オリックス(★2対6☆)阪神 =オープン戦1回戦(2026.03.20)・京セラドーム大阪=
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阪神
04100100061020
ORIX
1100000002410
勝利投手:村上 頌樹(2勝0敗0S)
敗戦投手:髙谷 舟(0勝1敗0S)
  DAZN
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◆オリックスは、3番手・寺西が5回2失点5奪三振の投球。ローテーションの一員として期待される右腕が、まずまずのピッチングを見せた。一方の阪神は、開幕投手に内定している村上が先発。6回2失点6奪三振と、順調な仕上がりを示した。

◆オリックス山下舜平大投手(23)が20日、オープン戦の阪神戦(京セラドーム)の先発を回避した。コンディション不良によるもので、開幕までの最終オープン戦登板を逃した格好だ。同投手は九里亜蓮投手(34)、宮城大弥投手(24)と並んで今季開幕の有力候補の1人。前回11日のロッテ戦(ZOZOマリン)では、今季最長の6回途中、95球、4安打3失点で降板していた。山下は昨季までも腰の故障などに悩まされていた。右腕の開幕直前での離脱は、先発ローテーション編成の組み替えを余儀なくされる格好になりそうだ。

◆阪神はエース村上頌樹投手(27)が先発する。開幕投手の大役を務めることが決まっており、27日巨人戦(東京ドーム)前の最終登板。WBCに参加していた坂本誠志郎捕手(32)とはオープン戦初のバッテリーとなる。打線は「3番指名打者」で森下翔太外野手(25)、「4番三塁」で佐藤輝明内野手(27)、「9番捕手」で坂本がスタメンに名前を連ねた。オープン戦で打撃好調をキープしている中川勇斗捕手(22)は「5番左翼」で出場する。

◆阪神栄枝裕貴捕手(27)が今年初めて1軍に昇格した。試合前練習に姿を現し、同期の佐藤輝明内野手(27)らと笑顔で再会した。昨年10月に右手首に死球を受けて骨折していた。昨年は初めて、ほぼフルシーズン出場選手登録された。出場は8試合。今年の捕手陣はWBCにも出場した坂本誠志郎(32)が中心。新加入の伏見寅威(35)もここまで1軍帯同が続いている。今月、支配下選手登録された嶋村麟士朗(22)はオープン戦で17打数6安打、1本塁打とアピール中。昨年は捕手3人制でシーズンを戦った。この日、オープン戦に登録されたのは坂本、伏見、栄枝と、外野起用が主の中川の4人。梅野隆太郎(34)は2軍で出場を続けている。長坂拳弥(31)、藤田健斗(24)、町田隼乙(22)も控えている。

◆阪神坂本誠志郎捕手(32)が帰国後初安打となる勝ち越し打を放った。1-1の2回1死満塁。オリックス高谷の外角低めスイーパーを仕留め、左前へ2点タイムリーを決めた。坂本は侍ジャパンの一員としてWBCに出場。17日の敵地ロッテ戦からチームに合流し、即スタメン出場も2打数ノーヒットだった。この日は2戦ぶりの先発マスクをかぶり、オープン戦2試合目で初安打を記録した。

◆阪神佐藤輝明内野手(27)が帰国後初安打をマークした。3回の先頭打者で寺西成騎投手(23)の落ちる変化球をうまくたたき、右中間二塁打にした。侍ジャパンの一員としてWBCに初出場。米マイアミで行われた準々決勝のベネズエラ戦では2番で先発し、一時同点の二塁打を放った。16日の帰国後、そのまま千葉に滞在していたチームに合流。17、18日のロッテ戦に出場してともに2打席凡退。合流から3試合目、5打席目での快音だった。

◆開幕投手の有力候補だったオリックス山下舜平大投手(23)が予定していた阪神とのオープン戦(京セラドーム大阪)の登板を回避した。厚沢投手コーチは「コンディション不良」と説明。開幕までの最終オープン戦登板を逃した格好で、開幕投手以上に開幕ローテ入りを目標にしていただけに、開幕6人衆入りに黄信号がともり、先発ローテ編成の組み替えを余儀なくされそうだ。この日、代役で先発したドラフト5位高谷は2回に5連打を浴びるなど2回4失点で降板した。

