| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
楽天 | 1 | 0 | 0 | 1 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 10 | 0 | 1 |
巨人 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 8 | 1 | 0 |
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勝利投手:藤原 聡大(1勝0敗0S) 敗戦投手:則本 昂大(2勝1敗0S) 本塁打 | |||||||||||||
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◆巨人は、3番手・マタが4回1安打無失点。6つの三振を奪うなど、力強いピッチングを披露した。一方の楽天は、今季のオープン戦初出場となった辰己が、2点適時二塁打を含む3安打の活躍。シーズンに向けて、順調な調整ぶりを見せた。
◆右腕の張りにより、前日に途中降板していた楽天西口直人投手(29)が、巨人戦前の練習に参加した。前日21日の巨人戦の7回から登板し、先頭の増田陸に四球を与えた直後、治療のためベンチに下がり、大事を取ってそのまま降板。打者1人、5球で田中千と交代した。今季、西口は先発転向を目指してキャンプから調整してきた。前回12日の日本ハム戦では先発し、5回を4安打2失点。それ以来のマウンドとなった前日は中継ぎで登板していた。
◆巨人がオープン戦最終戦を迎える。ここまで10勝4敗1分で、12球団トップの成績。この日の試合に引き分け以上(負けても、阪神と日本ハムの勝敗次第)でオープン戦優勝が決まるが、得点「43」、失点「44」と"ねじれ"が起きている。得点数よりも失点数の方が多い"ねじれ"状態のまま、オープン戦優勝という珍事が起こる可能性もあり得る。
◆1軍に合流した楽天辰己涼介外野手(29)が、即スタメン出場する。この日から1軍に合流。巨人戦に「7番中堅」で先発する。辰己は股関節の違和感があった影響で2軍調整が続いていた。2軍公式戦では6試合に出場。1軍では今季初実戦となる。
◆巨人が先制を許した。先発の則本昂大投手(35)は初回、楽天先頭の中島にチェンジアップを捉えられ、二塁打を許した。続く小深田の右邪飛で三塁に進塁、浅村に四球を与え1死一三塁。4番マッカスカーに変化球を痛打され、左中間への先制適時二塁打を浴びた。
◆シーズン開幕前最終レースとなった「すしレース」。マグロ、コハダ、タマゴ、エビ、アナゴの5体がスタートした。最初に飛び出したのはコハダ。そのまま逃げ切り体勢に入ったが、ラスト5メートルで追いかけてきたのはタマゴ。終盤の加速で一気にまくりきり、タマゴが先頭でゴールした。2着はコハダ、3着はエビ、4着マグロ、5着アナゴの順に入線した。この日の試合前には、「江戸前スーシーズ」の全4体の新メンバーが発表された。イカ、ウニ、芽ネギ、かんぴょうが27日の開幕戦から新たに登場する。すしレース 4回表終了時にイニング間イベントとして、米国の「ホットドッグレース」のような「すしレース」を開催している。ファン参加型のアクティベーションで出場者は「江戸前スーシーズ」に扮(ふん)して競走する。メンバーはマグロ、コハダ、タマゴ、エビ、アナゴの5体に加え、今季から新メンバーのイカ、ウニ、芽ネギ、かんぴょうの計9体。参加対象は公式ファンクラブ「CLUB GIANTS KIDS MEMBER」で当日の開場から1回裏終了まで応募受け付けし、東京ドーム内ファンクラブブースで抽選によって決定する。今シーズンからオフィシャルプレミアムスポンサー「DAZN」が提供する「DAZN presentsすしレース」として開催される。DAZNをご利用中の方および新規ご加入いただいた方の中から、毎試合抽選で1名(13歳未満)に、その日のペア観戦チケットとすしレースへの参加券がプレゼントされる。
