| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
阪神 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 0 | 0 |
巨人 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 3 | 6 | 0 | 2 |
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勝利投手:竹丸 和幸(1勝0敗0S) (セーブ:田中 瑛斗(0勝0敗1S)) 敗戦投手:村上 頌樹(0勝1敗0S) 本塁打 | |||||||||||||
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◆巨人は初回、キャベッジの先頭打者本塁打などで2点を先制する。その後1点差とされて迎えた4回裏には、ダルベックのソロで貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・竹丸が6回3安打1失点の好投でプロ初勝利。敗れた阪神は先発・村上が好投を見せるも、打線がつながりを欠いた。
◆巨人トレイ・キャベッジ外野手(28)が「26年プロ野球第1号」を放った。1番左翼でスタメン出場し、1回に阪神村上の144キロ直球を右翼席ギリギリに放り込んだ。開幕戦の先頭打者本塁打は21年辰己(楽天)以来、史上20本目、巨人では56年与那嶺、03年清水、07年高橋由に次いで19年ぶり4人目となった。外国人選手では54年レインズ(阪急)、56年与那嶺(巨人)、11年マートン(阪神)に次いで15年ぶり4人目、巨人ではハワイ出身の56年与那嶺以来70年ぶりとなった。キャベッジは昨季も開幕戦で本塁打と打っており、来日1年目から2年続けて開幕戦本塁打は巨人では13、14年のロペスに次いで2人目となった。
◆巨人阿部慎之助監督(47)が今季から設置された「リプレーセンター」からのリクエストを12球団最速で成功させた。2点リードの3回無死一塁、阪神村上が犠打を試みるも、捕手・岸田が二塁でアウトに。さらに遊撃・泉口も一塁転送。きわどいタイミングでセーフの判定も、指揮官は素早くリクエストを要求した。球審はバックネット裏付近で検証結果を聞くために待機。リプレーセンターに常駐する現役の審判員2名が判断し、判定覆ってアウトとなった。18年に導入された「リクエスト」制度は、これまで各球場の審判員が検証を行ってきたが、今後は遠隔地から専門の審判員が判定を下すMLB方式となる。監督から球審へリクエストの意思が確認され次第、その日の予備審判からリプレーセンターへ連絡。センター内にいる審判は専用アプリに落とし込まれた映像を確認し、検証結果を責任審判に伝達する。それを受けて、責任審判が判定のジェスチャー及び説明を行う流れとなっていた。
◆阪神が3回の得点機を逃した。0-2で先頭の坂本誠志郎捕手(32)が左前打。この試合初めて先頭打者が出塁したが、続く9番の村上頌樹投手(27)が初球バントを試みて痛恨の併殺。1度は一塁がセーフ判定されたが、巨人側がリプレー検証を要求して判定が覆った。1死一塁が2死走者なしと変わり、1番の近本光司外野手(31)は空振り三振に倒れた。
◆阪神大山悠輔内野手(31)が今季初打点をマークした。0-2の4回1死一、三塁で中犠飛。最低限の仕事で巨人に1点差に詰め寄った。大山は昨季の開幕戦でも中前適時打を放っており、2年連続となる開幕戦打点となった。
◆今年も開幕した「すしレース」。今季から大きくパワーアップし「江戸前スーシーズ」のメンバーが4貫追加。昨年も登場したマグロ、コハダ、タマゴ、エビ、アナゴの5貫に加え、「実はとても黒い部分があり、腹黒い一面もある」というイカ、「唯一言葉を話すことができる」ウニ、「ピリッとする場面で誰よりもシャキッとする」芽ネギ、「過去に干された経験がある苦労人」のかんぴょうが登場し、全9貫がレースを盛り上げる。9貫がずらりと横に並び、スタートした開幕レース。号砲とともに飛び出したのは、マグロ。徹底先行で一気に押し切り、そのままゴールイン。堂々の今季初白星を飾った。2着に芽ネギ、3着にタマゴが入線した。今季の戦績はマグロが1勝。参加者応募受付には、試合前から長蛇の列ができ、注目度はさらに増す「すしレース」。今季も白熱した戦いが開幕した。すしレース 4回表終了時にイニング間イベントとして、米国の「ホットドッグレース」のような「すしレース」を開催している。ファン参加型のアクティベーションで出場者は「江戸前スーシーズ」に扮(ふん)して競走する。メンバーはマグロ、コハダ、タマゴ、エビ、アナゴの5貫に加え、今季から新メンバーのイカ、ウニ、芽ネギ、かんぴょうの計9貫。参加対象は公式ファンクラブ「CLUB GIANTS KIDS MEMBER」で当日の開場から1回裏終了まで応募受け付けし、東京ドーム内ファンクラブブースで抽選によって決定する。今シーズンからオフィシャルプレミアムスポンサー「DAZN」が提供する「DAZN presentsすしレース」として開催される。DAZNをご利用中の方および新規ご加入いただいた方の中から、毎試合抽選で1名(13歳未満)に、その日のペア観戦チケットとすしレースへの参加券がプレゼントされる。
◆巨人先発のドラフト1位竹丸和幸投手(24)が勝利投手の権利を持って、6回1失点で降板した。初回、阪神先頭近本を1球で中飛に打ち取り初のアウトを奪った。中野を三ゴロに仕留めると、2死から森下に安打を許したが、佐藤を左飛に打ち取り、無失点で立ち上がった。2回、3回と3人ずつで片付けた。1-3の4回初めてピンチを迎えた。先頭中野に四球を与えると、森下に安打で続かれ無死一、三塁で4番佐藤を迎えた。前日には「使えるボールは全部使って」と意気込んでいた通り、直球に加え、得意のチェンジアップを低めに集めた。カウント1-2からボール球を振らせ、空振り三振に切った。5番大山に中犠飛を打たれプロ初失点を許したが、6番中川を遊ゴロに仕留め、リードを守り切った。
◆阪神小幡竜平内野手(25)の死球を巡って、球場が不穏なムードに包まれた。7回2死から船迫大雅投手(29)のスライダーが左太ももの内側、ひざ頭の少し上に当たった。小幡は苦痛に顔をゆがめて、その場に倒れ、しばらく起き上がれなかった。藤川球児監督(45)や和田豊ヘッドコーチ(63)もベンチを飛び出し、心配そうに見つめた。左翼席の阪神ファンからは怒号も響いた。小幡はしばらくしたのちに、一塁に歩き、プレー続行した。
◆2年連続2度目の開幕投手を務めた阪神村上頌樹投手(27)が6回101球、5安打3失点で降板した。いきなり1発を浴びた。0-0の初回、先頭キャベッジへの2球目、内角低めの144キロ直球を巨人ファンが待つ右翼スタンドへ運ばれた。同戦で本塁打を浴びるのはプロ6年目で初。通算7試合4勝0敗、防御率0・54の巨人キラーだった右腕が、8試合目で痛恨の先頭打者弾を食らった。続く松本は10球粘られた末に四球。3番泉口には右前打を許して無死一、三塁とし、遊ゴロ併殺間に2点目を献上。同戦で1試合2失点するのも自身初となった。打線が1点を返した直後の4回。巨人の4番ダルベックに外角スライダーを完璧に捉えられ、バックスクリーンへソロ。思わず顔をしかめた。6回も1死二、三塁のピンチを招くも、ダルベックを空振り三振、最後は岸田を一邪飛に仕留め、手をたたいた。この回限りで降板。クオリティースタート(6回以上自責3以下)でリリーフ陣に託した。
◆リーグ連覇を目指す阪神が、2年ぶりに開幕戦で黒星を喫した。2年前の24年も東京ドームの巨人戦で、0-4の完封負けだった。2年連続2度目の開幕投手を務めた阪神村上頌樹投手(27)が、6回101球、5安打3失点を喫し降板。0-0の初回に、先頭キャベッジへ先制ソロ本塁打を許すと、なおも無死一、三塁で遊ゴロ併殺の間に2点目を献上した。さらに1-2で迎えた4回、4番ダルベックにバックスクリーンへソロ本塁打を浴びた。村上が巨人戦で本塁打を浴びるのはプロ6年目で初めて。通算7試合4勝0敗、防御率0・54の巨人キラーだった右腕が巨人の助っ人につかまった。打線は2点を追う4回1死一、三塁で大山悠輔内野手(31)が中犠飛を放ったが、得点もこの回だけだった。先発した巨人ルーキー竹丸に押さえ込まれる中で、3番森下翔太外野手(25)が猛打賞をマーク。28日の2戦目は打線一丸でライバルを攻略したい。
