1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ロッテ | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 2 | 1 | 0 | 0 | 7 | 10 | 0 | 1 |
日本ハム | 1 | 1 | 2 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1X | 8 | 16 | 4 | 0 |
勝利投手:齋藤 友貴哉(1勝2敗2S) 敗戦投手:横山 陸人(2勝4敗8S) 本塁打 |

![]() |
![]() |
![]() |
◆日本ハムは4-2で迎えた4回裏、清宮幸の適時二塁打で3点を追加する。その後同点を許すも、9回に代打・淺間の適時二塁打が飛び出し、サヨナラ勝利を収めた。投げては、6番手・齋藤が今季初勝利。敗れたロッテは5点差を追いつく粘りを見せるも、5番手・横山が踏ん張りきれなかった。
◆日本ハム達孝太が得意のロッテ戦に先発する。このカードは昨年1試合、今年3試合の通算4試合に登板して3勝0敗。昨年10月3日の初対戦から24回2/3を投げ、まだ1点も取られていない。ロッテ戦の通算被打率は88打数15安打の1割7分で、許した長打は寺地と山本の二塁打2本だけ。得点圏に走者を置いた場面では21打数0安打と、ここまで完璧に抑えている。達がロッテ戦の連続無失点をどこまで伸ばせるか。
◆シンガー・ソングライターのMs.OOJA(みす・おおじゃ=42)がファーストピッチを務めた。三重出身だが、北海道ではラジオ番組「サタパン」が14年目を迎えるなど北の大地とも縁が深いMs.OOJAはエスコンフィールドに来るのが初めて。「今日は真っすぐ、ノーバウンドを目指したいんですけど、ちょっと怪しい...」と話していたが、ファーストピッチは一塁側へ大きくそれた。投球後は「もう今はなんか記憶がないです」と苦笑いしていた。試合後はスペシャルライブも予定されている。
◆日本ハムの選手たちが19日に引退セレモニーが行われた元同僚、中日中田翔内野手(36)の登場曲を使用した。清宮幸太郎内野手(26)は1回の第1打席で、チャンス時の登場曲だったRADIO FISHの「PERFECT HUMAN」を使用。石井一成内野手(31)は2回の第1打席でビーグルクルーの「My HERO」を使用し、場内が沸いた。日本ハムは19日に試合がなく、1日遅れとなったが"大将"の引退への思いを登場曲に乗せた。【動画】日本ハム浅間大基が代打サヨナラタイムリー 想いを乗せた一撃が弾む
◆ロッテは打線がつながり、ロッテ戦防御率0・00の日本ハム先発達孝太投手(21)を攻略した。3回まで完全に抑えられていたが4回に2死一塁から上田希由翔内野手(24)がフォークを捉え、右越え2点本塁打を放ち得点を奪った。5回には友杉篤輝内野手(24)、小川龍成内野手(27)が連打で出塁し、西川史礁外野手(27)の中越え適時二塁打で追加点を挙げる。さらに高部瑛斗外野手(27)の二ゴロの間に1点を追加し3点差に詰め寄った。西川はリーグトップの25本目の二塁打をマークした。
◆ロッテ先発のブライアン・サモンズ投手(30)は3回2/3を投げ、今季ワースト7失点で降板した。初回に1死三塁から水谷に右前打を浴び先制を許す。2回にも押し出しで失点した。2-4の4回には2死満塁から清宮に3点適時三塁打を浴び突き放された。それでも野手陣が奮闘し最大5点差のビハインドを6回表終了までに1点差に詰め寄った。サモンズは「しっかりした試合を作ろうと思っていたけど、今日は自分の思っていた通りに行かなかった」と振り返った。
