ロッテ(☆4対2★)阪神 =オープン戦1回戦(2026.03.17)・ZOZOマリンスタジアム=
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阪神
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ロッテ
01000102X4811
勝利投手:鈴木 昭汰(2勝1敗0S)
(セーブ:横山 陸人(0勝0敗2S))
敗戦投手:モレッタ(1勝1敗0S)

本塁打
【阪神】髙寺 望夢(1号・3回表2ラン)
【ロッテ】ポランコ(2号・2回裏ソロ)

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◆阪神は先発した才木が5回1失点6奪三振と好投。シーズン開幕に向けて順調な調整ぶりを示した。一方のロッテは、ポランコがソロを放つ活躍。2試合連続のアーチで本拠地のファンを沸かせた。

◆昨年12月の現役ドラフトで阪神からロッテ移籍した井上広大外野手(24)が古巣阪神にあいさつした。井上は試合前練習の途中に三塁側に歩み寄り、チーム関係者とグータッチ。19年ドラフトの同期、及川雅貴投手(24)とも再会して笑顔を見せた。阪神とロッテのオープン戦は、17、18日と2連戦が組まれている。

◆阪神坂本誠志郎捕手(32)、佐藤輝明内野手(27)、森下翔太外野手(25)が17日、ロッテとのオープン戦が行われるZOZOマリンに合流した。帰国翌日に、異例の早期合流。27日に迫るシーズン開幕へ準備を進める。侍ジャパンは15日(現地時間14日)のWBC準々決勝でベネズエラに敗戦。12時間もたたないうちに米国を出発し、16日にチャーター機で成田空港に到着していた。

◆阪神のスタメンが発表された。侍ジャパンから異例の早期合流となった坂本誠志郎捕手(32)、佐藤輝明内野手(27)、森下翔太外野手(25)はスタメン。森下は「3番DH」、佐藤は「4番三塁」、坂本は「8番捕手」で出場する。

◆WBC侍ジャパンで躍動した阪神森下翔太外野手(25)が17日、ロッテとのオープン戦が行われるZOZOマリンでチームに合流した。帰国翌日に、異例の早期合流。「体調は万全です」とうなずき、試合も「3番DH」で出場する。15日(現地時間14日)の準々決勝ベネズエラ戦では、途中出場から一時勝ち越しの3ランを放った。「どれも初体験のことだったので、すごく刺激的でしたし、もっともっと頑張らないといけないなと思わされた大会。メジャーの球場を体感できて、その経験がすごく自信となって生きているんじゃないかな」。充実感を漂わせ、虎の若き主軸が一回り大きくなって帰ってきた。ドジャース大谷翔平投手(31)とも交流し、「本当に気さくに話しかけてくれたり、ホームラン打った時も『ナイスバッティング』と声もかけていただいた。自分もああいう背中で見せられるような選手になっていきたいという目標もあります」と覚悟を示した。27年にはプレミア12が開催。「この負けがすごく悔しいので、やっぱり世界一を取りたい。ひとまずシーズンに目を向けて、準備していきながら、その結果によってまた選んでもらったりというのが出てくると思う」。まずは27日に迫るシーズン開幕へ準備を進める。球団初のリーグ連覇もかかる今季。「リーグ優勝を積み重ねた結果が連覇。そこに向けて戦力として自分も引っ張っていかないといけない」と頼もしかった。

◆侍ジャパンからチームに合流した阪神佐藤輝明内野手(27)が「4番三塁」で先発出場した。第1打席は1回2死二塁の好機。初球はロッテ西野の144キロにフルスイングを仕掛けてファウル。カウント1-1から3球目に手を出したが、あらかじめ深く守っていた二塁手の小川の正面で二ゴロに終わった。

◆WBC侍ジャパンで躍動した阪神森下翔太外野手(25)が、ロッテとのオープン戦にスタメン出場した。帰国翌日に異例の早期合流し、「3番DH」で出場。初回は1死二塁でロッテ先発、西野勇士投手(35)の8球目、低めのスライダーを空振り三振。痛烈なファウルを放つなど、積極的にスイングを仕掛けた。第2打席は1-1の3回、2死から6球目高めの変化球を見送り、四球。代走に浜田太貴外野手(25)が送られた。侍ジャパンでは、14日(日本時間15日)のWBC準々決勝ベネズエラ戦で3ランも放った虎の若き主軸。27日のシーズン開幕へ調整を進める。

