ソフトバンク(★0対1☆)オリックス =リーグ戦23回戦(2025.09.22)・みずほPayPayドーム福岡=
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ORIX
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ソフトバンク
0000000000400
勝利投手:入山 海斗(2勝0敗0S)
(セーブ:才木 海翔(2勝1敗4S))
敗戦投手:松本 裕樹(5勝2敗0S)

本塁打
【オリックス】杉本 裕太郎(16号・8回表ソロ)

  DAZN
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◆オリックスは両軍無得点で迎えた8回表、杉本のソロで試合の均衡を破る。投げては、先発・エスピノーザが6回無失点7奪三振の好投。その後は3人の継投で完封リレーを展開し、2番手・入山が今季2勝目を挙げた。敗れたソフトバンクは、先発・大津が6回無失点と好投するも、打線が4安打無得点と沈黙した。

◆ソフトバンク柳田悠岐外野手(36)が、1軍に合流した。約5カ月ぶりの復帰に「転校生の気分です」と"ギータ節"を飛ばした。試合前のフリー打撃では柵越えを連発。状態について「普通ぐらいに上がっていると思う。1軍の試合に出られるか分からないですけど、出たらドキドキすると思います。いい準備をしようかなと思います」と笑顔で話した。プロ15年目の今季は開幕3番DHスタートも、4月11日のロッテ戦(ZOZOマリン)で右すね付近に自打球が直撃。「右脛骨(けいこつ)骨挫傷」の診断を受け、同12日に出場選手登録を抹消された。その後はリハビリを経て、8月29日のウエスタン・リーグ広島戦(タマスタ筑後)で実戦復帰。19日の同阪神戦では負傷後初めて左翼守備にも就いた。2軍では計16試合に出場し、打率2割2分5厘、0本塁打、6打点だった。チームは優勝マジックを「7」としながらも、現在2連敗中。2位日本ハムに2・5ゲーム差と迫られ、背番号9が停滞ムードを払拭させる。

◆ソフトバンク柳田悠岐外野手(36)が1軍に復帰した。「右脛骨(けいこつ)骨挫傷」から再起。この日に出場選手登録され「2番DH」でスタメン出場する。腰の張りを訴えていた近藤健介外野手(32)は8月29日ロッテ戦以来となる右翼でのスタメンとなった。柳田に代わって笹川吉康外野手(23)が登録抹消された。

◆ソフトバンク牧原大成内野手(32)が超ファインプレーを見せた。「7番中堅」でスタメン出場。1回2死、太田の放った中前に落ちそうな打球をダイビングキャッチした。オリックスベンチはリプレー検証を要求したが、判定は覆らずにノーバウンド捕球と認められた。牧原大の中堅守備は8月20日の西武戦以来1カ月ぶり。二塁が主戦場だが、久々のセンター守備でブランクを感じさせない動きを披露した。

◆デーゲームの日本ハムが敗れ、ソフトバンクの優勝マジックが1つ減って6となった。ホークスはこの日本拠地でオリックスとのナイターゲーム(18時開始)に臨む。現在2連敗中も、勝利で優勝マジックはさらに1つ減って5となる。

◆ソフトバンク柳田悠岐外野手(36)が「2番DH」で1軍に帰ってきた。初回1死で迎えた第1打席。「柳田悠岐」のアナウンスに大きな拍手が響いた。約5カ月ぶりの戦列復帰だ。鷹党もこの瞬間を待ち望んでいた。ただ、結果は見逃し三振に倒れた。2球で追い込まれ、フルカウントからの6球目。オリックス・エスピノーザの真ん中低めツーシームに手が出なかった。気持ちは高ぶっていた。試合前のフリー打撃で快音を連発。バックスクリーンへ放り込むなど、代名詞のフルスイングを披露した。久しぶりの1軍舞台に「転校生の気分」と"ギータ節"も飛ばした。状態は「普通ぐらいには上がっている。(試合に)出たらドキドキすると思います」。今季でプロ15年目。チーム最年長プレーヤーが少しソワソワしていた。道のりは長かった。4月11日のロッテ戦(ZOZOマリン)で右すね付近に自打球が直撃。「右脛骨(けいこつ)骨挫傷」の診断を受け、同12日に出場選手登録を抹消された。「ケガのキャリアハイでした」。約2週間は私生活にも支障が出るほどの激痛に苦しんだ。当初は5月上旬頃の復帰見込みも、大幅に遅れた。それでも「修行と思って」。弱音を吐かず、前を向き続けた。8月29日のウエスタン・リーグ広島戦(タマスタ筑後)から実戦復帰。16試合の2軍戦に出場し、シーズン最終盤にようやく間に合わせた。チームの優勝マジックは1桁台に突入し、リーグ連覇のカウントダウンが進む。百戦錬磨の背番号9が、Vへのラストピースとなる。【佐藤究】