◆日本ハムが今季ワーストの1試合4失策などで苦しみながらも、今季10度目のサヨナラ勝利で、なんとか連敗を2で止めた。1回に3番水谷瞬外野手(24)の右前適時打で先制。2回は1番万波中正外野手(25)が押し出し四球を選んで1点。3回は5番清宮幸太郎内野手(26)と石井一成内野手(31)の適時打で2点と序盤で4点をリードした。先発した達孝太投手(21)は3回までは無失点投球だったが、4回は上田に3号2ランを献上。その裏に5番清宮幸が満塁の走者一掃の適時二塁打で3点を取り返してくれたが、5回にも2点を失い、5回4失点で降板した。6回からは2番手の宮西尚生投手(40)が登板したが、連打と自らのバント処理の失策で2死満塁のピンチをつくって降板。3番手の玉井大翔投手(33)は西川を三ゴロに仕留めたが、三塁手の郡司裕也捕手(27)が一塁へ悪送球(記録は失策)。2人の走者が生還し、1点差に詰め寄られた。さらに7回は4番手の畔柳亨丞投手(22)が2死無走者から寺地を二ゴロに仕留めたが、打球がイレギュラーして二塁手の石井がファンブル(記録は失策)。2死二塁から上田の遊ゴロを遊撃手の水野達稀内野手(25)もファンブル(記録は失策)。まさかの連続失策で同点に追い付かれた。その裏の攻撃では先頭の石井が右翼へ三塁打を放ってチャンスメーク。新庄剛志監督(53)は1死三塁で水野のカウント2-0からの3球目にスクイズを仕掛けたが、沢村が外角へ外したスプリットを水野が空振り。代走五十幡亮汰外野手(26)が三本間に挟まれてアウト(記録は盗塁死)となり、勝ち越せなかった。それでも8回は上原健太投手(31)、9回は斎藤友貴哉投手(30)が無失点に抑えると、9回2死から途中出場の山県秀内野手(23)が中堅フェンス直撃の二塁打で出塁。続く代打浅間大基外野手(29)が左越えにサヨナラ打を放った。なんとか白星をもぎ取り、この日は首位ソフトバンクが敗れたため、ゲーム差を1つ縮めて「3・5」とした。▽日本ハム浅間(レギュラーシーズンでは10年ぶりのサヨナラ打)「興奮マックス、アサマーックス! 横山投手もいいピッチャーなのは分かっていたので割り切っていこうと思いきり振りました」
◆ロッテはサヨナラ負けを喫した。7-7の9回、横山陸人投手(24)が2死二塁から代打浅間に左中間へのサヨナラ打を浴びた。先発のブライアン・サモンズ投手(30)は3回2/3を投げ、今季ワースト7失点で降板した。初回に1死三塁から水谷に右前打を浴び先制を許す。2回にも押し出しで失点した。2-4の4回には2死満塁から清宮に3点適時三塁打を浴び突き放された。「しっかりした試合を作ろうと思っていたけど、今日は自分の思っていた通りに行かなかった」と振り返った。それでも野手陣が奮闘し、中盤にロッテ戦防御率0・00の日本ハム先発達を攻略した。3回まで完全に抑えられていたが4回に2死一塁から上田希由翔内野手(24)がフォークを捉え、右越え2点本塁打を放ち得点を奪った。5回には友杉篤輝内野手(24)、小川龍成内野手(27)が連打で出塁し、西川史礁外野手(27)の25本目二塁打で追加点を挙げる。さらに高部瑛斗外野手(27)の二ゴロの間に1点を追加し3点差に詰め寄った。6回には2死満塁から相手失策で1点差に。7回にも相手のミスが重なり同点に追いついた。ロッテが今季12度目のサヨナラ負け。最近では昨季の西武がサヨナラ試合で13敗しているが、ロッテでは91年の12度に並ぶ球団ワーストとなった。
◆どんな形でもいい想いを乗せた一撃が弾む浅間大基 代打サヨナラタイムリー?プロ野球(2025/9/20)??日本ハム×ロッテ??Live on DAZN #オレをみろ #lovefighters#だったらDAZN pic.twitter.com/gCZQ6SBSk5
◆日本ハムが今季ワーストの1試合4失策などで苦しみながらも、今季10度目のサヨナラ勝利で、なんとか連敗を2で止めた。5回までに7-4とリードしたが、6回に失策絡みで1点差とされ、7回には2死無走者から打球がイレギュラーして二塁手の石井と遊撃手の水野達稀内野手(25)が連続でファンブル(記録は失策)し、同点とされた。その裏の攻撃では先頭の石井が右翼へ三塁打を放ってチャンスメーク。新庄剛志監督(53)は1死三塁で水野のカウント2-0からの3球目にスクイズを仕掛けたが、沢村の外角へ抜けたスプリットを水野が空振り。代走五十幡亮汰外野手(26)が三本間に挟まれてアウト(記録は盗塁死)となり、勝ち越せなかった。それでも8回は上原健太投手(31)、9回は斎藤友貴哉投手(30)が無失点に抑えると、9回2死から途中出場の山県秀内野手(23)が中堅フェンス直撃の二塁打で出塁。続く代打浅間大基外野手(29)が左越えにサヨナラ打を放った。なんとか白星をもぎ取り、この日は首位ソフトバンクが敗れたため、ゲーム差を1つ縮めて「3・5」とした。