◆侍ジャパンからチームに合流した阪神佐藤輝明内野手(27)が「4番三塁」で先発出場した。第1打席は1回2死二塁の好機。初球はロッテ西野の144キロにフルスイングを仕掛けてファウル。カウント1-1から3球目に手を出したが、あらかじめ深く守っていた二塁手の小川の正面で二ゴロに終わった。3回2死一塁の第2打席も右前に抜けそうな当たりだったが、またも深く守っていた小川が好捕。二ゴロに終わり、この日は2打数無安打でベンチに退いた。

◆阪神高寺望夢内野手(23)が逆転2ランを放った。「9番右翼」で出場。1点を追う3回、無死一塁でロッテ先発、西野勇士投手(35)の4球目、高め直球を振り抜き、右翼席へ運んだ。WBCに出場していた森下、佐藤、坂本がこの日合流し、スタメン出場。オープン戦では主に右翼で出場を続けてきた高寺は、バットで存在感を放った。

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◆侍ジャパン組が合流即スタメン出場した阪神は、ロッテに敗れてオープン戦初の連敗となった。WBCを戦っていた坂本誠志郎捕手(32)、佐藤輝明内野手(27)、森下翔太外野手(25)の3人がこの日、異例の早期合流。森下は「3番DH」、佐藤は「4番三塁」、坂本は「8番捕手」で先発出場した。佐藤は2打数無安打、森下は無安打1死球で交代となったが、ともにフルスイングを見せた。坂本は才木浩人投手(27)と5回までバッテリーを組み、6回の守備から交代となった。試合は先発の才木が5回2安打1失点。先発が濃厚な開幕4戦目、31日DeNA戦(京セラドーム大阪)に向けて順調な仕上がりを見せた。打線は1点を追う3回無死一塁で、高寺望夢内野手(23)が一時逆転2ラン。2-1のまま5回を終えたが、6回に及川が暴投で1失点、8回に新助っ人のモレッタが2点を失った。

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◆WBCの侍ジャパンで躍動した阪神森下翔太外野手(25)が、ロッテとのオープン戦にスタメン出場した。「3番DH」で出場。初回は1死二塁でロッテ先発、西野勇士投手(35)の8球目、低めのスライダーを空振り三振。1-1の3回は2死から6球目高めの変化球を見送り、四球。代走に浜田太貴外野手(25)を送られ、ベンチに退いた。「まだ感覚としてはあんまり合ってなかったですけど、もうちょっと合わせたい。自分がいない間に外野を守っている選手がいる中で後から入ってきて、しっかり結果を残さないと今までの方が良かったと言われてしまうので頑張りたい」侍ジャパンでは、14日(日本時間15日)のWBC準々決勝ベネズエラ戦で3ランを放っていた。虎の若き主軸は帰国翌日に異例の早期合流し、2打席。時差ぼけは「対策は特に。早くは起きちゃったけど、ごはんしっかり食べるくらい」とコンディションを整えた。27日のシーズン開幕へ、調整を進めていく。

◆阪神才木浩人投手(27)は収穫の5回1失点だった。失点は2回。5番ポランコに真ん中高め、150キロ直球を右翼スタンドに運ばれた。右腕は「もったいない」と首をかしげる。4回1死でも4番ソトに左翼フェンス際まで大飛球を運ばれた。結果は左飛も「完全にいったと思った」と同場面を振り返った。「カウントが2-1だったかな。外の真っすぐが中に入って甘いところにいった1球だった。向こうも真っすぐかスライダーか、みたいな。真っすぐタイミングで振ってきて、スライダーだったら空振りオッケーみたいな感じで振ってきたと思うんですけど、ああいうところで、ああいう球がいってしまうっていうのは、やっぱりちょっともったいない」。才木は直球で押し込みながら、スライダーやフォークなどを織り交ぜる奪三振型。「真っすぐできっちりコースを決められたりとか、もうちょっと強い球でファウル狙うとかっていう感じのボールが投げられないといけないかな」。ソト、ポランコ、5回に二塁打を献上した寺地に対しては自慢の直球をとらえられた。才木は何度も「もったいない」と繰り返した。それでも今はオープン戦で試運転の時期でもある。「打たれていいとかはないっすけど、やっぱいろんなことができるので。カウントが悪い時に1回変化球いっとこうかなとかっていうこともできる」。順調なら2週間後の3月31日DeNA戦(京セラドーム大阪)での先発が有力。「しっかりコンディション整えて、体の状態を上げていければ」。投じた89球を無駄にはしない。【只松憲】

