1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DeNA | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 6 | 0 | 0 |
中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 1 | 0 |
勝利投手:東 克樹(14勝8敗0S) (セーブ:伊勢 大夢(0勝4敗11S)) 敗戦投手:金丸 夢斗(2勝6敗0S) |

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◆投手戦を制したDeNAが5連勝。DeNAは0-0で迎えた7回表、1死三塁から東がスクイズを決め、試合の均衡を破る。投げては、先発・東が8回4安打無失点9奪三振の快投。最後は2番手・伊勢が締め、東は今季14勝目を挙げた。敗れた中日は、打線が4安打無得点と沈黙した。
◆DeNAがノーヒットながら奇策で先制した。両軍無得点の7回、先頭の石上泰輝内野手(24)が一失策で出塁。続く林の打席で二盗に成功し無死二塁のチャンスを作った。林の右飛で二走の石上がタッチアップして1死三塁とすると、ここまで無失点投球を続けていた先発・東克樹投手(29)が仕上げた。中日金丸の2球目に三走・石上がスタートを切って、東もスクイズでしっかりと転がした。奇策でチームに先制点をもたらした。試合前時点で犠打はリーグ最少の72だったが、ここぞのスクイズで効率よく先制点をゲットした。
◆中日が接戦を落とし、借金は今季ワーストの15に膨らんだ。ドラフト1位中日金丸夢斗投手(22)が先発した。4回、2死満塁のピンチを迎えたが、DeNA林琢真内野手(25)を空振り三振に仕留めて無失点。6回まで4安打6三振。スコアボードに「0」を並べた。しかし、7回、先頭石上泰輝内野手(24)に味方エラーでの出塁を許すと、盗塁と犠飛で1死三塁とされ、相手先発の東克樹投手(29)に先制のスクイズを決められた。打線の援護がないまま、金丸は7回1失点で降板。10日ヤクルト戦に続く連勝はつかめなかった。
◆DeNA三浦監督がラミレス前監督を上回って球団歴代単独3位となる通算337勝目を挙げた。7回1死三塁、投手・東にスクイズのサインを出す奇策で決勝点をもぎ取り「一発で決められたのが良かった」とたたえた。5年間で積み上げてきた白星にも「選手たちが頑張ってやって積み重ねてきた数字。毎年毎年、勝負してますから。また明日、頑張ります」と一戦必勝の姿勢を貫いた。
◆DeNA東克樹投手(29)が、セ・リーグでハーラートップを独走する14勝目を挙げた。持ち前の丁寧な投球で102球を投げ、8回4安打無失点9奪三振と快投。7回1死三塁には決勝スクイズも決め、攻守で野球センスを存分に披露した。対中日は自身11連勝とし、三浦大輔監督(51)に球団歴代単独3位となる通算337勝目をプレゼント。チームも今季最長タイの5連勝を収め、CSホーム開催の権利を持つ2位死守へまた1歩前進した。東が自信を持ってバットを寝かせた。7回1死三塁、2球目。中日金丸の146キロ直球をコツンと転がした。絶妙なスクイズを決め「ワンチャンスをどちらがものにするかという試合だった。(スクイズの)可能性は感じてたので動揺することなく決められました」と決勝点をもぎ取った。本職のマウンドでも、好相性の中日打線を気迫で圧倒した。7回、先頭細川に二塁打を浴びて無死二塁のピンチを招くと、ギアを1段階上げた。福永、山本、ボスラーと3者連続空振り三振。8回4安打無失点と沈黙させ、対中日は今季4戦4勝で、23年4月30日から自身11連勝とした。投打での「野球センス」が光る。今季、得点圏打率は3割3分3厘を誇り、犠打もチーム最多タイの11。試合前練習では通常メニュー後に屋外の暑さに体を慣らすために、野手陣の打撃練習の打球を外野で守る「打球捕」で汗を流す。