◆ソフトバンクが満塁機でまたも凡退した。5回の2死満塁では柳町が二ゴロ、6回の1死満塁では海野が空振り三振、川瀬が三ゴロに倒れた。これで今カードは6度の満塁機で全て無得点となった。

◆首位ソフトバンクが3位オリックスに競り負け、3連敗を喫した。0-0で迎えた8回から3番手で登板した松本裕樹投手(29)が手痛い1発を許した。先頭のオリックス杉本に先制ソロ被弾。カウント1-1からの3球目、真ん中の低めスライダーを左翼スタンドへ運ばれた。打線は、絶好の満塁機で今日も無得点だった。5回2死満塁から柳町達外野手(28)が二ゴロ。6回1死満塁で海野隆司捕手(28)が空振り三振、続く川瀬晃内野手(28)は三ゴロに倒れた。今カード6度の満塁機で全て無得点と決定打を欠いた。先発マウンドに上がった大津亮介投手(26)は6回を3安打無失点、5奪三振の好投も、連敗ストップにはつながらなかった。デーゲームの日本ハムが敗れたため、優勝マジックが1つ減って6。ゲーム差は2・5のままとなった。

◆3位オリックスは今季初のソフトバンク戦3連勝&カード勝ち越しを飾った。打線はソフトバンク先発の大津を前に4回まで無安打。5回に先頭の頓宮裕真捕手(28)が左中間へ二塁打を放つも、後続がつながらなかった。先発のアンダーソン・エスピノーザ投手(27)は自身初のみずほペイペイドームで粘投。5回は2死満塁、6回も1死満塁とピンチを背負うも、得点は許さず。6回4安打無失点、7奪三振と試合をつくった。0-0の8回、杉本裕太郎外野手(34)がソフトバンク松本裕の低めスライダーを左翼へ16号ソロ。「(打席の中で)粘ってしっかりと打ち返すことができました!エスピー(エスピノーザ)ががんばって投げていましたし、なんとかしたいという思いだけで打ちました!」。通算99号を放ち、敵地で昇天ポーズを決めた。主砲の1発で均衡を破り、3連勝に導いた。

◆ソフトバンク周東佑京内野手(29)は2試合連続で欠場となった。18日の日本ハム戦で死球を受けた背中に痛みが出ており、この日は福岡県内の病院を受診。出場選手登録は抹消されず、別メニューで調整した。小久保裕紀監督(53)は「抹消はしない。スタメンは無理かもしれないけど、ベンチに入れます。戦力として見ています」と説明した。

◆ソフトバンクが3連敗を喫した。3試合いずれも1点差負けだ。この日も満塁の好機を生かせなかった。ソフトバンクは20日オリックス戦から4-5、1-2、0-1と1点差で3連敗。ソフトバンクがすべて1点差で3連敗したのは今年の4月17~19日以来だが、本拠地で3試合続けて1点差負けは、大阪球場時代の82年8月13~15日ロッテ戦(5-6、2-3、2-3)以来43年ぶり。ソフトバンクの最近の満塁での打撃成績は18日日本ハム戦 三振、三振、四球、二ゴ、二ゴ20日 三振、中飛、三振21日 三振、二ゴ、三振、一邪、三振22日 二ゴ、三振、三ゴ満塁では15打数無安打と、好機を生かせていない。