◆WBCに出場していたロッテ種市篤暉投手(27)が18日から1軍に合流する。実戦登板の予定について、サブロー監督(49)は「明日来ると思うんですけど、そこでちゃんと話して、そこから決まると思います。ある程度のことはこっちでは決めてますけど、体調もあるので、体調を見ながらだとは思います」と本人と相談しながら、登板日を決めていくとした。本来先発の種市はWBCでは中継ぎ登板しており、15日ベネズエラ戦の2イニングが最長となっている。

◆ロッテは接戦を制した。西野勇士投手(35)は5回2失点と試合をつくった。サブロー監督(49)は「結構抜け球多かったんですけど。でもなんやかんやで5回2安打2失点ですよね。悪いなりにも、粘れた。今日ピッチャーみんなに言えることだと思うんですけどピッチャーがこうやってビハインドでも粘ってくれると攻撃が良いリズムになるんで、ピッチャー陣にはこれを期待したいですね」とシーズン中も投手陣の粘りの投球に期待した。打線は同点の8回、無死一、二塁で藤原恭大外野手(25)は2度送りバントに失敗したものの、中前適時打を放った。この場面についてサブロー監督は「打率も出塁率も高いバッターではあるけども、やっぱりシーズン入ってくるとあの場面では送らないといけないので、ファウルになってくれて良かったかなっていう感じですね」と振り返った。「フライ上げるのが一番嫌で。なぜかと言うと、追い込まれてからの確率、結構ヒット打つ確率が高いので。もちろん、一番いいのは一発で送ってくれること。でも、ああやってファウル、ファウルとかになってくれたほうがまだ可能性はあるかなと思うんですけどね。やっぱりサイン出たらちゃんと決めてほしいですね」と語った。結果的には勝ち越しに成功したが、「結果オーライにはしたくないですね。やっぱり一番いいのはバントで送って二、三塁作って、そこからの攻撃が、望ましいです」と振り返った。

◆ロッテ小川龍成内野手(27)がファインプレーを連発した。3回、逆転を許した後の2死走者なしの場面では阪神佐藤輝の一、二塁間を抜けたかに見えた打球をライトの前まで走り素早く送球、二ゴロとし、相手に流れを渡さなかった。5回にもハーフライナーを後ろ向きでジャンプしながら、腕を目いっぱい伸ばしてキャッチしてみせた。先発西野も「野球はやっぱりお互いに、こっちもテンポ良ければ野手も動きよくなるし、野手が動き良ければこっちもテンポ良くなっていくし、そういう相互関係があると思うので。数字には出ないところだと思いますけど、それは感じているので。今日はほんとに小川に助けられた部分もあるし、そうやって良くなっていけばいいかなと思います」と感謝した。小川は打撃でも5回に7球連続でファウル後、15球目で三飛にはなったものの、持ち前の粘りを発揮。8回には先頭打者として内野安打を放ち勝ち越しのきっかけを作った。サブロー監督は「打つ方もいいし、走攻守全てちゃんと集中してできているなと思います。僕は結構9番大事にしているので。小川がすごい良い仕事してくれているので、ピッチャーも粘れる部分もある。投手力、守備力でリズムを作って、少ない得点で勝てるっていう、そういう試合が多いのかなとは思うので、しっかりそこはやっていきたいですね」と話した。

◆ベテランの対応力を発揮した。ロッテ西野勇士投手(35)は「逆球が多くて。抜ける球も引っかける球も多かった」と振り返りながらも、変化球中心の配球で5回2失点と試合を作った。初回、先頭打者に四球を与えたが、1死二塁の先制機では阪神森下に8球中7球変化球で攻め、空振り三振に仕留めた。3回には味方失策で出塁を許し、阪神高寺に右翼越え2ランを浴びた。それでも、終わってみれば失点はその1発のみで被安打も2。「ストレートがもう少しよければよかったんですけど。他の変化球でなんとかゲームは作れたのかなとは思います」と納得顔だった。前回のマウンドは4回4失点。課題のフォークを修正した。「追い込んでからのフォークが、全部ボールの下にバットが入ってきていることが多かった。こっちの有利なカウントでヒットが出て苦しくなった」とフォークの落ち方、落ち幅を意識した。先発調整中は「かなりいい感じには来てる」という。「マウンドで今日っていう日にうまく出せてないっていうのが、ちょっと悔しい」。修正を重ねながら、完璧な形でシーズンに入る。【星夏穂】

