1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 |
ロッテ | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | X | 5 | 14 | 0 | 1 |
勝利投手:木村 優人(3勝2敗1S) 敗戦投手:菅井 信也(5勝5敗0S) 本塁打 |

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◆ロッテは2回裏、池田のソロで先制に成功する。その後は5回に岡の適時打、6回には友杉と西川の適時打が飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・木村が9回無失点の快投。プロ初完封で今季3勝目を飾った。敗れた西武は、先発・菅井が試合をつくれず、打線も沈黙した。
◆ロッテのドラフト1位ルーキー西川史礁外野手(22)が、26本目の二塁打をマークした。初回は空振り三振に倒れたものの、3回の第2打席で無死一塁から西武先発菅井のチェンジアップを左翼への二塁打にした。これで、パ・リーグの新人では歴代単独3位に浮上した。9月17日オリックス戦から「1番」に座り、規定打席の到達も近づいている。
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◆ロッテの先発木村優人投手(20)が7回途中まで完全投球を続けた。7回1死で滝沢に中前打を許したが、その力投にスタンドから大きな拍手が湧き起こった。前回登板の16日オリックス戦(京セラドーム)では5回7失点(自責5)、さらにその前の4日、日本ハム戦(ZOZOマリン)でも6回6失点と、悔しい結果が続いていた。「自分の投球をすることを第一に考えて、前回は悔しい思いをしたので、やり返す気持ちで頑張ります」と、試合前から強い決意を抱いてマウンドに上がっていた。
◆5位西武が最下位ロッテに連敗し、CS進出消滅の「半歩」手前まで追い詰められた。西武はこれで今季は残り9試合となり、仮に全勝しても最終成績は69勝71敗3分けとなる。現在3位のオリックス、4位楽天と合わせた3チームが、全く同じ69勝71敗3分けで並ぶ可能性がわずかながら残されている。その場合は3球団間の対戦成績や勝率の関係上、西武が3位になる可能性がある。とはいえ、この連敗が致命傷ともいえる。若手左腕の菅井信也投手(22)を約1カ月半ぶりに先発起用したものの、2回にロッテ池田に先制ソロを許した。その後も安定せず、6回途中5失点で降板となった。前日ロッテの36歳唐川のカットボールに対応できなかった打線は、この日は20歳木村の躍動感ある投球に押される一方。7回1死で滝沢夏央内野手(22)が安打を記録するまで、1人の走者を出すこともできなかった。
◆ロッテが3連勝した。先発木村優人投手(20)がプロ2年目で初の完封勝利を果たした。さらに、今季チーム初の完封勝利投手となった。7回途中まで完全投球を続ける圧巻のマウンドだった。7回1死で滝沢に中前打を許したが、その力投にスタンドから大きな拍手が湧き起こった。9回を投げきり3安打7奪三振無失点と7月2日以来の白星で3勝目を挙げた。打線も木村の好投に応えた。2回に池田来翔内野手(25)のソロ本塁打で先制。5回には1死満塁から岡大海外野手(34)の適時中前打で追加点を挙げた。6回にも1死二、三塁から友杉篤輝内野手(24)、西川史礁外野手(22)の連続適時打でさらに突き放した。木村優人(きむら・ゆうと) 2005年(平17)6月1日、茨城県土浦市生まれ。霞ケ浦では投手兼外野手としてプレー。3年夏は県大会決勝で敗れ、3年間で甲子園には届かず。23年のU18W杯で日本代表入り。同年ドラフト3位でロッテ入団。25年3月30日のソフトバンク戦でプロ初登板。184センチ、92キロ。右投げ左打ち
◆ロッテ西川史礁外野手(22)が8度目の3安打猛打賞を記録した。4-0の6回1死一、三塁、西武糸川のシンカーを捉え左翼線へ適時二塁打を放った。「サブローさんに絶対打てと言われたので、絶対打ってやろうと思った。ゾーンをしっかり上げてうまく運ぶことができた」とヘッドコーチの言葉に奮起した。今季27本目の二塁打は、リーグトップの数字。2位のオリックス西川、中川との差を4本に広げた。「あまり意識せずに、とにかくヒットを打ちに行って、その結果ツーベースが積み重なっている。これからも伸ばしていけるように」と淡々と話した。3回には左翼線へ二塁打、5回には直球を詰まりながらも一塁後方へ運んだ。「ここ最近ヒット出ていなかったので、緊張した」。17打席ぶりの安打を皮切りに、8月27日オリックス戦以来の3安打猛打賞。打率は2割8分まで持ち直した。規定打席到達まで残り7試合で28打席。ドラフト1位ルーキーは、新人王に向け突き進む。
