巨人(☆8対0★)ヤクルト =オープン戦3回戦(2026.03.18)・東京ドーム=
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ヤクルト
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巨人
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勝利投手:田中 将大(1勝0敗0S)
敗戦投手:奥川 恭伸(0勝2敗0S)

本塁打
【巨人】ダルベック(2号・6回裏ソロ),佐々木 俊輔(1号・7回裏2ラン)

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◆巨人は、打線が15安打8得点を記録。ダルベックと佐々木に一発が飛び出すなど、つながりのある攻撃を見せた。一方のヤクルトは、打線が2安打無得点と振るわず。救援陣も打ち込まれ、投打ともに課題を残した。

◆ヤクルトのドミンゴ・サンタナ外野手(33)が17日の同戦で、今年2度目の2番スタメンで躍動した。今季の実戦12試合目で初となる本塁打、そして二塁打もマーク。ここまでなかった長打が2本出た。池山隆寛監督(60)はレギュラーシーズン開幕後も2番起用は「全然あると思います」と話した。開幕1番は長岡秀樹内野手(24)が務めることを明言している。案を出した松元ユウイチヘッドコーチ(45)は「やっぱり長打を打つし出塁率も高いし1打席でも多く回して欲しいし、結構逆方向にも長打を打つのでチャンスメークとか。一、三塁よりも二、三塁ですね」と意図を説明。長岡は24年にリーグ最多安打で足も使え、サンタナは24年にリーグ最高出塁率となっている。「そこでできるだけノーアウト、1アウトで二、三塁とかを作りたいイメージがありますね」と話した。さらに、17日の同戦も含め、古賀優大捕手(27)が3番スタメンのケースも多い。松元ヘッドコーチは「当てカンとかがあって逆方向にも打つし。それこそ二、三塁で内野手が後ろだったら何とか内野ゴロでも1点とか、そうやってコツコツいかないと」。長打力を期待していた山田哲人内野手(33)、内山壮真内野手(23)、ドラフト1位の松下歩叶内野手(22=法大)が故障離脱している中、そういった形でうばった1点が効くかもしれない。

◆ヤクルト中村悠平捕手(35)が東京ドームに姿を現した。試合前練習に参加する予定となっている。侍ジャパンのメンバーとしてWBCに出場。大会3試合でプレーし、10日の1次ラウンド・チェコ戦ではスタメンマスクで3打数2安打だった。春季キャンプ中の2月12日を最後にチームを離れていた。今後については池山隆寛監督(60)、衣川篤史バッテリーコーチ(44)らと相談して決める予定だ。

◆試合前にヤクルトのホセ・オスナ内野手(33)が池山隆寛監督(60)を笑わせた。池山監督が取材を受け、WBCの話をしていた際、優勝したベネズエラ出身のオスナが近くを通りグータッチ。指揮官が「コングラチュレーション」と声をかけると、日本語で「アリガトウゴザイマス」と感謝した後に「サムライ、スミマセン」と話した。侍ジャパンとは準々決勝で戦っていた。

◆巨人はヤクルトとのオープン戦2連戦、2戦目を迎えた。先発は田中将大投手(37)。前回登板の前回登板の8日阪神戦では3回1安打無失点と安定感を見せた。ここまでオープン戦の失点はない。昨季名球会入りを果たしたレジェンドがプロ20年目の開幕に向け、順調に仕上げていくか。また、10日ソフトバンク戦から欠場が続いていた松本剛外野手(32)が7試合ぶりにスタメンに復帰した。

◆ヤクルト中村悠平捕手(35)が試合前練習に参加した。侍ジャパンのメンバーとしてWBCに出場。16日の帰国後初めてで約1カ月ぶりに、チームメートとともに体を動かした。他の選手とともにウオーミングアップ。練習中には再会したナインと笑顔で話し、打撃練習も行った。「準々決勝で負けてはしまいましたけど、素晴らしい大会だったと思います。素晴らしい経験をまたさせてもらった。不完全燃焼という気持ちを今度はヤクルトで、シーズンで燃焼させられればいい。やっぱりメジャーリーガーと国内組の差も改めて見ていて実感することができた。やっぱりまだまだ上を目指して僕自身もやっていきたい」今後について池山隆寛監督(60)、衣川篤史バッテリーコーチ(44)と相談。20日からの日本ハムとのオープン戦3連戦(エスコンフィールド)には出場する。オープン戦のない次週前半は24、25日に戸田で行われるファーム・リーグのロッテ戦で調整する予定だ。池山隆寛監督(60)は「無理して(1、2軍を)行ったり来たりするよりも、しっかり自分の体も気持ちもつくってもらう。一応予定はたてていますけど、それがのびるかいうところは未定」と無理をさせない方針。開幕1軍メンバーに入るかどうかも決まっていない。今後に向けて「あと1週間ぐらいで開幕するので、まずはうまく気持ちを切り替えなくちゃいけないというところと、心身ともにやっぱり充実させて開幕させなくちゃいけないと個人的には思っている。僕自身ももう1度レギュラーをとって、チームの勝利のために貢献しようと思っているので。そこに向けてしっかりと残りの期間で仕上げていきたい」と力を込めた。

