1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DeNA | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 4 | 1 | 10 | 16 | 0 | 0 |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 | 7 | 2 | 2 |
勝利投手:ジャクソン(10勝6敗0S) 敗戦投手:高梨 裕稔(2勝6敗0S) 本塁打 |

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◆DeNAは初回、松尾の適時打で2点を先制する。そのまま迎えた3回表に佐野の適時二塁打などで2点を加えると、その後も攻撃の手を緩めず、終わってみれば16安打で10得点を挙げた。投げては、先発・ジャクソンが7回4安打無失点の力投で今季10勝目。敗れたヤクルトは、投打ともに振るわなかった。
◆ヤクルト北村拓己内野手(30)が緊急登板した。1回を2安打1四球1三振の1失点だった。8点を追う9回、マウンドを託された。名前がコールされると、神宮がどよめいた。1失点こそしたが、1死一塁から石上を134キロ直球で空振り三振に仕留めた。柴田を137キロ直球で3つ目のアウトを取ると、大きな拍手が注がれた。大差が付いた状況で、投手の肩を休ませた。北村拓は巨人時代の23年9月2日DeNA戦で8点を追う8回に登板し、1回1失点に抑えた経験がある。■北村の投球内容林 中前打石上 空振り三振神里 右越え二塁打蝦名 中犠飛桑原 四球柴田 二ゴロ
◆DeNAは2桁安打と打線が爆発してヤクルトに快勝し、この日試合のなかった2位巨人とのゲーム差を「1」に縮めた。4試合ぶりにスタメンマスクをかぶった若き正捕手候補、DeNA松尾汐恩捕手(21)が攻守で躍動した。DeNAアンドレ・ジャクソン投手(29)と初めてバッテリーを組み、7回4安打無失点と好リード。攻撃では初回2死満塁からヤクルト先発高梨の直球を左前に運び2点を先制。 チームはさらに3回に佐野恵太外野手(30)の右フェンス直撃二塁打で3点目、林琢真内野手(25)の中犠飛で4点目、6回以降も追加点を挙げてリードを広げた。来日2年目のジャクソンは、8月1日巨人戦(東京ドーム)で挙げた9勝目以降白星がついていなかったが、自身初の2桁勝利となる10勝目をマーク。4番村上を2打数無安打に抑えるなど、ナックルカーブと最速157キロ直球でヤクルト打線を封じた。
◆ヤクルトがDeNAに完敗した。8点を追う9回は北村拓己内野手(30)が緊急登板。大差を付けられ、野手登板で投手を温存した。先発の高梨裕稔投手(34)が5回8安打4失点で6敗目(2勝)となった。1回は2死満塁から松尾に左前2点適時打を献上すると、3回も3連打などで2失点を重ねた。高梨は21年5月からDeNA戦は8連敗となった。6回は下川隼佑投手(25)が1失点、8回は木沢尚文投手(27)が4失点と投手陣が打ち込まれた。打線はDeNA先発ジャクソンに7回4安打無失点に封じられた。1回は2死二塁、7回は1死一、二塁と好機を演出したが、決定打に欠いた。8回は1死から浜田が3号ソロを放ったが、打線は序盤に試合の主導権を失い、そのまま押し切られた。
◆ヤクルト北村拓己内野手(30)が緊急登板した。1回を2安打1四球1三振の1失点だった。8点を追う9回、マウンドを託された。名前がコールされると、神宮がどよめいた。1失点こそしたが、1死一塁から石上を134キロ直球で空振り三振に仕留めた。柴田を137キロ直球で3つ目のアウトを取ると、大きな拍手が注がれた。▽ヤクルト高津監督(北村拓の緊急登板に)「明日からのゲーム、来週の7連戦も考えた判断だった。ホセ(オスナ)が『俺が行く』と言っていたが、(北村)拓己にした。スローイングがよく、相手に当てる危険性が少しでも少ないので」
◆来日2年目のDeNAアンドレ・ジャクソン投手(29)が球団の外国人投手で3人目となる2ケタ勝利を挙げた。「成し遂げたいことの1つだったのでうれしい」と満面の笑みで話した。初めてバッテリーを組んだ21歳松尾とも息ぴったりで7回無失点の好投。「キャッチャーのみんなはいつも素晴らしいリードをしてくれる。今日はシオンが自信を持って投げさせてくれた」と語った。
