オリックス(★3対4☆)ソフトバンク =リーグ戦19回戦(2025.09.14)・京セラドーム大阪=
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ソフトバンク
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ORIX
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勝利投手:有原 航平(12勝8敗0S)
(セーブ:杉山 一樹(3勝3敗26S))
敗戦投手:山岡 泰輔(4勝3敗0S)
  DAZN
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◆ソフトバンクは3点を追う6回表、野村、海野、代打・笹川の3者連続適時打で同点とする。なおも続く好機で柳町が適時打を放ち、勝ち越しに成功した。投げては、先発・有原が7回3失点の力投で今季12勝目。敗れたオリックスは、4番手・山岡が振るわなかった。

◆オリックスは左腕の曽谷龍平が先発する。曽谷のソフトバンク戦は通算9試合登板して2勝4敗、防御率3・18。45回1/3を投げて被打率2割6分5厘だが、このカードでは右打者に86打数18安打の被打率2割9厘に対し、左打者には83打数27安打の被打率3割2分5厘。周東に20打数7安打、柳町に10打数6安打、近藤に9打数3安打と主軸の左打者に苦戦中だ。

◆オリックスの先発、曽谷龍平投手(24)がアクシデントに見舞われ、場内は騒然となった。2回、2死一、二塁でソフトバンク海野の折れたバットが右胸付近に直撃。その場に倒れ込み、すぐにトレーナーらが駆けつけた。曽谷はそのまま担架で運ばれ、2番手横山楓投手(27)と交代となった。球団は「曽谷龍平投手は、2回の守備の際、折れたバットが胸部に直撃したため、交代となりました。検査のため、大阪市内の病院を受診いたします」と発表した。2死満塁で緊急登板となった横山楓は、9番佐藤直を直球勝負で3球三振。オリ党から歓声が上

◆ソフトバンクが逆転勝ちし、連勝で優勝マジックを自力で1つ減らして「12」とした。見事な集中打だった。3点を追う6回だ。1死一塁から4連打で追いつくと、なおも2死一、三塁で2番柳町達外野手(28)が勝ち越しタイムリーを放った。この回、打者10人の猛攻で試合をひっくり返した。先発マウンドに上がった有原航平投手(33)は7回を4安打3失点で今季12勝目。3回に3点を失うも、4回以降は修正した。これで今季ここまでオリックス戦は4試合で無傷の4勝をマークした。チームも対オリックスの連勝を7とし、ここまで14勝

◆オリックスは2戦連続の逆転負けで首位ソフトバンク戦7連敗を喫した。前日13日は1点リードの9回にアンドレス・マチャド投手(32)がつかまり、この日は3点のリードを守れなかった。序盤にアクシデントに見舞われた。0-0の2回、2死一、二塁。ソフトバンク海野の折れたバットが先発の曽谷龍平投手(24)の右胸付近に直撃。その場に倒れ込み、担架で運ばれた。2死満塁で緊急登板となった2番手の横山楓投手(27)は、佐藤直を直球勝負で3球三振。2回1/3を1安打無失点、5奪三振と好リリーフでつないだ。打線は3回。1死か

◆オリックスは、折れたバットが胸部に直撃し、緊急降板となった曽谷龍平投手(24)について、大阪市内の病院を受診し、胸部の打撲と診断されたことを発表した。ソフトバンク戦に先発。2回、2死一、二塁でソフトバンク海野の折れたバットが胸部に直撃。その場に倒れ込み、担架で運ばれた。検査後は球場に戻り、自力で帰路へ。「大丈夫です。打球を追いかけていたので、バットが見えていなかった。(バットが当たり)息がしづらかったですね。(最悪の事態にならず)運が良かったです」。15日以降は患部の状態を確認しながら、練習等を行って

◆ソフトバンク笹川吉康外野手(23)が代打で貴重な同点打を放った。6回、2点を挙げなおも1死一、三塁の場面で9番佐藤直の代打で登場。山岡の2球目のカットボールを右前タイムリーとした。「点が入りやすい場面。何でもいいのでとりあえず1点は入るように、それしか考えてなかった」。今季2度目の代打で初打点。自らのバットは発注中で山川のバットを借りての快打だった。

◆ソフトバンク有原航平投手(33)が12勝目を挙げた。3回に4安打などで3点を先制されたが、4回以降はパーフェクト投球。6回に味方打線が一挙4得点で逆転。7回90球を投げ、先発の仕事を果たした。オリックス戦は今季4戦4勝と好相性。「先に点を与えてしまいましたが、4回以降は切り替えて投げることができたと思います。何より逆転してくれた野手の方には本当に感謝したい」。エース右腕がVロードをしっかりけん引した。

◆これが首位の強さか下位打線からのビッグイニング柳町達 逆転打でガッツポーズ?プロ野球 (2025/9/14)??オリックス×ソフトバンク??Live on DAZN#オレをみろ #sbhawks #だったらDAZN

