ロッテ(☆7対0★)楽天 =リーグ戦24回戦(2025.09.18)・ZOZOマリンスタジアム=
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楽天
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ロッテ
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勝利投手:種市 篤暉(8勝7敗0S)
敗戦投手:岸 孝之(6勝6敗0S)
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◆投打のかみ合ったロッテが快勝。ロッテは初回、藤岡の適時二塁打などで一挙4点を先制する。続く2回裏には高部の適時三塁打と山本の適時二塁打で3点を挙げ、リードを広げた。投げては、先発・種市が7回無失点の力投で今季8勝目。敗れた楽天は、先発・岸が試合をつくれなかった。

◆楽天はロッテに敗れ、連勝が3で止まった。先発の岸孝之投手(40)は立ち上がりからロッテ打線の猛攻を止められなかった。初回、西川、岡の連打と犠打で1死二、三塁のピンチを招くと、山本、寺地にまさかの連続四球。押し出しで先制を許す形に、思わず膝に手をつきうなだれた。その後も藤岡に2点適時二塁打、安田に犠飛を打たれた。2回にも、1死一、三塁のピンチを招くと高部に2点適時三塁打、山本に適時二塁打を浴びた。序盤で7失点と波に乗れず、6敗目を喫した。打線はロッテ先発種市の前に7回まで4安打で好機をつくれなかった。試合前時点で3位オリックスに2・5差と迫っていたが、逆転でのCS進出に向け、痛い敗戦となった。

◆ロッテ先発の種市篤暉投手(27)が7回4安打6奪三振無失点と好投し5連勝となった。初回は2死一、三塁のピンチを招くも宗山を二ゴロに抑えた。その後は一度も得点圏に走者を置くことなく、テンポの良いピッチングで83球で7回を投げきり、9試合連続でのクオリティースタート(6回以上、自責3以下)を記録した。打線は序盤から攻め立てた。初回に1死満塁から押し出しで先制。直後に藤岡裕大内野手(32)の2点適時二塁打、安田尚憲内野手(26)の犠飛で一挙4得点を奪った。2回にも1死一、三塁から高部瑛斗外野手(27)が2点適時三塁打、山本大斗外野手(23)が適時二塁打を放ち、2回までで7-0と突き放した。

◆楽天はロッテに敗れ、連勝が3で止まった。先発の岸孝之投手(40)は立ち上がりからロッテ打線の猛攻を止められなかった。初回、西川、岡の連打と犠打で1死二、三塁のピンチを招くと、山本、寺地にまさかの連続四球。押し出しで先制を許す形に、思わず膝に手をつきうなだれた。その後も藤岡に2点適時二塁打、安田に犠飛を打たれた。2回にも、1死一、三塁のピンチを招くと高部に2点適時三塁打、山本に適時二塁打を浴びた。序盤で7失点と波に乗れず6敗目を喫し「ストライクを取るのに苦労した。仙台で勝ってきたのに、そういう勢いに水を差してしまって申し訳ないという気持ちです」と話した。打線はロッテ先発種市の前に7回まで4安打で好機をつくれなかった。三木肇監督(48)は「(岸は)らしくなかった。経験豊富な彼だから、今後に向けてまた生かしてくれると思う。たくさん応援いただいて、1戦1戦負けられない戦いの中でこういう試合になって、申し訳ない」と話した。逆転でのCS進出に向け、痛い敗戦となった。

◆先発の種市篤暉投手(27)が7回4安打6奪三振無失点と好投し5連勝となった。初回は2死一、三塁のピンチを招くも宗山を二ゴロに抑えた。その後は一度も得点圏に走者を置くことなく、テンポの良いピッチングで83球で7回を投げきり、9試合連続でのクオリティースタート(6回以上、自責3以下)を記録した。吉井理人監督(60)は「余分なイニングなんで、この後もしっかり投げてもらいたいから、あそこで代えました」と7回降板の意図を説明した。打線は序盤から攻め立てた。初回に1番西川史礁外野手(22)と2番岡大海外野手(34)が連打で出塁し1死満塁から押し出しで先制。直後に藤岡裕大内野手(32)の2点適時二塁打、安田尚憲内野手(26)の犠飛で一挙4得点を奪った。吉井監督は西川について「1番バッターは文字通り切り込み隊長なので、切り込んでくれた」と評価した。2回にも1死一、三塁から高部瑛斗外野手(27)が2点適時三塁打、山本大斗外野手(23)が適時二塁打を放ち、2回までで7-0と突き放した。指揮官は「ランナーたまったところで、藤岡と高部が長打打ってくれたのが大きかった」と評価した。