◆開幕投手を務める阪神先発村上頌樹投手(27)が緩急自在の投球を見せた。初回、オリックス先頭打者の宗佑磨内野手(29)に右中間への三塁打を打たれ、1死後、西川龍馬外野手(31)に先制の右犠飛を許した。2回にも味方失策が絡み、1死二、三塁のピンチを招くと、紅林弘太郎内野手(24)に中犠飛を浴びて失点した。しかし、3回以降は抜群の安定感を見せた。5回、紅林に対する3球目には60キロの遅球で翻弄(ほんろう)。直後、147キロの速球で右飛に打ち取るなど、"本番モード"でオリックス打線を料理した。2年連続で開幕投手を務める。この日が27日巨人戦(東京ドーム)前の最終登板だった。2点を失ったが、要所を締める丁寧な投球が光った。4回から6回まで、いずれも3人斬り。6回、93球を投げて許した安打は3本だけ、無四球6奪三振だった。調整は万全。今年も村上がチームをけん引する。

◆阪神が開幕前ラスト3連戦の初戦で、オリックスに打ち勝った。開幕投手に決まっている村上頌樹投手(27)が初回に先制を許すも、2回に猛虎打線がつながった。1死から中川が四球で出塁すると、大山、高寺、小幡、坂本、近本の5連打で一挙4得点。続く3回には、佐藤輝明内野手(27)がWBCを終えて初安打となる、中堅への二塁打を放ち、高寺の中前適時打で1点を追加した。6回も小幡竜平内野手(25)の右翼フェンス直撃の三塁打から、近本の中前適時打で6点目を入れた。先発の村上は6回3安打2失点。1、2回連続で失点を喫すも、4回からは1人の走者も許さない投球。5回先頭の紅林には、60キロのスローボールを投じるなど緩急を生かしたスタイルは健在。27日の巨人との開幕戦(東京ドーム)に向けて、安定デモとなった。

◆オリックスの今季開幕投手が宮城大弥投手(24)に決まった。試合後に岸田護監督(44)が「宮城で行きます」と公表。WBCでは1次ラウンドで2試合登板のみだったが、きょう21日の阪神戦(京セラドーム)でショートイニング登板で、調整し、3・27に備える。指揮官は「ウチのエース。いろいろバランスも見て、ちょっと前に伝えた」と3年連続の大役指名を説明した。開幕投手の有力候補で、この日先発予定だった山下舜平大投手(23)は右肘のコンディション不良のため、登板を回避。ヒジの状態確認、治療などをするため開幕ローテからは外れることになった。

◆オリックスの開幕投手ローテに暗雲が漂った。開幕投手の有力候補だった山下舜平大投手(23)が20日、予定していた阪神とのオープン戦(京セラドーム大阪)の登板を回避。球場入りしたものの、試合前に練習には姿を見せなかった。厚沢投手コーチは「コンディション不良」と説明。開幕までの最終オープン戦登板を逃した格好になった。コンディション次第では、24日からのファーム阪神3連戦(京セラドームほか)での調整登板も可能だが、山下はこれまで腰痛等でシーズン完走がない。九里、宮城に並んで、開幕投手の有力候補だっただけに、開幕カードの27日から楽天3連戦(京セラドーム)は回避することになった。開幕ブルペン候補を期待されているドラフト5位の高谷舟投手(22=北海学園大)が代役で先発。2回1死まで走者を許さない好投を見せた。しかしそこから四球をきっかけに5連打を浴びKO。2回途中4失点で終えた。3回から3番手登板した寺西は5回5安打2失点とゲームメーク。2日の侍ジャパン強化試合で先発し、来日初打席のドジャース大谷と初対戦でオール直球勝負で左飛に打ち取って2年目右腕が開幕ローテに当確ランプをともした。

◆阪神の開幕投手に決まっている村上頌樹投手(27)が、6回3安打2失点にまとめた。1、2回と失点を喫すも、4回からは1人の走者も許さない投球。5回先頭の紅林弘太郎内野手(24)には、60キロのスローボールを投じるなど緩急を生かしたスタイルは健在だった。27日の巨人との開幕戦(東京ドーム)に向けて、安定デモとなった。坂本誠志郎捕手(32)とはオープン戦初のバッテリー。藤川球児監督(45)は試合後に「リズムもよくなってきたし、いいバッテリーの連係は取れてるのかなというふうには見えました。いいスタートを切って、シーズン最後の日に、結果は別ですけど、シーズン最後の日まで健康に過ごしてくれることを願うというところですね」と振り返った。また打線はこの日、2回に5番中川勇斗捕手(22)の四球から5連打で4得点。どこからでもつながる打線に「ビジターで行くわけですから、あったかい打線の状態で乗り込みたいというところ」と話した。

