1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ロッテ | 3 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 14 | 0 | 0 |
ORIX | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 4 | 11 | 0 | 1 |
勝利投手:ボス(3勝9敗0S) (セーブ:横山 陸人(2勝4敗11S)) 敗戦投手:曽谷 龍平(8勝7敗0S) 本塁打 |

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◆ロッテは初回、ソトが走者一掃の適時二塁打を放ち、3点を先制する。4-0となって迎えた4回表には、西川の2点適時打が飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・ボスが6回5安打無失点の好投で今季3勝目。敗れたオリックスは、9回に森の3ランなどで2点差に迫るも及ばなかった。
◆ロッテのルーキーの西川史礁外野手(22)が今季37度目のマルチ安打をマークした。「1番左翼」で先発出場。初回の第1打席で内野安打で出塁し、先制につなげた。2回の第2打席では1死一、三塁の好機で打席が回ってきたが二-遊-一の併殺打に倒れた。4回の第3打席。1死二、三塁と再び好機で回ってきた西川は「前の打席がチャンスで1本出せず悔しかったので、なんとかここで1本と思って打席立ちました」と今度は左前2点適時打を放った。
◆オリックス曽谷龍平投手(24)が3回4失点で降板した。不運なアクシデントからの復帰登板。前回登板の14日ソフトバンク戦で、相手打者の折れたバットが胸を直撃。「胸部打撲」で出場選手登録を抹消されていた。満を持して臨んだマウンドだったが、立ち上がりに連打と死球で無死満塁の大ピンチを招き、ソトに走者一掃の適時二塁打を打たれて3失点。3回にも1死三塁からの暴投で4点目を失った。4回から高島が2番手でマウンドに上がった。
◆ロッテの先発オースティン・ボス投手(33)は6回5安打無失点と好投し、4月25日以来5カ月ぶりの勝ち投手の権利を持って降板した。初回から安打を許したものの、危なげなくアウトを重ねた。6回には太田と頓宮に安打を浴び2死二、三塁のピンチを招いたが中川を三ゴロに抑えた。さらに、5回を抑えたところで21日日本ハム戦(エスコンフィールド)の7回から34イニング連続無失点。球団記録の33イニングを更新した。
◆オリックスの連勝が4で止まった。先発の曽谷龍平投手(24)の投球が誤算だった。立ち上がり、連打と死球で無死満塁の大ピンチを背負い、ソトに走者一掃の適時二塁打を浴びていきなり3失点。3回は1死満塁からの暴投で4点目を失った。前回登板の14日ソフトバンク戦で、相手打者の折れたバットが胸部を直撃。「胸部打撲」で出場選手登録を抹消された。不運なアクシデントを乗り越えてマウンドに戻ってきたが、3回4失点で4回から高島にマウンドを譲った。高島も4回、先頭の佐藤への四球から1死二、三塁とされ、西川の適時打で2点を失った。打線は塁上に走者を出しながらも適時打が出ず、9回に1点を返すのがやっとだった。
◆ロッテは快勝で今季初の4連勝。21日日本ハム戦(エスコンフィールド)の7回からこの日の8回まで37イニング連続無失点。球団記録の33イニングを更新した。先発オースティン・ボス投手(33)は6回5安打無失点と好投し、4月25日以来5カ月ぶりの白星を挙げた。初回から安打を許したものの、危なげなくアウトを重ねた。6回には太田と頓宮に安打を浴び2死二、三塁のピンチを招いたが中川を三ゴロに抑えた。打線は序盤から攻め立てた。初回、無死満塁の場面でネフタリ・ソト内野手(36)が左中間への適時二塁打を放ち3点を先制。3回には1死から岡大海外野手(34)が三塁打を放ち相手の暴投の間に生還。4回には1死二、三塁の場面で西川史礁外野手(22)が左前適時打を放ち、点差を広げた。西川が37度目のマルチ安打を記録。藤岡裕大内野手(32)、高部瑛斗外野手(27)が猛打賞をマークした。