◆ヤクルト中村悠平捕手(35)が試合前練習に参加した。侍ジャパンのメンバーとしてWBCに出場。16日の帰国後初めて、約1カ月ぶりにチームメートとともに体を動かした。大会期間で得られたこととして「メジャーと日本のNPBの差というのをすごく感じた」と明かした。「僕は日本もピッチクロックとかピッチコムとかを導入して、より向こうに近づきながら、日本の選手のスキルを上げていった方がいいんじゃないかなと思いました。あとはボールとかも。野球ってちょっとのことで変わると思うので。そういったところでも変えた方がいいかなと思います。あとはセ・リーグは来年からDHが入ると思いますけど、そういうのもすごくいいなと。打ち勝たないと無理だなというのは感じましたね」と持論を展開した。準々決勝で敗れた優勝国ベネズエラの1発攻勢については、「日本の投手でもはじき返されるんだなとは改めて思いました。でも本当に前回大会と違ったのはどのチームもすごい選手がいっぱいというか能力が上がっているなというのはすごく思った。逆にうちの投手陣がちょっと小さく見えたというか、そういうところはありました」と振り返った。さらにNPBでの試合なら抑えられていたか問われ、「抑えているから選ばれていると思うので、あれなんですけど。それがメジャーリーガーに対しては1発ではじき返されたりとか、逆転されたりもしたのでそこは...」と語った。

◆巨人がベテランのバットで先制した。0-0の4回、先頭のダルベックが二塁打で出塁。続くキャベッジが二ゴロで1死三塁の好機をつくると、6番坂本勇人内野手(37)が、初球から仕掛けた。ヤクルト先発奥川の147キロ直球をはじき返し、右前適時打。ベテランの一打で先取点を奪った。主砲岡本がブルージェイズへ移籍。昨季11本塁打のリチャードは、左手骨折で離脱と打線の火力不足に悩む中、プロ20年目のレジェンドが元気な姿を示している。

◆巨人田中将大投手(37)が5回1安打無失点の好投で降板した。初回、ヤクルト先頭の長岡に四球こそ与えたが、後続のサンタナ、宮本、オスナに対し丁寧にコースに投げ分け、全て内野ゴロ。持ち前の投球術でゴロを打たせた。3回1死から田中に安打こそ打たれたが、走者を背負っても落ち着いた投球は変わらず。長岡を三振、サンタナを三ゴロに打ち取った。オープン戦3試合に登板し、計10イニングを無失点。プロ20年目のベテランが順調な仕上がりで開幕に向かう。

◆今季4戦目の「すしレース」は、東京を本拠地とする16のスポーツチーム・団体が結集して新たな価値を生み出すプロジェクト「TOKYO UNITE」とのコラボレーションが実現。バスケットボール・Bリーグのアルバルク東京、サンロッカーズ渋谷、ラグビー・リーグワンの東京サントリーサンゴリアス、リコーブラックラムズ東京、卓球Tリーグの木下マイスター東京のマスコットキャラクターが応援する中で、江戸前の誇りをかけて5貫が競い合った。スタートを決めたのはマグロ。コハダ、タマゴ、エビが続いたがじりじりと差を広げる。出遅れたアナゴは、サンロッカーズ渋谷のサンディーが並走しながら背中を押してもらう。1着はマグロ。これで4戦3勝と通算勝利数でも頭一つ抜け出した。2貫差で2着コハダ、3着タマゴ、4着エビ、5着アナゴでの入線となった。すしレース 3回終了時にイニング間イベントとして、米国の「ホットドッグレース」のような「すしレース」を開催している。ファン参加型のアクティベーションで出場者は「江戸前スーシーズ」に扮(ふん)して競走する。メンバーはマグロ、コハダ、タマゴ、エビ、アナゴの計5体。参加対象は公式ファンクラブ「CLUB GIANTS KIDS MEMBER」で当日の開場から1回裏終了まで応募受け付けし、東京ドーム内ファンクラブブースで抽選によって決定する。