◆日本ハムが今季10度目のサヨナラ勝利で逆転優勝への望みをつないだ。試合後、新庄剛志監督(53)が開口一番「浅間君!」とたたえたヒーローが乱戦にけりをつけた。9回2死二塁から代打浅間が左越えのサヨナラ適時二塁打。「代打を送る前に(15日西武戦の)レフトへの3ランのイメージがすごい降りてきて。勝負してくれないかなと思ったら、勝負してくれた。よく決めましたね」。指揮官もベンチ前でピョンピョンと跳びはねて喜んだ。重苦しい試合で、なんとか白星を拾った。4回までに最大5点リードも、7回2死走者なしから二遊間の連続失策で追いつかれた。ともにゴロがイレギュラーしてファンブル。新庄監督も「あれは記録員の方、ちょっと(記録を)変えてもらいたい。あれはヒットです」と擁護するほど、不運な追いつかれ方だった。7回の攻撃も流れが悪かった。先頭の石井がミスを取り返すように三塁打を放ってチャンスメーク。1死三塁で水野が打席に立った場面で、新庄監督はスクイズを敢行。ただ、ロッテ沢村が投じた外角へのスプリットを水野が空振りし、結果的に三塁走者の代走五十幡が盗塁死となってチャンスを逸した。その場面も、指揮官は「キャッチャーの佐藤君も真ん中に構えていた。作戦的には間違いじゃないです。(沢村が)走ったのを見てフォークを外にコントロールしていたなら、もう『失礼しました』です」と振り返るほどツキもなかった。それでも最後は押しきった。首位ソフトバンクが負けただけに「勝ってよかった。何が起こるか、わからないからね。もう相手どうこうじゃない。勝ち続けて、相手がどう転ぶかは結果を見てみないとわからない。明日も、取りに行きます」。首位とは3・5差で残り9試合。厳しい状況は変わらないが、まだ諦めない。【木下大輔】▽日本ハム達(5回7安打4失点で8勝目はお預け)「序盤から援護点をもらっていながら、試合をつくることができず、チームに申し訳ないです」
◆日本ハム浅間大基外野手(29)がチームを救った。ロッテ戦(エスコンフィールド)で同点の9回2死二塁で代打で登場。レギュラーシーズンではルーキーイヤーの15年以来となる、10年ぶり2度目のサヨナラ打を放った。移籍組を除けば、球団最長ブランクとなる劇的な一打で連敗を2でストップ。奇跡の逆転Vへ、まずは首位ソフトバンクとのゲーム差を1つ縮めて「3・5」とした。浅間が、お立ち台で絶叫した。「興奮マックス、アサマ-ックス!」。モヤモヤした試合展開を、スカッと終わらせた。出番は同点の9回2死二塁。代打として打席へ向かうと、考えはシンプルだった。「甘い球、来い」。余計なことは考えなかった。割り切って、初球からフルスイングを続けた。空振り、空振り、ファウル。最初の3球は捉え損ねたが「そこも気にせず」に4球目の154キロ直球を捉えた。打球は前進守備だった左翼の頭を越えた。サヨナラ適時二塁打。笑顔のチームメートが次々と駆け寄って、もみくちゃにされた。「ほんと、あの瞬間は最高」。昨季はCSファーストステージ第3戦でもサヨナラ打を放ったが、レギュラーシーズンでは高卒ルーキーだった15年9月23日ソフトバンク戦(札幌ドーム)以来3650日ぶりに味わう歓喜だった。あれから10年が経った。「いろんな、いい経験も悪い経験もしてきた。その中で、ああいう場面って考えても打てないなって。自分を信じて、割り切ってって感じで行きました」。これまで積み重ねた経験値を、ここぞの場面で生かした。リーグ優勝へ向けて、もう負けられない今のチーム全体にも必要なメンタル、思考で、ミスも多く出てもつれてしまった試合を勝利に導いた。浅間のサヨナラ打に跳びはねて歓喜した新庄監督も「もともと実力のある子なんで。今日は(相手先発が)左っていうところでスタメンではなかったですけど、明日は考えます」と笑顔だ。敗れた首位ソフトバンクと3・5差に縮め、優勝マジックも減らさなかった。大きな1勝をもたらした浅間は「勝つことが何より大事だと思う。どんな内容であれ、また明日につながる」。奇跡の逆転Vへ、経験豊富な背番号8がチームを1つ前進させた。【木下大輔】浅間がサヨナラ打。