ロッテ(☆11対0★)西武 =リーグ戦2回戦(2026.03.28)・ZOZOマリンスタジアム=
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西武
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ロッテ
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勝利投手:田中 晴也(1勝0敗0S)
敗戦投手:武内 夏暉(0勝1敗0S)

本塁打
【ロッテ】ソト(1号・6回裏2ラン)

  DAZN
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◆ロッテは初回、西川の適時二塁打などで2点を先制する。その後4-0となって迎えた6回裏には、ソトの2ランなど打者12人の猛攻で7点を挙げ、試合を決定づけた。投げては、先発・田中が6回無失点の好投で今季1勝目。敗れた西武は、投打ともに振るわなかった。

◆大阪桐蔭高校野球部OBで希少がん闘病中の福森大翔さんが試合前の始球式をおこなった。福森さんは「こういう場を作っていただき、本当に心から感謝の気持ちでいっぱいです。西岡コーチや沢田選手をはじめ、大阪桐蔭高校野球部の大先輩の皆さんにパワーをいただいて、自分も頑張らないといけないなっていう気持ちになりました」とコメントした。センス・トラスト株式会社は、代表取締役の今中康仁さんが西岡コーチの大阪桐蔭高校野球部の後輩という繋がりがあり、今季からZOZOマリンのマウンド広告を掲出している。

◆ロッテは機動力を生かし、追加点を挙げた。初回の得点以降、西武武内の好投に阻まれた。それでも5回。小川龍成内野手(27)、高部瑛斗外野手(28)の連打でチャンスを作る。1死一、三塁から藤原恭大外野手(25)の右犠飛で3点目。直後に高部は二盗を決めると、そのまま意表を突く三盗で揺さぶる。2死三塁で西川史礁外野手(23)が左前打を放ち、ベンチに向かってガッツポーズ。2打席連続の適時打をマーク。「高部さんが二盗、三盗と走ってくれてたのでなんとかもう1点と思いました。とにかく気持ちで打ちました」と振り返った。直前の5回の守りでは失策などで2死満塁のピンチとなったが、田中晴也投手(21)が遊ゴロで切り抜け、守りから流れを作る今季のロッテにとって理想的な得点となった。

◆西武に今季から加入した林安可外野手(28=リン・アンコー)が来日初安打を放った。27日の開幕戦は出場なし。2戦目のこの日は「4番DH」でスタメン出場し、4回1死の第2打席でロッテ田中から左翼線への安打を放った。台湾の統一ではプロ通算112本塁打をマークしたアーチスト。かねてNPBでのプレー意欲が強く、FA(フリーエージェント)権を宣言し、西武へ入団した。長打への期待は大きい。開幕を前に「ホームランが出るかどうかは分からないけれど、コンディションをベストに調整して、いいパフォーマンスを出せるように」と意気込んでいた。

◆開幕直前に支配下登録された西武冨士大和投手(19)が開幕2戦目でプロ初登板したが、1軍のきつい洗礼を浴びた。4点リードされた6回に2番手として登板。しかし先頭の寺地に146キロ直球を安打されると、続くソトは追い込みながら独特の緩いチェンジアップを左翼席に運ばれる2ランに。さらに池田の安打後、松川にも145キロ直球を鋭い右中間適時二塁打にされた。苦しい中で左翼席からは「冨士、頑張れ!」の声も飛んだが、9番小川には11球粘られた末に右前打。3失点し、なおも2人の走者を残し、1死も奪えずに降板。ほろ苦い1軍初登板となった。冨士は大宮東(埼玉)から24年育成ドラフト1位でプロ入り。独特な投球フォームから繰り出される球威ある直球で、オープン戦ではDeNA牧からも直球で空振り三振を奪った。試合後、西口文也監督(53)は「どれだけ早く自分有利のカウントで勝負していくかが大事になると思う。本人も悔しい思いが出ていたので、次はどういう投球をしてくれるか楽しみにしています」と巻き返しに期待をかけた。

