西武(☆7対5★)楽天 =オープン戦2回戦(2026.03.18)・ベルーナドーム=
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楽天
00000200351001
西武
03040000X71100
勝利投手:渡邉 勇太朗(1勝0敗0S)
(セーブ:與座 海人(0勝1敗1S))
敗戦投手:ウレーニャ(0勝1敗0S)

本塁打
【楽天】浅村 栄斗(2号・6回表2ラン)

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◆西武は、先発・渡邉が6回2失点5奪三振の好投。ローテーションの一角として期待される右腕が、安定した投球を見せた。一方の楽天は、新助っ人のウレーニャが先発。4回7失点と振るわず、課題の残る結果に終わった。

◆先発ローテ候補の楽天新外国人、ホセ・ウレーニャ投手(34=エンゼルス)が4回7失点と苦しんだ。西武戦に先発。初回はわずか6球で3者凡退と好発進した。しかし、2回2死二、三塁からカナリオに先制の2点適時打を打たれると、なおも2死一、二塁で西川に適時二塁打を浴びた。4回は3長打が絡んで4点を奪われた。ウレーニャは「相手の打線にしっかりとスイングされてしまいました。野手が守っていないところに飛ばす技術も高いと感じました。野球をやっている以上、こういう結果になる日も必ずあるので、次回は課題を修正して臨みたい」と前を向いた。オープン戦は2試合に登板し、7回を無失点に抑えていただけに悔やまれる投球となった。

◆楽天は28イニングぶりに得点を挙げた。0-7の6回無死一塁、2番浅村栄斗内野手(35)が左翼ポール際に2ランを運び、27イニング続いていた無得点に終止符を打った。チームは14日の中日戦(バンテリンドーム)の5回にマッカスカーが適時打を放って以来、無得点が続いていた。楽天は試合前時点でオープン戦15試合で3勝7敗5分けの最下位に沈んでいる。

◆西武の渡辺勇太朗投手(25)が6回2失点でオープン戦最後の登板を終えた。150キロ前後の直球に鋭いカットボール、さらにこの日は低めへのカーブがさえ、5回まで3安打5奪三振の危なげない投球。6回に楽天浅村栄斗内野手(35)に左翼ポール際への2ランを浴びたが「本来だったらまっすぐ行ってるような場面だったんですけど、あえてカットボール行ってみて1球投げミスしてしまったので」とそこにも学びがあった様子。6回86球で投げ終えた。昨季は規定投球回近い134イニングを投げた。エース今井達也投手(27)がメジャーへ移籍し、プロ8年目右腕の渡辺にかかる期待は大きい。「今井さんも抜けて、僕がしっかりピッチャーの中心となってやっていけるように頑張りたいです」と思いを口にした。

◆西武新外国人アレクサンダー・カナリオ外野手(25=パイレーツ)に安打が増え始めた。8番DHで出場し3方向へ3安打。フルスイングが信条で米国時代の三振の多さが懸念されていたが、今は詰まっても崩されても好結果が出始めている。「タイミングがうまくいっているので、この状態で開幕に持っていきたい」と笑顔。開幕スタメンの座にも近づいている。

◆楽天浅村栄斗内野手(35)が、豪快なフルスイングでチームに28イニングぶりの得点をもたらした。西武戦に「2番一塁」で出場。7点を追う6回無死一塁、渡辺の内角カットボールを捉え、左翼ポール際に2ランを運んだ。チームにとっては14日中日戦(バンテリンドーム)の5回以来の得点となった。外角要求からの逆球だったが、うまくさばいてオープン戦2本目の本塁打をマークした。「感触は少しつまりましたが、うまく体重を乗せられたので、まあまあかなと思う」と振り返った。