◆ヤクルト先発奥川恭伸投手(24)が粘投した。開幕ローテーション入りが確定的な右腕。初回から2死一、三塁のピンチを招くも、巨人キャベッジを空振り三振に斬り無失点で切り抜けた。4回は1死三塁から坂本の右前適時打で先制されたが、2死二、三塁から石塚を空振り三振。5回は2度目の3者凡退でマウンドを降りた。「全体的に前回登板よりも良かった。いろいろ詰めていきたい」とコメントした。

◆巨人が快勝した。先発の田中将大投手(37)が5回無失点の好投。最速は147キロをマークし、許した走者は2人のみとヤクルト打線に的を絞らせず。「順調に来ているとは思うので、引き続き、とにかくいい準備をして、次の登板に向かってしっかりやりたい」と20度目の開幕に向け上々の仕上がりを見せた。打線は4回1死三塁から、坂本勇人内野手(37)の右前適時打で先制に成功。5回にはボビー・ダルベック内野手(30=ロイヤルズ傘下3A)の2号ソロ、さらに育成宇都宮葵星内野手(21)、ドラフト4位の皆川岳飛外野手(22=中大)にも適時打が飛び出した。佐々木俊輔外野手(26)が右越えの2ランで追加点をあげリードを広げた。オープン戦10試合で本塁打のなかった巨人だが、11試合目となった15日日本ハム戦平山の本塁打から、3試合で6発。打線が目覚め始めた。

◆ヤクルト中村悠平捕手(35)が試合前練習に参加した。侍ジャパンのメンバーとしてWBCに出場。16日の帰国後初めてで約1カ月ぶりに、チームメートとともに体を動かした。活動を休止していた球団マスコット「つば九郎」が15日に少し姿を見せ、同日には球団が31日から活動再開する予定と発表。中村悠は「また久しぶりに一緒に戦えるなというところですね」と喜び、「僕はSNSで見たのでまだあいさつがないなと。まあ、まだ神宮にも行ってないんであれですけど。ちょっと休んでいた分また働いてもらおうかな」と冗談まじりに笑顔で話した。

◆巨人が1発攻勢で突き放し、快勝した。1-0の6回、先頭のボビー・ダルベック内野手(30=ロイヤルズ傘下3A)が、ヤクルト2番手田口から右中間へ2号ソロを放った。さらに5-0の7回無死、代打で二塁打の丸に続き、途中出場の佐々木俊輔外野手(26)が初球の直球を捉え、右翼席への2ランとした。オープン戦10試合で本塁打のなかった巨人だが、11試合目となった15日の日本ハム戦で、平山が本塁打を放ってから、3試合で6発。打線が目覚め始めた。

◆巨人田中将大投手(37)が圧巻の投球を見せた。5回を投げ許した走者は2人のみ。直球、スプリットを中心に3奪三振無失点に封じた。最速は147キロを計測し「ゼロで帰って来られて良かった」。オープン戦は計3試合で10イニング無失点。好調ぶりを見せるベテランは「ここまで順調に来ているので、いい準備をして次の登板に向かっていきたい」。20度目の開幕に照準を合わせていく。

◆ヤクルトが敗れた。オープン戦15試合で6勝8敗1分けとなった。先発奥川恭伸投手(24)は粘投した。開幕ローテーション入りが確定的な右腕。初回から2死一、三塁のピンチを招くも、キャベッジを空振り三振に斬り無失点で切り抜けた。4回は1死三塁から坂本の右前適時打で先制されたが、2死二、三塁から石塚を空振り三振。5回は2度目の3者凡退でマウンドを降りた。6回は田口麗斗投手(30)が登板。いきなり先頭ダルベックに右中間ソロを浴びるなど1死も奪えず4失点で降板した。無死一、二塁から登板の清水昇投手(29)は火消しに成功した。7回は拓也投手(31)が今季初の1軍実戦登板で、佐々木に右越え2ランを浴びるなど3失点だった。打線は巨人投手陣の前に無得点だった。