◆3位オリックスは主砲の1発で均衡を破り、今季初のソフトバンク戦3連勝&カード勝ち越しを飾った。0-0の8回、杉本裕太郎外野手(34)がソフトバンク松本裕の低めスライダーに体勢を崩されながらも、左翼スタンドに運んだ。3日の同戦(みずほペイペイドーム)以来となる16号ソロで試合を決めた。「チームメートもホークスの選手も、守っていてホームラン狙ってそうなバッターがいっぱいいたので、僕もそれに乗っかって、ホームラン打ちたいなと。こういうピッチャーがすごい時はホームランで決着がつくことが多いので」接戦を制し、岸田護監督(44)も「(本塁打を)狙いにいって打てるのは経験が出ていますよね。さすがだなと思います」とたたえた。これが背番号と同じ通算「99」号。100本塁打に王手をかけた。プロ10年目での大台到達には「そこはあまり気にせず、大事なところで打てるようにがんばりたい」と引き締めた。

◆ソフトバンク大津亮介投手(26)が、連続無失点を24イニングに伸ばした。オリックス戦に先発して6回3安打無失点。「変に意識はしていないけど、投げる試合は0で抑える気持ちでやっているので」。打線の援護なく今季6勝目はお預けとなったが、先発の役割は十分に果たした。細身から投げ込む力強い直球とチェンジアップを中心に相手打線を翻弄(ほんろう)。4回までは打者12人をパーフェクトに抑え込んだ。「1球1球、気持ちを込めて全力で投げました。負けられない試合で、絶対に点を与えないという気持ちだけでした」。改良を重ねたフォークの割合を減らし、スライダーやシュートなど多彩な変化球を駆使。本来のスタイルで、スコアボードに0を並べた。「今日ぐらいの(変化球の)割合で投げていければいいかなと思います」と手応え十分だ。前半戦は2軍降格を経験したが「見返したい」と死に物狂いで1軍ローテに帰ってきた。今季は先発11試合で5勝2敗、防御率1・93。シーズン最終盤に安定感を取り戻し、ポストシーズンに向けてもしっかりアピールした。小久保監督は「緊迫した中でしっかりゲームをつくってくれた」と敗戦の光にうなずいた。【只松憲】

◆3位オリックスは今季初のソフトバンク戦3連勝&カード勝ち越しを飾った。接戦を制し、岸田護監督(44)は「全員が粘り強くやってくれているので、こういう試合になります。引かずに攻めながらやってくれているのが勝ちきれているところだと思います」とたたえた。0-0の8回、杉本裕太郎外野手(34)がソフトバンク松本裕の低めスライダーを左翼へ決勝の16号ソロ。これが通算99号。主砲の1発で均衡を破った。投手陣は先発のアンダーソン・エスピノーザ投手(27)が6回4安打無失点、7奪三振と粘投。7回入山海斗投手(25)、8回椋木蓮投手(25)、9回才木海翔投手(25)と育成出身や育成を経験した若き3投手が無失点リレーをつないだ。指揮官は「3人とも素晴らしかった」と絶賛。CS進出を目指すチームにとって若手の台頭は好材料だ。「まだそこ(CS)を見据えるのは早いですけど、若い投手陣が頑張ってくれているので、幅は広がるでしょうね」とうなずいた。チームは3試合連続で1点リードを守り切り、勝利。残り9試合で4位楽天とのゲーム差は4・5に拡大した。

◆ソフトバンク谷川原健太捕手(28)が、プロ10年目で初めて1番起用された。今季ここまで40試合に出場し、打率2割5分、2本塁打、3打点をマークする。背部痛で2試合連続欠場中の周東佑京内野手(29)はこの日もベンチスタートとなった。また、山川穂高内野手(33)が「6番一塁」で5戦ぶりにスタメン出場。柳田悠岐外野手(36)は「2番DH」で復帰2戦目に臨む。チームは優勝マジックを6とするも、9連戦の初戦から3連敗中。連敗を止め、24日からの仙台、所沢とビジター5連戦にはずみをつけたい。

