オリックス(☆10対5★)西武 =リーグ戦24回戦(2025.10.01)・京セラドーム大阪=
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西武
00030000251000
ORIX
40024000X101400
勝利投手:権田 琉成(1勝0敗0S)
敗戦投手:杉山 遙希(0勝1敗0S)
  DAZN
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◆オリックスが4連勝。オリックスは4-3で迎えた4回裏、太田の2ランで追加点を挙げる。続く5回には西野の適時打と頓宮の2ランで4点を奪い、相手を突き放した。投げては、2番手・権田が2回無安打無失点でプロ初勝利。敗れた西武は、先発・杉山が試合をつくれなかった。

◆オリックス先発のアンダーソン・エスピノーザ投手(27)が緊急降板した。打線が4点を先制した直後の2回。西武先頭のセデーニョへの2球目を投じた直後、右手を挙げて異変をアピール。ベンチに下がり、そのまま2番手の権田琉成投手(25)がマウンドに上がった。球団は「左脇腹に違和感を感じたため、交代となりました。現在はアイシング等を行い、様子を見ています」と発表。2年ぶりのCSファーストステージ進出を決めているチームにとって離脱となれば痛手だ。

◆オリックス太田椋内野手(24)が打った瞬間確信の9号2ランを放った。4-3の4回2死一塁。西武杉山の3球目、低めの直球をすくい上げ、左中間スタンド上段に運んだ。「(打った感触は)完璧です。今までの野球人生で一番良い打ち方ができました!」8月17日西武戦(京セラドーム大阪)以来、1カ月半ぶりの1発。CSファーストステージ進出を決めているチームは、4回までに6得点と打線が爆発した。

◆西武の古川雄大外野手(21)がプロ6打席目でうれしい初安打を放った。この日は「9番右翼」でスタメン出場し、5回1死走者なしの第2打席、オリックスの左腕山田のチェンジアップにうまく合わせ、右前へ運んだ。佐伯鶴城(大分)から22年ドラフト2位で入団。プロ3年目の今季、9月27日に初めて1軍昇格し、この日が3試合目のスタメン出場となっていた。ファームでは辻竜太郎2軍野手コーチ(49)の熱血指導を受けながら、心技ともに成長。「大振りになるスイングをとにかく抑えて、とにかく小さく小さく。ショートスイングを心がけるようにずっと教わってきました」と古川。試合は大きくリードされる展開になったものの、貴重な機会で懸命にプレーした。

◆オリックスが2桁安打2桁得点の猛攻で4連勝を飾った。初回、1死三塁から紅林弘太郎内野手(23)の中前適時打で先制した。さらに杉本裕太郎外野手(34)、西野真弘内野手(35)、若月健矢捕手(29)のタイムリーもあり、この回、5安打を集中して一挙4点を奪った。3-5の4回には太田椋内野手(24)が左中間最上段席に9号2ラン。5回にも西野の2点適時二塁打と頓宮裕真捕手(28)の13号2ランで4点を追加し、突き放した。先発アンダーソン・エスピノーザ投手(27)は2回途中、左脇腹の違和感を訴え、15球を投げたところで緊急降板したが、中継ぎ陣がリレーして逃げ切った。2番手で登板し、2イニングを無失点に抑えた権田琉成投手(25)がプロ初勝利を挙げた。

◆西武がオリックスに大敗した。これで今季は62勝75敗3分けに。シーズンの残りは3試合のため、これで3年連続での2桁借金が決定した。この日はプロ2年目左腕の杉山遥希投手(20)が先発したものの、初回からストライクを取りに行った甘い球を痛打され、6安打集中で4失点。2回、3回は無失点にしのいだものの、4回には太田に特大2ランを浴び、5回に四球、連続長打を浴びたところでKOされた。5回途中11安打9失点だった。オリックス先発のエスピノーザに2回にアクシデントがあったものの、打線は3回まで1人も走者を出せない状況。4回には渡部聖弥外野手(23)とレアンドロ・セデーニョ内野手(27)の連続適時打で3点を返し、その時点で1点差に迫ったものの、結局はオリックスに突き放された。プロ3年目の古川雄大外野手(21)は第2打席でうれしいプロ初安打をマークした。