◆ロッテの先発オースティン・ボス投手(33)は6回5安打無失点と好投し、4月25日以来5カ月ぶりの白星を挙げた。初回から安打を許したものの、危なげなくアウトを重ねた。6回には太田と頓宮に安打を浴び2死二、三塁のピンチを招いたが中川を三ゴロに抑えた。9回に登板した菊地吏玖投手(25)が打ち込まれ6点差を2点差まで詰められたが、代わった横山陸人投手(24)が試合を締めた。今季初の4連勝で、21日の日本ハム戦(エスコンフィールド)の7回からこの日の8回まで37イニング連続無失点。球団記録の33イニングを更新した。吉井理人監督(60)は「菊地はボール先行になってバッター有利になっていた。(22日日本ハム戦で登板した)河村から始まって、みんなストライク先行してくれた。そしたらやっぱりゲームもああいう風に進むのかな。これは基本中の基本なんで、みんなでまたしっかり共有して、明後日からもそれを目標にやっていきたい」と話した。打線は序盤から攻め立てた。初回、無死満塁の場面でネフタリ・ソト内野手(36)が左中間への適時二塁打を放ち3点を先制。3回には1死から岡大海外野手(34)が三塁打を放ち相手の暴投の間に生還。4回には1死二、三塁の場面で西川史礁外野手(22)が左前適時打を放ち、点差を広げた。西川が37度目のマルチ安打を記録。藤岡裕大内野手(32)、高部瑛斗外野手(27)が猛打賞をマークした。それでも5位西武が日本ハムに勝利したため、最下位が確定した。吉井監督は「これは結果なんで、しっかり受け止めて、残りの試合全部勝つつもりでやります」と切り替えた。
◆オリックス森友哉捕手(30)がプロ1年目の14年から12年連続の本塁打を放った。西武時代の20年9月26日楽天戦以来の先発8番で出場し、5点を追う9回無死一、三塁で右翼ポールを直撃する今季1号。36打席連続無安打で迎えた中での一撃に「プロ野球人生で得た引き出しすべて開けてやったんですけど、何もヒットしない。なんとかチームのためにと思いながらやってる中で今日出たというのは、少しホッとはします」と明かした。3位を争う楽天との27日からの直接対決を前に、中心打者が息を吹き返した。互いの勝敗次第で27日にもAクラスが確定する。
◆ロッテ藤岡裕大内野手(32)が猛打賞をマークした。初回に中前打を放つと、3回の第2打席では左翼への二塁打を記録。5回にも中前打を放ち3打席連続安打とした。9月の月間打率を3割9分1厘。「悪くないし、良い状態を継続できてる。ボール球は振らないようにはしてますけど、それがいい感じになってる。打ちに行く中でしっかり見極められている」と冷静に分析した。ただ、チームは今季初めて4連勝したものの、最下位が確定。「前半ほんとに情けない成績がずっと続いたんで、キャプテンとしてファンの皆さんに申し訳ない」と話した。
◆ロッテの先発オースティン・ボス投手(33)は6回5安打無失点と好投し、4月25日以来5カ月ぶりの白星を挙げた。初回から安打を許したものの、危なげなくアウトを重ねた。6回には太田と頓宮に安打を浴び2死二、三塁のピンチを招いたが中川を三ゴロに抑えた。「今シーズン最後の登板なのでしっかりと自分の持ってるもの出そうと試合に入って、いいピッチングができてうれしい」5回を抑えたところで、21日日本ハム戦(エスコンフィールド)の7回から34イニング連続無失点となり、球団記録の33イニングを更新した。「素晴らしい記録だと思いますし、ピッチャーみんなが作った記録だと思いますんで、本当に感慨深い」と語った。来季については「いろんな選択肢もあると思いますし、シーズンをしっかり戦って、シーズンが終わってからの話になる」と話すにとどめた。