◆WBCに出場した阪神の侍ジャパントリオ、佐藤輝明内野手(27)、森下翔太外野手(25)、坂本誠志郎捕手(32)が17日、1軍に合流し、ロッテとのオープン戦(ZOZOマリン)で即スタメン出場した。米マイアミでの準々決勝ベネズエラ戦の敗戦から約45時間後の超弾丸、異例の合流。しかも12球団の日本代表最速で試合に出るたくましさを発揮し、「4番三塁」の佐藤は豪快なフルスイングで沸かせた。WBCで得たかけがえのない財産を胸に、球団史上初のリーグ連覇貢献に突き進む。虎の侍戦士は休まなかった。準々決勝でベネズエラに敗れた侍ジャパンは、翌日成田空港に帰国。佐藤、森下、坂本はそのまま千葉のチーム宿舎に泊まり、この日の朝10時ごろZOZOマリンスタジアムに現れた。米マイアミでの終戦からわずか、約45時間後の出来事。12球団の侍戦士で最速、異例の超弾丸合流は覚悟の表れだった。27日の開幕巨人戦まで10日。佐藤は「そのために今日も(試合に)出た」と当たり前のように言った。合流だけではなく、何と3人はロッテ戦に即スタメン出場。「いい動きができたのでそれが一番だったなと思います」。時差ぼけも残り、疲れているはずの体にムチを打ち、貪欲にコンディション調整に当てた。タテジマ合流は2月中旬の沖縄・宜野座キャンプ以来約1カ月ぶり。佐藤は復帰戦で定位置の「4番三塁」に座った。第1打席は1回2死二塁の好機で、初球からフルスイング。ロッテ西野の144キロをファウルした。佐藤らしい積極的かつ、豪快なスイングだ。最後は深く守っていた二塁小川へのゴロに倒れたが、左翼虎党は惜しみない拍手を送った。チームの雰囲気は「いつも通りですね」と不敵な笑みを浮かべるのもこの男らしい。2打数無安打で途中交代したが、しっかり主砲健在を示した。WBC準々決勝では1番大谷、2番佐藤という日米のMVPが形成した夢のオーダーで打席に立った。帰国して改めて、あの時間を思い出す。「試合中の雰囲気だったり、なかなか普段味わうことがなかったのですごく印象的です」。同戦では一時同点の適時二塁打も放つなど起用に応えた。「すごく熱量が高かったし、それは日本も一緒なんですけど。声の出し方とか相手チームの勢いというか、そういうものはあまり日本で感じたことがないところだったので、すごく新鮮でしたね」。大谷らと過ごし、世界で戦った時間は大きな財産。ひと回り大きくなってタテジマに袖を通す。精神面の切り替えも「難しさはない」と頼もしく言った。まずは27日のG倒、そして開幕ダッシュへ。「しっかり準備するだけなので」。世界を知った猛虎の4番が、セ界制覇を導く。【只松憲】【阪神の侍ジャパン勢のタイムスケジュール(すべて日本時間)】15日午後1時 準々決勝でベネズエラに敗戦15日午後10時 チーム宿舎をバスで出発し、帰国の途に就く16日午後3時 チャーター機で帰国し、成田空港に到着17日午前10時 ZOZOマリンスタジアムに到着17日午後1時 ロッテ戦に先発出場

◆阪神藤川球児監督(45)がWBC準々決勝で敗退した侍ジャパンの選手たちに言及した。藤川監督は侍ジャパンから早期合流した坂本、佐藤、森下について「チームが勝った、負けたでアスリートが止まる必要はない。常に磨き続けて、現役の間はやり続けるという部分で、素晴らしい選手たちになっていってる」とうなずいた。合流や試合出場については各々とコミュニケーションを取った上で決断。「勝った負けたをすべて糧にして、普通に自分のパフォーマンスを引き上げるために日々努力をする。これだけなんです」と続けた。