◆阪神坂本誠志郎捕手(32)が村上の調子に太鼓判を押した。開幕投手を務める右腕と今季初めてバッテリーを組み「今日で大丈夫です」と準備完了。村上の投球に関しては「特に変わらず投げてくれたので大丈夫じゃないかなと思います」と語った。坂本は侍ジャパンの一員としてWBCに出場。17日にチーム合流し、自身も帰国後実戦は2試合目だった。村上と密なコミュニケーションも「それはいつもやってるんで。どのピッチャーとでも」とサラリ。フル出場して、ドリス、湯浅、及川ら中継ぎ陣とも呼吸を合わせた。「キャンプから(ボールを)捕っていなかったのでボールの確認もできたと思います。そうやってコミュニケーションを取ってやっていけば、どんどんいろんな可能性とか幅も広がっていくと思う。大丈夫だったと思います」。充実した表情で帰路についた。打っては1-1の2回1死満塁で左中間を破る2点適時二塁打を放ち、同イニングの5連打4得点につなげた。オープン戦初安打に坂本は「開幕してから打ちたいです」と引き締めた。1軍のオープン戦は残り2試合。虎の正捕手は「最初に点を取られてますけど、その後しっかりゲームを作ってというのはシーズン中は大事なこと。こういうゲームをしながらシーズンは勝っていかないといけない」と先を見据えた。【只松憲】▽阪神及川(9回に登板し3者凡退)「ライン外さずには投げられていたので、そこは良かったですし。3人で切れるのが一番」

◆阪神高寺望夢内野手(23)が2打席連続安打で存在感を示した。4-2で迎えた3回2死二塁、中前にはじき返す適時打を放った。「1打席目に打てて、その後も打てたんですけど、打つだけじゃないので。守備とかもしっかりやっていける練習をしていきます」。2回の第1打席でも1死一、二塁から左前打で満塁のチャンスを演出。一挙4点を奪う逆転劇に導いた。開幕スタメンへ、猛アピールを続ける。

◆阪神中川勇斗捕手(22)がビッグイニングの起点になった。0-1の2回1死、カウント3-1から四球で出塁。大山、高寺、小幡、坂本、近本の5連打4得点を呼び込んだ。中川のオープン戦四球は2月21日の中日戦(北谷)以来、実に1カ月ぶり2個目。「あ~。キャンプ中の試合ですか」。珍しい? 出塁に本人も覚えていた。打撃で開幕左翼をつかみにいく立場も中川は冷静だった。オリックス高谷の外角直球を難なく見定め「ボールだから振らないっていうだけです。打ちにいって、見逃せている。フォアボールを取れている時は自分の中でも悪くないかなって感じですね」とサラリ。この日は3打数無安打1四球だったが、オープン戦打率3割超の好調は変わらない。3試合連続5番起用はつなぎ役として応えた。【只松憲】

◆阪神近本光司外野手(31)がマルチ安打でチームをけん引した。2回1死一、三塁から中前タイムリー。6回にも1死三塁から貴重な追加点をたたき出す中前適時打を放った。四球で出塁した4回には盗塁に成功。「1回くらいはしておきたいなというのはあったので。走るということが大事なのかなと思っています」。4打数2安打2打点1盗塁。猛虎が誇るリードオフマンが今年も打線を活性化させる。

◆阪神小幡竜平内野手(25)がレギュラーの座に近づいた。開幕前最後のオリックス3連戦。公式戦を見据えたように絞られたメンバーの中で「8番遊撃」で先発。その第1打席。1死満塁からしぶとく右前に転がし、1-1の同点打。「何とか事(こと)を起こそうと思っていて。結果的に間を抜けてくれたので良かったです」。ここから一挙4得点とたたみかけた。6回には先頭で会心の右越え三塁打。近本の中前打で生還した。8回にも先頭で右前打を放ち、しめて3安打。オープン戦では当たりが止まっていたが開幕直前で結果を出した。自分への決めごとを守った。「自分のスイングだけを心がけました。すぐに当てにいきがちなので、しっかりタイミングを取って」。結果をほしがって小手先の打撃に走るのではなく、力強く振ることに集中した。下位が打てば得点が入る。昨年は6番以降がチームの課題とされてきたが、小幡が打力を発揮すれば得点力はアップする。ディベイニーの加入でヒートアップした遊撃争いについて、小幡は特別に語ることはなかった。「結果が出るに越したことはない。頑張ります」。開幕まで1週間、何も変わらず、静かな闘志を燃やし続けている。【柏原誠】阪神の開幕遊撃レギュラー争い 小幡は17日ロッテ戦まで5戦連続無安打だったが、ここに来てギアを上げてきた。強肩と守備範囲には定評があり、バットで存在感を増してきた。春季キャンプを主に若手主体の具志川組で過ごしていた木浪は、6日に1軍に再合流。3月18日ロッテ戦でエンタイトルツーベースを放つなど、ここまで打率3割2厘と猛アピールを続けている。期待の新助っ人ディベイニーは、日本のグラウンド順応へ奮闘中。三塁でも先発を続け、オープン戦打率は1割3分8厘と試行錯誤している。

