| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
阪神 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 10 | 1 | 0 |
ヤクルト | 0 | 2 | 0 | 0 | 6 | 0 | 0 | 0 | X | 8 | 15 | 0 | 1 |
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勝利投手:山野 太一(4勝3敗0S) 敗戦投手:伊藤 将司(4勝3敗0S) 本塁打 | |||||||||||||
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◆ヤクルトは2回裏、山田のソロと並木の適時打で2点を先制する。そのまま迎えた5回には、山田が適時二塁打を放つなど打者12人の猛攻で一挙6点を加え、リードを広げた。投げては、先発・山野が7回無失点9奪三振の力投で今季4勝目。敗れた阪神は、先発・伊藤将が精彩を欠いた。
◆阪神藤川球児監督(45)が期待のドラ1ルーキーに「強さ」を求めた。20日のDeNA戦(甲子園)で、2-0の7回にマウンドに上がったのは、伊原陵人投手(25)。7回は3者凡退に抑え、直後に味方が1点をかえすも、回またぎとなった8回。1死一塁からオースティンに2ランを浴びた。伊原は15日中日戦(甲子園)に続き、回またぎでの失点。指揮官は「伊原も、かわそうとしても、もうかわせる時期じゃないし。そのあたりは勉強で、かわす技より強さを、来年に向けて、いま勉強している。そこに尽きると思いますけどね」と、相手に打ち勝つ強さが出てくることを期待した。「それは新人だから通りかかっていることだし、うまさというものは、時期はもう過ぎているので、次は強さを身につけるということがこれからは必要になる」。それも高いポテンシャル、「うまい」技術を知っているからこその要望だ。伊原はリリーフとしてシーズンをスタートし、その後先発へ。9月上旬から再びブルペンの一員となった。ポストシーズンを含めたここからは「強さ」もキーになりそうだ。
◆阪神茨木秀俊投手(21)、豊田寛外野手(28)が1軍に合流した。茨木は1軍昇格となればプロ初だ。帝京長岡高(新潟)から22年ドラフト4位で入団した右腕。3年目の今季はウエスタン・リーグ6試合で5戦に先発し防御率4・62の1勝3敗となっている。プロ4年目の豊田は今季、自己最多の32試合に出場。プロ初打点を含む4打点を挙げるなど、多くの部門でキャリアハイをマークしている。9月10日に2度目の出場選手登録抹消。その後はウエスタン・リーグ4試合にすべてスタメンで出場し、14打数3安打の2打点だった。代わって椎葉剛投手(23)、楠本泰史外野手(30)がSGLでの2軍残留練習に合流した。
◆阪神茨木秀俊投手(21)が、プロ入り後初めて出場選手登録された。帝京長岡高(新潟)から、22年ドラフト4位で入団した。3年目の今季は春季キャンプ中の故障で出遅れ、ウエスタン・リーグでは7月5日のくふうハヤテ戦で初登板。6試合に登板し5戦先発で、防御率4・62の1勝3敗となっている。8月28日の同中日戦では5回1失点、今月7日の同広島戦では6回1失点と直近2試合で好投していた。伊藤将司投手(29)、島本浩也投手(32)、長坂拳弥捕手(31)も出場選手登録された。伊藤将はこの日の先発。島本は今季4度目の登録で、ここまで13試合で防御率2・45だった。長坂は3度目の昇格(2度目は「脳振とう特例」)で、今季の1軍での出場がまだない。この日1軍に合流した豊田寛外野手(28)は、出場選手登録されなかった。代わって前日20日のDeNA戦で今季初黒星を喫した高橋遥人投手(29)、椎葉剛投手(23)、楠本泰史外野手(30)が出場選手登録を抹消された。
◆22日のプロ野球予告先発は以下の通り。ヤクルト青柳晃洋-阪神才木浩人(神宮=18時)<パ・リーグ>日本ハム伊藤大海-ロッテ河村説人(エスコンF=14時)ソフトバンク大津亮介-オリックスA・エスピノーザ(みずほPayPay=18時)
◆この日1軍に登録された阪神茨木秀俊投手(21)が、ベンチ入りを果たした。登板となれば、プロ3年目で初となる。今季ファームでは6登板中、5試合が先発登板。リリーフで登板したのは0回2/3を投げた、7月5日くふうハヤテ戦のみとなっている。先発は伊藤将司投手(29)が中10日でマウンドに上がる。
◆ヤクルト青柳晃洋投手(31)が古巣相手に新加入後、初勝利を目指す。22日阪神戦(神宮)に先発する。21日、神宮こぶし球場で調整し、「タイガースというところで思うところはいっぱいある。去年まで一緒にやっていたメンバーなので、やりにくさはあると思う。ただ試合が始まってしまえば、スワローズの一員なので、関係なく勝ちに持っていけるようなゲーム展開にできたらいい」と気持ちを高めた。日本球界復帰後、初登板だった15日広島戦(マツダスタジアム)は4回4安打8四死球の4失点と乱れた。「この間はストライクが入らなかったところが一番」と制球面の修正を施し、中6日でマウンドに向かう。
◆ヤクルト村上宗隆内野手(25)はベンチスタートとなった。19日からの中日2連戦(バンテリンドーム)ではコンディション不良で途中交代していた。この日の試合前練習ではフリー打撃を行わず、ティー打撃、キャッチボールなどで汗を流した。「4番三塁」には北村恵吾内野手(24)が名を連ねた。北村恵は3年目で初の4番スタメンとなった。
◆ヤクルトOBの五十嵐亮太氏(46)が始球式を行った。この日は「JAるもい」の協賛試合。北海道・留萌市出身の五十嵐氏は背ネームに「JA RUMOI」とプリントされたユニホームでマウンドに立った。現役さながらの快速球を高めに投げ込み、球場をどよめかせた。「(打席の阪神)近本選手に何かがあってはいけないと思って、『なるべく打席の端に立ってください』とお願いをして、それなりのボールを投げられたのではないかと思います」と笑顔で振り返った。自身は20年に引退したが、同世代のヤクルト石川が来季も現役続行を決めた。チームのファンクラブの盛り上げ役である「クルーナビゲーター」を務める五十嵐氏は「いつまでも元気にやってもらいたい。外から応援、サポートできたらいいなと思っています」とエールを送った。北海道の北部に位置する故郷もPRした。「日が沈む瞬間など景色がものすごくいい。数の子、ウニなど海のものは全体的においしい。メロンなど果物もシーズンによって、一通りそろう。生で食べられるトウモロコシやお米もある。食べ物が全ておいしい」と熱く語った。
