ヤクルト(☆11対1★)広島 =リーグ戦22回戦(2025.09.26)・明治神宮野球場=
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広島
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ヤクルト
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勝利投手:アビラ(7勝8敗0S)
敗戦投手:床田 寛樹(9勝12敗0S)
  DAZN
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◆ヤクルトが完勝。ヤクルトは初回、オスナの適時打で1点を先制する。その後は、3回裏に打者一巡の猛攻で6点を奪うなど、終わってみれば16安打で11得点を挙げた。投げては、先発・アビラが6回1失点の好投で今季7勝目。敗れた広島は、投打ともに振るわなかった。

◆広島は床田寛樹投手(30)が先発を務める。今季ここまで25試合に登板し、9勝11敗、防御率2・83。今季最終登板で、球団左腕では川口和久(86~91年の6年連続)以来となる3年連続2ケタ勝利を目指す。2年連続Bクラスが確定し、若手を積極的に起用している。ドラフト1位佐々木泰内野手(22)が「3番三塁」、林晃汰内野手(24)が「5番一塁」、佐藤啓介内野手(24)が「7番二塁」でスタメンに名前を連ねた。打率、安打数、出塁率でリーグトップに立っている小園海斗内野手(25)はスタメンを外れた。

◆広島が最下位ヤクルトに完敗した。先発の床田寛樹投手(30)は初回2死一、二塁から、ヤクルト・ホセ・オスナ内野手(32)に左前適時打を許した。3回にもオスナと山田哲人内野手(33)の連続タイムリー、古賀優大捕手(27)の犠飛、投手ペドロ・アビラ投手(28)のタイムリーなどで大量6点を失った。2回2/3を投げ、10安打3四球、今季ワーストタイの7失点でKO。3年連続の2ケタ勝利を逃し、今季12敗目を喫した。

◆広島が最下位ヤクルトに完敗した。先発の床田寛樹投手(30)は初回、ヤクルト・ホセ・オスナ内野手(32)に先制適時打を許した。3回にもオスナと山田哲人内野手(33)の連続タイムリー、投手ペドロ・アビラ投手(28)の適時打などで大量6点を失った。2回2/3を投げ、10安打3四球、今季ワーストタイの7失点でKO。3年連続の2ケタ勝利を逃し、今季12敗目を喫した。試合には敗れたが、抜てきされた若手は奮起した。打っては「7番二塁」で先発出場した2年目佐藤啓介内野手(24)がプロ初適時打を放った。途中出場した3年目の内田湘大内野手(21)も今季初安打を含む2安打をマークし、プロ初のマルチ安打を決めた。投げては、2年目左腕・滝田一希投手(23)が3番手で2回無失点。4番手のドラフト5位菊地ハルン投手(18)も1回無失点に抑え、アピールした。

◆ヤクルト・長岡秀樹内野手が26日、24歳の誕生日を迎えた。「2番・遊撃」で先発出場。一回無死一塁の第1打席には、燕党が集う右翼スタンドからバースデーソングが流れ、祝福された。昨季に遊撃のレギュラーとして全143試合に先発出場し、最多安打(163安打)を記録した背番号7。6年目の今季は右膝の後十字靱帯(じんたい)を損傷して約3カ月間、戦線離脱した。リハビリの期間は「思い返したくないみたいな時間」と振り返るほど悔しい時間だった。「けがをしないためには、とかいろいろ考えます」と吐露。試合に出られない期間を過ごしたからこそ、「けがをしない体が一番大事。けがなく(試合に)出られることが一番重要だと思った」と再認識した。24歳の1年間はもう一度、故障防止を意識し、自身の体と向き合う覚悟だ。1-0の三回は先頭で四球を選んで出塁。チャンスメークすると、チームはこの回に打者10人の猛攻で一挙に6得点した。本拠地である神宮球場での試合も残すところわずか。長岡は「ファンの皆さんに喜んでもらえるような試合をできれば」と力を込めた。元気な姿でグラウンドに立ち、燕党を魅了する。(武田千怜)

◆「ディズニープラス『キャッツ?アイ』ナイター」として開催され、お笑いコンビ「エルフ」の荒川(29)が始球式に登場した。「キャッツ?アイ」のキャラクターで怪盗三姉妹の次女、来生瞳をイメージした青と黄色の衣装でマウンドに上がって投球。ボールは大きくそれてバウンドし「瞳さんの衣装で皆の心を盗むはずだったんですけど、忘れ物をしてきたようです」と笑いを誘い、「すごい経験をさせていただいた」と感謝した。

◆ヤクルト・村上宗隆内野手(25)が1-9の七回2死から、矢崎の代打で登場した。状態不良でスタメンを外れており、「1番・三塁」で先発し、1打席で交代した20日の中日戦(バンテリンドーム)以来4試合ぶりの出場。大歓声が上がる中で打席に立ち、広島の4番手・菊地が投じた2球目をスイングして、二ゴロに倒れた。この日の試合前練習は屋外での練習に合流。フリー打撃では、逆方向となる左翼スタンドへの柵越えを放つなど元気な姿を見せていた。三塁の守備位置でノックを受ける場面もあり「(体の状態は)大丈夫です。(ファンの皆さんに)いい試合を見せられるように頑張りたいなと思います」と意気込んでいた。