◆阪神森下翔太外野手(25)が胸を張って再びタテジマに袖を通した。WBCから帰国した翌17日、佐藤、坂本とともにチームに合流。侍ジャパンでの貴重な時間を心にとどめ、決意を新たにした。「口で多く語るというより野球で、背中で見せてくれた。自分もああいう背中で見せられるような選手になっていきたい」ドジャース大谷翔平投手(31)の背中だ。1次ラウンド初戦の台湾戦で先制の満塁弾。仲間の緊張を解きほぐすように打ってほしいところで打って盛り上げ、全勝突破への流れをつくった。言葉以上に、結果で日本代表を引っ張り続けた。勇姿を目の当たりにした森下も心を打たれた。自分もシビれる場面で打つ、結果でチームを引っ張る、と。森下自身、準々決勝のベネズエラ戦で、負傷した鈴木誠也外野手(31=カブス)に代わって出場し、一時勝ち越しの3ランを放った。WBCでの1つ1つの経験が、かけがえのない財産となった。「どれも初体験ですごく刺激的でしたし、もっともっと頑張らないといけないなと。その経験がすごく自信になって生きているんじゃないかな」。得た「自信」を胸に、今度はシーズンに向かう。合流即、ロッテ戦に「3番DH」で出場。「(時差ぼけ)対策は特に。ごはんをしっかり食べるくらい」と涼しい表情でスタメンに名を連ねた。初回は1死二塁で先発西野の低めスライダーに空振り三振。3回の第2打席はしっかり見極めて四球を選び、代走が送られた。「あんまり(タイミングが)合ってなかったけど、もうちょっと合わせたい」とズレを修正していく。過信もしていない。「自分がいない間に、外野を守っている選手がいる。後から入ってきて、しっかり結果を残さないと『今までの方がよかった』と言われてしまうので頑張りたい」。この日は森下の定位置の右翼に入った高寺が2ラン。中川も外野で開幕スタメンをつかむ勢い。森下も負けじと残り4試合、結果で力を証明する意気込みだ。「リーグ優勝を積み重ねた結果が連覇。戦力として引っ張っていかないと」。一回りも二回りも大きくなって帰ってきた背番号1が、力強く猛虎打線をけん引する。【村松万里子】

◆阪神の新外国人ダウリ・モレッタ投手(29=パイレーツ)はオープン戦5試合目で初失点を喫した。2-2の8回に4番手で登板。3連打と四球で2点を失い、ロッテに勝ち越しを許した。勝ちパターン入りが期待される助っ人左腕は「シーズンまで時間は残されている。毎日いろんなプランを持ちながら投げて、修正して、引き続きよくなっていくようにやる」と前向きだった。

◆27日に激突する巨人の開幕投手がドラフト1位の竹丸和幸投手(24=鷺宮製作所)に決まったことに関し、阪神藤川球児監督(45)は「相手の選手がどうこうというのは全くない。とにかく自分たちのチームを作り上げるというのはシーズン最後の日まで続くと思います」と語った。それでも巨人戦については「私自身も燃えますし、タイガースファンも燃えますし、日本のプロ野球として3月27日は思い切ってぶつかっていく」と必勝を期した。

◆阪神高寺望夢内野手(23)が4試合連続安打となるオープン戦1号2ランを放った。「9番右翼」で出場。1点を追う3回無死一塁、ロッテ先発、西野の高め直球を右翼席へ運んだ。オープン戦では主に右翼で出場。WBCに出場していた森下も合流し、左翼の定位置を中川らと争う形になる。「そんなこと(レギュラー争い)を言える成績じゃない。1打席1打席集中して、結果を残していければ」と自身のスイングに集中する。

◆阪神・佐藤輝明内野手(27)、森下翔太外野手(25)、坂本誠志郎捕手(32)の3選手がチームに合流した。佐藤らはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)野球日本代表侍ジャパンの一員として、日本時間15日に行われたWBC準々決勝ベネズエラ戦に出場。惜しくも敗戦し、16日に帰国していた。球団史上初のセ・リーグ連覇へ、10日後に控えた開幕戦に向け、侍虎戦士が帰ってきた。

◆昨年の現役ドラフトで阪神からロッテに移籍した井上広大外野手(24)が阪神ナインと再会し、笑顔であいさつをかわした。ドラフト同期で同級生の及川雅貴投手(24)らのもとにかけ寄り、再会を喜んだ。

◆11日に支配下登録された阪神・嶋村麟士朗(22)が新背番号「85」をお披露目した。支配下登録されてからもユニホームが間に合わず旧背番号の「128」で試合に出場していたが、この日の試合前練習で背番号「85」の練習着を着用した。

◆阪神・佐藤輝明内野手(27)、森下翔太外野手(25)、坂本誠志郎捕手(32)が前日16日に帰国後、即合流、即スタメン出場。ほぼベストメンバーでオープン戦に挑む。大山悠輔内野手(31)は「6番・一塁」に名を連ねた。