◆差を埋めるために-。ヤクルト中村悠平捕手(35)が侍ジャパンのメンバーならではの持論を展開した。2大会連続でWBCに出場。18日の巨人戦前の練習に参加後「メジャーと日本のNPBの差をすごく感じた」と率直に語り、続けた。「ピッチクロックとかピッチコムとかを導入して、より向こうに近づきながら日本の選手のスキルを上げていった方がいいんじゃないかなと。あとはボールとかも。野球ってちょっとのことで変わると思うので」14日(日本時間15日)の準々決勝ベネズエラ戦で、日本は6回に伊藤が逆転3ランを浴びるなど被本塁打3で敗退。初めて4強入りを逃した。優勝した同国の1発攻勢について「日本の投手でもはじき返されるんだなと改めて思った。うちの投手陣がちょっと小さく見えたというか、そういうところはあった。(NPBで)抑えているから選ばれている。それがメジャーリーガーには1発ではじき返されたりした」。MLBで結果を残す打者が並ぶ強豪国に「打ち勝たないと無理だなと感じた」と分析。そのためにも来季からのセ・リーグDH制導入は「すごくいいなと」と賛成する。差の痛感は自身への刺激にもなる。この日は帰国後初めてチームメートと練習。「不完全燃焼の気持ちを今度はヤクルトでシーズンで燃焼させられたらいい」。20~22日の日本ハムとのオープン戦は出場予定で、開幕1軍かは状態次第。球界のレベルアップを願いつつ、正捕手返り咲きへ通算1427試合出場のベテランは奮闘する。【塚本光】

◆高卒2年目のヤクルト田中陽翔内野手(19)が開幕1軍入りへアピールだ。3回に右前打。田中将からチーム唯一の安打だった。春季キャンプ途中から1軍に上がった。「自分のスイングではなかったので納得していないけど、ヒットが出たので乗っていければ。2年目から開幕1軍でやれたらいいが、それなりの結果が出ていないと」。19日開幕のセンバツでは24年に優勝。「2年前ですね。早いですね」と話した。▽ヤクルト奥川(先発し5回68球で6安打無四死球1失点)「前回の4四球というのをしっかり反省して今日は良かった。真っすぐがしっかり走っていたので、真っすぐでどんどん勝負できた」

◆新外国人巨人ボビー・ダルベック内野手(30=ロイヤルズ傘下3A)がオープン戦第2号を放った。5試合ぶりに4番起用されると、6回の第3打席でヤクルト田口の変化球をとらえ、右翼方向へ大飛球。そのままスタンドインさせ、15日の日本ハム戦以来2試合ぶりの1発となった。「活躍できたことをうれしく思います」と喜んだ。ヤクルト先発奥川からは、第1打席で右前打、第2打席で右翼への二塁打を放っており、3打席目までで"猛打賞"とした。「二塁打と本塁打に関しては外角の球だったので逆らわずに逆方向に運びました」と振り返った。「自分なりにしっかりと調整して開幕に臨みたいです」と来日1年目のシーズンインへ向かう。

◆最後まで悩み抜く。巨人阿部監督が開幕スタメンを、20日からのオープン戦最後の3連戦、楽天戦で見極める方針を示した。投手も打席に立たせる。4番の条件は「打点を稼げる人。自分が死んでも」など明確だが、当確者はまだ。この日は佐々木、皆川、育成の平山、宇都宮ら若手の攻守での奮闘も目立った、「チャンスをものにしようと必死にやっている。最後まで悩ませていただければうれしい」と目を細めた。

◆巨人ドラフト4位の皆川岳飛外野手(22=中大)が"プロ初適時打"を放った。6回無死一、二塁で甲斐と交代で代打出場すると、ヤクルト田口の142キロ外角直球を振り抜き、左中間を破る2点適時二塁打。オープン戦11試合目にして初打点を挙げた。「試合入るくらいから甲斐さんのところに代打で行くぞと言われていたので、試合後半になると思っていました。近づくに連れて裏で準備していて、誰が投手になるからわからなかったですけど、左投手というところで代わった瞬間にデータ、情報を頭に入れながら準備ができた結果かなと思います」と結果を残した。17日と18日の試合前練習では、中大の先輩でもある阿部慎之助監督(46)からの直接指導を受けた。「簡単に言うと、真っすぐに対して打ち損じ、ファウルが多い、刺されていると。キャンプ時から言われていたんですけど、ボールをつぶすイメージ、上からたたくイメージでライナー性のスイングというのを教わりました」と説明した。開幕スタメンを巡る外野手争いも残り3試合。「自分の味を出していきたいですし、こういった少ない打席数の中で結果を出さないと開幕1軍、スタメンはできないと思う。日頃の練習から意識した上で1打席1打席にすべてをかける気持ちで頑張っていきたい」と見据えた。

◆ヤクルトが敗れた。オープン戦15試合で6勝8敗1分けとなった。先発は奥川恭伸投手(24)だった。開幕ローテーション入りが確定的な右腕。5回で68球と少なめで、6安打無四死球5奪三振の1失点だった。6回は田口麗斗投手(30)が1死も奪えず4失点で降板。無死二塁から登板の清水昇投手(29)は火消しに成功した。7回は拓也投手(31)が今季初の1軍実戦登板で1回3失点だった。打線は巨人投手陣の前に2安打無得点だった。

