オリックス(☆6対0★)楽天 =リーグ戦2回戦(2026.03.28)・京セラドーム大阪=
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楽天
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ORIX
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勝利投手:九里 亜蓮(1勝0敗0S)
敗戦投手:瀧中 瞭太(0勝1敗0S)

本塁打
【オリックス】中川 圭太(1号・3回裏2ラン)

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◆オリックスは3回裏、中川の2ランで先制する。そのまま迎えた7回には中川、野口、宗の適時打で4点を挙げ、相手を突き放した。投げては、先発・九里が9回無失点12奪三振の完封で今季1勝目。敗れた楽天は、先発・瀧中が試合をつくれず、打線も4安打と沈黙した。

◆3年ぶりに開幕ローテーション入りした楽天滝中瞭太投手(31)は、制球に苦しみ4回途中で降板した。毎回得点圏に走者を背負い、ピンチの連続だった。初回2死満塁はオリックス森友を空振り三振。2回2死満塁は西川を遊ゴロと粘る。しかし、3回1死から太田に右翼線への二塁打を許し、2死二塁から中川に先制2ランを浴びた。4回もマウンドに上がったが、2死二塁で西川を迎えた場面で加治屋にスイッチした。今季初登板は3回2/3を4安打5四死球2失点。1回に26球、2回に23球、3回に20球と球数を要した。「ランナーを出しながらも粘れていただけに、太田選手に投げた1球が高くなってしまったのが悔やまれます。もう少し冷静に低く投げるべきだったかなと思います」と悔しそうに話した。

◆楽天の4年ぶりとなる開幕2連勝はならなかった。前日の開幕戦で16安打10得点と活発だった打線は、オリックス九里亜蓮の前に沈黙した。2回無死一塁で浅村栄斗内野手(35)が三ゴロ併殺に倒れ、3回から6回は3者凡退。7回1死一塁からはカーソン・マッカスカー外野手(27)が見逃し三振、黒川史陽内野手(24)は遊直に封じられるなどつながりを欠いた。3年ぶりに先発ローテーション入りした滝中瞭太投手(31)は3回2/3を4安打5四死球2失点。制球に苦しみ、3回1死から太田に右翼線への二塁打を許すと、2死二塁から中川に先制2ランを浴び、これが決勝点となった。7回には4点を奪われ、一気に突き放された。

◆オリックス九里亜蓮投手(34)が得意の本拠地、京セラドーム大阪で快投した。初回は先頭から2連続空振り三振で発進。2回は先頭安打を許したが三ゴロ併殺で切る抜けると、3回以降も毎回三振を積み上げながら無失点投球を継続させた。今季から実戦投入した魔球ナックルも交え、9回まで毎回の12奪三振。広島時代の21年10月18日、阪神戦(甲子園)でマークした自己最多11を1つ上回る新記録を初の毎回奪三振で打ち立てた。「僕は三振を取る投手じゃない。ゾーンの中で1人1人としっかり勝負しながら1つ1つのアウトを積み重ねていけるようにやっていきたい」。9回132球4安打でパ・リーグ完封勝利一番乗りも決めた。京セラドーム大阪では移籍1年目の昨季は13試合に登板して8勝1敗、防御率1・06。自身の開幕戦でも9勝目を積み上げた。また、昨年7月29日西武戦の6回から続ける無失点イニングも、37回2/3まで伸ばした。大敗から一夜明けでの快勝に岸田監督も「亜蓮さまさま。本当に嫌な空気をあいつがバチッと止めてくれました。鉄腕亜蓮ですから」と最敬礼した。打線も7回にダメ押しの4得点。開幕カード勝ち越しへ一丸で再出発する。

◆オリックス九里亜蓮投手(34)が得意の本拠地で快投した。9回4安打無失点で、初登板初完封で今季を滑り出した。九里が毎回の12三振を奪って完封勝利。九里の12奪三振は自己最多で、毎回奪三振も自身初めてになる。開幕カードで毎回奪三振を記録したのは、70年江夏(阪神)以来56年ぶり2人目で、パ・リーグでは初。江夏は開幕戦の4月12日ヤクルト戦で記録し、こちらも12三振を奪っての完封勝利だった。