◆西武のエマニュエル・ラミレス投手(31)がこの日も好リリーフを見せた。先発杉山が崩れ、すでに5回までに10失点を喫した状況ながら3番手で6回に登板。直前の打席で特大本塁打を放った太田、紅林、中川の上位打線を危なげなく3人で抑えた。これで23試合連続無失点となる。西口文也監督(53)は「カーブやフォークをうまく使えたり。もともとコントロールは悪くないんでね」と評価。1イニングあたりに許す走者の平均数も、この日の投球で「1」を割った。右脇を痛めて7月序盤から9月半ばまで戦線離脱。ここまで6ホールド。いわゆる「勝ちパターン」での起用は少ないが、指揮官は「(勝ちパターンに)入れようかなと思ってる時にケガしたからね」と、投球自体には信頼を寄せる。タイラー・ネビン外野手(28)とトレイ・ウィンゲンター投手(31)はすでに来季契約を勝ち取り、帰国済み。ラミレスもそこを目指す立場になるが、西口監督は「しっかりアピールしてくれてるんで、非常にいいとは思いますよ」と現状での評価を口にした。【金子真仁】

◆オリックス2年目の権田琉成投手(25)がプロ初勝利を挙げた。先発エスピノーザが左脇腹の違和感を訴え、2回先頭セデーニョに2球を投げたところで降板。緊急登板した権田が2回を無失点に抑えて勝利投手となった。「緊張はなかった。リリーフの仕事を果たせてよかった」。23年ドラフト7位で入団。今季初めて1軍に昇格し、8試合目の登板で初白星。岸田監督も「持ち味を出してくれた」とたたえた。

◆西武高卒2年目左腕の杉山遥希投手(20)が5回途中9失点と打ち込まれ、チームも今季の2桁借金が確定した。西口文也監督(53)は「この1年どれくらい成長したかと見たいなと思って」と起用したが、緩急や低めの制球など課題が残った。一方で高卒3年目外野手の古川はうれしいプロ初安打。指揮官は「らしい当たりだったね」と笑いながら「ここまで頑張ってやってきたからね」とたたえていた。

◆西武の古川雄大外野手(21)がプロ6打席目で初安打を放ち「うれしいのひと言です」と喜んだ。この日は「9番右翼」でスタメン出場し、5回1死走者なしの第2打席、オリックスの左腕山田のチェンジアップにうまく合わせ、右前へ運んだ。「内角にけっこう来るという予想で。(外角寄りに)反応で手を出したらあっちの方向に行ってくれたと思います」と振り返った。佐伯鶴城(大分)から22年ドラフト2位で入団。プロ3年目の今季、9月27日に初めて1軍昇格し、この日が3試合目のスタメン出場となっていた。ファームでは辻竜太郎2軍野手コーチ(49)の熱血指導を受けながら、心技ともに成長。「大振りになるスイングをとにかく抑えて、とにかく小さく小さく。ショートスイングを心がけるようにずっと教わってきました」と古川。試合は大きくリードされる展開になったものの、貴重な機会で懸命にプレー。「(安打の)ボールは自分の親にプレゼントしたいかなと思います」と話した。【金子真仁】

◆オリックス太田椋内野手(24)が仰天の9号2ランで京セラドーム大阪をどよめかせた。4-3の4回2死一塁。西武杉山の低め直球を左中間席上段に運んだ。「人生で一番良かった。打ち方も何もかも完璧でした」と満面の笑み。8月17日西武戦以来、1カ月半ぶりの1発で自身初の2桁本塁打に王手をかけた。チームは5回までに12安打10得点で4連勝。CSファーストステージへ、状態を上げている。