◆ヤクルト北村拓己内野手(30)が9回に緊急登板した。1回を2安打1四球1三振の1失点だった。8点と敗色濃厚の9回、マウンドを託された。名前がコールされると、神宮がどよめいた。1失点こそしたが、1死一塁から石上を134キロ直球で空振り三振に仕留めた。柴田を137キロ直球で3つ目のアウトを取ると、大きな拍手が注がれた。最速は139キロで、変化球はスライダーを織り交ぜた。大差が付いた状況で、投手の肩を温存させた。8回の守備後に高津監督から「行けるか」と登板を打診された。即答で快諾し、ブルペンに向かった。試合後、北村拓は「ほんとはあってはいけないというか...そういうものだと思うが、チームのために監督が『行ってくれ』ということだったので、僕の中では『行けません』というのはなかった」と振り返った。「残り試合数が限られた中で、みんなでやっていくしかない。そのために今日は1人(投手を)休ませられた。次の試合、明日、全力で勝ちにいきたい」と言った。北村拓は巨人時代の23年9月2日DeNA戦で8点を追う8回に登板し、1回1失点に抑えた経験がある。2年ぶり2度目のマウンドとなった。高津臣吾監督(56)は「明日からのゲーム、来週の7連戦も考えた判断だった。ホセ(オスナ)が『俺が行く』と言っていたが、(北村)拓己にした。スローイングがよく、相手に当てる危険性が少しでも少ないので」と起用理由を説明した。■北村の投球内容林 中前打石上 空振り三振神里 右越え二塁打蝦名 中犠飛桑原 四球柴田 二ゴロ
◆DeNAは2ケタ安打と打線が爆発してヤクルトに快勝し、この日試合のなかった2位巨人とのゲーム差を「1」に縮めた。4試合ぶりにスタメンマスクをかぶった若き正捕手候補、DeNA松尾汐恩捕手(21)は「(試合に)不安なく入れるよう、少ない時間でもコミュニケーションは意識している。ジャクソンに点をあげたかったので頑張ろうと思った」と攻守で躍動した。DeNAアンドレ・ジャクソン投手(29)と初めてバッテリーを組み、7回4安打無失点と好リード。攻撃では初回2死満塁からヤクルト先発高梨の直球を左前に運び2点を先制。チームはさらに3回に佐野恵太外野手(30)の右フェンス直撃二塁打で3点目、林琢真内野手(25)の中犠飛で4点目、6回以降も追加点を挙げてリードを広げた。来日2年目のジャクソンは、8月1日巨人戦(東京ドーム)で挙げた9勝目以降白星がついていなかったが、自身初の2桁勝利となる10勝目をマーク。「2ケタ勝利は本当に難しいもの。成し遂げたいことの1つだったのでうれしい」と笑顔で振り返った。4番村上を2打数無安打に抑えるなど、ナックルカーブと最速157キロ直球でヤクルト打線を封じた。三浦大輔監督(51)は「(ジャクソンについて)立ち上がりから球の走りが良く、(前回登板から)しっかり修正してくれた。(松尾は)ミーティングから進めてくれて、ワンバウンドの球もよく止めて息も合っていた」とたたえた。
◆ヤクルト高津臣吾監督(56)は試合後、北村拓己内野手(30)を9回に緊急登板させた経緯を説明した。9点差をつけられた8回表の守備後、ブルペン陣の肩を温存するため、野手登板を決断した。「今日までたくさん投手、リリーフも使いましたし、点差、明日からのゲーム、来週の7連戦も考え、そういう判断にしました。すごく難しい判断でした」野手の中で北村拓を指名した経緯も続けた。「ホセ(オスナ)は『俺が行く』と言っていましたけど、(北村)拓己にしました。亜細亜(大)の後輩だからです」とした上で、明確な理由を説明。「スローイングがよく、コントロールがいいと思っていたので。相手に当てる危険性が少しでも少ない方に」とした。北村拓は1回を2安打1四球1三振の1失点だった。巨人時代の23年9月2日DeNA戦以来となる2年ぶり2度目のマウンドとなった。■北村拓の投球内容林 中前打石上 空振り三振神里 右越え二塁打蝦名 中犠飛桑原 四球柴田 二ゴロ
◆ヤクルト・山野太一投手が13日のDeNA戦(神宮)に先発する。前回6日のDeNA戦(横浜)では6回2失点で3勝目を挙げた。DeNA打線とはここまで4試合対戦し、2勝1敗、防御率3・27。自身2連勝中の左腕は「投げる試合は全部勝ちたい」と気合を入れた。