◆楽天ルーク・ボイト内野手(35)が7試合ぶりにアーチをかけた。巨人戦に「6番DH」で出場。1-1の4回1死走者なし、昨季まで楽天に在籍した則本昂大投手(35)のスライダーを捉え、バックスクリーンへ飛距離128メートルの勝ち越しソロをマークした。直近6試合、19打席で2安打と元気がなかったが、7試合ぶりに1発をたたき込んだ。ボイトは「長打がしばらく遠ざかっていたので開幕前に1本打てて良かったよ。この勢いで開幕を迎えられたらと思います」と喜んだ。5回には辰己の適時二塁打で一塁から激走し、ホームを踏んだ。
◆巨人戸郷翔征投手(25)が、1回3安打2死球4失点で降板した。1-2の5回、2番手として登板したが1死から死球を許すと浅村、マッカスカーに連続適時二塁打を浴びた。さらに2死一、二塁から辰己に中越え2点適時三塁打を許し、4失点。17日ヤクルト戦では5回2失点で降板。中4日で迎えたマウンドだったが結果を残せなかった。
◆巨人則本昂大投手(35)が開幕前最終登板で課題を残した。オープン戦3試合目の登板で、4回83球6安打2失点。初回1死一、二塁からマッカスカーに適時二塁打を許すと、4回にはボイトに中越えソロを浴びた。「これまでの課題が出た。初回の入りだったり、先頭バッターだったり。まだまだ改善しないといけない」と反省した。オープン戦だからこそ、試せた部分もあった。2回までは直球に「ぼやけた投げ方というか、そういう感じだった」と振り返る。ただ3回以降、意識を修正。「しっかりと腕を振ってゾーン内に投げ込んで、ファウル、空振りを取りたい。打たれたとしても仕方ないし、それが現状。押し込んでみよう」と制球よりも強さを求めた。打線は1-6の6回に1死三塁から浦田俊輔内野手(23)が、中越え適時三塁打を放ったが、その後の好機は生かせなかった。オープン戦最終戦は黒星も、試合前時点で2位の阪神が敗れ、3位の日本ハムが引き分けたため、日本ハムと勝率で並び、18年以来8年ぶりの優勝となった。オープン戦は全日程を終了し、勝率6割6分7厘で巨人と日本ハムが同率1位。2球団が1位は24年の中日とソフトバンク以来になる。オープン戦で巨人の1位は18年以来で、日本ハムの1位は2年連続。オープン戦の古い記録は不明だが、65年以降に2年以上続けて1位は65、66年巨人、74、75年近鉄、06~08年西武、14、15年ソフトバンクに次いで5度目。
◆楽天はオープン戦最終戦を白星で締めた。初回にカーソン・マッカスカー外野手(27=ツインズ)が適時二塁打を放って先制。同点に追いつかれた直後の4回にはルーク・ボイト内野手(35)の7試合ぶりとなるソロ本塁打で勝ち越した。5回には浅村栄斗内野手(35)、マッカスカーの連続適時二塁打で2点を追加。この日から1軍合流した辰己涼介外野手(29)にも右中間への2点適時二塁打が飛び出した。辰己は第1、2打席でも安打を記録。5回までに猛打賞となった。投げては中10日で先発したドラフト1位の藤原聡大投手(22=花園大)が4回2/3を77球、3安打1失点、3奪三振と力投した。楽天はオープン戦19試合を4勝10敗5分けの勝率2割8分6厘で終えた。勝率3割を切るのは球団史上初。
◆1軍に合流し即スタメン出場した楽天辰己涼介外野手(29)が、3打席連続安打と爆発した。巨人戦に「7番中堅」で出場。2回の第1打席で昨季までチームメートだった則本から中前打を放つ。4回の第2打席では再び右腕から左前打をマークし、すかさず二盗も決めた。5回2死一、二塁で迎えた第3打席は2番手の戸郷の直球を右中間にはじき返し、2点適時二塁打を放った。2軍では実戦を重ねてきたが、この日が1軍でのオープン戦初出場ということもあり「チャンスで打てて良かったです。僕にとっては最初で最後のオープン戦ですが、結果を出せて良かったです」と話した。