◆阪神・佐藤輝明内野手(27)、森下翔太外野手(25)、坂本誠志郎捕手(32)がWBCからチームに合流し、試合前に取材に応じた。坂本は印象的な試合にスタメン出場した1次ラウンドの韓国戦を挙げ「日韓戦はすごい気持ちの入り方とか雰囲気も違うと感じた。そういう中で野球ができたのは個人的にはすごい財産になったと思います」と振り返った。佐藤は大谷(ドジャース)とチームメートとして戦ったことに「本当に気さくに接してくれましたし、みんないい人たちだったので、すごい良かったです」とかけがえのない時間になったようだ。準々決勝・ベネズエラ戦で一時勝ち越しとなる3ランを放った森下は「あの1本でベンチを鼓舞して、すごく一丸となって行けたらっていうところも、自分の中でもあって。ベンチからすごいチームメイトが飛び出してきてくれてたんで、自分もその気持ちに応えながらガッツポーズしました」と話した。

◆阪神・高寺望夢内野手(23)が三回に逆転2ランを放った。0-1で迎えた三回無死一塁の第1打席。カウント2-1から西野の141キロを引っ張った。打球は右翼席へ飛び込む逆転2ラン。試合前の時点でオープン戦は打率・222の若虎だが、これで11日の西武戦(甲子園)から4試合連続安打とアピールを続けている。

◆阪神・佐藤輝明内野手(27)と森下翔太外野手(25)は三回の攻撃終了で途中交代となった。「3番・DH」で先発した森下は一回の第1打席が空振り三振、三回は四球で代走・浜田が送られた。佐藤は「4番・三塁」で先発出場。第1打席、第2打席とも二ゴロに倒れ、三回の守備から新助っ人のディベイニー(前パイレーツ)が三塁守備についた。佐藤、森下ともにワールド・ベースボール・クラシック野球日本代表侍ジャパンのメンバーとして、16日に米国から帰国。すぐさまチームに合流し、即試合出場となったが、ファンへ元気な姿を届けた。

◆先発した阪神・才木浩人投手(27)は5回を投げて2安打1失点、6奪三振。最速154キロの直球とフォーク、さらにスライダーでも三振を奪うなど、開幕に向けて順調な仕上がりをアピールした。一回、先頭の高部に投じた直球は154キロを計測。最後はフォークで空振り三振。二回、ポランコに高めの直球を右翼席に運ばれたが、三回は小川を直球で、高部をスライダーで空振り三振に。四回には、前の打席で被弾したポランコをワンバウンドするフォークでバットの空を切らせた。この日、WBC日本代表でチームを離れていた坂本が合流。「8番・捕手」でスタメンマスクをかぶった。才木は直球主体で、変化球を要所でおりまぜる配球で、ロッテ打線を封じ込めた。

◆阪神は佐藤輝明内野手(27)、森下翔太外野手(25)、坂本誠志郎捕手(32)が16日に帰国後、即合流、即スタメン出場。0-1で迎えた三回無死一塁で高寺望夢内野手(23)が右翼席へ一時逆転となる2ランを放ったが、その後同点とされ、八回に登板したダウリ・モレッタ投手(29)が連打から、無死一、二塁とピンチを招くと、藤原に中前適時打を打たれ、逆転された。

◆阪神が逆転負け。侍ジャパンに選出されていた森下翔太外野手(25)が「3番・DH」、佐藤輝明内野手(27)が「4番・三塁」、坂本誠志郎捕手(32)が「8番」で出場し、いずれも2打席で交代。「9番・右翼」高寺望夢内野手(23)が三回逆転2ランを放ったが、及川雅貴投手(24)の暴投で追いつかれ、八回にはダウリ・モレッタ投手(29)が2点を失った。先発才木浩人投手(27)は5回2安打6奪三振で無失点だった。

◆阪神・佐藤輝明内野手(27)が「4番・三塁」で先発出場。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)野球日本代表侍ジャパンとして、米国でベネズエラ戦を戦い、16日に帰国したばかりの主砲は、10日後に迫った3月27日の巨人との開幕戦(東京ドーム)を見据えた。「そのためにきょうも(試合に)出たし、いい動きができたのでそれが一番かなと思います」2打席ともにニゴロに倒れたが、内容ある一日にうなずいた。外国人投手と日本人投手ではタイミングの取り方も異なる。「多少は違うのでそこはしっかりアジャストして開幕を迎えられればなと思います」。球団史上初のセ・リーグ連覇へ、3月27日の開幕戦を見ていた。