◆巨人竹丸和幸投手(24)が史上初の快投で、「伝統の一戦」でのシーズン開幕戦で勝利をつかんだ。球団新人では64年ぶりに開幕投手を任され、王者阪神を相手に6回79球3安打1失点。4回無死一、三塁では、4番佐藤輝に低めのチェンジアップを振らせ、空振り三振。65年ドラフト制以降初となる新人投手の開幕戦白星をつかんだ。打線は天敵、阪神先発の村上の出はなをこれ以上ない形でたたいた。1番起用のトレイ・キャベッジ外野手(28)が「26年プロ野球第1号」となる右翼弾。巨人の外国人による開幕戦の先頭打者本塁打は、ハワイ出身の56年与那嶺以来70年ぶりとなった。昨季はチーム最多17本塁打の主軸を1番に起用した阿部監督の采配がいきなり的中すると、4回には新外国人ボビー・ダルベック内野手(30)が来日第1号で追加点を奪った。昨季は8勝17敗と大きく負け越した阪神に、一丸で勝ちきった。指揮官が「新しいジャイアンツをつくる」と臨んだ新シーズン。昨季の開幕スタメンから6人が変わった新布陣での価値ある1勝となった。
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◆巨人阿部慎之助監督(47)が球団史上初めて新人投手として開幕戦で白星を挙げた竹丸和幸投手(24)に驚嘆した。球団新人では64年ぶりに開幕投手を任され、王者阪神を相手に6回79球3安打1失点。6回終了後に「ナイスピッチング」とねぎらい、「君はすごいな」と声をかけた。試合前からの落ち着き具合に「ひょうひょうとしてるというか、動じてないというかね。すごいなと思って見てたんですけど」と称賛した。
◆巨人竹丸和幸投手(24)が史上初の快投で、「伝統の一戦」でのシーズン開幕戦で勝利をつかんだ。球団新人では64年ぶりに開幕投手を任され、王者阪神を相手に6回79球3安打1失点。4回無死一、三塁では、4番佐藤輝に低めのチェンジアップを振らせ、空振り三振。65年ドラフト制以降初となる新人投手の開幕戦白星をつかんだ。
◆巨人が昨季王者に価値ある白星を挙げた。球団新人では64年ぶりに開幕投手を任された竹丸和幸投手(24)が、6回79球3安打1失点。球団史上初めて新人として開幕戦で勝利を刻んだ。打線は1番起用のトレイ・キャベッジ外野手(28)が阪神村上から「26年プロ野球第1号」となる右翼弾。巨人の外国人による開幕戦の先頭打者本塁打は、ハワイ出身の56年与那嶺以来70年ぶりとなった。4回には新外国人ボビー・ダルベック内野手(30)の第1号で追加点を奪った。試合後の阿部慎之助監督(47)の一問一答は以下。。-竹丸投手が球団初の新人開幕戦勝利しましたいやあ、もう、素晴らしいの一言です。-6回の投げ終わりで声をかけられていましたもう「ナイスピッチング」ということと、ゲーム前からね、すごい落ち着いていたので、「君はすごいな」というのは言いました。-キャベッジ選手の本塁打から始まりました。攻撃はどうですか効果的に点取れましたし、先制とれたというのがね、すごく大きかったので。-松本選手、ダルベック選手、北浦投手。新戦力も活躍しました「新しくチームを作っていく」、これをモットーにしてスタートしてますので。またね、あした、いい準備していきたいなと思います。-竹丸投手は落ち着きぶりが素晴らしかったひょうひょうとしているというか、動じてないというか。すごいなと思って見てたんですけど。-阿部監督も同じく新人の開幕戦で活躍されています。すごさを感じますかいやあ、この大舞台で特別な試合で、そうやっていいピッチングができるんで。素晴らしかったです。-阿部監督も1年目、落ち着いていたと思いますまったく落ち着いてませんよ? 僕のことはいいので、はい。-球数での交代ですかそうですね、たぶん思った以上に疲労しているはずだと思ってね、交代しました。-阪神相手に向かっていく姿勢はいやもうこの前もね、昨日も言ったんですけど、敵がどうとかじゃなくて、とにかく自分たちの野球を貫くってことでね、それだけに集中しています。-リリーフの頑張りは大勢とマルティネスがいない分、全員で今日は勝てたゲームだったんじゃないかと思います。-終盤の継投は決めていましたかそうですね。-長いシーズンのわずか1勝ですが、小さくない勝利かとそれはそうなんですけど、反省すべき点もありますし、また、しっかりね、このあと整理して、あしたに準備していきたいと思います。
◆リーグ連覇を目指す阪神が、2年ぶりに開幕戦で黒星を喫した。巨人先発のドラフト1位ルーキー竹丸和幸投手(24)の前に、6回まで打線が散発3安打。得点は4回の大山の犠飛による1点にとどまった。試合後、藤川球児監督(45)は、竹丸がいい投球だったかと問われ「そういうことになりますね。素晴らしいピッチングだったと思いますね」と素直に好投を称賛。今後も対戦が続くことが予想されるが「また次の対戦、いい勝負ができればなと思いますけど、素晴らしいピッチングだったと思いますね」と続けた。2年連続2度目の開幕投手を務めた阪神村上頌樹投手(27)は粘りの投球も、6回5安打3失点で黒星。「6回までいきましたから。また次回ですね」と次戦に期待を寄せた。
◆阪神森下翔太外野手(25)が26年藤川阪神の開幕戦で貫禄を示した。「3番右翼」でスタメン出場し、巨人先発のドラフト1位竹丸和幸投手(24)から2安打。竹丸にはプロ初勝利を献上したが、同じドラフト1位の"先輩"が敗戦のなかで気を吐いた。1回2死の第1打席は148キロ直球を左前へ。今季のチーム初安打で「チャンスメークはできた」とうなずいた。4回無死一塁の第2打席は、打線全体が苦しんだ竹丸のチェンジアップを拾って左前へ。得点圏に走者を送り、大山悠輔内野手(31)の犠飛につなげた。6回1得点に封じられた竹丸については「自分からあまり崩れることなくしっかり腕も振って投げてくるピッチャーだった」と印象を語り「まだ始まったばかり。これからデータも出てくると思う。しっかり頭に入れていきたいと思います」と天敵になりそうな左腕の攻略を誓った。チームとしては2年ぶりの開幕黒星スタート。それでも主軸の森下は9回の第4打席も内野安打で執念を見せた。初戦から猛打賞と爪痕を残し「まだ1試合なのでチーム的にも明日(28日)いければ全然問題ない」。第2戦こそ連覇への1勝目をつかむ。【只松憲】
◆プロ野球が27日、開幕した。巨人ドラフト1位の竹丸和幸投手(24)は阪神戦(東京ドーム)で、ロッテ同2位の毛利海大投手(22)は西武戦(ZOZOマリン)で、それぞれ開幕投手を務め勝利を挙げた。開幕投手を務めたルーキーの巨人竹丸とロッテ毛利がそろって勝利。新人の開幕投手は22年北山(日本ハム)以来だが、白星を挙げたのは58年杉浦(南海)以来68年ぶり。巨人では1リーグ時代(プロ野球初年度の36年を除く)を含めても初で、ロッテでは毎日時代の50年榎原に次いで76年ぶり2人目。同一年に開幕投手の新人が2人勝つのは52年の三船(阪神)と大田垣(広島)以来74年ぶり。同様のケースは1リーグ時代の48年にもあったが、48年は木場(金星)が4月4日、吉江(急映)が同5日に勝利し、52年は三船が3月20日、大田垣が同21日に勝利。同日に開幕投手の新人2人がそろって勝利したのは初めてだ。
◆阪神は開幕黒星スタートとなった。先発した巨人ドラフト1位竹丸和幸投手(24)に6回3安打1失点と好投され、プロ初勝利を献上。森下が2安打、坂本が1安打を放った。試合後の森下は「自分からあまり崩れることなく、しっかり腕も振って投げているピッチャーだった」と印象を語り「まだ始まったばっかなりなので。これからデータも出てくると思う。しっかり頭に入れていきたいと思います」と次回対戦を見据えた。
◆プロ野球が27日、開幕した。巨人トレイ・キャベッジ外野手(28)が阪神戦(東京ドーム)で、またDeNA牧秀悟内野手(27)がヤクルト戦(横浜)で、それぞれ初回に先頭打者本塁打を放った。巨人キャベッジとDeNA牧が先頭打者本塁打。開幕戦で先頭打者アーチを打ったのは21年辰己(楽天)以来20、21人目。巨人では07年高橋由以来4人目、DeNAでは大洋時代の61年近藤昭以来2人目となり、同一年の開幕戦で2人が打つのは初めてだ。キャベッジはこの1発が決勝点。開幕戦で先頭打者弾がVアーチとなったのは前記辰己以来5人目。一方の牧は初球を打ったが、こちらは6人目。