◆ヤクルト山田哲人内野手(33)が3カ月ぶりの猛打賞を決めた。2回先頭、阪神伊藤将の内寄り140キロ直球に鋭く体を回転させ、左翼席に運んだ。「思い切って打ちにいきました。先制できてよかったです」と試合を動かした。この1発で勢いに乗った。3回2死は右翼フェンス直撃の二塁打、5回1死一、二塁は左翼フェンス直撃の適時二塁打と続いた。山田の猛打賞は6月13日ロッテ戦以来だった。19日からの中日2連戦で途中交代していた村上がベンチスタートとなった中で、山田が固め打ちで打線をけん引した。
◆5回が終了して間もなく、神宮球場に大粒の雨が降り始めた。直後にビジョンでは翌日22日の両チームの予告先発投手が発表。ヤクルトからは雨男でも知られ、昨季まで阪神に在籍した青柳晃洋投手(31)の名前が告げられていた。阪神打線は直前5回の守りで一挙6失点。8点ビハインドで前半戦を折り返したところだった。6回1死で3番森下の打席中に、雨足がさらに強まり、一時試合が中断。両軍がベンチに下がり、グラウンドにはシートが敷かれた。
◆阪神伊藤将司投手(29)は大乱調で、8試合ぶりの勝利をつかめなかった。立ち上がりから不安定。2回に山田哲人内野手(33)に先制ソロを浴びた。5試合連続の被本塁打となった。この回さらにもう1失点。その後なんとかペースをつかんだかに見えたが、5回に7本の長短打でもう5点を与えた。打者9人、2死一、二塁としたところで交代を告げられた。被安打14はプロ5年目でワースト。代わった工藤泰成投手(23)が走者を1人かえし、伊藤将は8失点。これも自己ワーストとなった。7月13日に4勝目を挙げて以来、白星から遠ざかっている。ここ3試合は5失点、6失点、8失点とまとまって打たれており、好調時の安定感からはほど遠い投球が続く。CSファイナル、日本シリーズへ欠かせない左腕だけに状態が心配される。
◆大雨で一時中断となっていたゲームが、再開された。グラウンドに敷かれていたシートが撤去され、ヤクルト先発の山野が再びマウンドへ上がった。8点を追う6回1死で、3番森下翔太外野手(24)の打席中に雨が土砂降りに。20分間の中断を挟み、フルカウントからの試合再開。再開直後、山野の"初球"を捉え、中前打で出塁した。
◆8点ビハインドの6回から、阪神がバッテリー変更を敢行した。先発伊藤将、2番手工藤の後を受けて、3番手には高卒3年目の茨木秀俊投手(21)がプロ初登板。スタメンマスクをかぶっていた坂本から、この日1軍登録された長坂拳弥捕手(31)に交代。長坂は今季初出場となった。また、一塁の守備も大山からヘルナンデスへの変更が告げられた。
◆3年目の阪神茨木秀俊投手(21)が1軍デビュー戦で2回無失点と好投した。この日、初めて出場選手登録されると、0-8の6回に3番手で登板した。5回にスタンバイを終えていたが、雨天中断で待たされた。難しい状況で先頭から失策、四球でピンチになったが、左飛、バント失敗の捕ゴロ、中飛で無失点に抑えた。7回のマウンドに上がる直前に再び中断。またも目前で待たされた。だが2番からの打順を3人で抑えて大きな歓声を浴びた。北海道出身で、高校は新潟の帝京長岡に進学。日本ハムで投手として活躍した芝草宇宙監督(56)のもとで成長し、22年ドラフト4位でプロ入り。3年目の今年は春季キャンプで主力組に抜てきされるなど期待が高かったが、そのキャンプ中に上半身のコンディション不良を発症し、7月まで試合復帰がずれ込んだ。弟の佑太投手(19)も帝京長岡で活躍。昨年の育成ドラフトでロッテに指名された。芝草監督は帝京(東京)で甲子園でノーヒットノーランを達成。現在、常総学院(茨城)の指揮を執る島田直也監督(55)とはプロ入り同期で「SSコンビ」として人気だった。
◆神宮球場の雨脚が再び強まり、7回表終了時点で、この日2度目の中断が発表された。ダイヤモンドには軽トラが入り、各ベース上にはシートが敷かれた。5回終了時点で大雨が振りだし、6回1死の時点で一時中断。約20分間を挟み、再び試合が再開されていた。現在、阪神が8点を追う展開となっている。
◆38分間の雨天中断を挟み、試合が再開された。降っていた雨が7回表終了時点でさらに強まり、両軍ベンチへ。6回表の途中にも20分間の中断を挟んでおり、この日2度目となった。それでも、午後9時半ごろに雨脚が弱まり、シートが撤去。グラウンドには土がまかれ、午後9時35分から試合再開となった。試合中断の時間は、計58分間となった。
◆大雨の中、阪神小幡竜平内野手(25)がバースデー安打を決めた。7回の守備から出場し、8回無死二塁の初打席。雨が降りしきる中で左翼席からバースデーソングが演奏された。この日が25歳の誕生日。祝福に応えるように、ヤクルト松本健から右前打を放った。
◆阪神佐藤輝明内野手(26)が13打席ぶりにHランプをともした。8回1死一塁の第4打席。雨が降りしきる中、松本健の直球を捉えた。一、二塁間を破る右前打で、好機を拡大させた。疲労蓄積によるコンディション不良で17、18日の広島2連戦は欠場。19日のDeNA戦から復帰したが、2戦連続で無安打が続いていた。15日中日戦(甲子園)以来の安打で、復帰後では初安打となった。
◆ヤクルトが雨中の決戦で大勝した。2回は先頭の山田哲人内野手(33)の11号ソロで先制すると、並木秀尊外野手(26)の左前適時打で追加点を奪った。5回は打者12人の猛攻で一挙6得点と打線がつながった。1死一、二塁から山田が左翼フェンス直撃の適時二塁打を放つと、古賀優大捕手(27)の左越え適時二塁打、岩田幸宏外野手(28)の右前適時打など1イニングに7安打を集中した。村上がベンチスタートとなった中、打線が活発で5回までに8得点と阪神先発伊藤将を攻略した。投げては山野太一投手(26)が好投。7回7安打9奪三振無失点で4勝目を挙げた。6回表途中には20分間、7回裏攻撃前には38分間の降雨中断を挟んだ。雨中の一戦を制し、借金を25とした。
◆阪神が、2度の雨天中断を挟み4時間超となった一戦で、7点差をつけられ連敗を喫した。先発の伊藤将司投手(29)がともに自己ワーストの被安打14、8失点で3敗目。2回に山田に先制ソロ本塁打を浴びると、5回に打者一巡の攻撃を許し5点を与え、なおも2死一、二塁で降板した。さらに代わった工藤泰成投手(23)も連続四死球で、押し出しでさらに1点を与えた。打線は中盤までつながらず。8点を追う8回、先頭の近本光司外野手(30)が中堅へ二塁打を放つと、小幡竜平内野手(25)が右前打で続き無死一、三塁。続く森下翔太外野手(25)が中犠飛を放ち1点をかえしたが、この得点のみにとどまった。また、この日初めて出場選手登録された、3年目の茨木秀俊投手(21)が6回に3番手でプロ初登板。味方の失策も絡んで無死一、二塁とピンチを招くも、後続を打ち取り無失点で初登板を飾った。