浅間は昨年CSファーストステージのロッテ戦でもサヨナラ安打を放っているが、公式戦では高卒新人の15年9月23日ソフトバンク戦(二塁打)以来10年ぶりとなった。サヨナラ打の最長ブランクは53年呉昌征(毎日)、10年前田智徳(広島)の16年ぶりだが、移籍選手を除いた日本ハムの選手では島田誠の8年ぶり(80年→88年)を上回る球団最長ブランクになる。日本ハムは今季10度目のサヨナラ勝ち。昨季も10度マークしており、2年連続で10度以上のサヨナラ勝ちは55年12度、56年10度の毎日、93年14度、94年11度のヤクルト、00年10度、01年12度の阪神に次いでプロ野球4度目。
◆日本ハム清宮幸太郎内野手(26)がリスペクトする大先輩の背中を追うように今季最多タイの4打点を挙げた。第1打席の登場曲は、19日に引退セレモニーを行った中日中田翔内野手(36)がチャンス時に使用していた「PERFECT HUMAN」だった。「昨日、試合なかったんで、やりたいなと。石井さんが『My HERO』にするって言ってたんで、それじゃあと」と使い分けたという。3回は右前適時打、4回は満塁の走者一掃の適時二塁打。「中田さんも打点の稼ぎ屋ってイメージがありますし、勝負強い打撃は受け継いでいきたい」と話した。
◆日本ハム・水谷瞬外野手(24)が「3番・右翼」で先発出場し、一回に適時打を放った。15日の西武戦(エスコン)以来、出場3試合ぶりの打点でチームに先制点をもたらした。フルカウントからロッテ先発左腕、サモンズの146キロの直球を振り抜いた。詰まりながらも右前へ落とし「今日は朝から信号にたくさん引っかかり、その分ガソリンを多く落としましたが、おかげで打球も狙ったいいところに落とすことができました」とユーモアたっぷりに振り返った。
◆日本ハムは打線がつながり、2―0の三回に2点を奪った。これで一回から3イニング連続得点とした。まずは1死三塁で「5番・一塁」で先発出場の清宮幸太郎内野手(26)が右前適時打を放った。「(前を打つ)ジェッシー(水谷)と郡司さんが良い状況を作ってくれたおかげです。流れに乗って、良い形で追加点を取ることができました」ロッテ先発左腕、サモンズの初球、123キロのカーブを捉えた。その後、2死二塁では7番・石井が「いい流れで回ってきたので、つなぐ意識で打席にはいりました」と適時打をマーク。147キロの直球を中前へ運び「いい流れで回ってきたので、つなぐ意識で打席にはいりました」と振り返った。
◆日本ハムがサヨナラ勝ちで乱打戦を制した。7―7の九回2死二塁で、代打・浅間が決勝の適時二塁打を放った。6番手の斎藤が今季初勝利を挙げた。ロッテは最大5点差を追い付く粘りを見せたが、最後は5番手の横山が打たれた。
◆ロッテの西川が今季25本目の二塁打を放った。2―7の五回無死一、三塁で達の速球を捉え、鋭い打球で右中間を破った。新人で25本以上の二塁打はパ・リーグでは61年ぶり5人目。「うれしい気持ちもあるけど、ちょっと(力を)出しきれないふがいなさ、独特な感情が残っている」と淡々と話した。4試合連続安打となり、規定打席到達も見えてきた。新人王争いについては「最終的についてくればいい。試合中は意識せずに、自分自身の全力プレーを常に意識してやっている」と力を込めた。
◆パ・リーグ2位の日本ハムは20日、ロッテ20回戦(エスコン)に8―7で今季10度目のサヨナラ勝ちを収めた。九回2死二塁で代打出場した浅間大基外野手(29)が左中間への適時二塁打を放ち、接戦に終止符を打った。逆転優勝を狙うチームは連敗を2でストップ。オリックスに敗れた首位ソフトバンクとのゲーム差を3・5に縮めた。願いを乗せた白球が左中間を破ると、右拳を高々と突き上げた。7―7の九回2死二塁で代打出場した浅間が接戦にケリをつける適時二塁打。チームを今季10度目のサヨナラ勝ちに導き、本拠地のお立ち台で絶叫した。「興奮マックス! 浅間ックス!」ツーストライクから右腕、横山の154キロの直球を仕留めた。この日の北海道地方は線状降水帯が発生し、21日明け方にかけて大雨の予報。「(これから)すごい雨が降ると聞いているので、早く試合を終わらせようという強い気持ちを持って打席に入りました」とユーモアを交えて振り返った。