◆巨人のオープン戦優勝が決まった。この日は楽天に敗れたが、10勝5敗1分けで勝率は6割6分7厘。日本ハムと並びオープン戦勝率1位となった。だが、得点「45」、失点「50」と得失点差はまさかのマイナス。得点数よりも失点数が多い"ねじれ"状態で、オープン戦優勝という珍事が起こった。
◆オープン戦は全日程が終了し、巨人と日本ハムが同率でオープン戦優勝(勝率1位)となった。試合前時点で巨人、阪神、日本ハムの3チームに優勝の可能性があったが、日本ハムが引き分けて巨人と阪神がともに敗戦。この結果によって、日本ハムと巨人の勝率(6割6分7厘)が並んだ。オープン戦は全日程を終了し、勝率6割6分7厘で巨人と日本ハムが同率1位。2球団が1位は24年の中日とソフトバンク以来になる。オープン戦で巨人の1位は18年以来で、日本ハムの1位は2年連続。オープン戦の古い記録は不明だが、65年以降に2年以上続けて1位は65、66年巨人、74、75年近鉄、06~08年西武、14、15年ソフトバンクに次いで5度目。
◆巨人戸郷翔征投手(25)が中4日で登板し、1回3安打2死球4失点で降板した。1-2の5回、2番手としてマウンドに上がったが、浅村、マッカスカーに連続適時二塁打、辰巳には2点適時三塁打を許し、表情をゆがめた。試合後、阿部慎之助監督(47)は「何かね、いいきっかけをつかんでほしいと思ってね、投げさせました」と説明。結果を受け、「結果じゃなくて、本人なりの何かきっかけがあったかどうかっていうのが。なきゃないでしょうがないんだけどね。あったらあったで収穫だしっていうね、登板だったと思います」と続けた。開幕ローテーション入りについては「これは言えないね」と返答した。
◆巨人浦田俊輔内野手(23)が、オープン戦最終戦でアピールに成功した。5回から途中出場を果たすと、1-6の6回1死一塁から、右中間への適時三塁打を放った。最終戦で出た初めての長打。「外野も結構前に来てたと思うんですけど、越えられた。シーズンにつながる三塁打になった」と手応えを口にした。オープン戦では14試合に出場し、打率3割1分7厘をマーク。吉川が離脱する中、二塁の定位置争いで最も存在感を示し「チームに貢献するだけだと思っているので、置かれた場所で活躍できたら。出塁して、相手にプレッシャーをかけるのが自分の役割だと思っている。まずは出塁を大事にやっていきたい」。開幕から塁に出てかき回していく。
◆巨人は開幕1軍に残る捕手の陣容を決めた。岸田行倫捕手(29)、大城卓三捕手(33)、山瀬慎之助捕手(24)の3人体制でシーズンを迎える。村田善則バッテリーチーフコーチ(51)は「代打を含めて、いろいろな捕手を使う戦い方になっていく」とペナントを見据えた。甲斐拓也捕手(33)は2軍スタートとなる。村田コーチは「143試合長いですから。(2軍の)ゲームに出て、準備はしっかりしてくれると思います」と話した。
◆楽天は打線がつながり、オープン戦最終戦を白星で締めた。10安打6得点で巨人に勝利。三木肇監督(48)は「オープン戦が終わりましたけど、ここからが勝負だと思う」と引き締めた。オープン戦19試合は4勝10敗5分けの11位。勝率2割8分6厘で終え、勝率3割を切るのは球団史上初となったが、開幕から勢いに乗っていく。初回にマッカスカーが適時二塁打を放って先制。同点に追いつかれた直後の4回にはボイトの7試合ぶりとなるソロ本塁打で勝ち越した。5回は浅村、マッカスカーの連続適時二塁打。この日から1軍合流した辰己にも右中間への2点適時二塁打が飛び出し、追加点を挙げた。辰己は第1、2打席でも安打を記録。4打数3安打2打点1盗塁と爆発した。「開幕に戻ってこれたんで、元気な姿を見せたいなと思って頑張りました」と、うなずいた。三木監督は「開幕前に来て、なかなか打てていなかったチームに勢いをつけてくれたなという部分でもすごく良かった」と評価した。投げてはドラフト1位の藤原聡大投手(22=花園大)が5回途中3安打1失点と力投し、開幕に向けて弾みをつけた。