◆ヤクルト山田哲人内野手(33)が11号の先制&決勝ソロを含む3安打2打点と暴れた。2回先頭、阪神伊藤将の内寄り140キロ直球を左翼席に運んだ。3回2死は右翼フェンス直撃の二塁打、5回1死一、二塁は左翼フェンス直撃の適時二塁打で続いた。「自分のポイントでスイングできている」と6月13日ロッテ戦以来、3カ月ぶりの猛打賞を決めた。19日からの中日2連戦で途中交代していた村上がコンディション不良で欠場。主砲不在の懸念を、猛打で吹き飛ばした。「僕自身1年間、もがいていますが、今日のような打撃を続けていきたい」。6回、7回と2度、計58分の雨天中断を挟んだ一戦で、15安打8得点の大勝をけん引した。
◆阪神打線の終盤の反撃も及ばず、7点差をつけられて連敗を喫した。大量8点を追う8回、近本、小幡の連打から無死一、三塁と好機をつくり、森下の中犠飛で1点をかえすも、この得点のみにとどまった。藤川監督は前夜に「最後に2試合、東京でいい試合をして、横浜でもいい報告をして」と話していたが、この日はファンを喜ばせることができなかった。7回まで散発7安打に抑え込まれたものの、前日20日DeNA戦で3安打止まりだった打線が、3試合ぶりの2桁安打。さらに、疲労蓄積によるコンディション不良で17、18日の広島2連戦を欠場した佐藤輝も、久しぶりのHランプをともした。8回1死一塁で松本の初球をはじき返す右前打を放ち、復帰後12打席目で目覚めの安打。残り6試合で40本塁打まであと2、100打点まであと4。エンジン全開で到達といきたい。
◆阪神打線の終盤の反撃も及ばず、7点差をつけられて連敗を喫した。大量8点を追う8回、近本、小幡の連打から無死一、三塁と好機をつくり、森下の中犠飛で1点をかえすも、この得点のみにとどまった。藤川監督は前夜に「最後に2試合、東京でいい試合をして、横浜でもいい報告をして」と話していたが、この日はファンを喜ばせることができなかった。7回まで7安打に抑え込まれたものの、前日20日DeNA戦で3安打止まりだった打線が、3試合ぶりの2桁安打。さらに、疲労蓄積によるコンディション不良で17、18日の広島2連戦を欠場した佐藤輝も、久しぶりのHランプをともした。8回1死一塁で松本健の初球をはじき返す右前打を放ち、復帰後12打席目で目覚めの安打。残り6試合で40本塁打まであと2、100打点まであと4。エンジン全開で到達といきたい。
◆ヤクルトが15安打8得点で雨中の決戦に大勝した。2回は先頭の山田哲人内野手(33)の11号ソロで先制すると、並木秀尊外野手(26)の左前適時打で追加点を奪った。5回は打者12人の猛攻で一挙6得点と打線がつながった。1死一、二塁から山田が左翼フェンス直撃の適時二塁打を放つと、古賀優大捕手(27)の左越え適時二塁打、岩田幸宏外野手(28)の右前適時打など1イニングに7安打を集中した。3安打の猛打賞だった山田について、高津臣吾監督(56)は「ぽい当たりが増えてきましたね。基本的に引っ張るバッターですが、レフトの方に強い打球がいくようになってきた」と話した。村上がコンディション不良でベンチスタートとなった中、打線が活発で5回までに8得点と阪神先発伊藤将を攻略した。4番には北村恵吾内野手(24)を据えた。高津監督は「特に深い意味はないです」とした上で、「左投手に対して対応が非常にいいですしね。長打も打てるし、チームバッティングもできるので。ムネ(村上)がいなかったので、置いてみました」と意図を説明した。投げては山野太一投手(26)が7回7安打無失点で4勝目を挙げた。9奪三振の無四球で虎を封じ込めた。高津監督は「カウント不利になっても粘って、四死球を出さなかったのが、あそこまで投げられた要因かなと思います。もちろん、これで満足してもらっては困るし、本当に(来年は)1年間ローテーションをしっかり守って欲しい」と好投をたたえつつ、さらなる期待を込めた。6回表途中には20分間、7回裏攻撃前には38分間の降雨中断を挟んだ。雨中の一戦を制し、5位広島と4・5ゲーム差に迫った。ヤクルト山野(7回7安打9奪三振無失点で4勝目)「雨は多少、気になったが、気持ちを切らさず投げることができた」ヤクルト高津監督(コンディション不良で欠場した村上について)「日に日によくなっているので大丈夫だとは思うが、まだしっかり整うまで待っている状態。(22日阪神戦の出場は様子を見てかと聞かれ)そうなると思います」
◆阪神伊藤将司投手(29)が大乱調で今季3敗目を喫した。2回に山田から左翼への先制ソロを浴びるなど2失点。5回は7本の長短打で6点を失った。5回途中14安打8失点。被安打、失点はともにプロ5年目でワースト。先発では7月13日に挙げた4勝目を最後に約2カ月、8試合白星がない。「ランナーを出しても粘れるようにしたい」と唇をかんだ。打線も10安打を放ちながら、先発山野らの前に1点止まり。藤川監督は「ゲームは完敗で天気も雨で。また明日、切り替えて頑張りたい」と前を向いた。
◆阪神佐藤輝明内野手(26)がお目覚めの一打を放った。8回に1点をかえし、なおも1死一塁。ヤクルト松本健の初球、内角直球を右前にはじき返した。2度の雨天中断を挟みながら、最終第4打席でともしたHランプに「そうですね。難しい試合ではありましたけど。よかったです」と振り返った。疲労蓄積によるコンディション不良で17日からの広島2連戦(マツダスタジアム)を欠場。19日DeNA戦(甲子園)で実戦復帰したが、この日の第3打席まで11打席安打がなかった。不安を一掃して、再び快音連発といきたい。現在38本塁打、96打点はリーグ2冠。40本塁打まであと2、100打点まであと4で、残り6試合での「40-100」は射程圏だ。きょう22日は昨季まで同僚だったヤクルト青柳と移籍後初対戦。恩返しのサブマリン撃ちで再び突っ走りたい。阪神ヘルナンデス(6回の一塁守備から出場し、7回の打席で中前打)「練習しているから、こういう結果が出ているのかなと思う。でも負けたので何とも言えないよ」
◆来季の期待の星だ。阪神3年目の茨木秀俊投手(21)が、1軍デビュー戦を2回無安打無失点の快投で飾った。この日初めて1軍登録され、敵地ヤクルト戦に0-8の6回から3番手で登板。降雨中断をはさんだ難しいマウンドだったが、最速150キロ右腕が"1発快投"で起用に応えた。22年ドラフト4位入団し、同2位の門別啓人投手(21)は同学年の道産子同士。先に1軍で活躍した左腕に負けじと、26年のV2ロードを引っ張る存在を目指す。プロ初登板でも、虎の21歳右腕は落ち着いていた。6回裏に巡ってきた茨木のプロ初登板。いきなり味方の失策と四球で無死一、二塁のピンチを背負った。このまま崩れるのか、いや崩れない。速球を主体に岩田を左飛に斬ると山野は捕ゴロ、並木は中飛に仕留めて0封。デビュー戦とは思えない堂々の投球で、東都の虎党にその存在を示した。「やってやろうという気持ちで東京に来た。強気で攻めることができた」雨にも動じなかった。回またぎの7回裏は、直前に雨が激しくなって中断。登板直前の6回表にも20分の中断があり、集中力の維持が難しい局面だった。結局7回裏の開始まで38分の中断を経て再登板。「気持ちを切らさず次のイニングのことを考えていた。