◆ヤクルトが3年ぶりに広島戦で勝ち越した。一回にオスナの左前打で先制。三回もオスナの適時打や山田の2点二塁打などで計6得点。先発のアビラが6回1失点で7勝目(8敗)を挙げた。以下、アビラのヒーローインタビュー。--神宮での最後の3連戦の初戦「ともにいいパフォーマンスをすることを心がけてマウンド上がって、こういう結果になってよかった」--ピッチングを振り返って「(オスナと)ベネゼエラパワーを一緒に発揮できました」--オスナの援護もあった「同郷のオスナ選手がいっぱい打ってくれて、すごく助かりました」--三回に来日初タイムリー「いっぱい今までかかりましたけど、打点を稼げてよかったです」--今シーズンを振り返って「今年は息子も生まれて、家族だったりとか、たくさんのファンの方の前でプレーできたので、すごく幸せな思い出として残ってます」--最後にファンにメッセージ「たくさん常に声援を送ってくれて、それがすごく大きな力になりました。1年間ありがとうございました」

◆ヤクルトが11得点で大勝し、広島戦の3年ぶりの勝ち越しを決めた。一回にオスナの左前打で先制すると、三回には山田の2点二塁打などで一挙6点。その後も古賀の犠飛や岩田のタイムリーなどで大量点を奪った。先発したアビラは6回を1失点に抑え7勝目をあげた。

◆ヤクルトが3年ぶりに広島戦で勝ち越した。一回にオスナの左前打で先制。三回もオスナの適時打や山田の2点二塁打などで計6得点。先発のアビラが6回1失点で7勝目(8敗)を挙げた。以下、3安打2打点の活躍を見せたオスナのヒーローインタビュー。--一回、2死一、二塁のチャンスで先制打「ああいった形でゲームをスタートできたのは最高だったと思います。結果的に波に乗ってアビラに勝ちを届けることができたので、すごくいいゲームだったと思います」--三回は無死満塁のチャンス「1打席もいい結果で、勢いっていうのもあったと思います。チームの勝利に貢献できたことが嬉しいです」--今日の勝利について「アビラにいっぱい援護点をあげられて勝ちをつけられた、残りのゲームもまだあるので、100パーセントの力で頑張りたいと思います」--ファンにメッセージ「今シーズンはすごく難しいシーズンだったんですけど、それでも常に声援を送ってくださった。前のヒーローインタビューでも言ったんですけど、ファンの皆さんは家族ですし、力を合わせて戦えたっていうのが。すごく嬉しいです。ありがとうございました」

◆広島の床田は、3年連続の2桁勝利はならなかった。今季最終登板で2回?を10安打7失点と打ち込まれた。4連敗を喫して9勝12敗で終え「チャンスをもらって勝ちきれなかった自分のせい」と悔しがった。制球が不安定だった。三回は2四球と安打で無死満塁とされ、オスナに適時打、続く山田に2点二塁打を許した。その後も立ち直ることはなかった。新井監督は「オフの取り組みでどう課題を克服していくか、来年を楽しみにしたい」と巻き返しを求めた。

◆状態不良だったヤクルト・村上宗隆内野手が4試合ぶりに出場した。七回2死で代打として登場すると、スタンドからは拍手と歓声が起こった。結果は二ゴロに倒れ「出られてよかった。アウトなっちゃったんで、明日そういう機会があれば頑張りたい」。高津監督は「本人はスタートからいきたいって言ったけど、1打席にしとけと言った」と明かし、27日の出場については「ほぼ出られると思う。状態を確認してから」と説明した。

◆ヤクルトが先発全員安打の16安打11得点で大勝した。2桁得点は4日の巨人戦(岐阜)以来、今季2度目となった。1-0の三回は無死満塁で山田哲人内野手が左翼線への2点二塁打を放つなど打者10人の猛攻で一挙6得点。二回にも中前打をマークし、6試合連続安打を記録するなど好調の主将は「一回からすごく打線がつながっていたので、自分もその流れに乗れた」とうなずいた。広島との対戦成績は12勝8敗2分けとなり、勝ち越しが決まった。

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
優勝
(-)
阪神
84524 0.618
(↑0.003)
-
(-)
3485
(+6)
341
(+2)
90
(-)
99
(-)
0.244
(-)
2.180
(-)
2
(-)
DeNA
69646 0.519
(↑0.004)
13.5
(-)
4479
(+5)
434
(+4)
103
(-)
63
(-)
0.242
(-)
2.870
(↓0.01)
3
(-)
巨人
67693 0.493
(↓0.003)
17
(↓1)
4441
(+4)
445
(+5)
94
(+1)
51
(-)
0.248
(-)
2.930
(↓0.01)
4
(-)
中日
61762 0.445
(↓0.004)
23.5
(↓1)
4390
(+2)
449
(+6)
79
(-)
79
(-)
0.231
(-)
2.950
(↓0.01)
5
(-)
広島
59755 0.440
(↓0.004)
24
(↓1)
4436
(+1)
475
(+11)
71
(-)
56
(-)
0.247
(-)
3.130
(↓0.05)
6
(-)
ヤクルト
53776 0.408
(↑0.005)
28
(-)
7414
(+11)
538
(+1)
83
(-)
58
(-)
0.235
(↑0.002
3.590
(↑0.02)