◆右脛骨の骨挫傷で長期離脱していたソフトバンク・柳田悠岐外野手(36)が1軍に合流し、ランニングやキャッチボールなど別メニューで調整した。試合前の全体練習の開始前にグラウンドに出て山川穂高内野手(34)、近藤健介外野手(32)らと言葉を交わしながらウォーミングアップを開始した。今季が開幕して約2週間後の4月11日のロッテ戦(ZOZOマリン)で自打球を右足に当て、「右脛骨挫傷」の診断を受けて翌12日に出場選手登録を抹消となった。8月末に実践復帰し、2軍戦16試合で打率・225、6打点の成績だった。周東佑京内野手(29)が18日の日本ハム戦で死球を受けた影響で背中を痛めて21日の試合で欠場。チームは2連敗した。主力選手のコンディションも万全ではなくなっている状況で、経験豊富な柳田は優勝マジック7で足踏み状態のチームを活気づける役割が期待されている。

◆今季最後に出場した4月11日のロッテ戦(ZOZOマリン)以来、約5か月ぶりに1軍に合流したソフトバンク・柳田悠岐外野手(36)が試合前練習でフリー打撃を行った。バッティングケージに入り、唸り声をあげながらの豪快なスイングで快音を響かせ柵越えの当たりもみせた。ケージを出るとスタンドで観覧した見学者から拍手があがった。「〝転校生気分〟です。知らない人もいるし。転校生らしくやっていきます」と明るく話した。

◆ソフトバンクは右足のすねの故障による長期離脱から約5か月ぶりに戻ってきた柳田悠岐外野手(36)が「2番・DH」で先発する。また近藤健介外野手(32)が「4番・右翼」でスタメン出場する。近藤の右翼守備は8月29日のロッテ戦(ZOZOマリン)以来18試合ぶり。

◆8月20日以来、約1か月ぶりに中堅でスタメン出場したソフトバンク・牧原大成内野手(32)が一回、先発・大津亮介投手(25)の立ち上がりを救うファインプレーをみせた。2死走者なしで太田が放った中前へ落ちるかという打球を前へ駆け寄り、ダイビングキャッチでアウト。グラウンドに落ちるギリギリのタイミングで好捕となった。オリックス側からビデオ判定のリクエストがあったが、検証の結果、判定は変わらず、スタンドから大きな歓声が上がった。本職は二塁ながら、今季は外野でも先発出場する機会も多く、好守でチームを支えている。

◆オリックス・杉本裕太郎外野手(34)が先制ソロを放った。「低めのスライダーを(打席の中で)粘ってしっかりと打ち返すことができました!エスピー(エスピノーザ)が頑張って投げていましたし、なんとかしたいという思いだけで打ちました!」0―0で迎えた八回にソフトバンクのセットアッパー松本裕の低めのスライダーをすくい上げるようにして捉え、左翼席に運んだ。16号ソロで先制点を挙げ、ベンチ前ではお決まりの〝昇天ポーズ〟を決めた。これで通算99号とし、100号まであと1本とした。

◆オリックスは接戦を制し、ソフトバンクに3連勝。今季初めて昨季王者にカード勝ち越しを決めた。 先発のエスピノーザは六回に2死満塁のピンチを招きながらもしのいで、6回4安打無失点と試合を作った。 打線は七回まで無得点だったが、八回に杉本が通算99本塁打目となる16号ソロで均衡を破った。救援陣は入山、椋木、才木の若手トリオが無失点でつないで逃げ切った。

◆今季得意にしていたオリックスに本拠地で今季初の同一カード3連敗を喫した。日本ハムが敗れ優勝へのマジックナンバーは1つ減らして「6」となったとはいえ、ここにきての停滞は気持ちのいいものではない。「まあ、紙一重の勝負」小久保裕紀監督(53)が仕方ないという表情でつぶやいた。4月に自打球を当て、右脛骨骨挫傷で長期離脱していた柳田を昇格させ、「2番・DH」で起用したが...。五回2死満塁で柳町は二ゴロ。六回は1死満塁で海野が空振り三振、川瀬は三ゴロに終わった。これで今カード6度の満塁機をフイにした。柳田も2三振など3打数無安打と不発。それでも小久保監督は「戻ってきて(チームの)雰囲気は全然違った」と今後も起用することを明かした。周東が18日の日本ハム戦で死球を受けた背中の痛みにより2日連続で欠場したが「抹消はしない。スタメンでなくてもベンチに入れて戦力として」と指揮官。連覇は確実に近づいているが、選手のやりくりも指揮官の頭を悩ませている。(上阪正人)