中断でうまく修正できました」。スキ間時間を味方にする冷静さで、会心の3者凡退だ。2歳下の弟佑太投手(19)がロッテの育成ルーキーとしてプレーを始めた今季。プロの先輩として一足早く、堂々の勇姿を見せた。藤川監督が就任直後の昨秋キャンプで「ボールは素晴らしい」と評価した最速150キロ右腕。今春キャンプは2年連続で主力中心の宜野座組に招集された。紅白戦初戦で先発するなど期待の船出だったが、終盤に上半身のコンディション不良で離脱してしまった。「違和感はずっとあった。やめておけばよかった。2年間ファームで投げ続けて手応えもあり、頑張ろうという年だったので残念」それでも「なったものは仕方ない」と切り替え、地道にリハビリを継続。7月5日に2軍戦で初登板し、投球フォームの改善に重きを置きながら、今回の昇格チャンスをつかんだ。励みは22年ドラフト同期の同学年、同郷北海道の門別の存在だった。「3年間一緒にやってきたので比べられて当然。負けないように」。1軍デビューで先を越され、今年4月のプロ初勝利も見た。それでも焦らず、門別に負けない長所は制球力と自負し、フォーム固めに時間をかけた。地道な努力を重ね、ついに同じ1軍舞台で輝いた。「やっとスタートラインに立てたので、これからだと思います」。試合は1-8の完敗だったが、背番号48の快投は希望の光。V2を目指す来季、門別との切磋琢磨(せっさたくま)も見どころだ。【塚本光】▽帝京長岡・芝草宇宙監督(高校時代の恩師で、日本ハムなどでプレーしNPB通算46勝)「まずはスタートを切れておめでとう。テレビで見ていました。表情は高校の時と変わらず、茨木らしい雰囲気が見えました。1球1球、『抑えてくれ、頑張れよ』と力が入りました。低めの球が伸びていました。なんとか頑張って一人前になってほしい」★茨木秀俊(いばらぎ・ひでとし)道産子 2004年(平16)6月8日生まれ、札幌市出身。野球留学 札幌東シニアから高校は元日本ハムの芝草宇宙監督の指導をあおぐため新潟の帝京長岡へ。3年夏の新潟大会決勝で日本文理の田中晴也(現ロッテ)と投手戦を演じたが延長11回サヨナラ負け。甲子園には届かなかった。門別の相棒!? 2年目の昨春はキャンプ1軍発進。当時の岡田監督は「(同期の)門別のキャッチボール相手にしろってな」と抜てき理由? を明かしたが、実力でもアピール。2軍でローテを守り7勝(4敗)をマーク。今季は故障で出遅れたが、8月28日の2軍中日戦で5回1失点、今月7日の広島戦で6回1失点など好投を続け、1軍に招集された。兄弟プロ 弟の佑太投手(19)も帝京長岡で活躍。昨年の育成ドラフトでロッテに2位指名された。サイズなど 183センチ、87キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸は500万円。★22年の阪神ドラフト1位 森下翔太(中央大)2位 門別啓人(東海大札幌)3位 井坪陽生(関東第一)4位 茨木秀俊(帝京長岡)5位 戸井零士(天理)6位 富田蓮(三菱自動車岡崎)
◆阪神の茨木秀俊投手(21)と豊田寛外野手(28)が試合前練習に合流した。茨木は今季、上半身のコンディション不良により開幕に出遅れたが、7月に復帰。ウエスタンで先発した直近2試合は、計11イニングを投げて2失点と結果を残した。出場選手登録されれば、初昇格となる。豊田は10日の抹消後、ウエスタンで5試合に出場し、打率・214だった。
◆阪神が7選手を入れ替えた。伊藤将司投手(29)、島本浩也投手(32)、茨木秀俊投手(21)、長坂拳弥捕手(31)が登録された。伊藤将は登録即先発。高卒3年目右腕の茨木は初昇格となった。今季はけがの影響で出遅れたが、ファームでは6試合に登板して1勝3敗、防御率4・62。初登板に期待がかかる。代わって椎葉剛投手(23)、高橋遥人投手(29)、楠本泰史外野手(30)が抹消となった。
◆阪神・才木浩人投手(26)が先発する25回戦に向けてキャッチボールなどで調整した。23試合に先発して12勝6敗、防御率はリーグトップの1・60を記録する。勝てば昨季に並ぶ自己最多13勝だが「勝ち星のキャリアハイは別に全然狙ってないんで。とりあえずしっかりゼロで抑えることだけ」とコメント。相手先発は昨季まで阪神に所属した青柳。元同僚との対戦について、「あんまり見ない角度なんで(打席に立つのは)ちょっと怖いですけど(笑)。でも対戦で投げ合えるのは、すごい楽しみなんで、お互いマウンドを楽しんで投げられたら」と話した。
◆阪神は伊藤将司投手(29)が中10日で先発。今季5戦2勝負けなし、防御率0・72を誇るヤクルト打線を相手に、7月13日以来の勝利となる5勝目を目指す。坂本誠志郎捕手(31)が「8番・捕手」で3試合ぶりのスタメン出場。初の1軍昇格となった茨木秀俊投手(21)もベンチメンバーに入った。
◆ヤクルト・村上宗隆内野手(25)が、上半身のコンディション不良から1軍復帰後初めてスタメンから外れた。20日の中日戦(バンテリンD)では、今季限りで現役引退する中日・岡田が先発で引退登板に臨んだこともあり、プロ8年目で初の「1番・三塁」で出場。一度もバットを振らずに見逃し三振に倒れ、そのままベンチに下がっていた。高津監督は主砲について「ちょっと体調がすぐれないので、今は様子を見ているところ」と話していた。この日は、室内練習場でティー打撃は行ったが、フリー打撃は実施しなかった。主砲の代役4番には北村恵吾内野手(24)が座った。
◆ヤクルト・山田哲人内野手(33)が二回に先制の11号ソロを放った。阪神・伊藤が投じた140キロの速球を完璧に捉え、左翼席までかっ飛ばした。ダイヤモンドを一周すると、ベンチ前ではベンチスタートの村上らから両手を上にあげる〝山ポーズ〟で出迎えら、笑みを浮かべた。18日の巨人戦(神宮)以来の一発で先発の山野を援護した。
◆阪神・伊藤将司投手(29)が先発し、二回に先制点を献上した。先頭の山田に対してカウント1-1からの3球目、140キロの直球を完ぺきにとらえられると、打球は一直線で左翼席に着弾。被弾後も投手の山野を含めて3安打を浴び、2点目を奪われた。
◆赤丸急上昇中の若武者が燕の〝第114代〟4番に抜てきされた。中大出身のヤクルト・北村恵吾内野手(24)がプロ3年目で初めて「4番・三塁」で先発出場した。「目の前の一試合一試合、限られたチャンスをものにできるように日々の練習から頑張っていきたい」1軍合流した8月3日の阪神戦(神宮)に代打で出場し、昇格即本塁打をマーク。少ないチャンスで結果を残し続け、試合前まででキャリアハイの35試合に出場し、打率・259、4本塁打、14打点。「体調不良」で2試合連続で途中交代した主砲・村上の〝代役〟として4番を託された。勝負強い打撃が魅力の右打者だが、グラウンド外では〝甘党男子〟の一面を持つ。遠征の移動中に寄ることが多いという「スターバックスコーヒー」では、ブラックコーヒーではなく必ず甘めの飲料を注文。「コンビニならシュークリームですけど、一番はクレープですね」。心身のリフレッシュには欠かせない、至福のひとときだ。阪神の主軸打者としてセ・リーグ連覇に貢献した森下とは中大時代の同級生。「今はまだまだ足下にも及ばないですけど、いずれ自分もレギュラーをはって、スワローズの中心メンバーとして優勝に導ける選手になりたい」。躍動する同級生を刺激に、自身の地位を確立していく。(樋口航)