◆リーグ連覇を目指す阪神が、2年ぶりに開幕戦で黒星を喫した。2年前の24年も東京ドームの巨人戦で、0-4の完封負けだった。阪神藤川球児監督(45)の一問一答-村上は粘り強く試合を作った。「そうですね、まあ6回まで行きましたから。また次回ですね。はい」-相手の先発ルーキー竹丸もいい投球だった「そういうことになりますね。素晴らしいピッチングだったと思いますね」-この後も当然対戦は続いていくと思うが「また次の対戦、いい勝負ができればなと思いますけど、素晴らしいピッチングだったと思いますね」-初対戦の難しさみたいなものもあったりするか。「相手が上回ったということですよ。はい、また次です。はい」-打線もまた明日につなげて「まあ始まったばかりですから。1つ、明日取りにいくと。毎試合勝ちに行くという気持ちは非常に強く持ってやっていきますから。これ勝負ですから。また明日ですね」
◆阪神のチームの初得点は大山悠輔内野手(31)だった。指定席の「5番」で開幕。4回1死一、三塁から竹丸和幸投手(24)の149キロをうまく打ち上げ、中堅への犠飛にした。1-2と追い上げる一打だったが、結局はこれが唯一の得点となり、打線で村上頌樹投手(27)を援護しきれなかった。一塁では好守も見せた。「明日なので。明日しっかりやれるように頑張ります」と話して東京ドームをあとにした。
◆巨人が昨季王者に価値ある白星を挙げた。球団新人では64年ぶりに開幕投手を任された竹丸和幸投手(24)が、6回79球3安打1失点。球団史上初めて新人として開幕戦で勝利を刻んだ。新人ばなれした投球をみせた竹丸の素顔とは?新人ながら表情を全く崩さず、淡々と腕を振る竹丸。プレー以外でも「あのままです。ひょうひょうとしていて、口数も少ないタイプ」と学生時代の恩師たちは、口をそろえる。そんな左腕に野球が好きかと尋ねると「始めた時は好きでしたけど(今は)別に好きでやっているわけでもない。成り行きですね、流れで。とりあえず野球で進学、就職みたいな感じで」とあっさりしていた。なんとなく続いた野球人生だが、ブレない芯の強さは貫いてきた。小学生では、故意四球の提案をマウンドで拒否。中学では監督に指示された登板に、調子の良くない日は「やめておきます」と断ることも。崇徳時代は、マネジャー転向を打診されたが「やりたくないので、やらないです」ときっぱり。常に意思を曲げずに歩んできた。その姿勢が自覚へと変化した。中学から控え投手だったが、鷺宮製作所入社後はエースに。「このチームで都市対抗に行きたい」と目標を口にし続けた。2年目に有言実行。誰もが認める絶対的な存在となった。昨秋のドラフト指名後、社会人最終登板となった日本選手権。1点リードで救援登板したが、9回に逆転打を許し敗戦。「試合をつぶしてしまって、すみませんでした」とミーティングでは思わず涙。「いきなり終わってしまった」とマウンドでは変わらなかった表情が崩れた。「お互い頑張りましょう」と言葉を残し、旅立ってから約4カ月。初登板で快挙を成し遂げ、お立ち台では「めっちゃうれしい」と珍しく口元が緩んだ。プロの世界で歩み出した背番号21は、マウンドでポーカーフェースを守りながら、ファンに笑顔を届けていく。【北村健龍】
◆阪神佐藤輝明内野手(27)は初安打を出せなかった。4打席のうち3度は塁上に走者を置いていたが、得点に絡むことはできなかった。6回の痛烈な投手返しも、はじかれた球をうまく遊撃にカバーされた。初見の竹丸について「いい投手でした。いいピッチングしていたと思います。(6回は)そこを捉えきれるように。また次、頑張ります」と落ち着いた様子で初日を振り返った。▽阪神近本(巨人先発の竹丸に)「本当にいいボールを投げていたので、堂々と投げさせてしまったのかなというのはありますね。(1打席目は初球から行けたら行こうと)うーん。まあね、特別な打席なので、こういう時しかないのかなと思って」▽阪神坂本(村上とのバッテリーで2本塁打許す)「なんとか粘って、投げてくれた。東京ドームという球場で1発もある打者に仕留められたので、工夫をちょっとしないといけない。(チームとして)いいところもたくさんあったので明日勝てるようにしたい」
◆巨人竹丸和幸投手(24)が史上初の快投で「伝統の一戦」でのシーズン開幕戦で勝利をつかんだ。球団新人では64年ぶりに開幕投手を任され、王者阪神を相手に6回79球3安打1失点。65年ドラフト制以降初となる新人投手の開幕戦白星をつかんだ。阿部慎之助監督(47)は「いや、もう、素晴らしいの一言です。ゲーム前から落ち着いていたので『君はすごいな』というのは言いました」と称賛した。打線は天敵、阪神先発の村上の出ばなをこれ以上ない形でたたいた。1番起用のトレイ・キャベッジ外野手(28)が「26年プロ野球第1号」となる右翼弾。巨人の外国人による開幕戦の先頭打者本塁打は、ハワイ出身の56年与那嶺以来70年ぶりとなった。昨季チーム最多17本塁打の主軸を1番に起用した阿部監督が采配をいきなり的中させると、4回には新外国人ボビー・ダルベック内野手(30)が来日第1号で追加点を奪った。昨季は8勝17敗と大きく負け越した阪神に、一丸で勝ちきった。「新しくチームを作っていく、これをモットーにしてスタートしてますので、また明日いい準備していきたい」と指揮官。昨季の開幕スタメンから6人が変わった新布陣での価値ある1勝となった。
◆巨人田中瑛斗投手(26)がまさかのプロ初セーブに安堵(あんど)した。ブルペン陣からWBC組の大勢、マルティネスを欠いた中で迎えた開幕。2点リードの9回、マウンドに上がったのは日本ハムから現役ドラフトで加入2年目の右腕だった。阪神森下、佐藤、大山という強力クリーンアップと相対する。森下には内野安打を浴びるも、佐藤は148キロの外角シュートで遊ゴロ併殺に打ち取った。無失点投球でプロ初セーブを挙げ「最高っす。たけちゃん(竹丸)の勝ちがあったので。開幕戦というのもあってチームも絶対にやらかせないシチュエーション、常にそうですけど、特にそうだったので」と普段以上に重圧のかかるマウンドで仕事を全うした。阿部慎之助監督(47)は終盤の継投は事前に決めていたことを明かしたが、田中瑛に知らされたのは登板直前のことだった。「マジかって感じです。オープン戦の使われ方的に9回はないんかなと自分で思ってた。監督に指名もらって、ここはもうやるしかねえって感じでした」と気合十分。「いい意味でギリギリまで僕に伝えないで。緊張感をなるべく(与えないように)のような感じがします」と受け止め、期待に応える投球だった。プロ初セーブのウイニングボールは、プロ初勝利が優先されてルーキー竹丸の手に。「どっかのボールを代用しようかな」と冗談めかしながら、充実の表情で帰路についた。
◆巨人阿部慎之助監督(47)が「ミスター魂」を身にまとい、新シーズンを歩み出した。故長嶋茂雄終身名誉監督の遺品を身に着け、決戦の舞台、東京ドームに入った。「三奈さんのお気持ちをいただいたので、ありがたく着させていただきます」と、チェックのスーツ、スラックスとまとい、胸のブローチは巨人の帽子に「3」の文字入りの逸品。勝利を届け、「長嶋さんも喜んでいると思います」と語った。
◆プロ野球は27日、セパ同時開幕し、6試合が行われた。新人たちの活躍が目立った。巨人ドラフト1位の竹丸和幸投手(24)が阪神戦(東京ドーム)で球団新人64年ぶりの開幕投手を務め、6回3安打1失点。球団史上初めて新人の開幕戦勝利を手にした。ロッテ同2位の毛利海大投手(22)も西武戦(ZOZOマリン)で5回4安打無失点と好投し、プロ初勝利。広島は同1位平川蓮外野手(21)が中日戦(マツダスタジアム)で9回に同点打、延長10回には同3位勝田成内野手(22)がセ・リーグ新人初となる開幕戦でのサヨナラ打を決めた。
◆巨人・阿部慎之助監督(47)がミスターの遺志を胸にシーズン開幕を迎えた。この日、長嶋茂雄さんからもらったジャケットとズボン、遺品のブローチを身に着けて球場入り。「(長嶋さんの次女の)三奈さんのお気持ちをいただいたので、ありがたく着させていただきます」と表情を引き締めた。ブローチはキラキラと輝く巨人の帽子に背番号「3」が入ったデザイン。格子柄のベージュのジャケット。黒いズボンは「下はちょっと直した。(自分の)足が短いから(笑)」と笑顔を浮かべてベンチ裏へと入った。阿部監督は春季キャンプ中の2月に「この前、遺品をもらった。ミスターが開幕の時につけていこうと思っていたブローチだったらしいんだけど、それを僕が受け継ぐ形でいただけた。開幕には必ずつけていく」と明かし、新人時代に監督だった恩師の魂とともに勝負の3年目シーズンを迎えることを決めていた。