◆バットを伸ばして食らいついた。白球は高い弾道を描いて左翼席に消えていく。オリックス・杉本裕太郎外野手(34)が決勝弾でチームを3連勝に導き、難敵ソフトバンクに意地を見せた。「投手がすごい(試合の)ときは、ホームランで決着がつくことが多い。難しい球やったけど、うまいこと打てた」0―0で迎えた八回、リーグトップの42ホールドポイントを誇る3番手・松本裕の低めのスライダーをすくい上げた。「変な打ち方になってしまったけど、入ってくれてよかった」。今季99安打目が通算99号。10年目で節目に王手をかけたが「あまり気にせず、チャンスでもっと打てるように」と足元を見つめた。ラオウのひと振りで苦手だった昨季王者を撃破した。今季は6勝15敗2分けと大きく負け越しており、今月20日に勝利するまでは敵地・みずほペイペイで引き分けを挟んで13連敗を喫するなど屈辱を味わってきた。そんな相手に3戦連続で1点差で競り勝ち、ソフトバンクに昨年7月(9、10日に2連勝)以来のカード勝ち越しを決めた。主役となった杉本は根っからのホームランバッターだ。何本打っても口癖のように「ホームランはいつも打ちたい」と語る。2016年にJR西日本からドラフト10位で入団。21年に本塁打王(32本)のタイトルを獲得してブレークするまで2軍暮らしが続いた苦労人は「プロに入った時は1本打てたらいいなと思っていた」と笑う。7、8月に打率1割台と不振に苦しんだが、今月は・275と復調の気配だ。「みんな頑張っているので。僕ももっと打てるように頑張ります」4位楽天とは4・5ゲーム差に広げ、クライマックスシリーズ進出へ前進。今年一番の〝昇天ポーズ〟は下克上を達成する瞬間まで取っておく。(織原祥平)

◆オリックスは6月以来、3カ月ぶりの4連勝を飾った。ソフトバンク戦の4連勝は2023年以来、2年ぶり。鬼門だった敵地・みずほペイペイで〝4タテ〟に成功した。先発の田嶋は要所を締めて6回無失点とゲームメークし「立ち上がりからとにかく1球1球全力で腕を振りました。目の前のバッターと勝負することだけを考えて、なんとか粘って投げられました」とコメントした。打線は三回に2死一、二塁で太田が左前へ先制打。この1点のリードを七回以降は横山楓、山崎、マチャドが無失点でつないで逃げ切った。オリックスはこれで4戦連続で1点差での勝利。接戦で粘り強さを見せている。

◆全て1点差の接戦をものにし、オリックスが敵地で首位ソフトバンク相手に4連勝した。三回2死一、二塁、太田が三遊間を破る先制打。この一打が両チーム唯一の得点を生み「うれしい。この時期は結果が出ればいい」と喜んだ。今回の4連戦までは3勝15敗2分けと大きく負け越していた相手に競り勝ち、岸田監督は「苦しい試合を勝ちきった。攻める気持ちが前面に出ている」と高く評価。クライマックスシリーズ進出を争う4位楽天との4・5ゲーム差をキープした。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
80504 0.615
(↓0.005)
M6
(↑1)
9509
(-)
374
(+1)
92
(-)
97
(-)
0.255
(-)
2.440
(↑0.01)
2
(-)
日本ハム
79543 0.594
(↓0.004)
2.5
(-)
7528
(-)
385
(+2)
124
(-)
71
(-)
0.250
(↓0.001)
2.530
(↑0.01)
3
(-)
ORIX
68633 0.519
(↑0.004)
12.5
(↑1)
9462
(+1)
486
(-)
93
(+1)
57
(-)
0.254
(↓0.001)
3.360
(↑0.03)
4
(-)
楽天
63672 0.485
(-)
17
(↑0.5)
11415
(-)
481
(-)
68
(-)
105
(-)
0.246
(-)
3.340
(-)
5
(-)
西武
60693 0.465
(-)
19.5
(↑0.5)
11377
(-)
414
(-)
74
(-)
86
(-)
0.234
(-)
2.880
(-)
6
(-)
ロッテ
52793 0.397
(↑0.005)
28.5
(↑1)
9420
(+2)
534
(-)
72
(+1)
67
(+1)
0.240
(-)
3.700
(↑0.02)