◆悔しさを晴らすように、1軍の舞台で躍動している。ヤクルト・北村恵吾内野手(24)が「3番・二塁」で先発出場。5試合連続のスタメン起用に応え、一回2死で左中間二塁打を放った。2年目の昨季は故障もあって1軍出場はなし。「けがしないことが一番大事だなというのは痛感しましたし、本当に悔しいシーズンでした」と振り返る。同じ轍は踏まぬよう現在は試合前後のケアを欠かさず行い、チャンスをつかんだ。チームは違えど、変わらぬ友情が刺激を与えてくれている。阪神の主軸である森下は同学年で、中大で4年間ともに汗を流した仲間。「本当にずっと仲良くしてきた」というように遠征時には2人で食事にも行く。「(森下)翔太は正直大学のときからすごかったですし、自分の中でライバルとは思ってない。翔太がああやって結果を残しているのを見て、自分は負けたくないなというよりも、自分ももっと頑張らないといけないなと思うような存在です」LINEで連絡を取り合い、「どういう意識で打っている?」「どういう意識で練習している?」と質問し、助言をもらうことも。代打での心構えを指摘されたこともあった。「いいバッターだと思っているので、少しでも吸収して、近づけるように」。ともにチームの中心選手として活躍する未来を夢見る。(赤尾裕希)
◆3年目捕手のDeNA・松尾汐恩捕手が輝きを放った。一回2死から四球と連打で満塁の場面で打席が回ると、カウント2―1から内角の直球に詰まりながらも左翼線に落として先制の2点打。一塁上で笑みを浮かべ、「チャンスで結果を出せてよかった」と振り返った。攻守で成長を続ける。先発ジャクソンとは今季23試合目で初のバッテリーを組んだ。直近は藤浪、森唯、平良といった実力者とコンビを組んで好投をサポート。正捕手の山本が主に女房役を務めてきた中での抜擢(ばってき)だったが、一回は北村恵に二塁打を許しながらも続く4番・村上を左飛に打ち取る上々の立ち上がりを見せた。今季は序盤にバウアーとのバッテリーでも注目され、外国人投手とも積極的にコミュニケーションを取る21歳が頼もしい。5月までに初本塁打を含む3発。持ち味の打撃で存在感を放ったが、6月以降は打撃で苦しい時間も続いた。8月7日に出場選手登録を抹消。同20日に再昇格した際には、「自分のやるべきことは明確にあった。バッティングもそうですけど、やっぱり守備面も日々考えながらやっていた」と真剣な表情で話していた。山本、戸柱との正捕手争いに堂々と挑んでいる若武者に3年目の甘えはない。「もっともっと勝ちに貢献できるように頑張りたい」と闘志を燃やし続ける。(阿部慎)
◆ヤクルト・北村拓己内野手(30)が1-9と8点ビハインドの九回に4番手として登板した。投手として出場するのは、巨人時代の2023年9月2日のDeNA戦(横浜)以来、2年ぶり2度目。先頭の林の中前打こそ許したが、続く石上を空振り三振に仕留めると神宮球場は割れんばかりの歓声が響いた。1回2安打1失点。大差がついたことから、救援陣の消耗を防ぐための〝緊急登板〟でしっかりと役目を全うした。
◆DeNAのアンドレ・ジャクソン投手(29)が先発し、7回4安打無失点と好投。球団の外国人投手では2017年のウィーランド、23年のバウアーに並んで最多となる10勝目を挙げた。立ち上がりから直球の走りがよく、カーブやチェンジアップをちりばめて打者を手玉に取った。三回には長岡の緩いゴロを背面でキャッチする好フィールディングも見せた。8月1日を最後に白星から遠のき、来日2年目で初となる2桁勝利を前に5度足踏みしていたが、過去3戦2勝と相性の良い神宮で悪い流れを絶った。助っ人右腕は「課題のフォームを意識して(左肩の)開きを抑えながら投球をすることができた。野手の皆さんにも助けられながら良い投球ができた」と納得顔を浮かべた。
◆DeNA打線が16安打で10得点と活発だった。三回までに松尾の2点打、佐野の適時二塁打などで4点を先行。以降も蝦名の適時打などで加点を続けた。ジャクソンが7回を無失点の力投で10勝目。ヤクルトは攻守に精彩を欠いた。
◆DeNA打線が16安打で10得点と活発だった。三回までに松尾の2点打、佐野の適時二塁打などで4点を先行。以降も蝦名の適時打などで加点を続けた。ジャクソンが7回を無失点の力投で10勝目。ヤクルトは攻守に精彩を欠いた。
◆DeNA打線が16安打で10得点と活発だった。三回までに松尾の2点打、佐野の適時二塁打などで4点を先行。以降も蝦名の適時打などで加点を続けた。ジャクソンが7回を無失点の力投で10勝目。ヤクルトは攻守に精彩を欠いた。
◆ヤクルトは投打がかみ合わず、DeNAに大敗。九回には内野手の北村拓が登板するなど、先発の高梨をはじめとした投手陣が八回までに9失点と乱調だった。
◆DeNA・佐野恵太外野手(30)が一回に左前打を放ち、6年連続のシーズン130安打に到達した。球団では近藤和彦、ローズ、石井琢朗、松原誠、駒田徳広に次いで6人目。2点リードの三回無死一、三塁では甘く入った直球を逃さず、右中間を破る適時二塁打を放った。チャンスに強く「しっかり頭の中を整理して打席に立っている」と冷静に語った。