◆伝家の宝刀でマー君が"無双"した。巨人田中将大投手(37)が18日、ヤクルト戦に先発し、5回無失点の好投。オープン戦は3試合計10イニングを無失点。国内では13年以来となる防御率0・00で締めた。許した安打はわずか2本で、被打率は0割6分3厘と圧巻の数字を残し「本当に順調に来ている」と確かな手応えを感じた。唯一の安打を許した3回も動じなかった。1死一塁から、1番長岡を139キロスプリットで、空振り三振に仕留めた。得意の決め球は、キャンプ中から良いイメージを残していた。2月1日には「ここまでの感じは(アメリカ時代も含めて)ずっとなかった。これはいけるんじゃないか」と話すほどの好感触。「ブルペンでしっかり投げていても、ゲームレベルの腕の振りとはまた変わっていく」と、練習とのギャップを感じつつも低めに集めた。「速ければいいってものじゃないですから。球速に幅を持たせたらいい」と制球だけでなく、スピードにも変化をつけ打者を幻惑した。この日は同学年の幼なじみ・坂本が先制打。ベテランコンビが、チームを活気づけた。「年数重ねてる選手が、適当にやってしまうと、年下の子たちの緩みになると思う。見られていると思うので、締めるところはしっかり締めて、やるときはやって。それは自分のポリシー」。今季からチーム最年長となり、プレーとともに姿勢で後輩に示していく。右腕の好投に阿部監督は「リズム、テンポともに良かった。確定はできないんだけど、十分(開幕ローテーションに)入れる内容じゃないかな」と評価。開幕2カード目までに登板すれば、20年目で17度目となるレジェンドは「いい準備をして、頑張ります」と淡々。2年目を迎えたセ界で、打者を切り倒していく。

◆正遊撃手の泉口友汰内野手(26)が3試合ぶりにグラウンドでの練習に姿を見せた。試合前練習に先立って現れ、打撃練習を行った。橋上オフェンスチーフコーチは17日に報道陣に泉口について聞かれ、軽度のコンディション不良を示唆していた。昨季ブレークした3年目の左打者はオープン戦打率.458と好調をキープしている。

◆侍ジャパン日本代表としてWBCに出場した巨人・大勢投手(26)が1軍の試合前練習に参加した。久々にナインと再会した剛腕は「みんなの顔を見て、次はこのメンバーで1年間、しっかりと戦っていこうという気持ちにはなった」と気持ちを新たにした。この日は、首脳陣と今後の見通しについて話し合いを終えた後、キャッチボールなどで調整した。昨季はセットアッパーとして、球団新記録となる45ホールド、54ホールドポイント(HP)。自身初の「最優秀中継ぎ投手」のタイトルを獲得した右腕は「やっぱりボールが全然違うので、そこの感覚を戻すっていうところは一番にやっていかないといけないことだと思っている。早くボールに慣れることが大事」と話した。

◆巨人の新外国人、ブライアン・マタ投手(26)=前レッドソックス傘下3A=がWBCで初優勝を飾った母国のベネズエラ代表について言及。「自分の国のチームがマイアミで出した結果は本当にうれしいですし、幸せな気持ちでいっぱい」と喜んだ。守護神を務めたパレンシア、デヘススらは過去にチームメートだったという。異国の地で開幕に向けて準備を進める助っ人は「自分の国が勝ってくれたのはモチベーションにつながる。今いるこのチームで、優勝に貢献できるように」と決意を示した。

◆巨人・中山礼都外野手(23)が「3番・一塁」で先発する。2試合連続で本塁打を放っている好調の平山功太外野手(22)は「1番・右翼」で先発出場する。

◆巨人・坂本勇人内野手(37)が「6番・三塁」で先発出場し、四回1死三塁での第2打席で先制の右前適時打を放った。ヤクルト・奥川が外角低めに投じた147キロの直球を低い姿勢でのスイングで一、二塁間へ運ぶ技ありの一打。オープン戦初打点を挙げ、打率.261とした。先発登板した小・中学校の同級生、田中将大投手(37)を援護する先制点にもなった。正三塁手の座を争う新外国人、ダルベック(前ロイヤルズ傘下)もこの日は二塁打を含む2安打を放ち、打率.258。オープン戦はこの日を含めて残り4試合となる中、開幕スタメン争いも佳境を迎えている。

