ロッテ(★3対4☆)オリックス =オープン戦2回戦(2026.03.11)・ZOZOマリンスタジアム=
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ORIX
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ロッテ
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勝利投手:阿部 翔太(1勝0敗0S)
(セーブ:東松 快征(0勝0敗1S))
敗戦投手:鈴木 昭汰(0勝1敗0S)
  DAZN
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◆オリックスは、先発・山下が6回途中3失点。6三振を奪うなど、まずまずの投球を見せた。対するロッテは、ポランコが6回に適時打をマーク。来日5年目を迎える助っ人が、順調な調整ぶりを示した。

◆東日本大震災から15年を迎え、試合前に黙とうが行われた。両チームの選手らがベンチ前で黙とうし、犠牲者を追悼した。

◆ロッテの新外国人ホセ・カスティーヨ投手(30=オリオールズ)にアクシデントが襲った。7回にマウンドに上がったカスティーヨはテンポ良く2アウトを奪った。だが、2死走者なし、フルカウントからオリックス宗に投げたボールは大きく上に抜け、投げた直後には左足を痛めるようなしぐさを見せた。左足をかばうように少し引きずりながらベンチに下がり、そのまま交代が告げられた。サブロー監督は、試合後「つった感じって、降板の時言ってたんですけど。まあでも、ちょっと傷は付いてるんじゃないかなって僕は勝手に思ってますけど。はっきりしたことは言えないですけど」と話した。カスティーヨは病院に直行し、検査を受ける。ジャクソンの右指裂傷に続く新外国人投手のアクシデント。指揮官は「気をつけながら一応考えてやってたんですけど、こればっかりはしょうがないので。早く帰ってくるのを待ちます」と語った。

◆ロッテ先発の石川柊太投手(34)は5回6安打5奪三振3失点(自責0)だった。3回、遊撃・友杉の失策で出塁を許す。直後に石川柊の一塁へのけん制がそれ、1死二塁。宗に左翼フェンス直撃の適時二塁打を浴び、先制を許した。5回には味方失策から連打で2失点。それ以上の流れは渡さず、試合をつくった。「練習でやってることを比較的出せた」とうなずいた。前回の1軍登板は2月23日の中日戦。初球が中日福永の左側頭部に直撃し、危険球退場となった。「自分の中でいま一度見つめ直して。アウトローに狙って投げたボールが、あそこにいってるんで、純粋に野球下手だと思って。いったんやってることを真っさらにして」と4、5年前の投球を見返すなど、原点回帰。「そのときはフォークが良かったり、腕の振りが良かったんで。どっちかというとそっちを大事にしようと思って、2軍調整の時にそこばっかり練習して。それがいい感じにはなってきてるのかな」と手応え。その上でさらに球速を追い求める。この日の最速は144キロ。「球速出てなくても空振り取ったり三振取れたり、芯外せたりするっていうのはやってることの結果としてはいい方には出てるんで、引き続き取り組みながら、良くなかった部分は練習していきたい」と話した。サブロー監督も「野手が足引っ張ったっていうところと、自分の牽制暴投もあったし、もったいないところ結構多かったんですけど。まあ投球自体は良かったんじゃないかなと思います」と語った。

◆ロッテはオリックスに連敗した。9回に勝ち越しを許し、惜敗したが、試合中には機動力を生かした得点シーンもあった。3回、友杉篤輝内野手(25)が四球を選び出塁。小川龍成内野手(27)が投前へバントし、友杉は二塁を蹴り、一気に三塁へ。小川自身も快足を生かしオールセーフ。すかさず小川が二盗を決め無死二、三塁のチャンスを作り、暴投で同点に追いついた。なおも無死三塁で藤原の犠飛で1点追加した。下位打線からの攻撃で安打1本で2点を奪うこの展開に、サブロー監督(49)は「バントエンドランみたいな感じです。相手がいいピッチャーだったので、そんな連打連打は続かないと思うので、ああやって点を取るしかない。うまく決まりましたね。隙があればやっていきたい」と話した。

◆開幕投手候補のオリックス山下舜平大投手(23)が対外実戦4試合目で初失点した。1点リードの3回に先頭四球からバントエンドランなどで無死二、三塁を背負い暴投で1失点。勝ち越し犠飛も許し6回途中3失点で降板した。新球スラッターには「真っすぐが良くない時こそ、うまく使っていけたらいいかなと思う」と手応え。直球は最速155キロも安定感を欠いたため、残り2週間で磨きなおしをはかる。