◆セ・リーグ3位のDeNAは、ヤクルトに大勝し、2位の巨人とのゲーム差を1に縮めた。「6番・捕手」で出場した松尾汐恩捕手(21)が一回に先制の2点打を放つなど2安打2打点。守っては、今季初めてアンドレ・ジャクソン投手(29)と先発バッテリーを組み、7回4安打無失点の好投を引き出した。ヒーローインタビューで好投をたたえられたジャクソンは「ありがとうございます」と日本語で声を弾ませた。7回を散発4安打で無失点。球団の外国人投手では2017年のウィーランド、23年のバウアーに並んで最多となる10勝目を挙げた。立ち上がりから直球が走り、カーブやチェンジアップをちりばめて緩急も付けた。今季初めてバッテリーを組んだ松尾に導かれ、三回には長岡の緩いゴロを背面でキャッチする好フィールディングを見せた。打線の援護にも恵まれ「気持ち良く投げさせてもらった」と上機嫌だった。8月1日を最後に白星から遠のき、2桁勝利を目前に5度足踏みしていたが、体の開きを抑えるフォーム修正が奏功し、持ち味の球威を取り戻した。来日2年目の右腕は「記録を塗り替えられるように。11、12勝を目指して頑張っていきたい」と貪欲に語った。(鈴木智紘)
◆苦渋の決断だった。ヤクルト・高津臣吾監督(56)は8点差をつけられた九回表に、4番手として北村拓己内野手(30)をマウンドに送った。「すごく難しい判断でした。今日までたくさんリリーフも使いましたし、点差、明日からのゲームのことも、来週の7連戦も考えて。したくなかったですね」チームは7連戦中の4試合目。11日までの3試合はいずれもリリーフを4投手ずつ登板させていた。巨人時代の2023年にも1試合登板経験のある北村拓の起用理由について「コントロールがいいと思っていた。相手に当てる危険性が少しでも少ない方を、というのは思っていた。拓己が投げたことがあるのは知っていたし、そういう選択になった」と説明。木沢が八回に4失点したタイミングで決断した。八回表終了後、ベンチで指揮官に「いけるか?」と言われ「いけます」と即答した北村拓。1回2安打1失点で、石上からプロ初奪三振も記録し「チームのために監督がいってくれということだったので、『いけません』というのはなかった」と胸中を明かした。依然リーグ最下位で、借金は25。高津監督の決断、北村拓の奮闘を勝利につなげるしかない。(赤尾裕希)

<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
優勝 (1↑) |
阪神 |
79 | 47 | 3 | 0.627 (↑0.005) | - (-) |
14 | 440 (+98) | 305 (+83) | 81 (+19) | 94 (+13) |
0.243 (↓0.001) | 2.140 (↓0.14) |
2 (-) |
巨人 |
63 | 63 | 3 | 0.500 (-) | 16 (↓4) |
14 | 405 (+120) | 396 (+101) | 86 (+24) | 48 (+8) |
0.246 (↑0.005) | 2.770 (↓0.07) |
3 (-) |
DeNA |
61 | 63 | 5 | 0.492 (↑0.008) | 17 (↓3.5) |
14 | 435 (+126) | 408 (+118) | 94 (+36) | 60 (+14) |
0.240 (↑0.006) | 2.900 (↓0.15) |
4 (-) |
広島 |
56 | 68 | 5 | 0.452 (-) | 22 (↓5.5) |
14 | 403 (+109) | 426 (+113) | 67 (+19) | 55 (+8) |
0.247 (↑0.007) | 3.050 (↓0.12) |
5 (-) |
中日 |
57 | 70 | 2 | 0.449 (↑0.001) | 22.5 (↓5.5) |
14 | 368 (+110) | 416 (+120) | 75 (+25) | 76 (+15) |
0.232 (↑0.007) | 2.930 (↓0.07) |
6 (-) |
ヤクルト |
47 | 72 | 6 | 0.395 (↑0.02) | 28.5 (↓5.5) |
18 | 367 (+110) | 504 (+138) | 80 (+33) | 52 (+9) |
0.231 (↑0.004) | 3.640 (↓0.1) |
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