◆ロッテが中盤に攻め立てた。5回に2点を奪い、4-0とした6回。無死一塁からキャプテンのネフタリ・ソト内野手(37)が今季1号の2ランを放つ。無死一塁から前日2打点の松川虎生捕手(22)が右翼越え適時二塁打を放ち7点目。先頭から5者連続安打でなおも無死満塁で藤原恭大外野手(25)の2点適時打。直後の西川史礁外野手(23)も左前適時打を放ち10点目を挙げた。西川は"猛打賞"をマークした。打者12人、8者連続出塁の猛攻でこの回一挙7得点と一気に攻め立てた。

◆ロッテの猛攻にSNSも盛り上がりを見せている。4点リードの6回の攻撃。先頭の5番寺地隆成捕手(20)が左前打を放つと、ここから打線がつながった。続く6番ネフタリ・ソト内野手(37)の左翼席への2ランなど、四球を挟んで7者連続安打を記録。この回だけで7得点の猛攻を見せた。SNSでも「ロッテ打線強すぎ」「今年のロッテもしや強いんか?」「ロッテなんでこんな打ってるん」「ロッテどうした」「なんでこんなに強いの」といったコメントがみられた。

◆ロッテ先発の田中晴也投手(21)が6回5安打5奪三振無失点と好投した。2回以降、毎回安打を浴びる展開も落ち着いていた。3回、先頭打者に二塁打を浴び1死三塁のピンチを招く。それでも上位打線の桑原、長谷川を2者連続三振にし、得点を許さなかった。5回には死球や味方失策もあり走者をため2死満塁に。それでも西川を遊ゴロに打ち取った。6回には2死一塁から石井を151キロの直球で見逃し三振にし、ガッツポーズ。堂々の今季初マウンドで最後までホームを踏ませなかった。

◆前年最下位チームが、連勝発進だ。ヤクルトとロッテが開幕から2連勝。前年度の最下位球団が連勝するのは1968年(昭43)の広島と近鉄以来。2リーグ制後2度目の珍事となった。25年シーズンでセ・リーグ6位だったヤクルトは2回2死一、三塁、投手の山野の遊撃への適時内野安打で先制した。同点に追いつかれて迎えた3回には打線がつながり、3点を奪って勝ち越した。先発の山野は投げてもDeNA打線の反撃を封じ、開幕連勝に導いた。同じくパ・リーグの最下位だったロッテは西武を相手に4点リードの6回、ソトの2ランなどで一挙7得点。試合を決めた。ヤクルト池山監督、ロッテ・サブロー監督と、ともに指揮官が新たになったシーズン。幸先のいいスタートとなった。

◆ロッテは快勝で西武に2連勝した。先発の田中晴也投手(21)が6回5安打5奪三振無失点と好投し、試合を作った。5回には死球や味方失策もあり走者をため2死満塁のピンチを背負うも、西武西川を遊ゴロに打ち取った。堂々の今季初マウンドで最後までホームを踏ませなかった。中盤に打線が爆発した。5回には小川龍成内野手(27)、高部瑛斗外野手(28)の連打でチャンスを作り、1死一、三塁から藤原恭大外野手(25)の右犠飛で3点目。直後に高部は二盗を決めると、そのまま意表を突く三盗で揺さぶる。2死三塁で西川史礁外野手(23)が左前打を放ち4点目を奪った。6回にはキャプテンのネフタリ・ソト内野手(37)が今季1号2ラン。前日2打点の松川虎生捕手(22)が右越え適時二塁打を放つなど打者12人、8者連続出塁の猛攻でこの回一挙7得点と一気に攻め立てた。西川史礁外野手(23)、高部瑛斗外野手(28)が3安打を記録した。