◆巨人の開幕戦が行われる東京ドームの関係者通路に、球団OBで米大リーグ、ロッキーズで活躍する菅野智之投手(36)から届いた胡蝶蘭が飾られた。立札には「読売巨人軍様 祝開幕 コロラド・ロッキーズ 菅野智之」と書かれていた。菅野は2013年にドラフト1位で巨人に入団。球団史上最多8度の開幕投手を務めるなど、長くエースとして活躍し通算136勝を挙げた。25年から米大リーグに挑戦し、オリオールズに入団。今季はロッキーズに移籍した。
◆日本ハムからフリーエージェント(FA)権を行使し、巨人に新加入の松本剛外野手(32)が、「2番・中堅」で新天地での開幕戦にスタメン出場することが発表された。2022年に打率・347でパ・リーグ首位打者に輝いた。昨季は同・188に終わり、FA移籍で心機一転を期すプロ15年目。オープン戦は8試合に出場し打率・174(23打数4安打)、長打なしと結果を残すことはできなかったが、堅実な守備とともにシーズン本番での豊富な経験に期待がかかる。
◆球団初の連覇に挑む阪神は、村上頌樹投手(27)が2年連続の開幕のマウンドに上がる。昨年は九回途中まで無得点の好投を披露したエースが、リベンジの完封へ力を込める。打線は3番・森下翔太外野手(25)、4番・佐藤輝明内野手(27)、5番・大山悠輔内野手(31)の不動のクリーンアップに加え、中川勇斗捕手(22)が「6番・左翼」で初の開幕スタメン起用となった。藤川球児監督(45)は26日の会見で「3番から6番で勝負を決めたい」と話しており、5年目の若虎に期待がかかる。
◆プロ20年目の巨人・坂本勇人内野手(37)が、阪神との今季開幕戦に「7番・三塁」で出場することが発表された。自身にとっては昨年8月12日の中日戦以来の先発出場。実に通算18度目の開幕スタメンとなった。昨季は打撃不振で62試合の出場に終わったが、37歳で迎えた今季は復活の兆しを見せ、オープン戦は打率・290をマーク。「キャンプからしっかりやってきた。勝てるのが一番いいけど、勝負事なので。いい準備をして臨むだけ」と意気込んでいた。
◆試合開始に先立って開幕前セレモニーが行われた。藤川球児監督(45)を先頭にグラウンドに出てきた阪神ナイン。スターティングメンバーが発表されると、佐藤輝明内野手(27)は三塁ベンチ前に仁王立ち。「4番・三塁」でその名がコールされると、右手人差し指を天高く掲げて、場内を盛り上げた。宿敵巨人との伝統の一戦から始まる2026年シーズン。セ・リーグを沸かせる虎の主砲が連覇への道を歩み出す。
◆28日の2回戦に先発する阪神・高橋遥人投手(29)はショートダッシュなどで調整。「まずは自分のボールを投げて、バッターの反応を見て、それを踏まえて、攻めていけたら」と意気込みを語った。オープン戦は4試合に登板し、防御率0・60と納得の数字を残した。「ボール自体はものすごいいいかと言われたら、そんなことないですけど、試合を作れてきたことは、自信は出てきたかな」と9年目で初の開幕ローテで白星を目指す。
◆巨人・坂本勇人内野手が「7番・三塁」で開幕戦の先発メンバー入り。開幕戦の先発は通算18度目となり、巨人では王貞治の20度に次ぐ、長嶋茂雄と柴田勲の17度を抜いて歴代単独2位となった。東京ドームでの通算出場試合数が1019となり、阿部慎之助と並ぶ同球場最多出場記録となった。
◆巨人は28日の第2戦に新加入のスペンサー・ハワード投手(29)が先発する。昨季は楽天で5勝を挙げた右腕は「体調は良いし、明日を楽しみにしている」と気負いはない。阪神との対戦へ「強力な打線。誰か1人挙げるとしたら、サトウ(佐藤輝明)に気をつけろというのをみんなで言っていたのは覚えている」と警戒した。
◆巨人2年目のトレイ・キャベッジ外野手(28)が球団では2007年の高橋由伸以来となる初回先頭打者本塁打を放った。「1番・左翼」で球団の外国人では1994年のグラッデン以来となる開幕戦の1番スタメンで起用された。阪神先発の村上の2球目、内角低めへのカットボールを右翼席最前列へ。一塁ベースを回ったところで咆哮を上げた。打球速度151・3キロの一発で先制点をもたらした。東京ドームでの練習では、〝飛ぶボール〟を使っている影響もあり、看板直撃弾や大型ビジョン越えの大飛球を連発。阿部監督はオープン戦終盤に「あれ(本塁打)があるので相手にプレッシャーをかけられるんじゃないか」と、キャベッジの1番起用を決断。まさに狙い通りの先制パンチをお見舞いした。
◆巨人との開幕戦に先発した阪神・村上頌樹投手(26)が、まさかの先頭打者本塁打を浴びた。0-0の一回、敵地のマウンドに上がったエース・村上は、先頭・キャベッジと対峙。2球続けて直球を選択したが、1ボールからの内角低め144キロを完璧に捉えられた。打球は巨人ファンが埋める右翼スタンド最前列に飛び込む先制ソロ。これが村上にとって、巨人戦プロ通算8試合目で初めて浴びた本塁打となった。さらに2番・松本の四球、3番・泉口の右前打で無死一、三塁のピンチを招き、4番・ダルベックの併殺打の間に1失点。昨季対防御率0・60の巨人キラーが初回にいきなり2点を失った。
◆阪神の開幕投手・村上頌樹投手(27)が一回に先頭打者弾を含む2失点。サンケイスポーツ評論家・八木裕氏(60)が一回の攻防を振り返った。「ホームランはしょうがない。よーいドンの場面で、打った方を褒めるしかない。だから2点目が余分。フォアボールと、エンドランを決められて一、三塁にされたのが痛かった」先頭のキャベッジへの初球がボールになり、2球目のカットボールを右翼スタンドに運ばれた。ここから松本に11球粘られて四球を許し、続く泉口に1-1からエンドランを決められた無死一、三塁に。ダルベックを併殺に取る間に2点目を奪われた。八木氏は「まだ2点は分からない」としながらも、「ただ、村上の気持ちの問題。開幕投手を任されて初回の2失点は納得がいかないと思う。ここから切り替えられるかどうか」と、巻き返しの重要性を語った。
◆巨人2年目のトレイ・キャベッジ外野手(28)が「1番・左翼」で、球団の外国選手では1994年のグラッデン以来となる開幕戦の1番スタメン出場。一回の第1打席で右翼席へ1号を放ち、球団では2007年の高橋由伸以来となる開幕戦の初回先頭打者本塁打を記録した。球団32年ぶりとなる外国選手の開幕1番スタメン起用の理由について、球界の名参謀として名高い橋上秀樹オフェンスチーフは開幕2日前の25日に「いい投手になればなるほど、一番攻められるのは立ち上がりなので、どうしても。そう考えると、初回の攻撃は非常に大事。制球がまとまる前とか、全開になる前とか、投手は立ち上がり様子を見ながらというのはあるでしょうから」と語っていた。阪神開幕投手の村上に対し、まさに狙い通りの先制パンチを浴びせた。
◆巨人・阿部慎之助監督のリクエストが成功した。2―0の三回無死一塁。阪神の9番、村上が試みた送りバントが捕ゴロとなり二塁封殺。さらに一塁転送で打者走者はきわどいタイミングでセーフの判定となったが、阿部監督がリクエスト。リプレー検証の結果、判定が覆りダブルプレーとなって流れを引き寄せた。なお、今季からは東京都のNPB内に「リプレーセンター」が設置され、各球場の監督からのリクエストを受けて現役の審判員2人が映像を用いてリプレー検証を実施。結果を球場の責任審判員に伝える。審判員2人に加えてオペレーターも1人配置され、専用アプリを利用して中継映像の拡大やコマ送りが可能となった。球場の審判員は検証に関与しない。現行のリクエスト制度は2018年に導入。昨季までは球場の控室で、現場の審判員がテレビ中継の映像を確認していた。ただ、負担の大きさを懸念する声が上がり、NPBと12球団の実行委員会で協議。同センターでの一括検証が決まり、オープン戦で試験運用を行っていた。
◆阪神が0-2の四回に上位打線で1点を返した。三回まで巨人の先発、D1位・竹丸(鷺宮製作所)に無得点に抑え込まれていたが、2点を追う四回。先頭の中野拓夢内野手(29)が四球で出塁すると、続く森下翔太外野手(25)が左前打で続いて無死一、三塁と好機を拡大。佐藤輝は空振り三振に倒れるも、5番・大山悠輔内野手(31)がフルカウントからの低め149キロ直球をはじき返して中堅への犠飛とした。
◆巨人の新外国人、ボビー・ダルベック内野手(30)が開幕戦に「4番・一塁」で出場。2―1に迫られた直後の四回、1死無走者で迎えた第2打席に中堅バックスクリーン下へ、来日初安打となる貴重な1号ソロを放った。一回には来日2年目の1番・キャベッジが開幕初回先頭打者本塁打を放っており、新たな助っ人コンビが開幕戦から阪神の好投手、村上相手に〝キャベック弾〟を見せつけた。