◆野球日本代表「侍ジャパン」の一員としてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を戦ったヤクルト・中村悠平捕手(35)が18日、巨人とのオープン戦(東京ドーム)の試合前練習に参加した。久しぶりにチームメートと汗を流し、27日の開幕に向けて気持ちを新たにした。「(世界一になったベネズエラ出身の)オスナには〝おめでとう〟と言いました。準々決勝で負けてしまいましたが、素晴らしい経験をさせてもらった。不完全燃焼の気持ちを今度はヤクルトで、シーズンで、燃焼させられればいい」今後については池山監督、衣川バッテリーコーチと相談。20日からの日本ハムとのオープン戦3連戦(エスコン)に同行する。試合に出場するだけでなく、「まだ中継ぎでゲームでは受けていない投手もいる。試合に出なかったとしても、ブルペンで球を受ける」と投手陣とのコミュニケーションの時間をつくる。札幌遠征後は2軍に合流し、実戦を積んで状態を上げていくプランで「まだ開幕メンバーに入るかわからない。自分のコンディション次第。自覚を持ってしっかり調整したい」と力を込めた。今季から復活する球団マスコット、つば九郎との再会も楽しみにしており「僕はまだSNSで見ただけなので、あいさつがないなと」とにやり。「また一緒に久しぶりに戦える。ちょっと休んでいた分、また働いてもらおうかな」とモチベーションを高めた。侍戦士が気持ちを切り替え、シーズンに臨む。(武田千怜)

◆巨人・田中将大投手(37)が先発し、5回1安打無失点と好投した。「とにかくゼロで帰ってこられたのでよかった」立ち上がりからコーナーをボールを制球し、打たせる投球を披露。安打は三回1死で田中に許した1安打のみとヤクルト打線を完璧に封じ込んだ。オープン戦は3試合に登板し、計10回無失点。安定感抜群の投球を続けるベテラン右腕は「順調にきている。とにかくいい準備をして次の登板に向かうことの繰り返しなのでしっかりやりたい」と話した。プロ20年目の開幕を前に、日米通算200勝右腕が上々の仕上がりを見せた。

◆野球日本代表「侍ジャパン」の一員としてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を戦ったヤクルト・中村悠平捕手(35)が18日、巨人とのオープン戦(東京ドーム)の試合前練習に参加。取材に応じ、投球間隔制限「ピッチクロック」やサイン伝達機器「ピッチコム」のプロ野球での導入に関して意見を述べた。連覇を目指した今大会は、準々決勝でベネズエラに敗れ、ベスト8で終わり、「各国がすごく力をつけている。打倒日本じゃないですけど、上に行くんだという気持ちがすごく見られた。メジャーリーガーと国内組の差も改めて感じた」ときっぱり。「僕は日本もピッチクロックや、ピッチコムを導入して、より向こう(メジャー)に近づきながら、日本の選手のスキルを上げていったほうがいんじゃないかなと思いました」と考えを明かした。2027年からセ・リーグでも導入されるDH制についても「すごくいいなと思う」と歓迎。「(世界で勝つには)打ち勝たないと無理だなっていうのは感じましたね」と言及した。

◆巨人の新外国人、ボビー・ダルベック内野手(30)が「4番・DH」で起用され、2号ソロ&猛打賞をマークした。一回にヤクルト・奥川からヒットエンドランで右前打、四回にも右翼へ二塁打、さらに六回には左腕の田口から右中間席へ2試合ぶりの2号ソロを放り込んだ。すべて逆方向へ打ち返した。打率は.281に上昇。一塁、三塁でのポジション争いで大きなアピールを決めた。この日は坂本が三塁で出場して2安打、二塁で先発した増田陸も1安打を放ち、開幕スタメン争いの行方は最後まで分からない状況だ。

◆巨人・佐々木俊輔外野手(26)が1号2ランを放った。5-0の七回1死二塁。ヤクルト・拓也が投じた直球を捉え、右翼席に突き刺した。代走から途中して左打者が一振りで結果を残した。試合前までの10試合で打率・375(24打数9安打)。阿部監督が「春はいいんだよね。ミスタースプリングだから」とジョーク交じりに称賛していた。この日は、ドラフト4位・皆川(中大)、ベテランの丸ら外野陣が躍動。赤丸急上昇中の育成・平山も存在感を示すなど、開幕スタメンをかけて熾烈な外野手争いが繰り広げられている。3年目を迎えた背番号44が開幕スタメンに奪取に向けアピールを続けている。

◆巨人の救援左腕、石川達也投手(27)が3番手として七回から登板し、2回1安打無失点と好投した。オープン戦はこれで4試合すべてイニングまたぎの2回を投げ、計8回無失点(被安打4)と堂々たる結果を残した。昨季DeNAから加入した左腕は今オフの間に鍋料理などを食べ続け、体重を増やして体力強化に励んだ。回またぎでもリズムを崩さない投球を続け、ロングリリーフへの適性を示している。