◆オリックス、阪神で176勝を挙げ、引退後も両チームでコーチを務めたサンケイスポーツ専属評論家の星野伸之氏(60)が「5番・左翼」で4打数1安打の中川勇斗捕手(22)に言及した。WBC組が戻ってきても中川を5番に置いたことで、改めて藤川監督の期待の高さを感じた。現状で左翼の定位置に最有力なのは間違いない。この試合でも初球から積極的に振っていって結果(四回に中前打)も残した。空振り三振もあったが、迷いなくスイングしてくるので、投手としてはやはり怖さも感じる。勢いも衰えていない。継続的にドンドン振る姿勢は、ルーキー時の森下に似ている。開幕すれば、さすがに5番は大山になると予想するが、打線の中にイケイケの森下、中川がいて、ジックリみていく大山もいて、面白い打線が組める。左翼のライバルは本塁打を放った高寺、さらには前川もいるが、ともに左打者。遊撃候補の小幡、木浪も左。右の中川はぜひ打線に入れたい。投手ではモレッタに少し不安要素がみえた。独特の落ちるスライダーは有効だが、真っすぐが150キロに達しない。スライダーが落ちる高さに真っすぐも制球できないと、ミートされてしまう。特に左打者にとって〝追いかける球〟ではないから、3連打された。右の中継ぎとして期待が大きいだけに、少し心配だ。

◆勝って兜の緒を締める。ロッテは阪神に逆転勝ち。八回に藤原恭大外野手(25)が決勝打を放ったが、その前のバント失敗についてサブロー監督(49)から苦言を呈された。2-2の八回に小川、高部の連打で無死一、二塁の絶好機を迎え、藤原へのサインは送りバント。だが、1ボールから2球連続でファウル。カウント2-2から中前打で勝ち越し点をたたき出したが、指揮官に笑顔はなかった。「藤原に関してはバントがうまくないのは分かっている。打率も高い、出塁率も高いバッターではあるけども、やっぱりシーズンに入ってくるとあの場面では送らないといけない。結果オーライにはしたくないですね。やっぱり一番いいのは送って二、三塁を作ってからの攻撃」と指摘した。藤原は試合前の時点で打率・400でオープン戦首位打者(この試合は3打数1安打で打率・395)だが、ベンチが描いた攻撃を遂行できなければ結果オーライは許されない。(片岡将)

◆WBCに出場していたロッテ・種市篤暉投手(27)が18日にチームに合流する。全体練習に参加し、首脳陣と話し合いの上で今後のスケジュールを決める予定。サブロー監督は「ある程度のことはこっちでは決めてますけど、体調を見ながらだとは思います」と代表では中継ぎの切り札として3試合に登板し、4イニングで7三振を奪った右腕の状態を見極めていく。

◆阪神の新助っ人のダウリ・モレッタ投手(29)=前パイレーツ=が来日初失点を喫した。2-2で迎えた八回に登板。無死一、二塁のピンチを背負うと藤原に中前適時打、さらに無死満塁から代打・上田に左犠飛を許した。「修正して引き続き良くなっていくようにやるしかない」。ここまで実戦5試合で無失点と安定感を示していたが「シーズンで点を取られるよりは今、点を取られる方がいい。これをいいことに(捉えて)しっかりと取り組みたい」と前を向いた。

◆阪神D3位・岡城快生外野手(22)=筑波大=が五回の守備から途中出場。八回の打席で三塁内野安打を放ち、連続試合安打を4に伸ばした。「『足もあるんだぞ』というのは見せられた。打ち損じても一塁を取れるっていうのは僕も強みとしていきたい」。開幕1軍へ、オープン戦はあと4試合。「まだまだ気は抜けない立場。継続してやるだけ」と気を引き締めていた。

◆マリンの風を切り裂き、白球は右翼スタンドへ突き刺さった。「9番・右翼」の阪神・高寺望夢内野手(23)が意地の一発で左翼のポジション争いに待ったをかけた。「しっかり自分のスイングができた。自分のバランスの中で強く打っていきたいと思います」0-1で迎えた三回無死一塁の第1打席。西野の141キロ直球を振り切った。オープン戦1号は一時逆転となる2ラン。「一打席一打席集中して、結果を残していければ」と力を込めた。オープン戦は打率・241だが、これで4試合連続安打と状態は上向きだ。春季キャンプ中から繰り広げる左翼の定位置争い。現状はオープン戦で2本塁打、7打点の中川勇斗捕手(22)が一歩リード。D1位・立石正広内野手(22)=創価大=も2軍で実戦出場し存在感を増している。「もうそんなこと言える成績じゃないんで。僕はしっかり普通に打てれば。自分の打席をしっかりやればいいかなと思います」地に足をつけた言葉だが、もちろん諦めたわけではない。快音を響かせ、虎視眈々とその座を狙い続ける。(原田遼太郎)