◆?巨人・キャベッジが開幕戦で初回先頭打者本塁打。開幕戦での初回先頭打者本塁打は、2021年の楽天・辰己涼介(裏)以来5年ぶり20本目。外国人選手でマークしたのは、1954年の阪急・レインズ(裏)、56年の巨人・与那嶺要(裏)、2011年の阪神・マートン(裏)に次いで15年ぶり4人目。巨人では56年の与那嶺以来70年ぶり2人目。?巨人の打者の開幕戦での初回先頭打者弾は、56年の与那嶺(裏)、03年の清水隆行(裏)、07年の高橋由伸(表)に次いで19年ぶり4人目。
◆新人として球団では64年ぶりに開幕投手を務めた巨人のドラフト1位・竹丸和幸投手(24)=鷺宮製作所=がプロ初登板先発。2点リードで阪神打線を五回まで3安打1失点に抑え、球団初、プロ野球の歴史でも1958年の杉浦忠(南海)以来となる新人の開幕戦白星の権利を手にした。父が阪神ファンだったという竹丸はオープン戦3試合に登板し、計12回1失点の好成績で大役の座をつかんだ。昨季リーグ2位の496得点を記録し優勝した阪神打線に対して真っ向勝負。三回まで打者一巡を無失点に抑えると、四回無死一、三塁のピンチでは対戦を心待ちにしていた昨季のMVP、佐藤輝を宝刀チェンジアップで空振り三振斬り。続く大山の中犠飛による最少失点で切り抜けた。
◆巨人のD1位ルーキーで開幕投手を務めた竹丸和幸投手(24)が阪神打線を相手に五回まで3安打1失点と好投。サンケイスポーツ評論家・八木裕氏(60)が左腕の印象を語った。「腕がよく振れている。真っすぐと変化球で同じ強さ、軌道で腕が振れているから、バッターは投げた瞬間は何が来ているかわからないかもしれない」竹丸は序盤は直球中心に押しながら、中盤からは武器のチェンジアップを多投。この伝家の宝刀で四回無死一、三塁のピンチでは佐藤輝明内野手(27)から三振を奪い、五回2死二塁の近本光司外野手(32)も一ゴロに仕留めた。「バッターは投手の腕の振りの違いで球種を判断することもある。視覚で判断しているので、そこに違和感があると困る。非常に打ちにくい状況になっているんじゃないか」と分析した。
◆新人として球団では64年ぶりに開幕投手を務めた巨人のドラフト1位・竹丸和幸投手(24)=鷺宮製作所=がプロ初登板先発。6回を79球、3安打1失点、5奪三振の快投で〝満点デビュー〟を飾った。球団初、プロ野球の歴史でも1958年の杉浦忠(南海)以来となる新人の開幕戦白星の権利を手にした。父が阪神ファンだったという竹丸はオープン戦3試合に登板し、計12回1失点の好成績で大役の座をつかんだ。昨季リーグ2位の496得点を記録し優勝した阪神打線に対して真っ向勝負。三回まで打者一巡を無失点に抑えると、四回無死一、三塁のピンチでは対戦を心待ちにしていた昨季のMVP、佐藤輝を宝刀チェンジアップで空振り三振斬り。続く大山の中犠飛による最少失点で切り抜けた。最後まで危なげない投球で自らの責務を全う。リリーフにバトンを託した。
◆日本ハムからフリーエージェント(FA)権を行使し、巨人に新加入の松本剛外野手(32)が、「2番・中堅」で新天地での開幕戦にスタメン出場。六回の第3打席に中前打を放ち、移籍後初安打をマークした。少年時代は学校にジャイアンツのTシャツ、帽子を着用して登校していた熱烈な巨人ファン。多い時には年間20試合以上通っていたという東京ドームで、巨人のユニホームに袖を通して躍動した。一回の第1打席でも粘って四球をもぎとり、追加点を演出。中堅守備では四回にダイビングキャッチも見せた。2022年に打率・347でパ・リーグ首位打者を獲得。昨季は同・188に終わり、FA移籍で心機一転を期すプロ15年目。オープン戦は8試合に出場し打率・174(23打数4安打)、長打なしと結果を残すことはできなかったが、本番でしっかりと存在感を放った。
◆先発した阪神・村上頌樹投手(27)は6回5安打3失点で降板。2点リードを許した状態で降板し、リリーフ陣に後を託した。一回、キャベッジの先頭打者本塁打などで2点を失うと、1点を返した直後の四回にも新外国人のダルベックにソロ本塁打を浴びて3失点。巨人戦通算8試合目で初めて被弾し、昨季対戦防御率0・60の相手から白星をつかむことができなかった。
◆先発した阪神・村上頌樹投手(27)は6回5安打3失点で降板。2点リードを許した状態で降板し、リリーフ陣に後を託した。一回、キャベッジの先頭打者本塁打などで2点を失うと、1点を返した直後の四回にも新外国人のダルベックにソロ本塁打を浴びて3失点。巨人戦通算8試合目で初めて被弾し、昨季対戦防御率0・60の相手から白星をつかむことができなかった。「先頭打者にホームランを打たれてしまい、リズムを崩されてしまいました。味方が点を返してくれたあとに失点してしまい粘り切ることができませんでした。いい流れを持ってくるような投球ができずに悔しいです」とコメントした。
◆巨人が昨季8勝17敗と大きく負け越したリーグ王者、阪神相手に開幕戦で白星を飾った。新人として球団では64年ぶりに開幕投手を務めた巨人のドラフト1位・竹丸和幸投手(24)=鷺宮製作所=が6回を79球、3安打1失点、5奪三振の快投。球団初、プロ野球の歴史でも1958年の杉浦忠(南海)以来となる新人の開幕戦勝利投手となった。一回に1番で起用したキャベッジが先頭打者本塁打を放つなど2点を先行。四回に1点差に迫られた直後、新外国人ダルベックの中越えソロで突き放した。投手陣も昨季の勝ちパターン、大勢とマルティネスを欠く中で、七回以降は継投で無失点リレーをつないだ。
◆伝統の一戦で幕を開けた2026年シーズン。阪神は巨人に1―3で敗れ、黒星スタートとなった。開幕投手を務めた村上頌樹投手(27)は6回3失点とクオリティースタート(QS)を記録したが、対巨人戦8試合目で初の黒星。桐敷、湯浅は無失点リレーを見せた。打線は森下翔太外野手(25)が猛打賞と気を吐いたが、巨人投手陣の前に大山悠輔内野手(31)の犠飛での1点のみ。先発のD1位・竹丸(鷺宮製作所)に6回3安打1得点と抑え込まれ、船迫、北浦、田中瑛の救援陣も打ち崩すことができず、ルーキーにプロ初勝利を献上した。
◆巨人は新人の竹丸が6回1失点で初登板勝利。緩急の投球がさえた。田中瑛がプロ初セーブ。打線は一回にキャベッジの先頭打者アーチなどで2点。四回は新加入のダルベックがソロ。阪神は村上が本来の精彩を欠いて6回3失点。
◆巨人・阿部慎之助監督(47)が就任から3年連続の開幕戦勝利を収めた。新人として球団では64年ぶりに開幕投手を務めた巨人のドラフト1位・竹丸和幸投手(24)=鷺宮製作所=が6回1失点の快投で、球団史上初の新人開幕戦勝利を飾った。プロ初登板で大仕事をやってのけた左腕を「この大舞台、特別な試合でいいピンチングができる。素晴らしい」と絶賛した。降板後、ベンチで竹丸に歩み寄り、「ナイスピッチング。ゲームからも落ち着いていて、君はすごいな」とほめたという。阿部監督と言えば、プロ1年目の2001年に長嶋監督からスタメンマスクを託され、2安打4打点の大活躍。当時の自身を思い出し「全く落ち着いていませんよ。僕のことはいいので」と笑った。
◆球団初のリーグ連覇を目指す阪神が完敗。村上頌樹投手(27)がトレイ・キャベッジ外野手(28)に先頭打者弾を浴び、新外国人のボビー・ダルベック内野手(30)にもソロ本塁打を許すなど、6回5安打3失点でG戦8戦目にして初黒星(4勝)を喫した。打線は6回を投げたD1位・竹丸和幸投手(24)=鷺宮製作所=の前に大山悠輔内野手(31)の犠飛による1点のみで3安打に抑えられた。
◆球団初のリーグ連覇を目指す阪神が完敗。村上頌樹投手(27)がトレイ・キャベッジ外野手(28)に先頭打者弾を浴び、新外国人のボビー・ダルベック内野手(30)にもソロ本塁打を許すなど、6回5安打3失点でG戦8戦目にして初黒星(4勝)を喫した。打線は6回を投げたD1位・竹丸和幸投手(24)=鷺宮製作所=の前に大山悠輔内野手(31)の犠飛による1点のみで3安打に抑えられた。
◆巨人2年目のトレイ・キャベッジ外野手(28)が「1番・左翼」で、球団の外国選手では1994年のグラッデン以来となる開幕戦の1番スタメン出場。一回の第1打席で右翼席へ1号を放ち、球団では2007年の高橋由伸以来となる開幕戦の初回先頭打者本塁打を記録し「もう開幕戦はお祭りと一緒ですので、自分の中でも気持ちを盛り上げてプレーした」と振り返った。2023年に米大リーグ、エンゼルスで大谷翔平(現ドジャース)と同僚だった助っ人砲。『思ったより足が速いね』と声を掛けられたことがあるという。WBCの準々決勝で大谷が放った初回先頭打者本塁打を彷彿とさせる一発に「おほめの言葉に預かりまして、ありがとうございます」と笑みを浮かべた。