◆オリックス九里亜蓮投手(34)が得意の本拠地で快投した。9回4安打無失点で、初登板初完封で今季を滑り出した。ベテラン九里は移籍2年目の春季キャンプにフルスロットルで臨んだ。2月1日のキャンプ初日にはブルペンに約1時間30分いた。プロ野球の正月"元日"にブルペンで350球を投げ込んだ。広島時代の21年にマークした1日の最多投球数を3球上回る自己新。35歳を迎えるシーズンで、周囲の度肝を抜く鉄腕ぶりを見せつけた。「前回(347球)は超えたいと思って、もっと進化してやらないといけないと僕も思っていますし。そこの球数を超えられたので、僕の中ではちょっと安心しています」。5年前は広島時代の29歳。猛烈な投げ込みから、シーズンに入ると13勝を積み上げ、初タイトルの最多勝も手に入れた。タイトル獲得時の調整法で、今季を迎えた。2年ぶり、移籍後初の開幕投手へのアピールも兼ねた。2月3日にも210球を投げ込んでわずか3日間で600球弱を投げ抜いた。3・27の大役は、後輩宮城に譲ったが、自身の初登板での完封は初めて。今季は23年の174回1/3を上回る200イニング登板を目標に掲げる。「1イニングでも長く、1つのアウトでも多く投げれるようにするのが僕の役目」。先発陣をけん引する鉄腕右腕が、V奪回、タイトル取りへ、最高の滑り出しを見せた。【オリックス担当 伊東大介】

◆楽天は完封勝ちからの完封負けで、4年ぶりの開幕2連勝を逃した。前夜は16安打10得点&0封と盤石だったが一転。オリックス九里の前に散発4安打12三振と沈黙し、1度も二塁を踏めなかった。京セラドーム大阪で快投を許してきた九里に、またしても手を焼いた。初回、先頭中島、2番辰己はいずれもチェンジアップで空振り三振。続くボイトは左前打を打ったが、4番マッカスカーはチェンジアップで二ゴロに打ち取られた。以降も多彩な変化球を軸にした投球で抑え込まれ、同地での楽天戦は18イニング連続無失点とされた。08年から18年途中までオリックスに在籍していた伊藤光は8回に代打で出場し、チェンジアップで空を切らされた。右腕の印象としては「いい投げミスをしてたんで、僕が見た感じだと。投げミスというか、いいボール球になってましたし、甘いところ、甘いゾーンに来てるボールに見えても、それが効果的に使われてた」と分析した。12三振のうち9個は空振りで奪われた。塩川ヘッドコーチは「抑えたいように抑えられてしまった。狙い球を絞りきらせてくれないのが九里投手のいいところ。そこにハマってしまった」。次回対戦では意地を見せたい。

◆オリックス中川圭太内野手(29)が1試合4打点と活躍した。3回は楽天先発滝中から左翼席へ運ぶ先制1号2ランで今季チーム初得点。7回1死満塁では一、二塁間を破る2点適時打でダメ押しした。「朝の練習から波留さん(ヘッドコーチ)に『今日やり返すぞ』って言われたんで。今日は今日で、また明日、頑張りたい」。昨季リーグ3位の打率2割8分4厘で、初のベストナインにも選ばれた男が、今季も打線をけん引する。

◆楽天は開幕戦の完勝から一転し、今季2戦目は完敗した。前夜は打線が16安打10得点と活発で先発全員安打も記録。開幕投手の荘司が8回無失点と快投するなど完封勝ちを収めたが、この日はオリックス九里に"完封返し"を食らい、4年ぶりの開幕2連勝を逃した。二塁を1度も踏むことなく散発4安打で無得点に終わった。3回から6回まで3者凡退。7回1死一塁ではカーソン・マッカスカー外野手(27)が見逃し三振、続く黒川史陽内野手(24)は遊直に倒れた。8回1死から小郷裕哉外野手(29)が右前打、9回2死からはルーク・ボイト内野手(35)が左前打を放つも、いずれも得点圏に走者を進められなかった。3年ぶりに開幕ローテーション入りした滝中瞭太投手(31)は4回途中4安打5四死球2失点。制球に苦しんで試合を作れず、3回に中川に先制2ランを浴びた。「ちょっとフォアボールとかが増えてしまったので、そこが早い段階で交代という結果につながったのかなと思う」。その上で「試合自体が少し重くなってしまった」と反省。7回には救援陣がつかまり4失点した。九里に12三振を喫しての完封負けに三木肇監督(48)は「もちろん対策はしていたんですけど、ピシャリとやられちゃいました。1勝1敗、明日頑張ります」と開幕カード勝ち越しを誓った。

◆DeNAからFA加入した楽天伊藤光捕手(36)が、新天地デビューした。6点を追う8回1死一塁、太田の代打として出場。オリックスは08年から18年途中まで在籍した古巣ということもあり、オリックスファンからも温かい拍手を送られ、打席に立った。「古巣で在籍していて、その当時から応援していただいてる方からの拍手だったと思う。それは今でも応援していただいてるのかなと思ったので、すごくありがたいです」楽天での初打席は九里の前に3球三振。8回裏の守備にも就き、慣れ親しんだ京セラドーム大阪でマスクをかぶった。チームは完封負けを喫し、4年ぶりの開幕2連勝を逃した。「同じリーグの敵チームなので、試合として負けてしまったことに関しては、しっかり反省して次に生かさないといけない」と気を引き締めた。