◆ヤクルト・青柳が22日の阪神戦(神宮)で先発する。日本球界復帰後初登板となった前回15日の広島戦(マツダ)では、8四死球と制球に苦しみ4回4失点で黒星を喫した。昨季まで在籍した古巣の阪神を相手に本拠地初登板する横手投げ右腕は「タイガースというところで思うところはいっぱいある。やりにくさはあると思うが、勝ちに持っていけるゲーム展開にできたら」と気合を入れた。
◆阪神・伊藤将司投手(29)が先発し、五回途中KO。ともに自己ワースト更新の14安打8失点という乱調だった。二回に山田の先制ソロ弾など4安打で2点を失うと、相手が3番からの攻撃となった五回は4連打など計7安打を集められて、回の途中で降板。代わった2番手・工藤が連続四死球でさらに得点を許し、8-0とされた。伊藤将は7月13日のヤクルト戦(甲子園)を最後に白星から遠ざかっており、これで登板8試合連続勝ちなし。試合前時点で今季のヤクルト戦は5試合すべてでクオリティ・スタート(先発で6回以上、自責3以内)の2勝無敗、防御率0.72と好相性だったが、飲み込まれてしまった。
◆ヤクルト―阪神は降雨のため一時中断となった。六回、阪神の攻撃が始まったタイミングで雨脚が強まる。1死から森下翔太外野手(25)の打席でフルカウントとなったところで球審が両軍の選手をベンチへと引き揚げさせ、午後8時14分から中断となった。0-8とビハインドを強いられているが、スタンドからは雨にも負けずに虎党からの大歓声が起こった。
◆「JAるもい ワーキングイベント」が開催され、ヤクルトOBで北海道・留萌(るもい)市出身の五十嵐亮太氏(46)が始球式を務めた。昨年の同イベントと同様に背中の名前部分は「IGARASHI」ではなく「JA RUMOI」と書かれた背番号53のユニホームを着用して〝登板〟。球速こそ表示されなかったが、現役時代をほうふつとさせる剛速球を投げ込んだ五十嵐氏は「147キロくらいは出ていたかなと。歓声聞いたでしょ。あの歓声は僕が現役のときに150キロを投げたときの歓声なので、それに近いくらい出ていたんじゃないかな」と報道陣の笑いを誘った。大役を終えた後は、地元の留萌市の魅力について熱弁。「景色もすごいですし、海の食べ物もおいしい。特にかずのことかウニとかも夏の時期はすごくおいしい。果物もシーズンによっては結構そろうし、牛も育てている、羊も育てている。お米もすごくいいお米もできるので、そこにいるだけで何でも手に入るのが留萌。日本海沿いなんですけど、バイクで走るとめちゃくちゃ気持ちいい。バイクを乗る人は北海道に行く中で留萌を入れてもすごくいいと思う。あと留萌のマークはハート形。ハートのいい人が多いのも魅力」と故郷のPRも忘れなかった。
◆阪神の高卒3年目右腕・茨木秀俊投手(21)がプロ初登板を果たした。0-8の六回、神宮のマウンドに茨木が上がった。雨で中断の直後で、ジャンプしてスパイクの土を落としながら投球練習を行った。佐藤輝明内野手(26)の失策、続く古賀にも四球を与えたが、ここから落ち着いていた。岩田を中飛にとると、山野のバントを坂本が好フィールディングで三塁封殺。最後は並木を中飛に打ち取り、プロ初めてのイニングでスコアボードに「0」を刻んで、ほっとしたような表情でベンチへ戻った。
◆阪神は投打ともに振るわず、大敗を喫した。先発の伊藤将司投手(29)が乱調。二回に山田にソロ本塁打を浴びると、さらに適時打でもう1点を失う。さらに五回にも集中打を浴びて一挙6失点を喫し、キャリアワーストとなる14安打8失点で3敗目となった。打線もヤクルトの先発・山野の前に大苦戦。八回に森下翔太外野手(25)の犠飛で1点を返すも反撃はここまでだった。六回には高卒3年目右腕の茨木秀俊投手(21)がプロ初登板。2イニングを投げ、無失点投球を披露し、1軍デビューを果たした。
◆ヤクルトは山野が切れのある球で7回無失点、9奪三振で自己最多4勝目。二回に山田の一発などで2点先取し、五回には山田、古賀、岩田の3連続タイムリーなどで6点を加えた。
◆ヤクルトは山野が切れのある球で7回無失点、9奪三振で自己最多4勝目。二回に山田の一発などで2点先取し、五回には山田、古賀、岩田の3連続タイムリーなどで6点を加えた。阪神は伊藤将が14安打を浴びて8失点と低調だった。
◆阪神が完敗。伊藤将司投手(29)は7月13日ヤクルト戦(甲子園)での無傷の4勝目後、8戦3敗となった。二回に山田哲人内野手(33)に先制ソロを浴びた後、山野太一投手(26)にも安打を許すなど、2点を献上。五回には山田の適時二塁打など4本のタイムリーを集められて降板した。さらに2番手工藤泰成投手(23)が押し出し死球を与え、6点を失った。六回に登録即マウンドの高卒3年目の茨木秀俊投手(21)は佐藤輝明内野手(26)の失策と四球で迎えた無死一、二塁をしのぎ、七回も投げ、2回無失点でプロ初登板を終えた。佐藤輝は八回1死一塁での右前打が15日中日戦(甲子園)での38号本塁打以来、13打席ぶりヒットとなった(成績=83勝51敗3分、観衆=2万9375人)
◆?ヤクルト・山田が二回に決勝点となる今季11号本塁打。勝利打点は8月20日の巨人戦(神宮)以来、通算100度目(今季6度目)となった。ヤクルト(前身を含む)で勝利打点を100度以上マークしたのは、古田敦也(130)、若松勉(123)、池山隆寛(101)に次いで4人目。?山田の1試合3長打は自身最多タイで、2022年6月18日の広島戦(二塁打2、本塁打1、神宮)以来3年ぶり12度目。阪神戦では16年9月10日(本塁打3、神宮)以来9年ぶり4度目で、広島戦の3度を抜いた最多回数。
◆阪神が完敗。伊藤将司投手(29)は7月13日ヤクルト戦(甲子園)での無傷の4勝目後、8戦3敗となった。二回に山田哲人内野手(33)に先制ソロを浴びた後、山野太一投手(26)にも安打を許すなど、2点を献上。五回には山田の適時二塁打など4本のタイムリーを集められて降板した。さらに2番手工藤泰成投手(23)が押し出し死球を与え、6点を失った。六回に登録即マウンドの高卒3年目の茨木秀俊投手(21)は佐藤輝明内野手(26)の失策と四球で迎えた無死一、二塁をしのぎ、七回も投げ、2回無失点でプロ初登板を終えた。佐藤輝は八回1死一塁での右前打が15日中日戦(甲子園)での38号本塁打以来、13打席ぶりヒット。藤川球児監督(45)の試合後のコメントは短かった(成績=83勝51敗3分、観衆=2万9375人)ーーファンも最後まで残っている中で、八回の攻撃など最後まで集中力高く戦った「そうですね。ゲームは完敗で、天気も雨で。ファンの方には最後まで応援していただきましたし、ゲームも最後までできてよかったな、というところですから、またあした、切り替えて頑張りたいな、と思います」