◆阪神・才木浩人投手(27)が先発で5回2安打1失点、6三振を奪う力投。「全体的によかった。(直球の)出力も出ていたし、フォークもいい感じに決まった」と手応えを口にした。直球は最速154キロを計測し、失点は二回、ポランコに被弾した一発だけ。スライダーでも三振が奪えたことを収穫に挙げた。ホーム開幕となる31日のDeNA戦(京セラ)での先発が有力な右腕は「これから体調管理だけは、しっかりやっていきたい」と気持ちを引き締めた。

◆侍ジャパンに選出されていた阪神・坂本誠志郎捕手(32)が帰国から一夜明けて、佐藤輝明内野手(27)、森下翔太外野手(25)とともに、チームに合流。「8番」でスタメンマスクをかぶり、才木を五回まで好リードした。「思ったよりもいい感じというか、おかしい感じじゃなかったので。大丈夫です」WBC日本代表に選ばれ、春季キャンプ中の2月中旬からチームを離れていたため、才木と実戦でバッテリーを組むのは今年初めて。真骨頂は四回、才木がポランコをワンバウンドのフォークで空振り三振に仕留めた場面だ。二回に直球を右翼席に被弾しており、同じ過ちを繰り返すわけにはいかなかった。「いい球を投げていた。もっとよくなるんじゃないかな」と、自分のサイン通りに投げてくれた右腕を称賛した。準々決勝を戦った米マイアミから帰国しばかりで、才木は坂本の様子について「なんか目が真っ赤だったので。大変だなぁ。(自分が投げた)ボールが見えるんかなと思いながら投げていた」と証言。冗談とも本気とも受けとれるような発言で、熱いリードをしてくれた女房役をたたえた。「しっかり調整して、いいスタートを切れるように。去年、優勝していることは忘れて、挑戦者の気持ちで開幕の舞台に立てるように頑張りたい」坂本は決意を新たにした。「貴重な経験をさせていただいた」と振り返るWBCは終わった。世界一の夢はかなわなかったが、球団史上初のセ・リーグ連覇と日本一奪還という目標がある。侍ジャパンで学んだ財産を、虎に浸透させていく。(三木建次)

<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
日本ハム
731 0.700
(-)
-
(-)
40
(+5)
36
(+5)
11
(+1)
8
(+1)
0.238
(↓0.003)
2.940
(↓0.11)
1
(-)
DeNA
733 0.700
(-)
0
(-)
57
(+5)
44
(+5)
5
(+1)
7
(+1)
0.276
(↓0.003)
3.030
(↓0.17)
3
(1↑)
ORIX
631 0.667
(↑0.042)
0.5
(↓0.5)
29
(+2)
23
(+1)
2
(-)
3
(-)
0.232
(-)
2.020
(↑0.12)
4
(1↑)
巨人
741 0.636
(↑0.036)
0.5
(↓0.5)
30
(+3)
43
(+2)
4
(+1)
13
(+2)
0.254
(↑0.003)
3.570
(↑0.14)
5
(2↓)
阪神
641 0.600
(↓0.067)
1
(↓0.5)
38
(+2)
18
(+4)
6
(+1)
8
(-)
0.238
(↓0.013)
1.590
(↓0.26)
6
(-)
中日
662 0.500
(↓0.045)
2
(↓0.5)
60
(+1)
53
(+5)
11
(-)
9
(-)
0.244
(↓0.004)
3.000
(↓0.18)
7
(-)
ヤクルト
671 0.462
(↓0.038)
2.5
(↓0.5)
48
(+2)
53
(+3)
4
(+1)
9
(+1)
0.221
(↓0.001)
3.260
(-)
8
(-)
西武
561 0.455
(-)
2.5
(-)
36
(-)
30
(-)
3
(-)
15
(+1)
0.241
(↓0.011)
2.180
(↑0.21)
9
(1↑)
ソフトバンク
571 0.417
(↑0.053)
3
(↑0.5)
41
(+5)
39
(+1)
10
(+2)
4
(-)
0.230
(-)
2.470
(↑0.13)
10
(1↓)
広島
590 0.357
(↓0.028)
4
(↓0.5)
35
(+1)
48
(+2)
8
(-)
8
(-)
0.234
(↓0.003)
3.080
(↑0.05)
11
(1↑)
ロッテ
481 0.333
(↑0.06)
4
(↑0.5)
31
(+4)
46
(+2)
5
(+1)
20
(+2)
0.221
(↑0.003
3.020
(↑0.17)
12
(1↓)
楽天
375 0.300
(-)
4
(-)
31
(-)
43
(-)
5
(-)
10
(-)
0.203
(↓0.004)
2.570
(↑0.19)