◆楽天宗山塁内野手(23)が2試合連続で欠場した。20日巨人戦でスライディングした際に打撲。大事を取って欠場したという。球場入りはしたが、2日連続で全体練習には加わらず、ベンチから戦況を見つめた。今後の練習参加や試合出場は患部の状態を見て判断する。オープン戦には17試合出場していた。宗山は24年ドラフト1位で楽天に入団。1年目の昨季は122試合に出場し、打率2割6分、3本塁打、27打点をマークし、新人遊撃手としては44年ぶりとなるベストナインにも輝いた。
◆巨人戸郷翔征投手(25)の開幕2軍が濃厚となった。楽天戦に中4日で2番手で登板したが、1回3安打2死球4失点で降板した。戸郷は試合後に「僕がいい姿っていうのを見せ続けない限りっていうのは、また首脳陣も呼ぼうと思わないでしょうし。去年も2軍に落ちましたけど、今回っていうのは、より自分のことを見つめ直して。本当にルーキーと同じぐらいの立ち位置だと思ってるんで」と厳しい表情で述べた。2月のキャンプ中盤でリリースポイントを以前の位置に下げると決断し、フォーム修正を続けてきた。オープン戦では投手陣の中で最も遅い実戦登板となり、オープン戦3試合で防御率9・00で終えた。「結果が出なかった。今までやってきたことは、自分の中では出そうと思いましたけど、なかなかうまくいかないっていうのが現状です。しっかりやらないといけないところっていうのはあるのかなと思います」と説明した。
◆楽天ドラフト1位の藤原聡大投手(22=花園大)が開幕ローテ入りを当確とした。前回登板から中10日でのマウンドとなった。初回、巨人先頭のキャベッジに粘られたものの、8球目の153キロ速球で見逃し三振。2番松本、3番泉口はいずれも一ゴロに抑えた。3回は暴投で失点し、同点に追いつかれる。オープン戦12イニング目で初失点となった。4回は走者を出しながら無失点に抑えた。5回に2死を奪ったところで降板した。4回2/3を3安打3四死球1失点で3奪三振。「ワイルドピッチがなければゼロで防げていたと思う。たらればになってしまうんですけど、任されたイニングはゼロで、無駄な四死球やワイルドピッチは最低限なくしてやっていかないといけない」と引き締めた。この日は得意球のスライダーの制球が定まらずに苦戦。それが直球の出力低下にもつながった。「スライダー振ってもらえなくて、その分、スライダーで空振りを取りたいという欲が出てしまった。その中で真っすぐにも悪影響を及ぼしてしまって、フォームが横振りになってしまった」と原因を分析した。開幕ローテ入りについて三木肇監督(48)は「そこに入ってくる可能性は高い。しっかり準備してもらえたらと思う」と話した。
◆巨人阿部慎之助監督(47)が22日、ドラフト3位の山城京平投手(22=亜大)の開幕ローテーション入りを明言。開幕投手に指名された同1位竹丸和幸投手(24=鷺宮製作所)とともに、新人2人が開幕2カード目までに登板するのは、62年の城之内、柴田以来64年ぶりの快挙となった。山城はファームのDeNA戦(横須賀)で5回無失点。実戦15回2/3を連続無失点でシーズンを迎える。一方で、楽天とのオープン戦に2番手で登板した戸郷翔征投手(25)は1イニング4失点。開幕2軍が濃厚となり「ルーキーと同じぐらいの立ち位置だと思っている」と厳しい表情を見せた。