◆阪神の4番・佐藤輝明内野手(27)が帰国後初安打を放った。3回先頭で寺西の真ん中低めシンカーを右中間二塁打。ライナー性の一打に「良かったんじゃないですか」と淡々と振り返った。侍ジャパンの一員としてWBCに出場し、17日の敵地ロッテ戦からチームに合流。同2連戦に先発出場も、ともに2打席凡退だった。オープン戦3試合目、6打席目での快音。開幕に向け「まだ(オープン戦)2試合ある。そこでうまく対応できたら」と力を込めた。

◆阪神・栄枝裕貴捕手(27)がオリックスとのオープン戦が行われる京セラドームに合流した。栄枝は「右尺骨骨折観血的手術」から春季キャンプ中に実戦復帰を果たすと、3月のファーム・リーグでは4試合に出場し、打率・364(11打数4安打)、1打点と状態を上げていた。

◆開幕直前、オープン戦最後のカードとなるオリックスとの3連戦に臨む阪神は、開幕投手を務める村上頌樹投手(26)が先発する。ここまでオープン戦では2試合に登板し、計5イニングを無失点と順調な仕上がりを見せている。前回登板の春季教育リーグ・オリックス戦(SGL)では5回5安打1失点。3四死球を与えたが、ツーシームで3つの併殺を奪うなど粘りの投球でピンチをしのいだ。打線はここまで打率・361、2本塁打、7打点を記録する「5番・左翼」の中川勇斗捕手(22)に注目。

◆先発した村上頌樹投手(26)が一回にいきなり先制を許した。先頭の宗に右中間へ三塁打を浴びると、1死後に3番・西川に右翼へ運ばれ犠飛を許した。これが今オープン戦の初失点。それでも4番・杉本は高め148キロ直球で空振り三振に打ち取り、最少失点で切り抜けた。27日の巨人との開幕戦(東京ドーム)で先発する右腕にとって、この登板が開幕前ラスト登板。残るイニングでも収穫をつかむ。

◆1点を先制された直後の攻撃で、阪神打線が反発力を見せて一気に逆転に成功した。0-1の二回、先発のD5位・高谷(北海学園大)の前に1死から中川が四球で出塁すると、続く大山、高寺が安打で続いて1死満塁の絶好機を演出。打席に立った小幡竜平内野手(25)が詰まりながらもしぶとく一、二塁間を破って同点の走者が生還した。さらに9番の坂本誠志郎捕手(32)がカウント2-2から外角変化球を左中間に運んで勝ち越し2点打。1番・近本光司外野手(31)も中前適時打で続いて、5連打で一挙4得点を挙げた。同点打を放った小幡は「打ったのはカットボール。少し詰まった当たりだったんですけど、良いところに飛んでくれました。『まずは同点に』と思っていたのでよかったです」とコメントした。

◆阪神が高寺望夢内野手(23)の中前適時打で追加点を奪った。4-2の三回、先頭の佐藤輝明内野手(26)が3番手・寺西の低めシンカーを捉えて右中間を破る二塁打で好機を演出すると、2死後に高寺が外角高めの直球を中前にはじき返して適時打を記録。「打ったのはストレート。チャンスでしたし、試合展開的に結果が出てよかったと思える打席でした」第1打席には4得点に導く左前打を放っており、開幕スタメンを狙う若虎が2打席連続で結果を残した。

◆阪神の先発・村上頌樹投手(26)が緩急を使ってオリックス・紅林を打ち取った。5-2の五回、先頭で対すると、カウント1-1からの3球目にスローボールを選択。惜しくもボール判定となったが、場内のスクリーンに60キロが表示された一投に、どよめきの声が上がった。続く4球目には外角147キロ直球を投げ込んで右飛。球速差87キロの緩急で1アウトをつかみ取った。