◆ロッテ木村優人投手(20)が7回1死までパーフェクト投球を見せ、散発3安打でプロ初完封。今季3勝目を手にした。木村は霞ケ浦から23年ドラフト3位で入団した高卒2年目。ドラフト制後、ロッテの高卒新人が完封した例はなく、高卒2年目の初完封は球団最速タイで69年村田兆治、90年前田幸長、09年唐川侑己(いずれもドラフト1位)に次ぎ4人目となった。チームで1人の投手が完封したのは136試合目で今季初。完封投手が1人もいなかった23年を除き、チームでは17年の118試合目を更新して最も遅い。これで22日の日本ハム戦からチーム3試合連続完封の球団タイ記録(10年以来15年ぶり5度目)をマークした。木村優人(きむら・ゆうと) 2005年(平17)6月1日、茨城県土浦市生まれ。霞ケ浦では投手兼外野手としてプレー。3年夏は県大会決勝で敗れ、3年間で甲子園には届かず。23年のU18W杯で日本代表入り。同年ドラフト3位でロッテ入団。25年3月30日のソフトバンク戦でプロ初登板。184センチ、92キロ。右投げ左打ち
◆ロッテが西武に快勝し、3連勝した。先発木村優人投手(20)は立ち上がりから安定感抜群の投球を披露した。150キロを超える直球にカットボール、チェンジアップなど変化球を効果的に交え、打者を手玉に取った。7回1死まで1人の走者も許さない完全投球。滝沢に中前打を許して大記録達成とはならなかったが、その力投にスタンドから大きな拍手が湧き起こった。プロ入り後最長の9回を投げきり3安打7奪三振無失点。今季のチーム初完封を高卒2年目のホープが決めた。吉井理人監督(60)は「真っすぐ主体のピッチングですごく良かった」と、たたえた。これまでよりも登板間隔を詰め、初めて中7日で先発に送り出した。「育成プログラム中の選手なので、体力強化も含め中14くらいで投げさせていた。いずれ中6日で回ってもらわなきゃいけない選手なので。1回試してみようと思った。うまく投げてくれた」。初完封、自己最多の123球を投じるまでマウンドを託した。「あまりにも良い試合だった。なかなか完封する機会ってないんで、ここは狙わせてあげたいと思って。5回くらいかな、125から130球くらいまでは大丈夫と思って。球数は試合中に考えました」と20歳の初完封を演出した。
◆西武が最下位ロッテに連敗し、わずかな可能性こそ残すもののCS進出は絶望的となった。2夜連続で相手先発を打てない展開で、シーズン負け越しが決定。西口文也監督(52)は「打線も浮き沈みが激しかった。経験の差かなと思います」と現状を受け止めた。25日からは本拠地で日本ハム、ソフトバンクと4連戦。「優勝争いしているチームにのみ込まれないように」と選手たちに強い気持ちを求めた。
◆9回、登場曲「開幕宣言」が鳴り響いた。大歓声を背にロッテの20歳右腕・木村優人投手が、力強くマウンドへ向かった。「曲を聞いて気分も上がった。絶対に抑える気持ちだった」。その言葉通り、圧巻の投球を披露した。7回1死まで走者を許さず。西武滝沢に中前打を浴びるも9回3安打7奪三振で無失点。プロ2年目で初の完封勝利を手にし、これが今季チームにとっても初完封となった。吉井監督は「初回から真っすぐ主体のピッチングで素晴らしかった。この経験は大きい。プロでも完投、完封できることが分かった。自信を持って次も投げてもらいたい」と若きエース候補をたたえた。直近は悔しい登板が続いていた。16日のオリックス戦では5回7失点。4日の日本ハム戦も6回6失点で「春先の感覚が薄れていた」が「しっかり修正して投げた」。憧れの先輩がいる。母校霞ケ浦(茨城)の先輩、広島遠藤だ。自宅は徒歩10分ほどの近さで兄が同級生。幼いころから公園でキャッチボールをし、昨年末にも一緒に腕を振った。「1軍の投手のボールのキレとかバッターの違い、駆け引きや球の強さを学べた。一つ一つ積み重ねる大切さを確認できた時間だった」と成長につなげた。「この1年間は自分の中でプラスな1年間だった。無駄にすることなく来年につなげて、自分のピッチングの確率を上げていきたい」。まだ20歳。プロ野球人生の幕は、開いたばかりだ。【星夏穂】木村は霞ケ浦から23年ドラフト3位で入団した高卒2年目。ドラフト制後、ロッテの高卒新人が完封した例はなく、高卒2年目の初完封は球団最速タイで69年村田兆治、90年前田幸長、09年唐川侑己(いずれもドラフト1位)に次ぎ4人目となった。チームで1人の投手が完封したのは136試合目で今季初。完封投手が1人もいなかった23年を除き、チームでは17年の118試合目を更新して最も遅い。これで22日の日本ハム戦からチーム3試合連続完封の球団タイ記録(10年以来15年ぶり5度目)をマークした。木村優人(きむら・ゆうと) 2005年(平17)6月1日、茨城県土浦市生まれ。霞ケ浦では投手兼外野手としてプレー。3年夏は県大会決勝で敗れ、3年間で甲子園には届かず。23年のU18W杯で日本代表入り。同年ドラフト3位でロッテ入団。25年3月30日のソフトバンク戦でプロ初登板。184センチ、92キロ。右投げ左打ち