野手の陣容も固まった。捕手は岸田行倫(29)、大城卓三(33)、山瀬慎之助(24)の3人体制で臨む。甲斐拓也(33)は、開幕2軍スタートとなった。村田善則バッテリーチーフコーチ(51)は「143試合、長いですから。(2軍の)ゲームに出て、準備はしっかりしてくれると思います」とベテランの復調に期待を寄せた。また、石塚裕惺内野手(19)の2軍合流が決まり、育成の宇都宮葵星内野手(21)が開幕1軍が決定。支配下登録される見込みとなった。オープン戦最終戦は黒星に終わったが、引き分けた日本ハムと勝率で並び、18年以来8年ぶりの勝率1位で終えた。開幕2カード目までに新人2人先発 巨人では62年以来64年ぶり。同年は阪神との開幕戦に城之内、同2戦目に柴田が先発したが、どちらも敗戦投手に。60年には国鉄との開幕2戦目に堀本、3戦目に青木が先発し、2人とも完投勝利を挙げている。
◆楽天ドラフト1位の藤原聡大投手(22=花園大)が、オープン戦最終戦で出た課題を冷静に分析した。得意球にするスライダーの制球が定まらずに苦戦。直球も納得のいかないボールが多かった。初回は最速153キロを記録するなど球が走ったが、2回以降は140キロ台前半と著しく球速が落ちる場面もあった。「無駄な力が入ってしまって。自分のいつも以上のモチベーションじゃないですけど、今まで落ち着いて投げられていたところが『もっといい球』『もっといい三振やいいアウトの取り方をしよう』という欲が出てしまったのかなと思う」これまではキャンプ地の沖縄や静岡で登板してきた。3万人超が視線を送る環境で投げるのは野球人生初。マウンドで気持ちが高まったことも力みにつながった。スライダー不調が出力低下の原因にもなった。「スライダーを振ってもらえなくて、その分、スライダーで空振りを取りたいという欲が出てしまった。真っすぐにも悪影響を及ぼしてしまって、フォームが横振りになってしまった。使いたい体の使い方じゃなかったので、そういう部分が球速の低下につながっているのかなと思う」と振り返った。直球とスライダーを軸にする普段の投球ができなかったことからカーブ、スプリットを多投した。「他の球種で勝負してアウトカウントを重ねられたところは良かった」。悪いなりにも4回2/3を3安打1失点にまとめたのは収穫だ。オープン戦は4試合に登板し、13回2/3を1失点で防御率0・66と安定。連続無失点イニングはこの日の暴投による失点で「12」で途切れたが、開幕ローテ入りは当確となった。「プロ初登板初勝利というところが目標なので、まずはそこを目指して1勝1勝、積み重ねていけたらいいなと思う」。白星発進し、勢いに乗る。
◆1軍に合流し即スタメン出場した楽天辰己涼介外野手(29)が、いきなりの3安打で存在感を示した。昨季まで同僚の巨人則本からHランプをともした。2回に中前打、4回は再び右腕から左前打を放ち、すかさず二盗も決めた。「まだ味方なのか、敵なのか、よくわかんないですけど。でも、則本さんってこういう球投げてたんやみたいなのを打席で感じられて、いいピッチャーから打てて良かった」と振り返った。5回2死一、二塁の好機では2番手・戸郷の直球を捉え、右中間へ2点適時二塁打を運んだ。オープン戦最終戦で1軍に滑り込んだ。股関節の違和感の影響で2軍調整が続いていたが、「7番中堅」で出場し4打数3安打2打点1盗塁と躍動。「信じてギリギリ、ラスト1試合で上げてくださった、上げると判断してくださった方に本当に感謝したいなと思います」と話した。2軍公式戦では6試合で打率1割と低迷していただけに結果で示すしかなかった。「俺の方が打ってんのにみたいな、みんなに言われたんですけど、そういった若い選手たちの見本になるじゃないけど、やっぱ上がったら打つんやっていう姿は見せたかったし、引き続きシーズンでも見せたい」と強調する。辰己は「2軍でも頑張ってる選手がたくさんいるんで、とにかく目標にしてもらえるような選手になりたい」と力を込めた。