◆阪神・近本光司外野手(31)が「1番・中堅」で出場。六回に追加点となる適時打を放った。5-2で迎えた六回。先頭の小幡竜平内野手(25)がこの日2安打目となる右翼フェンス直撃の三塁打で出塁した。坂本は空振り三振に倒れ、1死三塁で近本が打席へ。2球目の外角低めの変化球にしぶとく食らいつき、中前への適時打となった。近本は二回にも中前への適時打をマーク。この試合を含め、開幕まで残すは3試合、虎の不動のリードオフマンが躍動している。

◆阪神はオリックスに快勝した。先発した村上頌樹投手(26)は6回3安打2失点(自責1)、6奪三振。一、二回にそれぞれ1点ずつ失うなど、立ち上がりに苦しんだが、以降4イニングは被安打1と安定感を取り戻した。2年連続で開幕投手を任された右腕は、今オープン戦で3試合で防御率0・82で「3・27」を迎える。以降はドリス、湯浅、及川が無失点で繋いだ。打線は二回に下位打線が?ぎ、5連打4得点で一気に逆転。小幡竜平内野手(25)、坂本誠志郎捕手(32)、近本光司外野手(31)が3者連続で適時打を放った。三回には佐藤輝明内野手(27)の今オープン戦初安打となる右中間への二塁打でチャンスを作ると、高寺望夢内野手(23)が中前への適時打で返した。小幡は六回に右翼フェンス直撃の三塁打、八回に右前打も放ち猛打賞。開幕遊撃をぐっと手繰り寄せた。

◆阪神はオリックスに快勝した。先発した村上頌樹投手(26)は6回3安打2失点(自責1)、6奪三振。2年連続で開幕投手を任された右腕は、今オープン戦で3試合で防御率0・82で「3・27」を迎える。以降はドリス、湯浅、及川が無失点で繋いだ。打線は二回に下位打線が?ぎ、5連打4得点で一気に逆転した。三回には佐藤輝明内野手(27)の今オープン戦初安打となる右中間への二塁打を放った。小幡竜平内野手(25)は二回に快音を響かせると六回に右翼フェンス直撃の三塁打、八回に右前打も放ち3安打。開幕遊撃へ大きなアピールとなった。

◆オリックス・岸田護監督(44)が試合後、今季の開幕投手を発表。野球日本代表「侍ジャパン」の一員としてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場したオリックス・宮城大弥投手(24)に託すことを明かした。「開幕投手は宮城でいきます。宮城もWBCでゲームは投げられていましたし、あの子本人もいけるという話をした。うちのエースですから、開幕を託します」宮城はこの日、WBCでの戦いを終え、京セラドームで練習するチーム本隊に合流。練習後には取材に応じ、この時点では指揮官から開幕投手が公表されていなかったが、左腕は「(開幕投手は)監督、コーチが決めること。誰しもがいまはチャンスがある。僕もしっかり。長いイニングはさすがに、7、8(回)はいけないですけど、アピールだけはしたい」と意気込みを語っていた。

◆現役時代は南海、西武に所属し、引退後は西武、ダイエー、阪神の3球団でヘッドコーチを務めたサンケイスポーツ専属評論家・黒田正宏氏(78)は2安打を放った高寺望夢内野手(23)について言及した。藤川監督の徹底的に競争させる方針に、選手が最高の形で応えて、開幕を迎えようとしている。象徴が高寺だ。2安打を放ったが、どの打席でも積極性を失わない。しかも、一球で仕留める確率が開幕間近になって一気に高まっている。最近は5番に中川を据え、大山を6番に下げる打線で戦っているが、左翼争いが中川で決定したと藤川監督は考えていないと思う。調子を上げてきた高寺と競わせて、最終的には2人を使い分けるのではないか。中川なら5番に置く現在の打順だろう。高寺を使う場合は大山5番、高寺6番で、クリーンアップからきれいにジグザグ打線が組める。選手が競争して、それぞれが5番、6番を任せられる。優勝した昨年のチームから、さらに層が厚くなっている。藤川監督は開幕後も前川らが、さらにはルーキー立石が加わってくることを楽しみにしているはずだ。この日はWBC帰りの坂本をフルイニングでマスクをかぶらせ、主戦投手たちとの感覚を取り戻させた。攻守に抜かりなくシーズンに入れそうだ。