◆背番号18が3年ぶりに1軍に帰ってきた。ロッテ・二木康太投手(30)が24日から出場選手登録され、ブルペンで待機している。2023年2月の練習試合で負った右太もも肉離れを皮切りに、立て続けにけがに見舞われ、最後の1軍マウンドは22年9月24日のソフトバンク戦となっている二木。20年には9勝を挙げ、翌21年は開幕投手を任された実績の持ち主だが、現在はロングリリーフが持ち場となっている。「1イニングとかではなくて、やっぱり長い回を投げるっていうのも自分の仕事だと思うんで、そこはしっかりと与えられたところで力を出していければな、と思います」と話す。けがとの戦いが続いたこの3年間だが、「状態は良くなっているというか、最近も結構いい感じで投げられているので、自信を持っていきたいです。内容どうこうよりも、0点でしっかり帰ってくるっていうのが一番。しっかりゼロで抑えていきたいです」23日には36歳の唐川が今季初先発で7回無失点の好投を見せた。30歳右腕も来季のためにも存在感を発揮する。(片岡将)
◆オリックスは投手陣が崩れて最下位のロッテに敗れた。胸部の打撲から復帰し、中10日で先発した曽谷が3回8安打4失点でKO。2番手で登板した高島は4回2失点でまとめたが、6点のビハインドが展開に重く響いた。六回に2死二、三塁の好機を作るも中川が三ゴロに凡退。九回に連打で無死一、三塁とし、杉本が適時打でようやく得点。その後も一、三塁とチャンスが続き、36打席無安打と不振だった森が右翼ポール直撃の今季1号3ランで2点差に詰め寄った。
◆ロッテが6位確定。今季初の4連勝とし、6回無失点のボスが5カ月ぶりの白星となる3勝目を挙げた。一回にソトの3点二塁打で先制し、4―0の四回は西川の2点打で加点。曽谷が乱調だったオリックスは連勝が4で止まった。
◆史上初の新人首位打者もあるぞ!! ロッテのドラフト1位・西川史礁(みしょう)外野手(22)=青学大=はオリックス戦(京セラ)に「1番・左翼」で先発し、5打数2安打2打点の活躍。規定打席に到達する可能性は高く、新人王争いはもちろん、首位打者争いにも顔を出しそうだ。一回、ボテボテのゴロと打ち取られながらも三塁内野安打で出塁し、四回1死二、三塁の第3打席では左前に弾き返して2点打。結果的に2点差まで追い上げられただけに、大きな適時打となった。この試合で5打席が回り、420打席で規定打席数443まで残り6試合で23打席。目下、1番で起用されている西川には十分可能な数字だ。「自分の力だけじゃなくて、毎試合のように5打席打つことはできない。周りの先輩方もすごくありがたい」と西川。この試合で打率は・282に上昇し、試合前の打率ランクでは4位相当となる。これまでのプロ野球で新人による首位打者獲得は例がない。史上初への挑戦がいま、まさに進行中だ。(片岡将)
◆先発のボスが6回無失点と好投するなど八回まで零封し、球団記録の連続イニング無失点記録33を37まで伸ばしたが、九回に4番手菊地が森の一発を含む4連打を浴びて4失点。チームは今季初の4連勝としたが5位西武が勝ったため、2017年以来8年ぶりの最下位が決定した。吉井監督は「これは結果なんでね。しっかり受け止めて、残りの試合を全部勝つつもりでやります」と前を向いた。
◆オリックスの森がようやく今季初本塁打を放ち、プロ入りから12年連続アーチとした。0―6の九回に1点返し、なお無死一、三塁。フルカウントから内角直球を振り抜き、右翼ポール直撃の強烈な3ランとし「とりあえず一本出たのはうれしい」と喜んだ。かつての首位打者は相次ぐけがに泣き、今季47試合目の出場。今月の復帰後も打撃低調だったが、出場10試合ぶりの安打が豪快な一発となり「僕がほっとしている以上にみんなが喜んでくれた。もっと引っ張っていけたら」と吹っ切れた様子で話した。