◆巨人は最終戦の結果次第で2018年以来8年ぶりのオープン戦優勝の可能性がある。打率.385と好調の佐々木俊輔外野手(26)が「5番・右翼」で起用された。ほかに前戦からの変更は二塁に増田陸、捕手に山瀬、二塁に増田陸が入った。
◆楽天の来日2年目、ルーク・ボイト内野手(35)が、前楽天の則本昂大投手(35)から勝ち越し2号ソロを放った。1-1、四回1死走者なし。則本の7球目、131キロのスライダーをバックスクリーン左にはじき返した。13日、中日とのオープン戦以来の一発に「長打からしばらく遠ざかっていたので、開幕前に1本打ててよかった。この勢いで開幕を迎えられたら」とコメントした。
◆巨人・戸郷翔征投手(25)が五回から2番手で登板し、3本の長打と2死球で4失点と乱調だった。17日のヤクルト戦(東京ドーム)での5回2失点から中4日での登板で結果を残せず、逆転での開幕ローテ入りは遠くなった。昨季の開幕投手は今季オープン戦はこれで3試合、計9回9失点の防御率9.00。2024年まで3年連続2桁勝利の右腕が苦しんでいる。
◆巨人は敗れるもオープン戦10勝5敗1分けとし、日本ハムと並んで2018年以来のオープン戦首位フィニッシュを飾った。阿部慎之助監督(47)は試合後、イースタン・リーグ、DeNA戦(横須賀)に先発して5回3安打7四死球も無失点に抑えたドラフト3位・山城京平投手(22)を開幕ローテーションに入れることを明かした。インタビュアーが山城の登板試合などについて聞くと「ローテーションに入るのは決まっていますので、(登板予定の試合は)ここでいうことじゃないなと思います」と、登板日は伏せつつもローテ入りを認めた。27日の阪神との開幕戦(東京ドーム)で球団の新人としては64年ぶりの開幕投手に抜擢されたドラフト1位・竹丸(鷺宮製作所)に続き、新人2人目のローテ入りとなった。なお、阿部監督は開幕ローテではハワード(前楽天)を開幕2戦目で先発させる予定を公表している。また、楽天戦に先発して4回2失点だった則本については「いい課題も出たと思います。シーズンに入っていろいろ経験してもらいたい」と話し、数日前に「もともと彼の武器。投げないのはもったいない」と則本がかつて武器としいていたスライダーを投げるよう助言を送っていたことも明かした。
◆?プロ野球は22日、オープン戦最後の6試合が行われ、巨人、阪神が負け、日本ハムが引き分けたため、巨人(10勝5敗1分け)と日本ハム(8勝4敗3分け)が勝率・667の同率1位で終えた。オープン戦では、レギュラーシーズンで行われる同率での順位決定は行わない。?オープン戦での同率1位は2024年の中日とソフトバンク(勝率・667)以来2年ぶり。巨人のオープン戦1位は18年(同年の公式戦最終順位は3位)以来8年ぶり。日本ハムは昨年に続くオープン戦1位。オープン戦で2年連続の1位は14、15年のソフトバンク(公式戦はいずれの年も優勝)以来11年ぶり。
◆楽天・辰己涼介外野手(29)が「7番・中堅」で初出場し、4打数3安打2打点、1盗塁と存在感をみせた。「僕にとっては最初で最後のオープン戦ですが、結果をだせてよかったです」二回先頭で中前打を放ち、四回は左前打で出塁後、二盗を決めた。五回2死一、二塁では中越えの2点三塁打を放った。新潟で臨んだ21日のファーム・リーグ、オイシックス戦に出場後、東京へ移動。今季は沖縄・金武1軍キャンプでスタートしたが、股関節の違和感で2月中に2軍キャンプに合流していた。三木監督は「最後の試合への対応力、結果を出したことが素晴らしかった。なかなか打てていなかったチームに勢いをつけてくれた。彼が元気ならチームも前に進みやすい」とたたえた。外野陣は中島、新外国人のマッカスカーは開幕スタメンが決定的。残り1枠を小郷、ゴンザレスらで争っていた。辰己の電撃復帰で、スポットが埋まるとみられる。