◆オリックスが開幕2戦目で今季初勝利を挙げた。先発の九里亜蓮投手が4安打無失点の完封で今季初白星をマークした。九里は低めに丁寧に制球し、楽天打線を翻弄。前夜はオリックス投手陣が10失点するなど勢いに乗る楽天の打者の前に立ちはだかり、スコアボードにゼロを並べた。打線は三回に2死二塁から中川が左翼席へ先制の1号2ランを放ち、七回にも右前へ2点打。計4打点を挙げ、勝利に貢献した。

◆楽天は球団記録を更新した開幕戦10得点の打線が一夜明け、一転して沈黙した。九里の前に二塁も踏めず、昨年9月の対戦に続いて完封され、三木監督は「もちろん対策はしていたが、ぴしゃりとやられてしまった」と渋い表情で話した。先頭打者が安打で出た二回に三ゴロ併殺打に倒れた浅村が「いろんな球種があって絞りづらかった」と思い返したように、最後まで攻略の糸口を見いだせずに毎回の12三振を喫した。

◆マウンド上でオリックス・九里亜蓮投手(34)がほえた。闘志むき出しの鉄腕が楽天打線を散発4安打にねじ伏せる。132球の熱投で自己最多の12奪三振マーク。今季初登板を完封で飾った。「(若月)健矢がいろんなボールを使ってリードしてくれたおかげ。守っている野手の皆さんもしっかりと守ってくださった。完封とかは自分ひとりではできないもの。野手の皆さんに感謝したい」圧巻の投球内容も、チームメートに感謝した。2者連続三振のスタートから毎回奪三振。二塁すら踏ませず、スコアボードにゼロを並べた。八回を投げ終えて球数は116球。長いシーズンを見据えれば降板も考えられたが「僕のわがままを聞いてもらって」と九回もマウンドへ。チームを今季初勝利に導き、岸田監督は「(九里)亜蓮ですから。迷うこともなく、っていう感じですかね。(愛称が)『鉄腕アレン』ですから」と信頼を口にした。昨季から本拠地と好相性だ。移籍1年目は京セラドームで13試合に登板し、8勝1敗、防御率1・06。パ・リーグ相手には7勝無敗だった。昨年9月29日の楽天戦からシーズンをまたいで2試合連続完封。7月29日の西武戦の六回から37回?連続無失点とした。昨季11勝の34歳は「僕はどの球場でもそんなに変わらない。絶対点を取られない投手はいない。投げる試合は1点でも少なく、一年通して継続していけるように、登板までの練習日を大事しながらやっていきたい」と気を引き締めた。エース宮城が二回途中8失点でKOされ、0―10の大敗を喫した開幕戦の嫌な空気を振り払った。3年ぶりの覇権奪回へ、まずは開幕カード勝ち越しを目指して第3戦に挑む。(西垣戸理大)

◆オリックス・中川圭太内野手がひと振りで重たい空気を吹き飛ばした。三回2死二塁で左翼席へ先制の1号2ラン。開幕戦で零敗を喫したチームの今季初得点を挙げると、七回には右前2点打で駄目押し。計4打点で「いい感じというか、どんどんいこうという感じでいきました」と手応えを口にした。昨秋から「体で打つ」という感覚で、タイミングの取り方をより意識。レベルアップに向けた試行錯誤が結果に結び付いた。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
200 1.000
(-)
-
(-)
14112
(+6)
9
(+4)
4
(+1)
0
(-)
0.292
(↓0.041)
3.500
(↓0.5)
1
(-)
ロッテ
200 1.000
(-)
0
(-)
14114
(+11)
1
(-)
2
(+1)
3
(+3)
0.333
(↑0.1)
0.000
(-)
3
(1↑)
ORIX
110 0.500
(↑0.5)
1
(-)
1416
(+6)
10
(-)
1
(+1)
1
(+1)
0.231
(↑0.102
2.000
(↑2)
3
(2↓)
楽天
110 0.500
(↓0.5)
1
(↓1)
14110
(-)
6
(+6)
0
(-)
0
(-)
0.278
(↓0.103)
3.180
(↓3.18)
5
(1↓)
日本ハム
020 0.000
(-)
2
(↓1)
1419
(+4)
12
(+6)
5
(+2)
1
(-)
0.280
(↑0.037)
6.750
(-)
5
(1↓)
西武
020 0.000
(-)
2
(↓1)
1411
(-)
14
(+11)
0
(-)
1
(-)
0.188
(↓0.038)
7.310
(↓3.93)