◆阪神がオリックスとの3連戦の初戦を制した。二回、「8番・遊撃」小幡竜平内野手(25)からの3連続適時打で4点を奪取。三回は高寺望夢内野手(23)、六回は近本光司外野手(31)の2本目のタイムリーで加点した。村上頌樹投手(27)は6回93球3安打6奪三振無四球2失点(自責1)で27日の巨人との開幕戦(東京D)に向かう。

◆阪神はオリックスに6-2で快勝した。「4番・三塁」で出場した佐藤輝明内野手(27)が三回に中堅への二塁打を放ち、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)から帰国後、3試合&6打席目で初安打となった。内容を問われると、「よかった」を繰り返し、手応えをつかんだ様子。昨季本塁打と打点の2冠に輝き、MVPを獲得した虎の4番は、さらに勢いをつけて開幕へ向かう。開幕戦の足音が刻一刻と迫る。連覇の期待を一心に背負った主砲が放った打球は、瞬く間に右中間を突き破った。WBC疲れも心配ご無用。関西へと帰ってきた佐藤が、京セラに火の出るような快音を響かせた。「まあ、よかったんじゃないですか」三回先頭で迎えた第2打席、寺西の低め変化球を強振した。捉えた打球は右中間を真っ二つ。快足を飛ばして悠々と二塁に到達。2死から高寺の中前打に再び快足を飛ばして5点目のホームを踏んだ。日本時間15日にベネズエラとのWBC準々決勝(ローンデポ・パーク)を終えて、帰国したのが16日午後。翌17日にはチームに合流し、ロッテとのオープン戦2連戦(ZOZOマリン)に出場した。19日に甲子園室内で行われた全体練習には参加せず、つかの間の休養にあてたが、「本番を想定しながらしっかり準備できたら」と開幕を1週間後に控えたこの日から〝開幕仕様〟で打席へ。帰国後、6打席目で初めてHランプをともし、「よかったです」と一安心。「よかったんじゃないですか」という弾丸二塁打が今季の活躍を予感させた。「試合中の雰囲気だったり、なかなか普段味わうことがなかったので、すごく印象的でした。声の出し方とか相手チームの勢いというか、そういうものはあまり日本で感じたことがないところだったので、すごく新鮮でしたね」野球日本代表「侍ジャパン」として、約1カ月にわたって背負った日の丸の重責。そして、米国のグラウンドで感じた熱気、大谷らメジャーリーガーを含めた超一流選手との交流。そのすべてがかけがえのない経験だった。そして、それを「今シーズンに生かさないといけない」と胸に誓った。疲れなど感じている暇はない。すべては球団史上初のセ・リーグ連覇のために-。WBCで得たものをグラウンドで体現する。巨人との開幕戦(3月27日、東京ドーム)。まずはここに照準を合わせる。「いい準備をして開幕を迎えたい」。いまはこの一心でバットを振っている。昨季、京セラで球場別打率・382と打ちまくった男は、得意の地で開幕戦に弾みをつけた。ただ、勝負の一戦に向けてまだまだ状態は上げられる。虎の主砲は力を込めた。「しっかり調整して、まだ(オープン戦は)2試合あるので、そこでうまく対応できたらなと思っています」「3・27」、プレーボールの瞬間が待ち遠しい。米国から頼もしく成長して帰ってきたサトテルが、今年も猛虎打線の中心だ。(原田遼太郎)開幕戦に向け、佐藤は課題も口にした。二回1死の三塁守備では中川の打球を捕球後、一塁へ悪送球。結果的に失点につながる失策となり「課題が見つかったので、また頑張ります」と振り返った。昨季は三塁手として6失策でゴールデングラブ賞を初受賞。チームを引っ張る主砲は守備面でも隙を見せることなく準備を進めていく。

◆「6番・右翼」で出場した阪神・高寺望夢内野手(23)がオープン戦初のマルチ安打を放った。0―1の二回1死一、二塁で左前打で逆転劇をおぜん立てすると、三回2死二塁では中前への適時打をマーク。「上位(打線)が強いので、下位(打線)からも点が取れるようにやっていきたい」。オープン戦6試合連続安打で打率は・278(36打数10安打)と好調。それでも「数字上はよくない。守備もしっかりやっていけるように練習していきます」と力を込めた。

◆6-2の八回に3番手で登板した阪神・湯浅京己投手(26)が、三者凡退に抑えた。先頭の広岡を右飛、続く宗を二ゴロに仕留めると、最後は太田を151キロ内角直球で空振り三振。最速153キロを計測するなど、直球の強さが際立った。「オフから真っすぐを課題に挙げてやっていた。イメージ通り、感覚とデータを照らし合わせても、だいぶ合っている」。開幕まで1週間だが、「来週で終わりじゃなくて、そこから始まる。もっと状態を上げていけるように」と前を向いた。