◆昨年5位の西武が昨年6位のロッテに大敗し、開幕2連敗となった。2試合続けて打線が振るわず。一方で本拠地の大声援に乗るロッテ打線に、投手陣が次々とのみこまれた。開幕2戦目を任された先発の武内夏暉投手(24)は初回、いきなり連打を許し、3番西川の適時二塁打などで2点を先制された。その後は粘ったものの5回に藤原の犠飛でまず1失点。さらにわずか7球の間に高部に二盗、三盗、西川にも二盗を決められるなど、今季初マスクの古賀悠斗捕手(26)とのバッテリーがなすすべもなく揺さぶられていった。武内が5回4失点で降板すると、2番手でプロ初登板の冨士がマウンドへ。しかし支配下登録されたばかりの高卒2年目左腕は5番から9番までに5連打を浴び、1死も奪えずに降板。緊急登板となった中村祐も状態は良くなく、7者連続得点を許すというビッグイニングに。ウィンゲンター、山田、黒木と昨季のブルペンを支えたリリーフ陣がいずれも故障などで開幕1軍ベンチに不在。コンディション不良の主砲ネビンもまだ2軍で実戦に出ていない。先発投手が耐えて援護を待つしかない...という、苦しい状況になっている。

◆西武黒田将矢投手(22)が今季初登板を無失点でしのいだ。6回を終えた時点で11点リードされる、というほぼ試合が決した展開ながら、4番手としてマウンドへ。打ち取った当たりが内野安打になる不運はあったものの、危なげなく打者4人で抑えきった。身長188センチの長身右腕は今季で高卒プロ5年目となり、大卒1年目の即戦力同じ評価軸でみられる。2年連続で開幕1軍入りを果たし、まずは立ち位置を固めたいところ。「しっかり1試合1試合投げて、どういう展開でも。そうやって信頼を勝ち取っていけるようにやっていきたいです」と謙虚に話す。ダイナミックに低めに投げ下ろす直球は、150キロ台を安定してマークするように。そこにフォークボールを混ぜ込むスタイルは、近年のセットアッパーのトレンドでもある。西武には数少ないこのタイプ。「去年と違って、どっしりとした感じで試合に入って行けている感じは自分としてはあります」と話す手応えの良さで、苦しいブルペン事情の救世主となりたいところだ。【金子真仁】

◆西武はわずか7球のうちに3度も盗塁を決められ、ロッテに全ての流れが行った。開幕連敗の西口文也監督(53)も「あそこはもう少し警戒しなきゃね」と指摘するのは、5回にリードを3点に広げられ、なお2死一塁の場面だ。武内夏暉投手(24)-古賀悠斗捕手(26)のバッテリーが、ロッテ高部に4球のうちに二盗、三盗と決められた。6球目に西川に4点目の適時打を許すと、その西川も一塁走者として初球から二盗成功。指揮官が「投手です。簡単に言えば。いつも通りで行って簡単に走られて。捕手も投げられないくらいのだから」と言うほど完全に盗まれた。相手の勢いと大声援に一気にのみ込まれ、6回には1イニング7失点。完敗だった。古賀悠は「そこは僕もです」と反省する。「あれだけ走られちゃうと四球が三塁打みたいになっちゃうので。防ぎようはいっぱいあると思うので」。間合い、首の動かし方...映像が発達した令和野球では各球団とも投手のけん制球をさまざまな角度から凝視し、丸裸にしようとする。「(武内のけん制球の)入れ方がワンパターンになっちゃってるんじゃないかと思って。武内にも伝えて、僕も反省しながら次に生かしたい」とリベンジに燃えた。若手投手陣の球速は上がり、打球速度も全体的に上がった。とはいえ、それだけでは勝てないのがプロ野球。現状は「未完成」のチームであると西武ナインも自覚せざるを得ない、そんな完敗だった。【金子真仁】