◆ソフトバンク柳町達外野手(28)が決意のひと振りで試合を決めた。3-3の6回2死一、三塁の場面だ。「ここで打てなかったら『終わりだ』と思うくらい...。もう、死ぬ気で頑張りました」。初回の第1打席から3打席連続三振。勝負の局面で燃え、オリックス5番手才木の外角フォークを初球打ち。打球は中前ではずみ、汚名返上の一打が値千金の決勝タイムリー。一塁ベース上で右こぶしを突き上げ、安堵(あんど)の笑みを浮かべた。勝負強さが際立つ。今季はここまで得点圏打率3割2分7厘。要因はシンプル思考にある。「自分のやるべきことと

◆ソフトバンク近藤健介外野手(32)が9回無死二塁で代打が送られ、途中交代した。試合後、小久保監督は「腰の張りが強いので。明日は様子を見るかもしれない」と説明した。近藤は8月29日のロッテ戦(ZOZOマリン)で左脇腹に違和感を訴え、7日の楽天戦(みずほペイペイドーム)で8戦ぶりに代打で出場。直近4試合は指名打者でスタメンに名を連ねていた。

◆オリックスは15日も敗れれば2年連続リーグ優勝の可能性が消滅する。ソフトバンク先発有原から3点先取したが、6回に4番手山岡が3連続適時打を浴びて同点。5番手才木も止められず、この回4失点で2戦連続の逆転負けを喫した。同戦は7連敗で3勝14敗2分けと大きく負け越し。岸田監督は「粘り負けたと言いますか、持ちこたえられなかった。悔しかった。なかなか勝てないですね」と厳しい表情。CSで対戦する可能性もあるだけに残り6戦での対策は急務だ。

◆オリックス西川龍馬外野手(30)が規定打席に到達し、打率3割1分4厘で首位打者に浮上した。4番DHで出場し、3回2死一、三塁で二塁へ適時内野安打。遊ゴロに倒れた9回の第4打席で規定打席に乗った。2位の楽天村林を1分7厘引き離し、パ唯一の3割打者となったが本人は努めて冷静。「打率はすぐに落ちるので、意識してもしょうがない。今はまだ気にしてないです」と引き締めていた。

◆オリックス西川龍馬外野手(30)が、14日のソフトバンク戦で規定打席に到達し、打率3割1分4厘でリーグトップに浮上した。2位は楽天村林一輝内野手(27)が、打率2割9分7厘で追いかけ、3位はソフトバンク周東佑京内野手(29)がつける。規定打席未満ながら、ソフトバンク牧原大成内野手(32)が、打率3割2厘をマークする。セ・リーグは、広島小園海斗内野手(25)が、リーグトップの打率3割5厘で巨人泉口友汰内野手(26)が2位につける。パ・リーグはオリックス西川、セ・リーグは広島小園がリーグで唯一の3割超

◆オリックス・曽谷龍平投手(24)がアクシデントに見舞われた。二回だ。2死一、二塁で海野を内角のスライダーでつまらせてゴロに打ち取るも、折れたバットが右胸付近に直撃。曽谷はそのまま倒れこみ、悶絶。立ち上がることができずに担架でベンチ裏へと運ばれた。そのまま降板となり、2死満塁で2番手・横山楓が緊急登板した。

◆ソフトバンクが3点を追った六回、一気に逆転した。五回まで無得点だった打線が、この回から登板した4番手・山岡を打ち崩した。先頭の中村晃内野手(35)が中前打で攻撃の口火を切った。1死後、栗原陵矢内野手(29)が右前打で続いて一、三塁をつくると野村勇内野手(28)が左翼への適時二塁打を放って1点を返す。さらに海野隆司捕手(28)が左前適時打を放って1点差とし、代打・笹川吉康外野手(23)が右前適時打を放って同点に追いつき、山岡を4連打でKOした。さらに代わって登板した才木に対して、2死一、三塁としてから柳町達

◆オリックスは2戦連続の逆転負けで、ソフトバンクに7連敗を喫した。三回に広岡の先制打を皮切りに中川、西川もタイムリーで続いて3点を先取。しかし、六回に登板した山岡が乱調だった。4連打で同点に追いつかれ、才木にスイッチしたが、柳町に勝ち越し打を浴びた。二回には先発の曽谷が折れたバットが右胸付近に直撃するアクシデントで緊急降板。救援投手でつないで勝利を目指したが、踏ん張れなかった。四回以降は無安打と沈黙。ソフトバンク有原に対し、チームは昨季から7連敗を喫した。

◆ソフトバンクが六回に3点差を逆転して2連勝とした。オリックス戦は7連勝。打線は五回まで得点できなかったが、3点ビハインドの六回に山岡を攻め、1死一塁から栗原陵矢内野手(29)、野村勇内野手(28)、代打・笹川吉康外野手(23)らによる4連打で同点に追いつくと、柳町達外野手(28)が中前に勝ち越しの適時打を放った。先発・有原航平投手(33)は7回4安打3失点。八回は松本裕樹投手(29)、九回は杉山一樹投手(24)がゼロで抑えた。有原は今季12勝目をマークした。