◆左手首を痛めた楽天2年目の宗山塁内野手が2試合連続で欠場し、開幕スタメンに間に合わない可能性がでてきた。この日は全体練習に参加したが、打撃練習を行わなかった。20日の巨人とのオープン戦の五回の攻撃で、二塁にヘッドスライディングした際に左手首をひねっていた。球団の説明によると打撲。仙台に戻り、病院で検査を受けるとみられる。
◆巨人・甲斐拓也捕手(33)、石塚裕惺内野手(19)が開幕1軍メンバーから外れることが決まった。捕手は岸田、大城、山瀬の3人が開幕1軍メンバーに入る。期待の2年目ドライチ、石塚は15試合で打率.125、0本塁打、1打点。甲斐は7試合で打率.176だった。石塚の降格について橋上オフェンスチーフコーチは「やっぱり彼がこれからのジャイアンツを担うと考えれば、やっぱり何とかしたい。新生ジャイアンツの象徴でもあったので監督としても『できれば』という思いはあったんですけど、それと同じように平等に競争して判断した結果、こういう形になりました」と説明した。阿部監督は開幕1軍から外れた選手たちについて「1年間チームとして戦っていくため。2軍に行く人もいつ呼ばれてもいい準備をしてもらいたい。開幕が全てじゃない。長いシーズン、みんなで乗り越えるために準備したい」と語った。この日、3番手で登板して1回4失点の戸郷翔征投手(25)も2軍降格となった。
◆巨人・戸郷翔征投手(25)が五回から2番手で登板し、3本の長打と2死球で4失点と乱調だった。オープン戦は3試合、計9回9失点の防御率9.00。右腕は試合後、「結果が出なかったので。自分の中では出そうと思いましたけど、なかなか上手くいかないっていうのが現状ですし、しっかりやらないといけない」と唇をかんだ。本来なら2軍での登板となる予定だったが、春季キャンプ中から静かに見守ってくれた阿部監督から1イニングの登板を提案されたという。「監督の中でも思っていることも僕にぶつけてくれて。それを1イニングでいいから、2軍でやるよりは1軍の舞台でやったほうがいいんじゃないかという話で急遽この登板も決まりました。 ただ、そういう結果にならなかったので僕の中でもすごい反省してます」と申し訳なさも口にした。今後は2軍で調整を続ける。2024年まで3年連続2桁勝利の右腕は「僕がいい姿を見せ続けない限りは首脳陣も呼ぼうと思わないでしょうし。ルーキーと同じぐらいの立ち位置だと思っている。 開幕投手も取られましたし、思うところはすごく多い。去年も2軍に落ちましたけど、今回はより自分のことを見つめ直して、自分と会話してやっていけたら」と再起を誓った。
◆楽天のドラフト1位・藤原聡大投手(22)=花園大=が先発し、4回?を3安打1失点、3奪三振と好投した。「プロに入って初めてプロの球場で投げさせていただいた。お客さんの数も全然違い、力みをとても感じました」三回先頭に投手強襲安打、左前打、一ゴロで1死一、三塁となって、打者・ダルベックへの暴投で失点した。それ以外は要所を締めて、予定の投球数に近づいたため77球でマウンドを譲った。初実戦となった2月17日の広島との練習試合では、1回無失点で好発進。オープン戦は全5試合に登板し、計13回?を1失点、防御率0・66、150キロ超えの直球を連発させた。三木監督は「四球(3四死球)もあったが、いいボールもあった。彼にとって大きな一日になった。起きることすべてが経験と財産になる」と期待を寄せた。プロ初登板、初先発は29日のオリックス戦(京セラ)が濃厚。〝ドライチ右腕〟は、目標に掲げてきたプロ初登板勝利を狙う。(広岡浩二)