◆巨人が昨季8勝17敗と大きく負け越したリーグ王者、阪神相手に開幕戦で白星を飾った。新人として球団では64年ぶりに開幕投手を務めた巨人のドラフト1位・竹丸和幸投手(24)=鷺宮製作所=が6回3安打1失点、5奪三振の快投。球団初、プロ野球の歴史でも1958年の杉浦忠(南海)以来となる新人の開幕戦勝利投手となった。試合後、杉内投手チーフコーチは竹丸について「思い切って勝負しにいってくれた。いいところに投げようじゃなくて、自分のボールを信じて、ゾーン内に投げていた。それがいい結果につながったんじゃないかなと。表情出さないタイプなので。緊張は多分、若干したでしょうけど、その中でもいいピッチングをしてくれた」と絶賛。「球数(79球)もそんなにいっていないので」と次回は中6日で4月3日のDeNA戦(東京ドーム)での登板を示唆した。
◆阪神・村上頌樹投手(27)が6回3失点でG戦8戦目にして初黒星(4勝)を喫した。トレイ・キャベッジ外野手(28)に初回先頭打者弾を浴びたが「2番打者でアウトを取れたら違う結果になった」。11球の末、2番・松本剛外野手(32)に与えた四球を猛省。1点差に詰め寄った直後の四回にボビー・ダルベック内野手(30)の浴びた1号ソロについては「追加点のホームランは痛かった」と振り返った。
◆巨人が昨季8勝17敗と大きく負け越したリーグ王者、阪神相手に開幕戦で白星を飾った。新人として球団では64年ぶりに開幕投手を務めた巨人のドラフト1位・竹丸和幸投手(24)=鷺宮製作所=が6回を79球、3安打1失点、5奪三振の快投。球団初、プロ野球の歴史でも1958年の杉浦忠(南海)以来となる新人の開幕戦勝利投手となった。★生まれ 2002(平成14)年2月26日、24歳。広島市出身。★球歴 小学2年で軟式野球を始め、二葉中時代は軟式の広島スターズに所属。崇徳高に進み、3年夏は広島大会16強。城西大を経て鷺宮製作所に進んだ。今年、ドラフト1位で巨人入団。★趣味 ネットフリックスでのドラマ鑑賞。★堅実 投球と同様、私生活も安定感を発揮? プロ入り前から計画的に貯金しており「衝動買いはあまりしない。いらないものは買いたくない」と堅実だ。★サイズなど 179センチ、76キロ。社会人での2年間で8キロ増量し、球速が10キロアップ。年俸1600万円。背番号21。
◆阪神での現役時代、〝代打の神様〟として、虎党から絶大な支持を獲得し、2023年から日本ハムの1軍打撃コーチを務めたサンケイスポーツ評論家・八木裕氏(60)が巨人D1位・竹丸和幸投手(24)=鷺宮製作所=に言及し、4打数無安打に終わった阪神・佐藤輝明内野手(27)にも触れた。開幕戦の入り方は各選手によって難しい部分がある。巨人の選手がうまく入ったのに対して、阪神は村上が1プレー目の本塁打でリズムに乗れず、その後も四球など、らしくない形で失点してしまった。開幕の難しさだ。敗因としては巨人・竹丸の好投に尽きる。新人を開幕に大抜擢した訳があると思っていたが、阪神打線がわずか3安打。相手をホメるしかない。初見では非常に対応しづらい投手だ。対戦前のデータと映像だけで、打席の中では初めて。そこで、真っすぐと変化球が同じ強さ、軌道で腕がよく振れているから、打者は投げた瞬間は球種がわからなかったかもしれない。逆に言えば特長を把握した次回の対戦で阪神打線がどう対応するか、楽しみでもある。1つの方法としては球種をしっかり絞り込むこと。腕の振りでは球種が分かりづらい。真っすぐなのか、チェンジアップなのか、1つに絞る必要がある。ただ球種を絞っても、竹丸の場合は腕の振りで「真っすぐでは?」と騙される可能性がある。ヤマを張るぐらいの覚悟がほしい。とにかく「前回とは違う」という姿を竹丸に感じさせる必要がある。チェンジアップ一本に絞ってきたか、と感じさせるだけで大きく違ってくる。打線全体で気になるのは佐藤。明らかに調子が悪い。真っすぐにタイミングが合っていない。さらに変化球まで合わなくなっている。とにかく真っすぐにタイミングが合うように、調子を上げないといけない。森下が3安打でいいスタートを切っただけに、佐藤が心配だ。
◆オフに日本ハムからフリーエージェント(FA)権を行使し、巨人に新加入の松本剛外野手(32)が「2番・中堅」で新天地での開幕戦にスタメン出場。六回の第3打席に中前打を放ち、移籍後初安打をマークするなど勝利に貢献し「安打が出てよかった。とにかく勝ちたかったので、みんないい準備をして、いい勝ちが取れたのかなと思う」と語った。少年時代は学校にジャイアンツのTシャツ、帽子を着用して登校していた熱烈な巨人ファン。多い時には年間20試合以上通っていたという東京ドームで、巨人の一員としてプレーした伝統の一戦に「本当にすごい熱気を感じた。ファンの皆さんの声援、もちろん阪神ファンの皆様の声もすごく聞こえたし、やっていてすごいテンションの上がる試合でした」と振り返った。2022年に打率・347でパ・リーグ首位打者を獲得。昨季は同・188に終わり、FA移籍で心機一転を期すプロ15年目。オープン戦は8試合に出場し打率・174(23打数4安打)、長打なしと結果を残すことはできなかったが、この日は一回の第1打席に粘って四球で出塁し、得点につなげる活躍もあり「自分の中ではきょうの中で一番よかった。キャビー(キャベッジ)が本塁打を打ってくれて、いい勢いの中で出塁できたのは大きかった」と胸を張った。
◆「6番・左翼」で出場した阪神・中川勇斗捕手(22)は3打数無安打に終わった。「オープン戦でやっているように、変わらずにやろうと決めていた。結果が出なかったので切り替えてやっていきたいです」。オープン戦で打率・310、2本塁打、7打点とアピールしてつかんだ初の開幕スタメン。巨人のD1位・竹丸の前に2つの遊ゴロに倒れ「チェンジアップがめちゃくちゃ良かったですね」。前を向き、リベンジの機会をにらんだ。
◆「4番・三塁」の阪神・佐藤輝明内野手(27)は4打数無安打。2点を追う九回無死一塁では遊ゴロ併殺で反撃ムードに水を差した。初対戦のD1位・竹丸(鷺宮製作所)については「いいピッチャーでした。いいピッチングしていたと思います」。六回はライナーではじき返したが「そこを捉え切れるように。また次、頑張ります」と前を向いた。
◆「5番・一塁」の阪神・大山悠輔内野手(31)がチーム唯一の打点をマークした。2点を追う四回1死一、三塁、フルカウントからD1位・竹丸の直球を捉えて中犠飛。それでも反撃及ばず、自身も3打数無安打。2026年シーズンは黒星スタートとなったが「明日なんで。明日しっかりやれるように頑張ります」とうなずいた。
◆日本ハムから昨季、現役ドラフトで加入した田中瑛斗投手(26)が3―1の九回にクローザーとして登板。「マジか!って感じ。オープン戦も使われ方的に九回はないのかなって自分で思っていたので。監督にそうやって指名してもらって、ここはもうやるしかねえって。仲間を信じて投げた」と1回を1安打無失点。プロ9年目で初セーブを挙げ「最高。タケちゃん(竹丸)の勝ちがあったので。開幕戦、チームも、絶対にやらかせないシチュエーション。特にそうだったので」と興奮気味に語った。先頭の森下の遊ゴロを泉口が好捕も、ショートバウンド送球を一塁ダルベックが捕球できず出塁を許す嫌な展開。それでも、続く4番佐藤を代名詞のシュートで併殺打に仕留め「ああいう打球を打たせたいという、理想の打球を打たせることができたので、そこは自分でも成長したなと感じた」と課題としていた左打者を打ち取り、胸を張った。昨季の勝ちパターンだった大勢、マルティネスがWBC出場の影響などで開幕不在の中、〝代魔神〟を務めた右腕は「(2人が)いないのはたぶん、ファンの方々も僕たちも不安要素ではあると思うけど、そこを少しでも『僕たちがいれば大丈夫』という気持ちにさせられるかが大事。きょうはちょっと頑張れたんじゃないかなと。明日もセーブシチュエーションで投げるか分からないけど、任された場面でゼロを刻むのが僕たちの仕事。そこをひたすら頑張ること」と誓った。
◆「1番・中堅」の阪神・近本光司外野手(31)は初回に初球を打ち損じ、中飛に終わった。「特別な打席なので、こういう時しかないのかなと思って」と、積極的に振りにいった理由を明かした。D1位・竹丸を攻略できず4打数無安打。「いいボールを投げていた。堂々と投げさせてしまった」と反省を口にした。
◆1―3の七回に2番手で登板した阪神・桐敷拓馬投手(26)は三者凡退で反撃ムードをつくった。「ゼロで次につなげるのが役割。ゼロで切って、流れを渡さないようにするのがすべて。まずは1登板目、ちゃんとゼロでいけてよかったですし、あした以降も3人でいきたい」と涼しい表情で振り返った。続く湯浅京己投手(26)も無失点で、ブルペン陣は今年も健在だ。