緊迫の最終盤で存在感を放っている。15日に1軍昇格すると、その日の西武戦(エスコン)で勝利を決定づける3ラン。昨季、ロッテとのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦でサヨナラ打を放つなど、シーズン佳境で大仕事をやってのける29歳は「まだこんなもんじゃない。ここからもっと(活躍を)見せられるように頑張ります」と頼もしい。約3カ月間、2軍でもがいてきたプロ11年目の左打者が持ち味の勝負強さを見せつけた。代打策を的中させた新庄監督は「代打を送る前に(西武戦の)左翼への3ランのイメージが降りてきた」とニヤリ。その上で「もともと実力のある子。よく決めましたね」とたたえた。序盤に4点のリードを奪いながら、計4失策で終盤に追いつかれる不穏なムードをサヨナラ勝ちで吹き飛ばした。負けられない戦いで真価を発揮し、首位ソフトバンクとのゲーム差を3・5に縮めた。指揮官が「勝つしかない」と力を込めれば「勝つことが何より大事。どんな内容であれ、明日につながる」と浅間。一戦必勝で鷹を追う。(加藤次郎)
◆日本ハム・清宮幸太郎内野手(26)が2安打4打点の活躍で打線を引っ張った。左腕のサモンズから三回に右前適時打を放つと、続く四回には走者一掃の3点二塁打。「チャンスをつぶしたら、相手に流れがいきそうな雰囲気もあったので打ててよかった」と胸をなで下ろした。日本ハムで約4年間、ともにプレーした中日・中田が今季限りで現役を引退する。リーグ2位の60打点をマークする左打者は「勝負強い打撃は受け継いでいきたい」と決意を口にした。
◆?日本ハムが九回に代打・浅間のサヨナラ二塁打で勝利。サヨナラ勝ちは9月13日の西武戦(○5-4、十一回に清宮幸太郎の単打)以来、今季10度目。オリックスと並ぶ両リーグ最多回数。?浅間のサヨナラ安打は2015年9月23日のソフトバンク戦(十一回=二塁打)以来10年ぶり2本目。前回のサヨナラ安打から10年以上かかった例としては、今年、西武・炭谷銀仁朗が6月11日の阪神戦で11年ぶり(14年=単打)にサヨナラ安打(単打)をマーク。過去には広島・前田智徳(1994年=本塁打→2010年=単打)の16年ぶりなどがある。

<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
80 | 48 | 4 | 0.625 (↓0.005) | M7 (-) |
11 | 508 (+4) | 371 (+5) | 92 (+2) | 96 (+1) |
0.255 (-) | 2.460 (↓0.02) |
2 (-) |
日本ハム |
78 | 53 | 3 | 0.595 (↑0.003) | 3.5 (↑1) |
9 | 521 (+8) | 381 (+7) | 122 (-) | 70 (+2) |
0.252 (↑0.002) | 2.540 (↓0.01) |
3 (-) |
ORIX |
66 | 63 | 3 | 0.512 (↑0.004) | 14.5 (↑1) |
11 | 459 (+5) | 485 (+4) | 90 (+1) | 56 (-) |
0.255 (↓0.001) | 3.400 (-) |
4 (-) |
楽天 |
63 | 66 | 2 | 0.488 (↑0.004) | 17.5 (↑1) |
12 | 413 (+2) | 473 (+1) | 67 (-) | 104 (-) |
0.247 (↑0.001) | 3.320 (↑0.02) |
5 (-) |
西武 |
59 | 69 | 3 | 0.461 (↓0.004) | 21 (-) |
12 | 369 (+1) | 412 (+2) | 74 (+1) | 86 (-) |
0.233 (-) | 2.890 (-) |
6 (-) |
ロッテ |
51 | 78 | 3 | 0.395 (↓0.003) | 29.5 (-) |
11 | 416 (+7) | 527 (+8) | 71 (+1) | 66 (-) |
0.240 (-) | 3.720 (↓0.04) |
コメント