<オープン戦順位表推移>
| 順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 (2↑) |
日本ハム |
8 | 4 | 3 | 0.667 (-) | - (↓1) |
48 (+1) | 44 (+1) | 13 (-) | 9 (-) |
0.244 (↑0.003) | 2.550 (↑0.11) |
| 1 (-) |
巨人 |
10 | 5 | 1 | 0.667 (↓0.047) | 0 (-) |
45 (+2) | 50 (+6) | 8 (-) | 15 (-) |
0.260 (↓0.001) | 3.110 (↓0.2) |
| 3 (1↑) |
DeNA |
9 | 5 | 3 | 0.643 (↑0.028) | 0.5 (↓1) |
71 (+4) | 54 (+2) | 5 (-) | 11 (+2) |
0.263 (↓0.004) | 2.760 (↑0.05) |
| 3 (1↓) |
阪神 |
9 | 5 | 1 | 0.643 (↓0.049) | 0.5 (-) |
51 (-) | 23 (+1) | 7 (-) | 13 (+1) |
0.235 (↓0.005) | 1.440 (↑0.02) |
| 5 (-) |
ORIX |
8 | 5 | 1 | 0.615 (↑0.032) | 1 (↑1) |
35 (+1) | 32 (-) | 3 (-) | 5 (+1) |
0.216 (↑0.004) | 2.100 (↑0.17) |
| 6 (-) |
中日 |
9 | 6 | 3 | 0.600 (↑0.029) | 1 (↑1) |
77 (+6) | 63 (+2) | 16 (+1) | 11 (-) |
0.250 (↑0.003) | 2.890 (↑0.05) |
| 7 (-) |
西武 |
7 | 8 | 1 | 0.467 (↓0.033) | 3 (-) |
50 (+2) | 47 (+4) | 3 (-) | 17 (+1) |
0.238 (↓0.004) | 2.520 (↓0.1) |
| 7 (1↑) |
ヤクルト |
7 | 8 | 3 | 0.467 (-) | 3 (↑0.5) |
54 (+1) | 66 (+1) | 6 (-) | 10 (-) |
0.203 (↓0.003) | 3.220 (↑0.14) |
| 9 (-) |
ソフトバンク |
6 | 9 | 2 | 0.400 (-) | 4 (↑0.5) |
58 (+5) | 59 (+5) | 12 (-) | 6 (+1) |
0.233 (↑0.003) | 2.960 (↓0.07) |
| 10 (-) |
広島 |
6 | 11 | 1 | 0.353 (-) | 5 (↑0.5) |
52 (+5) | 65 (+5) | 13 (+1) | 10 (-) |
0.233 (↑0.001) | 3.270 (↓0.1) |
| 11 (1↑) |
楽天 |
4 | 10 | 5 | 0.286 (↑0.055) | 5.5 (↑1) |
43 (+6) | 57 (+2) | 8 (+1) | 12 (+1) |
0.208 (↑0.005) | 2.710 (↑0.04) |
| 12 (1↓) |
ロッテ |
4 | 11 | 2 | 0.267 (↓0.019) | 6 (-) |
40 (+2) | 64 (+6) | 7 (+1) | 21 (-) |
0.225 (↓0.001) | 3.420 (↓0.19) |



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