◆阪神・伊藤将が4回?を投げて被安打14、8失点で今季3敗目(4勝)。投手が1試合に14安打も浴びたのは今季最多タイで、9月5日の楽天・古謝樹(対ソフトバンク、敗戦投手、5回、8失点)に次いで2人目。阪神の投手では2005年7月12日の井川慶(対ヤクルト、6回、被安打14、4失点)以来20年ぶりだが、井川は勝利投手となった。敗戦投手になったのは、1993年10月1日の中西清起(対中日、8回、5失点)以来32年ぶり。阪神の投手の9イニング試合の1試合最多被安打は44年8月27日の若林忠志の17(対阪急)。
◆ヤクルトは山野が切れのある球で7回無失点、9奪三振で自己最多4勝目。二回に山田の一発などで2点先取し、五回には山田、古賀、岩田の3連続タイムリーなどで6点を加えた。
◆現役時代は阪神、南海で活躍し、引退後は阪神で投手コーチやフロントでも尽力したサンケイスポーツ専属評論家の上田二朗氏(78)は凡打後の阪神・佐藤輝明内野手(26)の姿に苦言を呈した。阪神OBとして、どうしても気になることがある。それは佐藤輝が三振したあと、凡退したあとに見せる情けない姿だ。タイミングが合わず、打ち取られるのは仕方がない。だが佐藤輝の何とも言いようのない姿を、ずっと見せらると、寂しい思いに駆られる。今の佐藤輝は本塁打王、打点王のタイトルを目前にして、堂々たる「阪神の顔」になっている。「阪神の顔」には弱い部分は見せてほしくない。私自身もタテジマに袖を通して、阪神ベンチで戦ってきた。その間、何人もの4番を、「阪神の顔」を見てきた。田淵幸一さんがいて、掛布雅之がいた。ブリーデンという助っ人もいた。彼らは、絶対に情けない姿は見せなかった。三振すれば、相手投手をにらみつけたりしていた。それが戦う者の姿勢であり、ベンチにいて、勇気づけられたことが何度もあった。阪神の4番は求められるものも多いのは事実。でも、堂々たる4番になっている佐藤輝には、ある時はにらみつけ、ある時は淡々と、平然とアウトになってもらいたい。阪神のOBが、ファンが、そんな姿を待っていると思う。投げる方では伊藤将が心配だ。悪い球を投げているわけではない。一番苦しんだ時期に比べるとフォームも安定してきている。ただ、先発投手は一番意識するのは勝ち星。勝てない時期が続くと、悶々とした気持ちになり、調子を取り戻せなくなる傾向が強い。パワー系ではなく、コーナーワークで勝負するタイプだから、微妙な狂いがより影響する。今の伊藤将は、負の連鎖が続いて、内心もイライラしていると思う。この状況でCSに向けて、立て直していけるか、不安要素は多い。阪神の先発候補は村上、才木、大竹、高橋がいて、さらに候補は何人もいる。現状での比較なら伊藤将がCSで先発メンバーに入っていけないだろう。期待している投手だから、復調を心から願っているが...。
◆阪神が完敗。伊藤将司投手(29)は7月13日ヤクルト戦(甲子園)での無傷の4勝目後、8戦3敗となった。二回に山田哲人内野手(33)に先制ソロを浴びた後、山野太一投手(26)にも安打を許すなど、2点を献上。五回には山田の適時二塁打など4本のタイムリーを集められて降板した。さらに2番手工藤泰成投手(23)が押し出し死球を与え、6点を失った。六回に登録即マウンドの高卒3年目の茨木秀俊投手(21)は佐藤輝明内野手(26)の失策と四球で迎えた無死一、二塁をしのぎ、七回も投げ、2回無失点でプロ初登板を終えた。佐藤輝は八回1死一塁での右前打が15日中日戦(甲子園)での38号本塁打以来、13打席ぶりヒット。
◆2度にわたる降雨中断の先に、トンネルの出口があった。痛烈な打球が一、二塁間を抜ける。敗戦の中で明るく響いたのは阪神・佐藤輝明内野手(26)の快音だ。一本出せたことが22日以降につながるかと問われ「そうですね、はい」と前を向いて答えた。ヤクルトの先発左腕・山野に対し、六回の第3打席までは2三振などで凡退。それでも1―8の八回1死一塁だ。代わった松本健の初球の直球を狙いすましたかのようにジャストミート。引っ張り込んだ打球で「H」ランプを灯し、最後の打席で意地を見せた。疲労を考慮されて17、18日の広島戦(マツダ)はベンチ外。19日のDeNA戦(甲子園)でスタメンに復帰するもなかなか結果を残せず、この日の第3打席までで5三振を含む12打席連続無安打だった。その状況からようやく脱出だ。この男の視界にあるのは40本塁打&100打点。2本塁打&4打点で届くその大台に向け、復調のきっかけにしたい。「難しい試合ではありました」と振り返る一戦を戦い抜き、残りは6試合。ファンはさらに勇ましい姿を待っている。(須藤佳裕)
◆この日プロ初の1軍昇格となった高卒3年目の茨木が、堂々の初登板を飾った。0―8の六回に3番手で登板すると2イニングをゼロに封じた。「やってやろうという気持ちで東京に来たので、強気で攻めることができた」六回は三塁・佐藤輝の失策と四球で無死一、二塁を背負うも、後続を凡打に打ち取り、なんとか無失点で切り抜けた。七回の攻撃後、雨によりこの日2度目となる38分間の試合中断をはさみ、再びマウンドに上がった。「中断もありうまく修正できた」と長岡、内山、北村の上位打線を12球で料理。念願の1軍デビューを果たした21歳の右腕は「やっと(スタートラインに)立てたので、これからだと思います」と淡々と先を見据えた。(秋葉元)
◆21日に25歳の誕生日を迎えた小幡は、七回の遊撃守備から途中出場。八回無死二塁で打席に立つと、三塁側からバースデーソングが流れた後に、自らを祝う右前打を放った。「(バースデーソングは)やりづらかったですけど(笑)。すごくありがたいこと」。19日に再昇格後、初安打を記録し、1本出たのは大きいかという問いに対して「その通りだと思います」と話した。