◆3年目の楽天中島大輔外野手(24)が、2安打3出塁と躍動した。西武戦に「1番中堅」で出場。3回に中前打、6回には左前打を放ち、4試合ぶりにマルチ安打を記録した。最終打席となった8回は四球を選んだ。収穫と反省が入り交じった試合となった。「僕の気持ちとしては1番を打ちたいという思いはずっと持っている。3出塁できたのは良かったですけど、初回にチームを勢いづけられなかったのは僕の責任。チームが勢いづくバッターになりたいというか、1番バッターはそうあるべき」。1回先頭で初球を打ち上げ中飛。結果的に3者凡退となったことを悔やんだ。自身初の開幕1軍が近づいてきた。「ずっと開幕1軍と言い続けてきて、つかめそうなところまで来ていると思う。まだまだ全然、僕はレギュラーじゃないと思っているので、本当にレギュラーと言ってもらえるような活躍をしたい1年なんで」と強調する。オープン戦は20日からの巨人3連戦(東京ドーム)を残すのみだ。「良いステップにしたいですね。あと3試合は」とアピールを誓う。この日は3打数2安打1四球で、オープン戦打率は2割7分7厘まで上昇。13安打はチームトップだ。「試合に出続けるためにも、常に出塁できる選手というか、こいつが出たら攻撃力が上がるなと思われるような存在を目指してやっていきたい。波の少ない選手になれればなと思っています」と力を込めた。

◆9球団が開幕投手を発表している状況で、西武はこの日も「沈黙」だった。勝利した楽天戦の試合後、西口文也監督(53)は「残り3球団」という状況に「そうなんですか!」ととぼけ「ただ言わないだけです。ちゃんと推理してください」と報道陣に"ナゾトキ"を求めた。謎の答えは「渡辺」の可能性が高い。渡辺勇太朗投手(25)はこの夜、楽天相手に150キロ前後の直球、140キロ超のカットボールが走り、カーブも低め低めへ。「あまり1つの球種に固執することなく、その日その日の調子で投げていくスタイルなので」というこだわりを、ドラフト1位小島とのバッテリーでも制球力抜群に表現してみせた。エース今井がメジャーへ羽ばたき、WBC出場の隅田の開幕投手選出を西口監督は早々に否定していた。「開幕戦は雰囲気からにして違う」と、未経験の投手に任せたい意向を早くから示していた。左腕の武内夏暉投手(24)も好投を続ける中、渡辺も南郷キャンプ序盤から力強く投げ続け、球団内外の評価が高かった。渡辺は浦和学院(埼玉)からドラフト2位で入団した大器。プロ7年目の昨季、年間134イニングに投げ、ようやく"1本立ち"の段階に。今春の開幕投手についても「狙います。狙います、そこは」と強い決意を口にしていた。シーズン開幕戦となる「3・27」ロッテ戦(ZOZOマリン)に先発するのであれば、ここから中8日となる。有力候補は「疲労なども考慮しながらもっともっと体の状態を上げていければ」と意識も高い。「今井さんも抜けて、僕がしっかりピッチャーの中心になってやっていけるように頑張りたいです」先陣を切る覚悟はできている。【金子真仁】

◆チーム打率2年連続、チーム総得点3年連続最下位の西武が、新戦力トリオで13イニングぶりの得点を挙げた。二回、楽天先発のウレーニャから先頭の林安可が右前打、1死後に桑原将志の中堅への二塁打で二、三塁の好機。2死後にカナリオが右前適時打を放ち、新戦力トリオの活躍で2点を先制した。カナリオは「チャンスの場面だったので、走者を返すことだけを考えて打席に入りました。走者を返すことができてうれしいよ」とコメント。滝沢の四球で2死一、二塁とし、西川も右翼線への適時二塁打で3点目。「いい場面で打つことができてよかったです」とコメントした。

◆西武・西川愛也外野手が12試合ぶりのマルチ安打を放った。「1番・中堅」で出場し、2回、2点を先制し、2死二塁で楽天先発のウレーニャから3点目となる右翼線適時二塁打。4回は2点を追加し、なおも1死一塁で左中間を破る適時二塁打。ウレーニャの暴投で、7点目のホームを踏み「センター方向を意識して振り抜きました。いい結果につながってよかったです」とコメントした。2安打は2月28日のロッテ戦(都城)以来。開幕戦に向けて調子を上げてきた。

◆楽天の中島がリードオフマンの座へ意欲を示した。「1番・中堅」で出場して2安打、1四球と計3度出塁して役割を果たし「僕の気持ちとしては1番を打ちたい。チームが勢いづく打者になりたい」と話した。京都・龍谷大平安高、青学大を経てドラフト6位入団して3年目。昨季は124試合に出場して規定打席に到達し、打率2割6分6厘、6本塁打、31打点。正中堅手として定着するためにも「波の少ない選手になれれば」と意気込んだ。(共同)