◆阪神・小幡竜平内野手(25)は「7番・遊撃」で2023年以来3年ぶり2度目の開幕スタメンも、2打数無安打に倒れた。七回は2番手・船迫の変化球を左膝上付近に受けてその場に倒れ込む場面もあったが、自ら走って一塁へ向かった。試合後は「大丈夫です」と語った。
◆「8番」で出場した阪神・坂本誠志郎捕手(32)は先頭打者弾含む初回の2失点も村上頌樹投手(27)をかばった。「エンドランを決められて、バタバタしそうなところでゲッツーで2点目をとられましたけど、何とか粘って投げてくれた」。昨季とは違い、機動力を生かしてくる相手には「そういう情報入ってましたし、そこはコントロールできない。あした勝てるように頑張ります」と話した。
◆東京ドームに詰めかけた虎党から失意の声が漏れる。連覇を目指す戦いは黒星スタート。生まれ変わった宿敵の〝初物〟に屈した。それでも、阪神・藤川球児監督(45)は泰然自若。相手を素直にたたえ、前を向いた。「また次の対戦、いい勝負ができればなと思いますけど、素晴らしいピッチングだったと思いますね。相手の投手も。相手が上回ったということ。また次です」敵地・東京ドーム、伝統の一戦で幕を開けた2026年シーズン。宿敵はドラフト1位・竹丸(鷺宮製作所)を開幕投手に抜擢(ばってき)し、虎の行く手を阻んだ。4万2111人の大観衆がスタンドを揺らす中、一回先頭の近本は初球を打ち上げ中飛。2死一塁から4番・佐藤も左飛に倒れた。その裏、村上は2年目の助っ人、キャベッジに先頭打者弾を浴びた。巨人・阿部監督が決断した〝初物1番打者〟に勢いを持っていかれた。四回には新外国人・ダルベック(前ロイヤルズ傘下3A)にもソロを被弾。竹丸を6回3安打1失点と攻略できず、プロ初白星を献上した。26日の開幕前日会見で藤川監督が「ジャイアンツの選手で気を付けたいのは、これから伸びてくるであろう若い選手、新しい外国人選手...」と警戒していた通り、初物にやられた。これで対巨人の開幕戦に限れば3連敗。昨季17勝8敗と大きく勝ち越した宿敵は、全く別のチームへと変貌していた。もちろん、シーズンのスタートに流れと勢いを持っていかれたのは痛い。ただ、まだ143分の1。この黒星で揺らぐようなチーム作りはしていない。指揮官は前日会見で「すべてに置いてタイガースも同様に真っ新な状態で始まる。ペナントレースは長いので、明日(27日)が最後ではなく、明日から始まる」と続けていた。「始まったばかりですから。一つ、明日(28日)取りにいくと。毎試合勝ちにいくという気持ちは非常に強く持ってやっていきます。勝負ですから。また明日ですね」生まれ変わったのは宿敵だけではない。顔ぶれや打順は同じでも、虎ナインの中身は変わった。球団史上初のセ・リーグ連覇へ。虎将は次戦も勝利に徹し、そのタクトを振るだけだ。(原田遼太郎)?...阪神は1―3で敗れ、巨人との開幕戦で3連敗となった。いずれも東京ドームで、2020年は2―3で敗れ、セ・リーグ連覇を狙った24年は0―4で1998年以来、26年ぶりの開幕零敗を喫した
◆プロ野球は27日、レギュラシーズンが開幕した。球団史上初のセ・リーグ連覇を目指す阪神は、巨人に1―3で敗れた。「3番・右翼」で出場した森下翔太外野手(25)が、4年目で初となる開幕戦猛打賞を記録。4安打と振るわなかった打線の中で気を吐いた。侍ジャパンの一員として臨んだワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で成長を遂げた若虎は、力強くチームを引っ張っていく。虎に新たな開幕男が生まれた。オレンジに染まる東京ドームで、森下が2026年の攻撃の先陣を切った。代名詞ともいえる、火の出るような痛烈な打球を連発。黒星発進を気に留めることもなく、先を見据えた。「まだ1試合なので。チーム的にもあした勝てれば、全然問題ないかなと思います」プレーボールから全開だった。一回2死で迎えた今シーズンの第1打席。新人で開幕投手を務めたドラフト1位・竹丸(鷺宮製作所)の直球を捉え、鋭く三遊間を破る左前打でチーム最初のHランプをともした。四回無死一塁では、外角へのチェンジアップを左手一本で拾った。左翼線への安打で一、三塁とチャンスを拡大。塁上では陸上男子100メートル世界記録保持者のウサイン・ボルトのような、両手で右上を指して左手を引くポーズを披露し、全身でチームを鼓舞した。2点ビハインドの九回には、先頭で田中瑛から遊撃への内野安打を放ち、締めて3安打。全力で一塁を駆け抜け、最後まで気を吐き続けた。過去の開幕戦では9打数1安打だったが、4年目で初のマルチ安打どころか、猛打賞を記録。シン・森下として、初戦で存分に存在感を示した。無類の〝Gキラー〟ぶりも健在だ。昨季の巨人戦では、いずれもカード別最高となる打率・333、6本塁打、22打点をマーク。長嶋茂雄さんの追悼試合での一発に始まり、神の手の決勝ホームイン、九回の同点阻止のレーザービームなど、ことごとく走攻守で伝統の一戦の主役となってきた。今年も宿敵の前に立ちはだかる。打線は竹丸を打ち崩せずにプロ初勝利を献上。2年ぶりの開幕戦黒星となった。それでも、森下が悲観することはない。竹丸については「自分から崩れることなくしっかり腕も振って投げている投手。まだ始まったばかりなのでこれからデータも出てくると思いますし、しっかり頭に入れていければ」と次回の対戦に備えた。3月中旬までは侍ジャパンの一員としてWBCを戦った。ベネズエラとの準々決勝では3ランを放ち、衝撃の世界デビューに成功。最高峰の空気を吸い、超一流の選手たちを見た経験は森下を成長させた。頂点に届かず悔しい思いをしたぶんをシーズンにぶつけ、球団初のセ・リーグ連覇を目指していく。「チャンスメークはできた。また切り替えてあした頑張ります」普段通りの声色で、頼もしく語った。その勝負強さを世界の舞台でも証明した森下が、28日こそは虎に今季初勝利をもたらす。(中屋友那)
◆歴史的デビューだ!! 巨人のドラフト1位・竹丸和幸投手(24)=鷺宮製作所=が27日、阪神との開幕戦(東京ドーム)に新人として球団では64年ぶりとなる開幕投手を務め、6回3安打1失点、5奪三振で初登板勝利を挙げた。新人投手による開幕戦白星は球団史上初。学生時代は無名だった左腕が快挙を成し遂げ、昨季セ・リーグ王者を3-1で下した。開幕戦独特の緊張感が支配した東京ドーム。大歓声に背中を押された竹丸がメモリアルな初勝利をマーク。記念すべきデビュー戦で大仕事をやってのけた。「開幕戦でしたけど、自分にとってはプロ初登板。どちらかというと楽しく投げられた」ゆったりとしたワインドアップから投げ込んだ第1球、真ん中高めへの145キロの直球で先頭の近本を中飛に抑えた。2死一塁で昨季のリーグMVP、4番の佐藤を迎え、直球で左直に。父がファンという阪神打線を相手にスコアボードに「0」を刻んで勢いに乗った。試合後のお立ち台で「めっちゃうれしいです」と、ポーカーフェースがようやく外れた。順風満帆な野球人生はではなかった。広島・崇徳高では背番号10の控え投手。卒業を前に野球を辞めるか迷い、「プロを目指して野球を続けてきたわけでもなかった」と振り返る。城西大時代は全国大会出場がなく、リリーフ起用が定番だった。中央球界とは無縁の〝雑草〟に目を留めてくれた人がいた。当時、鷺宮製作所の監督だった幡野一男さん(56)だ。大学4年時の竹丸の登板試合を見て「走者がいなくても、無死満塁でもそぶりが変わらない。何試合も見に行ってメンタルにほれた。『すごいな、この投手は』と」。素質を見抜き、都市対抗出場17度を誇る名門企業にスカウトした。幡野さんは「あんなに細い子はいなかった」と、竹丸の入社時に「3年計画」を作成。考え抜かれたウエートトレーニングなどの肉体改造が実を結び、体重は2年間で8キロ増えて76キロとなり、直球は最速152キロと10キロアップ。計画途中の2年目でドラフト1位指名を勝ち取った。竹丸自身も「不思議な感じ」というほど、人生がガラリと変わった。それでもやっぱり、スポットライトはまだ慣れない。キャベッジと上がったお立ち台は「一番緊張しました」と初々しい表情。次戦は中6日で4月3日のDeNA戦(東京ドーム)となる見込み。阿部監督が掲げる「新しいジャイアンツ」の象徴と期待される竹丸が、想像もしていなかったサクセスストーリーを進む。(依田雄太)鷺宮製作所で竹丸を指導した前監督の幡野一男さん(56)はテレビ中継でプロ初勝利を見届け、「ピンチでも動じていなかった。本当に立派」と声を弾ませた。現在は社業に従事しながら中学生チームの指導などを行っている。竹丸の先発経験が浅いことに触れ「まだまだ伸びしろがある。これからがすごく楽しみ」と期待をかけた。