◆バットを振りぬき、白球が右翼ポールに跳ね返る。手に残る確かな感触と仲間からの「おかえり!」という祝福の声が復活への薬だ。オリックス・森友哉捕手(30)が九回に今季1号&12年連続となる3ランを放ち、主力としての意地と執念を見せた。「とりあえず1本出たのはうれしい。でも、まだ理想(の打ち方)ではないというか、ちょっと修正しながらですね」試合に敗れはしたものの、チームの誰よりも自分自身が待ち望んでいた一本がようやく飛び出し、安堵した表情で振り返った。苦しみ抜いた半年間だった。開幕前の3月に右脇腹を痛めて出遅れ5月に1軍に初昇格するも、7月に右太もも裏を痛めて再び戦線離脱。リハビリを経て9月8日に1軍に再び復帰したが、いばらの道が待っていた。9日のロッテ戦(ZOZOマリン)で2安打して以降は快音から遠ざかった。この日に本塁打を打つまで36打席無安打。今月20日からのソフトバンクとの4連戦(みずほペイペイ)の試合後には宿舎に帰らず、一人球場に残って素振りを繰り返した。「年を取るにつれて、(練習の)数よりは質を求めてやるようになってきたところで、もう一回見つめ直して、数をやろうと。数をやって体を疲れさせて、その中で何か得るものがあれば」。とにかく必死に汗を流して復調のヒントを模索した。安打が出なかったこの2週間は「嫌にはなる。何をやってもいい結果が出ないので。僕のプロ野球人生の中の得た引き出しを全て開けて(練習などを)やったけど、何もフィットしない。試練なのかなと」と1165本の安打を積み上げてきた男もさすがに堪えた。23日のソフトバンク戦前には岸田監督や福良GMから「(結果が出なくても)気にしてへんからな」と言葉をかけられ、重荷を下してくれた。「すごくやりやすさもあったし、期待に応えたかった」。シーズンは残り7試合。クライマックスシリーズ進出をかけて戦いが続くなかで「もう死に物ぐらいでやるしかない」と覚悟をにじませた。

<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
82 | 51 | 4 | 0.617 (↑0.003) | M2 (↑2) |
6 | 523 (+6) | 378 (-) | 92 (-) | 97 (-) |
0.256 (↑0.001) | 2.420 (↑0.02) |
2 (-) |
日本ハム |
79 | 56 | 3 | 0.585 (↓0.005) | 4 (↓1) |
5 | 532 (+4) | 397 (+5) | 126 (+2) | 72 (+1) |
0.249 (-) | 2.550 (↑0.02) |
3 (-) |
ORIX |
69 | 64 | 3 | 0.519 (↓0.004) | 13 (↓1) |
7 | 467 (+4) | 492 (+6) | 94 (+1) | 57 (-) |
0.254 (-) | 3.360 (↓0.02) |
4 (-) |
楽天 |
64 | 69 | 2 | 0.481 (↓0.004) | 18 (↓1) |
8 | 425 (-) | 495 (+6) | 70 (-) | 105 (-) |
0.246 (↓0.001) | 3.360 (↓0.01) |
5 (-) |
西武 |
61 | 71 | 3 | 0.462 (↑0.004) | 20.5 (-) |
8 | 382 (+5) | 424 (+4) | 75 (+1) | 87 (+1) |
0.233 (-) | 2.890 (↓0.01) |
6 (-) |
ロッテ |
55 | 79 | 3 | 0.410 (↑0.004) | 27.5 (-) |
6 | 432 (+6) | 538 (+4) | 73 (-) | 67 (-) |
0.242 (↑0.001) | 3.640 (-) |
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