◆ロッテドラフト1位の西川史礁外野手(22)が今季35度目のマルチ安打をマークした。「1番左翼」で先発出場した西川は初回の第1打席で初球を右前打にして先制につなげた。「ファーストストライクは、もう、どんどん行こうと思ってるんで、それはどの試合でも振れる準備は毎試合してますし、それが結果につながってよかった」と振り返った。2回の第2打席でも「ツーストライクに追い込まれてるので、しっかりとセンター方向にかえそうと思っていました」と右前打を放った。これで今季392打席。残り12試合でシーズン規定打席(443打席)も現実的な数字になってきた。「今日も5打席皆さんのおかげで回してくださりましたし、規定打席っていうのは立てればいいなとは思ってるんですけど、自分自身3割打ちたいっていうのは一番あるんで、規定打席よりも毎打席ヒットを打てるように、どうあるべきかっていうのを常に考えながら、試合中も考えてやってます」と目の前の打席に集中する。

◆今季限りでの現役引退を表明しているロッテの美馬学投手(39)が18日、ZOZOマリンスタジアムで引退会見を行った。冒頭に「私、美馬学は今年で15年間の現役生活の幕を降ろすことを決めました。本当にお世話になりました」とあいさつした。9日に引退を発表。決断の時期について「8月末から9月頭くらい」と明かした。「もう一度1軍に上がりたいと頑張ってきて、やっと投げられるようになったときにまた肘を痛めて、どうなんだろうなって気持ちになった」。悩み続けた肘痛の再発が決定打になったと説明した。プロ野球の投手としては最小兵に近い身長169センチ。「身長だったり、いろんな劣等感の中で野球をやってきた。とにかく負けたくない、大きい人に勝ちたいいう反骨心は常に持ってやってこれた」。右肘には計6回メスを入れたが、その度に復活してきた。「野球ができなくなると、やっぱり野球が好きだと改めて確認して、またマウンドに立ちたい、1軍で投げたい、勝ちたい、という思いが自分の気持ちを支えてくれた」。反骨心を原動力に右腕を振り続けた。楽天時代に2013年の日本シリーズで2勝を挙げ、MVPに輝いた。30日に古巣との最終戦(ZOZOマリン)で引退試合を迎える。(片岡将)会見の最後には中大の2学年後輩の沢村がサプライズで花束贈呈。「まだ終わってないので、最後まで姿を見させてもらいます」と背中を追いかけ続けた先輩に声を掛けると、美馬は「やっと実感が湧いてきたわ」と感慨深げ。中大の後輩で引退後、球団職員に転身している井上晴哉氏と松田進氏も登場して花束をプレゼント。会見は和やかな雰囲気で終わった。

◆ロッテが快勝。種市がテンポのいい投球で7回を無失点とし8勝目を挙げた。一回に藤岡の2点二塁打、安田の犠飛などで4点を先行し、二回は高部の2点三塁打などで3点を追加した。楽天は岸が序盤に崩れ、連勝が3でストップ。

◆ロッテ先発の種市篤暉投手(27)が7回無失点の好投で自身5連勝となる8勝目(7敗)を挙げた。クオリティースタート(QS=6回以上3自責点以下)は9試合連続の安定感で楽天打線を寄せ付けなかった。7回をわずか83球で4安打1四球で無失点。普段は辛口の吉井監督も「種市は初回から良かったですね」と褒めたが、当の種市の自己採点は「初回から変化球が良くなかった。フォークは自分の理想とするものではなかったし、スライダーはカウントを取るためにしか使えない」と厳しい。それでもこの試合で規定投球回数を超える146回?に達し、勝ち星も2桁勝利まであと2つに迫った。この日は大先輩の美馬が引退会見に臨んだ。面倒見のいい兄貴分から教わることも多かったといい「2013年の日本シリーズも見ていたので、引退するのは悲しいですけど、色々教えてもらった。変化球もそうですし、マウンドにどういう気持ちで上がるとか。感謝してます。やっぱりフォークボールを教えてもらったのが僕の引き出しの中では1番大きいかなと思います」と感謝が絶えなかった。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
80474 0.630
(↑0.003)
M7
(↑2)
12504
(+3)
366
(+2)
90
(+1)
95
(-)
0.255
(-)
2.440
(-)
2
(-)
日本ハム
77533 0.592
(↓0.005)
4.5
(↓1)
10513
(+2)
374
(+3)
122
(-)
68
(+2)
0.250
(-)
2.530
(-)
3
(-)
ORIX
65633 0.508
(↓0.004)
15.5
(↓1)
12454
(+1)
481
(+2)
89
(-)
56
(+2)
0.256
(↓0.001)
3.400
(↑0.01)
4
(-)
楽天
62652 0.488
(↓0.004)
18
(↓1)
14410
(-)
468
(+7)
66
(-)
104
(-)
0.247
(-)
3.360
(↓0.03)
5
(-)
西武
58683 0.460
(↑0.004)
21.5
(-)
14364
(+2)
409
(+1)
72
(-)
86
(-)
0.234
(↑0.001)
2.910
(↑0.02)
6
(-)
ロッテ
51773 0.398
(↑0.004)
29.5
(-)
12409
(+7)
519
(-)
70
(-)
66
(-)
0.240
(↑0.001
3.680
(↑0.03)