◆西武は桑原将志外野手(32)が二塁打2本、アレクサンダー・カナリオ外野手(25)が先制打を含む3安打2打点と新戦力が活躍し、7点を奪い勝利した。二回、楽天先発のウレーニャから先頭の林安可が右前打、1死後に桑原将志の中堅への二塁打で二、三塁の好機。2死後にカナリオがスライダーを右前に弾き返す適時打を放ち、2点を先制した。桑原は四回先頭で左翼に二塁打を放ち、打線がつながり3点を追加。「いいアジャストができた。自分がスイングをかけていけると思ったときに、準備がしっかりできているかどうか。もちろん結果も欲しいけど、それに左右されずに、自分のスイングができたら。オープン戦も残り3試合しかない。シーズンさながらの雰囲気で戦っていかなければいけないので、そのつもりで頑張りたい」と開幕を見据えた。カナリオは六回無死一塁で加治屋のフォークを中前打。八回には内の速球を左翼へ二塁打に「一番大事なのはタイミングを取ることで、うまくいっている。それを続けて、開幕に向けて一番いい状態に持っていきたい」と打率を・308に乗せ、調子を上げてきた。西口文也監督(53)は「桑原はいいところで打ってくれた。カナリオも2死から1本欲しいところで打ってくれた。これで調子を上げていってくれたら」と評価。スローガン「打破」を発表した際に「ここで1本欲しいというところでなかなか出ないという試合が多かった」と振り返ったが、それを払しょくするような勝利となった。(塚沢健太郎)

<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
日本ハム
831 0.727
(↑0.027)
-
(-)
43
(+3)
38
(+2)
13
(+2)
8
(-)
0.240
(↑0.002)
2.860
(↑0.08)
2
(1↑)
ORIX
731 0.700
(↑0.033)
0.5
(-)
32
(+3)
25
(+2)
3
(+1)
4
(+1)
0.227
(↓0.005)
2.020
(-)
3
(1↑)
巨人
841 0.667
(↑0.031)
0.5
(-)
38
(+8)
43
(-)
6
(+2)
13
(-)
0.266
(↑0.012)
3.290
(↑0.28)
4
(3↓)
DeNA
743 0.636
(↓0.064)
1
(↓1)
59
(+2)
47
(+3)
5
(-)
8
(+1)
0.270
(↓0.006)
3.050
(↓0.02)
4
(1↑)
阪神
741 0.636
(↑0.036)
1
(-)
44
(+6)
20
(+2)
7
(+1)
10
(+2)
0.242
(↑0.004)
1.630
(↓0.04)
6
(-)
中日
762 0.538
(↑0.038)
2
(-)
65
(+5)
56
(+3)
13
(+2)
11
(+2)
0.245
(↑0.001)
3.000
(-)
7
(1↑)
西武
661 0.500
(↑0.045)
2.5
(-)
43
(+7)
35
(+5)
3
(-)
16
(+1)
0.247
(↑0.006
2.400
(↓0.22)
8
(1↓)
ヤクルト
681 0.429
(↓0.033)
3.5
(↓1)
48
(-)
61
(+8)
4
(-)
9
(-)
0.211
(↓0.01)
3.620
(↓0.36)
9
(-)
ソフトバンク
581 0.385
(↓0.032)
4
(↓1)
44
(+3)
44
(+5)
11
(+1)
5
(+1)
0.227
(↓0.003)
2.580
(↓0.11)
10
(-)
広島
5100 0.333
(↓0.024)
5
(↓1)
37
(+2)
51
(+3)
8
(-)
8
(-)
0.232
(↓0.002)
3.090
(↓0.01)
11
(-)
ロッテ
491 0.308
(↓0.025)
5
(↓1)
33
(+2)
52
(+6)
5
(-)
20
(-)
0.223
(↑0.002)
3.240
(↓0.22)
12
(-)
楽天
385 0.273
(↓0.027)
5
(↓1)
36
(+5)
50
(+7)
6
(+1)
10
(-)
0.208
(↑0.005
2.870
(↓0.3)