◆オリックス・曽谷龍平投手(24)が二回に折れたバットが胸部に直撃し、緊急降板。試合中に大阪市内の病院で受診し、「胸部の打撲」と診断を受けたと球団が発表した。幸いにも軽傷のもようで、明日以降は状態を見て練習に参加予定だ。

◆オリックス・西川龍馬外野手(30)が4打数1安打1打点で規定打席に到達し、打率・314でリーグトップに立った。三回に二塁内野安打で打点を挙げたが「(調子は)良くもなく悪くもなく」と淡々と振り返った。打率でトップに立ったことについては「そんなもん、すぐに落ちるので。意識してもしようがない」と足元を見つめた。チームはソフトバンクに7連敗。難敵から白星が遠い状況にある中で「(苦手意識などは)全くない。周りが思っているだけ。勝つためにまたどうするか考えてやればいい」と語った。

◆ソフトバンクは有原がチームトップの大関に並ぶ12勝目。三回に落ちる変化球をうまく捉えられて3点先制されても「四回以降は切り替えて投げることができた」と追加点を許さず、六回の逆転を呼び込んだ。変化球を軸に打たせて取り、七回まで投げて三回以外は全て三者凡退とした。3連敗の後に2連勝と上向きで、小久保監督から「相手に流れを渡さない投球だった」と評価された。

◆待望の一打に、ガッツポーズをつくってニンマリとした。ソフトバンクは「2番・右翼」で先発出場した6年目の28歳、柳町が3-3の六回に中前へ決勝打を放ち、連日の逆転勝利だ。「ああいう緊迫した場面で一本出たのはいい経験、自信になる」前半くすぶっていた鷹打線は六回に火が付き、4連打で3-3の振り出しに戻した。さらに2死一、三塁とした場面で柳町が打席を迎えた。前の3打席すべて三振を喫していたが「『ここで打てなかったら、もう終わり』と、捨て身の強い集中力で」と腹をくくって才木の外角高めに抜けたフォークを逃さず、

◆オリックスは投打ともに力の差を見せつけられ、今季17度目の零封負け。ソフトバンクに8連敗となった。さらに2位日本ハムが西武に勝利したことでオリックスのリーグ優勝の可能性が完全に消滅した。先発のエスピノーザは五回途中4失点で試合を作れず。打線も五回まで毎回安打が出るも好機を広げられず、最後までホームが遠かった。

◆オリックスはソフトバンクに敗れ、2位日本ハムが西武に勝利したことで2年連続のV逸が決まった。岸田護監督(44)は試合後に取材に応じ、結果を受け止めた。「全員が悔しいと思っている。また次の目標がありますから、一戦一戦やっていく」今季は開幕前に吉田、宇田川ら救援として期待されていた投手陣が手術を受けて長期離脱が決定。打線の軸となる森もオープン戦で負傷して出遅れるなど故障者が絶えなかった。開幕以降は太田らを中心とした好調の打線がチームをけん引したが、徐々に不安視されていた救援陣が踏ん張れない試合が目立ち、7月に初めて守り続けていた首位の座から陥落した。現在3位のチームはこのままAクラスを死守し、残り15試合でクライマックスシリーズ(CS)進出を目指して戦う。指揮官は「なんとか粘って一戦一戦(白星)とるということ。守りに入らず攻めていくところが大事になる。気持ちで負けないように」と引き締めた。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
77474 0.621
(↑0.003)
M12
(↑1)
15485
(+4)
356
(+3)
89
(-)
95
(+1)
0.253
(-)
2.420
(↓0.01)
2
(-)
日本ハム
76513 0.598
(↑0.003)
2.5
(-)
13497
(+4)
363
(+3)
118
(+2)
66
(-)
0.250
(-)
2.510
(↓0.01)
3
(-)
ORIX
64603 0.516
(↓0.004)
13
(↓1)
16445
(+3)
469
(+4)
87
(-)
54
(-)
0.258
(-)
3.410
(-)
4
(-)
楽天
60642 0.484
(↑0.004)
17
(-)
17402
(+5)
455
(+1)
65
(+2)
103
(+1)
0.247
(↓0.001)
3.360
(↑0.02)
5
(-)
西武
57663 0.463
(↓0.004)
19.5
(↓1)
17349
(+3)
385
(+4)
66
(+2)
84
(-)
0.232
(↓0.001)
2.850
(↓0.02)
6
(-)
ロッテ
49753 0.395
(↓0.003)
28
(↓1)
16393
(+1)
506
(+5)
70
(-)
63
(-)
0.239
(-)
3.730
(↓0.01)