◆オリックス先発のアンダーソン・エスピノーザ投手(27)が左脇腹に違和感を覚え、緊急降板した。打線が4点を先制した直後の2回。西武先頭のセデーニョへの2球目を投じた直後、右手を挙げて異変をアピール。ベンチに下がり、そのまま2番手の権田琉成投手(25)がマウンドに上がった。岸田護監督(44)は試合後に「明日次第。なんとも言えないですね」と厳しい表情だった。今季はここまで先発ローテーションを守ってきた助っ人右腕。CS進出を決めているチームにとって離脱となれば痛手だ。

◆先発したオリックスのアンダーソン・エスピノーザ投手(27)がアクシデントに見舞われた。一回は三者凡退でテンポよく攻撃を終わらせたが、二回の先頭打者のセデーニョに2球を投じたところで自らタイムをかけ、トレーナーと通訳を呼びそのままベンチ裏へ。15球を投げたところで降板となった。2球目を投げた後は両膝に手をつくなどどこかを痛めた様子だった。来日2年目の今季はここまで離脱することなく22試合に登板して5勝8敗、防御率3・01と先発ローテーションの一枚としてチームに貢献していただけに、痛めた箇所の状態が心配される。

◆オリックスは今季7度目の2桁得点で圧勝。4連勝を飾った。 一回に紅林の先制打を皮切りに4得点。四回は太田、五回には頓宮がそれぞれ2ランを放ってリードを広げた。先発のエスピノーザは二回に左脇腹に違和感を訴えて降板したが、2番手・権田以降は大量リードをしっかり守って逃げ切った。2年目の権田がプロ初白星を挙げた。

◆オリックスが10得点で打ち勝って4連勝。一回に紅林の適時打などで4点を先制。4―3の四回には太田が2ランを放ち、五回にも西野の2点二塁打と頓宮の2ランで加点した。2番手の権田がプロ初勝利。西武は先発の杉山が崩れた。

◆これまでにない、会心の一発だった。オリックス・太田椋内野手(24)が4-3の四回に先発の杉山の直球を完璧に捉えて左中間の5階席へ9号2ラン。スイングした直後にスタンドインを確信し、ゆっくりと一塁へ走り出した。「人生イチ(当たり)です。何もかも完璧のスイングができた」いつもは謙虚な口ぶりの太田だが、今回の本塁打だけは自画自賛するしかない当たりだった。「バッティングカウントだったので、思い切っていこうと思って、しっかり自分のスイングができた」太田が追い求める「自分のスイング」とはバットを振った直後に全身がピタッと止まることで、理想の打撃ができた証であるという。それをこの日の試合で体現でき、「打ち終わって(体が)止まれているというのが僕の中で大事なポイント」と説明した。9月は打率・211と低調だったが、復調を感じさせる活躍。シーズンを通して長期離脱することなくここまで戦い続けている24歳はクライマックスシリーズを見据え「短期決戦はどっちに転ぶかわからない。しっかりチームとしては状態を上げて、僕としてもいい状態で臨めるように」と意気込んだ。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
優勝
(-)
ソフトバンク
85524 0.620
(-)
-
(-)
2536
(-)
385
(-)
95
(-)
98
(-)
0.256
(-)
2.400
(-)
2
(-)
日本ハム
83563 0.597
(-)
3
(-)
1548
(-)
406
(-)
129
(-)
78
(-)
0.249
(-)
2.520
(-)
3
(-)
ORIX
73643 0.533
(↑0.004)
12
(↑0.5)
3493
(+10)
502
(+5)
98
(+2)
58
(-)
0.256
(↑0.001
3.330
(↓0.01)
4
(-)
楽天
65732 0.471
(-)
20.5
(-)
3435
(-)
516
(-)
70
(-)
106
(-)
0.245
(-)
3.370
(-)
5
(-)
西武
62753 0.453
(↓0.003)
23
(↓0.5)
3396
(+5)
450
(+10)
79
(-)
90
(-)
0.232
(-)
2.970
(↓0.05)
6
(-)
ロッテ
55833 0.399
(-)
30.5
(-)
2436
(-)
548
(-)
73
(-)
68
(-)
0.241
(-)
3.610
(-)