◆主砲の穴は、主将がカバーした。ヤクルト・山田哲人内野手(33)が先制の11号ソロを含む3安打2打点。村上がスタメンを外れる中、約3カ月ぶりの猛打賞(1試合3安打以上)で15安打8得点の大勝に導いた。「自分のポイントでいい形でスイングができた。(村上欠場の中で)打線もつながっていたし、良かった」らしさ全開の一撃で号砲を鳴らした。0-0の二回先頭。伊藤将の直球を完璧に捉え、左翼席まで運んだ。三回には右越え二塁打。五回1死一、二塁では左翼フェンス直撃の適時二塁打を放ち、打者一巡6得点のビッグイニングを演出した。現役選手では今季限りで引退する中日・中田を抜いて単独2位となる通算310本塁打目(1位は西武・中村剛の481本)。勝利打点が通算100度目に到達した。球団では若松勉、古田敦也、池山隆寛に次ぐ4人目。過去3度、トリプルスリー(同一シーズン打率3割、30本塁打、30盗塁以上)を達成するなど、勝負強い打撃で通算913打点を挙げてきた右打者がまた球団史に名前を刻んだ。この日はチームトップの19本塁打を放つ村上が上半身のコンディション不良から1軍復帰後、初めて先発を外れた。20日の中日戦で2試合連続で途中交代し、高津監督は「ちょっと体調がすぐれない」と説明。この日は「日に日に良くはなっているので大丈夫だと思う」とした。悔しさを押し殺して、ベンチの最前線で声を張り上げた4番の鼓舞にチーム一丸で応えた。2度にわたり計58分の雨天中断に見舞われた中、セ・リーグ覇者の阪神に快勝。その主役は間違いなく山田だった。「僕自身も一年間もがいていますけど、今日みたいな打撃を続けていきたい」。残り10試合。背番号1がバットでファンを魅了する。(樋口航)
◆六回の守備から途中出場したヘルナンデスが、チームが苦戦していた左腕・山野から七回に中前打を放った。「練習した結果が出たのかと思うが、負けたのでなんとも言えない」。18日の1軍昇格後は打率・571(7打数4安打)、2打点と好調をキープ。対左投手に限れば今季打率・289で、ポストシーズンに向けて右の代打として期待がかかる。
◆舞台は整っていたが、本来の投球を披露することはできなかった。先発した阪神・伊藤将司投手(29)は得意とするヤクルト打線につかまり、五回途中で自己ワーストの14安打8失点。ポストシーズンに向けて不安が残る結果となった。「言うことないです。ランナーが出ても粘れるようにしていきたい」燕退治は大の得意のはずだった。今季はこの日まで5試合に先発して2年ぶりの完封勝利を挙げるなど2勝0敗、防御率は0・72を記録。打者有利の神宮でも、3試合で防御率0・82だった。しかし、この日は一転。直球は「コースにしっかりいっていた」と振り返ったが、毎回安打を浴びる苦しい投球となった。二回に先頭の山田に先制ソロを献上すると、さらに3本の安打を許して2失点。三、四回は走者を出しながらも打たせて取る投球で無失点で切り抜けた。しかし五回に7本の安打を集中され、一挙6失点。先発としての役目を果たせず、2番手の工藤に後を託すしかなかった。クライマックスシリーズ、日本シリーズを前にして、球界に誇る虎の先発陣に暗雲が垂れ込めている。ともに12勝を挙げてダブルエースとしてチームを引っ張ってきた才木、村上、さらには9月に入って3連勝中の大竹は盤石だが、高橋も調子が上がらず、ここへきて伊藤将が3試合連続の炎上...。4番手以降の投手陣に不安が残る。伊藤将は開幕から2軍生活が続き、6月11日の西武戦(ベルーナ)でようやく今季初先発。続く同18日のロッテ戦(甲子園)から4戦4勝と快進撃を支えていたが、後半戦に試練が訪れた。7月13日のヤクルト戦(甲子園)を最後に白星から遠ざかり、9月に入ってからは0勝3敗、防御率10・06。5試合連続被弾中で、昨季からの巻き返しを期す左腕が苦しんでいる。大雨の神宮で、チームは今季ワーストタイの15安打を浴びた。こびりついた不安を、雨が洗い流してくれたと信じたい。(萩原翔)村上、才木がここまでセ・リーグ2位の12勝。大竹は9月は3戦全勝で9勝と結果を残している。一方、高橋は13日の巨人戦(東京ドーム)での3回6失点に続き、20日のDeNA戦(甲子園)でも五回途中2失点と調子が下降気味。伊藤将はこの日までに登板3戦連続で5失点以上と調子を落としており、シーズン中盤まで6勝を挙げたデュプランティエは8月9日のヤクルト戦(京セラ)を最後に実戦から遠ざかっている。育成D3位ルーキーながら2勝している早川や、9月15日に先発初勝利をつかんだネルソンはいるが、4番手以降は不透明となっている。
◆阪神はヤクルトに1-8で大敗。雨による2度の中断もあった苦しいゲームで、森下翔太外野手(25)が2安打1打点と気を吐いた。最近5試合で打率・550と打ちまくる若武者は、16日まで「・348」だった出塁率がセ・リーグ3位の「・3555」まで上昇! 1位の広島・小園海斗内野手(25)の「・360」も視界にとらえ、残り6試合で初タイトルをたぐりよせる!!神宮の杜に、強い雨が打ち付ける。計58分にわたる2度の中断を経て、チームは大敗。そんな展開でも、森下は集中力を切らさなかった。雨にも負けず、2安打で気を吐いた。「打席に立つのに無駄にはできないので、集中力を持って(打席に)入れました。球場によってマウンドの高さだったりいろいろと変わるので、うまくアジャストできたかなと思います」7回無失点と好投を許したヤクルトの先発左腕・山野から、チームで唯一のマルチ安打を放った。一回にはフルカウントから外角の直球を逆らわずにはじき返し、右翼手の頭上を越える二塁打でチャンスメーク。5試合連続安打とし、プレーボールから背番号1に隙はなかった。三回は遊ゴロに倒れたが、驚異の集中力を見せたのは六回。雨が強まる中、1死から打席へ。しかしカウント3―2となったところでさらに大降りになり、球審が両軍の選手をベンチに引き揚げさせた。そして20分間の中断をはさみ、打席に戻った次のボールで二遊間を抜く中前打。「(試合が)あるかないかもわからないので、とりあえずある、と思って、裏でしっかり準備をしていました」。見事な〝初球打ち〟で戦う姿勢を崩さなかった。
◆本日は水上の戦いの話題から。ボートレースの「GⅠびわこ大賞」は22日に最終日を迎え、優勝戦が行われる。予想は13面を参考に、決断していただけたら。そこに一獲千金(?)の夢は詰まっています。この世紀のビッグレースを盛り上げてきたポスターをごらんになりましたか?滋賀県の方なら誰でも知っているマスコットキャラクター「ビナちゃん」。琵琶湖の青さをイメージして、青い姿の「ビナちゃん」が、まさかの黄金に染まった、あの衝撃的なポスター。一度見たら忘れられない。17日の開会式では、選手が登場するゲートのすぐ後ろにドド~ンと君臨していたし、会場のあちこちでも光り輝き、サンスポの紙面でも「あっ、見た!」という人がおられるのでは。自慢させてください。このポスター、実はわがサンケイスポーツのメディア局整理部が生み出したもの。デザインのプロ集団でもある整理部次長・竹中高大、かの有名な俳優と同姓同名の敏腕整理マン・田中圭(顔は全く似てません。念のため)らが中心となって作成。「ボートレースびわこ」の公募に〝参戦〟したところ、見事に選ばれたのであります。「『ビナちゃん』の持つオリジナルなイメージを残しつつ、強烈な印象が残るよう心がけました。一番難しかったのは黄金の色合いです。銅像らしく見えるような、濃淡の加減がすごく難しくて。何度もやり直しました。でも、多くの人に目にしてもらえて、すごく光栄です」竹中次長が苦労話を教えてくれた。確かにポスターに記された「輝き受け継がれる黄金の歴史」にピタリと来る。新時代に挑戦し続けるサンスポは、いろんな分野でアピールをしています。