◆巨人・田中将大投手(37)がヤクルトとのオープン戦(東京ドーム)に先発し、5回を投げ1安打無失点。開幕まで9日と迫った中、先発ローテーション入りをかけた〝ラスト登板〟で好投した。「打者を抑えるための作業をシーズン通りにやっていくだけ。球数が増える中でしっかりと投げ切ることができるように投げたい」と語っていた田中将は、これでオープン戦に3試合登板し、計10回を無失点とした。昨季、日米通算200勝を達成したベテランの開幕ローテーション入りについては、阿部監督が「もちろん、入ってくる可能性はある」と期待を寄せており、またも首脳陣に状態の良さをアピールした。開幕投手最有力候補だった山崎が右肩のコンディション不良で離脱し、開幕投手はルーキー竹丸が務める。田中将は、山崎の復帰まで精神的支柱としてもチームを先導する構えだ。「頼りになる投手が離脱してしまったのはチームにとっては大きな痛手」と語り、その上で「(他の投手は)チャンスだと捉えて投げていかないといけない。そうすることでチームも相乗効果で上がっていけると思う」と、自身にも言い聞かせるように話した。今季3度目の実戦登板でも無失点投球。プロ20年目を迎えたマー君が貫禄十分の投球を見せた。(樋口航)

◆ベネズエラ出身のヤクルト・キハダが母国のWBC優勝を喜んだ。前回2023年大会には同国代表として出場した左腕。日本時間午前9時開始の決勝を映像で観戦したといい「言葉では表せないぐらいすごく特別なこと。感極まるくらいうれしかった」と声を弾ませた。守護神候補に挙がる助っ人は「ヤクルトの一員として優勝することが目標。このいい刺激をチームの貢献につなげられるよう頑張りたい」と開幕へ気持ちを高ぶらせた。

◆巨人・阿部慎之助監督(46)は5回1安打無失点と好投した田中将大投手(37)の開幕ローテ入りについて「まだちょっと確定はできないんだけど、十分入れる内容じゃないかなと思います。キャンプからずっと(いい状態)」と当確を示唆した。投手コーチたちと相談して最終決定するとみられる。巨人に入団した昨季、日米通算200勝を達成した田中将はこれで今季オープン戦3試合に登板し、計10回無失点と文句なしの結果を残した。D1位・竹丸(鷺宮製作所)が開幕投手を務める以外は明らかになっていない開幕ローテの一角をプロ20年目の右腕が勝ち取る可能性が高まった。

◆巨人・阿部慎之助監督(46)は大勝を飾った試合後、3試合連続で欠場している正遊撃手、泉口友汰内野手(26)について聞かれ、「(20日に)出ます。大丈夫ですよ」と、次戦の20日の楽天戦(東京ドーム)で復帰する見通しを明かした。橋上オフェンスチーフコーチによると軽度のコンディション不良を抱えていたとみられ、この日の試合前練習で4日ぶりにグラウンドでの練習を再開した。

◆今年のマー君は一味違う。巨人・田中将大投手(37)が18日、ヤクルトとのオープン戦(東京ドーム)に先発し、5回1安打無失点。開幕前のラスト登板も好投し、先発ローテーション入りを確実とした。「順調に来ていると思う。とにかくゼロで帰ってくることができて良かった」今季3度目の実戦登板。最速147キロの直球とスプリットなどを低めに集め、燕打線を翻弄。安打は三回に田中に許した1安打のみ。15個のアウトのうち、10個を内野ゴロで奪うなど凡打の山を築いた。今年最長の5回で65球。貫禄の投球を見せた。これでオープン戦は3試合で計10回を無失点。好調を維持しているが「五回はボールが高かった。ボールは悪くないけど、意図したボールをしっかりと投げられるように」と足元を見つめた。春季キャンプから状態の良さを見せてきたベテランの開幕ローテ入りについて阿部監督は「まだ確定はできないけど、十分、入れる内容」と明言は避けつつも太鼓判を押した。日米通算200勝右腕が、抜群の安定感で1枠を手繰り寄せた。開幕ローテに入れば楽天時代の2022年以来、4年ぶり。順当なら開幕2カード目の31日からの中日3連戦(バンテリンドーム)で登板する可能性が高い。「いい準備をして、次の登板に向かうことの繰り返し。しっかりとやりたい」と田中将。次回登板は24~26日の2軍戦で登板する見込み。万全の仕上がりでプロ20年目の開幕を迎える。(樋口航)