◆下馬評を覆すか!? ロッテ、ヤクルトが開幕2連勝を決めた。両リーグの最下位同士が連勝スタートするのは、68年以来58年ぶり2度目だ。ともに今季から指揮を執るサブロー監督(49)、池山隆寛監督(60)の目指す野球がチームに浸透してきている。「春の珍事」で終わらせない-。両監督の「イズム」に迫る。ロッテのサブロー野球が、開幕2戦目で早くも発揮された。16安打11得点。打ち勝ったとも言えるが、サブロー監督は「みんなよく打ちましたが、やっぱり足が効いているなと思います」と力を入れてきた盗塁の部分を評価した。初回の得点以降、西武武内に阻まれていたが、足で流れを変えた。5回に3点目を奪った直後の2死一塁。一走の高部は初球で二盗を決め、4球目にも意表を突く三盗で揺さぶった。2死三塁とチャンスを広げ、西川が左前適時打を放った。指揮官は「あれは効きましたね。あそこで西川がタイムリーを打ってくれたので、相手としてはがっくりくる点の取り方だったと思います」と分析。「うちは全員グリーンライトなので」と盗塁の判断は、一塁の西岡コーチと三塁の伊志嶺コーチに任せている。「彼らのファインプレーですね」とコーチ陣もたたえた。また、前日はポランコが8回に試合を決定づけるソロ、この日はソトが5回に大量得点の流れを作る2ランを放った。外国人コンビの開幕から2試合続く本塁打に、指揮官は「もう、スロースターターではないですね」と笑みを浮かべた。これも、作戦通りだ。監督就任当初からソトには「オープン戦全試合出場」を明言。キャプテンに指名しキャンプ初日からチームに合流させ、3月に入ってからは1試合を除く13試合に出場させた。「気持ちの面で今年にかける意気込みもそうですし、疲れがある中でいいバッティングをしてくれています。オープン戦の最後にちょっと落ち気味でしたけど、開幕にきっちり合わせてくれていますね」と評価した。サブローイズムが全面に出て、開幕2連勝を決めた。【星夏穂】▽ロッテ西川(5回の適時打に)「もちろん(三塁に走者がいる方が)1本でかえりますし、そこはワンヒットでいいやという気持ちの楽さはあります」

◆ロッテは快勝で西武に2連勝した。先発の田中晴也投手(21)が6回5安打5奪三振無失点と好投し、試合を作った。5回には死球や味方失策もあり走者をため2死満塁のピンチを背負うも、西武西川を遊ゴロに打ち取った。堂々の今季初マウンドで最後までホームを踏ませなかった。チーム力が勝利への鍵だ。ロッテ田中はマウンドに上がり、投球練習を終えると静かに帽子を取り、つばに目を落とした。そこには「同心戮力(どうしんりくりょく)」と記されている。「心を1つにして力をあわせて協力すること」という意味だ。田中は「チームスポーツなので、全員で協力して勝てればいいなと思って書いています」と語った。まさに、そんなシーンがあった。2点リードの5回2死一、二塁。三ゴロかと思われたが、寺地の二塁送球がそれ、満塁のピンチを招く。それでも、慌ててはいなかった。「寺地も慣れないポジションで頑張っていますし、逆にここで助けてあげることしか考えていなかったです」。後続を遊ゴロに抑え、ベンチに下がるときには励ますように寺地の背中をぽんとたたいた。田中は「個人スポーツではないので、とにかくチームで協力して。マウンドは1人ですけど、チームで戦っているので。そこを忘れないでやろう、という思いがあります」。言葉通り、最後まで「同心戮力」を胸に投げ続けた。

◆ロッテは西武に快勝で開幕2連勝とした。先発田中晴也投手(21)が6回5安打5奪三振無失点と好投し、白星を挙げた。3回には1死三塁のピンチを2者連続三振で脱し、5回には2死満塁の場面を遊ゴロで切り抜け、今季初マウンドでホームを踏ませなかった。「ここ最近で言ったらあまり調子良くない試合だったんですけど、要所要所でギアを上げられたのはすごく良かったです」と振り返った。サブロー監督も「一番いいピッチャーなので2戦目に行かせています。僕の期待通りのピッチングをしてくれました」と評価。さらに「昨日もそうですが松川がよく引っ張ってくれているので、毛利も晴也も他のピッチャーも助けられていると思います」と2試合連続スタメンマスクの松川虎生捕手(22)もたたえた。打線は初回に先頭から3連打と犠飛で2点を先制した。サブロー監督は「武内投手なので僅差のゲームを予想していましたが、あの2点で楽になりました」と振り返った。中盤5回には足を絡めた得点があり、6回は打者12人7得点の猛攻で一気に攻め立てた。指揮官は「打ちすぎですね。明日が怖いですが、ちょっと引き締めさせます」と油断せずに開幕カード3戦目に臨む。