外野守備のセンスには、河田外野守備兼野手コーチも舌を巻くほど。「体を動かすのが好きで、小学生時代も休み時間にいろいろなスポーツをしていたのが運動神経につながっていると思う」と振り返る。たゆまぬ鍛錬も血肉になっている。バンテリンドームからほど近い愛工大名電時代。冬練で毎朝午前6時から約1時間半、足袋をはいてひたすらバント練習に費やした。極寒で手がかじかみながらの日々が、ここぞの決勝スクイズにつながり「さんざん名電時代にやった冬練が生きました」と回想した。二刀流の活躍でハーラートップを独走する14勝目を挙げ、目標に掲げる最多勝に前進。さらに三浦監督に球団歴代単独3位となる通算337勝目をプレゼントした。「今日勝ちを取れたのはチームとしても僕個人としても非常に大きかった」と東。エースの称号に、もはや異論はない。【小早川宗一郎】
◆中日が今季24度目の完封負けを喫し、借金は今季ワーストの15に膨らんだ。中日はドラフト1位中日金丸夢斗投手(22)が先発した。4回、2死満塁のピンチを迎えたが、DeNA林琢真内野手(25)を空振り三振に仕留めて無失点。6回まで4安打6三振。スコアボードに「0」を並べた。しかし、7回、先頭石上泰輝内野手(24)の打球を一塁ジェイソン・ボスラー外野手(32)がファンブルして出塁を許すと、盗塁と犠飛で1死三塁とされ、相手先発の東克樹投手(29)にスクイズを決められた。打線の援護がないまま、金丸は7回1失点で降板。10日ヤクルト戦に続く連勝はつかめなかった。
◆中日が今季24度目の完封負けを喫し、借金が今季ワーストの15に膨らんだ。先発金丸夢斗投手(22)は7回1失点(自責0)と好投したが、打線が援護できなかった。DeNA東との対戦は今季4戦4敗で、天敵にまたしても白星を献上。井上監督は「向こうのペースにいつも引き込まれている。ミスをやった方が負けという典型的な試合だったかなと思います」と厳しい表情で語った。▽中日金丸(7回自責0の1失点で6敗目)「球数が多くなってしまったことは反省したい。大胆にいく場面、時間を使う場面、メリハリがもう少しあれば楽にピッチングができたと思います」
◆DeNA東克樹投手(29)が、セ・リーグでハーラートップを独走する14勝目を挙げた。持ち前の丁寧な投球で102球を投げ、8回4安打無失点9奪三振と快投。7回1死三塁には決勝スクイズも決め、攻守で野球センスを存分に披露した。対中日は自身11連勝とし、三浦大輔監督(51)に球団歴代単独3位となる通算337勝目をプレゼント。チームも今季最長タイの5連勝を収め、CSホーム開催の権利を持つ2位死守へまた1歩前進した。DeNAが東-伊勢のリレーで1-0勝利。唯一の得点は7回、東のスクイズで挙げたもの。自らのスクイズによる1-0勝利投手は、71年7月23日高橋明(西鉄)が東映戦で記録して以来、54年ぶり。高橋明は4回1死一、三塁で一塁前にスクイズ(記録は一安)を決め、完封で9勝目を挙げている。2リーグ制後は2度目の珍しいケースで、セ・リーグでは東が初めてになる。
◆8月中旬から2番に入るDeNA・桑原将志外野手(32)が、金丸から複数安打を記録した。一回は内角の直球に詰まらされながらも中前に落とし、五回はチェンジアップを右中間に運ぶ二塁打。1番での出場が続く好調の蝦名と上位打線を組み、中軸につなぐ役割を果たす。桑原はトップバッターとしての経験も豊富で、三浦監督は「1番が2人いるよう」と買っている。
◆DeNA・東克樹投手(29)が先発し、スクイズを決めて均衡を破った。七回1死三塁。2球目にバットを寝かせると、直球の勢いを殺して投前に転がした。ドラフト1位の金丸との投げ合いで自らを援護。14勝目をかけて登板した左腕は「かわらずチーム最優先で投げていく。その中で勝ち星が付けばうれしい」と勝負に臨んでいた。