◆七回に2番手で登板した阪神・ラファエル・ドリス投手(38)が1回を12球で片づけた。先頭の森友をスプリットで空振り三振、続く中川を初球で右飛、シーモアには不運な当たりで内野安打を許すも、紅林をスライダーで空振り三振に仕留めた。「いつも通り投げられたかなと思うし、まだまだ良くなっていかなきゃいけない」。今オープン戦は3試合に登板し、いずれも無失点の38歳右腕は「いつも同じ野球をするだけなので、引き続きしっかり準備していきたい」と頼もしかった。

◆阪神・坂本誠志郎捕手(32)がチームに合流後初めて、1試合を通してマスクをかぶった。開幕戦でバッテリーを組む村上ら投手陣を好リードし、「特に変わらず投げてくれた。キャンプから捕っていなかったので、ボールの確認もできたと思いますし、大丈夫だと思います」と納得の表情。二回にはWBCから帰国後、初安打となる2点打を放ち、「開幕してから打ちたいですね」と笑った。

◆阪神・近本光司外野手(31)が4試合ぶりに快音を響かせた。二回1死一、三塁で中前への適時打を放つと、六回1死三塁でもしぶとく中前へ適時打をマーク。四回に四球で出塁した後、オープン戦2個目の盗塁を決め、「1個くらいは、(盗塁を)しておきたいなと思っていた。走るということが大事だと思います」と語った。

◆オリックス2年目右腕、寺西成騎投手(23)の開幕ローテーション入りが決まった。有力候補だった山下のコンディション不良などもあった中、150キロ超の直球と鋭い変化球で5回を2失点でまとめ、岸田監督から「寺西は(先発枠に)入る。球は悪くなかった」と評価された。石川・星稜高を経て日体大からドラフト2位で入団した昨季は2勝3敗、防御率5・30。実力発揮へ「オフから先発を目指してやってきた。先を見る余裕はないので、一試合ずつ頑張る」と力を込めた。

◆いくつもの壁を越え、開幕遊撃の座をグッとたぐり寄せた。「8番・遊撃」で先発した阪神・小幡竜平内野手(25)が「H」ランプを3度灯した。「自分の仕事をしようと、そこだけを心がけて。すぐに当てに行きがちなので、しっかりタイミングを取ることを意識していました」まずは1点を追う二回の第1打席。1死満塁の絶好機で打席に立った。「なんとか事を起こそうと思っていた」と、相手先発・高谷の内角高めカットボールにバットを折られながらも、中間守備の一、二塁間を破る同点適時打。六回先頭の第3打席は、カウント1-2から外角高めの148キロ直球を捉えて右翼フェンス直撃の三塁打。さらには八回にも右前打をマークし、開幕前最後の3連戦の初戦で輝きを放った。8年目を迎える小幡の身に吹いていたのは逆風だった。昨季は自己最多の89試合に出場して5本塁打を記録したが、打率は・233と低迷。オフにはマイナー通算85本塁打のディベイニー(前パイレーツ)がチームに加入した。木浪や熊谷ら以外にもライバルが増えるなか、小幡は甲子園の練習で右翼守備にも取り組んでいたが、結果ですべてをはねのけた。オープン戦は12試合に出場して打率・333、5打点。守備でもチームを救い、攻守にアピールを続けている。開幕の舞台は昨年7月21日の巨人戦で2打席連続本塁打を放つなど、前日と合わせて2日間で計3発と快音を響かせた東京ドーム。球団初のセ・リーグ連覇、そして2026年シーズンでの飛躍に向けて、好相性の地から勢いに乗る。「(結果が)出るに越したことはないので、しっかり頑張りたいなと思います」開幕まで1週間。残された実戦機会でもアピールは忘れない。(萩原翔)