◆西武がスタメン4人を入れ替え、今季初勝利を目指す。4番・DHは林安可外野手が初出場。5番・一塁は山村崇嘉内野手、7番・二塁は石井一成内野手、8番・捕手は古賀悠斗捕手。開幕スタメンのアレクサンダー・カナリオ外野手、外崎修汰内野手、開幕戦プロ初打席で安打を放った小島大河捕手はベンチスタートとなった。

◆前日27日に球団の新人として76年ぶりの開幕投手を務め、初白星を挙げたドラフト2位の毛利海大投手(22)=明大=が一夜明けて取材に対応した。初登板で開幕投手を務めて5回無失点の初勝利。怒濤(どとう)のような1日に「興奮して眠れなかったです。寝たんですけど、脳が起きているような状態でした」と眠そうに目をこすった。快挙に関係者からの祝福の連絡が後を絶たず、「スマホを見たら通知がすごくて。ラインだけで150件以上来てて、インスタのダイレクトメールも50以上。まだ全部読み切れていなくて、これから返信していこうと思います」とうれしい悲鳴も。明大のチームメートで西武ドラフト1位の小島大河捕手が「9番・捕手」で先発し、三回の初打席で初安打となる右前打を許した。「それ(初安打)が残っちゃうんですよね。それがちょっと嫌ですね。まあ、小島にとっても自分がずっと残っていくのはありがたいことですかね?」と少し悔しそうに苦笑いを浮かべていた。

◆西武は開幕2戦目の先発を託された武内夏暉投手(25)が5回4失点で降板した。一回、先頭の高部に左翼線への二塁打で出塁され、藤原の一塁内野安打で無死一、三塁のピンチに西川に左翼線に弾き返され、適時二塁打で8球で先制を許した。一死後に寺地の左邪飛で2点目。五回には藤原の右犠飛、西川の左前打で2点を追加され、4失点でマウンドを降りた。武内は「不安定な立ち上がりになってしまい、全体的にリズムが相手にいってしまったと思います。今日は決めきれない球が多かったので、そこをしっかりと改善して立ち上がりから思い通りの投球ができるように次回に向けて調整していきます」とコメントした。

◆ロッテの投打が?みあい、開幕2連勝を飾った。先発の田中晴也投手(21)は6回無失点の好投。西川史礁外野手(22)が3安打3打点の活躍で打線を牽引した。一回に高部の左翼線二塁打を起点に西川の左前適時打と寺地の左犠飛で2点を先制すると、五回には1死一、三塁から藤原の右犠飛と西川の左前適時打で2点を追加。続く六回にはソトの1号2ランなど7本の長短打を集めて7点を挙げてダメを押した。援護を受けた先発の田中は最速154キロの直球とフォークが冴えて6回を5安打5奪三振、無四球で無失点。「粘りながらですけどゲームメイクできましたし、要所要所でしっかり0で切り抜けられたことが良かったと思います。あとは野手の皆さんがしっかり守ってくれて、先制点、追加点という風に自分の投げやすい環境を作っていただいたので、今日のピッチングはそこに尽きるかなと思います」と野手の援護に感謝した。ロッテの開幕連勝は昨季に続いて2年連続。開幕から2試合連続で先発に白星が付くのは2012年の成瀬、唐川以来14年ぶりとなる。

◆育成から支配下登録された西武・冨士大和投手(19)がプロ初登板で5連打を浴び、1死も取れず降板した。0-4の六回から2番手で登板も、先頭の寺地に4球続けた146キロ真っすぐを左前に弾き返され、続くソトにカウント2-2から8球目の落ちる球を左翼席に運ばれた。さらに友杉に遊撃内野安打、松川に右中間を破られる適時二塁打、無死二塁で小川に右前打を打たれ、5連打となったところで、西口文也監督が交代を告げた。西口監督は「結果は残念でしたけど、四球で崩れていったわけではなく、打たれてああいう結果になったので。後は早く追い込んでいって、自分優利のカウントで勝負していけるかが大事になってくる。いい勉強になったんじゃないですか。本人も悔しい思いがマウンドで出てたので、次はどういう投球するか、楽しみにしています」と2度目の登板に期待した。