◆ロッテはオリックスに3―4で敗れた。敗戦以上に痛いのが、新助っ人のアクシデントだった。緊急事態だ。七回に3番手で登板したホセ・カスティーヨ投手(29)=前オリオールズ=が2死後、広岡に対してフルカウントから大きく抜けるボールで四球。左脚を気にするそぶりを見せて降板した。試合後のサブロー監督は「つった感じと降板の時は言っていたけど、ちょっと傷は付いてるんじゃないかなと僕は勝手に思っている。はっきりしたことは言えないけど」。この日のうちに病院で診察を受けるとした。前日10日にはDeNAから新加入のジャクソンが右手人さし指に裂傷を負ったことが発表されており、開幕に間に合うか微妙。昨季10勝を挙げてローテーションの軸として期待されただけに手痛い離脱となっていたが、新戦力にアクシデントが続いた格好だ。カスティーヨは手薄なリリーフ陣への目玉補強だっただけに、陣容の見直しが迫られそうだ。(片岡将)

◆オリックス・宗が3打数3安打1打点と躍動した。三回1死二塁で先制の左越え二塁打。オープン戦は7日の巨人戦(京セラ)から4試合連続安打で打率・571と絶好調だが「僕は他の人と違ってレギュラーは決まっていないので、ここが勝負だと思っていますし。それだけですね」と冷静に振り返った。昨季は打撃不振に苦しんだ宗の復調ぶりに、岸田監督も「好調ですね。楽しみですね。打球も去年より全然速い速度が出ているみたい」と評価した。

◆満足のいく内容ではなかった。先発したオリックス・山下は5回?を4安打3失点。自らの悪送球など反省点もあるが、まだオープン戦の段階。試行錯誤を続ける新球のカットボールには好感触を得て、確かな収穫も手にした。「よくはなかったかなと思います。得点に絡んでいるところだと先頭四球だったり、バントエンドランのケアだったり。まだまだやっていかないといけないところかなと思います」悔やんだのは1─0の三回だ。先頭打者に四球を与え、続く小川の犠打を処理した際、一塁へ悪送球。無死一、三塁とされ、暴投なども絡んで2失点と逆転された。細かいフィールディングなど改善点はあるが、新球に関しては「(相手打者の反応は)いいかなとは思う。真っすぐがよくないときに使っていけたら」と手応えあり。岸田監督も「球的には悪くない。出力も出ている。万全ではないかもしれないが、そんなに悪くはない」と及第点を与えた。自身2度目の開幕投手を目指し、27日の楽天戦(京セラ)に照準を合わせている右腕。同じく開幕投手を狙う九里に負けじとアピールを続ける。(西垣戸理大)

<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(1↑)
日本ハム
520 0.714
(↑0.047)
-
(↓1)
24
(+3)
21
(+1)
6
(+1)
7
(+1)
0.247
(↓0.01)
2.570
(↑0.26)
1
(-)
DeNA
522 0.714
(↓0.119)
0
(-)
42
(+4)
33
(+6)
2
(-)
6
(-)
0.289
(↑0.002)
3.260
(↓0.09)
1
(1↑)
阪神
521 0.714
(↑0.047)
0
(↓1)
29
(+4)
12
(+1)
3
(-)
6
(-)
0.260
(↓0.003)
1.390
(↑0.06)
4
(1↑)
ORIX
420 0.667
(↑0.067)
0.5
(↓1)
20
(+4)
8
(+3)
1
(-)
2
(+2)
0.225
(↑0.008
1.000
(↓0.4)
5
(3↓)
巨人
431 0.571
(↓0.096)
1
(-)
17
(+2)
32
(+15)
0
(-)
11
(-)
0.251
(↓0.006)
4.110
(↓1.64)
6
(2↑)
中日
541 0.556
(↑0.056)
1
(↑1)
47
(+3)
34
(+1)
7
(+1)
8
(-)
0.257
(↓0.011)
2.450
(↑0.28)
7
(1↓)
西武
440 0.500
(↓0.071)
1.5
(-)
29
(+1)
22
(+4)
1
(-)
9
(+3)
0.269
(↓0.014)
2.610
(↑0.05)
7
(-)
ヤクルト
550 0.500
(↓0.056)
1.5
(-)
32
(+1)
43
(+3)
2
(-)
5
(-)
0.216
(↓0.003)
3.540
(↑0.14)
7
(2↑)
ソフトバンク
441 0.500
(↑0.071)
1.5
(↑1)
34
(+15)
27
(+2)
8
(+3)
4
(+1)
0.254
(↑0.012)
2.850
(↑0.11)
10
(1↑)
広島
370 0.300
(↑0.078)
3.5
(↑1)
28
(+6)
39
(+4)
7
(+1)
5
(+1)
0.238
(-)
3.490
(↑0.3)
11
(1↓)
楽天
253 0.286
(↓0.047)
3
(-)
16
(+1)
29
(+3)
1
(-)
6
(+1)
0.182
(↑0.001)
2.630
(↓0.04)
12
(-)
ロッテ
171 0.125
(↓0.018)
4.5
(-)
19
(+3)
37
(+4)
3
(-)
13
(+3)
0.209
(↓0.001)
3.490
(↑0.33)