◆22日ヤクルト戦(神宮)を含めて、阪神の残り試合は「6」。本塁打王のタイトルを、ほぼ手中に収めている佐藤輝明にとって、何本で初戴冠に到達できるか、が注目の的。現状、15日中日戦(甲子園)での自身2度目の2打席連続弾の38号が最後。疲労蓄積のコンディション不良による2度のベンチ外を含めると、5試合に渡ってアーチから遠ざかっている。しかも左翼席に放り込んだ一発後は12打数1安打5三振1四球...。21日のヤクルト戦の八回の右前打が13打席ぶりの快音だった。球団8人目の大台まで、あと2本で下降線の気配。与えられた時間は6試合。個人的には「1番・佐藤輝」はアリ、だ。入団5年間の〝最上位打順〟は2022年の「2番」。だから余計に見てみたい。打席を増やすことで、バックアップをしてほしいと思っている。「40本を打つと、そこは別世界。ホームランバッターにとって、40本は一つの勲章」掛布雅之OB会長はテレビ解説で、こう語っていた。大台に到達した実績が己へのプレッシャーともなり、次の成長につながるとも力説していた。2度も〝別世界〟を経験した人間にしか言えない重みのある言葉だった。本塁打のタイトルを争う選手に打席数を与えるために1番に抜擢するー。感覚的には昔はよくあった気がする。厳密に言えば、今回のケースは争ってはいない。しかも定位置とする近本光司には差が開いたとは言え、最多安打のタイトルがかかっている。世の流れ。チーム事情を考えれば、愚策かもしれない。しかし、妨げる強固な理由があるとも思えない。状況は異なるが2023年、日本ハム・新庄剛志監督がキングを争っていた万波中正を1番に21試合、2番に1試合、起用した。計22試合で5本を加え、最終的には25発。ロッテのグレゴリー・ポランコ、ソフトバンク・近藤健介、楽天・浅村栄斗がタイトルを分け合い、1差で敗れた。大山悠輔が28本塁打を記録した20年は残り2試合で1番に入ったものの、巨人・岡本和真の31本には追いつけなかった。03年は9月15日にリーグ優勝が決まり、17日に「1番ジョージ・アリアス」が誕生した。そして〝デビュー戦〟で、初回先頭打者アーチの離れ業!パワーあふれる斬り込み隊長は計3本塁打を加えた。ヤクルトのアレックス・ラミレス、中日タイロン・ウッズが40本でタイトルを獲得し、アリアスは38本だった。万波とアリアスを見てみると、無駄ではない。やってみる価値はあると思うのだが...。球団創設90周年を迎える阪神で年間40発以上の選手を本塁打数順に並べるとー。★54本塁打=85年ランディ・バース★48本塁打=79年掛布雅之★47本塁打=86年バース、10年クレイグ・ブラゼル★46本塁打=49年藤村冨美男★45本塁打=74年田淵幸一★43本塁打=75年田淵★40本塁打=76年ハル・ブリーデン、85年掛布、05年金本知憲過去7人が10度、大台に乗せている。8人目になる可能性が佐藤輝の目の前にある。最初で最後の...とは言えないが、このチャンスを逃すのはもったいない。1番で2本加えても、誰も文句は言わない。今季、新人指揮官ながら、らしさ全開で数々の妙手を披露した藤川球児監督にとって、「1番・佐藤輝明」は、許容範囲なのか。それとも論外なのか。個人的には奥の手と思えるが...。3月28日の広島との開幕戦(マツダ)の一回の第1打席の2ランから、今季の快進撃は始まった。いずれにしても、残りはわずか6試合。ひと握りの選手にだけ与えられた「飛ばす素質」を持った佐藤輝明は、〝カケフ流勲章〟をも手にすることができるのだろうか。(敬称略)■稲見 誠(いなみ まこと) 1963年、大阪・東大阪市生まれ。89年に大阪サンスポに入社。大相撲などアマチュアスポーツを担当し、2001年から阪神キャップ。03年には18年ぶりのリーグ優勝を経験した。現在は大阪サンケイスポーツ企画委員。
◆阪神は22日、「2025 JERA セ・リーグ優勝記念グッズ」を、24日からチームショップアルプス、阪神甲子園球場レフト16号門横スタジアムショップで販売することを発表した。ビールかけTシャツをはじめ、限定のリーグ優勝記念グッズや、リーグ優勝達成日のイチオシ缶バッジなどがラインアップ。詳しくは球団公式ホームページまで。
◆阪神・及川雅貴投手(24)が絶体絶命のピンチを招くも無失点で切り抜けた。2-2の七回に3番手で登板。ここまで63試合の登板で防御率0・91を誇っていたが、この日は苦しんだ。先頭の中村に中前打を許すと、続く岩田の犠打で得点圏に走者を背負った。さらに代打・増田の右前打で1死一、三塁。それでも太田を空振り三振に斬ると、長岡は二ゴロに打ち取ってピンチを脱出した。これで今季50ホールドポイント(HP)とし、リーグトップの52HPを挙げる大勢(巨人)にあと2と迫った。
<セ・リーグ順位表推移>
| 順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 優勝 (-) |
阪神 |
83 | 51 | 3 | 0.619 (↓0.005) | - (-) |
6 | 475 (+1) | 334 (+8) | 88 (-) | 98 (-) |
0.244 (-) | 2.200 (↓0.05) |
| 2 (-) |
DeNA |
68 | 64 | 5 | 0.515 (↑0.004) | 14 (↑1) |
6 | 472 (+7) | 428 (+2) | 102 (+1) | 63 (+1) |
0.242 (↑0.001) | 2.870 (↑0.01) |
| 3 (-) |
巨人 |
67 | 67 | 3 | 0.500 (↓0.004) | 16 (-) |
6 | 437 (+2) | 435 (+5) | 93 (-) | 50 (-) |
0.248 (↑0.001) | 2.900 (↓0.01) |
| 4 (1↑) |
中日 |
60 | 75 | 2 | 0.444 (↑0.004) | 23.5 (↑1) |
6 | 385 (+5) | 443 (+2) | 77 (+2) | 79 (-) |
0.231 (-) | 2.960 (-) |
| 5 (1↓) |
広島 |
58 | 74 | 5 | 0.439 (↓0.004) | 24 (-) |
6 | 430 (+2) | 464 (+7) | 70 (-) | 56 (-) |
0.247 (-) | 3.100 (↓0.02) |
| 6 (-) |
ヤクルト |
51 | 76 | 6 | 0.402 (↑0.005) | 28.5 (↑1) |
10 | 400 (+8) | 532 (+1) | 82 (+1) | 58 (+1) |
0.233 (↑0.001) | 3.630 (↑0.02) |



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