◆思わぬ一発にあぜんとした。全幅の信頼を背負い、2年連続で開幕戦のマウンドに上がった阪神・村上頌樹。だが、まさかの形で出ばなをくじかれ、巨人戦初黒星を喫した。「残念です。(一回の被弾は)コースは良かった。次(の打者に)四球出したのが余計だった」2026シーズンの2球目だった。先頭のキャベッジに内角球を右翼席へ運ばれ、先制点をあっさりと献上。これが巨人戦で初の被弾だった。さらに四球と右前打で無死一、三塁を招くと、新外国人のダルベック(前ロイヤルズ傘下3A)の遊ゴロ併殺の間に1点を追加された。「2番打者(松本)でアウトを取れたら違う結果になった。あそこで決め切れなかった自分の技術不足」と振り返った。さらに四回1死からダルベックに外角への変化球を完璧に捉えられ、バックスクリーンへのソロで3点目を許した。ファウルで粘られる場面も目立ち、リズムに乗り切れず、6回101球を投げて3失点で降板した。相性は抜群のはずだった。23年の初対戦から昨季まで通算7試合の登板で4勝0敗、防御率0・54。1試合で2失点以上もなかった。だが、1番・キャベッジから始まる新巨人打線を前に本領発揮できなかった。「機動力もあった。ただ一発を外国人に打たれてしまったので、そこは次へ向けての反省点。粘り強くやれていれば違う結果になった」2年連続の開幕戦勝利は逃したが、まだシーズンは始まったばかり。昨季投手3冠のエースは、次こそ快投で白星へ導く。(秋葉元)
◆巨人の新人として64年ぶりに開幕投手を務めたドラフト1位・竹丸和幸投手(24)=鷺宮製作所=が6回を79球、3安打1失点、5奪三振の快投。球団初、プロ野球の歴史でも1958年の杉浦忠(南海)以来となる新人の開幕戦勝利投手となった。【エモやんの舌好調】新人に、こんな勝ち方を贈ってもらえるとは、巨人も幸先がいいよね。竹丸は社会人出身だけあって、ピッチングは安定している。なにより、ツボを心得ている。その最たるケースが、打順2巡目で迎えた四回。無死一、三塁のピンチを、大山の犠飛による1失点にとどめたあたりに、本物のにおいがしたね。無理に三振などを狙わず、ポコッと打たせて点を与えることで、逆に傷口を広げなかった。持ち味であるストレートの切れも、途中から増していた。むしろ、本来の実力はこんなものではない、とさえ思えてくる。それだけに、しいて挙げるとしたら-。判で押したかのような、6回基準の交代機は、いかがなものか。せっかくの能力を伸ばすためには、イニングも伸ばさないと。投げられるうちに、どんどん投げさせないと。かつての内海、杉内といった先発完投型の左腕に、育てるべきだろう。それでなくても、先発の柱を作ることが、今の巨人にとって最重要課題なのだから。(サンケイスポーツ専属評論家)
◆たかが143分の1敗...と思いつつ、阪神、やっぱり開幕戦黒星はクヤシ~! しかも、巨人史上初のルーキー開幕投手勝利を竹丸に献上はないやろ~!確かに昔から、わが阪神は初モノに弱く、さらには左投手に弱く、本格派速球投手に弱く、おまけに技巧派投手にも弱いというチームだけどさ...(じゃ、どんなピッチャーなら打てるんやー!!)。願わくば竹丸アレルギーにならないように、次の対戦でキッチリ借りを返すべし!!負けにはムカムカだけど、ここは一つ大人のプロ野球ファンになって(なりたくないよ~)、強力猛虎打線に真っ向勝負して勝利を収めた竹丸と、ルーキーなれど、その力を見極めて開幕マウンドへ送り出した巨人・阿部監督の『プロの眼』に敬意を表しといたるわー!!一方、わが阪神打線のわずか4安打というのも気になるけど、それ以上にエース村上がキャベッジ、ダルベックの両外国人に一発を浴びるという...(しかもボールが飛ぶといわれる東京ドームで)。本人が意識していない部分での気の緩みがリーグ連覇に陰をおとさなければいいな...と。第2戦は大勝でリセットしたろーや!!
◆いつの時代も、東京ドームの開幕セレモニーはド派手、ド迫力。最高のショータイムだ。こればっかりは、どこのスタジアムも、何年経っても、勝てないだろうなぁと思って、眺めてしまった。でも、野球は勝つと思っていた。その時点では。祝、開幕! 開幕戦の巨人vs阪神を見るのは何度目だろうか。ことしも、ついに、シーズンが始まった。朝から楽しい「3・27」だった。朝ドラ「ばけばけ」の感動的な最終回に涙、涙...。トキさんとヘブン先生の〝笑ったり、転んだり〟の物語に半年間、ありがとう。そして、直後にプレーボールがかかった甲子園の選抜準々決勝に熱視線。やがて、メジャーの開幕戦で山本由伸(ドジャース)が快投を披露する。甲子園の途中経過を見たら、第2試合で智弁学園がボロ負けしていた。0-8。アカンなぁと思って再び海の向こうの大谷の打席に注目!ドジャースの快勝を確認して、甲子園の中継に戻ったら、ゲゲゲッ! 智弁学園が逆転しているではないか! 劇的な試合をありがとう。昼下がりの会社に電話したら、当番デスクの川端亮平が教えてくれた。
◆ちょっとムズムズした感覚がする。プロ野球開幕。東京ドームの巨人-阪神を見ていてのことだ。今年は2月からワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の取材に走り回ってきた。大会はメジャーのルールで行われ、ピッチクロックや拡大ベースなど、日本ではなじみの薄い〝ベースボール〟をずっと見てきていた。そして帰国後は甲子園で繰り広げられる春の選抜大会だ。高校野球にも変革の波は訪れている。指名打者制が導入されて初の大会だが、全く違和感なくゲームは進んで熱戦が繰り広げられている。今後は7回戦制なども検討されるなど、2026年のグラウンドを見ると、確実に時代の変化を感じることができてきた。だが...。開幕の東京ドームでは、まだ昭和と同じ9人野球が行われていた。そこにムズムズ感を拭えないわけである。曲折を経て、セ・リーグもいよいよ指名打者制の採用に踏み切ったのはいい。しかしなぜか今年1年は、猶予期間として9人野球を継続することになっている。今年が日本で9人野球を見る最後のシーズンとなるわけだが、WBCから高校野球と指名打者制の野球が染み付いた身体が少し違和感を覚えていたのだろう。WBCでも話題となったピッチクロックだけでなく、メジャーリーグでは今年からロボット審判を使ったチャレンジ制度を導入。早速、開幕戦でロボット審判が稼働するなど野球界はどんどん動いている。あれだけ反対の多かった指名打者制は結局、セ・リーグでも採用されることになった。いずれ日本のプロ野球にもピッチクロックやロボット審判が導入されるのは、時代の流れなのである。世界がその方向で動いているのだから、それは必然なのである。だとすれば、前に出ることを拒み続ける理由はないし、そこにムズムズしたものを感じてしまうのである。変革を恐れることなく、世界基準の〝ベースボール〟導入へ。2026年シーズンは日本のプロ野球が勇気を持って踏み出す年となってほしい。(スポーツジャーナリスト)
<セ・リーグ順位表推移>
| 順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 巨人 |
1 | 0 | 0 | 1.000 | - | 142 | 3 | 1 | 2 | 0 | 0.222 | 1.000 |
| 1 | 広島 |
1 | 0 | 0 | 1.000 | 0 | 142 | 6 | 5 | 0 | 0 | 0.282 | 4.500 |
| 1 | ヤクルト |
1 | 0 | 0 | 1.000 | 0 | 142 | 3 | 2 | 2 | 0 | 0.250 | 2.000 |
| 4 | 阪神 |
0 | 1 | 0 | 0.000 | 1 | 142 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0.148 | 3.380 |
| 4 | DeNA |
0 | 1 | 0 | 0.000 | 1 | 142 | 2 | 3 | 1 | 0 | 0.194 | 3.000 |
| 4 | 中日 |
0 | 1 | 0 | 0.000 | 1 | 142 | 5 | 6 | 0 | 2 | 0.378 | 5.590 |



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