◆西武は開幕オーダーから4人を入れ替える打線で臨んだが、5安打に抑えられ零封負けで2連敗を喫した。西口文也監督は「(打線に火が)まだ着いてないですね。いつ着くんだろう? 一番は思いっきりのよさが、まだまだ出てない。ちょっと考え過ぎてる部分はあると思う。明日もそういうことも考えないで、初回から3球で終わってもいいぐらい、思いっきりドンドンいってほしい」と積極打法を願った。開幕オーダー4人を入れ替え、今後も調子のいい選手を起用していくことになるのかを聞かれると「調子のいい選手は今いないんでね。誰が調子いいのかわからないけど、これからです」と期待。ロッテ先発の田中晴也に昨年7打数3安打の石井一成を「7番・二塁」で初スタメン起用も、投ゴロと遊飛に終わり「期待はしましたけど、まだまだ調子は上がってきていないんでね」と話したが、辛抱の采配が続きそうだ。

◆近未来のエースが実力の片鱗(へんりん)を見せつけた。ロッテの4年目、田中晴也投手(21)が6回5安打無失点の好投で今季初登板を白星で飾った。2-0の三回。先頭の古賀悠に二塁打を許すなど1死三塁で桑原を迎えた場面で田中は一気にギアを上げた。今季から習得した落差と球速が大きい「ジャイロフォーク」を連投して空振り三振を奪うと、続く長谷川にはこの日最速の154キロを投げ込むなど、前に飛ばさせず、最後は153キロで空振り三振に抑えた。「要所でギアを上げられたのはすごく良かった。冷静に試合運びができているからこそ、そうやって(ギアを)上げられた」とうなずく。五回には寺地の失策が絡んで2死満塁で、昨季最多安打の西川を迎えるピンチを背負ったが「野手からの信頼も得られるチャンス。しっかり助けてあげて、そういうピッチャーにならないと勝てる試合も落としてしまう」と遊ゴロに抑えた。6回5安打無四球で無失点。「あまり調子の良くないボール、試合だった」と話すが悪いなりにもゼロで抑えるあたりに非凡さがうかがえる。昨季は13試合で3勝5敗、防御率2・48。コンディション不良もあり、1軍登板は8月初旬が最後になった。サブロー監督は186センチ、92キロの大型右腕を「やってもらわないと困る投手。僕は2戦目を重視する。任せられるのは晴也しかいない」と信頼する。サブロー監督が将来を託す左右のホープが白星を手にする最高のスタートを切った。プロ初登板の開幕戦を5回無失点で勝ったドラフト2位の毛利(明大)は22歳。21歳の田中も続いた。指揮官が期待を寄せる左右の両輪の未来像がその輪郭を描いた。(片岡将)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
200 1.000
(-)
-
(-)
14112
(+6)
9
(+4)
4
(+1)
0
(-)
0.292
(↓0.041)
3.500
(↓0.5)
1
(-)
ロッテ
200 1.000
(-)
0
(-)
14114
(+11)
1
(-)
2
(+1)
3
(+3)
0.333
(↑0.1
0.000
(-)
3
(1↑)
ORIX
110 0.500
(↑0.5)
1
(-)
1416
(+6)
10
(-)
1
(+1)
1
(+1)
0.231
(↑0.102)
2.000
(↑2)
3
(2↓)
楽天
110 0.500
(↓0.5)
1
(↓1)
14110
(-)
6
(+6)
0
(-)
0
(-)
0.278
(↓0.103)
3.180
(↓3.18)
5
(1↓)
日本ハム
020 0.000
(-)
2
(↓1)
1419
(+4)
12
(+6)
5
(+2)
1
(-)
0.280
(↑0.037)
6.750
(-)
5
(1↓)
西武
020 0.000
(-)
2
(↓1)
1411
(-)
14
(+11)
0
(-)
1
(-)
0.188
(↓0.038)
7.310
(↓3.93)