブ。なるべく早く点を返したかったので、最高の結果になってよかった」と振り返っていた。
◆日本ハム・清宮幸太郎内野手(26)が逆転された直後の三回、先頭で右中間席に2号ソロを放った。「打ったのはストレート。こういう展開だったので、すぐに反撃したいと思って打席に入りました。まだまだ打ちますよ!」と鼻息も荒かった。清宮は27日の開幕戦で、第1打席で右越え2ランを放っていた。
◆ソフトバンクが3連勝。川瀬が二、三回に適時打を放つなど3安打2打点。5―3の四回は柳田の適時打などで突き放した。スチュワートは制球が不安定ながら、5回3失点で2季ぶりの勝利。日本ハムの有原は6回7失点と崩れた。
◆「3タテ」宣言で臨んだ開幕3連戦に3連敗。日本ハム・新庄剛志監督(54)は「この3連敗があったから、てっぺんを取れたというシーズンにしていきたい。下向くことはない。(これからも長いシーズンで)いろんなことが起こると思いますけど、弱いチームじゃないんで」と前を向いた。打線は3試合で計8本塁打と好調だったが、先発投手陣が乱調続き。伊藤、達の5失点に続き、この日も有原が左打者8人をスタメンに並べたソフトバンク打線の前に6回7失点。「とにかく結果を出したかった...。悔しいですね」と唇をかんだ。開幕3試合を終えて単独最下位。4番・郡司は「下から上がってくるぐらいがちょうどいい、われわれは。今年は(チーム内に)優勝、優勝みたいな雰囲気があったので、これでもう一回、目の前の1勝という気持ちになれると思う」と戒めを口にした。(東山貴実)
◆けがで昨季登板がなかったソフトバンクのスチュワートは復帰戦で2季ぶりの白星。2本塁打を浴びるなど5回3失点だったが、五回は中軸相手に内外角への変化球で揺さぶって三者凡退とした。「(勝利は)本当に久しぶりで少し感情的になっている。続けていきたい」と感慨深そうに話した。2年前に9勝をマーク。この日の内容からは改善の余地があり、先発の柱の一人として期待は高い。ヒーローインタビューでは「ただいま」と日本語であいさつし、球場を沸かせた。(みずほペイペイ)
<パ・リーグ順位表推移>
| 順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 (-) |
ソフトバンク |
3 | 0 | 0 | 1.000 (-) | - (-) |
140 | 20 (+8) | 13 (+4) | 4 (-) | 0 (-) |
0.323 (↑0.031) | 3.670 (↓0.17) |
| 2 (1↑) |
ORIX |
2 | 1 | 0 | 0.667 (↑0.167) | 1 (-) |
140 | 11 (+5) | 14 (+4) | 2 (+1) | 2 (+1) |
0.284 (↑0.053) | 2.670 (↓0.67) |
| 2 (1↓) |
ロッテ |
2 | 1 | 0 | 0.667 (↓0.333) | 1 (↓1) |
140 | 14 (-) | 5 (+4) | 2 (-) | 3 (-) |
0.277 (↓0.056) | 1.000 (↓1) |
| 4 (1↓) |
楽天 |
1 | 2 | 0 | 0.333 (↓0.167) | 2 (↓1) |
140 | 14 (+4) | 11 (+5) | 1 (+1) | 0 (-) |
0.267 (↓0.011) | 3.600 (↓0.42) |
| 4 (1↑) |
西武 |
1 | 2 | 0 | 0.333 (↑0.333) | 2 (-) |
140 | 5 (+4) | 14 (-) | 0 (-) | 2 (+1) |
0.228 (↑0.04) | 4.680 (↑2.63) |
| 6 (1↓) |
日本ハム |
0 | 3 | 0 | 0.000 (-) | 3 (↓1) |
140 | 13 (+4) | 20 (+8) | 8 (+3) | 1 (-) |
0.257 (↓0.023) | 6.750 (-) |



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