◆DeNAが5連勝。東が8回を4安打に抑えて三塁を踏ませず、リーグ最多14勝目を挙げた。変化球を低めに集めて9奪三振。七回には均衡を破るスクイズを決めるなど、投打で躍動した。伊勢が11セーブ目。中日の金丸は6敗目。
◆DeNAが5連勝。東が8回を4安打に抑えて三塁を踏ませず、リーグ最多14勝目を挙げた。変化球を低めに集めて9奪三振。七回には均衡を破るスクイズを決めるなど、投打で躍動した。伊勢が11セーブ目。中日の金丸は6敗目。
◆DeNA・東克樹投手(29)が8回4安打無失点で三塁を踏ませず14勝目を挙げた。低めに変化球を投げ込み9奪三振。打っては七回に均衡を破るスクイズを華麗に決めた。チームは5連勝となり貯金は2に。「ピンチを何回も迎えたが、粘り強く投げることができた。どうしても勝ちたかったので、絶対に勝つという強い思いでマウンドに立った」と振り返り、スクイズに関しては「愛工大名電時代、バント練習をすごくやらされていた。バントはすごく体にしみついているので、それが生きて良かった」と胸を張った。
◆?DeNA・三浦監督が監督通算337勝目(339敗29分け)を挙げて、ラミレスの336勝を抜いて球団(前身を含む)歴代単独3位となった。球団最多記録は別当薫の494勝、2位が三原脩の461勝。?先発投手の東が七回に決めたスクイズが決勝点。投手が自ら勝利打点を挙げてスコア1-0で勝利したのは、2022年9月11日のヤクルト・小川泰弘(対DeNA、7回無失点、勝利打点=単打、横浜)以来3年ぶり。DeNAでは1990年4月28日の中山裕章(対阪神、完封勝利、勝利打点=犠飛、甲子園)以来35年ぶり。?東の対中日は23年4月30日から11連勝。DeNA投手の同一カード11連勝は1961-62年の秋山登の対中日12連勝、84-86年の遠藤一彦の対ヤクルト11連勝に次いで39年ぶり3人目。

<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
優勝 (-) |
阪神 |
81 | 49 | 3 | 0.623 (↑0.003) | - (-) |
10 | 462 (+6) | 320 (+1) | 83 (-) | 96 (+1) |
0.244 (↑0.001) | 2.160 (↑0.01) |
2 (-) |
DeNA |
65 | 63 | 5 | 0.508 (↑0.004) | 15 (-) |
10 | 454 (+1) | 417 (-) | 99 (-) | 61 (+1) |
0.241 (-) | 2.880 (↑0.03) |
3 (-) |
巨人 |
65 | 65 | 3 | 0.500 (↑0.004) | 16 (-) |
10 | 427 (+4) | 420 (+2) | 90 (+1) | 49 (-) |
0.247 (↓0.001) | 2.870 (↑0.01) |
4 (-) |
広島 |
58 | 70 | 5 | 0.453 (↓0.004) | 22 (↓1) |
10 | 421 (+1) | 442 (+6) | 68 (-) | 55 (-) |
0.248 (-) | 3.040 (↓0.01) |
5 (-) |
中日 |
58 | 73 | 2 | 0.443 (↓0.003) | 23.5 (↓1) |
10 | 371 (-) | 428 (+1) | 75 (-) | 78 (+1) |
0.231 (↓0.001) | 2.930 (↑0.03) |
6 (-) |
ヤクルト |
48 | 75 | 6 | 0.390 (↓0.003) | 29.5 (↓1) |
14 | 381 (+2) | 526 (+4) | 80 (-) | 55 (+1) |
0.231 (↓0.001) | 3.710 (↓0.01) |
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