◆スローボールも試投し、尻上がりに調子を上げた。準備完了-。27日の巨人戦(東京ドーム)で開幕投手に内定している阪神・村上頌樹投手(27)が、6回93球を投げて3安打2失点(自責1)、6奪三振。オープン最後の登板を納得の投球で締めた。「点を取られたことはあまり気にしていない。シーズン中もそういところが大事。しっかり割り切っていければいいと思っているので」昨季は投手3冠(最多勝、最高勝率、最多奪三振)に輝いただけに、言葉には説得力がある。序盤は球が高めに浮いた。一回、先頭の宗に右中間三塁打を浴び、1死後、西川の右犠飛で先制された。打線が4点を奪って逆転した直後の二回、佐藤の一塁悪送球の後、シーモアの適時二塁打で1点を献上するも、四回以降は3イニング連続で三者凡退。球数を重ねるたびに調子を上げていった。「(坂本)誠志郎さんと(バッテリーを)組むのも久々だったので、いろいろと話し合いながらできたのかなと思う」この日は、WBCでチームを離れていた坂本が「9番・捕手」でスタメン出場。村上は今年初めて実戦で坂本を相手に投げた。「自分も投げたいなと思うところに、そのサインが出る。やはりすごい」。五回先頭の紅林には60キロのスローボールを投じた直後に147キロの外角直球で右飛に。スタンドからはどよめきが起こった。調子がいいときや投球フォームを微調整するときに使用するスローボール。シーズン本番に向けてのテスト投球だった。「今オフは新しい球種を覚えるとかはない。それぞれの球をレベルアップすることと体力強化」を掲げて自主トレに励んだ。春季キャンプでも投球フォームを試行錯誤。負担の少ない投げ方にこだわってきたなか、今年の実戦登板は4試合で16回を投げて防御率1・13(自責2)。数字もさることながら投球内容もほぼ完璧だった。「ここから、まだ1週間あるので、しっかりと調整して東京ドームに乗り込んでいきたい」昨年に続き、坂本とのコンビで2年連続開幕星をつかみとる。(三木建次)村上の母校・智弁学園高が、この日の選抜大会初戦で花巻東に4-0と完封勝利した。村上はちょうど試合前の練習中でテレビ観戦ができず「練習していたら勝っていた。よかった」と笑顔。母校は25日の2回戦で横浜を破った神村学園と対戦する。先輩は「次も厳しい戦いになると思うけど頑張ってほしい」とエールを送った。

<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
日本ハム
832 0.727
(-)
-
(-)
44
(+1)
39
(+1)
13
(-)
8
(-)
0.243
(↑0.003)
2.720
(↑0.14)
2
(1↑)
巨人
941 0.692
(↑0.025)
0
(↓0.5)
40
(+2)
44
(+1)
6
(-)
14
(+1)
0.263
(↓0.003)
3.120
(↑0.17)
3
(1↑)
阪神
841 0.667
(↑0.031)
0.5
(↓0.5)
50
(+6)
22
(+2)
7
(-)
11
(+1)
0.245
(↑0.003
1.580
(↑0.05)
4
(2↓)
ORIX
741 0.636
(↓0.064)
1
(↓0.5)
34
(+2)
31
(+6)
3
(-)
4
(-)
0.220
(↓0.007)
2.360
(↓0.34)
5
(1↓)
DeNA
753 0.583
(↓0.053)
1.5
(↓0.5)
60
(+1)
51
(+4)
5
(-)
9
(+1)
0.264
(↓0.006)
2.930
(↑0.12)
6
(-)
中日
862 0.571
(↑0.033)
1.5
(↑0.5)
69
(+4)
59
(+3)
14
(+1)
11
(-)
0.246
(↑0.001)
3.000
(-)
7
(-)
西武
761 0.538
(↑0.038)
2
(↑0.5)
47
(+4)
36
(+1)
3
(-)
16
(-)
0.241
(↓0.006)
2.300
(↑0.1)
8
(-)
ヤクルト
682 0.429
(-)
3.5
(-)
49
(+1)
62
(+1)
5
(+1)
9
(-)
0.206
(↓0.005)
3.450
(↑0.17)
8
(1↑)
ソフトバンク
681 0.429
(↑0.044)
3.5
(↑0.5)
48
(+4)
47
(+3)
11
(-)
5
(-)
0.227
(-)
2.610
(↓0.03)
10
(-)
広島
5110 0.313
(↓0.02)
5.5
(↓0.5)
40
(+3)
55
(+4)
9
(+1)
9
(+1)
0.230
(↓0.002)
3.040
(↑0.05)
11
(-)
ロッテ
4101 0.286
(↓0.022)
5.5
(↓0.5)
36
(+3)
56
(+4)
6
(+1)
21
(+1)
0.227
(↑0.004)
3.310
(↓0.07)
12
(-)
楽天
395 0.250
(↓0.023)
5.5
(↓0.5)
37
(+1)
52
(+2)
7
(+1)
10
(-)
0.208
(-)
2.720
(↑0.15)