◆群馬・健大高崎高から入団2年目のヤクルト田中陽翔内野手(19)が、三回に田中将から一塁線を抜く右前打をマーク。昨季、ファームで対戦経験があった18歳上の右腕が投じたスライダーを引っ張り、Hランプをともした。オープン戦は11試合に出て打率・176(17打数3安打)。開幕1軍へアピールが必要な立場で「2年目から開幕1軍でやれたらいいと思うが、そのためにはそれなりの結果が必要。もっと上げていかないと」と視線を鋭くした。

◆ヤクルト・奥川恭伸投手(24)が18日、巨人とのオープン戦(東京ドーム)に先発し、5回68球を投げ、6安打1失点、5奪三振。余力を残して、予定通り5イニングでマウンドを降りた。「真っすぐがしっかり走っていたので、どんどん勝負できた。真っすぐでカウントが取れたのがよかった」一回先頭の平山を直球3球で空振り三振に斬る好発進。四回1死三塁から坂本に右前適時打を浴びたが、最速149キロを計測した直球で押し、最少失点でしのいだ。4回で65球を要した前回登板の4四球から制球を修正して無四球。自身初の規定投球回(143回)到達を目標に掲げる中で安定感が光り、池山監督も「きょうは5回か球数で(降板と)決まっていたけど、あの投球ならもっとイニングがいける」と納得の表情だ。昨季までは中6日以上間隔を空けることがあったが、オフから春季キャンプにかけて傾斜を使って球数を多く投げて強化し、「(翌日以降の)回復が早い。次の登板に向けてしっかり練習できるので調整がしやすい」。オープン戦で球数を増やしてきた昨季は、リカバリーに費やしていた次回登板までの期間で自身の課題と向き合えている。開幕6戦目となる4月2日の広島戦(神宮)での先発が有力で、指揮官は「2軍でもう一回、投げるかも」と示唆した。「いいところは継続しながら、反省点は修正し、投球内容をどんどんよくしていけたら」と奥川。最高のコンディションで7年目のシーズンへ突入する。(武田千怜)

<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
日本ハム
831 0.727
(↑0.027)
-
(-)
43
(+3)
38
(+2)
13
(+2)
8
(-)
0.240
(↑0.002)
2.860
(↑0.08)
2
(1↑)
ORIX
731 0.700
(↑0.033)
0.5
(-)
32
(+3)
25
(+2)
3
(+1)
4
(+1)
0.227
(↓0.005)
2.020
(-)
3
(1↑)
巨人
841 0.667
(↑0.031)
0.5
(-)
38
(+8)
43
(-)
6
(+2)
13
(-)
0.266
(↑0.012
3.290
(↑0.28)
4
(3↓)
DeNA
743 0.636
(↓0.064)
1
(↓1)
59
(+2)
47
(+3)
5
(-)
8
(+1)
0.270
(↓0.006)
3.050
(↓0.02)
4
(1↑)
阪神
741 0.636
(↑0.036)
1
(-)
44
(+6)
20
(+2)
7
(+1)
10
(+2)
0.242
(↑0.004)
1.630
(↓0.04)
6
(-)
中日
762 0.538
(↑0.038)
2
(-)
65
(+5)
56
(+3)
13
(+2)
11
(+2)
0.245
(↑0.001)
3.000
(-)
7
(1↑)
西武
661 0.500
(↑0.045)
2.5
(-)
43
(+7)
35
(+5)
3
(-)
16
(+1)
0.247
(↑0.006)
2.400
(↓0.22)
8
(1↓)
ヤクルト
681 0.429
(↓0.033)
3.5
(↓1)
48
(-)
61
(+8)
4
(-)
9
(-)
0.211
(↓0.01)
3.620
(↓0.36)
9
(-)
ソフトバンク
581 0.385
(↓0.032)
4
(↓1)
44
(+3)
44
(+5)
11
(+1)
5
(+1)
0.227
(↓0.003)
2.580
(↓0.11)
10
(-)
広島
5100 0.333
(↓0.024)
5
(↓1)
37
(+2)
51
(+3)
8
(-)
8
(-)
0.232
(↓0.002)
3.090
(↓0.01)
11
(-)
ロッテ
491 0.308
(↓0.025)
5
(↓1)
33
(+2)
52
(+6)
5
(-)
20
(-)
0.223
(↑0.002)
3.240
(↓0.22)
12
(-)
楽天
385 0.273
(↓0.027)
5
(↓1)
36
(+5)
50
(+7)
6
(+1)
10
(-)
0.208
(↑0.005)
2.870
(↓0.3)