◆ロッテのオースティン・ボス投手(33)は25日のオリックス戦(京セラ)で今季最後の登板を迎える。来日1年目の右腕は自身8連敗中。推定年俸3億円の大物助っ人は苦難の連続だった異国での挑戦を振り返った。12日の楽天戦は5回5失点でKOされ、翌13日に出場選手登録を抹消された。ここまでの21登板で2勝9敗、防御率4・16は決して年俸に見合った働きとは言い難い。「前半戦の好調時と、後半戦は調子悪かったっていう、はっきり2つがクローズアップされたシーズンだった」と振り返った右腕。確かに、4月から6月にかけて7試合中6試合で6回以上を投げて1失点以内に抑える好調の期間が続いたが、暑さが本格化した6月下旬以降は中盤までに打ち込まれる試合が続いた。「米国のファンも情熱的な人はいますが、それ以上に、日本のファンの自分のチームを応援する情熱は、どこにも負けない。そして日本人のホスピタリティー、親切心は野球以外のところでも、身をもって家族ともども感じました」と日本での経験を振り返った。「最後の試合になるかもしれませんが、自分のピッチングをして、しっかりとした結果を出したい」。日本での経験を求めて海を渡ってきた右腕は最後まで紳士的に語った。(片岡将)
◆ロッテの2年目右腕、木村優人投手(20)が6回パーフェクトピッチングを継続中。16日のオリックス戦以来、自身初の中7日で登板した木村は立ち上がりから安定した投球を展開。最速152キロの直球とカットボール、カーブ、チェンジアップ、フォークを織り交ぜながら六回までに6つの三振を奪っている。「自分の投球をすることを第一に考えて、前回悔しい思いをしているので、やり返す気持ちで頑張ります」と5回7失点(自責点5)に終わった前回登板のリベンジを期しての今季最終登板。恐るべき20歳が才能の片りんを見せつけている。
◆ロッテの木村がプロ初完封で3勝目を挙げた。緩急を使った投球で3安打で7奪三振。七回1死まで出塁を許さなかった。打線は二回に池田のソロ本塁打で先制し、五回以降も岡の2点打などで加点した。西武は打線が振るわなかった。
◆3試合連続無安打中のロッテ・西川史礁外野手(22)が5打数3安打1打点の活躍だった。20日の日本ハム戦の第4打席からこの日の第1打席まで16打席連続で無安打だったが、三回の第2打席に左翼線を破る痛烈な二塁打を放つと、五回には右翼線に詰まりながらもポトリと落とす安打(一塁内野安打)。六回1死一、三塁ではリーグトップを走る27本目の二塁打を、またも左翼線に放ってダメ押しの5点目を挙げ、8度目の猛打賞を記録した。これで打率は・280まで上昇。「ここ最近ヒットが出ていなかったんで、すごく緊張したんですけど、1本目が出た時にちょっとほっとして、そこからうまく固め打ちができた」と笑顔が弾けた。楽天・宗山、西武・渡部聖、日本ハム・達らと争う新人王争いは激化の一途。どれだけ固め打ちを続けてインパクトを残せるか。
◆ロッテの2年目・木村優人投手(20)がプロ初完封で3勝目を挙げた。最速152キロの直球で押し、七回1死まで完全投球。滝沢に中前打を許して偉業こそ途絶えたものの、3安打1四球で投げ切り「走者を出しても、ゾーンにしっかり強い真っすぐを投げれば大丈夫だと思っていた」と振り返った。チームにとっても今季初完封。吉井監督は「この経験はすごく大きい」と大きくうなずいた。

<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
81 | 51 | 4 | 0.614 (↑0.003) | M4 (↑1) |
7 | 517 (+8) | 378 (+3) | 92 (-) | 97 (-) |
0.255 (↑0.001) | 2.440 (↓0.01) |
2 (-) |
日本ハム |
79 | 55 | 3 | 0.590 (-) | 3 (↓0.5) |
6 | 528 (-) | 392 (-) | 124 (-) | 71 (-) |
0.249 (-) | 2.570 (-) |
3 (-) |
ORIX |
69 | 63 | 3 | 0.523 (-) | 12 (↓0.5) |
8 | 463 (-) | 486 (-) | 93 (-) | 57 (-) |
0.254 (-) | 3.340 (-) |
4 (-) |
楽天 |
64 | 68 | 2 | 0.485 (↓0.004) | 17 (↓1) |
9 | 425 (+3) | 489 (+8) | 70 (-) | 105 (-) |
0.247 (-) | 3.350 (↓0.04) |
5 (-) |
西武 |
60 | 71 | 3 | 0.458 (↓0.004) | 20.5 (↓1) |
9 | 377 (-) | 420 (+5) | 74 (-) | 86 (-) |
0.233 (-) | 2.880 (↓0.02) |
6 (-) |
ロッテ |
54 | 79 | 3 | 0.406 (↑0.004) | 27.5 (-) |
7 | 426 (+5) | 534 (-) | 73 (+1) | 67 (-) |
0.241 (↑0.002) | 3.640 (↑0.03) |
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